JP2004050675A - 紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法 - Google Patents

紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法 Download PDF

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兼松 和廣
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Abstract

【課題】紙箱における折り目線の形成に関し、そのための構成部材として、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版を適用してなる紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法を提供すること。
【解決手段】予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凸型4を備えた第1の型板5と、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凹型6を備えた第2の型板7と、第1の型板における折り目線用凸型と第2の型板における折り目線用凹型とを整合させ、第1および第2の型板を紙シート材Sの両面から当接させて加圧する加圧手段11とを含み、第1および第2の型板が、それぞれ基盤上に光硬化性樹脂層を備え、折り目線用凸型および折り目線用凹型を光硬化によって形成してなる折り目線形成装置。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、適度の厚さを有する紙シート材に折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、紙シート材に折り目線を設けるための折り目線の形成装置並びに当該折り目線を形成する方法に関するものであり、特に、当該折り目線を形成するための構成部材として、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版を適用してなる紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、紙器産業において、厚紙によって形成される所謂紙箱は、絶えることなく主要な製品として多大な需要を維持している。この紙箱は、収容する内容物の多様化にともない、その紙箱自体の形態も多様化の一途を辿っている。上記する各種多様的な形態の紙箱の製造において、とりわけ、折り目の設計並びにその形成のための手段(折り目線を形成するための装置並びに方法)は、極めて重要な要素となっている。
【0003】
従来、上記する紙箱の製造に関連して、予め設計される折り目線パターンに沿って折り目線を形成する場合、基本的な構成において大別するとすれば、平盤加圧方式並びにロータリー加圧方式が知られている。上記する平盤加圧方式による従来の折り目線形成装置として、第1には、鉄板に厚紙を貼り付け、型に合わせてカットし、折り目線のための凹型を形成したもの(Aタイプ)、第2には、木型にテープ部材を貼り、折り目線のための凹型を形成したもの(Bタイプ)、第3には、ベークライト材に切削工具で折り目線のための凹型を形成したもの(Cタイプ)などが知られている。上記するA、BおよびCタイプのものにおける折り目線のための凸型は、いずれも、スチール製のものであった。さらに、ロータリー加圧方式による従来の折り目線形成装置として、第1には、鋼鉄材を腐食処理し折り目線のための凹型および凸型を形成したもの(Dタイプ)、第2には、ベークライト材に切削工具で折り目線のための凹型を形成したもの(Eタイプ)などが知られている。
【0004】
上記する従来の折り目線形成のための各タイプのものは、折り目線のための凹型並びに凸型の形成作業が極めて煩雑であり、多様化する紙箱の形態における折り目線の多様化に対して、充分に応答することができないという大きな問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、紙箱の製造時における折り目線の形成に関して、上記する従来の各問題を解消するべく、それらを考慮してなされたもので、すなわち、この発明は、紙シート材に折り目線を設けるための折り目線の形成装置並びに当該折り目線を形成する方法にあって、特に、当該折り目線を形成するための構成部材として、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版を適用してなる紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、適度の厚さを有する紙シート材に折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、前記紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成装置であって、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凸型を備えた第1の型板と、前記予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凹型を備えた第2の型板と、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させ、前記第1および第2の型板を前記紙シート材の両面から当接させて加圧する加圧手段とを含むものからなり、前記第1および第2の型板が、それぞれ基盤上に光硬化性樹脂層を備え、前記折り目線用凸型および折り目線用凹型を光硬化によって形成してなる紙箱における折り目線形成装置を構成するものである。
