JPH0315450Y2 - - Google Patents
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- JPH0315450Y2 JPH0315450Y2 JP1983026571U JP2657183U JPH0315450Y2 JP H0315450 Y2 JPH0315450 Y2 JP H0315450Y2 JP 1983026571 U JP1983026571 U JP 1983026571U JP 2657183 U JP2657183 U JP 2657183U JP H0315450 Y2 JPH0315450 Y2 JP H0315450Y2
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- Japan
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- lid
- container
- container body
- flange
- food
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、食品用包装容器に関するものであ
る。
る。
近年、フライドチキン、サンドイツチ、あるい
は寿司等の外食産業の発展はめざましく、又、ス
ーパーマーケツト、コンビニエンスストア等流通
産業の伸びも著しい。それにつれ外食産業の店舗
やスーパーマーケツト等からの持ち帰り用容器の
種類も豊富になり、その形状も様々なものが出ま
わつている。これらの持ち帰り用容器には、たん
なる包装容器であるだけでなく、家庭でそのまま
食器として使える機能及び美観を兼ね備えた容器
であることが要望されている。ところが、従来の
持し帰り用容器にはそれぞれ一長一短があり決し
て満足し得るものではなかつた。例えば、たんな
るトレイ形状の容器であつて意匠効果に乏しかつ
たり、たとえば意匠効果に勝れた容器であつても
中身の食品を見ることができなかつたり、蓋のか
わりに合成樹脂フイルムを容器本体にラツプした
だけの形態である為に、ほんの少し容器を斜めに
するだけで食品の液汁が滲みでたり、上にのつた
荷物の為に食品が潰れたりして不便であつた。更
に、容器本体に蓋体を嵌合させるタイプの持ち帰
り用容器も出まわつているが、このタイプの容器
の場合には、嵌合が不完全にしかできない為に容
器がほんの少し傾いただけで食品の液汁が滲みで
たり、あるいは食品を落とすことがあつた。又、
たとえ嵌合は完全にできる容器であつたとして
も、容器を開ける時の便利さまでは考えていない
場合が多く、容器を開ける際無理をして開けよう
とする為に食品を落とすことがあつた。
は寿司等の外食産業の発展はめざましく、又、ス
ーパーマーケツト、コンビニエンスストア等流通
産業の伸びも著しい。それにつれ外食産業の店舗
やスーパーマーケツト等からの持ち帰り用容器の
種類も豊富になり、その形状も様々なものが出ま
わつている。これらの持ち帰り用容器には、たん
なる包装容器であるだけでなく、家庭でそのまま
食器として使える機能及び美観を兼ね備えた容器
であることが要望されている。ところが、従来の
持し帰り用容器にはそれぞれ一長一短があり決し
て満足し得るものではなかつた。例えば、たんな
るトレイ形状の容器であつて意匠効果に乏しかつ
たり、たとえば意匠効果に勝れた容器であつても
中身の食品を見ることができなかつたり、蓋のか
わりに合成樹脂フイルムを容器本体にラツプした
だけの形態である為に、ほんの少し容器を斜めに
するだけで食品の液汁が滲みでたり、上にのつた
荷物の為に食品が潰れたりして不便であつた。更
に、容器本体に蓋体を嵌合させるタイプの持ち帰
り用容器も出まわつているが、このタイプの容器
の場合には、嵌合が不完全にしかできない為に容
器がほんの少し傾いただけで食品の液汁が滲みで
たり、あるいは食品を落とすことがあつた。又、
たとえ嵌合は完全にできる容器であつたとして
も、容器を開ける時の便利さまでは考えていない
場合が多く、容器を開ける際無理をして開けよう
とする為に食品を落とすことがあつた。
本考案は、従来の持ち帰り用容器のこのような
欠点を克服した食品用包装容器に関するものであ
る。即ち、本考案は容器本体と透明な合成樹脂に
て形成された蓋体とで構成された容器であつて、
容器本体と蓋体とは共に鍔部を有し、蓋体の鍔部
