JP2020104816A - 車両用ホイール - Google Patents

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雄太 島村
Yuta Shimamura
雄太 島村
健一 長富
Kenichi Nagatomi
健一 長富
拓朗 濱
Takuro Hama
拓朗 濱
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【課題】ヘルムホルツレゾネータ内の空間の容積を好適に確保することが可能な車両用ホイールを提供する。【解決手段】車両用ホイールは、円筒形状を呈するホイール2と、ホイール2の外周面に設けられる副気室部材40と、を備え、ホイール2は、径方向に立設される第一側壁部22及び立壁部26を有し、副気室部材40は、第一側壁部22及び立壁部26と幅方向に並んで配置されており、第一側壁部22及び立壁部26の先端面又は副気室部材40と反対側の面に形成される係止溝部22a,26aと、副気室部材40に設けられる係止片部46,46とが、互いに係止されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ホイールに関する。
従来、車両用のホイールにおけるウェル部の外周面上に配置されるヘルムホルツレゾネータであって、ホイール幅方向に突出したその両縁部がリムに凹設されている周溝に係止されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このヘルムホルツレゾネータは、ウェル部の外周面に向けて押し付けられるとその両縁部が弾性変形することで周溝に容易に嵌り込む。そのため、このようなヘルムホルツレゾネータによれば、ホイールに対する取り付けを容易に行うことができる。
特開2012−45971号公報
かかるヘルムホルツレゾネータは、幅方向に突出した両縁部をヘルムホルツレゾネータの本体部と周溝が形成されている壁部との間に配置されるため、両縁部が存在するスペースの分だけヘルムホルツレゾネータの容積が小さくなるという問題を有している。
本発明は、前記事情に鑑みて創案されたものであり、ヘルムホルツレゾネータ内の空間の容積を好適に確保することが可能な車両用ホイールを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の車両用ホイールは、円筒形状を呈するホイール本体と、前記ホイール本体の外周面に設けられるヘルムホルツレゾネータと、を備え、前記ホイール本体は、径方向に立設される立壁部を有し、前記ヘルムホルツレゾネータは、前記立壁部と幅方向に並んで配置されており、前記立壁部の先端面又は前記ヘルムホルツレゾネータと反対側の面に形成される縦壁部側係止部と、前記ヘルムホルツレゾネータに設けられるヘルムホルツレゾネータ側係止部とが、互いに係止されていることを特徴とする。
本発明によれば、ヘルムホルツレゾネータ内の空間の容積を好適に確保することができる。
本発明の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体を模式的に示す断面図であり、回動軸の軸線方向から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体を模式的に示す断面図であり、図1のII−II線断面図である。 図2の部分拡大図である。
次に、本発明の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図1から図3において、「X」は、車両用タイヤホイール組立体の周方向、「Y」は、車両用タイヤホイール組立体の幅方向(回動軸の軸線方向)、「Z」は、車両用タイヤホイール組立体の径方向、をそれぞれ示している。以下の説明において、単に周方向、幅方向、径方向と表現する場合は、車両用タイヤホイール組立体の周方向、幅方向、径方向のことである。
<実施形態>
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1は、ホイール(ホイール本体)2と、タイヤ30と、副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)40と、を備える。ここで、ホイール2及び副気室部材40の組立体が、車両用ホイールを構成する。
<ホイール>
ホイール2は、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属製部材である。ホイール2は、略円板形状を呈するディスク10と、略円筒形状を呈するリム20と、を溶接等によって接合することによって略有底円筒形状に構成されている。
≪ディスク≫
ディスク10は、図示しないハブに連結される部位であり、リム20の幅方向端部(車幅方向外側の端部)の開口部に設けられている。本実施形態において、ディスク10は、いわゆるスポークディスクである。
≪リム≫
