JPWO2016153051A1 - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

検査装置(1)では、フォトマスク(10)の側辺を保持するホルダー(65)と、ホルダーに配置したフォトマスクの検査面を下から撮影するカメラ(64)と、フォトマスクの撮影位置を定めるためのXステージ(61)、Yステージ(62)、θステージ(63)が検査室内に配置される。検査室の天井には、ダウンフローを発生させるFFUが設けられる。Xステージ、Yステージ、θステージは、上面に開口を有するカバー(60)で覆われ、少なくとも一部で、カバーの開口縁(60a)がホルダーの外縁(65a)の内側に位置する。

Description

本発明は、フォトマスク等の検査装置に関する。
フォトマスクに異物等の欠陥があると露光を行う際の妨げとなるので、フォトマスクでは予め異物等の欠陥がないか外観検査が行われる。外観検査ではフォトマスクの撮影画像に基づく検査を行うが、通常の検査装置では、フォトマスクをSMIF(Standard Mechanical Interface)ポッドで輸送する際にフォトマスクのパターン形成面を上にしていることもあり、フォトマスクの上からパターン形成面(以下、検査面ということがある)をカメラで撮影する仕様になっている。
しかしながら、この仕様では上部に位置するカメラ等からフォトマスクの検査面への降塵の問題が生じる。また検査装置内では清浄度維持のためダウンフローによる空調を行っているが、フォトマスクの検査面に上部からダウンフローのエアーが当たるため静電気が発生し、粉塵を静電吸着する恐れがあった。
これに対し、フォトマスクの側辺をホルダーで保持して検査面を下向きにして配置し、カメラで下から撮影する例がある(JP2012−208185)。この場合、フォトマスクの検査面へのカメラ等からの降塵を防げると共に、検査面に直接エアーが当たらないため粉塵の静電吸着も抑制できる。
図25はフォトマスクの検査面を下から撮影する検査装置100の例である。この検査装置100では、フォトマスク搬送用のロボット500を設けたロボット室300と、フォトマスクの検査機600を設けた検査室400が隣接して配置される。検査装置100はクリーンルーム800内に設けられる。
検査機600は除振台700上に配置される。検査機600ではフォトマスク(不図示)の側辺をホルダー601で保持して検査面を下向きにして配置し、下方のカメラ602によって検査面の撮影を行う。
ロボット室300と検査室400は開口部(通過口)302により通じており、検査室400は開口部402を介してクリーンルーム800へと通じている。ロボット室300、検査室400の天井にはFFU(Fan Filter Unit)からなる送風部301、401が設けられ、これによりダウンフローを形成するエアーが送出される。また除電を行うため、ロボット室300の上部の壁際にはイオナイザー303、304が、検査室400の上部の壁際にはイオナイザー403、404が設けられる。
検査室400内に送出されるダウンフローを形成するエアーは、ホルダー601の外縁の下方に気流を巻き込む回転流を発生させる。このためフォトマスクの検査面の近傍に粉塵が滞留し、検査面が汚染される恐れがある。(JP2012−208185)ではフォトマスクの検査面を透明性の保護部材で覆った状態で撮影しているが、この場合でも、保護部材に粉塵が付着することで撮影時に不具合が生じる恐れがある。
また、図25の検査装置100ではロボット室300と検査室400内で矢印に示すようなエアーの流れが発生する。この例ではロボット室300の下部等から粉塵を含んだ清浄度の低いエアーが開口部(通過口)302を通って検査室400へと移動し、フォトマスクの検査面の汚染原因になりうる。さらに検査室400では開口部42側のイオナイザー404付近に滞留する気流も発生し、イオナイザー404付近の清浄度が低下しやすい状況である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、検査対象の汚染を効果的に回避することができる検査装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、カメラ等からの降塵や静電吸着による検査対象の汚染を回避し、かつ検査面近傍での粉塵の滞留を防止する検査装置を提供することを他の目的とする。
前述した課題を解決するための本発明は、検査対象を下から撮影するカメラと、前記検査対象の撮影位置を定めるための移動ステージと、前記移動ステージの上方に設けられ、前記検査対象の側辺を保持するホルダーと、を有する検査機が配置された検査室を備え、前記検査室の上部に、下方への気流を送出する送風部が設けられ、前記移動ステージが、上面に開口を有するカバーで覆われ、少なくとも一部で、前記カバーの開口縁が前記ホルダーの外縁の内側に位置することを特徴とする検査装置である。
本発明では、上記の構成により、検査対象の検査面をカメラで下から撮影してカメラからの降塵や粉塵の静電吸着による汚染を防止できるうえ、ホルダーの外縁付近からカバー内へと向かう気流によって、ホルダーの外縁の下方の粉塵を巻き込んでカバー内へと流すことができ、検査対象の検査面近傍での粉塵の滞留を防止できる。加えて、移動ステージの移動時に発生する粉塵が検査室内に飛散するのも防ぐことができる。
前記カバー内の排気が行われることが望ましい。加えて、前記カバー内の排気により、前記カバー内の粉塵が、前記検査装置が配置されたクリーンルームの外に排出されることが望ましい。これにより、上記の気流を確実に発生させることができる。またカバー内の粉塵もクリーンルームの外へ好適に排出できる。検査機の駆動部や配線等から発生しうる粉塵は他の部位から発生する粉塵より清浄度が低いため、クリーンルーム内に放出すると、フォトマスク等の検査対象を間接的に汚染することになるので、上記のようにして別途クリーンルーム外に直接排出することが望ましい。
前記検査室と開口部(通過口)を介して通じ、前記検査対象を搬送するロボットが配置されたロボット室を更に備え、前記ロボット室の下部に開口が設けられることが望ましい。これにより、ロボット室の下部等から検査室へ粉塵を含んだエアーが移動するのを防ぐことができる。
