JP2020090252A - 車両用タイヤホイール組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘルムホルツレゾネータを低コストで設けることが可能な車両用タイヤホイール組立体を提供する。【解決手段】車両用タイヤホイール組立体1Aは、円筒形状を呈するホイール2と、ホイール2の外周面に取り付けられるタイヤ30と、ホイール2及びタイヤ30によって構成されるタイヤ空気室S1内に収容される副気室部材50と、を備え、副気室部材50は、タイヤ空気室S1内においてホイール2の外周面及びタイヤ30の内周面の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な外周壁部52を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、車両用タイヤホイール組立体に関する。
従来、車両用のホイールにおけるウェル部の外周面上に配置されるヘルムホルツレゾネータであって、ホイール幅方向に突出したその両縁部がリムに凹設されている周溝に係止されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このヘルムホルツレゾネータは、ウェル部の外周面に向けて押し付けられるとその両縁部が弾性変形することで周溝に容易に嵌り込む。そのため、このようなヘルムホルツレゾネータによれば、ホイールに対する取り付けを容易に行うことができる。
ところが、このようなヘルムホルツレゾネータを有する従来のホイール(例えば、特許文献1参照)は、レゾネータ取り付け用の周溝をリムに切削形成しなければならない。そのためこのホイールは、製造工程が煩雑になって製造コストが増大する問題があった。
本発明は、前記事情に鑑みて創案されたものであり、ヘルムホルツレゾネータを低コストで設けることが可能な車両用タイヤホイール組立体を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の車両用タイヤホイール組立体は、円筒形状を呈するホイールと、前記ホイールの外周面に取り付けられるタイヤと、前記ホイール及び前記タイヤによって構成される空間内に収容されるヘルムホルツレゾネータと、を備え、前記ヘルムホルツレゾネータは、前記空間内において前記ホイールの外周面及び前記タイヤの内周面の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な回動部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヘルムホルツレゾネータをホイールに固定するための加工が不要であるため、ヘルムホルツレゾネータを有する車両用タイヤホイール組立体を低コストで提供することができる。
次に、本発明の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照する図1から図4において、「X」は、車両用タイヤホイール組立体の周方向、「Y」は、車両用タイヤホイール組立体の幅方向(回動軸の軸線方向)、「Z」は、車両用タイヤホイール組立体の径方向、をそれぞれ示している。以下の説明において、単に周方向、幅方向、径方向と表現する場合は、車両用タイヤホイール組立体及びホイールの周方向、幅方向、径方向のことである。
<第一の実施形態>
図1から図3に示すように、本発明の第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aは、ホイール2と、タイヤ30と、保持部材(保持部)40Aと、副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)50と、を備える。ここで、ホイール2、保持部材40A及び副気室部材50の組立体が、車両用ホイールを構成する。
図1から図3に示すように、本発明の第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aは、ホイール2と、タイヤ30と、保持部材(保持部)40Aと、副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)50と、を備える。ここで、ホイール2、保持部材40A及び副気室部材50の組立体が、車両用ホイールを構成する。
<ホイール>
ホイール2は、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属製部材である。ホイール2は、略円板形状を呈するディスク10と、略円筒形状を呈するリム20と、を溶接等によって接合することによって略有底円筒形状に構成されている。
ホイール2は、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属製部材である。ホイール2は、略円板形状を呈するディスク10と、略円筒形状を呈するリム20と、を溶接等によって接合することによって略有底円筒形状に構成されている。
≪ディスク≫
ディスク10は、図示しないハブに連結される部位であり、リム20の幅方向端部(車幅方向外側の端部)の開口部を塞ぐように設けられてている。
