JPWO2016125613A1 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

本開示の撮像レンズは、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成される。前群は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、両凸形状を有する正の第3レンズとからなる。後群は、正の第4レンズと、像側に凹面を向けた負の第5レンズと正の第6レンズとからなる。

Description

本開示は、例えば車載用カメラ、監視カメラ、および携帯機器用カメラなどに好適な撮像レンズおよび撮像装置に関する。
近年、車載用カメラ、監視カメラ、および携帯機器用カメラなどの撮像装置の普及が進んでいる。これらの撮像装置に対しては、広画角を確保しながら小型かつ低コストで良好な周辺の解像性能を実現することが要求されている。このような要求を満たす広角撮像レンズとしては、例えば以下の特許文献1ないし3に記載のものがある。
特開2013−3545号公報 特開2014−197131号公報 特開2014−89349号公報
特許文献1には、5群5枚のレンズで構成された広角撮像レンズが提案されている。しかしながら特許文献1に記載の撮像レンズでは、全画角で180°を超える画角を実現しているものの、絞りより後群が正負2枚の構成になっており、色収差を補正しきれず、周辺まで良好な解像性能を得るのが難しい。
特許文献2には、5群6枚のレンズで構成された広角撮像レンズが提案されている。特許文献2に記載された広角撮像レンズは、撮影画角150°以上を達成しているが、すべてガラスレンズにより構成され、かつ接合レンズを含むために色収差や感度の面では有利だが、接合剤や加工をする必要もあり低コスト化が難しい。また、特に車載用カメラに関しては撮像装置に自動認識技術を応用して、白線認識による駐車アシスト機能を始めとする自動運転への取り組みが近年加速している。こうしたカメラには、車が走る厳しい環境化において温度変化が生じても、カメラの光学特性が変化しないことが求められている。プラスチックレンズはガラスレンズに比べて低コスト化、軽量化が可能になるものの、温度が変化すると屈折率が大きく変化し、かつ線膨張係数が大きいために起こる膨張収縮によって面形状の変化が生じてしまい、光学特性の劣化を招いてしまう。そのため、前記用途の撮像レンズに対しては、これまですべてガラスレンズで構成されたものが主に使用されていた。
特許文献3には、4群6枚のレンズで第3レンズ群をガラスレンズ同士の接合レンズとすることで温度変化に伴う光学特性の変化を抑える構成が提案されている。しかしながら、6枚のレンズのうち3枚にガラスレンズを使用しており、さらに第3レンズ群がガラス2枚の接合レンズとなるために接合剤を用いる必要や接合の加工をする必要があり、低コスト化が難しい。また、プラスチックレンズ2枚の接合レンズを含んでおり、温度変化に伴い接合面の形状が変化し、接合が剥がれやすくなるといったリスクがある。さらには発熱源となる撮像素子の近くにプラスチックレンズが配置されているために、より温度変化の影響を受けやすい構成となっている。
従って、高画質でありながら、小型化と例えば撮影画角150°以上の広画角化とを両立し、低コストで温度変化による光学特性の変動を抑えた単焦点の広角撮像レンズの開発が望まれている。
従って、広画角かつ高画質でありながら小型化と低コスト化とを実現することができる撮像レンズ、および撮像装置を提供することが望ましい。また、低コストで温度変化による光学特性の変動を抑えることができる撮像レンズ、および撮像装置を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、前群は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、後群は、正の第4レンズと、像側に凹面を向けた負の第5レンズと、正の第6レンズとからなるものである。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、撮像レンズと、撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、前群は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、後群は、正の第4レンズと、像側に凹面を向けた負の第5レンズと、正の第6レンズとからなるなるものである。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズまたは撮像装置では、全体として6枚のレンズ構成で、主としてレンズ形状およびパワー配分により各レンズの構成の最適化が図られている。
本開示の一実施の形態に係る他の撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、第1レンズと第6レンズとがガラスからなり、以下の条件式を満足するものである。
20<|fp| ……(5)
ただし、
fp:第2ないし第5レンズの合成焦点距離
とする。
本開示の一実施の形態に係る他の撮像装置は、撮像レンズと、撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、第1レンズと第6レンズとがガラスからなり、以下の条件式を満足するものである。
20<|fp| ……(5)
ただし、
fp:第2ないし第5レンズの合成焦点距離
とする。
本開示の一実施の形態に係る他の撮像レンズまたは撮像装置では、全体として6枚のレンズ構成で、主としてレンズの材料およびパワー配分により各レンズの構成の最適化が図られている。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズまたは撮像装置によれば、全体として6枚のレンズ構成とし、主としてレンズ形状およびパワー配分により各レンズの構成の最適化を図るようにしたので、広画角かつ高画質でありながら小型化と低コスト化とを実現することができる。