【0007】
さらに、この発明は、前記第1および第2の型板を、それぞれ回転ドラム体の外周面に取り付け、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記各回転ドラム体を同期駆動してなる紙箱における折り目線形成装置を構成するものである。
【0008】
さらにまた、この発明は、前記第1および第2の型板を、それぞれ平坦な基体に保持し、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記第1および第2の型板により前記紙シート材を加圧成形してなる紙箱における折り目線形成装置を構成するものである。
【0009】
さらにまた、この発明は、適度の厚さを有する紙シート材に折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、前記紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成方法であって、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応するネガおよびポジのフィルムを準備する工程と、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版を準備する工程と、前記光硬化性樹脂版に対して、前記ネガのフィルムを用いて折り目線用凸型を備えた第1の型板を形成する工程と、前記光硬化性樹脂版に対して、前記ポジのフィルムを用いて折り目線用凹型を備えた第2の型板を形成する工程と、第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記紙シート材の両面から前記紙シート材を加圧成形する加圧成形工程とからなる紙箱における折り目線形成方法を構成するものでもある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明になる紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。図1は、この発明にかかる紙箱における折り目線形成のための版の成形についての具体的な手順例を示すものであり、図1Aは、折り目線形成のための凸型の形成手順であり、図1A は、個別に準備される光硬化性樹脂版およびネガのフィルムとを並べて示す概略的な側断面図、図1A は、両者を重ねて光照射し、光硬化処理を行っている状態を示す概略的な側断面図、図1A は、光硬化処理により得られた折り目線形成のための凸型を示す概略的な側断面図であり、図1Bは、折り目線形成のための凹型の形成手順であり、図1B は、個別に準備される光硬化性樹脂版およびポジのフィルムとを並べて示す概略的な側断面図、図1B は、両者を重ねて光照射し、光硬化処理を行っている状態を示す概略的な側断面図、図1B は、光硬化処理により得られた折り目線形成のための凹型を示す概略的な側断面図である。
【0011】
図2は、折り目線形成のための凸型をもつ第1の型板と、折り目線形成のための凹型をもつ第2の型板とによって紙シート材を加圧成形する異なる形態を示すものであって、図2Aは、ロータリー式の実施例を示す概略的な側面図であり、図2Bは、平盤式の実施例を示す概略的な側面図である。図3は、折り目線形成のための凹型をもつ第2の型板の具体的な実施例を示すもので、図3Aは、その概略的な平面図であり、図3Bは、図3Aにおける3B−3B線に沿って断面にして示す概略的な側断面図である。図4は、折り目線形成のための凸型をもつ第1の型板の具体的な実施例を示すもので、図4Aは、その概略的な平面図であり、図4Bは、図4Aにおける4B−4B線に沿って断面にして示す概略的な側断面図である。
【0012】
まず、この発明になる紙箱における折り目線形成装置および折り目線形成方法は、基本的には、適度の厚さを有する紙シート材Sに折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成装置であり、且つ、紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成方法である。
【0013】
以下、この発明になる紙箱における折り目線の形成の手順を、図1各図に基づいて説明する。図1Aは、折り目線形成のための凸型の形成手順であり、図1Bは、折り目線形成のための凹型の形成手順である。図1各図に示すとおり、この発明では、まず、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応するネガのフィルムFnおよびポジのフィルムFpが準備される。一方、この発明では、基盤2上に光硬化性樹脂層3を備えた光硬化性樹脂版1が準備される。このネガのフィルムFnは、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する透光域tとその他の部分を占める不透光域oとによって構成されている(図1A 参照)。他方、ポジのフィルムFpは、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する不透光域oとその他の部分を占める透光域tとによって構成されている(図1B 参照)。