ディスク10は、図示しないハブに連結される部位であり、リム20の幅方向端部(車幅方向外側の端部)の開口部を塞ぐように設けられてている。
≪リム≫
リム20は、幅方向中間部の第一周壁部21と、第一周壁部21の幅方向両端部から径方向外方に延設される一対の第一側壁部22,22と、第一側壁部22,22の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の第二周壁部23,23と、第二周壁部23,23の幅方向外端部から径方向外方に延設される一対の第二側壁部24,24と、第二側壁部24,24の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の端壁部25,25と、を一体に備える。リム20の幅方向両端部における第二周壁部23、第二側壁部24及び端壁部25の組み合わせが、タイヤ30が取り付けられるビードシートを構成する。また、第一周壁部21が、一対のビードシート間で径方向内方に窪むウェル部を構成する。
リム20は、幅方向中間部の第一周壁部21と、第一周壁部21の幅方向両端部から径方向外方に延設される一対の第一側壁部22,22と、第一側壁部22,22の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の第二周壁部23,23と、第二周壁部23,23の幅方向外端部から径方向外方に延設される一対の第二側壁部24,24と、第二側壁部24,24の径方向外端部から幅方向外方に延設される一対の端壁部25,25と、を一体に備える。リム20の幅方向両端部における第二周壁部23、第二側壁部24及び端壁部25の組み合わせが、タイヤ30が取り付けられるビードシートを構成する。また、第一周壁部21が、一対のビードシート間で径方向内方に窪むウェル部を構成する。
<タイヤ>
タイヤ30は、ホイール2の外周面に取り付けられて、ホイール2とともに環状のタイヤ空気室S1を構成する主に樹脂製の部材である。タイヤ30は、リム20よりも大径の環状を呈する周壁部31と、周壁部31の幅方向両端部から径方向内方に延設される一対の側壁部32,32と、を一体に備える。周壁部31は、路面と接地する、いわゆるトレッド部である。側壁部32の基端部(径方向外端部)は、いわゆるショルダー部である。側壁部32の中間部(径方向中間部)は、いわゆるサイドウォール部である。側壁部32の先端部(径方向内端部)は、タイヤ空気室S1に空気が充填された際にリム20のビードシートに固定される、いわゆるビード部である。
タイヤ30は、ホイール2の外周面に取り付けられて、ホイール2とともに環状のタイヤ空気室S1を構成する主に樹脂製の部材である。タイヤ30は、リム20よりも大径の環状を呈する周壁部31と、周壁部31の幅方向両端部から径方向内方に延設される一対の側壁部32,32と、を一体に備える。周壁部31は、路面と接地する、いわゆるトレッド部である。側壁部32の基端部(径方向外端部)は、いわゆるショルダー部である。側壁部32の中間部(径方向中間部)は、いわゆるサイドウォール部である。側壁部32の先端部(径方向内端部)は、タイヤ空気室S1に空気が充填された際にリム20のビードシートに固定される、いわゆるビード部である。
<保持部材>
保持部材40Aは、複数(本実施形態では、4つ)の副気室部材50を回動可能な状態で互いに保持する金属製部材である。保持部材40Aは、回動軸周りの90°ごとに設けられる4つの軸部41と、軸部41の端部同士を繋ぐ一対の連結部42A,42Aと、を一体に備える。連結部42Aは、環状(円環形状)を呈しており、連結部42Aの径(半径)Raは、ホイール2の第一周壁部21の外径(半径)Rcと副気室部材50の外径(半径)Rbとの和に等しい(Ra=Rb+Rc)。
<副気室部材>
副気室部材50は、タイヤ空気室S1で発生する共鳴音(気柱共鳴音)をヘルムホルツ共鳴によって消音するための部材である。副気室部材50は、樹脂製部材(例えば、ポリアミド樹脂(ポリアミドMXD6をベースレジンとするもの)、6ナイロン等の合成樹脂)であり、ブロー成形等によって製造可能である。
保持部材40Aは、複数(本実施形態では、4つ)の副気室部材50を回動可能な状態で互いに保持する金属製部材である。保持部材40Aは、回動軸周りの90°ごとに設けられる4つの軸部41と、軸部41の端部同士を繋ぐ一対の連結部42A,42Aと、を一体に備える。連結部42Aは、環状(円環形状)を呈しており、連結部42Aの径(半径)Raは、ホイール2の第一周壁部21の外径(半径)Rcと副気室部材50の外径(半径)Rbとの和に等しい(Ra=Rb+Rc)。
<副気室部材>
副気室部材50は、タイヤ空気室S1で発生する共鳴音(気柱共鳴音)をヘルムホルツ共鳴によって消音するための部材である。副気室部材50は、樹脂製部材(例えば、ポリアミド樹脂(ポリアミドMXD6をベースレジンとするもの)、6ナイロン等の合成樹脂)であり、ブロー成形等によって製造可能である。
副気室部材50は、小径の内周壁部51と、大径の外周壁部52と、内周壁部51及び外周壁部52の幅方向端部同士を繋ぐ一対の側壁部53,53と、を一体に備える。また、副気室部材50は、壁部のいずれか(本実施形態では、側壁部53)から突設される管部54を備える。かかる管部54は、副気室部材50内の空間である副気室S2とタイヤ空気室S1とを連通させる連通孔として機能する。