本開示の一実施の形態に係る他の撮像レンズまたは撮像装置によれば、全体として6枚のレンズ構成で、主としてレンズの材料およびパワー配分により各レンズの構成の最適化を図るようにしたので、低コストで温度変化による光学特性の変動を抑えることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示すレンズ断面図である。 図1に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例1における諸収差を示す収差図である。 撮像レンズの第2の構成例を示すレンズ断面図である。 図3に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例2における諸収差を示す収差図である。 撮像レンズの第3の構成例を示すレンズ断面図である。 図5に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例3における諸収差を示す収差図である。 撮像レンズの第4の構成例を示すレンズ断面図である。 図7に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例4における諸収差を示す収差図である。 撮像レンズの第5の構成例を示すレンズ断面図である。 図9に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例5における諸収差を示す収差図である。 車載用カメラの設置例の一例を示す説明図である。 車載用カメラのネットワーク構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.レンズの基本構成
2.作用・効果
3.撮像装置への適用例
4.レンズの数値実施例
5.その他の実施の形態
<1.レンズの基本構成>
図1は、本開示の一実施の形態の第1の構成例に係る撮像レンズ1の断面構成を示している。図3は、第2の構成例に係る撮像レンズ2の断面構成を示している。図5は、第3の構成例に係る撮像レンズ3の断面構成を示している。図7は、第4の構成例に係る撮像レンズ4の断面構成を示している。図9は、第5の構成例に係る撮像レンズ5の断面構成を示している。これらの各構成例に具体的な数値を適用した数値実施例は後述する。図1等において、符号IMGは像面、Z1は光軸を示す。
以下、本実施の形態に係る撮像レンズの構成を、適宜図1等に示した構成例に対応付けて説明するが、本開示による技術は、図示した構成例に限定されるものではない。
本実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、負の前群Gfと、開口絞りSと、正の後群Grとで構成されている。前群Gfは、負の第1レンズL1と、負の第2レンズL2と、正の第3レンズL3とからなる。後群Grは、正の第4レンズL4と、負の第5レンズL5と、正の第6レンズL6とからなる。すなわち、本実施の形態に係る撮像レンズは、実質的に6枚のレンズで構成されている。
その他、本実施の形態に係る撮像レンズは、後述する所定の条件式等をさらに満足することが好ましい。
<2.作用・効果>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの作用および効果を説明する。併せて、本実施の形態に係る撮像レンズにおける好ましい構成を説明する。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
本実施の形態に係る撮像レンズによれば、全体として6枚の単レンズで構成することで、小型化とコストを抑えながら、少ないレンズ枚数で良好な光学特性を得ることができる。また、以下で説明するように、主としてレンズ形状およびパワー配分により各レンズの構成の最適化を図ることで、広画角かつ高画質でありながら小型化と低コスト化とを実現することができる。また、以下で説明するように、主としてレンズの材料およびパワー配分により各レンズの構成の最適化を図ることで、低コストで温度変化による光学特性の変動を抑えることができる。
本実施の形態に係る撮像レンズにおいて、広画角かつ高画質でありながら小型化と低コスト化とを実現するために、第1レンズL1は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有することが好ましい。第2レンズL2は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有することが好ましい。第3レンズL3は、両凸形状を有することが好ましい。第5レンズL5は、像側に凹面を向けていることが好ましい。第6レンズL6は、像側に凹面を向けていることが好ましい。
さらに、以下の条件式(1)〜(3)のうち、少なくとも1つを満足することが好ましい。
−12<f1/f<−5 ……(1)
R2/f>3.3 ……(2)
1.0<(R3+R4)/(R3−R4)<1.6 ……(3)
ただし、
f1:第1レンズL1の焦点距離
f:レンズ全系の焦点距離
R2:第1レンズL1の像側の面の曲率半径
R3:第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
R4:第2レンズL2の像側の面の曲率半径
とする。
上記条件式(1)は、広画角化と第1レンズL1の小型化とを両立させるのに適した構成を与えるための条件を示す式である。条件式(1)の下限を下回ると、第1レンズL1の屈折力が弱くなり広画角化が難しくなり、第1レンズL1の径が大きくなってしまう。逆に、条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズL1の屈折力が強くなりすぎ、軸外収差の補正が困難になってしまう。従って、撮像レンズが条件式(1)を満足することにより、第1レンズL1の屈折力配置が適切に規定され、広画角化と小型化とを両立させることができる。
