JP2009003172A - マスク検査装置、マスク検査方法及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

マスク検査装置、マスク検査方法及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光源の波長が同じでも、より高い検出感度を有するマスク検査装置を実現することである。
【解決手段】本発明の一態様にかかるマスク検査装置100は、マスク基板106aに形成されたパターンを観察して、マスク106を検査するものであって、マスク基板106aのパターン面106dと反対側に配置され、パターン面106dの一部分である観察領域120を観察するための対物レンズ108と、観察領域120に対して略円偏光を照射する照明手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体製造工程で利用されるマスク(あるいはレチクルとも呼ばれるが、ここでは単にマスクと呼ぶ。)の欠陥を検出する際に利用されるマスク検査装置、マスク検査方法及びこれを用いた半導体デバイスの製造方法に関する。
一般にマスクの欠陥検査法には、マスクパターンと設計データとの比較検査法(一般にDie−to−database比較法と呼ばれる。)と、2つのマスクパターンにおけるパターン比較検査法(一般にDie−to−die比較法と呼ばれる。)との2通りの方法が広く知られている。これらの検査方法ではいずれも、マスクパターンの微小な一部分を対物レンズによって拡大し、その拡大された光学像をCCD等の光検出器で検出して、上述のように比較している。また、マスクのパターン面における観察領域を明るく照明する必要がある。このため、照明用の光源(すなわちマスク検査光源)としては、例えば、波長257nmの連続レーザ(これはアルゴンレーザにおける最大出力ラインである波長514nmの第2高調波である。)が用いられている。これに関しては、例えば、非特許文献1あるいは非特許文献2に示されている。
また、半導体の微細化が進むに連れて、マスク上のパターンは微細化することから、欠陥検出感度向上のために、マスク検査装置の光源にも短波長化が求められている。例えば、波長198.5nmの紫外レーザをマスク検査光源として用いたマスク検査装置が開発されている。これに関しては、例えば、特許文献1あるいは非特許文献3に示されている。
ここで、従来のマスク検査装置の構成について、図8を参照して簡単に説明する。図8は、従来の一般的なマスク検査装置800の一部の構成を示す図である。図8に示すように、従来のマスク検査装置800は、被検査対象であるマスク801の観察領域810を拡大して観察するための対物レンズ803を有している。被検査対象であるマスク801は、合成石英からなるマスク基板801aの片面がパターン面801dになっている。また、マスク基板801aの周囲にはペリクルフレーム801cが設けられている。ペリクルフレーム801c上には、透明な薄膜であるペリクル801bが貼られている。これによって、パターン面801dを密閉された空間内に保つことができ、マスク801の外部の塵埃がパターン面801dに付着することを防いでいる。このペリクル801bは厚みが約1μmと極めて薄いポリマーからなるため、破れ易い等の問題もある。
従って、このようなマスク801の欠陥検査をする場合、合成石英からなるマスク基板801aのパターン面801dを下側にして配置される場合が多い。対物レンズ803は、マスク801のパターン面801d側、すなわちペリクル801b側に配置される。つまり、この場合、対物レンズ803は、マスク801の下側に配置されることになる。対物レンズ803で拡大して観察する観察領域810に対して、対物レンズ803と反対側、すなわちマスク803の上方から照明用のレーザ光L81が供給される。レーザ光L81は、コンデンサーレンズ802によって、レーザ光L82のように絞られながら進み、マスク801のパターン面801dにおける観察領域810に集光する。
照明された観察領域810から発生する回折光L83は、対物レンズ803を通過して、ほぼ平行なビームとして、回折光L84のように進み、結像レンズ804によって、CCD等の二次元光検出器805に到達する。すなわち、観察領域810におけるパターンが、二次元光検出器805上に拡大結像されることになる。
二次元光検出器805上に結像される拡大パターンの解像度は、観察領域810に照明されるレーザ光L82の波長に比例し、対物レンズ803の開口数NA(numerical aperture:開口数)に反比例する。従って、解像度を高めるには、レーザ光の短波長化、又は対物レンズ803の高NA化をすればよいことが広く知られている。