前記開口部の下縁の高さ位置が前記ホルダーより下であることが望ましい。これにより、ダウンフローの気流を検査機近辺でも確保でき、ホルダーの外縁付近からカバー内へと向かう気流を確実に発生させることができる。
前記ロボットのステージが、上面に開口を有するカバーで覆われることが望ましい。これにより、ロボットから発生しうる粉塵の拡散を好適に防止することができる。
本発明により、カメラ等からの降塵や静電吸着による検査対象の汚染を回避し、かつ検査面近傍での粉塵の滞留を防止する検査装置を提供することができる。
本発明による第2の検査装置は、
検査機と、
前記検査機の上方に配置され、下方への気流を形成する送風部と、を備え、
前記検査機は、
検査対象を保持するホルダーと、
前記検査対象を撮影するカメラと、
前記ホルダー及び前記カメラの一方と接続し、且つ、前記ホルダー及び前記カメラの前記一方とともに前記ホルダー及び前記カメラの他方に対して相対移動する移動ステージと、
前記移動ステージを前記ホルダーから区画するカバーと、を有する。
本発明による第2の検査装置によれば、可動部である移動ステージから発生する粉塵の拡散を、カバーによって防止することができる。これにより、ホルダーに保持された検査対象に粉塵が付着してしまうことを効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記カバーの前記ホルダーまたは前記ホルダーによって保持された前記検査対象に対面する位置に開口が形成されていてもよい。
本発明による第2の検査装置において、
前記移動ステージ及び前記カバーは、前記ホルダーの下方に配置され、
前記カバーの前記ホルダーまたは前記ホルダーによって保持された前記検査対象に下方から対面する位置に開口が形成され、
少なくとも一部で、前記カバーの開口縁が前記ホルダーの外縁の内側に位置していてもよい。
このような検査装置によれば、ホルダーの外縁付近からカバー内へと向かう気流によって、ホルダーの外縁の下方の粉塵を巻き込んでカバー内へと流すことができ、検査対象の検査面近傍での粉塵の滞留を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記カバー内の排気が行われるようにしてもよい。このような検査装置によれば、可動部である移動ステージから発生する粉塵の拡散を、より確実に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記カバー内の排気により、前記カバー内の粉塵が、前記検査装置が収容されているクリーンルームの外に排出されるようにしてもよい。このような検査装置によれば、クリーンルーム外に排出されることで、粉塵が検査対象に付着することをより確実に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、前記検査機を収容する検査室内に設けられたイオナイザーを、さらに備えるようにしてもよい。このような検査装置によれば、検査室内の除電を行うことができ、粉塵が静電気によって検査対象に付着することを効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、前記検査機を収容する検査室内に設けられ前記送風部の吹き出し口に接続した整流板を、さらに備えるようにしてもよい。このような検査装置によれば、検査室内での空気の滞留を効果的に防止することができ、検査室内での局所的な清浄度の低下を効果的に回避することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記検査機を収容する検査室を区画する壁に、前記検査室の外に通じる検査室排気口が設けられており、前記検査室排気口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下であるようにしてもよい。このような検査装置によれば、検査室内での粉塵の滞留や検査対象への粉塵の付着を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記検査室開口は、吸引手段に通じていてもよい。このような検査装置によれば、検査室内での粉塵の滞留や検査対象への粉塵の付着を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記検査機を収容する検査室を区画する壁に、前記検査室内の前記検査機へ前記検査対象を搬送するための通過口が設けられており、前記通過口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下であるようにしてもよい。このような検査装置によれば、検査室内での粉塵の滞留や検査対象への粉塵の付着を効果的に防止することができる。また、ロボット室から検査室への粉塵の流入を防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、
前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
前記検査機は、検査室内に収容され、
前記ロボットは、前記検査室に通過口を介して通じたロボット室内に設けられ、
前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられており、
前記ロボット室排気口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下であるようにしてもよい。
このような検査装置によれば、ロボット室内での粉塵の滞留や検査対象への粉塵の付着を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記ロボット室排気口は、吸引手段に通じていてもよい。ロボット室内での粉塵の滞留や検査対象への粉塵の付着を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
前記検査機は、検査室内に収容され、
前記ロボットは、前記検査室に通過口を介して通じたロボット室内に設けられ、
前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられており、
前記ロボット室排気口は、前記通過口に対面する位置からずれた位置に設けられていてもよい。