上記条件式(2)は、第1レンズL1の像側の面の曲率半径を規定する式である。条件式(2)の下限を下回ると、第1レンズL1の像側の面の屈折力が強くなりすぎ、軸外収差を発生させるとともに、像側の面の加工が難しくなり、製造コストの増大を招いてしまう。従って、撮像レンズが条件式(2)を満足することにより、第1レンズL1の像側の面の屈折力が適正化され、製造コストを抑えることができる。
上記条件式(3)は、第2レンズL2の曲率半径を規定する式である。条件式(3)の下限を下回ると第2レンズL2が物体側に凹面を向けた両凹レンズとなり、屈折力が強くなるために、製造ばらつきによって発生するレンズ偏芯により光学性能の劣化を招いてしまう。逆に、条件式(3)の上限を上回ると第2レンズL2の物体側の面と像側の面との曲率半径が近くなりすぎ、第2レンズL2の屈折力が弱くなるために広画角を実現することが難しくなる。従って、撮像レンズが条件式(3)を満足することにより、第2レンズL2の屈折力が適正化され、広画角化と偏心感度の低減とを実現することができる。
なお、条件式(1),(2),(3)の上限および下限を以下の如く限定するとより好ましい。
−10<f1/f<−6 ……(1a)
R2/f>3.5 ……(2a)
1.1<(R3+R4)/(R3−R4)<1.5 ……(3a)
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズL1、第2レンズL2、第4レンズL4、および第6レンズL6のd線に対するアッベ数を40以上とし、第3レンズL3、および第5レンズL5のアッベ数を28以下とすることが好ましい。上記条件を満たすことにより、色収差を良好に補正することができる。
本実施の形態に係る撮像レンズにおいて、低コストで温度変化による光学特性の変動を抑えるために、第1レンズL1と第6レンズL6とがガラスからなることが好ましい。また、第2ないし第5の各レンズがプラスチックからなることが好ましい。
第1レンズL1ないし第6レンズL6のうち、最も撮像素子101に近い第6レンズL6をプラスチックよりも温度による特性変化が小さいガラスとすることで、撮像素子101の発熱による温度上昇が光学特性に与える影響を抑えることができる。また、外気に晒される第1レンズL1をガラスとすることで、耐環境性を向上させることができる。また、負の第1レンズL1と正の第6レンズL6とを共にガラスレンズとすることで、温度特性による光学特性の変化を互いに打ち消し合い、全体として光学特性の変化を少なくすることができる。
温度変化による光学特性の変動を抑えるために、さらに、以下の条件式(4)〜(6)のうち、少なくとも1つを満足することが好ましい。特に、温度変化に伴う焦点位置変動を抑えるために、条件式(4),(5)を満足することが好ましい。また、温度変化に伴う画角変動を抑えるために、条件式(6)を満足することが好ましい。
|fi/f|>1.3 ……(4)
20<|fp| ……(5)
4<f56/f<9 ……(6)
ただし、
fi:第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離(第1ないし第6の各レンズの焦点距離)
fp:第2ないし第5レンズL2〜L5の合成焦点距離
f56:第5レンズL5と第6レンズL6との合成焦点距離
とする。
上記条件式(4)は、各レンズの屈折力とレンズ全系の屈折力との比を規定する式である。条件式(4)の下限を下回ると、各レンズの屈折力が大きくなり、偏心感度が高くなる。また、特に線膨張係数の値や屈折率の温度変化がガラスに比べて大きいプラスチックレンズにおいて、温度変化に伴う屈折力変化が大きくなる。そのため、焦点位置変動、および解像性能などの光学特性の劣化を招いてしまう。
上記条件式(5)は、プラスチックレンズで構成される第2レンズL2から第5レンズL5の合成屈折力を規定する式である。条件式(5)の下限を下回ると合成屈折力が強くなり、温度変化に伴う屈折力変化が大きくなり焦点位置変動などの光学特性の劣化を招いてしまう。
上記条件式(6)は、撮像素子101に入射する光線の角度を小さくし、温度変化により焦点位置がずれた場合に画角変動を小さくするための条件を示す式である。条件式(6)の上限または下限を超えると、撮像素子101に入射する光線角度がきつくなり(撮像面に対する光線角度が小さくなり)、温度変化時に画角が変動してしまう。
なお、条件式(4),(5),(6)の上限および下限を以下の如く限定するとより好ましい。
|fi/f|>1.4 ……(4a)
50<|fp| ……(5a)
5<f56/f<8 ……(6a)
また、レンズ保持部材に金属ではなく線膨張係数の大きいプラスチックなどの部材を使用する場合は、保持部材の温度変化による膨張収縮が起こるため、条件式(5)を以下の如く限定するとより好ましい。
50<fp ……(5b)
<3.撮像装置への適用例>
本実施の形態に係る撮像レンズは、例えば、車載用カメラ、監視カメラ、および携帯機器用カメラなどの撮像装置に適用可能である。撮像装置に適用する場合、図1に示したように、撮像レンズの像面IMG付近に、撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号(画像信号)を出力するCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子101が配置される。この場合、図1等に示したように、第6レンズL6と像面IMGとの間には、例えば、赤外線カットフィルタやローパスフィルタ等のフィルタFLが配置されていてもよい。その他、撮像素子保護用のシールガラス等の光学部材が配置されていてもよい。
