JP5419989B2 - 自動車用ホイールディスク - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用ホイールディスクに関する。
(i) 特許文献1は、板材から製造される自動車用ホイールディスクであって、ハブ取付け部と、ハブ取付け部のディスク半径方向外側でディスク周方向に連続するハット部と、ハット部よりディスク半径方向外側に形成される飾り窓と、を有する自動車用ホイールディスクを開示している。ハット部は同一円周上に配置されており、ハット部のディスク半径方向幅は一定である。
(ii) 特許文献2は、板材から製造される自動車用ホイールディスクであって、ハブ取付け部と、ハブ取付け部のディスク半径方向外側でディスク周方向に連続しない突起部と、突起部に接し突起部よりディスク半径方向外側に形成される飾り窓と、断面形状が折り曲げられたスポーク部と、を有する自動車用ホイールディスクを開示している。特許文献2開示の自動車用ホイールディスクでは、特許文献1の自動車用ホイールディスクのハット部に相当する突起部が、ディスクの外周部で消滅しており周方向に連続していない。
しかし、特許文献1開示の自動車用ホイールディスク(従来の自動車用ホイールディスク)には、つぎの問題点がある。
飾り窓が比較的小さく意匠性が低い。
飾り窓をディスク半径方向及びディスク周方向に大きくしてディスクの意匠性を向上させることが考えられるが、単純に飾り窓を大きくすると、ディスクの強度と剛性を確保することが困難になる。
特許文献2開示の自動車用ホイールディスクのようにスポーク部の断面形状を折り曲げてディスクの強度と剛性を高めて飾り窓を大きくすることも考えられるが、強度と剛性を確保するためにはディスクの素材板厚を大にする必要がありディスクの重量が増加してしまう。
特開2007−191025号公報 特開2009−113798号公報
本発明の目的は、従来に比べて、ディスクの素材板厚を大にすることなく意匠性を向上させるために飾り窓を大きくした場合であっても、ディスクの強度と剛性を確保することができる自動車用ホイールディスクを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ハブ取付け部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付け部と前記ディスクフランジ部とをつなぐ中間部と、を有し、
前記中間部が、ディスク軸方向外側に突出するハット部と、該ハット部と前記ハブ取付け部とをつなぐ中間部内周部と、前記ハット部と前記ディスクフランジ部とをつなぐ中間部外周部と、を有しており、
前記中間部外周部に飾り窓が形成される、
自動車用ホイールディスクであって、
前記ハット部は、ディスク周方向に連続状に延びる頂部と、該頂部の内周側でディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に連続状に延びる内周湾曲部と、前記頂部の外周側でディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に延びる外周湾曲部と、を有しており、
前記ハット部の外周湾曲部は、外周湾曲部第1の部分と、該外周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり該外周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する外周湾曲部第2の部分と、を有しており、
前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分は、互いに隣り合う前記飾り窓間に位置しており、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分は、前記飾り窓のディスク半径方向内側に位置しており、
前記ハット部の内周湾曲部は、内周湾曲部第1の部分と、該内周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり該内周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する内周湾曲部第2の部分と、を有しており、
前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分は、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分のディスク半径方向内側に位置しており、前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分は、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分のディスク半径方向内側に位置している、自動車用ホイールディスク。
(2) 前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分の少なくとも一部は、前記飾り窓のディスク半径方向内側端の包絡円よりディスク半径方向外側に位置している、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
(3) 前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分は、前記飾り窓のディスク半径方向外側端の包絡円よりディスク半径方向内側に位置している、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
(4) ディスク半径方向中心を中心とし前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分の最もディスク半径方向外側に位置する点を通る第1の円より小径で、ディスク半径方向中心を中心とし前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分の最もディスク半径方向内側に位置する点を通る第2の円より大径の、ディスク半径方向中心を中心とする第3の円での断面で、前記ハット部よりもディスク軸方向内側に凹む凹部が設けられている、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
(5) 前記凹部は、前記第3の円での断面で、凹部底壁と、該凹部底壁からディスク軸方向外側に立ち上がる凹部側壁と、を有する、(4)記載の自動車用ホイールディスク。
(6) 前記凹部底壁は、前記ハブ取付け部よりもディスク軸方向外側に位置し、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜している、(5)記載の自動車用ホイールディスク。
(7) 前記頂部の、前記外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分と前記内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分とのディスク半径方向の間隔は、前記外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分と前記内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分とのディスク半径方向の間隔より大となっている、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
