JP5374353B2 - 自動車用ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤが装着されるホイールリムと車軸が連結されるホイールディスクとを溶接することにより一体化してなる自動車用ホイールに関するものである。
自動車用ホイールにあっては、略円筒形状のホイールリムと略円盤形状のホイールディスクとを溶接してなる、いわゆる2ピースタイプのものがある。この2ピースタイプの自動車用ホイールとして、ホイールディスクの外周縁部に表側フランジ部が形成された構成のフルフェイスタイプのものが知られている。
上記のフルフェイスタイプとして、例えば、特許文献1に一例が提案されている。図16のように、ホイールリムfが、一方の開口縁部に表側ビードシート部gを備え且つ他方の開口縁部に裏側フランジ部jを備えた構成である。そして、ホイールディスクpが、その外周縁部に裏側へ湾曲状に折り返されてなる表側フランジ部rを備えた構成である。そして、ホイールリムfの表側ビードシート部gの開口端部hとホイールディスクpの表側フランジ部rの内側周端部vとを周方向に亘って全周溶接することにより、当該フルフェイスタイプの自動車用ホイールmが形成されている。このようなフルフェイスタイプの自動車用ホイールmは、ホイールディスクpの意匠面を大きく確保できるため、高い意匠性を発揮できるという優れた利点を有している。
特開平11−42901号公報
ところで、上記した特許文献1の構成にあっては、ホイールリムfの表側ビードシート部gの開口端部hとホイールディスクpの表側フランジ部rの内側周端部vとを溶接したものであり、この溶接部iによりホイールリムfとホイールディスクpとが接合されている。この自動車用ホイールmを装着した自動車の走行中には、タイヤを介してホイールリムfに負荷が作用し、車軸を介してホイールディスクpに負荷が作用する。ここで、自動車用ホイールmの表側フランジ部rは、意匠面側の環状表周部sと、該環状表周部sから裏側へ湾曲状に折り返されて連成された環状裏周部tとから構成されており、環状表周部sと環状裏周部tとの間に空間を有している。この様な表側フランジ部rの形状効果により、当該表側フランジ部rは、前記したホイールリムに作用する負荷とホイールディスクに作用する負荷とによって繰り返し弾性変形し易く、応力集中を生じ易い。さらに、表側フランジ部rは、プレス加工などにより裏側へ折り返されて形成されていることから、その湾曲している外周縁部位に残留応力が発生する。この残留応力と前記した負荷による応力集中とによって、表側フランジ部rの耐久性に限界が生じていた。
また、上記した表側ビードシート部gの開口端部hと表側フランジ部rの内側周端部vとを溶接した溶接部iにも、上記した走行中に作用する負荷により応力集中を生じ易い。この溶接部iに、仮に亀裂(破壊)が発生すると、タイヤ内の空気漏れを生じてしまうことから、当該溶接部iの耐久性を向上することが求められている。
本発明は、裏側へ折り返してなる表側フランジ部を備えたホイールディスクとホイールリムとからなる構成にあって、高い耐久性を発揮し得る自動車用ホイールを提案するものである。
本発明の第一発明は、一方の開口縁部に裏側フランジ部が形成され且つ他方の開口縁部に表側ビードシート部が形成されたホイールリムと、外周縁部に表側フランジ部が形成されたホイールディスクとを備えた自動車用ホイールにおいて、前記ホイールディスクの表側フランジ部が、意匠面側の環状表周部と、該環状表周部から裏側へ折り返され且つ径方向内側へ連成された環状裏周部とを備えたものであって、前記ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部と、前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と前記ホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部とを備え、前記第一溶接部と第二溶接部との一方が、ホイール周方向全周に亘って形成され、且つ他方が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されていることを特徴とする自動車用ホイールである。
本発明の第二発明は、一方の開口縁部に裏側フランジ部が形成され且つ他方の開口縁部に表側ビードシート部が形成されたホイールリムと、外周縁部に表側フランジ部が形成されたホイールディスクとを備えた自動車用ホイールにおいて、前記ホイールディスクの表側フランジ部が、意匠面側の環状表周部と、該環状表周部から裏側へ折り返され且つ径方向内側へ連成された環状裏周部とを備えたものであって、前記ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部と、前記ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部と該ホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部とを備え、前記第一溶接部がホイール周方向全周に亘って形成され、且つ第二溶接部が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されていることを特徴とする自動車用ホイールである。
ここで、表側フランジ部は、タイヤを装着した状態で、該タイヤのビードを側方から支持するものである。そのため、ホイールディスクの外周縁部に形成された表側フランジ部の環状裏周部とホイールリムの表側ビードシート部とを第一溶接部により接合することによって、タイヤのビードを側方から支持するために必要かつ充分な強度と剛性とを得ることができる。尚、第一発明の構成にあっては、第一溶接部と第二溶接部との少なくとも一方をホイール周方向全周に亘って形成することにより、タイヤ内のエア漏れを防止することができる。そして、第一発明の構成は、第一溶接部をホイール周方向全周に亘って形成した構成が好適である。これにより、表側フランジ部がタイヤのビードを側方から支持するために発揮し得る強度と剛性とが一層向上する。また、第二発明の構成にあっては、第一溶接部をホイール周方向全周に亘って形成することにより、タイヤ内のエア漏れを防止することができる。