【0014】
この発明において、前記光硬化性樹脂版1は、例えば、スチール製でなる基盤2上に光硬化性樹脂層3を備えたものからなっており、前記光硬化性樹脂層3は、例えば、紫外線照射により硬化するものとして構成されている。図に示す実施例によれば、前記光硬化性樹脂版1の光硬化性樹脂層3側に前記ネガのフィルムFnあるいはポジのフィルムFpを積層状に重ね合わせ、フィルムの上方から紫外線を約1.5〜6.0分露光する(図1A および図1B 参照)。この露光処理によって、図1Aに示す折り目線形成のための凸型の形成の場合には、前記ネガのフィルムFnにおける透光域tからの光が光硬化性樹脂層3に作用して、前記基盤2上に線状の折り目線用凸型4を形成し、第1の型板5を形成する(図1A 参照)。これに対して、図1Bに示す折り目線形成のための凹型の形成の場合には、前記ポジのフィルムFnにおける透光域tからの光が光硬化性樹脂層3に作用して、前記基盤2上に線状の折り目線用凹型6を形成し、第2の型板7を形成する(図1B 参照)。
【0015】
前記第1の型板5および第2の型板7を形成するためのより具体的な手順を示す。この型板は、1.露光、2.洗い出し、3.乾燥、4.仕上げ露光の工程を経て仕上げられる。まず、露光は、上記する通り、フィルム越しに紫外線照射により行われる。この紫外線照射は約1.5〜6.0分程度であり、当該露光時間で、光が照射された光硬化性樹脂層3が硬化する。この露光硬化処理の後、洗い出しが行われる。この洗い出しは、紫外線照射されなかった部分を水で洗い落とすものであり、約0.5〜3分程度で完了する。この洗い出し作業を完全に行った後、約5〜10分程度の乾燥処理がなされ、この乾燥処理によって、仕上げ露光で必要とする凸型4および凹型6ができあがる。上記乾燥処理の後、約1.5〜6.0分程度の仕上げ露光処理がなされ、最終的な第1の型板5および第2の型板7として仕上げられる。
【0016】
上記するようにして準備される折り目線用凸型4を備えた第1の型板5と、折り目線用凹型6を備えた第2の型板7とによって、適度の厚さを有する紙シート材Sに対して予め設計された折り目線を形成することができる。そのための具体的な例を図2Aおよび図2Bに示す。図2Aに示す実施例のものは、回転ドラム体8によるロータリー方式のものであり、図2Bに示す実施例のものは、基体9による平盤方式のものである。前記ロータリー方式のものは、前記第1の型板5を回転ドラム体8Aの外周面に取り付け、前記第2の型板7を回転ドラム体8Bの外周面に取り付け、前記第1の型板5における折り目線用凸型4と前記第2の型板7における折り目線用凹型6とを整合させて、各回転軸9A、9Bを同期駆動手段10に接続して、前記回転ドラム体8Aおよび8Bを同期駆動するように構成してある。前記回転ドラム体8Aおよび8Bは、加圧手段11によって矢印方向に付勢されていて、前記第1の型板5および第2の型板7を前記紙シート材Sの両面から当接加圧するようになっている。
【0017】
図2Bに示す平盤方式のものは、前記第1の型板5および第2の型板7を、それぞれ別の平坦な基体(図示せず)に保持し、前記第1の型板5における折り目線用凸型4と前記第2の型板7における折り目線用凹型6とを整合させて、加圧手段11によって前記第1の型板5および第2の型板7を矢印方向に付勢して、前記第1の型板5および第2の型板7により前記紙シート材Sをその両面側から加圧して加圧成形するように構成してある。
【0018】
図3は、折り目線用凹型6を備えた第2の型板7の具体的な構成例を示すものであり、図4は、折り目線用凸型4を備えた第1の型板5の具体的な構成例を示すものである。前記第2の型板7は、基盤2上の光硬化樹脂層3に対して、折り目線に対応する部分が線状に溝として形成された折り目線用凹型6を有するものとして構成されており、前記第1の型板5は、基盤2上の光硬化樹脂層3に対して、折り目線に対応する部分が線状に凸条として形成された折り目線用凸型4を有するものとして構成されている。
【0019】
【発明の効果】
以上の構成になるこの発明の紙箱における折り目線形成装置によれば、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版の露光硬化処理によって、折り目線用凸型4を有する第1の型板5と、折り目線用凹型6を有する第2の型板7とを形成し、これらを適度の厚さを有する紙シート材の両面側から加圧することによって、紙シート材に折り目線を形成するようにした点において、以下に示す作用効果を奏する。