図11および図12に、撮像装置への適用例として、車載用カメラの構成例を示す。図11は車載用カメラの設置例の一例を示し、図12は車載用カメラのネットワーク構成例の一例を示している。
例えば、図11に示したように、車両301のフロント(前方)に車載用カメラ401、左右に車載用カメラ402,403、さらにリア(後方)に車載用カメラ404が設置される。車載用カメラ401〜404は、図12に示したように、車内ネットワーク410に接続されている。車内ネットワーク410にはまた、ECU302(Electrical Control Unit;電子制御ユニット)と、ディスプレイ414と、スピーカ415とが接続されている。各構成ブロックは、車内ネットワーク410を介して相互接続可能とされている。
車両301のフロントに備え付けられた車載用カメラ401の画像取り込み角度は、例えば図11にaで示す範囲である。車載用カメラ402の画像取り込み角度は、例えば図11にbで示す範囲である。車載用カメラ403の画像取り込み角度は、例えば図11にcで示す範囲である。車載用カメラ404の画像取り込み角度は、例えば図11にdで示す範囲である。車載用カメラ401〜404はそれぞれ、取り込んだ画像をECU302に出力する。この結果、車両301の前方、左右、後方の360度(全方位)の画像をECU302において取り込むことができる。
ECU302は、図12に示したように、信号処理部413を含んでいる。車載用カメラ401は、図12に示したように、カメラモジュール411と、信号処理部412とを備えている。信号処理部412,413は、LSI(Large Scale Integration)、例えば画像処理LSIで構成されている。カメラモジュール411は、撮像レンズ100と、撮像素子100とを含んでいる。撮像レンズ100として、図1等に示した本実施の形態に係る撮像レンズ1〜5を適用可能である。他の車載用カメラ402,403,404も略同様の構成であってもよい。
車載用カメラ401の信号処理部412は、撮像素子101からの信号を画像信号として車内ネットワーク410に送信できる形に変換し、ECU302の信号処理部413に送信する。他の車載用カメラ402,403,404も略同様の処理を行う。
ECU302の信号処理部413は、複数の車載用カメラ401〜404からの画像を受信し、それらを合成し、高画角の画像(パノラマ画像)を生成し、ディスプレイ414に送る。ディスプレイ414は送られた画像を表示する。
車載用カメラ401〜404の各信号処理部412はまた、カメラモジュール411からの信号を受信し、受信した画像信号を用いて、画像内のオブジェクト(前方の車、人、自転車、および障害物など)の検出を行う機能を有していてもよい。信号処理部412はまた、オブジェクトまでの距離を測定したり、オブジェクトまでの距離に基づいて警告用の信号を生成したり、といった信号処理を行う機能を有していてもよい。この場合の信号処理結果や画像信号は、車内ネットワーク410を介して、ECU302の信号処理部413、ディスプレイ41、およびスピーカ415に送信される。
ECU302の信号処理部413は、車載用カメラ401〜404の各信号処理部412での信号処理結果に基づいて、必要に応じて車のブレーキ制御のための信号を生成したり、スピード制御のための信号を生成してもよい。また、ディスプレイ41は警告用の信号を受信すると、警告用画像の表示を行い、運転者に警告を与える。また、スピーカ415は、警告用の信号を受信すると、警告音の提示を行い、運転者に警告を与える。
<4.レンズの数値実施例>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。ここでは、図1、図3、図5、図7、および図9に示した各構成例の撮像レンズ1、2、3、4、および5に、具体的な数値を適用した数値実施例を説明する。
なお、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。「面番号」は、物体側から像側へ数えたi番目の面の番号を示している。「Ri」は、i番目の面の近軸の曲率半径の値(mm)を示す。「Di」はi番目の面とi+1番目の面の間の軸上面間隔(レンズ中心厚あるいは空気間隔)の値(mm)を示す。「Ni」はi番目の面から始まるレンズ等のd線(波長587.6nm)における屈折率の値を示す。「νi」はi番目の面から始まるレンズ等のd線におけるアッベ数の値を示す。「Ri」の値が「∞」となっている部分は平面、または絞り面(開口絞りS)を示す。「面番号」において「STO」と記した面は開口絞りSであることを示す。「f」はレンズ全系の焦点距離、「Fno」はFナンバー(開放F値)、「ω」は半画角を示す。
各数値実施例において用いられたレンズには、レンズ面が非球面に形成されたものがある。「面番号」において「ASP」と記した面は非球面であることを示す。非球面形状は、以下の式によって定義される。なお、後述する非球面係数を示す各表において、「E−n」は10を底とする指数表現、すなわち、「10のマイナスn乗」を表しており、例えば、「0.12345E−05」は「0.12345×(10のマイナス5乗)」を表している。
Figure 2016125613
上記非球面の式において、レンズ面の頂点から光軸方向における距離を「x」、光軸と垂直な方向における高さを「y」、レンズ頂点での近軸曲率(1/R)を「c」、円錐定数(コーニック定数)を「κ」とする。「A4」、「A6」、「A8」、「A10」、「A12」、「A14」、「A16」はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次、14次、16次の非球面係数を示す。
(各数値実施例に共通の構成)
