JPWO2017038316A1 - 車載制御装置 - Google Patents

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Abstract

シール材が内部空間側にはみ出すことを抑制しつつ、車両に固定する固定部材で挟まれてもシール材を保護することができる車載制御装置を提供する。車載制御装置は、第1の筐体20と、第1の筐体20に対向して固定される第2の筐体30と、第1の筐体20の縁と第2の筐体30の縁の間に配置され、第1の筐体20と第2の筐体30によって形成される内部空間を封止するシール材40と、を備える。第1の筐体20は、シール材40よりも内部空間11側に配置され、第2の筐体30の縁に対向し、シール材40が内部空間11側に移動することを抑制する形状22(堤状部)を有する。

Description

本発明は、車載制御装置に関する。
エンジンルーム内に搭載される車載制御装置は、車両への搭載位置に制限されないように取り付け自由度が高いことが求められている。車両への取り付け固定方法は、車載制御装置にフランジ等を設け、そのフランジ等に貫通穴を設け、ボルトで車両側の固定部材に固定する方法が一般的であった。しかし、近年、作業を簡易化し、コストを低減したボルトで固定しない方法として、車両側に設けたブラケット等により、車載制御装置が挟み込みで固定される方法が多くなっている。
また、腐食や劣化に厳しい耐環境仕様条件と高寿命も求められている。特に、塩水等の耐塩害の高寿命化が求められている。隙間腐食の進展を回避するシール構造、シール厚さ、シール長さ、塩水の排水性が重要である。
車載制御装置の高機能化により筐体の大型化と、コネクタ極数の多極化が、基板に実装される電子部品の小型化や実装構造小型化の技術進歩以上に進んでいる。車載制御装置の分散化、コネクタの端子極数削減の無線化は、まだエンジンルーム搭載のエンジン用の車載制御装置や変速機用の車載制御装置では簡単に実現できない状況である。
また、車載制御装置の筐体は、自動車で求められる燃費改善に寄与するため、サイズの大型化に相反して、低背化と軽量化が求められる。そのため、変形を抑えつつ薄肉化を維持した筐体の成形技術が必要であり、アルミ電解コンデンサだけでなく電子部品の低背化が必要であり、電子部品とともに、防水するシール構造も低背化する必要がある。特に、エンジンルーム搭載のエンジン用の電子制御装置の筐体には、薄肉化の中で、高機能化により、放熱性も求められ、安価で、低背、軽量で、高放熱な筐体が求められる。
さらに、エンジンルーム内で使用する高寿命なシール材は、汎用品と異なり、一般的にコストが高い。作業や組立のバラツキを含めシール材の使用量を少なしつつ、シール長さを確保しなければならない。
従来、車載制御装置のシール構造として、筐体を構成するケースとカバーの寸法公差に関わらずこれらの接合面間にシール材を充填可能としつつも、当該接合面からのシール材の溢れ出しを抑制し得る構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ケースの連結部分をシール材で封止してなる電子装置において、シール材に内側からの負荷がかかる場合でも、シール材の境界付近で剥離が生じにくい構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、回路基板を密閉収納した筐体を構成するケースとカバーとの間の防水シール性能を向上した小型で安価な筐体の構造が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2012-227217号公報 特開2015-2282号公報 特開2014-60307号公報
特許文献1の前記従来構造においては、ケースとカバーとの隙間にシール材を充填しており、外周側隙間と内周側隙間に必ずシール材が充填する構成であり、内部空間側へシール材が溢れるように移動する構造となり、シール材の移動を防止する必要がある。さらに、ブラケット等で挟まれる車両への固定を想定していないため、車両への固定方法の自由度がなく、ブラケット等(固定部材)で挟まれても、シール部にダメージを受けないシール構造にする必要がある。
また、特許文献2の前記従来構造において、第1のケースと第2のケースの間に、シール材を充填しており、内部空間とは反対の外周側で第1のケースと第2のケースが受けており、さらに、第2のケースの側端部と後端部に塩水が溜まるため、第1のケース、第2のケースともに、電食による隙間腐食が進む構造となっており、外周側にもシール構造を持つ必要がある。
また、特許文献3の前記従来構造において、ケースとカバーとの間にシール材を充填しており、ケースの外壁高さがシール充填部より高くなっているため、シール充填部に塩水が溜まる構造となっているので、塩水を排水させる必要がある。または、車両への取り付け自由度がなくなる。