ところで、半導体製造技術におけるリソグラフィ技術では、露光に用いる光源として、波長193.4nmのArFエキシマレーザが広く用いられており、これによる露光技術をArFリソグラフィと呼ばれている。また、さらに微細化を実現するためのリソグラフィ技術としては、露光装置の投影レンズとウエハとの間を水で満たした液浸と呼ばれる露光技術が普及し始めている。これはArF液浸露光、あるいはArFイマージョン等と呼ばれることもある。なお、ArF液浸露光に関しては、例えば、非特許文献4において述べられている。
特開2006−73970号公報 Proceedings of SPIE Vol. 5446, pp.265−278,2004. 東芝レビュー、第58巻、第7号、第58〜61頁、2003年 Proceedings of SPIE Vol. 5592, pp.43,2005. Electric Journal、第73〜74頁、2004年5月号
マスク検査装置の感度を上げる、すなわち二次元光検出器に結像させるパターンの解像度を高めるためには、用いる光源の短波長化・対物レンズの高NA化が有効であるが、対物レンズ803の高NA化に関しては、現行の市販されているマスク検査装置のNA=0.60〜0.75が限界であった。その理由を以下に説明する。
図8に示すように、従来、マスク801のペリクル801bが貼り付けられている面の直下に対物レンズ803が配置されている。図9に示すように、観察領域810から発生する回折光L83において、対物レンズ803で受光できる最大角度の回折光L83'によって、対物レンズ803のNAが決まってしまう。ここで、開口数NAの定義を図10に示す。図10に示すように、開口数NAは、NA=n・sinθで表される。なお、図中のnは媒質の屈折率であり、空気の場合、ほぼ1.0である。
従って、NAは、パターン面801dの端と、ペリクル801bを保持するペリクルフレーム801cの内側端との間隔であるデッドスペース、及びペリクルフレーム801cの高さによって、以下のように定まってしまう。すなわち、幅が152mmの通常の6インチマスクの場合、パターン面801dにおけるパターンを形成できる領域の最大幅は、132mmと決められている。このため、片側10mmの余裕がある。しかし、ペリクルフレームの厚みは1mmであり、さらにペリクルフレーム801cをマスク基板801aの端部から1mmだけ逃げを作るようにペリクルフレーム801cを設けるとすると、デッドスペースは8mm存在することになる。一方、ペリクルフレーム801cの高さは約6.3mmであることを考慮すると、回折光L83'の角度は約51.8度となり、最大NAは約0.79となる。
ただし、実際には、デッドスペースは5mm程度と小さい場合が多く、NAが0.79であっても有効には利用することができない。このため、従来のマスク検査装置で用いられている対物レンズは、NAが0.7前後のものが用いられていた。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、従来と同じ波長の光源を用いても、より高い検出感度を有するマスク検査装置、マスク検査方法及びこれを用いた半導体デバイスの製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様に係るマスク検査装置は、マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査装置であって、前記マスク基板のパターン面と反対側に配置され、前記パターン面の一部分である観察領域を観察するための対物レンズと、前記観察領域に対して略円偏光を照射する照明手段とを有するものである。これにより、デッドスペースに関係なく、最大のNAで回折光を受光できる。また、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらを抑制することができる。
本発明の第2の態様に係るマスク検査装置は、マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査装置であって、前記マスク基板のパターン面と反対側に配置され、前記パターン面の一部分である観察領域を観察するための対物レンズと、前記観察領域に対して、光軸に垂直な面内での位置に応じて偏光方向が異なる直線偏光を照射する照明手段とを有するものである。これにより、デッドスペースに関係なく、最大のNAで回折光を受光できる。また、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらをさらに抑制することができる。
本発明の第3の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記直線偏光は、前記光軸に対して対向する位置で平行であることを特徴とするものである。これにより、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらをさらに抑制することができる。