(8) 前記外周湾曲部はディスク周方向に全周にわたって連続している、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
(9) 前記外周湾曲部は、前記外周湾曲部第1の部分ではディスク周方向に連続しており、前記外周湾曲部第2の部分にディスク周方向に不連続となる不連続部を有する、(1)記載の自動車用ホイールディスク。
上記(1)の自動車用ホイールディスクによれば、ハット部の外周湾曲部が、外周湾曲部第1の部分と、外周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり外周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する外周湾曲部第2の部分と、を有しており、ハット部の内周湾曲部が、内周湾曲部第1の部分と、内周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり内周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する内周湾曲部第2の部分と、を有しており、内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分が、外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分のディスク半径方向内側に位置しており、内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分が、外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分のディスク半径方向内側に位置しているため、ディスク軸方向から見たときにディスク周方向に連続する頂部と内周湾曲部を有するハット部が波打った形状になる。そのため、ディスク周方向に連続するハット部が同一円周上に配置されている場合(従来)、あるいはハット部に相当する突起部がディスクの外周部で消滅しており周方向に連続していない場合(従来)に比べて、ハブ取付け部を車両のハブに固定して、車両走行によるディスクフランジを介して受けるあらゆる方向の外力で、ディスクに生じる半径方向曲げ剛性及び曲げ強度が高まる。そのため、従来に比べて、ディスクの素材板厚を大にすることなく意匠性を向上させるために飾り窓を大きくした場合であっても、ディスクの強度と剛性を確保することができる。
また、従来に比べてディスクの素材板厚を大にする必要がないため、ディスクの素材板厚を大にしてディスクの強度と剛性を確保しつつ飾り窓を大きくする場合に比べて、ディスクの軽量化を図ることができる。
上記(2)の自動車用ホイールディスクによれば、ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分の少なくとも一部が、飾り窓のディスク半径方向内側端の包絡円よりディスク半径方向外側に位置しているため、飾り窓を従来に比べて大きくした場合であっても、ホイール周方向で飾り窓間に位置するディスク部分のあらゆる方向の曲げ剛性及び曲げ強度を高めることができる。
上記(3)の自動車用ホイールディスクによれば、ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分が、飾り窓のディスク半径方向外側端の包絡円よりディスク半径方向内側に位置しているため、ハット部とディスクフランジ部とを連結する部分(スポーク部)を設けることができる。そのため、スポーク部が設けられておらずハット部がディスクフランジ部に直接接続されている場合と異なり、ハット部とディスクフランジ部との接続部に過大な応力集中が生じることを防止できる。
上記(4)または(5)の自動車用ホイールディスクによれば、ディスク半径方向中心を中心とする第3の円での断面でハット部よりもディスク軸方向内側に凹む凹部が設けられているため、凹部が設けられていない場合に比べて、ハット部の半径方向曲げ剛性を向上させることができる。
上記(6)の自動車用ホイールディスクによれば、凹部底壁が、ハブ取付け部よりもディスク軸方向外側に位置し、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜しているため、ハブ取付け部とハット部の内周湾曲部とを容易に滑らかにつなげることができ、成形性を改善することができる。
上記(7)の自動車用ホイールディスクによれば、ハット部の頂部の、外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分と内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分とのディスク半径方向の間隔が、外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分と内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分とのディスク半径方向の間隔より大となっているため、ディスク周方向でハット部の頂部のディスク半径方向の間隔が不一定のディスク意匠を採用でき、かつディスクの剛性を高めることができる。
上記(8)の自動車用ホイールディスクによれば、外周湾曲部がディスク周方向に全周にわたって連続しているため、外周湾曲部にディスク周方向に不連続となる不連続部が設けられる場合に比べて、より一層、ハブ取付け部を車両のハブに固定して、車両走行によるディスクフランジを介して受けるあらゆる方向の外力で、ディスクに生じる半径方向曲げ剛性及び曲げ強度が高まる。
上記(9)の自動車用ホイールディスクによれば、外周湾曲部が外周湾曲部第2の部分にディスク周方向に不連続となる不連続部を有するため、外周湾曲部がディスク周方向に全周にわたって連続している場合に比べて、飾り窓のディスク半径方向長さを大にすることができ、意匠性を向上させることができる。
本発明実施例1の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例1の自動車用ホイールディスクを有するホイールの断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明実施例2の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例3の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例3の自動車用ホイールディスクを有するホイールの断面図である。 図6のC−C線断面図である。 本発明実施例4の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例5の自動車用ホイールディスクを有するホイールの断面図である。 本発明実施例6の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例7の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例7の自動車用ホイールディスクを有するホイールの断面図である。 