の適宜箇所には切欠部が設けられ、蓋体の鍔部に
は垂下縁が延出され、該垂下縁には係止機能を有
する突起が上記切欠部の両側に位置するように設
けられたことを特徴とする食品用包装容器を要旨
とするものである。
欠点を克服した食品用包装容器に関するものであ
る。即ち、本考案は容器本体と透明な合成樹脂に
て形成された蓋体とで構成された容器であつて、
容器本体と蓋体とは共に鍔部を有し、蓋体の鍔部
の適宜箇所には切欠部が設けられ、蓋体の鍔部に
は垂下縁が延出され、該垂下縁には係止機能を有
する突起が上記切欠部の両側に位置するように設
けられたことを特徴とする食品用包装容器を要旨
とするものである。
以下、図面に基き本考案の実施例を説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図は、共に本
考案の食品用包装容器1の一実施例を示し、第1
図は平面図、第2図は第1図の−線部分断面
図、第3図は正面図、第4図は底面図である。
1′は容器本体を示し、2は該容器本体に設けら
れた鍔部を示す。3は透明な合成樹脂にて形成さ
れた蓋体を示し、4は該蓋体に設けられた鍔部、
5は蓋体から延出する垂下縁、6は該垂下縁に設
けられた突起、7は切欠部を示す。第5図及び第
6図は、本考案の更に別な実施例を示す平面図で
ある。
考案の食品用包装容器1の一実施例を示し、第1
図は平面図、第2図は第1図の−線部分断面
図、第3図は正面図、第4図は底面図である。
1′は容器本体を示し、2は該容器本体に設けら
れた鍔部を示す。3は透明な合成樹脂にて形成さ
れた蓋体を示し、4は該蓋体に設けられた鍔部、
5は蓋体から延出する垂下縁、6は該垂下縁に設
けられた突起、7は切欠部を示す。第5図及び第
6図は、本考案の更に別な実施例を示す平面図で
ある。
本考案の容器1において、容器本体1′の鍔部
2及び蓋体3の鍔部4の形状は任意である。しか
し、第1図乃至第3図に示すごとく、容器本体
1′の鍔部2及び蓋体3の鍔部4は、略同じ形状
に形成され、蓋体3の鍔部4は容器本体1′の鍔
部2より、蓋体3の垂下縁6の略肉厚分だけ広い
面積を有する。又、容器本体1′と蓋体3との嵌
合方法は、第2図にみられるごとく、蓋体3の鍔
部4及び垂下縁5が容器本体1′の鍔部2を被う
状態で嵌合される。そのうえ、後述する垂下縁5
に設けられた突起6により容器本体1′の鍔部2
の下縁8に係止めされることで容器本体1′と蓋
体3との嵌合はより強固になる。又、第2図の
−線部分断面図にみられるごとく、本考案にお
いては、容器本体1′に設けられた鍔部2と蓋体
3に設けられた鍔部4とが密着した状態であれ
ば、食品の液汁が滲みでることがなく好ましい。
更に本考案の容器1を嵌合した場合に、容器本体
1′と蓋体3により形成される中空部17におい
て、蓋体3により形成される中空部の方が容器本
体1′で形成される中空部よりも大きい容積を占
めることが好ましい。これは本考案の容器1を店
頭に陳列した場合に、顧客に中身の食品をより充
分見せることができるよう考慮する為である。第
2図のごとく、−線部分断面図としてとらえ
た場合、突起6の断面形状はいわゆる逆テーパー
となつているが、逆テーパー形状でありさえすれ
ば、突起6の断面形状は、円弧状、長方形状、正
方形状、三角形状等のいずれであつてもよい。突
起6は、第2図のように、容器本体1′の鍔部2
の端部より突出した状態であるのが好ましい。突
出する長さaは0.5〜1.8mmであるのが好ましい。
更に、突起6の深さbは容器本体1′の鍔部2の
肉厚に従い適宜選択し得るものであり、任意であ
る。
2及び蓋体3の鍔部4の形状は任意である。しか
し、第1図乃至第3図に示すごとく、容器本体
1′の鍔部2及び蓋体3の鍔部4は、略同じ形状
に形成され、蓋体3の鍔部4は容器本体1′の鍔
部2より、蓋体3の垂下縁6の略肉厚分だけ広い
面積を有する。又、容器本体1′と蓋体3との嵌
合方法は、第2図にみられるごとく、蓋体3の鍔
部4及び垂下縁5が容器本体1′の鍔部2を被う
状態で嵌合される。そのうえ、後述する垂下縁5
に設けられた突起6により容器本体1′の鍔部2
の下縁8に係止めされることで容器本体1′と蓋
体3との嵌合はより強固になる。又、第2図の
−線部分断面図にみられるごとく、本考案にお
いては、容器本体1′に設けられた鍔部2と蓋体
3に設けられた鍔部4とが密着した状態であれ
ば、食品の液汁が滲みでることがなく好ましい。