かかる第一発明および第二発明の構成にあっては、夫々の第一溶接部と第二溶接部とにより、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部と、ホイールディスクの裏面部とを直接的または間接的に接合するようにしたものである。ここで、第一発明の場合には、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部とホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とが第一溶接部により直接的に接合される。さらに、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とホイールディスクの裏面部とが、第二溶接部により直接的に接合される。つまり、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部とホイールディスクの裏面部とが、第一溶接部および第二溶接部を介して接合される。一方、第二発明の場合には、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部とホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とが第一溶接部により直接的に接合される。さらに、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部とホイールディスクの裏面部とが、第二溶接部により直接的に接合される。つまり、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とホイールディスクの裏面部とが、第一溶接部と第二溶接部とを介して接合される。このような第一および第二発明の構成によれば、上述した自動車の走行中に生ずる負荷が、ホイールディスクの表側フランジ部に作用することを抑制できる。そのため、ホイールディスクの表側フランジ部の外周縁部位(以下、折曲周縁部という)に繰り返し発生する弾性変形を抑制することができると共に、該折曲周縁部に生ずる応力集中を緩和することができる。
さらに、ホイールリムとホイールディスクとは、上記した第一溶接部と第二溶接部とにより接合されていることから、上述した従来構成に比して、当該ホイールリムとホイールディスクとの接合強度と剛性とを向上することができる。そして、上述した自動車の走行中に生ずる負荷によって第一溶接部と第二溶接部とに生ずる応力集中を緩和することができる。
本第一および第二発明の構成にあっては、表側フランジ部の折曲周縁部と、第一溶接部および第二溶接部とに生ずる応力集中を緩和することができることから、該折曲周縁部と各溶接部とでは、夫々の耐久性の限界に達するまでに要する応力の許容量に余裕が生じ得る。したがって、自動車の走行中に作用する負荷に対する耐久性が向上する。
尚、第一溶接部および第二溶接部は、ホイールリムの径方向外側から溶接することにより形成されているものであっても良いし、ホイールリムの径方向内側から溶接することにより形成されているものであっても良い。さらに、第一溶接部と第二溶接部の一方を、ホイールリムの径方向外側から溶接することにより形成し、他方を、ホイールリムの径方向内側から溶接することにより形成したものであっても良い。
上述した第一および第二発明の自動車用ホイールにあって、第一溶接部と第二溶接部とが連続することにより構成される連続溶接部によって、ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と、前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と、ホイールディスクの裏面部とが一体的に接合されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、連続溶接部によって、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部とホイールディスクの裏面部とが直接的に接合されること、およびホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とホイールディスクの裏面部とが直接的に接合される。これにより、自動車の走行中に生ずる負荷によってホイールディスクの表側フランジ部の折曲周縁部に繰り返し発生する弾性変形を一層抑制できると共に、該折曲周縁部に生ずる応力集中を緩和する作用効果が一層向上する。さらに、連続溶接部の強度と剛性とを向上できると共に、自動車の走行中に生ずる負荷によって当該連続溶接部に生ずる応力集中を緩和する作用効果が一層向上する。したがって、自動車の走行中に生ずる負荷に対する耐久性が向上するという、上述した本発明の作用効果が一層向上する。
ここで、連続溶接部としては、別々に生成した第一溶接部と第二溶接部とが連続することにより形成される構成であっても良いし、また、連続溶接部を生成することによって、第一溶接部と第二溶接部とが連続するものとして形成される構成としても良い。
尚、上述した第一発明にあっては、第一溶接部または第二溶接部のいずれか一方を、上述した第二発明にあっては第二溶接部を、ホイール周方向に沿って間欠的に複数形成した構成にあっては、連続溶接部がホイール周方向に沿って間欠的に複数形成され得る。
上述した第一および第二発明の自動車用ホイールにあって、ホイールディスクの裏面部に、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部を座定する環状接合溝が周成され、第一溶接部と第二溶接部とが連続する連続溶接部により、前記環状接合溝と、該環状接合溝に座定した前記表側ビードシート部の開口端部と、前記表側フランジ部の内側周端部とが一体的に接合されている構成が提案される。
ここで、連続溶接部は、第一溶接部と第二溶接部とが連続することによって構成されるものであるから、比較的大きく形成される傾向が強い。かかる本構成にあっては、ホイールディスクの裏面部に形成した環状接合溝に、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部を座定して溶接することによって、該環状接合溝内に連続溶接部の一部分を形成できる。そのため、連続溶接部の盛り上がりを抑制することができる。また、連続溶接部をホイールリムの外側から形成した場合にあって、当該連続溶接部の盛り上がりを抑制できることにより、自動車用ホイールにタイヤを装着した場合に、該タイヤのビードと連続溶接部との干渉を抑制することができる。これにより、タイヤのビードと、ホイールリムの表側ビードシート部およびホイールディスクの表側フランジ部との密着性を充分に確保できる。
