JP2020111096A - ホイール構造 - Google Patents

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Yuji Suzuki
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Abstract

【課題】インホイールモータ周辺の冷却能力を向上させることができるホイール構造を提供すること。【解決手段】ホイール構造1は、径方向に延びる溝部112aが形成されたホイールと、ホイールに対して回転軸Oの軸まわりに回転可能であり、溝部112aと対向する面に径方向に延びる溝部12aが形成されたホイールカバー12と、溝部112aに収容される本体部および溝部12aに収容されるピン部を有する重り部材15と、重り部材15を回転軸Oに向かって付勢する弾性部材と、を備え、ホイールカバー12が、複数の開口部Aを有し、車輪の回転数が所定以上の場合、遠心力によって重り部材15が溝部112aおよび溝部12aに沿って径方向外側に移動し、それに伴いホイールカバー12がホイールに対して周方向に回転することにより、ホイールカバー12の開口部A以外の部分がホイールを覆い、開口部Aの面積が拡大する。【選択図】図1

Description

本発明は、インホイールモータを内蔵する車輪のホイール構造に関する。
特許文献1には、車輪が回転することにより生じる遠心力を利用して回転することにより、ホイール内の通風量を低下させるホイールキャップが開示されている。
特開2010−202171号公報
ここで、インホイールモータを内蔵する車輪の場合、高車速であるほどモータの負荷が高くなり発熱量が増える。そのため、特許文献1で開示された構成を、インホイールモータを内蔵する車輪に対して適用した場合、ホイール内の通風量の低下に伴ってインホイールモータ周辺の冷却能力が低下する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、インホイールモータ周辺の冷却能力を向上させることができるホイール構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るホイール構造は、インホイールモータを内蔵する車輪のホイール構造において、径方向に延びる第一溝部が形成されたホイールと、前記ホイールに対して回転軸の軸まわりに回転可能であり、前記第一溝部と対向する面に前記径方向に延びる第二溝部が形成されたホイールカバーと、前記第一溝部に収容される本体部および前記第二溝部に収容されるピン部を有する重り部材と、前記重り部材を前記回転軸に向かって付勢する弾性部材と、を備え、前記ホイールカバーは、複数の開口部を有し、前記車輪の回転数が所定以上の場合、遠心力によって前記重り部材が前記第一溝部および前記第二溝部に沿って径方向外側に移動し、それに伴い前記ホイールカバーが前記ホイールに対して周方向に回転することにより、前記ホイールカバーの前記開口部以外の部分が前記ホイールを覆い、前記開口部の面積が拡大する。
これにより、本発明に係るホイール構造は、車輪の回転数が所定以上の場合、すなわち車輪の回転数が高い場合にホイールカバーの開口部の面積が拡大することにより、ホイール内の通風量が増加する。
本発明に係るホイール構造によれば、ホイール内の通風量を増加させることができるため、インホイールモータ周辺の冷却能力を向上させることができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るホイール構造の構成を概略的に示す正面図であって、車輪の回転数が所定未満である場合の状態を示す図である。 図2は、図1のC−C線に沿った断面図である。 図3は、図1のD−D線に沿った断面図である。 図4は、本発明の第一実施形態に係るホイール構造の構成を概略的に示す正面図であって、車輪の回転数が所定以上である場合の状態を示す図である。 図5は、本発明の第二実施形態に係るホイール構造の構成を概略的に示す正面図であって、車輪の回転数が所定未満である場合の状態を示す図である。 図6は、図5のE−E線に沿った断面図である。 図7は、図5のF−F線に沿った断面図である。
本発明の実施形態に係るホイール構造について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態に係るホイール構造1について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、図2は、図1のC−C線に沿った断面図であるが、回転軸Oの上半分のみを図示し、下半分の図示は省略している。同様に、図3は、図1のD−D線に沿った断面図であるが、回転軸Oの左半分のみを図示し、右半分の図示は省略している。