以下の各数値実施例が適用される撮像レンズ1〜5はいずれも、上記したレンズの基本構成を満足した構成となっている。撮像レンズ1〜5はいずれも、物体側から像側に向かって順に、負の前群Gfと、開口絞りSと、正の後群Grとで構成されている。前群Gfは、負の第1レンズL1と、負の第2レンズL2と、正の第3レンズL3とからなる。後群Grは、正の第4レンズL4と、負の第5レンズL5と、正の第6レンズL6とからなる。すなわち、撮像レンズ1〜5はいずれも、実質的に6枚のレンズで構成されている。
第1レンズL1は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有している。第2レンズL2は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有している。第3レンズL3は、両凸形状を有している。第5レンズL5は、像側に凹面を向けている。第6レンズL6は、像側に凹面を向けている。
開口絞りSは、第3レンズL3と第4レンズL4との間に配置されている。第6レンズL6と像面IMGとの間にはフィルタFLが配置されている。
[数値実施例1]
図1に示した撮像レンズ1に具体的な数値を適用した数値実施例1のレンズデータを、[表1]に示す。撮像レンズ1において、第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズの両面は非球面形状となっている。それらの非球面における非球面係数A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16の値を円錐係数κの値と共に[表2]に示す。また、全系の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωおよびレンズ全長の値を[表3]に示す。
この数値実施例1において、第1レンズL1はガラスレンズとなっている。第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズはすべてプラスチックレンズとなっている。
Figure 2016125613
Figure 2016125613
Figure 2016125613
以上の数値実施例1における諸収差を図2に示す。図2には諸収差として、有限距離(400mm)に合焦した状態における球面収差および非点収差(像面湾曲)を示す。これらの各収差図には、d線(587.56nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図には、実線はd線、一点鎖線はg線(435.84nm)、破線はC線(656.27nm)に対する収差を示す。非点収差図において、実線はサジタル像面における収差の値を示し、破線はメリディオナル像面における収差の値を示す。以降の他の数値実施例における収差図についても同様である。
以上の各収差図から分かるように、撮像レンズ1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例2]
図3に示した撮像レンズ2に具体的な数値を適用した数値実施例2のレンズデータを、[表4]に示す。撮像レンズ2において、第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズの両面は非球面形状となっている。それらの非球面における非球面係数A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16の値を円錐係数κの値と共に[表5]に示す。また、全系の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωおよびレンズ全長の値を[表6]に示す。
この数値実施例2において、第1レンズL1はガラスレンズとなっている。また、第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズはすべてプラスチックレンズとなっている。
Figure 2016125613
Figure 2016125613
Figure 2016125613
以上の数値実施例2における諸収差を図4に示す。各収差図から分かるように、撮像レンズ2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例3]
図5に示した撮像レンズ3に具体的な数値を適用した数値実施例3のレンズデータを、[表7]に示す。撮像レンズ3において、第2レンズL2、および第4レンズL4〜第6レンズL6の各レンズの両面は非球面形状となっている。また、第3レンズL3の物体側の面(第5面)が非球面形状となっている。それらの非球面における非球面係数A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16の値を円錐係数κの値と共に[表8]に示す。また、全系の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωおよびレンズ全長の値を[表9]に示す。
この数値実施例3において、第1レンズL1と第4レンズL4とがガラスレンズとなっている。また、第2レンズL2および第3レンズL3と、第5レンズL5および第6レンズL6とがプラスチックレンズとなっている。
Figure 2016125613
Figure 2016125613
Figure 2016125613
以上の数値実施例3における諸収差を図6に示す。各収差図から分かるように、撮像レンズ3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例4]
図7に示した撮像レンズ4に具体的な数値を適用した数値実施例4のレンズデータを、[表10]に示す。撮像レンズ4において、第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズの両面は非球面形状となっている。それらの非球面における非球面係数A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16の値を円錐係数κの値と共に[表11]に示す。また、全系の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωおよびレンズ全長の値を[表12]に示す。