本発明実施例8の自動車用ホイールディスクを有するホイールの正面図である。 本発明実施例8の自動車用ホイールディスクを有するホイールの断面図である。 図14のD−D線断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、スポーク部がスポーク移行部を介してディスクフランジ部に接続される場合の、スポーク部とその近傍を示す部分断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクを有するホイールの、スポーク部がスポーク移行部を介してディスクフランジ部に接続される場合であって、スポーク移行部に段差が形成される場合の、スポーク移行部とその近傍を示す部分断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク軸方向と直交する方向に直線状に延びている場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク軸方向内側に湾曲している場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク軸方向外側に湾曲している場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク軸方向内側に湾曲する部分とディスク軸方向外側に湾曲する部分の両方を有する場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜している場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。 本発明実施例の自動車用ホイールディスクの、頂部がディスク半径方向断面でディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に傾斜している場合の、頂部とその近傍を示す部分拡大断面図である。
図1〜図4は、本発明実施例1の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図5は、本発明実施例2の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図6〜図8は、本発明実施例3の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図9は、本発明実施例4の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図10は、本発明実施例5の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図11は、本発明実施例6の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図12、図13は、本発明実施例7の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示しており、図14〜図16は、本発明実施例8の自動車用ホイールディスクを有するホイールを示している。また、図17〜図24は、本発明全実施例にわたって適用可能な、本発明実施例の変形例を示している。なお、図3は、本発明実施例1だけでなく本発明実施例2〜8にも適用可能であり、図4は、本発明実施例1だけでなく本発明実施例2、4〜7にも適用可能である。
本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明全実施例にわたって共通する部分を説明する。
本発明実施例の自動車用ホイールディスク(以下、単に、ホイールディスクまたはディスクともいう)10は、乗用車に用いられる。ディスク10は、板材から製造されるディスクが対象である。ただし、ディスク10は鋳造品であってもよい。ディスク10は、たとえばスチール製である。ただし、ディスク10は、スチール製でなくてもよく、アルミ合金製、チタン合金製、マグネシウム合金製、合成樹脂素材製等であってもよい。ディスク10は、図2に示すように、環状のリム(図示略のタイヤを保持する部分)20とは別に製造されており、リム20と溶接、リベット、接着等で接合されてホイール1になる。
リム20は、板材から製造される。リム20は、内側フランジ部21、内側ビードシート部22、内側サイドウォール部23、ドロップ部24、外側サイドウォール部25、外側ビードシート部26および外側フランジ部27を備える。内側フランジ部21、内側ビードシート部22および内側サイドウォール部23は、外側サイドウォール部25、外側ビードシート部26および外側フランジ部27よりも、ホイール1を車両に装着した際にディスク軸方向(ホイール軸方向)で車両の内側に近い側(車幅方向中央側)に位置する。
ディスク10は、ハブ穴11と、ハブ取付け部12と、ディスクフランジ部13と、中間部14と、凹部30と、を有する。中間部14は、ハット部15と、中間部内周部16と、中間部外周部17と、を有する。中間部外周部17は、飾り窓19を有する。
ハブ穴11は、図1に示すように、ディスク10のディスク半径方向中央部に設けられる。
ハブ取付け部12は、ハブ穴11の周囲に設けられている。ハブ取付け部12は、平板状または略平板状であり、ディスク軸方向と直交またはほぼ直交する平面内にある。ハブ取付け部12にはハブ取付けボルト穴12aが複数設けられている。ハブ取付けボルト穴12aは、ディスク周方向に同一半径等間隔にたとえば5個設けられている。ただし、ハブ取付けボルト穴12aの数は、5個に限定されるものではなく、3個であってもよく、4個であってもよく、6個以上であってもよい。車両のハブから延びてくるハブ取付けボルト(両方共に図示略)をハブ取付けボルト穴12aに挿通し、ハブ取付けボルトに図示略のハブナットを螺合することにより、ディスク10(ホイール1)はハブに固定される。ただし、ディスク10(ホイール1)は、ハブ取付け部12に開けられたタップ穴にハブボルトにて螺合することによりハブに固定されてもよい。
ディスクフランジ部13は、図2に示すように、ディスク10のディスク半径方向外側端部に位置する。ディスクフランジ部13は、ディスク周方向に連続するリング状である。ただし、ディスクフランジ部13は、ディスク周方向で部分的に不連続なリング状であってもよい。ディスクフランジ部13は、ディスク半径方向断面視で(ディスク周方向と直交する断面視で)、ディスク軸方向に直線状に延びている。
図2では、ディスクフランジ部13は、リム20のドロップ部24に嵌入されドロップ部24に接合(固定、溶接)されている。ただし、ディスクフランジ部13は、リム20の内側ビードシート部22または外側ビードシート部26などドロップ部24以外の場所に嵌入され接合されていてもよい。また、リム20とディスクフランジ部13は、嵌入を伴わずに突合せ接合されていてもよい。
中間部14は、ディスク半径方向にハブ取付け部12とディスクフランジ部13とをつなぐ部分である。