このような検査装置によれば、ロボット室排気口および通過口の両方を通過して流れる気流の発生を効果的に防止することができる。したがって、検査装置の稼働中だけでなく、メンテナンス等の検査装置の非稼働中も含め、検査装置外の粉塵がロボット室を通過して検査室内に流れ込むことを効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、
前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
前記ロボットは、
前記検査対象を保持するアームと、
前記アームと接続し前記アームを駆動する駆動ステージと、
前記駆動ステージを前記アームから区画するロボットカバーと、を有するようにしてもよい。
このような検査装置によれば、可動部である駆動ステージから発生する粉塵の拡散を、ロボットカバーによって防止することができる。これにより、アームに保持された検査対象に粉塵が付着してしまうことを効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、
前記駆動ステージ及び前記ロボットカバーは、前記アームの下方に配置され、
前記ロボットカバーの前記アームに対面する上面に開口が形成され、
少なくとも一部で、前記ロボットカバーの開口縁が前記アームの外縁の内側に位置するようにしてもよい。
このような検査装置によれば、アームの外縁付近からロボットカバー内へと向かう気流によって、アームの外縁の下方の粉塵を巻き込んでロボットカバー内へと流すことができ、検査対象の検査面近傍での粉塵の滞留を防止できる。
本発明による第2の検査装置において、前記ロボットカバー内の排気が行われるようにしてもよい。このような検査装置によれば、可動部である駆動ステージから発生する粉塵の拡散を、より確実に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記ロボットカバー内の排気により、前記ロボットカバー内の粉塵が、前記検査装置が収容されているクリーンルームの外に排出されるようにしてもよい。このような検査装置によれば、クリーンルーム外に排出されることで、粉塵が検査対象に付着することをより確実に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、前記ロボットを収容するロボット室内に設けられたイオナイザーを、さらに備えるようにしてもよい。このような検査装置によれば、ロボット室内の除電を行うことができ、粉塵が静電気によって検査対象に付着することを効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置が、前記ロボットを収容するロボット室内に設けられ前記送風部の吹き出し口に接続した整流板を、さらに備えるようにしてもよい。このような検査装置によれば、ロボット室内での空気の滞留を効果的に防止することができ、ロボット室内での局所的な清浄度の低下を効果的に回避することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記ホルダーは、前記検査対象の前記カメラによって撮影される検査面が下方を向くようにして、前記検査対象を保持するようにしてもよい。このような検査装置によれば、降塵や粉塵の静電吸着による汚染を効果的に防止することができる。
本発明による第2の検査装置において、前記ホルダーは、前記検査対象の前記カメラによって撮影される検査面が側方を向くようにして、前記検査対象を保持するようにしてもよい。このような検査装置によれば、降塵や粉塵の静電吸着による汚染を効果的に防止することができる。
本発明による第3の検査装置は、
検査対象を検査する検査機を収容した検査室と、
前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを収容したロボット室と、を備える、検査装置であって、
前記検査室と前記ロボット室とを区画する壁に、前記ロボットによって前記検査機へ搬送される前記検査対象が通過する通過口が設けられ、
前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられ、
前記ロボット室排気口は、前記通過口に対面する位置からずれた位置に設けられている。
本発明による第3の検査装置によれば、ロボット室排気口および通気口の両方を通過して流れる気流の発生を効果的に防止することができる。したがって、検査装置の稼働中だけでなく、メンテナンス等の検査装置の非稼働中も含め、検査装置外の粉塵がロボット室を通過して検査室内に入り込むことを効果的に防止することができる。
本発明による第4の検査装置は、
検査対象を検査する検査機と、
前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットと、
前記検査機及び前記ロボットの上方に配置され、下方への気流を形成する送風部と、を備え、
前記ロボットは、
前記検査対象を保持するアームと、
前記アームと接続し前記アームを駆動する駆動ステージと、
前記駆動ステージを前記アームから区画するロボットカバーと、を有する。
本発明による第3の検査装置によれば、可動部である駆動ステージから発生する粉塵の拡散を、ロボットカバーによって防止することができる。これにより、アームに保持された検査対象に粉塵が付着してしまうことを効果的に防止することができる。
本発明による一実施の形態を説明するための図であって、検査装置を示す平面図。 検査装置を示す側面図。 検査機を示す平面図。 検査機を示す側面図。 検査機を示す側段面図。 ロボット室と検査室内の全体のエアーの流れを示す図。 図3に対応する図であって、検査機の一変形例を示す平面図。 図5に対応する図であって、検査機の一変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の他の変形例を示す側断面図。 図3に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す平面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図3に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す平面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 図5に対応する図であって、検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 検査機の更に他の変形例を示す側面図。 検査機の更に他の変形例を示す側断面図。 ロボットのカバーを示す図。 検査装置を示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.検査装置1)