この数値実施例4において、第1レンズL1と第6レンズL6とがガラスレンズとなっている。また、第2レンズL2〜第5レンズL5の各レンズはすべてプラスチックレンズとなっている。
Figure 2016125613
Figure 2016125613
Figure 2016125613
以上の数値実施例4における諸収差を図8に示す。各収差図から分かるように、撮像レンズ4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例5]
図9に示した撮像レンズ5に具体的な数値を適用した数値実施例5のレンズデータを、[表13]に示す。撮像レンズ5において、第2レンズL2〜第6レンズL6の各レンズの両面は非球面形状となっている。それらの非球面における非球面係数A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16の値を円錐係数κの値と共に[表14]に示す。また、全系の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωおよびレンズ全長の値を[表15]に示す。
この数値実施例5において、第1レンズL1と第6レンズL6とがガラスレンズとなっている。また、第2レンズL2〜第5レンズL5の各レンズはすべてプラスチックレンズとなっている。
Figure 2016125613
Figure 2016125613
Figure 2016125613
以上の数値実施例5における諸収差を図10に示す。各収差図から分かるように、撮像レンズ5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[各実施例のその他の数値データ]
[表16]には、上述の各条件式に関する値を、各数値実施例についてまとめたものを示す。[表16]から明らかなように、条件式(1)〜(4)は、すべての実施例の撮像レンズが満足している。条件式(5),(6)は、少なくとも実施例4,5の撮像レンズが満足している。
なお、条件式(4)に関しては、fi/f(min)の値を示す。fi/f(min)は、第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離fiとレンズ全系の焦点距離fとの比(fi/f)のうち、最も小さい値を示す。
Figure 2016125613
<5.その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記実施の形態および実施例の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記各数値実施例において示した各部の形状および数値は、いずれも本技術を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
また、上記実施の形態および実施例では、実質的に6枚のレンズからなる構成について説明したが、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた構成であってもよい。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
[1]
物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
前記前群は、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、
両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、
前記後群は、
正の第4レンズと、
像側に凹面を向けた負の第5レンズと、
正の第6レンズとからなる
撮像レンズ。
[2]
さらに以下の条件を満足する
上記[1]に記載の撮像レンズ。
−12<f1/f<−5 ……(1)
ただし、
f1:前記第1レンズの焦点距離
f:レンズ全系の焦点距離
とする。
[3]
さらに以下の条件を満足する
上記[1]または[2]に記載の撮像レンズ。
R2/f>3.3 ……(2)
ただし、
R2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
とする。
[4]
さらに以下の条件を満足する
上記[1]ないし[3]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
1.0<(R3+R4)/(R3−R4)<1.6 ……(3)
ただし、
R3:前記第2レンズの物体側の面の曲率半径
R4:前記第2レンズの像側の面の曲率半径
とする。
[5]
さらに以下の条件を満足する
上記[1]ないし[4]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
|fi/f|>1.3 ……(4)
ただし、
fi:第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離(前記第1ないし第6の各レンズの焦点距離)
とする。
[6]
前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
以下の条件式を満足する
上記[5]に記載の撮像レンズ。
20<|fp| ……(5)
ただし、
fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
とする。
[7]
前記第2ないし第5の各レンズがプラスチックからなる
上記[5]または[6]に記載の撮像レンズ。
[8]
さらに以下の条件を満足する
上記[5]ないし[7]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