ハット部15は、図2に示すように、ディスク軸方向外側に突出する部分である。ハット部15は、図2に示すように、ディスク周方向に連続状に延びる頂部15aと、頂部15aの内周側でディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に連続状に延びる内周湾曲部15dと、を有している。頂部15aの外周側にはディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に連続状または不連続状に延びる外周湾曲部15cが設けられ、外周湾曲部15cがディスク周方向に連続する部分ではハット部15は外周湾曲部15cを有している。
頂部15aは、外周湾曲部15cと内周湾曲部15dとのディスク半径方向間で、外周湾曲部15cと内周湾曲部15dとをつなぐ部分である。
頂部15aは、ディスク半径方向断面で、図19に示すように直線状に延びていてもよく、図20に示すようにディスク軸方向内側に湾曲していてもよく、図21に示すようにディスク軸方向外側に湾曲していてもよく、図22に示すようにディスク軸方向内側に湾曲する部分とディスク軸方向外側に湾曲する部分の両方を有していてもよい。
頂部15aは、ディスク半径方向断面で、図19に示すようにディスク軸方向と直交する方向に直線状に延びていてもよく、図23に示すようにディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜していてもよく、図24に示すようにディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に傾斜していてもよい。
図1に示すように、頂部15aの、ディスク周方向で飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分のディスク半径方向の間隔(後述の外周湾曲部第2の部分15fおよび内周湾曲部第2の部分15hでのディスク半径方向の間隔)は、ディスク周方向で隣り合う飾り窓19間に位置する部分のディスク半径方向の間隔(後述の外周湾曲部第1の部分15eおよび内周湾曲部第1の部分15gでのディスク半径方向の間隔)より大となっている。ただし、頂部15aの、ディスク周方向で飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分のディスク半径方向の間隔は、ディスク周方向で隣り合う飾り窓19間に位置する部分のディスク半径方向の間隔より小となっていてもよい。
頂部15aは、図2に示すように、任意のディスク半径方向断面において、ハット部15で(ディスク10で)最もディスク軸方向外側に位置する部分を含む。ディスク周方向で、頂部15aのディスク軸方向位置は、一定であってもよく異なっていてもよい。ディスク周方向で頂部15aのディスク軸方向位置が異なっている場合、異なるディスク軸方向位置にある頂部15aは、ディスクの耐久性、成形性の面からディスク周方向で滑らかに連なっていることが望ましい。
外周湾曲部15cは、図1に示すように、外周湾曲部第1の部分15eと、外周湾曲部第1の部分15eとディスク周方向で異なる位置にあり外周湾曲部第1の部分15eよりディスク半径方向内側に位置する外周湾曲部第2の部分15fとを、ディスク周方向に交互に有している。外周湾曲部第1の部分15eはディスク半径方向に凸状(ディスク半径方向外側に凸状)となっている部分であり、外周湾曲部第2の部分15fはディスク半径方向に凹状となっている部分である。外周湾曲部第1の部分15eと外周湾曲部第2の部分15fとは、変曲点で滑らかに連なっている。
外周湾曲部第1の部分15e(のディスク周方向中央部)は、ディスク周方向で互いに隣り合う飾り窓19間に位置している。外周湾曲部第2の部分15f(のディスク周方向中央部)は、飾り窓19のディスク半径方向内側に位置している。ディスク軸方向から見たとき、外周湾曲部第2の部分15fの全体が、飾り窓部19のディスク半径方向内側形状と同様にディスク半径方向内側に凹状になっている。
外周湾曲部第1の部分15eの少なくとも一部(少なくともディスク周方向中央部)は、複数の飾り窓19のディスク半径方向内側端を結ぶ包絡円(線)よりディスク半径方向外側に位置している。
外周湾曲部第1の部分15eは、ディスクフランジ部13よりディスク半径方向内側に位置している。外周湾曲部第1の部分15eは、複数の飾り窓19のディスク半径方向外側端を結ぶ包絡円(線)よりディスク半径方向内側に位置している。ただし、外周湾曲部第1の部分15eは、複数の飾り窓19のディスク半径方向外側端を結ぶ包絡円(線)と同じディスク半径方向位置に位置していてもよく、複数の飾り窓19のディスク半径方向外側端を結ぶ包絡円(線)よりディスク半径方向外側に位置していてもよい。
内周湾曲部15dは、内周湾曲部第1の部分15gと、内周湾曲部第1の部分15gとディスク周方向で異なる位置にあり内周湾曲部第1の部分15gよりディスク半径方向内側に位置する内周湾曲部第2の部分15hとを、ディスク周方向に交互に有している。
内周湾曲部第1の部分15gは、外周湾曲部第1の部分15eのディスク半径方向内側に位置する部分であり、ディスク軸方向から見たときにディスク半径方向に凸状(ディスク半径方向外側に凸状)となっている部分である。
内周湾曲部第2の部分15hは、外周湾曲部第2の部分15fのディスク半径方向内側に位置する部分であり、ディスク周方向に互いに隣り合う内周湾曲部第1の部分15gをつなぐ部分である。内周湾曲部第1の部分15gと内周湾曲部第2の部分15hとは、滑らかに連なっていてもよく滑らかに連なっていなくてもよい。
内周湾曲部第2の部分15hは、ディスク軸方向から見たとき、図1に示すように、ディスク周方向中央部とその近傍がディスク半径方向中心を中心とする円弧状となっている。ただし、内周湾曲部第2の部分15hは、ディスク軸方向から見たとき、図11に示すように、全体が飾り窓19のディスク半径方向内側形状と同様にディスク半径方向内側に凹状となっていてもよい。
図9に示すように、内周湾曲部第2の部分15hは、ディスク軸方向から見たとき、周方向中央部とその近傍が局部的にディスク半径方向中心を中心とする円弧より(図1に示す例より)も大きな曲率でディスク半径方向外側に凸状となっていてもよい。この形状になっている場合、内周湾曲部第2の部分15hとハブ取付けボルト穴12aとのディスク周方向位置とが同じである場合に、ハブ取付けボルト穴12aに挿通される図示略のハブ取付けボルトに図示略のハブナットを螺合する際に、内周湾曲部第2の部分15hが邪魔になることを抑制できる。
図14に示すように、内周湾曲部第2の部分15hは、ディスク軸方向から見たとき、周方向中央部が周方向両端部よりディスク半径方向内側に位置する「V」形状(略「V」形状を含む)になっていてもよい。
図2に示す例では、内周湾曲部15dは、ディスク周方向の全体にわたって、ディスク半径方向内側に(中間部内周部16側に)張り出していない。ただし、内周湾曲部15dのディスク周方向の少なくとも一部(少なくとも飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分)は、図10に示すように、ディスク半径方向内側に(中間部内周部16側に)張り出していてもよい。
中間部内周部16は、ハブ取付け部12とハット部15とをつなぐ部分である。中間部内周部16は、ディスク半径方向断面で、全体または略全体がディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜しており、ハブ取付け部12とハット部15とを滑らかにつなぐ。
