JP2017171359A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装材料以外に特殊な材料を使用せず、また大掛かりな製造装置も必要とせず、包装袋の段階では平坦でありながら、注出時には注出路が広く開口する新規な包装袋を提案するもの。
【解決手段】積層体からなる表裏面材の、両側辺と天辺と底辺をシールしてなる矩形状の包装袋であって、一辺の側辺上部に切り裂き開口予定部を有し、表裏面材において、他方の側辺と天辺とがなす隅角部から、切り裂き開口予定部の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、外方に凸の第一山折線と、第一山折線終点から切り裂き開口予定部の下端に至る、外方に凹の第一谷折線と、第一山折線終点から切り裂き開口予定部の中間部に至る第二山折線とを有し、開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、第一山折線、および第二山折線が山折に、また第一谷折線が谷折に折れて、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口することを特徴とする包装袋。
【選択図】図1

Description

本発明は包装袋に関し、特に液体の内容物を収納した場合の注出性や、粒状の内容物を収納した場合の取出し性に優れた包装袋に関する。
各種合成樹脂フィルムや紙、アルミニウム箔などを貼り合わせた積層材料を、袋状に製袋した軟包装袋が、さまざまな内容物を収納するために用いられている。中でもシャンプーやリンスなど液状のトイレタリー用品を収納し、自立するように加工したいわゆるスタンディングパウチは、その代表的なものである。
シャンプーやリンスなどを収納したスタンディングパウチは、詰め替え用として用いられるものが多く、正規のボトル容器などに移し替えて使用する場合が多い。しかしこれらの液体類は、しばしば粘度が高いため、注出に時間がかかることが問題となっていた。
そこで、注出口の閉塞を防ぎ、開口を広く保つためのさまざまな技術が提案されている。特許文献1に記載された可撓性の袋は、注出路に折畳部を設け、注出時に注出路が大きく広がるようにした包装袋である。
特許文献2の袋及びその製造方法には、注出路にパイプを取り付けた包装袋及びその製造方法が記載されている。特許文献1に記載された包装袋も、特許文献2に記載された包装袋もいずれも注出性の改善という点においては、効果を発揮するものである。
特開平4−215957号公報 特開平5−132069号公報
しかしながら、特許文献1に記載された包装袋は、製袋工程において、包装材料を所定の形状に折り畳むための大掛かりな装置が必要であり、製造工程が煩雑であるという欠点があった。
また、特許文献2に記載された包装袋は、包装材料以外に別途パイプが必要であるため、材料費がかさむという問題がある。また、充填機において内容物を充填する段階で、包装袋をスタッカーに積み上げる際に、注出口部分の厚さのみが厚いため、多くの枚数を整然と積み上げることが出来ないという問題もあった。
本発明は、上記の問題点を解決しようとするものである。本発明の解決しようとする課題は、包装材料以外に特殊な材料を使用せず、また大掛かりな製造装置も必要とせず、包装袋の段階では平坦でありながら、注出時には注出路が広く開口する新規な包装袋を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、シール面同士を対向させた、積層体からなる表面材と裏面材の、両側辺と天辺と底辺をシールしてなる矩形状の包装袋であって、一辺の側辺上部に切り裂き開口予定部を有し、該切り裂き開口予定
部は、該側辺シール部の内側端縁に沿って未シール部を開封するものであり、表裏面材において、他方の側辺と天辺とがなす隅角部から、前記切り裂き開口予定部の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、包装袋外方に凸の第一山折線と、該第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の下端に至る、包装袋外方に凹の第一谷折線と、前記第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の中間部に至る第二山折線とを有し、前記切り裂き開口予定部を切り裂いて開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、前記第一山折線、および第二山折線が山折に、また前記第一谷折線が谷折に折れて、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口することを特徴とする包装袋である。
本発明に係る包装袋は、表裏面材に形成した折線の配置により、切り裂き開口予定部を切り裂いて開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口するため、広い注出路が得られる。
また、請求項2に記載の発明は、天辺のシール部の下端に沿って天辺折畳用折線を有し、天辺のシール部を折畳むことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、1枚の積層体のシール面を内側にして折り曲げた折り返し部を天辺として、表面材と裏面材を形成し、両側辺と底辺をシールしてなる矩形状の包装袋であって、一辺の側辺上部に切り裂き開口予定部を有し、該切り裂き開口予定部は、該側辺シール部の内側端縁に沿って未シール部を開封するものであり、表裏面材において、他方の側辺と天辺とがなす隅角部から、前記切り裂き開口予定部の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、包装袋外方に凸の第一山折線と、該第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の下端に至る、包装袋外方に凹の第一谷折線と、前記第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の中間部に至る第二山折線とを有し、前記切り裂き開口予定部を切り裂いて開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、前記第一山折線、および第二山折線が山折に、また前記第一谷折線が谷折に折れて、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口することを特徴とする包装袋である。