また、カバーの棚段部とケースとの間にシール材が充填されているため、ブラケット等で挟まれる車両への固定を想定していないため、車両への固定方法の自由度がなく、ブラケット等で挟まれても、シール部にダメージを受けないシール構造にする必要がある。また、基板が収容される内部空間側へシール材が流れこむ構造となっている。
また、基板の高さ位置が、ケースにシール材を塗布する位置より高くなっているため、カバーの高さを高くしないと、基板に搭載できる電子部品の高さに制限がある。さらに、カバーの高さが高くなり、コストが高くなる構成となっている。
本発明の目的は、シール材が内部空間側にはみ出すことを抑制しつつ、車両に固定する固定部材で挟まれてもシール材を保護することができる車載制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の筐体と、前記第1の筐体に対向して固定される第2の筐体と、前記第1の筐体の縁と前記第2の筐体の縁の間に配置され、前記第1の筐体と前記第2の筐体によって形成される内部空間を封止するシール材と、を備え、前記第1の筐体は、前記シール材よりも前記内部空間側に配置され、前記第2の筐体の縁に対向し、前記シール材が前記内部空間側に移動することを抑制する堤状部を有する。
本発明によれば、シール材が内部空間側にはみ出すことを抑制しつつ、車両に固定する固定部材で挟まれてもシール材を保護することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態に係る車載制御装置の斜視図である。 図1に示した車載制御装置の要部断面図である。 図1に示した車載制御装置の要部断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車載制御装置の要部断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る車載制御装置の要部断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る車載制御装置の要部断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の第1〜第4の実施形態による車載制御装置の構成及び作用効果について説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車載制御装置を示す斜視図である。基板に実装している電子部品等は省略している。図2と図3は、本発明の第1の実施形態に係る車載制御装置のケースを示す要部断面図である。
図1に示すように、車載制御装置1は、電子部品等(不図示)が実装されているプリント配線基板10、プリント配線基板10を保護する第1の筐体20、対となる内部空間11(図3)を密封する第2の筐体30(カバー)と、プリント配線基板10に接続されるコネクタ60と、第1の筐体と第2の筐体の間に防水するシール材40、コネクタ60のハウジング溝62(図2)と第1の筐体20の貫通した複数の間口周囲の凸部21a(図2)との間に、防水するシール材41と、プリント配線基板10と第1の筐体20との間に、放熱接着剤42を介して、プリント配線基板10を第1の筐体20に固定するねじ50と、第1の筐体20と第2の筐体30を固定するねじ51から構成されている。
第1の筐体20は、第2の筐体30と合わせて、内部にプリント配線基板10を収容し、電子部品を実装したプリント配線基板10を水や異物などから保護する。第1の筐体20は、電子部品の発熱を放熱するためやノイズをシールドするために、金属が好ましく、アルミニウムが好適である。特に、直噴エンジン用の車載制御装置1ではシールド効果が求められる。
第1の筐体20は、金型を用いたアルミダイカスト成形法により成形する。放熱やシールドが不要な電子部品で構成する車載制御装置の場合は、第1の筐体20の材料は樹脂でも良い。樹脂の場合は、射出成形法により第1の筐体20(ケース)を成形する。
車載制御装置の外形は、240mm×160mmぐらいとなり、エンジンルーム内に配置される車載制御装置1の中では比較的にサイズが大きく、長方形の形状となる。特許文献3の車載制御装置は、160mm×160mm程度のサイズであり、本実施形態の車載制御装置は特許文献3の車載制御装置に対して1.5倍以上のサイズとなる。
