JP2004196308A - 容器蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体の開口フランジ部から引き剥がし、半開き状態となし得、一旦半開き状態にした開蓋部を容器本体の開口フランジ部に再度施蓋し、閉蓋状態を維持することができる容器蓋を提供すること。
【解決手段】容器本体の開口フランジ部の上側面に被せて施蓋可能で、蓋天板が薄板で構成され、その外周に一個の摘み片が形成され、蓋のほぼ中央部に折曲部が形成されてなる容器蓋において、容器蓋の蓋天板には開口フランジ部の上側面に重なる蓋外周面と、この蓋外周面の内側に、容器本体の開口フランジ部の内側に沿って嵌合可能な下方に突き出た樹脂製突出部が前記折曲部で不連続として設けられ、対向する樹脂製突出部同士が、前記折曲部に対して直角に設けられた樹脂製薄板によって繋がれてなり、樹脂製突出部の外側面であって前記摘み片に近い部分に、容器本体の開口部内壁面に係止する係止部が形成されてなることを特徴とする。
【効果】上記課題が解決される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器蓋に関する。さらに詳しくは、飲食物などを収納する紙製または樹脂製容器の開口部に被せるのに好適な、施蓋可能な改良された容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲食物などを収納する紙製または樹脂製の容器の蓋としては、アルミニウム箔や紙、樹脂フィルムを適宜組合せた単層または多層材料が用いられている。例えば、表面に印刷層を設けたアルミニウム箔の裏面にヒートシールラッカーを塗布したものから調製したイージーピール蓋が知られている。このイージーピール蓋は、通常、ヒートシール法により容器開口フランジ部に接合されて容器を密封するもので、収納物を取り出す時には、蓋を容器開口フランジ部から剥離して開封するものである。一旦半開き状態としたイージーピール蓋は、一般的に再密封(リクロース機能)がないため、収納物の総てを一度に消費しない場合、再封の必要があるときには容器開口部を別の手段により封止するか、または残りの収納物を他の容器に移し替える必要があった。
【0003】
他方、樹脂シートを真空成形法などにより成形し、容器開口部に嵌合するようにした蓋も提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。真空成形法などにより成形した樹脂シート製蓋は、蓋の構造が複雑となり金型の製作が繁雑となり、かつ、容器本体開口部に嵌合する部分全体に逆テーパーがあるので成形し難いという欠点があった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−278300号公報
【特許文献2】
特開2002−68240号公報
【特許文献3】
特開2001−206413号公報
【0005】
【発明が解決しようとした課題】
本発明は、かかる状況に鑑み、上記の諸欠点を一挙に解決した容器蓋を提供することを目的として、鋭意検討した結果完成するに至ったものである。すなわち、本発明の目的は次のとおりである。
1.容器本体の開口フランジ部から引き剥し、半開き状態となし得る容器蓋を提供すること。
2.一旦半開き状態にした開蓋部を、容器本体の開口フランジ部に再度施蓋し、施蓋状態を維持することができる容器蓋を提供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、容器本体の開口フランジ部の上側面に被せて施蓋可能で、この容器蓋の蓋天板は薄板によって構成され、蓋天板の外周に一個の摘み片が形成され、蓋のほぼ中央部に折曲部が形成されてなる容器蓋において、蓋天板は容器本体開口部フランジ部の上側面に重なる蓋外周面と、この蓋外周面の内側に、容器本体の開口フランジ部の内側に沿って嵌合可能な下方に突き出た樹脂製突出部とが設けられ、この樹脂製突出部は前記折曲部で不連続とされ、折曲部を挟んで対向する樹脂製突出部同士が、前記折曲部に対して直角に設けられた樹脂製薄板によって繋がれてなり、この樹脂製突出部の外側面であって前記摘み片に近い部分に、容器本体の開口部内壁面に係止する係止部が形成されてなる、ことを特徴とする容器蓋を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る容器蓋によって施蓋できる容器本体は、側壁と底壁を有し開口部が円形、多角形で、収納部が逆錐型のものなどをいう。容器本体の容量は特に制限はないが、100ml〜1000mlの範囲のものが好ましい。なお容器本体は、複数個を重ねた際に体積を小さくできるネスタブル構造にされているのが好ましい。容器本体開口部には、容器の側壁面より若干厚くされた開口フランジ部が形成されている。開口フランジ部は凹凸がない平面とすると、本発明に係る容器蓋がヒートシールし易く好ましい。