本発明の第4の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記対物レンズは、前記マスク基板の上側に配置されていることを特徴とするものである。これにより、マスクを上下反対に反転させることなく検査を行うことができ検査全体にかかる時間を短縮することができる。
本発明の第5の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記対物レンズと前記マスク基板との間に設けられ、厚みを調整することができる液体層を有するものである。これにより、マスク基板の厚みにばらつきがあっても、マスク基板の厚みと、マスク基板と液体の厚みとの和をほぼ一定にすることができるため、収差を抑制できる対物レンズを設計することが容易となる。
本発明の第6の態様に係るマスク検査装置は、上記のマスク検査装置において、前記マスクは、液浸露光装置で用いられるマスクであるものである。本発明は、このような場合に特に有効である。
本発明の第7の態様に係るマスク検査方法は、マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査方法であって、前記マスク基板のパターン面の一部分である観察領域に対して略円偏光を照明し、前記観察領域からの光を、前記マスク基板のパターン面の反対側に配置された対物レンズを介して受光し、欠陥を検出する。これにより、デッドスペースに関係なく、最大のNAで回折光を受光できる。また、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらを抑制することができる。
本発明の第8の態様に係るマスク検査方法は、マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査方法であって、前記マスク基板のパターン面の一部分である観察領域に対して、光軸に垂直な面内での位置に応じて偏光方向が異なる直線偏光を照射し、前記観察領域からの光を、前記マスク基板のパターン面の反対側に配置された対物レンズを介して受光し、欠陥を検出する。これにより、デッドスペースに関係なく、最大のNAで回折光を受光できる。また、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらをさらに抑制することができる。
本発明の第9の態様に係るマスク検査方法は、上記のマスク検査方法において、前記直線偏光として、前記光軸に対して対向する位置で平行である偏光を照射することを特徴とする。これにより、表面反射が回折光の周方向に依らずに一定になるため、周方向に関する回折光量のむらをさらに抑制することができる。
本発明の第10の態様に係るマスク検査方法は、上記のマスク検査方法において、前記観察領域からの光を、前記マスク基板の上側に配置されている対物レンズを介して受光することを特徴とする。これにより、マスクを上下反対に反転させることなく検査を行うことができ検査全体にかかる時間を短縮することができる。
本発明の第11の態様に係るマスク検査方法は、上記のマスク検査方法において、前記対物レンズと前記マスク基板との間厚みを調整することができる液体層を設けることを特徴とする。これにより、マスク基板の厚みにばらつきがあっても、マスク基板の厚みと、マスク基板と液体の厚みとの和をほぼ一定にすることができるため、収差を抑制できる対物レンズを設計することが容易となる。
本発明の第12の態様に係るマスク検査方法は、上記のマスク検査方法において、前記マスクは、液浸露光装置で用いられるマスクである。本発明は、このような場合に特に有効である。
本発明の第13の態様に係る半導体デバイスの製造方法は、上記いずれかに記載の検査方法により前記マスクの欠陥を検出する工程を含む。これにより、半導体デバイスの製造歩留まりを向上させることができる
本発明によれば、従来と同じ波長の光源を用いても、より高い検出感度を有するマスク検査装置、マスク検査方法及びこれを用いた半導体デバイスの製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施例の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るマスク検査装置100について、図1を参照して説明する。図1は、マスク検査装置100の基本構成を示した図である。図1に示すように、マスク検査装置100は、ハーフミラー101、ミラー102a、102b、λ/4波長板103a、103b、コンデンサーレンズ104、偏光ビームスプリッタ107、対物レンズ108、結像レンズ109、二次元光検出器110、マスク検査光源130を有している。本実施の形態に係るマスク検査装置100は、マスク基板106a上に形成されたパターン面106dの外側を囲むように配置されたペリクルフレーム106cと、これに貼り付けられたペリクル106bとからなる完成したマスク106の検査を行うものである。本実施の形態においては、マスク基板106aとしては、屈折率が約1.5608の合成石英を用いることができる。