図1は、本発明の一実施形態に係る検査装置1の平面構成を示す図である。図1に示す検査装置1は、FFU(不図示)等を備えたクリーンルーム8内に配置され、SMIFケース投入部2、ロボット室3、検査室4等を有する。図2は、検査装置1のロボット室3と検査室4を示す図である。
SMIFケース投入部2は、検査対象であるフォトマスクを収納した輸送用のSMIFポッド(不図示)を配置するためのスペースである。SMIFポッド内には、1または複数のフォトマスクがパターン形成面を上にして収納される。
ロボット室3は開口部(通過口)32を介して検査室4と通じている。ロボット室3には、フォトマスクを搬送するためのロボット5が配置される。ロボット5は、SMIFケース投入部2からSMIFポッドを受け取って内部のフォトマスクを1枚取り出し、当該フォトマスクを上下反転して検査対象となるパターン形成面が下を向いた状態で検査室4に搬送し、後述する検査機6のホルダーに配置する。またロボット5は、検査後のフォトマスクをホルダーから取り出し、当該フォトマスクを上下反転させてパターン形成面が上を向いた状態でロボット室3に搬送し、SMIFポッドに収納する。
図2に示すように、ロボット室3の上部ではFFU31(送風部)が天井に設けられ、これにより清浄なエアーがダウンフロー(下方への気流)として送出される。また除電を行うため、ロボット室3の上部の壁際にはイオナイザー33、34が設けられる。加えて本実施形態では、ロボット室3を区画する壁の下部側面に開口部(ロボット室排気口)35が設けられている。ロボット室排気口35は、検査室1の外に通じており、この開口部からクリーンルーム8内へと排気が行われるようになっている。なお、ロボット室排気口35に吸引手段が通じており、或いは、ロボット室排気口35が吸引手段の吸引開口として形成されており、ロボット室3内の雰囲気を強制的に排気するようにしてもよい。さらに、ロボット室3には、整流板36が設けられている。整流板36は、ロボット室3の上方に設けられた送風部31の吹き出し口31aに接続している。整流板36は、ロボット室3内に空気の滞留を生じさせることなく、ロボット室3内でのダウンフローの形成を促進する。
検査室4では、除振台7の上にフォトマスクの検査機6が配置される。検査機6はフォトマスクのパターン形成面を撮影し、この撮影画像を元にフォトマスクの外観検査を行う。具体的な検査方法は特に限定されず、既知の種々の手法を用いることができる。
検査室4の上部でも、ロボット室3と同様FFU41(送風部)が天井に設けられ、これにより清浄なエアーがダウンフロー(下方への気流)として送出される。検査室4を区画する壁の側面には開口部(検査室排気口)42が設けられている。検査室排気口42は、検査装置1の外に通じており、この開口部42からクリーンルーム8内へと排気が行われる。なお、検査室排気口42に吸引手段が通じており、或いは、検査室排気口42が吸引手段の吸引開口として形成されており、検査室4内の雰囲気を強制的に排気するようにしてもよい。また、検査室4の開口部42側の壁際には、天井から下方に延びる整流板45,46が設けられる。整流板45,46は、検査室4の上方に設けられた送風部41の吹き出し口41aに接続している。整流板45,46は、検査室4内に空気の滞留を生じさせることなく、検査室4内でのダウンフローの形成を促進する。なお、図2の例では、整流板45の下端が検査室4の開口部32側の壁面に接しているが、壁面から離れていてもよいし、整流板46の下端が検査室4の開口部42側の壁面に接しているが、壁面から離れていてもよい。
検査室4には除電を行うためのイオナイザー43、44も設けられる。イオナイザー43は検査室4の上部の開口部32側の壁際に配置され、イオナイザー44は、整流板44の上部のFFU41側に配置される。
(2.検査機6)
図3及び図4は検査機6を示す図である。図3は検査機6を上から見た図であり、図4は検査機6を図3の矢印Aに示す方向から見た図である。
検査機6は、カバー60、Xステージ61、Yステージ62、θステージ63、カメラ64、ホルダー65、クランプ67等を有する。なお、図2〜図4において網掛け部分はカバー60で覆われている部分であり、図2〜図4では説明のためカバー60の内部にある構成要素を図示している。なお、網掛け部分の取り扱いは、後に参照する図6、図7、図10、図15においても同様とする。
Xステージ61、Yステージ62、θステージ63は、フォトマスク10の撮影位置を定めるための移動ステージであり、本実施形態では後述するホルダー65の位置を移動させる。これらのステージは、図示された例において、Xステージ61、Yステージ62、θステージ63の順に上に重ねて配置される。
Xステージ61は、図示しない駆動部によって、図3の左右方向に移動可能となっている。
Yステージ62は、図示しない駆動部によって、図3の上下方向に移動可能となっている。
θステージ63は図示しない駆動部により図3の面内で回転するものである。
カメラ64は、フォトマスク10のパターン形成面の撮影を行う撮影装置である。本実施形態では、カメラ64は、フォトマスク10のパターン形成面を下方から撮影する。Xステージ61、Yステージ62、θステージ63においてカメラ64に対応する位置に孔が設けられており、この孔を用いてカメラ64が直接除振台7に固定されている(後述する図5参照)。
ホルダー65は、上記した移動ステージ(Xステージ61、Yステージ62、θステージ63)の上方に設けられる。ホルダー65はコ字状の平面を有する板材であり、フォトマスク10を配置し側辺を保持するものである。ホルダー65の内側では、コ字状に囲まれた平面内部へと突出する爪651が三方に設けられ、これらの爪651で矩形板状のフォトマスク10の三辺を保持する。残りの一辺は、クランプ67に取付けられた爪671によって保持される。なお、ホルダー65の内側とは、フォトマスク10に近い側をいうものとする。また本実施形態ではフォトマスク10のパターン形成面(検査面)、すなわちカメラ65で撮影される面が下を向いた状態で、フォトマスク10はホルダー65に配置される。