ディスク半径方向断面で、中間部内周部16の、少なくともハブ取付け部12側の端部とその近傍は、ハブ取付け部12からディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に直線状に立ち上がる立ち上がり部16aとなっている。立ち上がり部16aのハブ取付け部12側端のディスク半径方向位置は、ディスク周方向で一定(略一定を含む)であってもよく、異なっていてもよい。
(i)立ち上がり部16aのハブ取付け部12側端のディスク半径方向位置がディスク周方向で一定である場合、立ち上がり部16aのハブ取付け部12側端は、ハブ取付けボルト穴12aよりディスク半径方向外側にあり、立ち上がり部16aのハブ取付け部12側端の形状は、ディスク軸方向からみたときに円形又は略円形である。この場合、ハブ取付け部12の外周形状は、ハブ穴11の周りに等間隔で設けられたハブ取付けボルト穴12aの半径方向外側で円形又は略円形であり、ディスク10に生じる半径方向曲げモーメントに対して安定してホイールを固定できる。
(ii)立ち上がり部16aのハブ取付け部12側端のディスク半径方向位置がディスク周方向で異なっている場合、図12、図13に示すように、立ち上がり部16aの、ハブ取付けボルト穴12aと同じディスク周方向位置にある部分のハブ取付け部12側端は、ハブ取付けボルト穴12aの半径方向外側にあり、立ち上がり部16aの、隣り合うハブ取付けボルト穴12a間と同じディスク周方向位置にある部分のハブ取付け部12側端は、ハブ取付けボルト穴12aのディスク半径方向外側端よりもディスク半径方向内側にある。この場合、ハブ取付け部12の外周形状は、波打ち形状(花形形状)になっており、上記(i)の場合に比べて、ハブ取付け部12の剛性が高められる。
中間部外周部17は、図2に示すように、ディスク半径方向でハット部15とディスクフランジ13部との間に位置する部分である。中間部外周部17は、(ディスク半径方向で)ハット部15とディスクフランジ部13をつなぐ部分である。
中間部外周部17は、ディスク半径方向断面で、全体または略全体がディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に傾斜しており、ハット部15とディスクフランジ部13とをつなぐ。ディスク半径方向断面で中間部外周部17のディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に傾斜している部分は、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に直線状に延びていてもよく、ディスク軸方向外側および/またはディスク軸方向内側に湾曲しながら延びていてもよい。
ただし、中間部外周部17は、ディスク半径方向断面で、ハット部15から全体または略全体が概ねディスク半径方向外側(ディスク軸方向に直交する方向)に向った後に大きな曲線部を経由してディスクフランジ部13につながっていてもよい。
中間部外周部17は、図1に示すように、ハット部15の外周湾曲部15cの外周湾曲部第1の部分15eが複数の飾り窓19のディスク半径方向外側端を結ぶ包絡円(線)よりディスク半径方向内側に位置している場合、複数のスポーク部18を有する。以下、本発明実施例では、ハット部15の外周湾曲部15cの外周湾曲部第1の部分15eが複数の飾り窓19のディスク半径方向外側端を結ぶ包絡円(線)よりディスク半径方向内側に位置しており、中間部外周部17がスポーク部18を有する場合を説明する。
スポーク部18は、ハット部15の外周湾曲部15cからディスク半径方向外側に放射状に延びている。スポーク部18のディスク半径方向外側端部は、図17に示すように、スポーク部18とディスクフランジ部13との間に設けられるスポーク移行部18bを介してディスクフランジ部13に接続されている。ただし、スポーク部18のディスク半径方向外側端部は、ディスクフランジ部13に達し、ディスクフランジ部13に直接接続されていてもよい。
スポーク移行部18bが設けられる場合、スポーク移行部18bは、ディスク半径方向断面で、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に直線状に延びていてもよく、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側にディスク軸方向外側および/またはディスク軸方向内側に湾曲しながら延びていてもよい。また、スポーク移行部18bは、図18に示すように、段差18cを有してディスクフランジ部13に接続されていてもよい。スポーク移行部18bは、中間部外周部17の一部である。
スポーク部18は、図1に示すように、ディスク周方向に複数設けられている。スポーク部18は、ディスク周方向にたとえば5個設けられている。ただし、スポーク部18の数は5個に限定されるものではなく、複数設けられていれば、3個であってもよく、4個であってもよく、6個以上であってもよい。
スポーク部18の数は、ハブ取付けボルト穴12aの数と同じであってもよく異なっていてもよい。スポーク部18が設けられるディスク周方向位置は、ハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置と同じであってもよく、異なっていてもよい。
スポーク部18は、ハット部15よりディスク半径方向外側におけるディスク周方向断面(図1のB−B線断面)で、直線状またはほぼ直線状に延びていてもよいが、図4または図16に示すように、スポーク部18の剛性を高めるためにスポーク部18の幅方向中央部とその近傍に、その他のスポーク部18部分に比べてディスク軸方向外側または内側に凸となるスポーク凸部18aが設けられていることが望ましい。
飾り窓19は、図1に示すように、隣り合うスポーク部18,18の間に、ディスク周方向に等間隔に、スポーク部18の数と同数設けられている。飾り窓19の外周部のうちディスク半径方向外側に位置する部分は、ディスクフランジ部13に達しディスクフランジ部13に直接接続されていてもよく、図2に示すように、飾り窓19とディスクフランジ部13との間に設けられる移行部19aを介してディスクフランジ部13に接続されていてもよい。移行部19aが設けられる場合、移行部19aは、ディスク半径方向断面で、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側に直線状に延びていてもよく、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向内側にディスク軸方向外側および/またはディスク軸方向内側に湾曲しながら延びていてもよい。また、移行部19aは、図18に示すスポーク移行部18bと同様に、段差を有してディスクフランジ部13に接続されていてもよい。移行部19aは、中間部外周部17の一部である。
移行部19aが設けられており、さらにスポーク移行部18bが設けられる場合、移行部19aのディスク半径方向断面形状とスポーク移行部18bのディスク半径方向断面形状は同じであってもよく異なっていてもよい。