マスク検査装置100は、マスク検査光源130からの波長193nmのレーザ光L01を照明として用いている。レーザ光L01は、ハーフミラー101に入射して2方向に分割される。そして、分割された一方のレーザ光を透過照明光とし、他方を反射照明光としている。
まず、透過照明に関して説明する。ハーフミラー101を透過したレーザ光L02はミラー102bで折り返され、λ/波長板103aを通過して、コンデンサーレンズ104に入射する。これによってレーザ光L05のように絞られながら進み、被検査対象であるマスク106のパターン面106d内の観察領域に照射される。なお、コンデンサーレンズ104は、マスク106のペリクル106bの直上に配置されている。なお、下方に進むレーザ光L03は水平偏光であり(図中にドット付きの円で示した)、λ/4波長板103aを通過することで左回りの円偏光に変換される。
以上のような透過照明によって照明されたパターン面106d内の観察領域120から発生する回折光L10のうち、対物レンズ108から下方に発生するものに関しては、左回りの円偏光となっている。このため、再びλ/4波長板103bを通過することで、元のレーザ光L03に対して、90度回転した直線偏光となる。すなわち、回折光L10は、P波となる。その結果、回折光L10は、偏光ビームスプリッタ107を透過し、結像レンズ109を通り、二次元光検出器110に当たる。つまり、パターン面106d内の観察領域120の像が、対物レンズ108の焦点距離と結像レンズ109の焦点距離との比だけ拡大され、二次元光検出器110上に拡大投影される。
次に、反射照明に関して説明する。ハーフミラー101で反射したレーザ光L06は、ミラー102aで反射してレーザ光L07のように進む。レーザ光L07は、偏光ビームスプリッタ107に入射する。ここで、レーザ光L07はS波であるため、レーザ光L07は偏光ビームスプリッタ107で反射して、レーザ光L08のように上方に進む。そして、レーザ光L08がλ/4波長板103bを通過することで、右回りの円偏光であるレーザ光L09となる。レーザ光L09は対物レンズ108に入射し、マスク基板106aを通過して、パターン面106dを下方から照明する。
以上のような反射照明によって照明されたパターン面106d内の観察領域120から発生する回折光のうち、対物レンズ108から下方に発生するものは反射光であるため、反対方向の円偏光、つまり、左回りの円偏光となっている。このため、観察領域120で反射した回折光は、再びλ/4波長板103bを通過して今度はP波となる。このため、偏光ビームスプリッタ107を透過することができる。この回折光は、結像レンズ109を通り、二次元光検出器110に当たる。すなわち、パターン面106dにおける観察領域120が、二次元光検出器110上に拡大投影される。
本発明のマスク検査装置100では、マスク106を構成するマスク基板106aのパターン面106dの反対側に対物レンズ108が配置されている。すなわち、本実施の形態においては、マスク基板106aの下方に対物レンズ108が配置されている。このため、マスク106のデッドスペースに関係なく、最大のNAで回折光を受光できる。しかも、観察領域120から発生する回折光は、屈折率nが〜1.5である石英からなるマスク基板106a中を通過する。このため、回折光の角度が見た目には同等であっても、対物レンズ108のNAは、約1.5倍も高められることとなる。すなわち、対物レンズ108のNAの理論限界である1.0近くまで高めることが可能である。
具体的に説明すると、図2に示すように、パターン面106dにおけるパターンの幅が、最大の132mm、すなわち、マスク基板106aの端から10mmのところまでパターンが存在しているとする。また、マスク基板106aの厚みは、通常6.35mmである。このため、回折光L10における最大角度成分L10'の入射角は、約57.8度である。ところが、これは約1.5の屈折率を有する石英からなるマスク基板106a中での回折光になるため、NAは1.0を超えてしまうこととなる。回折光L10の一部は、マスク基板106a内で全反射するため、マスク基板106aから外部に取り出されないが、マスク基板106aから取り出される回折光L10の最大角度成分L10'のNAは1.0まで高められる。ただし、NA=1.0は臨界値であり、現実にはNAは1.0未満となる。
以上説明したように、本実施の形態に係るマスク検査装置100では、対物レンズ108がマスク基板106aのパターン面106dと反対側に配置されている。この結果、観察領域120から発生する回折光L10は、マスク基板106a中を通過することになる。このため、回折光L10における最大の出射角度に依存する開口数NAを算出する際に、マスク基板106aの屈折率が乗算される。ここでは、マスク基板106aは、一般のマスクと同様合成石英からなるため、波長193nmにおける屈折率は、1.5608である。従って、従来装置では0.70前後であったNAを、0.95に高めることができ、解像度を約1.36倍も向上させることができる。