ホルダー65は脚部66によってθステージ63上で支持される。すなわち、脚部66は、ホルダー65とθステージ63とを連結している。図3に示すように、脚部66はホルダー65においてコの字の両角部と両端部にあたる位置に配置される。
本実施形態では、Xステージ61、Yステージ62、θステージ63を覆うように函状のカバー60が設けられ、駆動部等から発生しうる粉塵の拡散が防止される。すなわち、カバー60は、移動ステージ61,62,63を覆って、移動ステージ61,62,63をホルダー65から区画している。カバー60の上面には開口が設けられる。カバー60の開口は、ホルダー65によって保持されたフォトマスク10の検査面への法線方向に沿って、ホルダー65及びフォトマスクに対面している。図示された例において、カバー60の開口は、鉛直方向下方からホルダー65及びフォトマスクに対面している。この開口の開口縁の位置を図3の60aで示す。開口の平面形状は、各ステージの移動時に脚部66等とカバー60が接触するのを避けるように定められており、図3に示された例では矩形状となっているが、図示された例に限られずT字状等、種々の形状を取り得る。
図5は図3の線B−Bに沿った検査機6の鉛直方向断面図である。図5に示すように、本実施形態では、少なくとも一部において、カバー60の開口縁60aがホルダー65の外縁65aの内側に位置している。
図5の例ではカバー60の開口縁60aがホルダー65の外縁65aより距離Dだけ内側に位置しており、開口縁60aとホルダー65の外縁65aを結ぶ方向が、水平方向に対して傾斜角αで傾斜している。
また、カバー60内はダクト等の管体68(図3等参照)を介してクリーンルーム8の外部へと通じており、ポンプなど図示しない排気手段によってカバー60内のエアーがクリーンルーム8の外部へと直接排気されるようになっている。
このような構成により、本実施形態では、FFU41から送出されたダウンフローのエアーに関し、図5の点線矢印に示すようなホルダー65の外縁65a付近からカバー60内へと向かう気流が検査機6近辺で発生することとなり、ホルダー65の外縁65aの下方の粉塵を巻き込んでカバー60内へと流し、そのままクリーンルーム8の外部へ排出できるようになっている。なお、上記した気流を好適に発生させるためには、装置の設計、設備環境などにもよるが、おおよそ前記した傾斜角αが50度以上80度以下となるように定めると好適である。
(3.ロボット室3と検査室4内のエアーの流れ)
図6は、ロボット室3と検査室4内の全体のエアーの流れを矢印で示した図である。
前記したように、本実施形態では、ホルダー65の外縁65aの下方に粉塵が存在しても、この粉塵が図5で説明した気流によりカバー60内へと流れ、管体68を介してカバー60内からクリーンルーム8の外部へと排出される(矢印C参照)。
これに加えて、本実施形態ではロボット室3の下部側面に開口を有するロボット室排気口35を設け、FFU31、41等によるダウンフローの風量やロボット室3、検査室4、クリーンルーム8の気圧を調整することで、前記した図25のようにロボット室3から検査室4へ向かうのでなく、検査室4からロボット室3へと向かい、ロボット室排気口35からクリーンルーム8内へと排出される(矢印D参照)エアーの流れを発生させる。
これにより、ロボット室3の下部等から粉塵を含んだ清浄度の低いエアーが検査室4へと移動してフォトマスク10の検査面の汚染原因になることがなくなる。このようなエアーの流れを実現するための風量や気圧の調整に関しては、ダウンフローの風量や気圧の大きさを検査室4≧ロボット室3>クリーンルーム8の順とするとよい。風量等の調整については、検査装置1やクリーンルーム8の適当な箇所に設けた圧力センサー(不図示)を利用してクリーンルーム8の楊圧環境の変化に対応させることも可能である。また開口部(ロボット室排気口)32及び開口部(検査室排気口)42の形状等による風量の制御も可能である。
また本実施形態では、検査室4から開口部42を介してクリーンルーム8に排出される風量が、検査室4から開口部32を介してロボット室3に流れる風量より大きくなるようにし、検査室4内の粉塵をできるだけクリーンルーム8側に排出して検査装置1の内部全体の清浄度が向上するようにしている。両風量の差は、検査装置1やクリーンルーム8の適当な箇所に設けた差圧計等を利用して気圧差から制御でき、設備環境、運転状況等の外因的要素に応じた制御も可能である。またFFU31、41等の風量から制御を行うこともでき、開口部32、42を流れる風量を直接測定して制御に用いてもよい。
なお、本実施形態では整流板36,45,46により図25で説明したようなイオナイザー34,43,44付近で滞留する気流も無くなっており、イオナイザー34,43,44付近の清浄度も改善されている。
また、本実施形態では開口部(通過口32,ロボット室排気口35,検査室排気口42)の下縁の高さ位置がホルダー65以下である。これは、開口部32,35,42の下縁がホルダー65よりも上方にあると、検査機6近辺のダウンフローの流れが弱まりフォトマスク10の検査面の汚染可能性が高まるほか、開口部32,35,42からの汚染のリスクもあるためである。
さらに、図1に示すように、ロボット室排気口35は、通過口32に対面する位置からずれた位置に設けられている。すなわち、ロボット室排気口35は、通過口32が形成された壁の法線方向に沿って、通過口32に対面する位置に配置されていない。図示された例において、ロボット室排気口35が形成された壁は、通過口32が形成された壁と垂直に接続している。この例によれば、ロボット室排気口35および通過口32の両方を通過して流れる気流の発生を効果的に防止することができる。したがって、検査装置1の稼働中だけでなく、メンテナンス等の検査装置1の非稼働中も含め、外部の粉塵が検査室4内に流れ込むことを効果的に防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、カメラ64によってフォトマスク10の検査面を下から撮影してカメラからの降塵や粉塵の静電吸着による汚染を防止できるうえ、ホルダー65の外縁65a付近からカバー60内へと向かう気流によって、ホルダー65の外縁65aの下方の粉塵を巻き込んでカバー60内へと流すことができ、フォトマスク10の検査面近傍での粉塵の滞留を防止できる。このような装置構成により、検査対象の検査面は上記の対策で粉塵を防止でき、検査面の裏面についても、FFU41により清浄に保持されるので検査対象の両面の清浄性が保持されることとなる。このため、本実施形態の装置構成により清浄な状態を保持しつつ透過型の検査も反射型の検査も可能となり検査適応範囲が広がる。