更に本考案の容器1を嵌合した場合に、容器本体
1′と蓋体3により形成される中空部17におい
て、蓋体3により形成される中空部の方が容器本
体1′で形成される中空部よりも大きい容積を占
めることが好ましい。これは本考案の容器1を店
頭に陳列した場合に、顧客に中身の食品をより充
分見せることができるよう考慮する為である。第
2図のごとく、−線部分断面図としてとらえ
た場合、突起6の断面形状はいわゆる逆テーパー
となつているが、逆テーパー形状でありさえすれ
ば、突起6の断面形状は、円弧状、長方形状、正
方形状、三角形状等のいずれであつてもよい。突
起6は、第2図のように、容器本体1′の鍔部2
の端部より突出した状態であるのが好ましい。突
出する長さaは0.5〜1.8mmであるのが好ましい。
更に、突起6の深さbは容器本体1′の鍔部2の
肉厚に従い適宜選択し得るものであり、任意であ
る。
切欠部7の形状も任意であり、第1図のごとく
半円状であつてもよいが、三角形状、長方形状、
正方形状、等からも適宜選択できる。又、切欠部
7の大きさも任意であるが、およそ人間の親指が
入るぐらいの大きさが好ましい。本考案の容器1
を開ける際には、蓋体3の切欠部7にひとさし指
か親指を入れて容器本体1′の鍔部2に触れ、同
じく蓋体3の垂下縁5の下部18に親指かひとさ
し指をかけ、容器本体1′の鍔部2を下に、蓋体
3の垂下縁5の下部18を上に、それぞれ軽く押
圧すると簡単に開けることができる。
半円状であつてもよいが、三角形状、長方形状、
正方形状、等からも適宜選択できる。又、切欠部
7の大きさも任意であるが、およそ人間の親指が
入るぐらいの大きさが好ましい。本考案の容器1
を開ける際には、蓋体3の切欠部7にひとさし指
か親指を入れて容器本体1′の鍔部2に触れ、同
じく蓋体3の垂下縁5の下部18に親指かひとさ
し指をかけ、容器本体1′の鍔部2を下に、蓋体
3の垂下縁5の下部18を上に、それぞれ軽く押
圧すると簡単に開けることができる。
本考案において、切欠部7の個数及び切欠部7
の設ける位置は、容器本体1′及び蓋体3の形状
に従い適宜選択し得る。また突起6を設ける位置
は、第1図及び第4図に示されるように切欠部7
の両側に設けられる。突起6を上述の如く設ける
ことにより、通常においては容器本体1′と蓋体
3を強固に嵌合することができ、一方、開蓋の際
には容器本体1′の鍔部2の下縁8との係止を容
易に解除でき、従つて開蓋が容易に行える。
の設ける位置は、容器本体1′及び蓋体3の形状
に従い適宜選択し得る。また突起6を設ける位置
は、第1図及び第4図に示されるように切欠部7
の両側に設けられる。突起6を上述の如く設ける
ことにより、通常においては容器本体1′と蓋体
3を強固に嵌合することができ、一方、開蓋の際
には容器本体1′の鍔部2の下縁8との係止を容
易に解除でき、従つて開蓋が容易に行える。
第2図において、9は容器本体1′に設けられ
た凸条縁を示し、10は蓋体3に設けられた凹条
縁を示す。これらの凸条縁9および凹条縁10を
設けることは、本考案においては任意である。し
かし、凸条縁9及び凹条縁10が設けられている
場合は、容器本体1′と蓋体3との嵌合がより密
になり食品の液汁が滲みでるのを防ぐ効果がある
だけでなく、容器本体1′及び蓋体3の強度をよ
り強くする効果も有する。
た凸条縁を示し、10は蓋体3に設けられた凹条
縁を示す。これらの凸条縁9および凹条縁10を
設けることは、本考案においては任意である。し
かし、凸条縁9及び凹条縁10が設けられている
場合は、容器本体1′と蓋体3との嵌合がより密
になり食品の液汁が滲みでるのを防ぐ効果がある
だけでなく、容器本体1′及び蓋体3の強度をよ
り強くする効果も有する。
又、同じく第2図で示す11は容器本体1′に
設けられた突出帯であり、12は蓋体3に設けら
れた凹陥帯であるが、これらを設けることも任意
である。突出帯11及び凹陥帯12を設けると、
容器本体1′及び蓋体3の強度をあげることがで
きる。更に、本考案の容器1を積み重ねる場合に
は、容器本体1′の突出帯11を蓋体3の凹陥帯
12に重ねることにより、積み重ねを容易にし、
安定性をもたせることもできる。従つて、突出帯
11及び凹陥帯12各々の形状は、これらを重ね
合せることができる形状に形成することが好まし
い。又、容器本体1′には突出帯11を設けず、
蓋体3のみに凹陥帯12を設けることもできる。
この場合には、蓋体3の凹陥帯12に容器本体