また、NAが0.9を超えた大きな角度で発生する回折光は、マスク基板106aの表面(パターン面106dの裏面)を通過する際に、表面反射が大きくなる。図3に石英基板の表面反射率のグラフを示す。図3に示すグラフから判るように、回折光におけるS波の反射率は、NAが0.9を越すと、約30%前後にも増大する。ここで、S波とは、マスク106の表面に垂直な法線と光線とを含む入射面に対して垂直な方向に振動する電界を有する偏光成分である。図3においては、Rsと示された点線が、S波の入射角に対する反射率を示している。これに対して、S波と直交するP波の表面反射率は2〜3%程度しかなく、照明光が直線偏光の場合、回折光の方向(出射角方向ではなく、周方向のことである)に依存して、回折光の光量が低下することになる。
そこで本実施の形態に係るマスク検査装置100では、上述したように、反射照明も透過照明もどちらの場合も、観察領域120を照明するレーザ光が円偏光となっている。これにより、発生する回折光L10の周方向に関しては、マスク基板106aの下側表面での表面反射率はどの方向に関しても等しくなる。このように、照明光として、円偏光を用いることにより、表面反射率が、回折光の周方向に依らずに回折光の光量が変動することがなく一定になるため、周方向に関する回折光量のむらを抑制することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るマスク検査装置について、図4を参照して説明する。図4は、本実施の形態に係るマスク検査装置200の構成を示す図である。図4に示すように、マスク検査装置200は、ハーフミラー201、ミラー202a、202b、λ/4波長板203a、203b、コンデンサーレンズ204、偏光ビームスプリッタ207、対物レンズ208、結像レンズ209、二次元光検出器210、マスク検査光源230を有している。本実施の形態に係るマスク検査装置200は、実施の形態1と同様に、マスク基板206a上に形成されたパターン面206dの外側を囲むように配置されたペリクルフレーム206cと、これに貼り付けられたペリクル206bとからなる完成したマスク206の検査を行うものである。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、マスク206を構成するマスク基板206aのパターン面206dの反対側に対物レンズ208が配置されている。このため、NAが0.8以上の対物レンズ208を有効に利用することができ、感度の向上を図ることができる。
マスク検査装置200は、マスク検査装置100とほとんど同様の構成部品からなるが、反射照明と透過照明とに関する配置が上下で反対になっている。すなわち、透過照明側がマスク206の下側から照射されるようになっており、反射照明側がマスク206の上側に配置されている。以下、詳細を説明する。
マスク検査装置200は、マスク検査光源230からの波長193nmのレーザ光L21を照明として用いている。レーザ光L21は、ハーフミラー101に入射して2方向に分割される。そして、分割された一方のレーザ光を透過照明光とし、他方を反射照明光としている。
まず、透過照明について説明する。マスク検査光源230からのレーザ光L21は、ハーフミラー201に入射して2方向に分割され、ハーフミラー201を透過したレーザ光L22は、透過照明として進む。レーザ光L22は、ミラー202bで折り返され、λ/4波長板203aを通過して、コンデンサーレンズ204を通り、マスク206のパターン面206d内の観察領域に照射される。
次に、反射照明について説明する。ハーフミラー201において反射されたレーザ光L26は、ミラー202aで折り返されてレーザ光L27のように進み、偏光ビームスプリッタ207に入射する。レーザ光L27はS波であるため、偏光ビームスプリッタ207で反射して、レーザ光L28のように下方に進む。レーザ光L28は、λ/4波長板203bを透過して、レーザ光L29のように対物レンズ208に入射し、マスク基板206aを通過して、パターン面206d内の観察領域に照射される。
以上が透過照明、反射照明の構成であり、夫々によって照明された観察領域から発生する回折光のうち、上方に進むものが対物レンズ208を通り、偏光ビームスプリッタ207と結像レンズ209とを透過して、二次元光検出器210に入射する。