第1の筐体20には、貫通した間口21を設け、間口21は、コネクタを貫通させる機能としている。第1の筐体20は、高度変化、温度変化など、自動車の輸送や使用する環境下において、第1の筐体20内部に圧力がかかり、第1の筐体20の中央部が最大に凹凸方向(図1の上下方向)に変形するため、貫通した間口21は、ケースの中心から外側にあることが好ましい。間口21とは反対側には、熱容量を増す放熱フィン25を設けている。放熱フィン25の向きは、図1に示すように、第1の筐体20の長辺と平行しているが、第1の筐体20の短辺と平行しても良い。アルミダイカスト成形法による成形時のゲートに、平行するのが望ましい。
アルミダイカスト成形法による成形時、ゲートの位置は、二種類あり、まず、一つ目は、コネクタ60の長手方向ならびに放熱フィン25に平行するように、長方形の第1の筐体の短辺側、且つ、間口21と反対側を選定し、オーバーフローの位置は、ゲートと反対側の短辺側の面や側面側の面に設ける。
また、二つ目のゲートの位置は、長方形の第1の筐体20の長辺側に設け、反対側の長辺側に、オーバーフローを設ける。サイズが大きく長方形の場合、アルミニウムが凝固する時間内に成形する必要があり、2つ目のゲート位置の方が、湯流れを改善でき、鋳造不良を少なくすることができる。湯流れが改善されると、空気の巻き込みが少なくなり、巣やウェルドマークなどのアルミダイカストの欠陥がなくなり、オーバーフローへ流れるアルミニウムの量が減り、安価に成形することができる利点がある。湯流れが悪く、巣やウェルドマーク等の成形不良があると、熱伝導の悪化やクラックの原因となり、変形だけでなく強度や外観に影響を与える。
図3に示すように、第1の筐体20には、第1の筐体20の全周に周縁溝20aを設けており、シール材40よりも内部空間側に、シール材40の内部空間側への移動を防止・抑制する形状22を備える。
換言すれば、第1の筐体20は、シール材40よりも内部空間11側に配置され、第2の筐体30の縁(フランジ)に対向し、シール材40が内部空間11側に移動(流動)することを抑制する形状22(堤状部)を有する。これにより、シール材40が内部空間側にはみ出すことを抑制することができる。また、車両に固定するブラケット(固定部材)で挟まれても、形状22(堤状部)が第2の筐体に当接するため、シール材40を保護することができる。
形状22は、周縁溝20aより高く設定する。内部空間側へ向かいながら段差形状22aでも良い。段差形状22aには、第1の平坦部23を設けている。換言すれば、形状22(堤状部)は、第2の筐体30の縁(フランジ)に対向する第1の平坦部23を有する。
シール材40を移動させないためには、アルミダイカスト成形法による鋳造不良を出さない程度に、第1の平坦部23は長くなることが望ましい。形状22はプリント配線基板10と接触しないクリアランスを確保する必要もある。また、第1の筐体20は、シール材40の移動を抑制するため、ショットブラスト等により、表面を粗くする処理を施している。特に、シール材40を塗布する周縁溝20aと、形状22周辺の面粗さを高くすると、シール材40の移動を抑制できる。シール材40は、内部空間側ではなく、外側にあるため電食による隙間腐食が進行することもない。
第1の筐体20には、プリント配線基板10を固定するための複数の台座があり、ねじ50を締めるためのタップ加工している台座と放熱接着材42が塗布される面精度のある台座とを設けている。第1の筐体20には、ねじ51を介して第2の筐体30と固定される台座も設けている。
第2の筐体30は、第2の筐体30の全周に端部33を設けており、第1の筐体20の周縁溝20aとの間に、シール材40を塗布し、エンジンルームの環境仕様で要求される塩水等の異物を保護する。
換言すれば、第2の筐体30は、第1の筐体20に対向してねじ51で固定される。シール材40は、第1の筐体20の縁と第2の筐体30の縁の間に配置され、第1の筐体20と第2の筐体30によって形成される内部空間を封止する。第1の筐体20は、形状22(堤状部)に隣接し、シール材40を充填する周縁溝20aを有する。第2の筐体30は、周縁溝20a内に挿入される端部33を有する。これにより、防水性が向上する。
カバーの材料は、鉄系またはアルミニウム系の鋼板が好適であるが、樹脂やアルミダイカストでも良い。金属である方が、電磁波の影響を与えない。または、他より電磁波の影響を与えられない。
第2の筐体30は、板厚が一定の鋼板が好適であり、プレス成形法により成形される。鋼板の場合は、めっきされていると尚好適である。めっきは、亜鉛、アルミニウム、マグネシウムなど、エンジンルーム環境内で耐食性の高いめっきが施されている。先めっき鋼板の場合は、成形時の切断面にめっきが無いため、端部33は、シール材40等の中に埋め、端部33の腐食を保護する。端部33と周縁溝20aとのクリアランスは、シール材40の接着力を維持できる厚さを十分に確保する。第1の筐体20と合わせてシール材40を挟むために、第1の平坦部23と平行して、シール材側に第2の平坦部31を設けている。換言すれば、第2の筐体30は、第1の平坦部23に対向する第2の平坦部31を有する。