また、カバー60は、Xステージ61、Yステージ62、θステージ63の移動時にこれらのステージの駆動部や配線等から発生する粉塵が検査室4内に飛散するのを防ぐ利点もある。
さらに本実施形態では、カバー60内の排気を行うことで、上記した気流を確実に発生させ、且つカバー60内の粉塵もクリーンルーム8の外に好適に排出できる。検査機6の駆動部や配線等から発生しうる粉塵は他の部位から発生する粉塵より清浄度が低いため、クリーンルーム8内に放出するとフォトマスク等の検査対象を間接的に汚染することになるので、上記の機構により別途クリーンルーム外に直接排出するようにしている。このような機構を有する事で、クリーンルーム8内に設置された、フォトマスクの検査装置を含む検査装置一般の検査対象を間接的にも汚染することなく検査可能となる。
また本実施形態では、ロボット室3の下部側面に開口を有するロボット室排気口35を設けることで、前記したようにロボット室3の下部等から検査室4へ粉塵を含んだエアーが移動するのを防ぎ、フォトマスク10の検査面の汚染を防ぐことができる。
また、本実施形態では開口部32,35,42の下縁の高さ位置をホルダー65以下とすることで、検査装置1の内部に下方に向けた気流(ダウンフロー)を安定して形成することができる。したがって、ダウンフローの気流を検査機6近辺でも確保でき、ホルダー65の外縁65a付近からカバー60内へと向かう気流を確実に発生させることができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。上述した一実施形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した一実施形態と同様に構成され得る部分について、上述の一実施形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
例えば、カバー60の構成について、種々の変更が可能である。上述した一実施形態において、カバー60に形成された一つの開口を、すべての脚部(四つの脚部)66、クランプ67及びカメラ64が、通過している例を示した。しかしながら、例えば図8に示すように、複数の脚部(四つの脚部)66、クランプ67及びカメラ64が、異なる開口を通過するようにしてもよい。図8に示された例において、カバー60には、四つの開口が形成されている。各開口60の開口縁60aは、カメラ64及び移動ステージ61,62,63が相対移動した際に、当該開口内を通過する脚部66、クランプ67及びカメラ64が、通過した開口の外縁60aに接触しないように形成されている。ここで、図8は、図7のE−E線に沿った断面図である。このような例によれば、各開口の開口縁60aで画成される開口面積を、必要以上に大きくする必要がなく、小面積化することが可能となる。したがって、粉塵等の発生源となり得る移動ステージ61,62,63を有効に覆い、粉塵の検査室3内の拡散を効果的に防止することができる。
また、図9は、図8と同様の断面にて検査機6を示す断面図である。図9に示された例は、図8に示された例を変形したものである。図9に示された例において、カバー60は、カメラ64を側方から覆う筒状部60bをさらに有している。図9に示されたカバー60では、筒状部60bの上方端に開口が形成されている。筒状部60bの上方端は、カメラ64の上方端よりも上方に位置している。すなわち、カメラ64が、その全長に亘って、カバー60により側方から覆われている。カメラ64は使用中発熱することから、粉塵が吸着しやすい部位となる。このような部位を、カバー60で覆いホルダー65から区画することで、検査室3内への粉塵の拡散を効果的に防止することができる。
別の変形例を、図10〜図14を用いて説明する。カバー60は、上述した一実施形態において除振台7上に固定されていたが、この例に限られない。上述した一実施形態では、移動ステージの動作により、ホルダー65がカバー60に対して移動した。ただし、例えば図10〜図14に示された例では、カバー60はホルダー65に対して相対移動しないようになっている。このような変形例によれば、開口の開口縁60aで画成される開口面積を、小さくすることが可能となる。また、図10に示すように、カバー60の開口縁60aを、その全周において、ホルダー65の外縁65aの内側に位置させることも可能となる。これにより、ホルダー65の外縁65aの下方での気体の滞留を効果的に防止することができる。
ここで図10は、図3に対応する図であって、検査機6を示す平面図である。図11〜図14は、図10のF−F線に沿った断面において検査機6を示す側断面図である。
まず、図11及び図12に示された例において、カバー60は、移動ステージ61,62,63とホルダー65とを連結する脚部66に、固定されている。図13及び図14に示された例において、カバー60は、移動ステージ61,62,63、とりわけ、θステージ63に固定されている。図11〜図14に示された例において、カバー60は、移動ステージの移動にともなって、ホルダー65とともに、除振台7に対して相対移動する。したがって、カバー60と除振台7との間に隙間が形成されており、この隙間を通過してカバー60内に向かう気流Gが形成される。また、図12及び図14に示された例においては、カバー60は、図9に示された例と同様の筒状部60bを有しており、図9に示された例と同様の作用効果を筒状部60bが奏することができる。
別の変形例として、移動ステージ61,62,63がカメラ64を駆動するようにしてもよい。上述した一実施形態では、移動ステージの動作により、ホルダー65がカメラ64に対して移動したが、これに限られず、例えば図15〜図21に示すように、移動ステージ61,62,63の動作により、カメラ64がホルダー65に対して移動するようにしてもよい。このような変形例によれば、開口の開口縁60aで画成される開口面積を、小さくすることが可能となる。図15に示すように、カバー60の開口縁60aを、その全周または大部分において、ホルダー65の外縁65aの内側に位置させることも可能となる。これにより、ホルダー65の外縁65aの下方での気体の滞留を効果的に防止することができる。