上述した第一および第二発明の自動車用ホイールにあって、ホイールディスクの表側フランジ部が、その環状表周部の裏側面と環状裏周部の表側面とが当接するように形成されている構成が提案される。
かかる構成にあっては、表側フランジ部を構成する環状表周部と環状裏周部との一体性が向上するため、表側フランジ部の折曲周縁部に繰り返し生ずる局部的な弾性変形を可及的に抑制できる。これにより、自動車の走行中に、ホイールディスクの表側フランジ部の折曲周縁部に生ずる応力集中を緩和する作用効果が一層向上する。さらに、当該表側フランジ部が高い強度と剛性とを発揮できる。したがって、自動車の走行中に作用する負荷に対する耐久性が向上するという、上述した本発明の作用効果が一層向上する。
本発明の第一発明にかかる自動車用ホイールは、上述したように、ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部とホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部と、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部との一方が、ホイール周方向全周に亘って形成され、且つ他方が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されている構成である。また、第二発明にかかる自動車用ホイールは、上述したように、ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部とホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部が、ホイール周方向全周に亘って形成され、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部と該ホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されている構成である。いずれの構成にあっても、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部の折曲周縁部と第一溶接部および第二溶接部とに生ずる応力集中を緩和できることから、総じて、自動車の走行中に生ずる負荷に対する耐久性が向上する。したがって、本発明の自動車用ホイールは、高い耐久性能を発揮するものである。
上述した本発明の自動車用ホイールにあって、第一溶接部と第二溶接部とが連続する連続溶接部によって、ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部と、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と、ホイールディスクの裏面部とが一体的に接合されている構成とした場合には、前記表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部および前記表側ビードシート部の開口端部とがホイールディスクの裏面部と直接的に接合されることから、該表側フランジ部の折曲周縁部に生ずる応力集中を緩和する効果が一層向上する。さらに、連続溶接部が高い強度と剛性とを発揮し、かつ該連続溶接部に生ずる応力集中を緩和する効果が一層向上する。したがって、自動車の走行中に生ずる負荷に対する耐久性が向上するという、上述した本発明の作用効果が一層向上する。
上述した本発明の自動車用ホイールにあって、ホイールディスクの裏面部に周成した環状接合溝に、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部を座定し、連続溶接部により接合した構成とした場合には、連続溶接部の一部を環状接合溝内に形成できることから、該連続溶接部の盛り上がりを抑制することができる。そのため、自動車用ホイールにタイヤを装着した場合に、該タイヤのビードと表側ビードシート部および表側フランジ部との密着性を充分に確保でき、エア漏れ等の不具合の発生を防止できる。
上述した本発明の自動車用ホイールにあって、ホイールディスクの表側フランジ部が、その環状表周部の裏側面と環状裏周部の表側面とが当接するように形成されている構成とした場合には、表側フランジ部の強度と剛性とを向上できると共に、該表側フランジ部の折曲周縁部に繰り返し生ずる局部的な弾性変形を可及的に抑制できる。したがって、自動車の走行中に生ずる負荷に対する耐久性が向上するという、上述した本発明の作用効果が一層向上する。
本発明にかかる第一実施例の自動車用ホイール1の縦断面図である。 図1中のX部の拡大図である。 図1中のP−P断面図である。 第二実施例の自動車用ホイール51の、ホイールリム2とホイールディスク53との接合部分を示す拡大縦断面図である。 第三実施例の自動車用ホイール61の縦断面図である。 図5中のM−M断面図である。 図5中の、(A)Y部の拡大図と、(B)Z部の拡大図である。 第四実施例の自動車用ホイール81の、(A)縦断面図と、(B)N−N断面図である。 図8(A)中のW部の拡大図である。 第五実施例の自動車用ホイール91の、ホイールリム2とホイールディスク63との接合部分を示す拡大縦断面図である。 第六実施例の自動車用ホイール101の縦断面図である。 図11中のT−T断面図である。 図11中の、(A)V部の拡大図と、(B)U部の拡大図である。 第七実施例の自動車用ホイール121の、(A)縦断面図と、(B)S−S断面図である。 第八実施例の自動車用ホイール131の、ホイールリム2とホイールディスク133との接合部分を示す拡大縦断面図である。 従来構成の自動車用ホイールmの縦断面図である。
本発明にかかる実施例1の自動車用ホイール1を各添付図面を用いて詳述する。
図1は、本実施例1の自動車用ホイール1の縦断面図である。この自動車用ホイール1は、スチール製の平板から夫々成形されたホイールリム2とホイールディスク3とを接合して成る、いわゆる2ピースタイプのスチール製ホイールである。そして、ホイールディスク3の外周縁部に表側フランジ部31を備えたフルフェイスタイプの構成である。尚、本実施例1にあって、ホイールディスク3の背面側から意匠面側へ向かう方向を表方向とし、逆向きを裏方向としている。また、ホイール径方向に沿って、自動車用ホイール1の中心軸線Lへ向かう方向を径方向内方向とし、逆向きを径方向外方向としている。
