JP2010001042A - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルム層とシーラント層を有する積層フィルムを、シーラント層面を対向させて周縁部をシールしてなる袋の上部一隅に注出口を設けた包装容器であって、少なくとも注出口とその近傍のシーラント層表面に、高低差が1μm以上でありかつシーラント層の厚み以下である微細な凹凸を設け、注出口とその近傍に片側の高低差が1mm以上3mm以下のエンボスを設けたことを特徴とする包装容器。
【選択図】図1
Description
特許文献7、8に提案された袋も同様にして袋の注ぎ口形成部の近傍に凹状エンボス部あるいは、凸状エンボス部を設けたものである。
また、このエンボスは、注出口部分の剛性を高める効果を有するので、詰替時に注出口部の首が折れて注出口が正規の容器から外れたりする問題が生じにくい。
し替えようとする正規の容器の口に注出口部分を挿入することが可能となるので、詰替作業が安定し、安全かつ容易に詰替作業を行えるようになる。
図1は、本発明に係る包装容器の一実施形態を示した平面説明図である。
本発明に係る包装容器は、基材フィルム層とシーラント層を有する積層フィルムのシーラント層面を対向させて周縁部をシールしてなる袋1の上部一隅に注出口10を設けた包装容器である。
また図には示されていないが、注出口とその近傍のシーラント層面には、図2に示されたような格子状の微細な凹凸が設けられている。
エンボス5の深さについては、片側の高低差が1mm以上3mm以下であることが望ましい。
1mm以下であると、注出路を確保する効果が失われるし、3mm以上であると積層フィルムが引き伸ばされて部分的に薄くなりすぎるためかえって剛性が失われて好ましくない。
ハーフカット線14は、刃物によってカットしてもよいし、レーザーカットによっても容易に形成できる。ハーフカット線の本数は、2〜5本が好ましい。
さらに開封操作を容易にするために、開口予定線位置のシール部にノッチや切れ目を形成してもよい。
ト層面に微細な凹凸6が施されているため、注出口10において2枚の積層フィルム7が密着することはない。
この実施形態のようにエンボス5が外側から見て凹部であり、さらに好ましくは図4のように注出路の中心線12を挟むように配置された場合には、注出路11は袋の内部空間から連通した空間として形成されるので、内容物の注出が円滑に行われる。
エンボス5を形成する方法としては、製袋機に付属したエンボス装置によって形成する方法を用いることができる。予め加熱した積層フィルム7に、冷却したエンボス型を押し当てて形成するか、あるいは、予熱していない積層フィルムにエンボス型を押し当てて形成する。
この時、後に詳しく述べる微細な凹凸6を同時に設けることもできる。
本実施形態においては、この面の積層フィルムにはエンボスは設けられておらず、微細な凹凸6のみが設けられており、図には示されていないが、もう一方の積層フィルムにエンボスが設けられている。袋1の基本的な形状は図1の実施形態と同様であり、シール部2、ガセット部3、つまみ部4、注出路11、注出口10、開口予定線13等の位置や形状も図1の実施形態と同様である。
微細な凹凸6は、本発明における最も重要な技術的要素であるので、以下詳細に説明する。
ることを防止する効果を発揮することが困難であり、10μm以上であれば更に流れ出し易い。シーラント層9の厚さ以上であると、積層フィルムの変形を招いたり、シール部2のシール性に悪影響を及ぼす危険性がある。
微細な凹凸6を、図2に示したように、エンボス5とは別に設ける場合には、エンボス用の型とこの微細な凹凸用の型とを別々に用意する。
凹凸の面積比についても特に制約はない。
またこれらのフィルムにアルミニウム等の金属や、酸化アルミニウム等の金属酸化物を蒸着したフィルムを使用しても良い。
中間層としては、基材フィルム層に用いられる上記の材料の他、アルミニウム箔、紙、金属蒸着フィルム、金属酸化物蒸着フィルム等を用いることができる。
以下実施例に基づき、本発明に係る包装容器の実施形態についてさらに具体的に説明する。
ロンフィルムを、シーラント層として厚さ100μmのLLDPEフィルムをそれぞれ使用し、これらの各層をウレタン系接着剤を用いて貼り合わせて積層フィルムを作成した。この積層フィルムを表裏および底テープとして用いてシーラント層を対向させ、周縁部をシールすることにより、図1に示したような形状のスタンディングパウチを作成した。
<比較例>
2・・・シール部
3・・・ガセット部
4・・・つまみ部
5・・・エンボス
6・・・微細な凹凸
7・・・積層フィルム
8・・・基材フィルム層
9・・・シーラント層
10・・・注出口
11・・・注出路
12・・・注出路の中心線
13・・・開口予定線
14・・・ハーフカット線
a・・・開口部の巾方向の寸法
b・・・開口部の厚さ方向の寸法
Claims (5)
- 基材フィルム層とシーラント層を有する積層フィルムを、シーラント層面を対向させて周縁部をシールしてなる袋の上部一隅に注出口を設けた包装容器であって、少なくとも注出口とその近傍のシーラント層表面に、高低差が1μm以上でありかつシーラント層の厚み以下である微細な凹凸を設け、注出口とその近傍に片側の高低差が1mm以上3mm以下のエンボスを設けたことを特徴とする包装容器。
- 袋の内方より注出口に向かってシール部で挟まれた注出路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 前記注出路の中心線を挟むように注出路部に前記エンボスを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
- 前記エンボスが袋の外から見て凹んで設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装容器。
- 袋の下方にガセット部を設けることにより自立性を有するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008160254A JP2010001042A (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 包装容器 |
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JP2008160254A JP2010001042A (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 包装容器 |
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JP2010001042A true JP2010001042A (ja) | 2010-01-07 |
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ID=41583103
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012121583A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Toppan Printing Co Ltd | 詰替え容器 |
JP2015140212A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 凸版印刷株式会社 | 詰替え容器 |
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JPH111249A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Toppan Printing Co Ltd | 包装袋 |
JP2004050601A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層体 |
JP2005187046A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Kao Corp | 袋 |
-
2008
- 2008-06-19 JP JP2008160254A patent/JP2010001042A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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