端部33は曲げのプレス成形で成形される。周縁溝20aと端部33はラビリンス構造となることが望ましい。第1の平坦部23と第2の平坦部31の間隔は狭くなり、シール材の移動を防止できる隙間にする必要がある。換言すれば、形状22(堤状部)と第2の筐体30の間に隙間dが形成される。これにより、電食を確実に防止できる。
プリント配線基板10は、はんだ等の導電性合金を用いて電子部品等を実装する。両面に実装することもできる。電子部品は、抵抗やコンデンサ等の受動部品と、半導体等の能動部品であり、プリント配線基板に表面実装方式や挿入実装方式により実装する。自動車用のエンジンルーム環境下に耐えうる高寿命な電子部品を採用することが望ましい。電子部品のパッケージとして、実装密度を上げるために、リード端子が延伸されたQFP(Quad Flat Package)とともに、高密度なBGA(Ball Grid Array)やQFN(Quad For Non-Lead Package)を実装している。BGAは、パッケージ底面の格子状に並ぶ端子へ、導電性合金の表面張力で半球状に形成された電極を持ち、プリント配線基板10とリフローで接合される。QFNは、QFPより端子が短く、導電性合金によりプリント配線基板10に接続される。プリント配線基板10の変形量が大きいと、接合部に応力を受けやすい構造であり、プリント配線基板10の変形量を抑制する必要がある。
図1に示すように、プリント配線基板10は、複数のねじ50とともに、第1の筐体20のタップ加工した台座に固定する。その際に、プリント配線基板10と第1の筐体20の面精度のある台座に、放熱接着剤42を挟むように、固定して、電子部品の発熱をプリント配線基板のビアを介して台座に熱伝導し、フィンを含めた第1の筐体20の表面より、熱を伝達する。
プリント配線基板10の高さ位置は、第1の筐体20と第2の筐体30の中央にあることが望ましい。どちらか片方に寄ると、搭載する電子部品の高さに制限を与え、両面に背の高い電子部品を配置できなくなる。また、プリント配線基板10の高さ位置が第1の筐体20と第2の筐体30の中央にあることで、車載制御装置1を低背にすることができる。車載制御装置1を低背にすることで、エンジンルーム内に搭載するとして、スペースを確保しやすくなり、冷却するための風を受け易くすることができる。
本実施形態の車載制御装置1は、エンジンルーム内に配置される車載制御装置の中では比較的にサイズが大きいため、ねじ50は、四本から七本で固定する。ねじ50の位置は、プリント配線基板10の四隅と、電子部品の配置を考慮しながら、各ねじの距離を均等に配置することが望ましい。特に、ねじ50近傍のプリント配線基板10にはひずみが発生するため、コネクタ60やBGAやQFNの導電性合金による接合部にひずみを与えない配置が望ましく、近傍配置は避ける。また、ねじ50は、ケースアースとしての機能を持ち、プリント配線基板10のGND配線パターンと、ねじ50を介して、第1の筐体20と導通する。ケースアースは、プリント配線基板10の配線パターンの引き回し上、プリント配線基板10の四隅にあることが望ましい。
プリント配線基板10は、ガラス繊維製の布を重ねたものに、エポキシ樹脂を含浸したガラスエポキシ基板が好適であり、絶縁体とパターンを積み重ねた多層基板であり、高密度実装が要求されるため、4層から6層の多層基板である。また、貫通したスルーホールで層間を配線する貫通板やビルドアップ工法によるビルドアップ板が好適である。
放熱接着剤42は、電子部品の発熱をプリント配線基板のビアを介して、第1の筐体20の面精度のある台座に伝導する。放熱接着剤42の厚さは、薄ければ薄いほど、発熱を伝導しやすい。第1の筐体20が法線方向(図1の上側)に変形すると、プリント配線基板10とのクリアランスが広がるため、放熱性能が悪化するため、第1の筐体20の変形を抑えることが有効である。放熱が必要な発熱する電子部品は、放熱フィン25の下に配置される。
コネクタ60は、ハウジング61と端子63とポッティング材(図なし)から構成される。
端子63は、熱伝導率の高い銅系でプレス成形される。端子63の形状は、直線であり、ハーネスサイドのコネクタまたはプリント配線基板のスルーホールに誘い易く、先端に潰しを設けている。ハウジング61は樹脂で射出成形法により成形され、端子63を圧入する。または、端子63と同時にインサート成形してもよい。ポッティング材は、ハウジング61と端子63との間に隙間があるため、気密する目的で設けられる。
コネクタ60のサイズは、端子63の極数や端子63の幅に依存する。端子63は、電流容量違いで、信号系の端子とパワー系の端子を合わせ持ち、合計で60極〜80極程度である。パワー系の端子の方が幅広となる。はんだ等の導電性合金(図字せず)を用いて端子63とプリント配線基板10の貫通スルーホールを接続する。また、プレスフィット端子(図なし)で機械的と電気的に接続しても良い。
