JP4357650B2 - 詰め替え用パウチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液状物など流動性を有する内容物を密封包装し、使用時に内容物を他の容器に移し替えて使用する詰め替え用パウチに関し、更に詳しくは、内容物が比較的粘度の高いものであっても、最後まで容易に移し替えられるよう、注出の際、パウチを上部から底部にかけて縦方向に徐々に二つ折りしながら注出できるようにし、最終段階でも容易に内容物を絞り出せるようにパウチ形状を改良した詰め替え用パウチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液状物などの流動性を有する内容物を密封包装し、使用時に内容物を他の容器に移し替えて使用する詰め替え用パウチとしては、例えば、パウチの上部の一部に幅を狭くした突出する形状の注出口部を設けたもの、また、その注出口部が注出の途中で閉塞しないよう、更に注出口部にエンボス加工などを施して開口部の保形性を向上させたもの、或いは、プラスチック成形物などによる別体の注出口をパウチ上部の一部に熱接着して取り付けたものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パウチの上部の一部に幅を狭くした突出する形状の注出口部を設けたもの、また、更にその注出口部にエンボス加工などを施して開口部の保形性を向上させたものは、粘度の低い内容物に対しては良好に使用することができるが、内容物の粘度が高くなると急激に注出速度が低下し、注出に時間がかかり、また、注出の最終段階で内容物がパウチ内に残りやすい問題があった。
【0004】
また、プラスチック成形物などによる別体の注出口をパウチ上部の一部に取り付けたものも、内容物の粘度が比較的低い場合は、好適に使用できるものの、内容物の粘度が高くなると前記と同様な問題があるほか、パウチの製造工程が増え、注出口自体にも費用がかかり、また、注出口を取り付けた空パウチは、厚さが増すため、保管や運搬の費用も割高となり、内容物の充填の際にも、例えば充填機のフィーダー部への空パウチの積み込み数が大幅に減少するため、オペレーターが頻繁に空パウチの供給を行う必要を生じるなど、全体としてコストアップと工程及び作業の煩雑さが増す問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、成形物などによる別体の注出口を必要とせず、通常のパウチと同様な工程で生産性よく製造でき、内容物の充填も容易で、且つ、内容物の使用時には、比較的粘度の高い内容物であっても、最後まで内容物を残すことなく容易に絞り出して移し替えることができるという、安価で使用適性に優れた詰め替え用パウチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、周囲の端縁部が袋状にヒートシールされ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチであって、該パウチの幅方向の中央部に、内容物を注出する際、パウチを折り曲げやすくするための縦方向のヒートシール部が、少なくとも該パウチの下部から中間部乃至中間部よりやや上の位置に至る長さに設けられ、該パウチの下部が、両側の壁面の積層フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折り込んで挿入してなるガセット形式に形成され、該ガセット形式の下部が、該縦方向のヒートシール部の両側に、スタンディングパウチと同様な船底形のシールパターンを並列して設けた形状のシールパターンでヒートシールされると共に、前記内側に折り込んで挿入された底面フィルムには、その両側下端近傍と中央部下端近傍の3箇所に底面フィルム切り欠き部が設けられ、前記ヒートシールにより、該切り欠き部の両側の壁面の積層フィルム同士が熱接着され、また、前記縦方向のヒートシール部でパウチを幅方向に二つ折りした時に、パウチ上部の両側に形成される角部のうち、いずれか一方の角部を斜めに切り取って注出口を開口させるための切り取り線が、該パウチ上部の中央部、または両側の端縁部に前記縦方向のヒートシール部に対して左右対称形になるように設けられ、更に、該切り取り線に、易開封性手段として、ノッチとレーザー光照射による複数本のハーフカット線とが組み合わせて設けられていることを特徴とする詰め替え用パウチからなる。
【0007】
上記切り取り線は、印刷で表示すればよく、内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の大きさに応じて、任意の大きさと形状に設けることができる。
また、パウチを折り曲げやすくするための縦方向のヒートシール部は、パウチの中央部に、その長さ方向の全長に設けてもよいが、一部分に設けることもできる。
尚、上記切り取り線の印刷の際、同時に、意匠性を向上させるための絵柄や内容物に関する表示事項などの印刷も施されるが、更に、内容物を使用する際、前記縦方向のヒートシール部でパウチを折り曲げながら注出することを示す絵柄や説明を加えることが好ましい。
【0008】