ここで図15は、図3に対応する図であって、検査機6を示す平面図である。図16〜図21は、図15のH−H線に沿った断面において検査機6を示す側断面図である。
まず、図16及び図17に示された例において、カバー60は、除振台7に固定されている。したがって、カバー60自身の振動を効果的に防止することができ、粉塵の拡散を抑制することができる。次に、図18〜図21に示された例において、カバー60は、移動ステージ61,62,63の駆動によって、カメラ64とともに、除振台7及びホルダー65に対して移動する。図18及び図19に示された例において、カバー60は、移動ステージ61,62,63とカメラ64とを連結する連結部材64aに固定されている。図20及び図21に示された例において、カバー60は、移動ステージ61,62,63、とりわけ、θステージ63に固定されている。図18〜図21に示された例において、カバー60と除振台7との間に隙間が形成されており、この隙間を通過してカバー60内に向かう気流Iが形成される。また、図17、図19及び図21に示された例においては、カバー60は、図9に示された例と同様の筒状部60bを有しており、図9に示された例と同様の作用効果を筒状部60bが奏することができる。なお、図19及び図21に示された例では、カバー60は、その内部に、カメラ64、連結部材64aまたはステージ61,62,63と接続する接続部材60cを有している。この接続部材60cには孔60dが形成されており、孔60dを通過することで、カバー60の開口から排気管(管体)68まで連通している。
別の変形例として、移動ステージ61,62,63とホルダー65とが鉛直方向以外の方向に対面している検査機6に対しても、カバー60を適用することが可能である。図22及び図23に示された例において、ホルダー65は、フォトマスク10の検査面が鉛直方向と非平行な方向を向くように保持する。具体的には、言い換えると、図22及び図23に示された例において、ホルダー65は、フォトマスク10の検査面が水平方向を向くように保持する。言い換えると、ホルダー65は、フォトマスク10の検査面が鉛直方向に沿うように保持する。移動ステージ61,62,63及びカバー60は、水平方向からホルダー65に対面する位置に配置されている。ここで、図22は、検査装置1の検査室3内を水平方向から示す正面図であり、図23は、図22のJ−J線に沿った側断面図である。図22及び図23に示された検査機6によれば、上述した一実施形態と同様に、移動ステージ61,62,63から発生する粉塵の拡散を、カバー60によって効果的に防止することができる。また、カバー60の開口からの吸い込みによって、ホルダー65の外縁65aの周囲での気体の滞留を効果的に防止することができる。さらに、送風部41によって形成されるダウンフロー(下方への気流)により、ホルダー65の周囲およびフォトマスクの周囲での気体の滞留を効果的に防止することができ、また降塵によるフォトマスク上への粉塵の堆積を効果的に防止することができる。
なお、図23に示された例において、ホルダー65は、下方および一側側方からフォトマスクの側縁部に対面するL字形の板状部材となっている。クランプ67が、フォトマスクの他側側方に位置している。クランプ67の爪671およびホルダー65の爪651は、フォトマスクの側縁に係合する凹部69を有している。
また、検査機6だけでなく、ロボット5について前記のカバー60と同様のカバーを用いることも可能である。図24は、カバー(ロボットカバー)55をロボット5に設けた例であり、ロボット5のアーム51等を設置したステージ(駆動ステージ)52、さらにステージ52の下方の柱部53と基部54を覆うように、上面に開口を有するカバー(ロボットカバー)55が設けられている。カバー55によってロボット5の駆動部等から発生しうる粉塵の拡散が防止される。またカバー55内の排気を前記のカバー60と同様に行ってカバー55内の粉塵をクリーンルーム8の外に直接排出することも可能であり、前記と同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態の検査機6はフォトマスク10の検査を行うものであるが、検査対象はフォトマスク以外であってもよく、この場合も検査対象の検査面の汚染を防ぐことが可能である。
なお、以上において上述した一実施形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

Claims (29)

  1. 検査対象を下から撮影するカメラと、
    前記検査対象の撮影位置を定めるための移動ステージと、
    前記移動ステージの上方に設けられ、前記検査対象の側辺を保持するホルダーと、
    を有する検査機が配置された検査室を備え、
    前記検査室の上部に、下方への気流を送出する送風部が設けられ、
    前記移動ステージが、上面に開口を有するカバーで覆われ、
    少なくとも一部で、前記カバーの開口縁が前記ホルダーの外縁の内側に位置することを特徴とする検査装置。
  2. 前記カバー内の排気が行われることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記カバー内の排気により、前記カバー内の粉塵が、前記検査装置が配置されたクリーンルームの外に排出されることを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記検査室と開口部を介して通じ、前記検査対象を搬送するロボットが配置されたロボット室を更に備え、
    前記ロボット室の下部に開口が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の検査装置。
  5. 前記開口部の下縁の高さ位置が前記ホルダーより下であることを特徴とする請求項4に記載の検査装置。
  6. 前記ロボットのステージが、上面に開口を有するカバーで覆われることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の検査装置。
  7. 検査機と、
    前記検査機の上方に配置され、下方への気流を形成する送風部と、を備え、