凹部30は、図1に示すように、中間部内周部16に設けられている。凹部30は、ディスク半径方向中心を中心としハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第1の部分15gの最もディスク半径方向外側に位置する点を通る第1の円より小径で、ディスク半径方向中心を中心としハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hの最もディスク半径方向内側に位置する点を通る第2の円より大径の、ディスク半径方向中心を中心とする第3の円での断面で(図1のA−A線断面で)、ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第1の部分15gと周方向同位相にあるハット部15よりもディスク軸方向内側に凹む部分である。
凹部30は、第3の円での断面で(図1のA−A線断面で)、図3に示すように、凹部底壁31と、凹部底壁31のディスク周方向両側からディスク軸方向外側かつ凹部底壁31から離れる方向に斜めに立ち上がる凹部側壁32と、を有する。
凹部底壁31は、図2に示すように、ハブ取付け部12よりもディスク軸方向外側に位置している。凹部底壁31は、中間部内周部16の立ち上がり部16aのディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側の端部に滑らかにつながっており、中間部内周部16の立ち上がり部16aのディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側の端部からディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜している。凹部底壁31は、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に直線状に延びていてもよく、ディスク軸方向外側および/またはディスク軸方向内側に湾曲しながら延びていてもよい。
凹部側壁32は、図3に示すように、ハット部15の内周湾曲部15dに滑らかに連なっている。
ここで、本発明全実施例に共通する作用を説明する。
本発明実施例では、ハット部15の外周湾曲部15cが、外周湾曲部第1の部分15eと、外周湾曲部第1の部分15eとディスク周方向で異なる位置にあり外周湾曲部第1の部分15eよりディスク半径方向内側に位置する外周湾曲部第2の部分15fと、を有しており、ハット部15の内周湾曲部15dが、内周湾曲部第1の部分15gと、内周湾曲部第1の部分15gとディスク周方向で異なる位置にあり内周湾曲部第1の部分15gよりディスク半径方向内側に位置する内周湾曲部第2の部分15hと、を有しており、内周湾曲部15dの内周湾曲部第1の部分15gが、外周湾曲部15cの外周湾曲部第1の部分15eのディスク半径方向内側に位置しており、内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hが、外周湾曲部15cの外周湾曲部第2の部分15fのディスク半径方向内側に位置しているため、ディスク軸方向から見たときにディスク周方向に連続する頂部15aと内周湾曲部15dを有するハット部15が同一円周上になく波打った(蛇行した、花形)形状になり、外周湾曲部第1の部分15eと内周湾曲部第1の部分15gがスポーク部18側に食い込んだ形状となる。そのため、ディスク周方向に連続するハット部15が同一円周上に配置されている場合(従来)、あるいはハット部に相当する突起部がディスクの外周部で消滅しており周方向に連続していない場合(従来)に比べて、ディスク10、特にディスク周方向で飾り窓19間に位置する部分のあらゆる方向の曲げ剛性及び曲げ強度が高まる。そのため、従来に比べて、ディスク10の素材板厚を大にすることなく意匠性を向上させるために飾り窓19を大きくした場合であっても、ディスク10の強度(疲労強度)と剛性を確保することができる。
また、従来に比べてディスクの素材板厚を大にする必要がないため、ディスクの素材板厚を大にしてディスクの強度と剛性を確保しつつ飾り窓を大きくする場合に比べて、ディスクの軽量化を図ることができる。
ハット部15の外周湾曲部15cの外周湾曲部第1の部分15eが、飾り窓19のディスク半径方向内側端の包絡円よりディスク半径方向外側に位置しているため、飾り窓19を従来に比べてディスク半径方向内側に大きくした場合であっても、ホイール周方向で飾り窓19間に位置するディスク部分のあらゆる方向の曲げ剛性及び曲げ強度を高めることができる。そして、さらに、飾り窓19周辺部の過度の応力集中が改善できる。
ハット部15の外周湾曲部15cの外周湾曲部第1の部分15eが、飾り窓19のディスク半径方向外側端の包絡円よりディスク半径方向内側に位置しているため、ハット部15とディスクフランジ部13とを連結するスポーク部18(およびスポーク移行部18b)を設けることができる。そのため、スポーク部18(およびスポーク移行部18b)が設けられておらずハット部15がディスクフランジ部13に直接接続されている場合と異なり、ハット部15とディスクフランジ部13との接続部に過大な応力集中が生じることを防止できる。
ディスク半径方向中心を中心とする第3の円での断面でハット部15よりもディスク軸方向内側に凹む凹部30が設けられているため、凹部30が設けられていない場合に比べて、ハット部15の半径方向曲げ剛性を向上させることができる。
凹部底壁31が、ハブ取付け部12よりもディスク軸方向外側に位置し、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜しているため、ハブ取付け部12とハット部15の内周湾曲部15dとを容易に滑らかにつなげることができ、成形性を改善することができる。
ハット部15の頂部15aの、ディスク周方向で飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分のディスク半径方向の間隔(外周湾曲部第2の部分15fおよび内周湾曲部第2の部分15hでのディスク半径方向の間隔)が、ディスク周方向で隣り合う飾り窓19間に位置する部分のディスク半径方向の間隔(外周湾曲部第1の部分15eおよび内周湾曲部第1の部分15gでのディスク半径方向の間隔)より大となっているため、ディスク周方向でハット部15の頂部15aのディスク半径方向の間隔(幅)が変化したディスク意匠を採用でき、かつディスク10の剛性を高めることができる。
スポーク部18にスポーク凸部18aが設けられている場合、スポーク凸部18aが設けられていない場合に比べて、スポーク部18のディスク半径方向曲げ剛性を高めることができる。
図11に示すように、内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hの全体が飾り窓部19のディスク半径方向内側形状と同様にディスク半径方向内側に凹状になっている場合、つぎの作用を得ることができる。
外周湾曲部15cの外周湾曲部第2の部分15fの全体が飾り窓部19のディスク半径方向内側形状と同様にディスク半径方向内側に凹状になっているため、外周湾曲部15cの外周湾曲部第2の部分15fと内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hとのディスク半径方向距離も確保しやすく、ディスク10の剛性を低下させることなく飾り窓19を大きくでき、加えて成形性を向上できる。