4<f56/f<9 ……(6)
ただし、
f56:前記第5レンズと前記第6レンズとの合成焦点距離
とする。
[9]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[1]ないし[8]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
[10]
物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
前記前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、
前記後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、
前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
以下の条件式を満足する
撮像レンズ。
20<|fp| ……(5)
ただし、
fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
とする。
[11]
前記第2ないし第5の各レンズがプラスチックからなる
上記[10]に記載の撮像レンズ。
[12]
さらに以下の条件を満足する
上記[10]または[11]に記載の撮像レンズ。
|fi/f|>1.3 ……(4)
ただし、
fi:第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離(前記第1ないし第6の各レンズの焦点距離)
とする。
[13]
さらに以下の条件を満足する
上記[10]ないし[12]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
−12<f1/f<−5 ……(1)
ただし、
f1:前記第1レンズの焦点距離
f:レンズ全系の焦点距離
とする。
[14]
さらに以下の条件を満足する
上記[10]ないし[13]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
R2/f>3.3 ……(2)
ただし、
R2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
とする。
[15]
さらに以下の条件を満足する
上記[10]ないし[14]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
4<f56/f<9 ……(6)
ただし、
f56:前記第5レンズと前記第6レンズとの合成焦点距離
とする。
[16]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[10]ないし[15]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
[17]
撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記撮像レンズは、
物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
前記前群は、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、
両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、
前記後群は、
正の第4レンズと、
像側に凹面を向けた負の第5レンズと、
正の第6レンズとからなる
撮像装置。
[18]
前記撮像レンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[17]に記載の撮像装置。
[19]
撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記撮像レンズは、
物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
前記前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、
前記後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、
前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
以下の条件式を満足する
撮像装置。
20<|fp| ……(5)
ただし、
fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
とする。
[20]
前記撮像レンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[19]に記載の撮像装置。
本出願は、日本国特許庁において2015年2月6日に出願された日本特許出願番号第2015−021994号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (16)

  1. 物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
    前記前群は、
    物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、
    物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、
    両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、
    前記後群は、
    正の第4レンズと、
    像側に凹面を向けた負の第5レンズと、
    正の第6レンズとからなる
    撮像レンズ。
  2. さらに以下の条件を満足する