1′を重ね合せることができるよう、該凹陥帯1
2の形状を容器本体1′の底形状に合せて形成す
ることが好ましい。
設けられた突出帯であり、12は蓋体3に設けら
れた凹陥帯であるが、これらを設けることも任意
である。突出帯11及び凹陥帯12を設けると、
容器本体1′及び蓋体3の強度をあげることがで
きる。更に、本考案の容器1を積み重ねる場合に
は、容器本体1′の突出帯11を蓋体3の凹陥帯
12に重ねることにより、積み重ねを容易にし、
安定性をもたせることもできる。従つて、突出帯
11及び凹陥帯12各々の形状は、これらを重ね
合せることができる形状に形成することが好まし
い。又、容器本体1′には突出帯11を設けず、
蓋体3のみに凹陥帯12を設けることもできる。
この場合には、蓋体3の凹陥帯12に容器本体
1′を重ね合せることができるよう、該凹陥帯1
2の形状を容器本体1′の底形状に合せて形成す
ることが好ましい。
更に、第1図及び第3図において、13は蓋体
3に設けられた凸条を示し、14は同じく蓋体3
に設けられた凹条を示す。これらの凸条13及び
凹条14の形状は任意であり、設ける箇所も任意
である。例えば、凸条13及び凹条14を、第1
図及び第3図のごとく蓋体3のコーナー部16に
設けると蓋体3のコーナー部16の強度をよりあ
げることができる。
3に設けられた凸条を示し、14は同じく蓋体3
に設けられた凹条を示す。これらの凸条13及び
凹条14の形状は任意であり、設ける箇所も任意
である。例えば、凸条13及び凹条14を、第1
図及び第3図のごとく蓋体3のコーナー部16に
設けると蓋体3のコーナー部16の強度をよりあ
げることができる。
本考案において、蓋体3を形成する透明な合成
樹脂の材質は任意であり、スチレン系樹脂、塩化
ビニル系樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフイ
ン系樹脂等が例示される。しかし、蓋体3に要求
される透明性からは、スチレン系樹脂及び塩化ビ
ニル系樹脂が好ましく、ポリスチレン、スチレ
ン、プタジエン共重合体、アクリロニトリル・ス
チレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエ
ン・スチレン共重合体、ポリ塩化ビニル等が例示
される。
樹脂の材質は任意であり、スチレン系樹脂、塩化
ビニル系樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフイ
ン系樹脂等が例示される。しかし、蓋体3に要求
される透明性からは、スチレン系樹脂及び塩化ビ
ニル系樹脂が好ましく、ポリスチレン、スチレ
ン、プタジエン共重合体、アクリロニトリル・ス
チレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエ
ン・スチレン共重合体、ポリ塩化ビニル等が例示
される。
又、蓋体3の成形方法も任意であり、真空成
形、圧空成形、マツチドモールド等のいわゆるシ
ート成形であつても、射出成形であつてもよい。
形、圧空成形、マツチドモールド等のいわゆるシ
ート成形であつても、射出成形であつてもよい。
透明性及び成形性の良さ並びに強度等を考慮に
入れると、本考案の蓋体3はスチレン系樹脂、と
りわけ二軸延伸ポリスチレン(O.P.S)、ハイイ
ンパクトポリスチレン(H.I.P.S)等のシートに
よる成形品が特に好ましい。
入れると、本考案の蓋体3はスチレン系樹脂、と
りわけ二軸延伸ポリスチレン(O.P.S)、ハイイ
ンパクトポリスチレン(H.I.P.S)等のシートに
よる成形品が特に好ましい。
更に、本考案容器1の容器本体1′の材質も任
意であり、発泡及び無発泡の合成樹脂、発泡合成
樹脂と無発泡合成樹脂との積層体、アルミ箔、
紙、発泡及び無発泡の合成樹脂とアルミ箔/又は
紙との積層体、発泡及び無発泡の合成樹脂とアル
ミ箔並びに紙との積層体、等からなる成形品、並
びに陶器等が例示できる。しかし、持ち帰り用容
器に要求される保温効果及び保冷効果を考慮に入
れると、断熱性の高い、発泡合成樹脂、発泡合成
樹脂と紙、発泡合成樹脂と紙及び/又はアルミ箔
との積層体、等からなる成形品が好ましい。発泡
合成樹脂としては、ポリスチレン系樹脂発泡体、
ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフイン系樹脂