このような構成を採ることにより、パウチに充填された内容物を使用する際、即ち、内容物を他の容器に移し替える際、先ず、パウチ上部の端縁部に設けられた切り取り線に沿って、上部のヒートシール部を切り取って開封し、次いで、パウチの中央部に設けられた縦方向のヒートシール部により、最初はパウチの上部を二つ折りして、開口部を縦向きにして、徐々に傾けて注出することにより、パウチの上部全体が開封されている場合でも、開口部の幅が実質的に半分になっており、更に、開口部が縦に向けられることにより、注出幅が更に狭くなるので、内容物を外にこぼすことなく、迅速に注出することができる。そして、内容物の減量に応じて徐々にパウチの下部まで縦方向のヒートシール部で折り曲げるようにして注出することにより、最終段階では、パウチ全体が半分の幅になっているので、内容物の粘度が比較的高い場合でも、手でしごいて絞り出しやすく、内容物を残すことなく迅速且つ容易に移し替えることができる。
【0009】
また、請求項1に記載した発明では、前記切り取り線が、パウチ上部の中央部、または両側の端縁部を部分的に切り取るように設けられているものである。
【0010】
上記切り取り線は、パウチ上部の中央部、または両側の端縁部を部分的に切り取ってパウチを開封できればよく、パウチ上部の中央部に設ける場合、その形状は、例えば、V字状、U字状、半円状など任意の形状に設けることができ、また、パウチ上部の両側の端縁部に設ける場合は、例えば、両側のコーナー部で、ハの字などを形成する形状に設けることができる。
【0011】
このような切り取り線の大きさ、即ち、切り取り線による開口部の幅と深さは、内容物の粘度や移し替えを行う容器の口部の寸法などにより適宜に決定することができる。
只、いずれの場合も開封後、パウチを中央部に設けた縦方向のヒートシール部で折り曲げた時、両側の切り口が一致することが一層好ましく、そのためには、切り取り線は、前記縦方向のヒートシール部に対して左右対称形になるように設けることが一層好ましい。
【0012】
このような構成を採ることにより、パウチに充填された内容物を注出する際、注出口の大きさを内容物の粘度や移し替えを行う容器の口部の寸法に対応して、適するように小さく調節することができるので、一層安全に内容物を移し替えることができる。
【0013】
また、請求項1に記載した発明では、前記切り取り線に易開封性手段が設けられた構成としている。
【0014】
上記易開封性手段は、通常のパウチでも多用されるノッチのほか、レーザー光照射などによるハーフカット線、或いは、パウチの積層フィルム中に一軸延伸フィルムを積層する方法(この場合、一軸延伸フィルムは、その延伸方向が切り取り線の方向と一致するように用いる)、カットテープの貼着などがあり、これらは単独で用いてもよく、また、例えば、ノッチと、ハーフカット線、または一軸延伸フィルムの積層、またはカットテープの貼着などのように適宜組み合わせて用いることもできる。
【0015】
ハーフカット線を設ける場合、直線や曲線などの連続する形状のハーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハーフカット線で設けることもできる。
また、このようなハーフカット線は、1本でもよいが、引き裂き方向がずれた場合を想定して、中心のハーフカット線の両側に各1本、または各2本など複数本のハーフカット線を平行、または中心線に収斂する形状などに設けることもできる。
尚、前記ノッチは、通常、一字形やV字形のノッチが利用されているが、形状は特に限定されず、切り取り方向に尖った部分を有する形状であれば何でも使用することができる。
【0016】
このような構成を採ることにより、パウチを切り取り線で開封する際、鋏などの道具を必要とせず、手だけで、容易に切り取って開封することができる。
【0017】
また、請求項1に記載した発明では、前記パウチの下部が、該パウチの中央部に設けられた縦方向のヒートシール部の両側に、スタンディングパウチと同様な船底形のシールパターンを並列して設けた形状のシールパターンでヒートシールされているものである。
【0018】
上記スタンディングパウチ形式の底部は、パウチに自立性を付与するために形成するものであり、通常のスタンディングパウチの下部と同様に、両側の壁面フィルムの下部の間に、底面フィルムを内側に折り込んで挿入してなるガセット形式に形成され、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍には半円形などの底面フィルム切り欠き部が設けられ、且つ、該ガセット部が、船底形のシールパターンでヒートシールされて形成されるものである。
上記船底形のシールパターンは、底部の中心部から両側が曲線状に立ち上がる船底形状でもよく、また、一定の幅と長さの底部から両側が傾斜直線状に立ち上がる船底形状でもよい。
【0019】