本実施の形態においては、マスク206は、マスク基板206aのパターン面206dが下側となるように図示しない検査用ステージ上に載置され、検査が行われる。すなわち、マスク基板206aのペリクル206bが貼着されている面が下側となる。図4に示すように、一般的に、マスク221、222、223及び224は、多数のマスクを格納できる多段式マスクカセット220内にペリクルを下側に向けて格納される。このため、多段式マスクカセット220内に格納された状態のマスクの向きと、マスク検査装置200において検査する際のマスクの向きとが同じとなる。このため、本実施の形態に係るマスク検査装置200では、通常の多段式マスクカセット220内のマスクを、上下反対に反転させることなしに、検査用ステージ(不図示)に載せることができる。これにより、検査全体にかかる時間を短縮することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係るマスク検査装置300について図5を参照して説明する。図5は、本実施の形態に係るマスク検査装置300の構成の一部を示す図である。図5に示すように、本実施の形態に係るマスク検査装置300は、偏光変換板303、コンデンサーレンズ304、対物レンズ308、結像レンズ309、二次元光検出器310、マスク厚みばらつき補正機構320、マスク検査光源330を有している。本実施の形態に係るマスク検査装置300は、実施の形態1と同様に、マスク基板206a上に形成されたパターン面206dの外側を囲むように配置されたペリクルフレーム206cと、これに貼り付けられたペリクル206bとからなる完成したマスク206の検査を行うものである。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、マスク306を構成するマスク基板306aのパターン面306dの反対側に対物レンズ308が配置されている。このため、NAが0.8以上の対物レンズ308を有効に利用することができ、感度の向上を図ることができる。
本実施の形態に係るマスク検査装置300の特徴としては、対物レンズ308内に、マスク厚みばらつき補正機構320が備わっている。マスク厚みばらつき補正機構320は、フレーム321、石英板322、インデックスマッチング液323を備える。フレーム321は、対物レンズ308を構成する最下レンズ308aの周囲に密着するように配置される。また、石英板322の形状はカップ状になっており、最下レンズ308aの下側に配置される。フレーム321と石英板322との間には、インデックスマッチング液323が満たされている。インデックスマッチング液323としては、石英と同等の屈折率の液体が好ましいが、純水であってもよい。
一般に、マスク基板306aの厚みは、6.35mmと定められているが、実際は、0.1mm程度のばらつきがある。本発明に係る対物レンズ308は、観察領域から二次元光検出器310までの結像光学系内に、厚み約6.35mmの石英の平行平板が含まれると考慮して設計されるものである。このため、マスク基板306aの厚みのばらつきは、対物レンズ308と観察領域との間隔の調整することにより、フォーカスをあわせることは可能である。しかしながら、マスク基板306aの厚みのばらつきの範囲全体にわたって、収差を数nm以下と無視できるように各レンズを設計することが困難になる場合がある。
そこで、本実施の形態では、上述のようにマスク基板306aと対物レンズ308の最先レンズとの間に、液体層を配置し、かつ、その液体層の厚みを調整できる調整機構を備えたものである。具体的には、マスク厚みばらつき補正機構320では、石英板322が上下に微調整できるようになっている。マスク306におけるマスク基板306aの厚みが標準値である6.35mmよりも厚い場合には、その分だけ石英板322が上に微動する。一方、マスク基板306aの厚みが標準値よりも薄い場合には、その分だけ石英板322が下に微動する。すなわち、マスク基板306aの厚みがマスクごとにばらつきがあっても、マスク基板306aの厚みと、インデックスマッチング液323の厚みとの和が常に一定になるようにしている。これによって、対物レンズ308の収差量をマスク基板306aの厚みに依存せずに、小さい値に抑えることができる。
このように、マスク基板306aと対物レンズ308との間に厚みを調整することができる液体層を設けることにより、マスク基板306aの厚みにばらつきがあっても、マスク基板306aと液体の厚みとの和をほぼ一定にすることができる。このため、収差を抑制できる対物レンズ308を設計することが容易になった。
また、本実施の形態に係るマスク検査装置300において、透過照明によって検査を行う場合、コンデンサーレンズ304の手前にλ/4板を挿入する代わりに、場合によっては、偏光変換板303を光路中に挿入することができる。図6に偏光変換板303の機能を説明するための図を示す。この偏光変換板303の機能としては、図6(a)に示すように変更変換板303を通過する前の直線偏光のレーザ光が、図6(b)に示すように径方向にそろった偏光方向に変換される。すなわち、偏光変換板303を通過することにより、直線偏光のレーザ光は、その光軸に垂直な面内での位置に応じて偏光方向が異なる直線偏光へ変換される。また、図6(b)に示すように偏光変換板303により変換されたレーザ光は、光軸に対して、対向する位置で平行となっている。さらに、この直線偏光は、光軸を中心とした放射状の偏光となっている。従って、観察領域から発生する回折光が、マスク基板306aの表面を通過する際の表面反射を、周方向に依存せず常に5%以上の小さな値にすることができる。この理由としては、斜めに出射される回折光の全てがP波になるからであり、図3に示した反射率からわかるように、NAが0.95以下ならば、常に5%以下の反射率となる。