また、請求項4に記載の発明は、表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から前記他方の側辺に向かって下降して伸びる第二谷折線を有し、該第二谷折線の終点の高さは、前記切り裂き開口予定部の下端の高さと略同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を天辺に至る第三谷折線を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を底辺に至る第三山折線を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項7に記載の発明は、前記表面材および裏面材が、紙層を含む積層体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項8に記載の発明は、底辺に折込片を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の包装袋である。
また、請求項9に記載の発明は、前記切り裂き開口予定部が、一部分が突出した側辺に沿って形成されており、開口後は、開口部が本体から突出した注出筒を形成することを特
徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の包装袋である。
本発明に係る包装袋は、表裏面材に数本の折線を形成するだけの簡単な加工により、開封時には大面積の開口部を得ることができる。従って包装材料以外に特殊な材料を使用しないため、材料コストがかさむことがない。また大掛かりな製造装置を必要としないので、製造も容易である。またさらに、未充填の包装袋の段階では平坦であるため、充填機のフィーダー部におけるスタック適性も良好である。
請求項2に記載の発明のように、天辺のシール部の下端に沿って天辺折畳用折線を形成した場合には、天辺を押圧したときに、天辺のシール部が容易に倒れて邪魔にならず、また開口も円滑に行われる。
請求項3に記載の発明のように、1枚の積層体を折り曲げて天辺を形成した場合には、天辺のシール部が存在しないため、製袋工程が簡略化される。また製品の天辺を押圧したときに、天面が平坦になりやすい。
請求項4に記載の発明のように、第一山折線と第二山折線の交点から前記他方の側辺に向かって下降して伸びる第二谷折線を設けた場合には、開封後に天辺を押圧したとき、包装袋が折線に沿って凹み易くなり、また開口部は膨らみ易くなる。
請求項5に記載の発明のように、第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を天辺に至る第三谷折線を設けた場合には、開封後に天辺を押圧したとき、包装袋が折線に沿って凹み易くなり、また開口部は膨らみ易くなる。
請求項6に記載の発明のように、第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を底辺に至る第三山折線を設けた場合には、開封後に天辺を押圧したとき、包装袋が折線に沿って膨らみ易くなり、開口部も膨らみ易くなる。
請求項7に記載の発明のように、表面材および裏面材が、紙層を含む積層体である場合には、形状保持性が向上し、開口状態を維持し易くなる。
請求項8に記載の発明のように、包装袋が底辺に折込片を有する場合には、自立性の包装袋とすることができる。
請求項9に記載の発明のように、切り裂き開口予定部が、一部分が突出した側辺に沿って形成されており、開口後は、開口部が本体から突出した注出筒を形成するようにした場合には、開封し易くなると伴に、詰め替え容器として使用した場合に、注出筒を詰め替え先の容器に挿入することができるため、詰め替え作業が安全にまた容易になる。
図1は、本発明に係る包装袋の最も基本的な実施態様を示した斜視説明図である。 図2は、図1に示した包装袋の未開封の状態を示した平面説明図である。 図3は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した斜視説明図である。 図4は、図3に示した包装袋の未開封の状態を示した平面説明図である。 図5は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した斜視説明図である。 図6は、図5に示した包装袋の未開封の状態を示した平面説明図である。 図7は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した平面説明図である。 図8は、本発明に係る包装袋の他の実施態様を示した平面説明図である。
以下図面を参照しながら、本発明に係る包装袋について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る包装袋1の最も基本的な実施態様を示した斜視説明図である。また、図2は、図1に示した包装袋の未開封の状態を示した平面説明図である。
本発明に係る包装袋1は、シール面同士を対向させた、積層体からなる表面材2と裏面材3の、両側辺6a、6bと天辺5と底辺7をシールしてなる矩形状の包装袋である。一辺の側辺、この図では左側の側辺6aの上部に切り裂き開口予定部16を有する。切り裂き開口予定部16は、側辺シール部の内側端縁に沿って未シール部を開封するものである。
