JPWO2017029997A1 - 紙容器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

紙容器に形成した開口部の周囲に融着して開口部を覆うタブにおいて、開口部を有する紙容器の表面から、タブのつまみ部を容易につかむことができる。そして、タブを簡単に剥離し、開封可能とした紙容器を提供する。紙を基材とする積層シートより成形され、天板(331)を有する紙容器において、容器の天板に開口部(2)を設け、開口部を閉鎖可能とするタブ(4)を有し、タブに、開口部を覆う閉鎖部(42)と、閉鎖部から外にはみ出したはみ出し部(41)とを設け、閉鎖部とはみ出し部との間に折り目(43)を設けることで、タブのはみ出し部先端が、天板に対し、隙間(44)を設けたことを特徴とする紙容器。

Description

本発明は、紙容器及びその製造方法に関する。その紙容器は、例えば果汁飲料、コーヒー、液体スープ、ぜんざいなどの飲料や、調味料、岩塩、粒状洗剤などの粉体や粒体などを収納し、紙を基材とした積層シートを抜いたり融着したりして成形される紙容器である。
従来、コーヒー飲料、紅茶飲料、ココア飲料、日本酒、液体スープ、お汁粉、甘酒などの液体を収納したシート材を使用した紙容器や、調味料、岩塩、粒状洗剤などの粉体や粒体などを収納した紙容器は、大量の容器に高速で充填することができると共に、各種の内容物に対応し易い充填機が開発されてきている。
このような、充填性の高い充填機に対応できる紙容器では、開口部を封止する部品として、易開封性の高いイージーピール性のタブを用いられてきた。
例えば、特許文献1では、容器本体の所定部分に設けられた、内容物を排出および/または注入するための開口部をイージーピール性シール手段によって閉鎖してなる容器用開口構造であって、開口部を有する容器本体と内面フィルムおよびプルタブの3ピース構造からなり、上記開口部を有する容器本体の少なくとも蓋材が、紙層、合成樹脂層およびバリア層を含む積層体からなり、上記開口部とその周囲が、容器の内部側から開口部端面を被覆する内面フィルムと容器の外部から被覆するプルタブによって閉鎖されるとともに、上記開口部の少なくとも外胴部の周縁にその開口縁端面から所定幅を有する非接着部を設けるようにして、上記開口部を挟んで上記内面フィルムと開口部周縁と上記プルタブとが接合されてなることを特徴とする開口構造を提案している。
しかし、この紙容器のように、開口部の少なくとも外胴部の周縁にその開口縁端面から所定幅を有する非接着部を設けたとしても、プルタブを剥離する際に、プルタブと開口部を有する容器本体との間に、爪を挿入しにくい。そのため、プルタブを引き上げたりして、つまむことが難しいので、開口するのに手間取るなどの問題があった。
特許第4962835号公報
本発明は、開口部からタブをより簡単に剥離可能な紙容器を提供することを目的とする。
課題を解決するために、本発明の一態様の紙容器は、開口部が形成された天板と、上記開口部を閉鎖するタブとを有する紙容器であって、上記タブは、上記開口部を覆う閉鎖部と、上記閉鎖部に連続するはみ出し部とを有し、上記閉鎖部と上記はみ出し部との間に折り目が形成され、少なくとも上記はみ出し部の先端が、上記天板から離隔して上記天板に対し隙間を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様の紙容器の製造方法は、タブの折り目は、山形形状の金型と谷形形状の金型でプレスする折り目加工で形成されることを特徴とする。
本発明の紙容器は、タブの閉鎖部とはみ出し部との間に折り目が設けられているので、天板とタブのはみだし部との間に容易に指先を挿入できる。その結果、タブのはみ出し部を強くつかみ易くなるので、タブをより簡単に剥離できて、紙容器の開口部の開口をスムーズにできるようになる。
本発明に基づく実施形態に係る紙容器とタブの外観斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る紙容器において、タブを融着した天板近傍の断面図である。 本発明に基づく実施形態に係る紙容器に使用するタブの折り目加工するプレス金型(上型及び下型)の形状の模式図と、タブの折り目加工を示す断面図である。 本発明に基づく実施形態に係る他の実施形態を示す外観斜視図である。
以下、本発明に基づく紙容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態では、紙容器として筒状の紙容器を例に説明する。