上記したホイールリム2にあっては、略円筒形状をなし、その一方(裏側)の開口縁部にタイヤの裏側のビードを側方から支持する裏側フランジ部12が設けられ、該裏側フランジ部12に、タイヤの裏側のビードを着座させて支持固定する裏側ビートシート部14が連成されている。さらに、他方(表側)の開口縁部には、タイヤの表側のビードを着座させて支持固定する表側ビートシート部13が設けられている。すなわち、他方(表側)の開口縁部には、表側フランジ部31が形成されておらず、表裏方向に沿った円環状の表側ビードシート部13により表側の開口縁部が構成されている。そして、表裏のビードシート部13,14の間には、タイヤ装着時にタイヤの表裏のビードを落とすためのウエル部15が設けられている。
このホイールリム2は、略長方形状のスチール製平板をその短辺同士を突合せ溶接することにより、直胴状の円筒体を形成した後、これを周方向に回転させつつ所定の金型を当該円筒体の内外両側から挟圧する所謂ロール加工により成形することができる。このようなホイールリム2の成形には、従来の成形方法を適用することができるため、その詳細については説明を省略する。
一方、上記したホイールディスク3にあっては、略円盤形状をなし、その中央に車軸のハブと連結するハブ取付部21が設けられ、外周縁部に表側フランジ部31が周設されている。そして、ハブ取付部21と表側フランジ部31との間には両者を連成するように、径方向に沿った複数のスポーク部22が、周方向で均等間隔に設けられている。さらに、互いに隣り合うスポーク部22の間に、飾り孔25が夫々設けられている。
ここで、ハブ取付部21には、その中央にハブ孔27が形成されており、該ハブ孔27の径方向外側に位置して周方向で互いに均等間隔となるように、複数個のボルト孔28が設けられている。尚、このホイールディスク3の各部位はそれぞれ、ホイールディスク3の中心軸線Lを中心とする同心状に形成されている。また、スポーク部22は、ハブ取付部21の周縁から表方へ盛り上がるように形成されている。そして、各スポーク部22の外端から滑らかに連成するように表側フランジ部31が形成されている。
上記の表側フランジ部31は、裏側へ折り返されて径方向内側へ延出してなるものであり、上記スポーク部22の外端から連成された意匠面側の環状表周部32と、該環状表周部32から裏側へ連成されて内方へ延出された環状裏周部33とから構成されている。そして、表側フランジ部31にあって、環状表周部32から環状裏周部33に至る折曲周縁部34が、ホイールディスク3の最外周縁となっている。尚、この表側フランジ部31は、本発明の要部にかかり、その詳細については後述する。
このようなホイールディスク3は、略円形状のスチール製平板を、プレス加工することにより成形できる。このようなホイールディスク3の成形には、従来の成形方法を適用することができるため、その詳細については説明を省略する。
本実施例1の自動車用ホイール1は、上述したホイールリム2とホイールディスク3とを溶接することにより成形される。その詳細については、本発明の要部にかかるため後述する。
次に、本発明の要部について詳述する。
図1,2のように、上記したホイールディスク3の表側フランジ部31は、その環状表周部32の裏側面32aと環状裏周部33の表側面33aとが全体的に当接するように形成されている。すなわち、環状表周部32の裏側面32aと環状裏周部33の表側面33aとが面接触しており、両者があたかも一体的な形態を成すように当該表側フランジ部31が形成されている。そのため、環状表周部32と環状裏周部33との間には、上述した従来構成(図16参照)のように空間が存在しない。
ここで、本実施例1にあっては、表側フランジ部31の環状裏周部33の内径寸法を、上記したホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aの外径寸法に比して若干大きい寸法となるように設定している。これにより、後述するように、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを、ホイールディスク3の裏面部6に突き当てた状態で、表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bが、表側ビードシート部13の開口端部13aよりも径方向外側に位置する。
さらに、ホイールディスク3には、その裏面部6に、表方へ凹む環状接合溝35が中心軸線Lを中心として周成されている。この環状接合溝35は、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを座定するように、上記の表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bの内側に隣接して形成されている。
このようなホイールディスク3とホイールリム2とは、夫々の中心軸線Lを一致させるようにして、ホイールディスク3の裏面部6に形成した環状接合溝35に、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを突き当てて位置決めし、溶接により接合する。溶接は、ホイールディスク3の裏面部6と、ホイールディスク3の表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを一体的に接合するように、ホイールリム2の外側からアーク溶接によりホイール周方向全周に亘って行う。この溶接により、図3のように、ホイールリム2とホイールディスク3とを接合する単一の連続溶接部41が、ホイール周方向全周に亘って形成される。
ここで、連続溶接部41は、図2のように、ホイールディスク3の裏面部6と、ホイールディスク3の表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを三点溶接するようにして単一に形成している。すなわち、連続溶接部41は、ホイールディスク3の表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを溶接する本発明(第一発明および第二発明)にかかる第一溶接部42を含む。一方、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとホイールディスク3の裏面部6とを溶接する本第一発明にかかる第二溶接部43を含む。又はホイールディスク3の表側フランジ部31の環状裏周部33の内側周端部33bと該ホイールディスク3の裏面部6とを溶接する本第二発明にかかる第二溶接部44を含む。そして、連続溶接部41は、前記第一溶接部42と第二溶接部43(又は第二溶接部44)とが連続することにより一体的に形成されているものと言える。