切り裂き開口予定部16には、表裏面材の表面に刃物やレーザーで形成した傷を設けると、この傷に沿って円滑に開封することができる。開封開始部には、開口用ノッチ17を設けてもよい。
本発明に係る包装袋1は、表裏面材2、3において、他方の側辺、図では右側の側辺6bと天辺5とがなす隅角部から、切り裂き開口予定部16の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、包装袋外方に凸の第一山折線9と、第一山折線9の終点から切り裂き開口予定部16の下端に至る、包装袋外方に凹の第一谷折線12と、第一山折線9の終点から切り裂き開口予定部16の中間部に至る第二山折線10とを設けたことを特徴とする。
図2では、山折線を実線で、また谷折線を一点鎖線で表している。以下、他の平面説明図においても同様である。
本発明に係る包装袋1は、切り裂き開口予定部16を切り裂いて開口した後、天辺5の略中央部を下方に押圧することにより、第一山折線9、および第二山折線10が山折に折れ、また第一谷折線12が谷折に折れて、図1に示したように開口部18が菱形形状または逆三角形形状に開口する。
このように本発明に係る包装袋1は、表裏面材2、3にそれぞれ3本の折線を形成するだけの簡単な加工によって、開封時に大面積の開口部18を得ることができる。表裏面材に折線を形成する方法としては、雄雌の金型に挟んでプレスして折ぐせを付ける方法が最も一般的であるが、プレスに先立って、折線に沿った浅い傷を付けておいても良い。
図3は、本発明に係る包装袋1の他の実施態様を示した斜視説明図であり、図4は、図3に示した包装袋1の未開封の状態を示した平面説明図である。図3、4に示した実施態様においては、天辺5のシール部の下端に沿って天辺折畳用折線15が設けられており、天辺5のシール部を折畳むことが可能であることを特徴とする。
このようにした事により、開封時に天辺5を押圧したときに、天辺5のシール部が容易に倒れて邪魔にならず、また開口も円滑に行われる。
この実施態様においては、さらに表裏面材2、3において、第一山折線9と第二山折線10の交点から右側の側辺6bに向かって下降して伸びる第二谷折線13を有する。第二谷折線13の終点の高さは、切り裂き開口予定部16の下端の高さと略同じである。
また表裏面材2、3において、第一山折線9と第二山折線10の交点から幅方向略中央部を天辺5に至る第三谷折線14と、さらに第一山折線9と第二山折線10の交点から幅方向略中央部を底辺7に至る第三山折線11が設けられている。
このように、第二谷折線13や、第三谷折線14を設けた場合には、開封後に天辺5を押圧したとき、包装袋1が折線に沿って凹み易くなり、また開口部18は膨らみ易くなる。また、第三山折線11を設けると、開封後に天辺を押圧したとき、包装袋1が折線に沿って膨らみ易くなり、開口部18も膨らみ易くなる。
図3、4に示した実施態様においては、さらに底辺7に折込片4を有する。折込片4は、積層体のシール面を外側にして逆V字型に折ったものを表面材2と裏面材3の間に挿入したものであり、これにより底面が広がるため、自立性の包装袋とすることができる。折込片は、底テープと称する場合もある。
図5、6に示した実施態様では、1枚の積層体のシール面を内側にして折り曲げた折り返し部8を天辺として、表面材2と裏面材3が形成されている。天辺のシール部が存在しないため、製袋工程が簡略化される。また製品の天辺を押圧したときに、天面が平坦になりやすいという特徴を持っている。この例でも、図3、4に示した例と同様に、第一山折線9、第二山折線10、第一谷折線12に加えて、第二谷折線13、第三谷折線14、第三山折線11が設けられている。また、底辺7に折込片4を有する。
図7に示した実施態様においては、切り裂き開口予定部16が、一部分が突出した側辺6cに沿って形成されており、開口後は、開口部が本体から突出した注出筒を形成することを特徴とする。またこの例では、切り裂き開口予定部16に付随して、開口用タブ19と開口用ノッチ17を備えている。このようにする事により、開封し易くなると伴に、詰め替え容器として使用した場合に、注出筒を詰め替え先の容器に挿入することができるため、詰め替え作業が安全にまた容易に行えるようになる。
図8に示した実施態様においては、1枚の積層体のシール面を内側にして折り曲げた折り返し部8を天辺として、表面材2と裏面材3を形成し、さらに底辺7には、折込片4を挿入して円弧状にシールした底面部を備えている。このような底面部の構造は、スタンディングパウチと称する自立性の包装袋として一般的なものである。
本発明に係る包装袋の表面材、裏面材、折込片に用いる積層体としては、各種合成樹脂フィルム、アルミニウム箔、紙などを組み合わせて貼り合せた、通常軟包装袋に使用される積層体を用いることができる。基材としては、1層ないしは数層からなる紙や金属箔や合成樹脂フィルムを使用する。一例を挙げれば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)等のポリエステル系樹脂、セロハン、三酢酸セルロース(TAC)等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂(EVA)、アイオノマー樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂(PS)、ポリ塩化ビニル系樹脂(PVC)、ポリ塩化ビニリデン系樹脂(PVDC)、ポリカーボネート樹脂(PC)、フッ素系樹脂、ウレタン系樹脂等の合成樹脂フィルム、紙、金属箔等が単体または、複合して使用される。基材には、必要に応じて印刷層や接着剤層が含まれる。