また、図6に示した偏光変換板303の変わりに、図7に示した偏光変換板303'を用いてもよい。図7は、偏光変換板303'の機能を説明するための図である。偏光変換板303'は、円を4分割した扇型のλ/2波長板を、光軸を中心として対向するように2枚つなげた構造となっている。従って、図7(a)に示すようにこれを通過する前の直線偏光のレーザ光が、図7(b)に示すようにλ/2波長板が設けられている部分だけ、90度偏光方向が回転する。このため、マスク基板306aで大きな角度で出射する回折光を、反射損失が大きなS波をP波に変換できるため、全体として反射損失を大幅に低減することができる。なお、円形のλ/2波長板の分割数を4よりも大きくしてもよい。これにより、S波をP波に変換する効率が高くなり、反射損失をさらに低減することができる。なお、実施の形態1及び2においても、λ/4波長板の代わりに偏光変換板を用いることも可能である。
本発明のマスク検査装置は、特に液浸露光装置(Arイマージョンと呼ばれることがある)で用いられるマスクの検査に有効である。その理由としては、液浸露光装置では、露光レンズの開口数(NA)が1.3前後と、従来の液浸露光ではないドライ露光と呼ばれる場合に比べて高くなっている。このため、レジストが塗布されたウエハ上にマスクパターンを結像させる際の回折光の入射角度が高い。すなわち、回折光が大きな斜めの角度でレジスト中に入射する。その際に、高いコントラストで像を結像させるために、2つの回折光をS波同士で干渉させる場合が多い。このため、液浸露光装置における照明光としては、極めて偏光効率の高い直線偏光の紫外光を用いる場合が多い。従って、その直線偏光がマスク基板中を通過する際に偏光特性が悪化しないように、液浸露光に用いられるマスク基板に対しては非常に高い屈折率均一性が要求されている。具体的には、マスク基板の複屈折率は、1nm/cm近い小さな値に抑えられている。この複屈折率の値は、高品質なレンズを作成する際の硝材に要求される複屈折率と同等である。
一方、本発明のマスク検査装置における観察領域の拡大投影光学系の中に、マスク基板自体が配置されることから、マスク基板もレンズと同様に、複屈折率の高い均一性が要求される。従って、本発明世のマスク検査装置によって、液浸露光装置で用いられるマスクを検査する場合には、特にマスク基板の屈折率均一性を気にする必要がない。
以上説明したように、本発明に係るマスク検査装置は、0.8〜1.0の高いNAを有する対物レンズを有効に利用してパターン面を観察できるようになったため、従来のNAが〜0.7の対物レンズを用いたマスク検査装置に比べて、光源波長が同じでも、欠陥検出感度を20〜30%向上させることができる。
また、本発明に係るマスク検査装置を用いてマスクの欠陥検査を行い、パターン基板を製造することにより、半導体デバイスの製造歩留まりを向上させることができる。典型的な半導体デバイスの製造においては、マスクが露光装置にセットされ、光、イオンビームあるいは電子ビームなどを利用して、レジストが形成されたウエハの露光処理がなされる。露光処理がなされた半導体ウエハは現像処理が施され、レジストパターンがウエハ上に形成される。このパターンに従って、広く知られたエッチング処理等を行うことにより、パターン基板が製造される。その後、薄膜体積処理、酸化処理、イオン注入処理などがなされ、半導体デバイスが形成される。本発明の検査装置あるいは検査方法を用いて検査されたマスクによって、半導体デバイスの製造における露光処理を実施することができる。
なお、上述の説明では、ArFあるいはKrFリソグラフィで用いられるペリクル付きの通常のマスクを検査対象として説明したが、ペリクルがないインプリントマスクにも適用することができる。特に、種々のインプリントマスクの中でも、マスクが石英などの透明な光学材からなる場合には、パターンからの回折光がマスク中を透過できるため、本発明のマスク検査装置がそのまま適用できる。このため、パターン寸法が微細なインプリントマスクでも、その基板が透明であれば本発明のマスク検査装置を適用することができるため、SEM(Scanning Electron Microscope)のような真空を必要とする顕微鏡を用いずとも、高感度の欠陥検査が手軽に行えるようになる。
実施の形態1に係るマスク検査装置100の構成を示す図である。 実施の形態1に係るマスク検査装置100において、検査できないデッドスペースを説明するための図である。 石英版の表面反射率を示すグラフである。 実施の形態2に係るマスク検査装置200の構成を示す図である。 実施の形態3に係るマスク検査装置300の構成を示す図である。 実施の形態3に係るマスク検査装置300において用いられる偏光変換板303の説明をするための図である。 実施の形態3に係るマスク検査装置300において用いられる偏光変換板303'の説明をするための図である。 従来のマスク検査装置800の構成を示す図である。 従来のマスク検査装置800において、検査できないデッドスペースを説明するための図である。 開口数NAの説明をするための図である。