このような構成を採ることにより、パウチ自体、通常のスタンディングパウチとは異なる変形タイプのスタンディングパウチとなるが、パウチに自立性が付与され、内容物が充填された後のパウチの取り扱いが容易になるほか、外観もユニークで優れたものとなり、また、内容物の移し替えの際、途中で止めて立てて置くこともできるので、移し替えの操作も容易に行えるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の詰め替え用パウチに用いるフィルム、およびパウチの製造方法など発明の実施の形態について説明する。
本発明の詰め替え用パウチに用いるフィルムは、主にプラスチックを主体とする積層フィルムが用いられるが、特に限定はされず、例えば、各種液体用パウチに用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができる。
これらの中から、包装する内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など使用条件に応じて適するものを自由に選択して使用することができる。
【0021】
好ましく使用できる積層フィルムの構成の代表的な例として、以下のような構成が挙げられる。
(1) ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(2) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸HDPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(3) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸PPフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(4) ONフィルム/接着剤/一軸延伸または二軸延伸PPフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(5) ONフィルム(シリカまたはアルミナ蒸着層)/接着剤/一軸延伸または二軸延伸HDPEフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(6) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコート層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層はL・LDPE層)
(7) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコート層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(8) PETフィルム/接着剤/(アルミニウム蒸着層)ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(9) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(10)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(11)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層)
(12)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(13)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができる。
例えば、パウチの使用条件によっては、上記積層フィルムの最外層の内側など中間層に、紙或いは合成紙をその全面または一部に積層することもできる。
但し、紙を積層する場合は、その両側をPETフィルム、ONフィルム、二軸延伸PPフィルムなどの耐水性乃至防湿性フィルムで挟み込むようにして積層することが好ましい。
紙或いは合成紙を積層した場合、これらは、白色度に優れているので印刷効果が高められ、意匠性を向上させることができる。また、紙を積層した場合、紙は折りクセが付きやすいため、縦方向のヒートシール部での折り曲げ性を一層向上させることができる。
【0022】
上記において、ONフィルムは二軸延伸ナイロンフィルム、L・LDPEは直鎖状低密度ポリエチレン、HDPEは高密度ポリエチレン、LDPEは低密度ポリエチレン、PPフィルムはポリプロピレンフィルム、PETフィルムは二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルムを指すものである。
また、アンカーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコーティングするものでプライマーコートの一種である。
【0023】
前記の積層フィルムの構成において、最外層のONフィルム、PETフィルムは、基材フィルムとしてパウチに機械的強度や印刷適性を付与し、中間層の一軸延伸HDPEフィルム、一軸延伸PPフィルムは、パウチを開封する際の切り取り線が、横方向など一定の場合、その延伸方向をパウチの切り取り線の方向と一致するように用いることにより、易開封性手段の一つとして、引き裂きの方向性を安定化させることができる。また、切り取り線が、斜め方向や、縦横など複数の方向にある場合は、強度および透湿度向上層として二軸延伸HDPEフィルムまたは二軸延伸PPフィルムを用いることが好ましい。