本実施形態の紙容器1は、図1(a)に示すように、紙を基材とする積層シートを丸めて円筒状の胴部30を作り、その円筒状の胴部30の上下を折り曲げ、天板331と底板332の周囲に設けた融着部3310,3320を挟み込んで融着することで作製される紙容器である。そのため、紙容器1は、天板融着部3310と底板融着部3320が一定の幅で上下に設けられている。
また、天板331に開口部2が形成されている。その開口部2を覆うように、タブ4が天板331に融着している。
なお、紙容器1内に内容物充填後、飲み口を覆うキャップ7で、紙容器1の上部全体を覆っても良い。
図1(b)は、タブ4の拡大図である。タブ4は、開口部2周縁の天板331に融着して開口部2を覆う(封止する)閉鎖部42と、閉鎖部42に連続するはみ出し部41と、閉鎖部42とはみ出し部41との間に形成される折り目43とを有する。はみ出し部41は、タブ4を天板331から剥離するときに把持する部分を構成する。折り目43を境に、閉鎖部42に対し、はみ出し部41は、図1に示すように、開口部2から離れるほど天板331から離隔する方向(融着とは反対側)に傾斜している。
図2(a)は、タブ4を融着した天板331近傍の断面図である。
タブ4は、紙容器の天板331に設けた開口部2を覆い隠すように、開口部周縁の天板331に融着される。天板331に融着するのはタブ4の閉鎖部42で、タブ4のはみ出し部41が、閉鎖部42とはみ出し部41の間に設けた折り目43を境に、天板331から離れるように傾斜している。
このとき、はみ出し部41の先端が、天板331から1.5mm以上の隙間44が生ずるように、折り目43による、はみ出し部41の天板331に対する傾斜角度を大きく取っておく(図2(a)参照)。
隙間44が1.5mm未満の場合、天板331とタブのはみ出し部41の間に爪が挿入しにくいので、はみ出し部41をすばやくつかむことができない。
隙間44が1.5mm以上あれば、天板331とタブのはみ出し部41の間に、爪を挿入してはみ出し部41を起こし、その間に簡単に指を挿入できる。
なお隙間44は、1.5mm以上あれば良いが、例えば天板融着部3310よりも低くなるように設定する。
上記隙間44は、はみ出し部41が無負荷の状態での隙間の量である。
図2(b)は、天板331とタブのはみ出し部41の間に、指を挿入して、はみ出し部41をつかんで、タブ4を天板331から剥離している状態を示す断面図である。このように、はみ出し部41をつかんで、タブ4を剥離して天板331から外し、開口部2を開口する。
図3(a)は、タブ4の折り目43を加工する金型の状態を示す模式的断面図である。
山形金型からなる上型45と谷形金型からなる下型46の間にタブ用積層シート40を挿入し、目的とする輪郭のタブ外形にプレスする。すると、プレスによるタブ外形への打ち抜きと同時に、プレス直後は一旦図3(b)のように、タブ4には折り目43が付く。
しかし、直ぐに、図3(c)に示すように、大きな曲率であった閉鎖部42やはみ出し部41は真っ直ぐになり、折り目43の所だけ折れ曲がったタブ4になる。
ここで、折り目43は、図1(b)に示すような直線の折り目の他に、図1(c)に示す曲線や、図1(d)に示す三角形状であっても良く、さらに、図1(e)に示すような、折り目43以外の折り目を別途有する多段折りであっても良い。
このようなタブ4の折り目加工は、図3(a)で示すようなプレス金型で製造する。
すなわち、一方の上型45は折り目形成位置が山形形状、他方の下型46は折り目形成位置が谷形形状のプレス金型を用い、その山形形状の尖った位置を折り目位置にする。
この山形形状や谷形形状の加工深さ450を、それぞれ0.1mm以上2.0mm以下の範囲とすると良い(図3(a)参照)。この加工深さ450は、基準面に対する突出量若しくは窪み量である。
加工深さ450が0.1mm未満では、プレス後、直ぐに折り目43が元に戻りやすく、かつ、天板331との隙間を1.5mm以上、確保することができないおそれがある。
また、加工深さ450が2.0mmを越える場合、タブ原紙が切れてしまう恐れがある。
そのため、山形形状や谷形形状の加工深さ450を、それぞれ0.1mmから2.0mmの範囲とするが、好ましくは、タブ原紙の厚み以上で、タブ原紙の厚みの2.5倍以内の加工深さが好ましい。
さらに、山形形状の金型45において、山形形状の頂点を挟んだ2つの加圧傾斜角度は、閉鎖部側加圧傾斜角度420よりも、はみ出し部側加圧傾斜角度410を小さくする。閉鎖部側加圧傾斜角度420よりも、はみ出し部側加圧傾斜角度410を大きくすると、閉鎖部の平面性が損なわれ、開口部周縁を融着するときに、皺が発生して、密封性が損なわれる恐れがある。このため、はみ出し部側加圧傾斜角度410を小さくするのである。