さらに、本実施例1にあっては、連続溶接部41が、ホイールディスク3の裏面部6に設けた環状接合溝35を埋めるように形成されるようにしている。そのため、連続溶接部41がホイールリム2の外側へ盛り上がることを抑制されている。
本実施例1の自動車用ホイール1は、上述したように、ホイールディスク3の表側フランジ部31の環状裏周部33と、該ホイールディスク3の裏面部6と、ホイールリム2の表側ビードシート部13とを接合する単一の連続溶接部41によって、当該ホイールリム2とホイールディスク3とを接合してなるものである。ここで、表側フランジ部31は、その環状裏周部33の内側周端部33bと当該ホイールディスク3の裏面部6とが連続溶接部41により接合していること、および環状裏周部33と環状表周部32とが表裏方向で当接して形成されていることから、一体的な形態となっている。さらに、ホイールリム2の表側ビードシート部13とホイールディスク3の裏面部6とが連続溶接部41により接合している。以上のことから、自動車の走行中にホイールディスク3に車軸を介して生ずる負荷とホイールリム2にタイヤを介して生ずる負荷が、表側フランジ部31の折曲周縁部34に作用することを可及的に抑制できる。これにより、表側フランジ部31の折曲周縁部34に繰り返し生ずる弾性変形を抑制することができると共に、表側フランジ部31に生ずる応力集中を緩和することができる。そのため、表側フランジ部31の折曲周縁部34が、その成形加工の際に発生した残留応力を有していた場合にあっても、疲労破壊に至る応力の許容量に充分な余裕を有し得ることから、当該表側フランジ部31の耐久性を向上することができる。
さらに、単一の連続溶接部41が三点溶接することにより形成されていることから、該連続溶接部41が高い強度と剛性とを発揮できると共に、上記した自動車の走行中に生ずる負荷による当該連続溶接部41への応力集中を緩和することができる。そのため、連続溶接部41の耐久性を向上することができる。特に、本実施例1の構成では、単一の連続溶接部41がホイール全周に亘って形成されていることから、前記した連続溶接部41と表側フランジ部31との耐久性向上効果が一層向上する。
このような実施例1の自動車用ホイール1は、上述した従来構成の自動車用ホイールm(図16参照)に比して高い耐久性を発揮できるものである。従来構成の自動車用ホイールmは、表側フランジ部rが湾曲状に折り返された形状を成し且つ表側フランジ部rとホイールリムfの表側ビードシート部gとを溶接していることから、自動車の走行中に生ずる負荷によって、表側フランジ部rと溶接部iとに応力集中を生じ易い。これに対して、本実施例1の自動車用ホイール1の構成によれば、表側フランジ部31と連続溶接部41とに発生する応力集中を緩和できるため、前記のように、従来構成の自動車用ホイールmに比して耐久性が向上する。
さらに、実施例1の自動車用ホイール1は、ホイールディスク3の裏面部6に環状接合溝35を形成し、該環状接合溝35内にホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを座定して溶接している。そして、連続溶接部41が部分的に環状接合溝35内に形成されている。これにより、当該連続溶接部41の、ホイールリム2の外側への盛り上がりを抑制できる。本構成によれば、自動車用ホイール1にタイヤを装着した場合に、該タイヤのビードと連続溶接部41との干渉を抑制することができることから、タイヤのビードと、ホイールリム2の表側ビードシート部13およびホイールディスク3の表側フランジ部31との密着性を充分に確保できる。
実施例2の自動車用ホイール51にあっては、図4のように、ホイールディスク53が、その外周縁部に、湾曲状に折り返した表側フランジ部56を備えた構成である。この表側フランジ部56は、意匠面側の環状表周部57と、該環状表周部57から裏方へ湾曲状に折り返されて連成され且つ径方向内側へ延出する環状裏周部58とから構成されている。すなわち、環状表周部57の裏側面57aと環状裏周部58の表側面58aとが面接触しておらず、環状表周部57と環状裏周部58との間に空域が形成されている。
本実施例2にあっても、単一の連続溶接部41により、ホイールディスク53の表側フランジ部56の環状裏周部58の内側周端部58bと、ホイールディスク53の裏面部6と、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを、ホイール周方向に亘って全周溶接している。そのため、表側フランジ部56が湾曲状に形成された本実施例2の構成にあっても、自動車の走行中に生ずる負荷によって当該表側フランジ部56の折曲周縁部59に発生する応力集中を緩和することができる。したがって、本実施例2の構成にあっても、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏し得る。
実施例2は、ホイールディスク53の表側フランジ部56を、内部に空域を形成するように湾曲状に折り返してなる構成とした以外は、上述した実施例1と同じ構成であり、同じ構成要素には同じ符号を記してその説明を省略している。
実施例3の自動車用ホイール61にあっては、図5,7のように、ホイールディスク63が、上述した実施例2と同様に、湾曲状に折り返してなる表側フランジ部66を備えた構成である。ここで、表側フランジ部66は、その環状裏周部68の内側周端部68bが、環状表周部67の裏側面67a(又はホイールディスク63の裏面部64)と周方向に亘って当接するように形成されており、内部に空間が形成されている。さらに、表側フランジ部66の環状裏周部68は、その内径寸法を、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aの内径寸法とほぼ同寸法に設定している。尚、本実施例3の構成にあっては、ホイールディスク63の裏面部64に環状接合溝が形成されていない。