副気室部材50の幅方向寸法Waは、第一周壁部21の幅方向寸法Wb以下に設定されている(Wa≦Wb)。副気室部材50の外径Rbの2倍(直径)は、タイヤ30の周壁部31の内径(半径)Rdとホイール2の第一周壁部21の外径(半径)Rcとの差よりも小さい(2Rb<Rd−Rc)。また、管部54と対向する側の第一側壁部22の管部54側面は、管部54との干渉を防止するため、径方向外方に向かうにつれて幅方向外方に行く傾斜面となっている。また、軸部41の長さは、副気室部材50の幅方向寸法Waよりも大きく、かつ、連結部42Aが管部54及びタイヤ30の側壁部32(ビード部)と干渉しないように設定されている。
内周壁部51は、側壁部53,53に対して開口する貫通孔部50aでもある。かかる貫通孔部50aには、保持部材40の軸部41が挿通されている。4つの副気室部材50は、保持部材40Aによって90°の回転対称となるように周方向に配列されて保持されている。また、4つの副気室部材50の外周壁部52は、ホイール2の外周面(第一周壁部21)に当接し、タイヤ3の内周面(周壁部31)から離間している。ここで、4つの副気室部材50は、そのうちの2つの副気室部材50が90°ごとに配置されていることによって、タイヤ空気室S1内のどこにある場合でも、好適な消音性能を発揮することができる。
副気室部材50は、タイヤ空気室S1内においてホイール2の外周面(第一周壁部21)及びタイヤ30の内周面(周壁部31)の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な回動部を有する。本実施形態では、副気室部材50そのもの(外周壁部52)が、ホイール2の回動軸と平行な軸線周りに回動可能であり、前記した回動部として機能する。また、回動部としての副気室部材50は、ホイール2の外周面(第一周壁部21)に当接した状態で回動可能である。すなわち、ホイール2及びタイヤ30が車両の走行のために回転すると、副気室部材50は、ホイール2の外周面(第一周壁部21)上でホイール2とは反対方向に回転する。
車両用タイヤホイール組立体1Aにおいて、3つ以上の副気室部材50が180°未満ごとに周状に配置されていることが望ましく、本実施形態では、4つの副気室部材50が90°ごとに周状に配置されている。かかる構成によると、副気室部材50がホイール2の外周面の周方向のどの位置にある場合でも、全ての副気室部材50がホイール2の外周面に当接し、保持部材40Aの連結部42Aがホイール2と同軸となる位置に維持される。
本発明の第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aは、円筒形状を呈するホイール2と、前記ホイール2の外周面に取り付けられるタイヤ30と、前記ホイール2及び前記タイヤ30によって構成される空間(タイヤ空気室S1)内に収容されるヘルムホルツレゾネータ(副気室部材50)と、を備え、前記ヘルムホルツレゾネータは、前記空間内において前記ホイール2の外周面及び前記タイヤ30の内周面の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な回動部を有することを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータをホイール2に固定するための加工が不要であるため、ヘルムホルツレゾネータをタイヤ30の空間内に低コストで設けることが可能となる。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータをホイール2に固定するための加工が不要であるため、ヘルムホルツレゾネータをタイヤ30の空間内に低コストで設けることが可能となる。
また、車両用タイヤホイール組立体1Aは、前記ヘルムホルツレゾネータが、前記回動部として、前記ホイール2の回動軸と平行な軸線周りに回動可能な形状を呈し、複数の前記ヘルムホルツレゾネータを回動可能な状態で互いに保持する保持部(保持部材40A)を備えることを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、複数のヘルムホルツレゾネータの間隔を保つことによって、ヘルムホルツレゾネータの位置に関わらず好適な消音性能を実現することができる。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、複数のヘルムホルツレゾネータの間隔を保つことによって、ヘルムホルツレゾネータの位置に関わらず好適な消音性能を実現することができる。
また、車両用タイヤホイール組立体1Aは、前記ヘルムホルツレゾネータが、前記軸線方向に貫通する孔部(内周壁部51)を有する円筒形状を呈し、前記保持部は、前記孔部に挿通される軸部41と、複数の前記ヘルムホルツレゾネータに対応する前記軸部を繋ぐ連結部42Aと、を備えることを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、簡易な構成で複数のヘルムホルツレゾネータを回動可能に保持することができる。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、簡易な構成で複数のヘルムホルツレゾネータを回動可能に保持することができる。