【0024】
そして、シリカまたはアルミナ蒸着層、アルミニウム蒸着層、アルミニウム箔、EVOHフィルムなどは、ガスバリヤー性を付与するために積層するものである。
また、シーラント層としては、L・LDPEフィルムとCPPフィルムの2種類の例を挙げたが、L・LDPEフィルムは、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優れ、CPPフィルムは、耐熱性、低臭性に優れており、これらの性能を必要とする内容物の包装用に適している。
【0025】
シーラント層には上記のほか、充填される内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用することができる。
【0026】
特に、エチレン・αオレフィン共重合体でメタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、スタンディングパウチのようなヒートシール部にフィルムの重なりの差による段差のあるパウチのシーラント層には、シール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適している。
更に、前記共重合体にオレフィン系エラストマーをブレンドしたものを用いることにより、シーラント層の熱流動性が改善され、前記段差によるピンホールの発生も一層効果的に防止することができる。
【0027】
次に、以上のような積層フィルムを用いて製造する本発明の詰め替え用パウチの製造方法について説明する。
本発明の詰め替え用パウチは、先に説明したように、周囲の端縁部が袋状にヒートシールされ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチであって、該パウチの上部の端縁部に、内容物の注出口を形成するための切り取り線が設けられ、且つ、該パウチの中央部に、内容物を注出する際、パウチを折り曲げやすくするための縦方向のヒートシール部が設けられた構成を基本とするものである。
【0028】
従って、パウチ本体の形式は、パウチ中央部に縦方向のヒートシール部を設けることにより支障を来す形式でない限り特に限定されず、何でも使用することができる。
例えば、三方シール形式、四方シール形式、或いは、その変形タイプのパウチはもとより、スタンディングパウチ形式でも、実際には、先に説明したように変形タイプとはなるが、パウチ中央部の縦方向のヒートシール部の両側のパウチ下部に、スタンディングパウチ形式の底部を並列して設けた形状とすることにより好適に適用することができる。
【0029】
そして、採用するパウチ形式に応じて、それに対応する製袋機を利用して、そのヒートシール装置、具体的にはシールパターンを変更し、また、ノッチ、ハーフカット線などの易開封性手段を設けるための加工装置、即ち、打ち抜き装置、レーザー光照射装置などをインラインに組み込むか、或いは、オフラインとして別に用意することにより、容易にパウチを製造することができる。
【0030】
【実施例】
以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に説明する。
但し、本発明はこれらの図面に限定されるものではない。
図1〜図7は、それぞれ本発明の詰め替え用パウチの一実施例の構成を示す平面図である。
そして、図8は、図2に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図であり、図9は、同様に、図3に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図である。
【0031】
図1は、本発明の詰め替え用パウチの第1の実施例の構成を示す平面図である。
図1に示した詰め替え用パウチ100は、スタンディングパウチの応用形態として構成されており、パウチの下部、即ち、底部が、両側の壁面の積層フィルム1の下部の間に、底面フィルムを内側に折り込んで挿入してなるガセット形式に形成され、内側に折り込まれた底面フィルムの両側下端近傍と、中央部の下端近傍に、底面フィルム切り欠き部5、5、5a が設けられ、底面フィルムが挿入されたガセット部が、パウチ中央部に設けられる縦方向のヒートシール部6の両側に、スタンディングパウチ形式の底部、即ち、船底形のシールパターンを並列して設けた形状の底部シール部2でヒートシールして形成されている。
尚、上記底面フィルム切り欠き部5、5、5a のうち、中央部の下端近傍の底面フィルム切り欠き部5a は、不要な場合は省略することができる。
【0032】
また、パウチ胴部は、前後両側の壁面の積層フィルム1の両側の端縁部を側部シール部3、3でヒートシールして形成され、この時、同時にパウチ中央部に、その下部から中段乃至中段よりやや上の位置にかけて、所定幅の縦方向のヒートシール部6が設けられ、また、パウチ上部を封止する上部シール部4の内側近傍に、これに沿って横方向の切り取り線7が設けられ、更に、その端部にノッチ8が設けられて構成されている。