符号の説明
100、200、300 マスク検査装置
101、201 ハーフミラー
102a、102b、202a、202b ミラー
103a、103b、203a、203b λ/4波長板
104、204 コンデンサーレンズ
106、206、221〜224、306、801 マスク
106a、206a、306a、801a マスク基板
106b、206b、306b、801b ペリクル
106c、206c、306c、801c ペリクルフレーム
106d、206d、306d、801d パターン面
107、207 偏光ビームスプリッタ
108、208、308、803 対物レンズ
109、209、309、804 結像レンズ
110、210、310、805 二次元センサ
220 多段式マスクカセット
303、303' 偏光変換板
320 マスク厚みばらつき補正機構
321 フレーム
322 石英板
323 インデックスマッチング液
L01〜L09、L21〜L29、L31〜L32、L81〜L82 レーザ光
L10、L33〜L34、L83〜L84 回折光

Claims (13)

  1. マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査装置であって、
    前記マスク基板のパターン面と反対側に配置され、前記パターン面の一部分である観察領域を観察するための対物レンズと、
    前記観察領域に対して略円偏光を照射する照明手段とを有するマスク検査装置。
  2. マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査装置であって、
    前記マスク基板のパターン面と反対側に配置され、前記パターン面の一部分である観察領域を観察するための対物レンズと、
    前記観察領域に対して、光軸に垂直な面内での位置に応じて偏光方向が異なる直線偏光を照射する照明手段とを有するマスク検査装置。
  3. 前記直線偏光は、前記光軸に対して対向する位置で平行であることを特徴とする請求項2に記載のマスク検査装置。
  4. 前記対物レンズは、前記マスク基板の上側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3に記載のマスク検査装置。
  5. 前記対物レンズと前記マスク基板との間に設けられ、厚みを調整することができる液体層を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のマスク検査装置。
  6. 前記マスクは、液浸露光装置で用いられるマスクである請求項1〜5のいずれか1項に記載のマスク検査装置。
  7. マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査方法であって、
    前記マスク基板のパターン面の一部分である観察領域に対して略円偏光を照明し、
    前記観察領域からの光を、前記マスク基板のパターン面の反対側に配置された対物レンズを介して受光し、欠陥を検出するマスク検査方法。
  8. マスク基板に形成されたパターンを観察して、マスクを検査するマスク検査方法であって、
    前記マスク基板のパターン面の一部分である観察領域に対して、光軸に垂直な面内での位置に応じて偏光方向が異なる直線偏光を照射し、
    前記観察領域からの光を、前記マスク基板のパターン面の反対側に配置された対物レンズを介して受光し、欠陥を検出するマスク検査方法。
  9. 前記直線偏光として、前記光軸に対して対向する位置で平行である偏光を照射することを特徴とする請求項8に記載のマスク検査装置。
  10. 前記観察領域からの光を、前記マスク基板の上側に配置されている対物レンズを介して受光することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のマスク検査方法。
  11. 前記対物レンズと前記マスク基板との間厚みを調整することができる液体層を設けることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載のマスク検査方法。
  12. 前記マスクは、液浸露光装置で用いられるマスクである請求項7〜11のいずれか1項に記載のマスク検査方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか1項に記載の検査方法により前記マスクの欠陥を検出する工程を含む半導体デバイスの製造方法。
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