リム20は、幅方向中間部の第一周壁部21と、第一周壁部21の幅方向両端部から径方向外方に延設される一対の第一側壁部22,22と、第一側壁部22,22の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の第二周壁部23,23と、第二周壁部23,23の幅方向外端部から径方向外方に延設される一対の第二側壁部24,24と、第二側壁部24,24の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の端壁部25,25と、を一体に備える。リム20の幅方向両端部における第二周壁部23、第二側壁部24及び端壁部25の組み合わせが、タイヤ30が取り付けられるビードシートを構成する。また、第一周壁部21が、一対のビードシート間で径方向内方に窪むウェル部を構成する。
また、第一周壁部21の外周面の幅方向中間部には、環状の立壁部26が形成されている。立壁部26のうち、ディスク10側の第一側壁部22と対向する面には、周方向に延設される係止溝部26aが形成されている。また、ディスク10と反対側の第一側壁部22のうち、径方向外側面には、周方向に延設される係止溝部22aが形成されている。
<タイヤ>
タイヤ30は、ホイール2の外周面に取り付けられて、ホイール2とともに環状のタイヤ空気室S1を構成する主に樹脂製の部材である。タイヤ30は、リム20よりも大径の環状を呈する周壁部31と、周壁部31の幅方向両端部から径方向内方に延設される一対の側壁部32,32と、を一体に備える。周壁部31は、路面と接地する、いわゆるトレッド部である。側壁部32の基端部(径方向外端部)は、いわゆるショルダー部である。側壁部32の中間部(径方向中間部)は、いわゆるサイドウォール部である。側壁部32の先端部(径方向内端部)は、タイヤ空気室S1に空気が充填された際にリム20のビードシートに固定される、いわゆるビード部である。
<副気室部材>
副気室部材40は、タイヤ空気室S1で発生する共鳴音(気柱共鳴音)をヘルムホルツ共鳴によって消音するための部材である。副気室部材40は、樹脂製部材(例えば、ポリアミド樹脂(ポリアミドMXD6をベースレジンとするもの)、6ナイロン等の合成樹脂)であり、ブロー成形等によって製造可能である。
副気室部材40は、周方向に延設されて軸線視で円弧形状を呈する底壁部41と、底壁部41の周方向両端部から径方向外方に延設される一対の周方向側壁部42,42と、底壁部41の幅方向端部から径方向外方に延設される一対の幅方向側壁部43,43と、周方向側壁部42,42及び幅方向側壁部43,43の上端部を繋ぐように周方向に延設されて軸線視で円弧形状を呈する天井壁部44と、を備える。かかる副気室部材40の径方向寸法(底壁部41から天井壁部44までの高さ)は、第一側壁部22及び立壁部26の立設高さと同等かそれよりも大きく設定されている。また、副気室部材40は、壁部のいずれか(本実施形態では、天井壁部44)から突設される管部45を備える。かかる管部45は、副気室部材40内の空間である副気室S2とタイヤ空気室S1とを連通させる連通孔として機能する。
本実施形態では、4つの副気室部材40は、90°の回転対称となるように周方向に配列されている。なお、4つの副気室部材40は、管部45の先端側の開口部(すなわち、消音機能を発揮する部位)が90°間隔に配置されていればよい。
また、副気室部材40は、幅方向一対の係止片部46,46を備える。係止片部46は、天井壁部44の幅方向端部から幅方向にさらに延設される部位であり、先端部が鉤状に湾曲している。詳細には、図3に示すように、係止片部46は、天井壁部44の幅方向端部から幅方向に延設される延出壁部46aと、延出壁部46aの先端部から径方向内方に延設される径方向壁部46bと、径方向壁部46bの径方向内端部から幅方向側壁部43側に延設される折り返し壁部46cと、を一体に備える。
ここで、第一側壁部22の係止溝部22aは、開口部においてウェル部側の側壁からビードシート側の側壁に向けて立設される係止壁部22bを有する。第一側壁部22側の係止片部46は、折り返し壁部46cが係止壁部22bを越えて係止溝部22aに嵌入されることによって係止されている。また、立壁部26側の係止片部46は、折り返し壁部46cが係止溝部26aに嵌入されることによって係止されている。
また、係止片部46,46は、係止溝部22a,26aに嵌入された状態で熱収縮することによって、係止溝部22a,26aに対する係止を強化されている。すなわち、副気室部材40のうち、少なくとも係止片部46,46は、比較的高い熱収縮性を有する樹脂(例えば、ポリアミド(6ナイロン)等といった結晶性樹脂)によって形成されている。
本発明の実施形態に係る車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、円筒形状を呈するホイール本体(ホイール2)と、前記ホイール本体の外周面に設けられるヘルムホルツレゾネータ(副気室部材40)と、を備え、前記ホイール本体は、径方向に立設される立壁部(第一側壁部22、立壁部26)を有し、前記ヘルムホルツレゾネータは、前記立壁部と幅方向に並んで配置されており、前記立壁部の先端面又は前記ヘルムホルツレゾネータと反対側の面に形成される縦壁部側係止部(係止溝部22a,26a)と、前記ヘルムホルツレゾネータに設けられるヘルムホルツレゾネータ側係止部(係止片部46)とが、互いに係止されていることを特徴とする。