【0008】
容器本体は、紙、樹脂シート、発泡樹脂シート、紙と樹脂シートとの積層体、樹脂シートと発泡樹脂シートとの積層体などから、プレス成形法、真空成形法、圧空成形法などによって製造される。樹脂シート、発泡樹脂シート製造用の樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレンなどのスチレン系樹脂、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリアミド6、ポリアミド66などのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのエステル系樹脂などが挙げられる。また、上に例示した樹脂を原料とし、射出成形法によって製造されたものであってもよい。なお樹脂は、上に例示したものに限定されるものではない。
【0009】
本発明に係る容器蓋は、蓋天板が薄板によって構成され、蓋天板の外周に一個の摘み片が形成され、容器蓋のほぼ中央部で折り曲げ可能にされてなる。蓋天板を構成する薄板は、アルミニウム箔、紙またはアルミニウム箔と紙との複合体、紙と樹脂フィルムとの複合体、アルミニウム箔と樹脂フィルムとの複合体、から選ばれたものが好ましい。蓋天板を紙または複合体で構成すると、表面側に種々の印刷を施すことができるので、好ましい。
【0010】
蓋天板は容器本体の開口部を覆う部分であり、その平面形状を容器本体の開口フランジ部の平面形状に倣った形状とする。蓋天板には、蓋天板のほぼ中央部に折曲げ可能とされた折曲部を設ける。折曲部は、容器蓋を摘み片が形成された側から半分開蓋する際に、確実に折曲げることができるように機能する。折曲部は容器蓋の蓋天板のほぼ中央であって、折曲部を挟んでほぼ相似形になるように、圧縮成形法によって線を設けるのが好ましい。蓋天板に設ける折曲部は、蓋天板のほぼ中央部に設けるが、正確な中央部である必要はなく、中央部から若干ずれた位置であってもよい。
【0011】
蓋天板の外周に形成した一個の摘み片は、容器本体の開口フランジ部にヒートシールされた容器蓋を開口フランジ部から剥がす際に、活用されるものである。摘み片は、蓋天板の外周であって、上記折曲部に対してほぼ直角の位置に設けるのが好ましい。上記折曲部に対してほぼ直角の位置に設けると、摘み片を指で摘んで容器本体のヒートシールされた部分を剥がして開蓋する際に、摘み片を起点として剥がす力が左右均等に分散されるのでヒートシール部分が折曲部まで均等に剥離できるので、好ましい。
【0012】
蓋天板の蓋外周面は、蓋天板の周囲に設けられて容器本体の開口フランジ部上側面に重ねられる部分であり、開口フランジ部とヒートシール法によって熱接着、または、開口フランジ部の上側面の塗布された接着力の弱い接着剤を介してイージーピールが可能なように接着される部分である。接着力は、ヒートシール法によるときは、ヒートシール幅を狭くし、またはヒートシール条件を選択して弱くすることができ、接着剤を使用する方法によるときは、市販されている接着剤の中から、イージーピール性を発揮するものを選べばよい。
【0013】
本発明に係る容器蓋は、上記開口フランジ部接着される蓋外周面の内側に、容器本体の開口フランジ部の内側に沿って嵌合可能な下方に突き出た樹脂製突出部(リブ)とが設けられ、この樹脂製突出部(リブ)は蓋の折曲部で不連続とされなる。樹脂製突出部は、蓋を容器本体の開口フランジ部の上側面と重ねる際の位置決めを容易にし、容器本体の開口フランジ部に施蓋した蓋を折曲部まで開蓋した後、容器本体の開口フランジ部に再度施蓋した際、後記する係止部とともに容器本体の開口部内壁面に係止し、係止した状態を維持するように機能する。樹脂製突出部の蓋天板から延在する方向に切断した断面形状は、U字状、コ字状などとし、その大きさは、容器本体の開口フランジ部の内径とほぼ同一の外径とし、その突出高さは、容器蓋の大きさに比例させて、0.5〜5mmの範囲で選ぶことができる。折曲部を挟ん対向する樹脂製突出部は、異なる高さとすることもできる。
【0014】