    請求項1に記載の撮像レンズ。
    −12<f1/f<−5 ……(1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズの焦点距離
    f:レンズ全系の焦点距離
    とする。
  3. さらに以下の条件を満足する
    請求項1に記載の撮像レンズ。
    R2/f>3.3 ……(2)
    ただし、
    R2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
    とする。
  4. さらに以下の条件を満足する
    請求項1に記載の撮像レンズ。
    1.0<(R3+R4)/(R3−R4)<1.6 ……(3)
    ただし、
    R3:前記第2レンズの物体側の面の曲率半径
    R4:前記第2レンズの像側の面の曲率半径
    とする。
  5. さらに以下の条件を満足する
    請求項1に記載の撮像レンズ。
    |fi/f|>1.3 ……(4)
    ただし、
    fi:第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離(前記第1ないし第6の各レンズの焦点距離)
    とする。
  6. 前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
    以下の条件式を満足する
    請求項5に記載の撮像レンズ。
    20<|fp| ……(5)
    ただし、
    fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
    とする。
  7. 前記第2ないし第5の各レンズがプラスチックからなる
    請求項6に記載の撮像レンズ。
  8. さらに以下の条件を満足する
    請求項6に記載の撮像レンズ。
    4<f56/f<9 ……(6)
    ただし、
    f56:前記第5レンズと前記第6レンズとの合成焦点距離
    とする。
  9. 物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
    前記前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、
    前記後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、
    前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
    以下の条件式を満足する
    撮像レンズ。
    20<|fp| ……(5)
    ただし、
    fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
    とする。
  10. 前記第2ないし第5の各レンズがプラスチックからなる
    請求項9に記載の撮像レンズ。
  11. さらに以下の条件を満足する
    請求項9に記載の撮像レンズ。
    |fi/f|>1.3 ……(4)
    ただし、
    fi:第iレンズ(i=1〜6)の焦点距離(前記第1ないし第6の各レンズの焦点距離)
    とする。
  12. さらに以下の条件を満足する
    請求項9に記載の撮像レンズ。
    −12<f1/f<−5 ……(1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズの焦点距離
    f:レンズ全系の焦点距離
    とする。
  13. さらに以下の条件を満足する
    請求項9に記載の撮像レンズ。
    R2/f>3.3 ……(2)
    ただし、
    R2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
    とする。
  14. さらに以下の条件を満足する
    請求項9に記載の撮像レンズ。
    4<f56/f<9 ……(6)
    ただし、
    f56:前記第5レンズと前記第6レンズとの合成焦点距離
    とする。
  15. 撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
    前記撮像レンズは、
    物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
    前記前群は、
    物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第1レンズと、
    物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負の第2レンズと、
    両凸形状を有する正の第3レンズとからなり、
    前記後群は、
    正の第4レンズと、
    像側に凹面を向けた負の第5レンズと、
    正の第6レンズとからなる
    撮像装置。
  16. 撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
    前記撮像レンズは、
    物体側から像側に向かって順に、負の前群と、絞りと、正の後群とで構成され、
    前記前群は、負の第1レンズと、負の第2レンズと、正の第3レンズとからなり、
    前記後群は、正の第4レンズと、負の第5レンズと、正の第6レンズとからなり、
    前記第1レンズと前記第6レンズとがガラスからなり、
    以下の条件式を満足する
    撮像装置。
    20<|fp| ……(5)
    ただし、
    fp:前記第2ないし第5レンズの合成焦点距離
    とする。
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