また、車両用タイヤホイール組立体1Aは、3つ以上の前記ヘルムホルツレゾネータが180°未満ごとに周状に配置されており、前記保持部は、3つ以上の前記ヘルムホルツレゾネータを前記タイヤ30の内周面から離間するとともに前記ホイール2の外周面に当接するように保持することを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータがタイヤ30の走行性能等に影響を与えることを防止することができる。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータがタイヤ30の走行性能等に影響を与えることを防止することができる。
また、車両用タイヤホイール組立体1Aは、4つの前記ヘルムホルツレゾネータが90°ごとに配置されていることを特徴とする。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータの位置に関わらず、より好適な消音性能を実現することができる。
したがって、車両用タイヤホイール組立体1Aは、ヘルムホルツレゾネータの位置に関わらず、より好適な消音性能を実現することができる。
<第二の実施形態>
続いて、本発明の第二の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体について、第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aとの相違点を中止に説明する。図4に示すように、本発明の第二の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Bは、保持部材40A及び4つの副気室部材50に代えて、保持部材40Bと、2つの副気室部材50,50と、を備える。
続いて、本発明の第二の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体について、第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aとの相違点を中止に説明する。図4に示すように、本発明の第二の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Bは、保持部材40A及び4つの副気室部材50に代えて、保持部材40Bと、2つの副気室部材50,50と、を備える。
<保持部材>
保持部材40Bは、回動軸周りの90°間隔で設けられる2つの軸部41と、軸部41の端部同士を繋ぐ一対の連結部42B,42Bと、を一体に備える。連結部42Bは、円弧形状を呈する。
保持部材40Bは、回動軸周りの90°間隔で設けられる2つの軸部41と、軸部41の端部同士を繋ぐ一対の連結部42B,42Bと、を一体に備える。連結部42Bは、円弧形状を呈する。
2つの副気室部材50は、保持部材40Bによって90°間隔となるように周方向に配列されて保持されている。また、2つの副気室部材50は、基本的にタイヤ空気室S1内の下部に位置し、2つの副気室部材50の外周壁部52は、ホイール2の外周面(第一周壁部21)から離間し、タイヤ30の内周面(周壁部31)に当接している。ホイール2及びタイヤ30が車両の走行のために回転すると、副気室部材50は、タイヤ30の内周面(周壁部31)上でホイール2とは反対方向に回転する。
第一の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Aでは、副気室部材50がホイール2の外周面側に位置するので、保持部材40Aには、遠心力に耐えうる強度等が必要であった。これに対し、本発明の第二の実施形態に係る車両用タイヤホイール組立体1Bは、副気室部材50がタイヤ30の内周面側に位置するので、保持部材40Bの軽量化等を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、副気室部材50は、回動軸方向から見て円弧形状を呈する筐体であり、ホイール2の外周面及びタイヤ30の内周面の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な回動部としての複数の車輪を備える構成であってもよい。また、車両用タイヤホイール組立体1Aにおいて、副気室部材50は、ホイール2の外周面から離間してタイヤ30の内周面に当接するように保持部材40Aによって保持される構成であってもよい。また、車両用タイヤホイール組立体1Aにおいて、副気室部材50は、ホイール2の外周面及びタイヤ30の内周面の両方に当接するように保持部材40Aによって保持される構成であってもよい。また、保持部材40A.40Bの連結部42A,42Bの形状は、環状及び円弧形状に限定されず、ホイール2及びタイヤ30と干渉せずに複数の副気室部材50を保持可能な形状であればよい。また、車両用タイヤホイール組立体は、1つの副気室部材50がタイヤ空気室S1内に回動可能に設けられる構成であってもよい。