発泡体などが例示される。とりわけ、保温効果、
保冷効果、成形性等を考慮に入れるとポリスチレ
ン系樹脂発泡体が好ましい。
意であり、発泡及び無発泡の合成樹脂、発泡合成
樹脂と無発泡合成樹脂との積層体、アルミ箔、
紙、発泡及び無発泡の合成樹脂とアルミ箔/又は
紙との積層体、発泡及び無発泡の合成樹脂とアル
ミ箔並びに紙との積層体、等からなる成形品、並
びに陶器等が例示できる。しかし、持ち帰り用容
器に要求される保温効果及び保冷効果を考慮に入
れると、断熱性の高い、発泡合成樹脂、発泡合成
樹脂と紙、発泡合成樹脂と紙及び/又はアルミ箔
との積層体、等からなる成形品が好ましい。発泡
合成樹脂としては、ポリスチレン系樹脂発泡体、
ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフイン系樹脂
発泡体などが例示される。とりわけ、保温効果、
保冷効果、成形性等を考慮に入れるとポリスチレ
ン系樹脂発泡体が好ましい。
容器本体1′が発泡合成樹脂からなる場合、成
形方法は、真空成形、圧空成形、マツチドモール
ド等のシート成形、射出成形、型内成型等のいわ
ゆるビーズ成型、などが例示される。そして、容
器本体1′がポリスチレン系樹脂発泡体からなる
場合は、鍔部2における強度という点を考慮する
とシート成形からなるものが好ましい。
形方法は、真空成形、圧空成形、マツチドモール
ド等のシート成形、射出成形、型内成型等のいわ
ゆるビーズ成型、などが例示される。そして、容
器本体1′がポリスチレン系樹脂発泡体からなる
場合は、鍔部2における強度という点を考慮する
とシート成形からなるものが好ましい。
又、容器本体1′を、着色された成形品や模様
のつけられた成形品としたり、着色された合成樹
脂フイルム及び模様の印刷された合成樹脂フイル
ムとポリスチレン系樹脂発泡体との積層体による
成形品とすることにより、美麗でしかも保温、保
冷効果に富んだ容器本体となる。更に、透明な合
成樹脂にて形成された蓋体3との組み合せを工夫
することにより、意匠効果に富んだ容器を得るこ
ともできる。
のつけられた成形品としたり、着色された合成樹
脂フイルム及び模様の印刷された合成樹脂フイル
ムとポリスチレン系樹脂発泡体との積層体による
成形品とすることにより、美麗でしかも保温、保
冷効果に富んだ容器本体となる。更に、透明な合
成樹脂にて形成された蓋体3との組み合せを工夫
することにより、意匠効果に富んだ容器を得るこ
ともできる。
又、容器本体1′が上記した発泡合成樹脂と無
発泡合成樹脂との積層体からなる場合、二軸延伸
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル及びポリエステル
等からなるフイルムにアルミ蒸着をほどこし、さ
らに発泡合成樹脂と積層した積層体を成形したも
のであると、金属感をもち、しかも軽量で保冷、
保温効果に富んだ容器となる。レトルト食品、乳
製食品などの容器に有益である。
発泡合成樹脂との積層体からなる場合、二軸延伸
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル及びポリエステル
等からなるフイルムにアルミ蒸着をほどこし、さ
らに発泡合成樹脂と積層した積層体を成形したも
のであると、金属感をもち、しかも軽量で保冷、
保温効果に富んだ容器となる。レトルト食品、乳
製食品などの容器に有益である。
更に、漆模様を印刷した二軸延伸スチロール樹
脂とポリスチレン系樹脂発泡体との積層体からな
る容器本体1′を用いた容器1は、二軸延伸スチ
ロール樹脂の有する光沢と漆模様が相俟つて、意
匠効果に非常に勝れた容器となる。しかも軽量
性、保温効果にも富み、寿司や惣菜等の容器に特
に有益である。
脂とポリスチレン系樹脂発泡体との積層体からな
る容器本体1′を用いた容器1は、二軸延伸スチ
ロール樹脂の有する光沢と漆模様が相俟つて、意
匠効果に非常に勝れた容器となる。しかも軽量
性、保温効果にも富み、寿司や惣菜等の容器に特
に有益である。
以上のごとく、本考案の食品用容器は下記の如
き利点、すなわち、 1 突起が切欠部の両側に位置して設けられてい
るため、開蓋時に突起と容器本体の鍔部の下縁
との係止を容易に解除でき、従つて、蓋を開け
るのが非常に簡単である。
き利点、すなわち、 1 突起が切欠部の両側に位置して設けられてい
るため、開蓋時に突起と容器本体の鍔部の下縁
との係止を容易に解除でき、従つて、蓋を開け