同じように、谷形形状の金型46において、山形形状の頂点に対向する窪みを挟んで2つの加圧傾斜角度を有し、その2つの加圧傾斜角度は、閉鎖部側加圧傾斜角度421よりも、はみ出し部側加圧傾斜角度411を小さくする。これは、閉鎖部側加圧傾斜角度421よりも、はみ出し部側加圧傾斜角度411を大きくすると、閉鎖部の平面性が損なわれ、開口部周縁を融着するときに、皺が発生して、密封性が損なわれる恐れがある。このため、はみ出し部側加圧傾斜角度411を小さくするのである。
図4は、本発明に基づく他の実施形態を示す外観斜視図である。
本発明に基づく紙容器1の立体形状は、図1のような円筒形だけではなく、図4(a)で示すような紙カップ形状などであってもかまわない。もちろん、カップ形状を上下逆さにした形状であってもかまわない。
また、ゲーベルトップの紙容器や、図4(b)で示すようなフラットトップの紙容器であってもかまわない。
筒形状やカップ形状の容器の場合、天板331の周囲には、胴部と天板とをカシメるカシメの突起ができる。
また、開口部2は、そのまま開口部2近傍に口を当てて飲むにせよ、粉体や流体を開口部から振り出すにせよ、開口部2にストローを刺して吸い込むにせよ、当該開口部2は、天板の中心ではなく、偏った位置に設けることが一般的である。
当然、閉鎖部42は偏った位置に設けた開口部2を覆う位置に融着する。そして、タブのはみ出し部41は、天板331の中心側に向ける。
本発明が対象とする紙容器は、紙を基材とする積層シートにより成形され、天板に開口部が形成されていれば特に限定はない。例えば、基材が紙製であっても、プラスチックシートの成形加工したものや、真空成形や圧空成形したものであっても、射出成形したものでも、フランジで融着可能な開口部を有する容器であればどんな容器であってもかまわない。
また、円筒形状の紙容器を主体に説明してきたが、角柱形状であっても、円錐台形状であっても、更には、ゲーベルトップやフラットトップの紙容器であってもかまわない。
容器本体に紙を主体とした容器にした場合、胴部と天板、底板それぞれ、基材の紙は、坪量を200g/mから800g/mの板紙とし、その表面に印刷する場合には、片面が白いコートマニラ、コートボール、アイボリーなどを用いることができる。できれば、胴部は天板や底板よりも厚くすることが望ましい。
さらに、紙容器の天と底、胴部背の合わせ部分、及びタブ4は、ヒートシールする必要がある。このため、表裏に15μm〜80μmのポリエチレンフィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体、あるいはポリプロピレンフィルムなどのシール適性に優れた熱可塑性フィルムを貼り合せた積層シートが使用される。これら熱可塑性フィルムは、内容物が食品の場合の衛生性をも考慮するもので、かつ防湿の役目もする。
もちろん、バリア性を向上させる為、積層シートの基材と内面のポリエチレンとの間に、アルミ箔や、酸化珪素やアルミニウムなどを蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムなどを積層した積層シートであっても良い。これらは、ドライラミネーション機やエクストルーダーラミネーション機を用いて、容易に製造することが出来る。
タブ4となるタブ用積層シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート/低密度ポリエチレン/紙/低密度ポリエチレン/エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート/ポリアミド/変性低密度ポリエチレン/紙/低密度ポリエチレン/一軸延伸ポリプロピレン、2軸延伸ポリプロピレン/ポリアミド/変性低密度ポリエチレン/紙/低密度ポリエチレン/一軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/ポリアミド/変性低密度ポリエチレン/アルミ箔/低密度ポリエチレン/一軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/低密度ポリエチレン/紙/低密度ポリエチレン/ポリエチレンテレフタレート/酸化珪素蒸着ポリエチレンテレフタレート/接着剤/低密度ポリエチレン/一軸延伸ポリプロピレン、などのような構成が考えられる。
紙は坪量50〜250g/m程の厚みの紙で良いが、必ずしも、紙を使用していなくてもかまわない。
これらは、タンデムのエクストルーダーラミネーション機やドライラミネーション機などでフィルムを製造し、プレス機で抜き加工と折り目加工を施して完成させる。