1A,1B 車両用タイヤホイール組立体
2 ホイール
30 タイヤ
40A,40B 保持部材
50 副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)
51 内周壁部(貫通孔部、孔部)
52 外周壁部(回動部)
2 ホイール
30 タイヤ
40A,40B 保持部材
50 副気室部材(ヘルムホルツレゾネータ)
51 内周壁部(貫通孔部、孔部)
52 外周壁部(回動部)
Claims (5)
- 円筒形状を呈するホイールと、
前記ホイールの外周面に取り付けられるタイヤと、
前記ホイール及び前記タイヤによって構成される空間内に収容されるヘルムホルツレゾネータと、
を備え、
前記ヘルムホルツレゾネータは、前記空間内において前記ホイールの外周面及び前記タイヤの内周面の少なくとも一方に当接した状態で回動可能な回動部を有する
ことを特徴とする車両用タイヤホイール組立体。 - 前記ヘルムホルツレゾネータは、前記回動部として、前記ホイールの回動軸と平行な軸線周りに回動可能な形状を呈し、
複数の前記ヘルムホルツレゾネータを回動可能な状態で互いに保持する保持部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用タイヤホイール組立体。 - 前記ヘルムホルツレゾネータは、前記軸線方向に貫通する孔部を有する円筒形状を呈し、
前記保持部は、
前記孔部に挿通される軸部と、
複数の前記ヘルムホルツレゾネータに対応する前記軸部を繋ぐ連結部と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用タイヤホイール組立体。 - 3つ以上の前記ヘルムホルツレゾネータが180°未満ごとに周状に配置されており、
前記保持部は、3つ以上の前記ヘルムホルツレゾネータを前記タイヤの内周面から離間するとともに前記ホイールの外周面に当接するように保持する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両用タイヤホイール組立体。 - 4つの前記ヘルムホルツレゾネータが90°ごとに配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載の車両用タイヤホイール組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230154A JP2020090252A (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 車両用タイヤホイール組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018230154A JP2020090252A (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 車両用タイヤホイール組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020090252A true JP2020090252A (ja) | 2020-06-11 |
Family
ID=71012317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018230154A Pending JP2020090252A (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 車両用タイヤホイール組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020090252A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210138849A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-13 | Citic Dicastal Co., Ltd | Sound absorber and wheel having same |
US11505012B2 (en) * | 2018-05-08 | 2022-11-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle wheel |
-
2018
- 2018-12-07 JP JP2018230154A patent/JP2020090252A/ja active Pending
Cited By (3)
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US20210138849A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-13 | Citic Dicastal Co., Ltd | Sound absorber and wheel having same |
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