第1の実施形態では、コネクタ60は三つであるが、三つに限定されず、三つ以上であっても良い。それに合わせて、第1の筐体の間口21も三つ以上となる。真ん中のコネクタ60が、もっとも外側に配置されることで、電子部品を実装する面積を増加することができる。また、プリント配線基板の配線パターンも、高密度にならず、パターン配線の配線重なりも避けることができる。
第1の実施形態のコネクタ60の組立は、第1の筐体20の間口21の外側にシール材41を介して、接続しているが、先に、プリント配線基板10に接続した後に、第1の筐体20の間口21の内面側にシール材41を介して、接続してもよい。第1の筐体20の間口21の外側からコネクタ60を接続する方が、コネクタ60のシール構造が小型化できる利点がある。
コネクタ60の第1の筐体20への詳細な接続方法は、コネクタ60のハウジング底辺に周囲にシール材41が埋まるハウジング溝62(図2)を設け、第1の筐体20の間口の凸部21aが嵌り、シール材41を硬化して封止する。ハウジング溝62の深さと、第1の筐体の間口の凸部21aの高さで、ラビリンス構造とし、エンジンルームの環境仕様で要求される塩水等の異物を保護する。ハウジング溝62とケースの間口の凸部21aのクリアランスにシール材41が充填されるため、組立誤差を考慮してクリアランスとシール材41の量を決める。たとえば、第1の筐体20のコネクタ周辺部が、熱や圧力の影響で、第1の筐体内が膨張し、法線方向(図2の上側)に変形するとき、シール材41は緩衝材として機能するが、クリアランスが小さいため、コネクタ60も同時に変形する。コネクタ60の変形は、端子63にも影響を与え、導電性接着剤を介してプリント配線基板10も同時に変形が伝わる。
シール材41は、エンジンルームの環境仕様で要求される塩水等の異物を保護するため、耐熱性、耐水性、耐薬品性、柔軟性のあるシリコン接着剤が好適である。
シール材40は、シール材41同様に、シリコン接着剤が好適である。特に、第1の筐体20の長辺は、温度変化による第1の筐体20内の圧力変化において、第1の筐体20に内圧がかかり、第1の筐体20の中心が法線方向(図1の上側)に湾曲する変形になるため、長辺の中心が最も変形する。そのため、シール材40は、変形に耐え得る接着力を持つ。
第2の筐体30には、第1の筐体20と固定するねじ51を貫通させる穴を四隅に設けている。第2の筐体30と第1の筐体20は、シール材40とともに、ねじ51により固定される。シール材40の塗布軌跡が複雑とならないように、四隅にねじ51を配置することが望ましい。本実施形態では、従来の車載制御装置に比べて、サイズが1.5倍も大きいため、第2の筐体30には薄肉の材料を選定しているが、リブやディンプルや段などを設けて強度を確保している。
本実施形態によれば、従来の電子制御装置に比べて、塩水等の耐環境性に優れ、シール部材の内部空間側への移動を抑制する形状を設け、内側へのはみ出しを抑制した車載制御装置のシール構造を提供できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、シール材が内部空間側にはみ出すことを抑制しつつ、車両に固定する固定部材で挟まれてもシール材を保護することができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る車載制御装置を示す要部断面図である。図4に示すように、第1の筐体20の第1の平坦部23と、第2の筐体30の第2の平坦部31が、シール材40より内部空間側で少なくとも一部が接触している。換言すれば、形状22(堤状部)は、第2の筐体30と接する。これにより、シール材40を内部空間側への移動を防止できる。また、車両に固定するブラケット(固定部材)で挟まれても、シール材を保護することができる。
また、第1の筐体20の第1の平坦部23と反対側に、第三の平坦部24を設け、第2の筐体30の第2の平坦部と反対側に、第四の平坦部32を設ける。第三の平坦部24と第四の平坦部32の距離を高さHとし、シール材40の塗布量がばらついても、シール材40の高さに依存せずに、確実に、高さHの寸法が決まり、金属同士の接触であれば、シール材40にダメージを与えないシール構造となる。
本実施形態によれば、従来の電子制御装置に比べて、塩水等の耐環境性に優れ、シール部材の内部空間側への移動を防止する形状を設け、内側へのはみ出しを防止し、シール材にダメージを与えない車載制御装置のシール構造を提供できる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係る車載制御装置を示す要部断面図である。図5に示すように、第1の筐体20と第2の筐体30を固定するねじ51周辺である。ねじ51部を防水するため、第1の筐体20に、ねじ周辺溝20bを設ける。ねじ周辺溝20bの外側に、形状22より低い段差形状22bを設ける。4隅のねじ周辺溝20bにシール材40を塗布し、ねじ周辺溝20bは、シール長さを確保するために、段差形状が好ましい。