るのが非常に簡単である。
2 非常に嵌合がしつかりした容器である為、食
品を落としたり、食品の液汁が滲みでてくるこ
とがない。
品を落としたり、食品の液汁が滲みでてくるこ
とがない。
3 蓋がついたままでも、中の食品をみることが
できる。
できる。
4 非常に意匠効果に富んだ容器である。
を有するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の食品用包装容器の1実施例を示す平面
図、第2図は第1図の−線に沿う縦断面図、
第3図は第1図の正面図、第4図は第1図の底面
図、第5図及び第6図はそれぞれ本考案の他の実
施例を示す平面図である。 1……食品用包装容器、1′……容器本体、2
……鍔部、3……蓋体、4……鍔部、5……垂下
縁、6……突起、7……切欠部。
本考案の食品用包装容器の1実施例を示す平面
図、第2図は第1図の−線に沿う縦断面図、
第3図は第1図の正面図、第4図は第1図の底面
図、第5図及び第6図はそれぞれ本考案の他の実
施例を示す平面図である。 1……食品用包装容器、1′……容器本体、2
……鍔部、3……蓋体、4……鍔部、5……垂下
縁、6……突起、7……切欠部。
Claims (1)
- 容器本体と透明な合成樹脂にて形成された蓋体
とで構成された容器であつて、容器本体と蓋体と
は共に鍔部を有し、蓋体の鍔部の適宜箇所には切
欠部が設けられ、蓋体の鍔部には垂下縁が延出さ
れ、該垂下縁には係止機能を有する突起が上記切
欠部の両側に位置するように設けられたことを特
徴とする食品用包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2657183U JPS59133416U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品用包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2657183U JPS59133416U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品用包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59133416U JPS59133416U (ja) | 1984-09-06 |
JPH0315450Y2 true JPH0315450Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30157483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2657183U Granted JPS59133416U (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品用包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59133416U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4411662Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1969-05-14 | ||
JPS5612056B2 (ja) * | 1976-07-02 | 1981-03-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732124Y2 (ja) * | 1979-07-09 | 1982-07-14 |
-
1983
- 1983-02-26 JP JP2657183U patent/JPS59133416U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4411662Y1 (ja) * | 1965-12-25 | 1969-05-14 | ||
JPS5612056B2 (ja) * | 1976-07-02 | 1981-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59133416U (ja) | 1984-09-06 |
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