このようなホイールディスク63とホイールリム2とを、夫々の中心軸線Lが一致するようにして位置決めし、該ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bの裏側面に、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aに突き当てる。そして、ホイールリム2の外側から、アーク溶接により、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを、図6のように、ホイール周方向全周に亘って溶接する。これにより第一溶接部72を形成する。さらに、ホイールリム2の内側から、アーク溶接により、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと、ホイールディスク63の裏面部64とを、ホイール周方向に沿って均等間隔で複数箇所溶接する。これにより、第二溶接部73をホイール周方向に沿って間欠的に形成する。尚、本実施例3にあっては、第二溶接部73を、ホイール周方向で各スポーク部22に対向する部位に夫々形成するようにしている。第二溶接部73が形成されている部位では、図7(A)のように、該第二溶接部73と前記第一溶接部72とが連続する連続溶接部71が構成されている。また、第二溶接部73が形成されていない部位では、図7(B)のように、第一溶接部72のみによりホイールリム2とホイールディスク63とが接合されている。すなわち、本実施例3の自動車用ホイール61は、ホイールディスク63とホイールリム2とが、第一溶接部72によりホイール周方向全周に亘って接合されていると共に、連続溶接部71によりホイール周方向に沿って均等間隔で接合されている。
本実施例3の構成にあっても、上記した連続溶接部71により、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク63の裏面部64とが一体的に接合されている。そのため、上述した実施例1,2と同様に、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部66の折曲周縁部69に発生する応力集中を緩和することができる。さらに、ホイール周方向に沿って間欠的に形成した連続溶接部71によって、当該連続溶接部71と第一溶接部72との強度と剛性を向上でき、前記負荷による応力集中を緩和できる。したがって、本実施例3の構成にあっても、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏し得る。
実施例3は、ホイールディスク63の表側フランジ部66を湾曲状に折り返してなる形状とし、ホイールリム2の外側から全周に亘って形成された第一溶接部72と、内側から間欠的に形成された第二溶接部73とを備えた構成とした以外は、上述した実施例1とほぼ同じ構成であり、同じ構成要素には同じ符号を記してその説明を省略している。
実施例4の自動車用ホイール81にあっては、図8のように、上述した実施例3のホイールディスク63とホイールリム2とを、ホイールリム2の外側からホイール周方向全周に亘って溶接した第一溶接部72とホイールリム2の内側からホイール周方向全周に亘って溶接した第二溶接部83とにより接合した構成である。すなわち、第二溶接部83が、ホイール周方向全周に亘って形成した以外は、上述した実施例3と同じ構成である。そのため、同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
この実施例4の構成は、図9のように、第一溶接部72と第二溶接部83とが連続することにより構成された連続溶接部82によって、ホイールディスク63とホイールリム2とが接合されている。本実施例4の自動車用ホイール81にあっても、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部66の折曲周縁部69と連続溶接部82に発生する応力集中を緩和することができ、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏し得る。
実施例5の自動車用ホイール91にあっては、図10のように、上述した実施例3のホイールディスク63とホイールリム2とを、ホイールリム2の内側からホイール周方向全周に亘って溶接した単一の連続溶接部92により接合した構成である。すなわち、単一の連続溶接部92によって、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク63の裏面部64とが一体的に接合されている。
ここで、連続溶接部92は、上述した実施例1と同様に、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを溶接する本発明(第一発明および第二発明)にかかる第一溶接部93を含む。一方、ホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bとホイールディスク63の裏面部64とを溶接する本第一発明にかかる第二溶接部94を含む。又はホイールディスク63の表側フランジ部66の環状裏周部68の内側周端部68bと該ホイールディスク63の裏面部64とを溶接する本第二発明にかかる第二溶接部95を含む。そして、連続溶接部92は、前記第一溶接部93と第二溶接部94(又は第二溶接部95)とが連続することにより一体的に形成されているものと言える。
実施例5の自動車用ホイール91にあっても、上述した実施例1と同様の作用効果を奏し得る。尚、実施例5の構成は、単一の連続溶接部92をホイールリム2の内側から形成した以外は、上述した実施例4と同じ構成であるから、同じ構成要素には同じ符号を記してその説明を省略している。
実施例6の自動車用ホイール101にあっては、図11,13のように、内部に空間を有するように湾曲状に折り返してなる表側フランジ部106が、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aの外周面13bに接合されている構成である。ここで、表側フランジ部106は、その環状裏周部108の内径寸法を、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aの外径寸法とほぼ同寸法に設定している。尚、表側フランジ部106は、上述した実施例2と同様、環状表周部107と環状裏周部108との間に空間を有する形状である。