ホイール構造1は、インホイールモータを内蔵する車輪のホイール構造であり、ホイール11と、ホイールカバー12と、蓋部材13と、弾性部材14と、重り部材15と、を備えている。
ホイール11は、例えば金属部材により構成されており、図2に示すように、回転軸Oの付近に配置された本体部111と、本体部111の外周から径方向外側に延びるスポーク部112と、を備えている。スポーク部112には、径方向に沿って延びる溝部(第一溝部)112aが形成されている。
ホイールカバー12は、例えば金属部材により構成されており、ホイール11の外側(車幅方向外側)に配置されている。また、ホイールカバー12は、ホイール11に対して回転軸Oの軸まわりに、具体的には時計回りに回転可能に構成されている。また、ホイールカバー12において、スポーク部112の溝部112aと対向する面には、径方向に沿って延びる溝部(第二溝部)12aが形成されている。
また、ホイールカバー12は、図1に示すように、複数の開口部Aを有している。同図では、説明の便宜上、開口部Aにドットハッチングを付している。すなわち、同図で示したホイールカバー12は、合計六つの開口部Aを有している。
本実施形態に係るホイール構造1では、車輪の回転数が所定未満である場合は、図1に示すように、開口部Aの一部にスポーク部112が露出する。これにより、開口部Aの面積(開口面積)が、同図のドットハッチングで示した面積となる。一方、ホイール構造1では、車輪の回転数が所定以上である場合は、図4に示すように、ホイールカバー12がホイール11に対して周方向に回転し、ホイールカバー12の開口部A以外の部分がスポーク部112を覆う。これにより、開口部Aの面積が、同図のドットハッチングで示した面積となり、図1の開口部Aの面積よりも拡大する。
蓋部材13は、例えば金属部材により構成されており、ホイール11の内側(車幅方向内側)に配置されている。弾性部材14は、スポーク部112の溝部112a内に配置されており、重り部材15の本体部151を、回転軸Oに向かう方向に付勢している。
重り部材15は、全体として、段部を有する円柱状に形成されており、本体部151と、ピン部152と、を備えている。本体部151は、スポーク部112の溝部112aに配置されている。また、ピン部152は、ホイールカバー12の溝部12aに配置されており、当該溝部12aに勘合されている。
以上のような構成を備えるホイール構造1では、車輪の回転数が所定以上の場合、遠心力によって重り部材15が溝部112aおよび溝部12aに沿って径方向外側に移動する。それに伴い、ホイールカバー12がホイール11に対して周方向(時計回り)に回転する。これにより、図4に示すように、ホイールカバー12の開口部A以外の部分がホイール11を覆い、開口部Aの面積が図1の状態(車輪の回転数が所定未満の状態)から拡大する。
このように、ホイール構造1では、車輪の回転数が高い場合にホイールカバー12の開口部Aの面積が拡大することにより、ホイール11内の通風量が増加し、インホイールモータ周辺の流速が増加する。従って、インホイールモータ周辺の冷却能力が向上する。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態に係るホイール構造1Aについて、図5〜図7を参照しながら説明する。なお、図6は、図5のE−E線に沿った断面図であるが、回転軸Oの上半分のみを図示し、下半分の図示は省略している。同様に、図7は、図5のF−F線に沿った断面図であるが、回転軸Oの左半分のみを図示し、右半分の図示は省略している。
ホイール構造1Aは、ホイール11と、ホイールカバー(第一ホイールカバー)12と、ホイールカバー(第二ホイールカバー)13Aと、弾性部材14と、重り部材15Aと、を備えている。ここで、ホイール構造1Aは、蓋部材13の代わりにホイールカバー13Aを備え、重り部材15の代わりに重り部材15Aを備える以外は前記したホイール構造1と同様である。従って、以下では、ホイール構造1と同様の構成については説明を省略する。
ホイールカバー13Aは、例えば金属部材により構成されており、ホイール11の内側(車幅方向内側)に配置されている。また、ホイールカバー13Aは、ホイール11に対して回転軸Oの軸まわりに、具体的には反時計回りに回転可能に構成されている。また、ホイールカバー13Aにおいて、ホイールカバー12の溝部12aと対向する面には、径方向に沿って延びる溝部(第三溝部)13aが形成されている。