本発明に係る容器蓋は、上記樹脂製突出部を蓋の折曲部で不連続とする。蓋の折曲部で不連続とすることによって、蓋の折曲部で折曲げる際に樹脂製突出部が折曲げを妨げることがない。本発明に係る容器蓋は、上記折曲部分で不連続とされた対向する樹脂製突出部同士を、前記折曲部に対して直角に設けられた樹脂製薄板によって繋がれてなる。蓋の折曲部と樹脂製薄板とは、容器蓋の裏面で直角に交差することになる(後記、図1参照)。この樹脂製薄板は、蓋天板を構成する薄板が樹脂製突出部が不連続とされた折曲部を補強する機能を果たす。特に、対向する樹脂製突出部間の間隔を一定に維持する支持板として機能し、半分開蓋した容器蓋を容器本体の開口部に係止させさせた際この係止状態を維持し、蓋の開蓋と施蓋を繰り返す際に折曲部が破損しないように、ヒンジとして機能する。樹脂製薄板の厚さは、蓋天板を補強し対向する樹脂製突出部の間隔を一定に維持できる範囲で可及的薄くする。樹脂材料の種類にもよるが、容器蓋の大きさに比例させて、例えば0.1〜0.5mmの範囲で選ぶことができる。樹脂製薄板の幅は折曲部の全長に亘る必要はなく、折曲部の一部の例えば2〜10mmの範囲で選ぶことができる。
【0015】
本発明に係る容器蓋は、上記樹脂製突出部の外側面であって前記摘み片に近い位置に、容器本体の開口部に係止する係止部を形成する。係止部は、容器本体の開口フランジ部に施蓋した蓋を折曲部まで開蓋した後、容器本体の開口フランジ部に再度施蓋する際に、係止部が容器本体の開口部内壁面に当接して蓋を係止させるように機能する。樹脂製突出部の係止部を形成する位置は、他の部分よりさらに高く(蓋天板から離れるように)した部分を設け、この高くした部分に形成するのが好ましい(後記、図2参照)。
【0016】
係止部の幅は、前記摘み片の付根とほぼ同一幅とし、その高さは、容器本体と容器蓋の大きさにもよるが、樹脂製突出部の外側面に、この外側面から0.2〜1mmの範囲で外側に突出させて形成するのが好ましい。樹脂製突出部をさらに高くした部分に係止部を形成する際には、この高くした部分全体を樹脂製突出部の外側面から0.2〜1mmの範囲で外側に突出させて形成するのが好ましい。係止部頂部の断面形状(延在する方向に対して直角の断面形状を意味する)は、コ字状、円弧状とするのが好ましい。係止部は、小さい突起を複数個隣接させて設け、これら複数個の突起によって構成することもできる。
【0017】
本発明に係る容器蓋を製造する方法としては、(1)前記蓋天板を射出成形金型に挟み、樹脂製突出部と樹脂製薄板とを射出成形法によって成形し、蓋天板に接合一体化させる方法、(2)まず、樹脂製突出部と樹脂製薄板とが一体化されたものを、樹脂製シートから真空成形法または差圧成形法によって製造し、所定の大きさに打ち抜き、ついで、これを蓋天板に接着する方法、などが挙げられる。上記(1)または(2)のいずれの方法によって製造する場合でも、蓋天板の裏面全体を樹脂製薄板によって接合する必要がないことは、前記したとおりである。
【0018】
本発明に係る容器蓋で施蓋できる容器本体は、これに収納する物品は特に制限されるものではなく、スナック菓子などの乾燥菓子、アイスクリームなどの冷凍菓子類、コーヒー、ジュースなどの液状の清涼飲料類などのほか、クラッシュアイス、即席麺類、調味料類などが挙げられる。本発明に係る容器蓋は、持ち帰り(テークアウト)飲食物を収納した容器の施蓋用として使用でき、容器本体の開口フランジ部に半開き状態または全体を開蓋して、収納物を食することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明に係る容器蓋を図面に基いて詳細に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例に限定されるものではない。
【0020】
図1は本発明に係る容器蓋の一例の裏側の平面図であり、図2は図1に示した容器蓋を容器本体開口部に施蓋状態の縦断側面図であり、図3は図2A部分の拡大縦断側面図である。
【0021】
図1ないし図3において、1は容器蓋、2は蓋天板、3は折曲部、4は蓋外周面、5は摘み片、6、7は樹脂製突出部、8は樹脂製突出部の不連続部、9は係止部、10は樹脂製薄板、11は容器本体、12は容器本体壁面、13は容器開口部の逆テーパー部、14は開口フランジ部である。
【0022】
本発明に係る容器蓋1は、容量が180mlの逆円錐型の容器本体であり、蓋天板2、容器本体11の開口フランジ部14の上側面に重ねられる蓋外周面4、蓋外周に一個の摘み片5が、蓋天板2のほぼ中央には折曲部3が、それぞれ形成されている。蓋天板2は、アルミニウム箔(厚さ15μm)の表面に印刷が施された樹脂フィルム(厚さ20μm)が接合されてなり、外周面4にはヒートシール可能な接着剤が塗布されている。摘み片5は、施蓋した容器蓋1を開蓋する際に指で摘んで接着部を剥離する際に活用される。折曲部3は、摘み片5を摘んで容器蓋1を容器本体の開口フランジ部14から引き剥し、容器蓋1を折曲部3で半開きにする部分である。
【0023】