そして、ホイールリム2とホイールディスク103とは、該ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを、ホイールディスク103の裏面部104に突き当てるようにして接合している。このように突き当てた状態で、ホイールリム2の外側から、アーク溶接により、ホイールディスク103の表側フランジ部106の環状裏周部108の内側周端部108bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを、図12のように、ホイール周方向全周に亘って溶接する。これにより第一溶接部112を形成する。さらに、ホイールリム2の内側から、アーク溶接により、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク103の裏面部104とを、ホイール周方向に沿って均等間隔で複数箇所溶接する。これにより、第二溶接部113をホイール周方向に沿って間欠的に複数形成する。尚、本実施例6にあっても、上述した実施例3と同様に、ホイール周方向で各スポーク部22に対向する部位に第二溶接部113が形成されている。第二溶接部113の形成されている部位では、図13(A)のように、該第二溶接部113と前記第一溶接部112とが連続する連続溶接部111が構成されている。すなわち、本実施例6の自動車用ホイール101は、ホイールディスク103とホイールリム2とが、第一溶接部112によりホイール周方向全周に亘って接合されていると共に、連続溶接部111によりホイール周方向に沿って均等間隔で接合されている。
本実施例6の構成にあっても、上記した連続溶接部111により、ホイールディスク103の表側フランジ部106の環状裏周部108の内側周端部108bと、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク103の裏面部104とが一体的に接合されている。そのため、上述した実施例1〜5と同様に、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部106の折曲周縁部109と、連続溶接部111および第一溶接部112とに発生する応力集中を緩和することができる。したがって、本実施例6の構成にあっても、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏し得る。
実施例6は、ホイールディスク103の表側フランジ部106を湾曲状に折り返してなる形状とし、ホイールリム2の外側から全周に亘って形成された第一溶接部112と、内側から間欠的に形成された第二溶接部113とを備えた構成とした以外は、上述した実施例2とほぼ同じ構成であり、同じ構成要素には同じ符号を記してその説明を省略している。
実施例7の自動車用ホイール121にあっては、図14(A),(B)のように、上述した実施例6のホイールディスク103とホイールリム2とを、ホイールリム2の外側からホイール周方向全周に亘って溶接した第一溶接部112とホイールリム2の内側からホイール周方向全周に亘って溶接した第二溶接部123とにより接合した構成である。すなわち、第二溶接部123が、ホイール周方向全周に亘って形成した以外は、上述した実施例6と同じ構成である。そのため、同じ構成要素には同じ符号を記し、その説明を省略している。
この実施例7の自動車用ホイール121には、第一溶接部112と第二溶接部123とが連続することにより連続溶接部122が構成されている。そして、この連続溶接部122により、ホイールディスク103とホイールリム2とが接合されている。本実施例7の自動車用ホイール121にあっても、上述した実施例1の構成と同様の作用効果を奏し得る。
実施例8の自動車用ホイール131にあっては、図15のように、内部に空間を有するように湾曲状に折り返されてなる表側フランジ部136が、その環状裏周部138の内側周端部138bに、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを嵌合する嵌合段部138cを周成してなる構成である。ここで、表側フランジ部136は、上述した実施例3〜5と同様の形状を成す。表側フランジ部136の環状裏周部138は、その内径寸法が、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aの外形寸法に比して小さく且つ内径寸法に比して大きい寸法として設定されている。そのため、表側フランジ部136の環状裏周部138の嵌合段部138cに、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを嵌合すると、該開口端部13aとホイールディスク133の裏面部134との間に隙間が形成される。
上記のように、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aを、表側フランジ部136の環状裏周部138の嵌合段部138cに嵌合した状態で、ホイールリム2の内側からアーク溶接により、ホイールリム2とホイールディスク133とをホイール周方向全周に亘って溶接する。これにより、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク133の表側フランジ部136の環状裏周部138と、ホイールディスク133の裏面部134とを一体的に接合した単一の連続溶接部141が形成される。ここで、本実施例8にあっては、上述したように、表側ビードシート部13の開口端部13aとホイールディスク133の裏面部134との間の隙間によって、充分な溶接を行い得るようにしている。
本実施例8の構成にあっても、上述した実施例1,2,5と同様に、連続溶接部141により、本第一発明および第二発明にかかる第一溶接部142と、第一発明にかかる第二溶接部143又は第二発明にかかる第二溶接部144とが構成されている。
実施例8の自動車用ホイール131にあっても、自動車の走行中に生ずる負荷によって表側フランジ部136の折曲周縁部139と連続溶接部141とに発生する応力集中を緩和できることから、上述した実施例1と同様の作用効果を奏し得る。尚、実施例8の構成は、表側フランジ部136の環状裏周部138に嵌合段部138cを形成した以外は、上述した実施例5と同じ構成であるから、同じ構成要素には同じ符号を記してその説明を省略している。
一方、上述した実施例3,4および実施例6,7の構成にあっては、第一溶接部と第二溶接部とが連続した連続溶接部を形成した構成であるが、その他の構成として、第一溶接部と第二溶接部とが連続しないように形成した構成とすることも可能である。
上述した実施例6,7の構成にあって、実施例1と同様に、ホイールディスクの裏面部に、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部を座定する環状接合溝を形成した構成とすることもできる。