尚、上部シール部4は、内容物の充填前は未シールの開口部とし、この部分から内容物を充填した後、脱気シールなどによりヒートシールして密封される。この点は、以下の図2〜図7に示す詰め替え用パウチ200〜700においても同様である。
【0033】
前記切り取り線7は、印刷による表示のみでもよいが、ノッチ8と組み合わせて、更に、ハーフカット線、または一軸延伸フィルムの積層、またはカットテープの貼着などの易開封性手段を併用することができる。
【0034】
このような構成を採ることにより、詰め替え用パウチ100は、製袋および内容物の充填が容易で、且つ、内容物が充填されたパウチは自立性を有し、取り扱いが容易になるほか、外観もユニークで優れたものになる。
そして、内容物を使用する際には、先ず、パウチ上部の上部シール部4を、ノッチ8を利用して切り取り線7に沿って切り取って開封し、次いで、パウチ中央部に設けた縦方向のヒートシール部6を利用して、最初は主にパウチ上部を縦方向に二つ折りし、開口部を縦向きにして徐々に傾けて移し替えを行う容器の口部に向けて注出することにより、開口部の幅が実質的に半分になっており、更に注出幅を狭くできるため、内容物を外にこぼすことなく迅速且つ容易に注出することができる。
【0035】
そして、内容物の減量に応じて徐々にパウチ100を、下部まで縦方向のヒートシール部6で折り畳むようにして注出することにより、最終段階では、パウチ100全体が半分の幅になるので、内容物の粘度が比較的高い場合でも、手でしごいて絞り出しやすく、内容物を残すことなく迅速且つ容易に移し替えることができる。
また、パウチ100は自立性を備えているので、注出を途中で止めて立てて置くこともでき、移し替えの操作が一層容易になる。
【0036】
図2は、本発明の詰め替え用パウチの第2の実施例の構成を示す平面図である。
また、図8は、図2に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図である。但し、パウチの形状は注出の最終段階に近い時の形状で示した。
図2に示した詰め替え用パウチ200は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の構成において、パウチ上部に設けた注出口を形成するための切り取り線7とその端部に設けたノッチ8のみを、図示した形状と位置に変更して構成したものである。
【0037】
即ち、切り取り線7の形状をV字形に変更して、パウチ200の上部中央部の端縁部に、V字形の頂点が縦方向のヒートシール部6の延長線と重なるように、即ち、切り取り線7が縦方向のヒートシール部6の左右で対称形となるように設け、また、V字形の切り取り線7の両方の端部(上端)にノッチ8a 、8b を設けて構成したものである。
上記V字形の切り取り線7の幅と深さ、即ち、注出口の大きさは、内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に応じて、適するように自由に設定することができる。
また、切り取り線7は、印刷による表示のみでもよいが、この場合、ノッチ8a 、8b と組み合わせてこの部分にハーフカット線を設けることができる。
【0038】
このような構成を採ることにより、パウチ200に充填された内容物を使用する際、例えば、パウチ200の中央部の縦方向のヒートシール部6に沿ってパウチ上部を二つ折りすることにより、両側のノッチ8a 、8b および切り取り線7が同位置に重なるので、ノッチ8a 、8b を利用して同時に切り取り線7に沿って斜め方向に引き裂くことにより、パウチ上部の中央部をV字形に開封して注出口を形成することができる。
【0039】
そして、内容物を他の容器に移し替える際は、図8に示したように、二つ折りした上部の開口部を下側にして且つ縦向きにして、注出を開始することにより、開口部の大きさが、内容物の粘度と移し替える容器50の口部の大きさに合わせて調節されているので、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の場合よりも一層安全に注出することができる。そして、その後も内容物の減量に応じて徐々にパウチ200を下部まで縦方向のヒートシール部6で折り畳むようにして注出することにより、安全に注出することができ、且つ、注出の最終段階では、図示されるようにパウチ200全体が、半分の幅になっているので、内容物の粘度が比較的高い場合でも、手でしごいて絞り出しやすく、内容物を残すことなく安全且つ迅速に移し替えることができる。
尚、前記変更点以外は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100と同じ構成であるため、図1に示した詰め替え用パウチ100で説明した作用効果と同様な作用効果を得ることができる。
【0040】
図3は、本発明の詰め替え用パウチの第3の実施例の構成を示す平面図である。また、図9は、図3に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図である。この場合も、パウチの形状は注出の最終段階に近い時の形状で示した。