図9に示すように、内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hの周方向中央部とその近傍が局部的にディスク半径方向中心を中心とする円弧より(図1に示す例より)も大きな曲率でディスク半径方向外側に凸状になっている場合、つぎの作用を得ることができる。
意匠上の制約から、スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが異なっている場合であっても(互い違いになっている場合であっても)、ハブ取付けボルト穴12aの配置スペースを容易に確保でき、また、ディスク10の剛性を損ねることを防止できる。
図10に示すように、ハット部15の内周湾曲部15dのディスク周方向の少なくとも一部がディスク半径方向内側に張り出している場合、つぎの作用を得ることができる。
ハット部15の内周湾曲部15dがディスク周方向の全体にわたってディスク半径方向内側に張り出していない場合に比べて、さらにディスク10の剛性を高めることができ、また、飾り窓19をディスク半径方向内側へ拡げることが可能となる。
つぎに、本発明各実施例に特有な部分を説明する。
[実施例1](図1〜図4)
本発明実施例1では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に5個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが同じである。
(c)スポーク部18にディスク軸方向外側に凸となるスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hのディスク周方向中央部とその近傍が、ディスク半径方向中心を中心とする円弧状となっている。
(e)ハブ取付け部12の外周形状が、円形又は略円形となっている。
(f)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
本発明実施例1では、つぎの特有な作用を得ることができる。
外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続しているため、外周湾曲部15cにディスク周方向に不連続となる不連続部が設けられる場合に比べて、より一層、ハブ取付け部12を車両のハブに固定して、車両走行によるディスクフランジ13を介して受けるあらゆる方向の外力で、ディスク10に生じる半径方向曲げ剛性及び曲げ強度が高まる。
なお、この作用は、本発明実施例1だけでなく、本発明実施例2〜7にも適用可能である。
[実施例2](図5)
本発明実施例2では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に5個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが異なっている。
(c)スポーク部18にディスク軸方向外側に凸となるスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hのディスク周方向中央部とその近傍が、ディスク半径方向中心を中心とする円弧状となっている。
(e)ハブ取付け部12の外周形状が、円形又は略円形となっている。
(f)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例3](図6〜図8)
本発明実施例3では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18の数がハブ取付けボルト穴12aの数と異なる。
(b)スポーク部18にスポーク凸部18aが設けられていない。
(c)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hのディスク周方向中央部とその近傍が、ディスク半径方向中心を中心とする円弧状となっている。
(d)ハブ取付け部12の外周形状が、円形又は略円形となっている。
(e)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例4](図9)
本発明実施例4では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に5個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが異なっている。
(c)スポーク部18にディスク軸方向外側に凸となるスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hのディスク周方向中央部とその近傍が局部的にディスク半径方向中心を中心とする円弧より(図1に示す例より)も大きな曲率でディスク半径方向外側に凸状になっている。
(e)ハブ取付け部12の外周形状が、円形又は略円形となっている。
(f)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例5](図10)
本発明実施例5では、つぎの場合を示している。
(a)ハット部15の内周湾曲部15dの、飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分(内周湾曲部第2の部分15h)が、ディスク半径方向内側に張り出している。
(b)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例6](図11)
本発明実施例6では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に5個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが同じである。
(c)スポーク部18にディスク軸方向外側に凸となるスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hの全体が飾り窓19のディスク半径方向内側形状と同様にディスク半径方向内側に凹状になっている。
(e)ハット部15の内周湾曲部15dの飾り窓19のディスク半径方向内側に位置する部分(内周湾曲部第2の部分15h)が、ディスク半径方向内側に張り出している。
(f)ハブ取付け部12の外周形状が、円形又は略円形となっている。
(g)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例7](図12、図13)
本発明実施例7では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に5個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが同じである。
(c)スポーク部18にスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハブ取付け部12の外周形状が、波打ち形状(花形形状)になっている。
(e)ハット部15の外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している。
[実施例8](図14〜図16)
本発明実施例8では、つぎの場合を示している。
(a)スポーク部18とハブ取付けボルト穴12aの数が同数(共に4個)である。