円筒状紙容器の製造は、例えば、まず、胴部用積層シートを型抜きし、エッジプロテクト加工して筒状に成形、背シール301を融着して、胴部30を作製する。
タブ用積層シートをプレス型で外形を抜くと同時に折り目加工を行い、タブ4を作製する。
天板用積層シートの外形をプレス型で抜き、開口部2の外側とその周囲にタブ4を融着して仮止めする。外形を抜く時に、端部を折り曲げて、天板を成形する。
底板用積層シートの外形をプレス型で抜き、端部を折り曲げた曲げ部を成形し、底板を成形する。
胴部の上側に天板を巻き締めして融着し、底側に底板を巻き締めして融着し、内容物を充填してからタブを完全にシールして飲み口を塞いで、筒状紙容器の充填・製缶が完成する。
もちろん、充填後に底板、あるいは天板をカシメてもかまわない。その場合、タブは始めから折り目加工したものを開口部に融着しておく。
本発明の紙容器は、以上の様に、タブ4の閉鎖部42とはみ出し部41との間に折り目43が設けられているので、天板331とタブ4との間に充分な隙間があって、容易に指先を挿入できる。その為、タブ4のはみ出し部41をすばやくつかみ易く、はみ出し部41を引き上げ、タブ4を剥離して、紙容器の開口がスムーズにできる。
また、タブ4は、テープ(タブ用の積層シート)から抜く時に、折り目43のプレス加工を同時に行う場合には、製造工程の大幅な変更も無く、従来の製造ラインがそのまま使用可能なので、安価で生産性が高い状態で製造できるなど、本発明のメリットは大きい。
以上、本願が優先権を主張する、日本国特許出願2015−160965号(2015年8月18日出願の全内容は、参照により本開示の一部をなす。
ここでは、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく各実施形態の改変は当業者にとって自明なことである。すなわち、本発明は、以上に記載した各実施形態に限定されうるものではない。当業者の知識に基づいて各実施形態に設計の変更等を加えることが可能であり、そのような変更等を加えた態様も本発明の範囲に含まれる。
1 容器
2 開口部
30 胴部(円筒状の胴部)
300 胴部(円錐台の胴部形状)
301 背シール
331 天板
3310 天板融着部
332 底板
3320 底板融着部
4 タブ
40 タブ用積層シート
41 はみ出し部
410 はみ出し部側加圧傾斜角度(山形金型側)
411 はみ出し部側加圧傾斜角度(谷形金型側)
42 閉鎖部
420 閉鎖部側加圧傾斜角度(山形金型側)
421 閉鎖部側加圧傾斜角度(谷形金型側)
43 折り目
44 隙間
45 上型(山形金型)
450 加工深さ
46 下型(谷形金型)
7 キャップ

Claims (7)

  1. 開口部が形成された天板と、上記開口部を閉鎖するタブとを有する紙容器であって、
    上記タブは、上記開口部を覆う閉鎖部と、上記閉鎖部に連続するはみ出し部とを有し、
    上記閉鎖部と上記はみ出し部との間に折り目が形成され、少なくとも上記はみ出し部の先端が、上記天板から離隔して上記天板に対し隙間を有することを特徴とする紙容器。
  2. 上記隙間は1.5mm以上であることを特徴とする請求項1に記載した紙容器。
  3. 請求項1又は2に記載の紙容器を製造する紙容器の製造方法であって、
    上記タブの折り目は、山形形状の金型と谷形形状の金型でプレスする折り目加工で形成されることを特徴とする紙容器の製造方法。
  4. 上記山形形状の金型と上記谷形形状の金型の各加工深さを、0.1mm以上2.0mm以下の範囲としたことを特徴とする請求項3に記載した紙容器の製造方法。
  5. 上記山形形状の金型の当該山形形状の頂点を挟んだ2つの加圧傾斜角度は、上記閉鎖部側の角度よりも、上記はみ出し部側の角度が小さいことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載した紙容器の製造方法。
  6. 上記谷形形状の金型の当該谷形形状は、上記山形形状の頂点に対向する窪みを挟んで2つの加圧傾斜角度を有し、その2つの加圧傾斜角度は、上記閉鎖部側の角度よりも、はみ出し部側の角度が小さいことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の紙容器の製造方法。
  7. 上記山形形状の金型及び上記谷形形状の金型は、タブ用積層シートをプレスによって上記タブの輪郭形状に切り抜くための金型である上型及び下型であることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の紙容器の製造方法。
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