図3に示した詰め替え用パウチ300は、前記図2に示した詰め替え用パウチ200の構成において、パウチ上部の中央部に設けたV字形の切り取り線7と、その両側端部に設けたノッチ8a 、8b のみを、図示した形状と位置に変更して構成したものである。
【0041】
即ち、注出口を形成するための切り取り線は、パウチ300の上部の両側端縁部(両側のコーナー部)を左右で対称形に斜めにカットする形状(両側でハの字状となる形状)に切り取り線7a 、7b を設け、また、ノッチは、切り取り線7a の上端にノッチ8a を、そして、切り取り線7b の上端にノッチ8b を設けて構成したものである。
この場合も、注出口の大きさは、充填される内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に応じて、上記切り取り線7a 、7b の位置を例えば平行移動させることにより、適するように容易に調節することができる。
また、切り取り線7a 、7b は、印刷による表示のみでもよいが、ノッチ8a 、8b と組み合わせてこの部分にハーフカット線を設けることができる。
【0042】
このような構成を採った場合も、前記図2に示した詰め替え用パウチ200と略同様な作用効果を得ることができる。
即ち、パウチ上部の両側のコーナー部の切り取り線7a 、7b は、ノッチ8a 、8b を利用して、それぞれを別々に切り取ってパウチ300を開封してもよいが、パウチ中央部の縦方向のヒートシール部6に沿ってパウチ300の上部を縦方向に二つ折りすることにより、両側の切り取り線7a 、7b およびノッチ8a 、8b が同位置に重なるので、ノッチ8a 、8b を利用して、同時に両側のコーナー部を切り取り線7a 、7b に沿って斜め方向に引き裂いて開封することができる。
開封されたパウチ300は、開口部がパウチ上部の両側のコーナー部に変わるものの、縦方向のヒートシール部6に沿ってパウチ300の上部を二つ折りすると、開口部が同位置に重なり、図2に示した詰め替え用パウチ200と類似した形態となる。
【0043】
従って、図9に示したように、開口部を下側にして且つ縦向きにして容器50の口部に向けて注出を開始することにより、この場合も開口部の大きさが、内容物の粘度と移し替える容器の口部の寸法に合わせて適するように調節されているので、前記図2に示した詰め替え用パウチ200の場合と同様、安全に注出することができる。そして、内容物の減量に応じて徐々にパウチ300の下部まで縦方向のヒートシール部6で折り畳むようにして注出することにより、注出の最終段階では図示されるようにパウチ300全体が半分の幅になっているので、内容物の粘度が比較的高い場合でも手でしごいて絞り出しやすく、内容物を残すことなく迅速且つ容易に移し替えることができる。
【0044】
次に、図4は、本発明の詰め替え用パウチの第4の実施例の構成を示す平面図である。
図4に示した詰め替え用パウチ400は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の構成において、パウチの中央部に設けた縦方向のヒートシール部6を、パウチの下部から中段乃至中段よりやや上の位置までではなく、下部から上端まで伸ばして長さ方向の全長に設けると共に、切り取り線7の一方の端部に設けたノッチ8を、両方から切り取り可能なように、両方の端部にノッチ8a 、8b を設けた構成に変更して構成したものである。
尚、切り取り線7は、印刷による表示のみでもよいが、ノッチ8a 、8b と組み合わせて、ハーフカット線、または一軸延伸フィルムの積層、またはカットテープの貼着などの易開封性手段を併用することが好ましい。
【0045】
このような構成を採ることにより、詰め替え用パウチ400は、その中央部に設けられた縦方向のヒートシール部6により、内部が完全に2室に仕切られ、スタンディングパウチを横に並べて連設した連包形式となるため、内容物の充填を、例えば2ヘッドのノズルから別々に行う必要を生じるが、縦方向のヒートシール部6によるパウチの折り曲げ効果は一層向上させることができる。
また、この場合、パウチ400の両側の室には、同一内容物を充填することを基本とするが、必要に応じて、異なる内容物を組み合わせて充填できる利点も得られる。
【0046】
そして、パウチ400の両側の室に同一内容物を充填した場合は、ノッチ8a 及び/又はノッチ8b を利用して、上部シール部4を切り取り線7に沿って切り取って開封し、前記図1に示した詰め替え用パウチ100と同様に、内容物を最後まで残すことなく、迅速且つ容易に他の容器に移し替えることができる。
また、パウチ400の両側の室に異なる内容物を充填した場合は、切り取り線7を、ノッチ8a とノッチ8b により、片側ずつ別々に分割して切り取ることにより、注出方法は多少異なるが、内容物を迅速且つ容易に他の容器に移し替えることができる。
【0047】
図5は、本発明の詰め替え用パウチの第5の実施例の構成を示す平面図である。