蓋天板2の蓋外周面4の内側には、射出成形法で形成されたゴム強化ポリスチレン樹脂製突出部6、7と、樹脂製薄板10とが形成されている。樹脂製突出部6、7は、容器蓋1を容器本体の開口フランジ部14の上側面と重ねる際の位置決めを容易にする(図2参照)。樹脂製突出部6、7は折曲部3部分で不連続(不連続部8)とされている。対向する樹脂製突出部6、7は、折曲部3に対して直角に設けられた厚さ0.2mmの樹脂製薄板10によって繋がれている。樹脂製薄板10は、折曲部3を補強し、蓋の開蓋と施蓋を繰り返す際に折曲部が破損しないように機能する。
【0024】
樹脂製突出部6の外側面であって前記摘み片5に近い部分には、容器本体の開口部内壁面に係止する係止部9が形成されている。係止部9は、容器本体の開口フランジ部に施蓋した蓋を折曲部まで開蓋した後、容器本体の開口フランジ部に再度施蓋した際、係止部が容器本体の開口部内壁13面に当接して蓋1を係止させ、蓋1の係止状態を維持できるように機能することは、前記したとおりである。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、以上詳細に説明したとおりであり、次のような特別に有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。
1.本発明に係る容器蓋は、蓋天板のほぼ中央部に折曲げ可能とされた折曲部が設けられているので、摘み片を摘んで容器本体の開口フランジ部から引き剥し、容易に半開き状態にすることができる。
2.本発明に係る容器蓋は、容器本体の開口フランジ部の内側に沿って嵌合可能な下方に突き出た樹脂製突出部とが設けられているので、容器蓋を容器本体の開口フランジ部の上側面と重ねる際の位置決めが容易である。
3.本発明に係る容器蓋は、対向する樹脂製突出部同士が折曲部で不連続とされているが、折曲部に対して直角に設けられた樹脂製薄板によって繋がれているので、蓋天板の樹脂製突出部の不連続部は樹脂製薄板によって補強され、開蓋と施蓋を繰り返しても、破損することがない。
4.本発明に係る容器蓋は、樹脂製突出部の外側面であって前記摘み片に近い部分に、容器本体の開口部内壁面に係止する係止部が形成されているので、容器本体の開口フランジ部に施蓋した蓋を折曲部まで開蓋した後、容器本体の開口フランジ部に再度施蓋した際、係止部が容器本体の開口部内壁面に当接して蓋の係止状態を保持することができる。
5.本発明に係る容器蓋は、樹脂製突出部と樹脂製薄板の部分に逆テーパ部分が少ないので、金型の製作が容易で、製品の製造も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器蓋の一例の裏側の平面図である。
【図2】図1に示した容器蓋を容器本体開口部に施蓋状態の縦断側面図である。
【図3】図2A部分の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1:容器蓋
2:蓋天板
3:折曲部
4:蓋外周面
5:摘み片
6、7:樹脂製突出部
8:樹脂製突出部の不連続部
9:係止部
10:樹脂製薄板
11:容器本体
12:容器本体壁面
13:容器開口部の逆テーパー部
14:開口フランジ部

Claims (4)

  1. 容器本体の開口フランジ部の上側面に被せて施蓋可能で、この容器蓋の蓋天板は薄板によって構成され、蓋天板の外周に一個の摘み片が形成され、蓋のほぼ中央部に折曲部が形成されてなる容器蓋において、蓋天板は容器本体開口部フランジ部の上側面に重なる蓋外周面と、この蓋外周面の内側に、容器本体の開口フランジ部の内側に沿って嵌合可能な下方に突き出た樹脂製突出部とが設けられ、この樹脂製突出部は前記折曲部で不連続とされ、折曲部を挟んで対向する樹脂製突出部同士が、前記折曲部に対して直角に設けられた樹脂製薄板によって繋がれてなり、この樹脂製突出部の外側面であって前記摘み片に近い部分に、容器本体の開口部内壁面に係止する係止部が形成されてなる、ことを特徴とする容器蓋。
  2. 蓋天板を構成する薄板が、アルミニウム箔、紙、アルミニウム箔と紙との複合体、紙と樹脂フィルムとの複合体から選ばれたものである、請求項1に記載の容器蓋。
  3. 樹脂製突出部と樹脂製薄板とが、薄板を金型に挟んだ状態で射出成形法によって形成されたものである、請求項1または請求項2に記載の容器蓋。
  4. 樹脂製突出部と樹脂製薄板とが、樹脂製シートを真空成形法または差圧成形法によって製造されたものを、蓋天板に接着されたものである、請求項1または請求項2に記載の容器蓋。
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