(b)スポーク部18が設けられるディスク周方向位置とハブ取付けボルト穴12aが設けられるディスク周方向位置とが同じである。
(c)スポーク部18にディスク軸方向内側に凸となるスポーク凸部18aが設けられている。
(d)ハット部15の内周湾曲部15dの内周湾曲部第2の部分15hが、周方向中央部が周方向両端部よりディスク半径方向内側に位置する「V」形状(略「V」形状を含む)になっている。
(e)ハブ取付け部12の外周形状が、波打ち形状(花形形状)になっている。
(f)ハット部15の外周湾曲部15cが、外周湾曲部第1の部分15eではディスク周方向に連続しており、外周湾曲部第2の部分15fのディスク周方向中央部にディスク周方向に不連続となる不連続部15f1を有する。
本発明実施例8では、つぎの特有な作用を得ることができる。
外周湾曲部15cが外周湾曲部第2の部分15fにディスク周方向に不連続となる不連続部15f1を有するため、外周湾曲部15cがディスク周方向に全周にわたって連続している場合に比べて、飾り窓19のディスク半径方向長さを大にすることができ、意匠性を向上させることができる。
1 ホイール
10 自動車用ホイールディスク
11 ハブ穴
12 ハブ取付け部
13 ディスクフランジ部
14 中間部
15 ハット部
15a 頂部
15c 外周湾曲部
15d 内周湾曲部
15e 外周湾曲部第1の部分
15f 外周湾曲部第2の部分
15f1 不連続部
15g 内周湾曲部第1の部分
15h 内周湾曲部第2の部分
16 中間部内周部
16a 中間部内周部の立ち上がり部
17 中間部外周部
18 スポーク部
18a スポーク凸部
18b スポーク移行部
19 飾り窓
19a 移行部
20 リム
21 内側フランジ部
22 内側ビードシート部
23 内側サイドウォール部
24 ドロップ部
25 外側サイドウォール部
26 外側ビードシート部
27 外側フランジ部
30 凹部
31 凹部底壁
32 凹部側壁

Claims (9)

  1. ハブ取付け部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付け部と前記ディスクフランジ部とをつなぐ中間部と、を有し、
    前記中間部が、ディスク軸方向外側に突出するハット部と、該ハット部と前記ハブ取付け部とをつなぐ中間部内周部と、前記ハット部と前記ディスクフランジ部とをつなぐ中間部外周部と、を有しており、
    前記中間部外周部に飾り窓が形成される、
    自動車用ホイールディスクであって、
    前記ハット部は、ディスク周方向に連続状に延びる頂部と、該頂部の内周側でディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に連続状に延びる内周湾曲部と、前記頂部の外周側でディスク軸方向内側に湾曲しディスク周方向に延びる外周湾曲部と、を有しており、
    前記ハット部の外周湾曲部は、外周湾曲部第1の部分と、該外周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり該外周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する外周湾曲部第2の部分と、を有しており、
    前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分は、互いに隣り合う前記飾り窓間に位置しており、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分は、前記飾り窓のディスク半径方向内側に位置しており、
    前記ハット部の内周湾曲部は、内周湾曲部第1の部分と、該内周湾曲部第1の部分とディスク周方向で異なる位置にあり該内周湾曲部第1の部分よりディスク半径方向内側に位置する内周湾曲部第2の部分と、を有しており、
    前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分は、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分のディスク半径方向内側に位置しており、前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分は、前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分のディスク半径方向内側に位置している、自動車用ホイールディスク。
  2. 前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分の少なくとも一部は、前記飾り窓のディスク半径方向内側端の包絡円よりディスク半径方向外側に位置している、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
  3. 前記ハット部の外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分は、前記飾り窓のディスク半径方向外側端の包絡円よりディスク半径方向内側に位置している、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
  4. ディスク半径方向中心を中心とし前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分の最もディスク半径方向外側に位置する点を通る第1の円より小径で、ディスク半径方向中心を中心とし前記ハット部の内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分の最もディスク半径方向内側に位置する点を通る第2の円より大径の、ディスク半径方向中心を中心とする第3の円での断面で、前記ハット部よりもディスク軸方向内側に凹む凹部が設けられている、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
  5. 前記凹部は、前記第3の円での断面で、凹部底壁と、該凹部底壁からディスク軸方向外側に立ち上がる凹部側壁と、を有する、請求項4記載の自動車用ホイールディスク。
  6. 前記凹部底壁は、前記ハブ取付け部よりもディスク軸方向外側に位置し、ディスク半径方向外側かつディスク軸方向外側に傾斜している、請求項5記載の自動車用ホイールディスク。
  7. 前記頂部の、前記外周湾曲部の外周湾曲部第2の部分と前記内周湾曲部の内周湾曲部第2の部分とのディスク半径方向の間隔は、前記外周湾曲部の外周湾曲部第1の部分と前記内周湾曲部の内周湾曲部第1の部分とのディスク半径方向の間隔より大となっている、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
  8. 前記外周湾曲部はディスク周方向に全周にわたって連続している、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
  9. 前記外周湾曲部は、前記外周湾曲部第1の部分ではディスク周方向に連続しており、前記外周湾曲部第2の部分にディスク周方向に不連続となる不連続部を有する、請求項1記載の自動車用ホイールディスク。
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