図5に示した詰め替え用パウチ500は、前記図4に示した詰め替え用パウチ400の構成において、パウチ上部に設けた横方向の切り取り線7と、その端部に設けたノッチ8a 、8b のみを、図2に示した詰め替え用パウチ200の切り取り線7とノッチ8a 、8b と同様に、V字形に変更して、パウチ500の上部中央部の端縁部に、V字形の頂点が縦方向のヒートシール部6と重なり、V字形が縦方向のヒートシール部6の左右で対称形となるように切り取り線7を設け、また、V字形の切り取り線7の両方の端部(上端)にノッチ8a 、8b を設けて構成したものである。
【0048】
この場合も、V字形の切り取り線7の幅と深さ、即ち、注出口の大きさは、内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に応じて、適するように調節することができ、また、切り取り線7は、印刷による表示のみでもよいが、ノッチ8a 、8b と組み合わせてこの部分にハーフカット線を設けることができる。
【0049】
このような構成を採ることにより、パウチ500を開封する際、パウチ500の中央部に設けた縦方向のヒートシール部6でパウチ上部を縦方向に一層二つ折りしやすく、また、二つ折りすることにより、ノッチ8a とノッチ8b 、およびV字形の切り取り線7の両側が同位置に重なるので、ノッチ8a 、8b を利用して、1動作でパウチ500の上部の中央部を切り取り線7に沿ってV字形に切り取って開封することができる。
【0050】
そして、開封されたパウチ500の開口部、即ち、注出口は、内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に合わせて、適する大きさに調節されているので、図2に示した詰め替え用パウチ200と同様に、安全且つ迅速に内容物を残すことなく、他の容器に移し替えることができる。
【0051】
図6は、本発明の詰め替え用パウチの第6の実施例の構成を示す平面図である。
図6に示した詰め替え用パウチ600は、前記図5に示した詰め替え用パウチ500の構成において、パウチ上部の中央部に設けたV字形の切り取り線7と、その両側端部のノッチ8a 、8b のみを、前記図3に示した詰め替え用パウチ300に設けた切り取り線7a 、7b およびノッチ8a 、8b と同様な形状と位置に変更して構成したものである。
即ち、パウチ上部の両側端縁部(両側コーナー部)を左右で対称形に斜めにカットする形状(両側でハの字状となる形状)に切り取り線7a 、7b を設けると共に、切り取り線7a の上端にノッチ8a を設け、また、切り取り線7b の上端にノッチ8b を設けて構成したものである。
【0052】
この場合も、注出口の大きさは、充填される内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に合わせて、切り取り線7a 、7b の位置を例えば平行移動させることにより、適するように容易に調節することができる。
また、切り取り線7a 、7b は、印刷による表示のみでもよいが、ノッチ8a 、8b と組み合わせてこの部分にハーフカット線を設けることもできる。
【0053】
このような構成を採った場合も、注出口の大きさが、内容物の粘度と移し替えを行う容器の口部の寸法に合わせて適するように調節されているので、前記図3に示した詰め替え用パウチ300と同様な注出方法で、一層安全且つ迅速に内容物を残すことなく他の容器に移し替えることができる。
【0054】
尚、パウチ上部の両側コーナー部の切り取り線7a 、7b は、ノッチ8a 、8b により、別々に切り取ってパウチ600を開封してもよいが、パウチ中央部の縦方向のヒートシール部6で、パウチ600の上部を縦方向に二つ折りすることにより、両側の切り取り線7a 、7b 同士、およびノッチ8a 、8b 同士が同位置に重なるので、ノッチ8a 、8b により、同時に両側の切り取り線7a 、7b でパウチ上部の両側コーナー部を切り取ってパウチ600を開封することもできる。
特に、パウチ中央部の縦方向のヒートシール部6で左右に分割された2室に、異なる内容物を充填した場合は、両側の切り取り線7a 、7b を別々に逐次切り取って開封することにより、内容物を別々に安全且つ迅速に他の容器に移し替えることができる。
【0055】
図7は、本発明の詰め替え用パウチの第7の実施例の構成を示す平面図である。
図7に示した詰め替え用パウチ700は、前記図1に示した詰め替え用パウチ100の構成において、パウチ形式のみをスタンディングパウチの応用形態ではなく、四方シール形式に変えて構成したものである。
即ち、パウチ700は、その下部が両側の壁面の積層フィルム1の下側端縁部をそのまま所定幅の底部シール部2でヒートシールして形成されているほかは、総て前記図1に示した詰め替え用パウチ100と同様に形成して構成したものである。
【0056】
このような構成を採った場合、図1に示した詰め替え用パウチ100と対比して、パウチ700は、自立性がなく、内容物充填後のパウチの取り扱いやすさや、外観の点ではやや劣るが、ヒートシール強度が安定し、生産性もよく、安価に製造できる利点がある。