換言すれば、ねじ周辺溝20bは、段差形状を有する。これにより、シール長さが長くなり、シール材40とねじ周辺溝20bとが接する部分の防水性が向上する。車載制御装置は、第1の筐体20と第2の筐体30を締結するねじ51(締結部材)を備える。形状22(堤状部)は、ねじ51よりも内部空間側に配置される。これにより、シール材40が内部空間側にはみ出すことを抑制することができる。また、ねじ51の締結力によってシール材40がダメージを受けることを抑制することができる。
また、第2の筐体30の第2の平坦部31側のシール材40によるシール長さを十分に確保する必要もある。シール材40が多く塗布された場合、周縁溝20aとねじ周辺溝20bとの間に、シール材40をはみ出しても良い。
本実施形態によれば、従来の電子制御装置に比べて、塩水等の耐環境性に優れ、シール部材の内部空間側への移動を抑制する形状を設け、内側へのはみ出しを防止し、シール材にダメージを与えない車載制御装置のシール構造を提供できる。
(実施形態4)
図6は、本発明の第4の実施形態に係る車載制御装置を示す要部断面図である。図6に示すように、第1の筐体20の第三の平坦部24側と、第2の筐体30の第2の平坦部31の裏側の第四の平坦部32側に、車両側のブラケットのような固定部材70が固定されることができる。車載制御装置1は、第三の平坦部24と第四の平坦部32を持つため、固定部材70に、全周または一部、挟まれるように固定されることもできる。車載制御装置1が、スライドしながら固定部材70に固定されることもできる。固定部材70と干渉しないため、周縁溝20aの外壁は高さHより、低背であることが望ましく、塩水等の溜まる箇所がなく、排水性が高い。また、シール材40の外側へのはみ出し高さも、高さH以下になるようシール材40の量を調整している。固定部材70は、樹脂や鋼板であってもよい。スナップフィットのように、固定部材70の挟み込み力が強くても、第1の平坦部23と第2の平坦部31との隙間が狭いまたは接触しているため、シール材40にダメージを与えないシール構造を提供できる。
ここで、形状22(堤状部)は、車載制御装置を挟んで車両に固定する固定部材70に接する第1の筐体20の部分と、固定部材70に接する第2の筐体30の部分の間に配置される。これにより、固定部材70で挟まれても、形状22(堤状部)が第2の筐体に当接するため、シール材40を保護することができる。
本実施形態によれば、従来の電子制御装置に比べて、塩水等の耐環境性に優れ、シール部材の内部空間側への移動を抑制する形状を設け、内側へのはみ出しを防止し、シール材にダメージを与えず、車両側の固定方法に対応できる取り付け自由度の高い車載制御装置を提供できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記実施形態では、第1の筐体20に周縁溝20aを設け、第2の筐体30に周縁溝20a内に挿入される端部33を設けているが、第1の筐体20に端部33を設け、第2の筐体30に周縁溝20aを設けてもよい。
本発明の実施形態は以下の態様であってもよい。
(1)複数の筐体と、前記複数の筐体によって形成される内部空間を密封するように前記複数の筐体間に設けられたシール部材と、を備える車載制御装置において、前記複数の筐体のうち少なくとも一方は、前記シール部材よりも前記内部空間側に、前記シール部材の前記内部空間側への移動を抑制する形状を備えることを特徴とする車載制御装置。
(2)(1)記載の車載制御装置において、前記車載制御装置は、電子部品を実装した基板を備え、前記複数の筐体は、第1の筐体と、前記第1の筐体と対となって前記内部空間を形成し、前記基板を収納する第2の筐体と、を備え、前記シール部材は、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に設けられていることを特徴とする車載制御装置。
(3)(2)記載の車載制御装置において、前記シール部材は、前記第1の筐体周辺に設けられた第1の平坦部と前記第2の筐体周辺に設けられた第2の平坦部との間の全周に設けられていることを特徴とする車載制御装置。
(4)(2)または(3)いずれか一項記載の車載制御装置において、前記形状は、前記シール部材が設けられた前記複数の筐体間の間隔が、前記複数の筐体の外側よりも前記内部空間側の方が狭いことを特徴とする車載制御装置。