    前記検査機は、
    検査対象を保持するホルダーと、
    前記検査対象を撮影するカメラと、
    前記ホルダー及び前記カメラの一方と接続し、且つ、前記ホルダー及び前記カメラの前記一方とともに前記ホルダー及び前記カメラの他方に対して相対移動する移動ステージと、
    前記移動ステージを前記ホルダーから区画するカバーと、を有する、検査装置。
  8. 前記カバーの前記ホルダーまたは前記ホルダーによって保持された前記検査対象に対面する位置に開口が形成されている、請求項7に記載の検査装置。
  9. 前記移動ステージ及び前記カバーは、前記ホルダーの下方に配置され、
    前記カバーの前記ホルダーまたは前記ホルダーによって保持された前記検査対象に下方から対面する位置に開口が形成され、
    少なくとも一部で、前記カバーの開口縁が前記ホルダーの外縁の内側に位置する、請求項7に記載の検査装置。
  10. 前記カバー内の排気が行われる、請求項7に記載の検査装置。
  11. 前記カバー内の排気により、前記カバー内の粉塵が、前記検査装置が収容されているクリーンルームの外に排出される、請求項10に記載の検査装置。
  12. 前記検査機を収容する検査室内に設けられたイオナイザーを、さらに備える、請求項7に記載の検査装置。
  13. 前記検査機を収容する検査室内に設けられ前記送風部の吹き出し口に接続した整流板を、さらに備える、請求項7に記載の検査装置。
  14. 前記検査機を収容する検査室を区画する壁に、前記検査室の外に通じる検査室排気口が設けられており、
    前記検査室排気口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下である、請求項7に記載の検査装置。
  15. 前記検査室開口は、吸引手段に通じている、請求項14に記載の検査装置。
  16. 前記検査機を収容する検査室を区画する壁に、前記検査室内の前記検査機へ前記検査対象を搬送するための通過口が設けられており、
    前記通過口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下である、請求項7に記載の検査装置。
  17. 前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
    前記検査機は、検査室内に収容され、
    前記ロボットは、前記検査室に通過口を介して通じたロボット室内に設けられ、
    前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられており、
    前記ロボット室排気口の下縁の高さ位置は、前記ホルダー以下である、請求項7に記載の検査装置。
  18. 前記ロボット室排気口は、吸引手段に通じている、請求項17に記載の検査装置。
  19. 前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
    前記検査機は、検査室内に収容され、
    前記ロボットは、前記検査室に通過口を介して通じたロボット室内に設けられ、
    前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられており、
    前記ロボット室排気口は、前記通過口に対面する位置からずれた位置に設けられている、請求項7に記載の検査装置。
  20. 前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを、さらに備え、
    前記ロボットは、
    前記検査対象を保持するアームと、
    前記アームと接続し前記アームを駆動する駆動ステージと、
    前記駆動ステージを前記アームから区画するロボットカバーと、を有する、請求項7に記載の検査装置。
  21. 前記駆動ステージ及び前記ロボットカバーは、前記アームの下方に配置され、
    前記ロボットカバーの前記アームに対面する上面に開口が形成され、
    少なくとも一部で、前記ロボットカバーの開口縁が前記アームの外縁の内側に位置する、請求項20に記載の検査装置。
  22. 前記ロボットカバー内の排気が行われる、請求項21に記載の検査装置。
  23. 前記ロボットカバー内の排気により、前記ロボットカバー内の粉塵が、前記検査装置が収容されているクリーンルームの外に排出される、請求項22に記載の検査装置。
  24. 前記ロボットを収容するロボット室内に設けられたイオナイザーを、さらに備える、請求項20に記載の検査装置。
  25. 前記ロボットを収容するロボット室内に設けられ前記送風部の吹き出し口に接続した整流板を、さらに備える、請求項20に記載の検査装置。
  26. 前記ホルダーは、前記検査対象の前記カメラによって撮影される検査面が下方を向くようにして、前記検査対象を保持する、請求項7〜25のいずれか一項に記載の検査装置。
  27. 前記ホルダーは、前記検査対象の前記カメラによって撮影される検査面が側方を向くようにして、前記検査対象を保持する、請求項7〜25のいずれか一項に記載の検査装置。
  28. 検査対象を検査する検査機を収容した検査室と、
    前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットを収容したロボット室と、を備える、検査装置であって、
    前記検査室と前記ロボット室とを区画する壁に、前記ロボットによって前記検査機へ搬送される前記検査対象が通過する通過口が設けられ、
    前記ロボット室を区画する壁に、前記ロボット室の外に通じるロボット室排気口が設けられ、
    前記ロボット室排気口は、前記通過口に対面する位置からずれた位置に設けられている、検査装置。
  29. 検査対象を検査する検査機と、
    前記検査機に前記検査対象を搬送するロボットと、
    前記検査機及び前記ロボットの上方に配置され、下方への気流を形成する送風部と、を備え、
    前記ロボットは、
    前記検査対象を保持するアームと、
    前記アームと接続し前記アームを駆動する駆動ステージと、
    前記駆動ステージを前記アームから区画するロボットカバーと、を有する、検査装置。
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