シール面に用いるシーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・αオレフィン共重合体などのエチレン系樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン・エチレンランダム共重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体、プロピレン・αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂などが使用される。またこれらの樹脂を複合した多層フィルムが使用されることもある。
積層体の具体的な構成例としては、PET/印刷層/接着剤層/延伸ポリアミド樹脂フィルム(以下ONYと略す)/接着剤層/LLDPEからなる構成のフィルムや、ONY/接着剤層/LLDPE、などが挙げられる。積層体の一部に紙を用いた場合、折ぐせがつき易くなり、形状保持性が向上し、開口状態を維持し易くなる。
本発明に係る包装袋は、シャンプーやリンスなどの詰め替え容器として有用であるほか、大きな開口部が得られるという特徴を生かして、粒状のスナック菓子、あられなどの食品を収納する容器としても好ましく使用できる。
1・・・包装袋
2・・・表面材
3・・・裏面材
4・・・折込片
5・・・天辺
6a・・・左側の側辺、6b・・・右側の側辺、6c・・・突出した側辺
7・・・底辺
8・・・折り返し部
9・・・第一山折線
10・・・第二山折線
11・・・第三山折線
12・・・第一谷折線
13・・・第二谷折線
14・・・第三谷折線
15・・・天辺折畳用折線
16・・・切り裂き開口予定部
17・・・開口用ノッチ
18・・・開口部
19・・・開口用タブ

Claims (9)

  1. シール面同士を対向させた、積層体からなる表面材と裏面材の、両側辺と天辺と底辺をシールしてなる矩形状の包装袋であって、
    一辺の側辺上部に切り裂き開口予定部を有し、該切り裂き開口予定部は、該側辺シール部の内側端縁に沿って未シール部を開封するものであり、
    表裏面材において、他方の側辺と天辺とがなす隅角部から、前記切り裂き開口予定部の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、包装袋外方に凸の第一山折線と、
    該第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の下端に至る、包装袋外方に凹の第一谷折線と、
    前記第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の中間部に至る第二山折線とを有し、前記切り裂き開口予定部を切り裂いて開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、前記第一山折線、および第二山折線が山折に、また前記第一谷折線が谷折に折れて、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口することを特徴とする包装袋。
  2. 天辺のシール部の下端に沿って天辺折畳用折線を有し、天辺のシール部を折畳むことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 1枚の積層体のシール面を内側にして折り曲げた折り返し部を天辺として、表面材と裏面材を形成し、両側辺と底辺をシールしてなる矩形状の包装袋であって、
    一辺の側辺上部に切り裂き開口予定部を有し、該切り裂き開口予定部は、該側辺シール部の内側端縁に沿って未シール部を開封するものであり、
    表裏面材において、他方の側辺と天辺とがなす隅角部から、前記切り裂き開口予定部の下端へ向かって斜めに下降し、幅方向略中央部に至る、包装袋外方に凸の第一山折線と、
    該第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の下端に至る、包装袋外方に凹の第一谷折線と、
    前記第一山折線の終点から前記切り裂き開口予定部の中間部に至る第二山折線とを有し、前記切り裂き開口予定部を切り裂いて開口した後、天辺の略中央部を下方に押圧することにより、前記第一山折線、および第二山折線が山折に、また前記第一谷折線が谷折に折れて、開口部が菱形形状または逆三角形形状に開口することを特徴とする包装袋。
  4. 表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から前記他方の側辺に向かって下降して伸びる第二谷折線を有し、該第二谷折線の終点の高さは、前記切り裂き開口予定部の下端の高さと略同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
  5. 表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を天辺に至る第三谷折線を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装袋。
  6. 表裏面材において、前記第一山折線と第二山折線の交点から幅方向略中央部を底辺に至る第三山折線を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装袋。
  7. 前記表面材および裏面材は、紙層を含む積層体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装袋。
  8. 底辺に折込片を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の包装袋。
  9. 前記切り裂き開口予定部は、一部分が突出した側辺に沿って形成されており、開口後は、開口部が本体から突出した注出筒を形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107719898A (zh) * 2017-10-16 2018-02-23 湖北华强科技有限责任公司 耐久型长期折叠式密封包装袋

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