したがって、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、ヘルムホルツレゾネータ側係止部をヘルムホルツレゾネータの本体部と立壁部との間に設ける必要が無いため、ヘルムホルツレゾネータ内の空間(副気室S2)の容積を好適に確保することができる。
また、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、前記ホイール本体が、幅方向に対向する一対の前記立壁部(第一側壁部22及び立壁部26)を有し、前記ヘルムホルツレゾネータは、一対の前記立壁部の間に配置されていることを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1は、ヘルムホルツレゾネータを幅方向の両方から好適に保持することができる。
また、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、前記ホイール本体が、前記タイヤ30が取り付けられる幅方向一対のビードシートと、前記ビードシート間に形成されて前記ビードシートよりも小径のウェル部(第一周壁部21)と、を有し、前記ヘルムホルツレゾネータは、前記ウェル部に設けられており、一方の前記立壁部は、前記ウェル部の幅方向一端部において前記ビードシートとの間に形成される側壁部(第一側壁部)であることを特徴とする。
したがって、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、ウェル部とビードシートとの間の側壁部にヘルムホルツレゾネータを係止させるので、立壁部を作製するコスト等を抑えることができる。
また、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、前記ヘルムホルツレゾネータ側係止部が、熱収縮によって前記縦壁部側係止部に係止されていることを特徴とする。
したがって、車両用ホイール(車両用タイヤホイール組立体1)は、ヘルムホルツレゾネータを立壁部に対してより強固に係止させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、副気室部材40の数、形状等に関しては、前記したものに限定されない。
1 車両用タイヤホイール組立体
2 ホイール(車両用ホイール)
21 第一周壁部(ウェル部)
22 第一側壁部(立壁部)
22a 係止溝部(立壁部側係止部)
26 立壁部
26a 係止溝部(立壁部側係止部)
30 タイヤ
40 副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ、車両用ホイール)
46 係止片部(ヘルムホルツレゾネータ側係止部)

Claims (4)

  1. 円筒形状を呈するホイール本体と、
    前記ホイール本体の外周面に設けられるヘルムホルツレゾネータと、
    を備え、
    前記ホイール本体は、径方向に立設される立壁部を有し、
    前記ヘルムホルツレゾネータは、前記立壁部と幅方向に並んで配置されており、
    前記立壁部の先端面又は前記ヘルムホルツレゾネータと反対側の面に形成される縦壁部側係止部と、前記ヘルムホルツレゾネータに設けられるヘルムホルツレゾネータ側係止部とが、互いに係止されている
    ことを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記ホイール本体は、幅方向に対向する一対の前記立壁部を有し、
    前記ヘルムホルツレゾネータは、一対の前記立壁部の間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記ホイール本体は、
    タイヤが取付可能な幅方向一対のビードシートと、
    前記ビードシート間に形成されて前記ビードシートよりも小径のウェル部と、
    を有し、
    前記ヘルムホルツレゾネータは、前記ウェル部に設けられており、
    一方の前記立壁部は、前記ウェル部の幅方向一端部において前記ビードシートとの間に形成される側壁部である
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記ヘルムホルツレゾネータ側係止部は、熱収縮によって前記縦壁部側係止部に係止されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用ホイール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11440345B2 (en) * 2018-06-22 2022-09-13 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle wheel

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