そして、パウチ中央部の縦方向のヒートシール部6や、パウチ上部の切り取り線7、およびその端部のノッチ8などは同じ構成であるため、内容物の充填適性ほか、内容物を移し替える際の、パウチの開封性、前記縦方向のヒートシール部6によるパウチの折り曲げ性、そして、内容物の注出適性などは変わらず、前記図1に示した詰め替え用パウチ100で説明した作用効果と略同様な作用効果を得ることができる。
【0057】
尚、図2以下、図6に示した詰め替え用パウチ200、300、400、500、600についても、図7に示した詰め替え用パウチ700と同様に、パウチ形式を四方シール形式とすることができ、その場合も、それぞれのパウチに自立性がなくなり、内容物充填後のパウチの取り扱いやすさや、外観の点でやや劣るようになるが、ヒートシール強度の安定、生産性および経済性の向上などの利点は共通して得られ、また、内容物の充填適性ほか、内容物を移し替える際の、パウチの開封性、前記縦方向のヒートシール部6によるパウチの折り曲げ性、そして、内容物の注出適性などは、それぞれ前記図2〜図6に示した詰め替え用パウチ200〜600で説明した作用効果と略同様な作用効果を得ることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上、詳しく説明したように、本発明によれば、成形物などによる別体の注出口を必要とせず、通常のパウチと略同様な工程で生産性よく製造でき、内容物の充填も容易で、且つ、パウチ本体の形状をスタンディングパウチの応用形態とした場合には、パウチに自立性を付与でき、取り扱い易く、外観もユニークで優れたものとなり、また、充填された内容物を他の容器に移し替える際には、パウチ上部を切り取り線に沿って容易に切り取って開封することができ、更に、パウチの中央部に設けた縦方向のヒートシール部を利用して、パウチを上部から下部にかけて縦方向に徐々に二つ折りしながら内容物を注出することができ、開口部の大きさも適度に調節することが可能であり、内容物が比較的粘度の高いものであっても、外にこぼすことなく迅速且つ容易に最後まで移し替えることができるという安価で使用適性に優れた詰め替え用パウチを生産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の詰め替え用パウチの第1の実施例の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の詰め替え用パウチの第2の実施例の構成を示す平面図である。
【図3】本発明の詰め替え用パウチの第3の実施例の構成を示す平面図である。
【図4】本発明の詰め替え用パウチの第4の実施例の構成を示す平面図である。
【図5】本発明の詰め替え用パウチの第5の実施例の構成を示す平面図である。
【図6】本発明の詰め替え用パウチの第6の実施例の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の詰め替え用パウチの第7の実施例の構成を示す平面図である。
【図8】図2に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図である。
【図9】図3に示した詰め替え用パウチに充填された内容物を他の容器に移し替える際の注出方法を説明する要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 積層フィルム
2 底部シール部
3 側部シール部
4 上部シール部
5、5a 底面フィルム切り欠き部
6 縦方向のヒートシール部
7、7a 、7b 切り取り線
8、8a 、8b ノッチ
50 容器
100、200、300、400、500、600、700 詰め替え用パウチ
Claims (1)
- 周囲の端縁部が袋状にヒートシールされ、流動性を有する内容物が密封包装されるパウチであって、該パウチの幅方向の中央部に、内容物を注出する際、パウチを折り曲げやすくするための縦方向のヒートシール部が、少なくとも該パウチの下部から中間部乃至中間部よりやや上の位置に至る長さに設けられ、該パウチの下部が、両側の壁面の積層フィルムの下部の間に底面フィルムを内側に折り込んで挿入してなるガセット形式に形成され、該ガセット形式の下部が、該縦方向のヒートシール部の両側に、スタンディングパウチと同様な船底形のシールパターンを並列して設けた形状のシールパターンでヒートシールされると共に、前記内側に折り込んで挿入された底面フィルムには、その両側下端近傍と中央部下端近傍の3箇所に底面フィルム切り欠き部が設けられ、前記ヒートシールにより、該切り欠き部の両側の壁面の積層フィルム同士が熱接着され、また、前記縦方向のヒートシール部でパウチを幅方向に二つ折りした時に、パウチ上部の両側に形成される角部のうち、いずれか一方の角部を斜めに切り取って注出口を開口させるための切り取り線が、該パウチ上部の中央部、または両側の端縁部に前記縦方向のヒートシール部に対して左右対称形になるように設けられ、更に、該切り取り線に、易開封性手段として、ノッチとレーザー光照射による複数本のハーフカット線とが組み合わせて設けられていることを特徴とする詰め替え用パウチ。
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