また、上述した実施例6の構成にあっては、ホイールディスク103の表側フランジ部106の環状裏周部108の内側周端部108bとホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを溶接した第一溶接部112を、ホイール周方向全周に亘って形成すると共に、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク103の裏面部104とを溶接した第二溶接部113を、ホイール周方向に沿って均等間隔で複数箇所形成するようにしたものである。この構成の別例として、ホイールディスク103の表側フランジ部106の環状裏周部108の内側周端部108bとホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aとを溶接する第一溶接部を、ホイール周方向に沿って均等間隔で複数箇所形成することによってホイール周方向に沿って間欠的に複数形成すると共に、ホイールリム2の表側ビードシート部13の開口端部13aと、ホイールディスク103の裏面部104とを溶接する第二溶接部を、ホイール周方向全周に亘って形成する構成とすることもできる。
上述した実施例2〜8の構成および別例の構成にあっては、ホイールディスクの外周縁部に、環状表周部と湾曲状に折り返した環状裏周部との間に空域が形成された表側フランジ部を備えた構成であるが、実施例1と同様に、環状表周部と環状裏周部とを当接するようにした構成とすることもできる。
本発明にあっては、上述した実施例に限定されるものではなく、その他の構成についても、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更可能である。例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金、チタン合金、繊維強化金属(FRM)により成型した同じ構成の自動車用ホイールにあっても、同様の作用効果を発揮することができる。
1,51,61,81,91,101,121,131 自動車用ホイール
2 ホイールリム
3,53,63,103,133 ホイールディスク
6,64,104,134 裏面部
12 裏側フランジ部
13 表側ビードシート部
13a 開口端部
31,56,66,106,136 表側フランジ部
32,57,67,107 環状表周部
32a,57a,67a 裏側面
33,58,68,108,138 環状裏周部
33a,58a 表側面
33b,58b,68b,108b,138b 内側周端部
35 環状接合溝
41,71,82,92,111,122,141 連続溶接部
42,72,93,112,142 第一溶接部
43,44,73,83,94,95,113,123,143,144 第二溶接部

Claims (5)

  1. 一方の開口縁部に裏側フランジ部が形成され且つ他方の開口縁部に表側ビードシート部が形成されたホイールリムと、外周縁部に表側フランジ部が形成されたホイールディスクとを備えた自動車用ホイールにおいて、
    前記ホイールディスクの表側フランジ部が、意匠面側の環状表周部と、該環状表周部から裏側へ折り返され且つ径方向内側へ連成された環状裏周部とを備えたものであって、
    前記ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部と、
    前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と前記ホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部とを備え、
    前記第一溶接部と第二溶接部との一方が、ホイール周方向全周に亘って形成され、且つ他方が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されているものであって、
    第一溶接部と第二溶接部とが連続することにより構成される連続溶接部によって、ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と、前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と、ホイールディスクの裏面部とが一体的に接合されていることを特徴とする自動車用ホイール。
  2. 一方の開口縁部に裏側フランジ部が形成され且つ他方の開口縁部に表側ビードシート部が形成されたホイールリムと、外周縁部に表側フランジ部が形成されたホイールディスクとを備えた自動車用ホイールにおいて、
    前記ホイールディスクの表側フランジ部が、意匠面側の環状表周部と、該環状表周部から裏側へ折り返され且つ径方向内側へ連成された環状裏周部とを備えたものであって、
    前記ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部とを溶接する第一溶接部と、
    前記ホイールディスクの表側フランジ部の環状裏周部の内側周端部と該ホイールディスクの裏面部とを溶接する第二溶接部とを備え、
    前記第一溶接部がホイール周方向全周に亘って形成され、且つ第二溶接部が、ホイール周方向全周に亘って又はホイール周方向に沿って間欠的に複数形成されていることを特徴とする自動車用ホイール。
  3. 第一溶接部と第二溶接部とが連続することにより構成される連続溶接部によって、ホイールディスクの表側フランジ部を構成する環状裏周部の内側周端部と、前記ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部と、ホイールディスクの裏面部とが一体的に接合されていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用ホイール。
  4. ホイールディスクの裏面部に、ホイールリムの表側ビードシート部の開口端部を座定する環状接合溝が周成され、
    第一溶接部と第二溶接部とが連続する連続溶接部により、前記環状接合溝と、該環状接合溝に座定した前記表側ビードシート部の開口端部と、前記表側フランジ部の内側周端部とが一体的に接合されていることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の自動車用ホイール。
  5. ホイールディスクの表側フランジ部が、その環状表周部の裏側面と環状裏周部の表側面とが当接するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ホイール。


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