また、図5では図示を省略したが、ホイールカバー13Aは、複数の開口部を有している。この開口部は、例えば同図において、ホイールカバー12の開口部A以外の部分の裏側の位置と、スポーク部112の裏側の位置とに設けられている。
重り部材15は、全体として、複数の段部を有する円柱状に形成されており、本体部151と、ピン部(第一ピン部)152と、ピン部(第二ピン部)153と、を備えている。本体部151は、スポーク部112の溝部112aに配置されている。また、ピン部152は、ホイールカバー12の溝部12aに配置されており、当該溝部12aに勘合されている。また、ピン部153は、ホイールカバー13Aの溝部13aに配置されており、当該溝部13aに勘合されている。
以上のような構成を備えるホイール構造1Aでは、車輪の回転数が所定以上の場合、遠心力によって重り部材15Aが溝部112a、溝部12aおよび溝部13aに沿って径方向外側に移動する。それに伴い、ホイールカバー12がホイール11に対して周方向(時計回り)に回転し、同時に、ホイールカバー13Aがホイール11に対して周方向(反時計回り)に回転する。これにより、開口部Aの面積が図5の状態(車輪の回転数が所定未満の状態)から拡大する。
このように、ホイール構造1Aでは、前記したホイール構造1と同様に、車輪の回転数が高い場合にホイールカバー12の開口部Aの面積が拡大することにより、ホイール11内の通風量が増加し、インホイールモータ周辺の流速が増加する。従って、インホイールモータ周辺の冷却能力が向上する。
また、ホイール構造1Aでは、ホイール11の外側(車幅方向外側)および内側(車幅方向内側)にホイールカバー12,13Aをそれぞれ取り付けることにより、開口部Aの面積変化をより大きくすることができる。
また、ホイール構造1Aでは、車輪の回転数が所定以上の場合に、ホイールカバー12が時計回りに回転し、ホイールカバー13Aが反時計回りに回転することにより、ホイールカバー12の開口部Aとホイールカバー13Aの開口部(図示省略)とが回転軸Oの軸方向に一致した状態となる。これにより、前記したホイール構造1と比較して、開口部Aの面積(開口面積)を必要最小限に抑えることができるため、車両の走行時における空気抵抗を低減することができる。
以上、本発明に係るホイール構造について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば前記したホイール構造1,1Aでは、弾性部材14の一例として、重り部材15の本体部151を回転軸Oに向かう方向に付勢するコイルバネを図示したが、このコイルバネに代えて、ホイールカバー12を反時計方向に付勢するように取り付けたバネを用いてもよい。
1,1A ホイール構造
11 ホイール
111 本体部
112 スポーク部
112a 溝部(第一溝部)
12 ホイールカバー(第一ホイールカバー)
12a 溝部(第二溝部)
13 蓋部材
13A ホイールカバー(第二ホイールカバー)
13a 溝部(第三溝部)
14 弾性部材
15,15A 重り部材
151 本体部
152 ピン部(第一ピン部)
153 ピン部(第二ピン部)
A 開口部
O 回転軸

Claims (1)

  1. インホイールモータを内蔵する車輪のホイール構造において、
    径方向に延びる第一溝部が形成されたホイールと、
    前記ホイールに対して回転軸の軸まわりに回転可能であり、前記第一溝部と対向する面に前記径方向に延びる第二溝部が形成されたホイールカバーと、
    前記第一溝部に収容される本体部および前記第二溝部に収容されるピン部を有する重り部材と、
    前記重り部材を前記回転軸に向かって付勢する弾性部材と、
    を備え、
    前記ホイールカバーは、複数の開口部を有し、
    前記車輪の回転数が所定以上の場合、遠心力によって前記重り部材が前記第一溝部および前記第二溝部に沿って径方向外側に移動し、それに伴い前記ホイールカバーが前記ホイールに対して周方向に回転することにより、前記ホイールカバーの前記開口部以外の部分が前記ホイールを覆い、前記開口部の面積が拡大する、
    ホイール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI783863B (zh) * 2022-01-26 2022-11-11 和碩聯合科技股份有限公司 主動空力輪圈蓋套件及其運作方法

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