(5)(4)記載の車載制御装置において、前記形状は、記複数の筐体の外側よりも前記内部空間側の方が狭い段差形状であることを特徴とする車載制御装置。
(6)(2)または(3)いずれか一項に記載の車載制御装置において、前記形状は、前記複数の筐体の表面処理であることを特徴とする車載制御装置。
(7)(4)記載の車載制御装置において、前記複数の筐体は、前記シール部材よりも前記内部空間側で少なくとも一部が接触することを特徴とする車載制御装置。
(8)(4)記載の車載制御装置において、車両の固定部材に挟まれる箇所で、他の箇所よりも前記複数の筐体間の間隔が狭くなっていることを特徴とする車載制御装置。
(9)電子部品を実装した基板を格納する車載制御装置用筐体において、前記車載制御用筐体は、複数の筐体を備え、前記複数の筐体のうち少なくとも一方は、前記複数の筐体間の間隔が、前記複数の筐体の外側よりも内部空間側の方が狭い形状を備えることを特徴とする車載制御装置。
1…車載制御装置
10…プリント配線基板
11…内部空間
20…第1の筐体
20a…周縁溝
20b…ねじ周辺溝
21…間口
21a…間口の凸部
22…形状
22a…段差形状
22b…低い段差形状
23…第1の平坦部
24…第三の平坦部
25…放熱フィン
30…第2の筐体
31…第2の平坦部
32…第四の平坦部
33…端部
40…シール材
41…シール材
42…放熱接着剤
50…ねじ
51…ねじ
60…コネクタ
61…ハウジング
62…ハウジング溝
63…端子
70…固定部材
H…高さ

Claims (10)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体に対向して固定される第2の筐体と、
    前記第1の筐体の縁と前記第2の筐体の縁の間に配置され、前記第1の筐体と前記第2の筐体によって形成される内部空間を封止するシール材と、を備え、
    前記第1の筐体は、
    前記シール材よりも前記内部空間側に配置され、前記第2の筐体の縁に対向し、前記シール材が前記内部空間側に移動することを抑制する堤状部を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  2. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記堤状部と前記第2の筐体の間に隙間が形成される
    ことを特徴とする車載制御装置。
  3. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記堤状部は、
    前記第2の筐体と接する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  4. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記堤状部は、
    前記第2の筐体の縁に対向する第1の平坦部を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  5. 請求項4に記載の車載制御装置であって、
    前記第2の筐体は、
    前記第1の平坦部に対向する第2の平坦部を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  6. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記第1の筐体又は前記第2の筐体は、
    前記堤状部に隣接し、前記シール材を充填する溝を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  7. 請求項6に記載の車載制御装置であって、
    前記第1の筐体又は前記第2の筐体は、
    前記溝内に挿入される端部を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  8. 請求項6に記載の車載制御装置であって、
    前記溝は、
    段差形状を有する
    ことを特徴とする車載制御装置。
  9. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体を締結する締結部材をさらに備え、
    前記堤状部は、
    前記締結部材よりも前記内部空間側に配置される
    ことを特徴とする車載制御装置。
  10. 請求項1に記載の車載制御装置であって、
    前記堤状部は、
    前記車載制御装置を挟んで車両に固定する固定部材に接する前記第1の筐体の部分と、前記固定部材に接する前記第2の筐体の部分の間に配置される
    ことを特徴とする車載制御装置。
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