第1に、サンプルカットのデータを利用して型板を作成するため、抜き型と同一な面版作成が可能である点、第2に、型板の作成が露光処理によるものであるので、光の進入、屈折角度が一定であり、均一な角度、溝幅並びに深さが得られる点、第3に、型板が基盤と一体製品であるため、剥離のトラブルが生じない点、第4に、型板が露光による製版加工であり、複雑な形態のパッケージのための折り目線(曲線の罫線、罫線間距離の狭いもの)を極めて容易に形成することができる点、第5に、光硬化性樹脂版の硬度、光硬化性樹脂層の厚みによる深度の種類が豊富で、原紙の材質にあった硬さ、深さが得られる点、第6には、使用後再利用が可能である点、第7には、型板自体の曲げ適正が自在であることから、保管、取り扱いに有利である点、等の諸点において極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明にかかる紙箱における折り目線形成のための版の成形についての具体的な手順例を示すものであり、図1Aは、折り目線形成のための凸型の形成手順であり、図1A は、個別に準備される光硬化性樹脂版およびネガのフィルムとを並べて示す概略的な側断面図、図1A は、両者を重ねて光照射し、光硬化処理を行っている状態を示す概略的な側断面図、図1A は、光硬化処理により得られた折り目線形成のための凸型を示す概略的な側断面図であり、図1Bは、折り目線形成のための凹型の形成手順であり、図1B は、個別に準備される光硬化性樹脂版およびポジのフィルムとを並べて示す概略的な側断面図、図1B は、両者を重ねて光照射し、光硬化処理を行っている状態を示す概略的な側断面図、図1B は、光硬化処理により得られた折り目線形成のための凹型を示す概略的な側断面図である。
【図2】図2は、折り目線形成のための凸型をもつ第1の型板と、折り目線形成のための凹型をもつ第2の型板とによって紙シート材を加圧成形する異なる形態を示すものであって、図2Aは、ロータリー式の実施例を示す概略的な側面図であり、図2Bは、平盤式の実施例を示す概略的な側面図である。
【図3】図3は、折り目線形成のための凹型をもつ第2の型板の具体的な実施例を示すもので、図3Aは、その概略的な平面図であり、図3Bは、図3Aにおける3B−3B線に沿って断面にして示す概略的な側断面図である。
【図4】図4は、折り目線形成のための凸型をもつ第1の型板の具体的な実施例を示すもので、図4Aは、その概略的な平面図であり、図4Bは、図4Aにおける4B−4B線に沿って断面にして示す概略的な側断面図である。
【符号の説明】
S 紙シート材
Fn ネガのフィルム
Fp ポジのフィルム
t フィルムの透光域
o フィルムの不透光域
1 光硬化性樹脂版
2 基盤
3 光硬化性樹脂層
4 折り目線用凸型
5 第1の型板
6 折り目線用凹型
7 第2の型板
8 回転ドラム体
9 回転軸
10 同期駆動手段
11 加圧手段

Claims (4)

  1. 適度の厚さを有する紙シート材に折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、前記紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成装置であって、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凸型を備えた第1の型板と、前記予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応する折り目線用凹型を備えた第2の型板と、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させ、前記第1および第2の型板を前記紙シート材の両面から当接させて加圧する加圧手段とを含むものからなり、前記第1および第2の型板が、それぞれ基盤上に光硬化性樹脂層を備え、前記折り目線用凸型および折り目線用凹型を光硬化によって形成してなることを特徴とする紙箱における折り目線形成装置。
  2. 前記第1および第2の型板を、それぞれ回転ドラム体の外周面に取り付け、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記各回転ドラム体を同期駆動してなることを特徴とする請求項1に記載の紙箱における折り目線形成装置。
  3. 前記第1および第2の型板を、それぞれ平坦な基体に保持し、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記第1および第2の型板により前記紙シート材を加圧成形してなることを特徴とする請求項1に記載の紙箱における折り目線形成装置。
  4. 適度の厚さを有する紙シート材に折り目線を設け、該折り目線に沿って折り曲げて紙箱を製造する製箱システムにおいて、前記紙シート材に折り目線を設けるための折り目線形成方法であって、予め設計された折り目線レイアウトパターンに対応するネガおよびポジのフィルムを準備する工程と、基盤上に光硬化性樹脂層を備えた光硬化性樹脂版を準備する工程と、前記光硬化性樹脂版に対して、前記ネガのフィルムを用いて折り目線用凸型を備えた第1の型板を形成する工程と、前記光硬化性樹脂版に対して、前記ポジのフィルムを用いて折り目線用凹型を備えた第2の型板を形成する工程と、前記第1の型板における折り目線用凸型と前記第2の型板における折り目線用凹型とを整合させて、前記紙シート材の両面から前記紙シート材を加圧成形する加圧成形工程とからなることを特徴とする紙箱における折り目線形成方法。
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