JP2005249983A - 広角レンズ - Google Patents

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Yoshimitsu Ohara
由充 大原
Yasuhiko Abe
泰彦 阿部
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Abstract

【課題】小型及び安価で、量産可能な、画角の大きい広角レンズを提供する。
【解決手段】物体側に凸面を向けた負の屈折力をもつメニスカス形状の第1レンズ1、物体側及び像面側に凸面を向けた正の屈折力をもつ両凸形状の第2レンズ2、第1レンズと第2レンズとの間に配置された開口絞り4を備え、第1レンズ1は物体側及び像面側の両面が非球面をなすように樹脂材料により形成され、第2レンズ2は、両凸状のガラスレンズ2a、その両側面に接合された樹脂製の第1コーティング膜2b及び第2コーティング膜2cからなり、第1コーティング膜2bの物体側の面又は第2コーティング膜2cの像面側の面は非球面に形成されている。これにより、諸収差が良好に補正され、安価で、画角の大きい光学性能の高い広角レンズを得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CCD、CMOS等の撮像素子を備えたデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等に適用される広角レンズに関し、特に監視カメラ、車載用のバックモニター等に適用される小型で画角が大きい広角レンズに関する。
従来、物体側に負の屈折力をもつ第レンズと像面側に正の屈折力をもつ第2レンズとを配置した2群2枚構成からなる(いわゆるレトロフォーカスタイプの)レンズは、少ない枚数で広い画角が得られるため、CCDあるいはCMOS等の撮像素子を備えたデジタルカメラ、車載用のモニターカメラ、監視用のカメラ等に使用されてきた。
このような2群2枚構成の広角レンズとしては、例えば、2枚のレンズを共にガラス材料により形成したものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2000−171700号公報 特開平10−104511号公報 特開平07−318799号公報
ところで、上記従来の広角レンズにおいては、ガラス材料によりレンズを形成しているため、諸収差を良好に補正するためにレンズの形状を非球面化しようとすると、複雑な形状の作製が困難であるが故に高コストになる。
一方、樹脂材料(プラスチック材料)を用いて非球面を形成する場合は、比較的加工が容易であり、安価で軽量化できるという利点があるものの、単に樹脂材料により形成するだけでは、軸上色収差、倍率色収差等の補正が困難になるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、2群2枚のレンズからなるシンプルな構成であるにも拘わらず、樹脂材料を使用して、小型化、低コスト化、軽量化、生産性の向上等を図りつつ、軸上色収差、倍率色収差等の諸収差を良好に補正でき、特に画角(2ω)が70°を超える光学性能を有し、監視用のカメラ、車載用のモニターカメラ等に使用されるのに適した広角レンズを提供することにある。
本発明の広角レンズは、物体側から像面側に向けて順に、物体側に凸面を向けた負の屈折力をもつメニスカス形状の第1レンズと、物体側及び像面側に凸面を向けた正の屈折力をもつ両凸形状の第2レンズと、第1レンズと第2レンズとの間に配置された開口絞りと、を備えた広角レンズであって、上記第1レンズは、樹脂材料により、物体側及び像面側の両面が非球面をなすように形成され、上記第2レンズは、両凸状のガラスレンズ、ガラスレンズの物体側の面に接合された樹脂材料の第1コーティング膜、及びガラスレンズの像面側の面に接合された樹脂材料の第2コーティング膜からなり、第1コーティング膜の物体側の面又は第2コーティング膜の像面側の面は、非球面をなすように形成されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、負の屈折力をもつ第1レンズと正の屈折力をもつ第2レンズとの2群2枚構成とし、レンズの屈折力を適切に設定することで、広い画角が得られると共に歪曲収差等が良好に補正される。また、樹脂材料で第1レンズを形成すると共に非球面を採用し、かつ、ガラスレンズの両面に樹脂コーティングを施して第2レンズを形成すると共に非球面を採用したことにより、軸上色収差、倍率色収差等が良好に補正され、安価で、光学性能の高い広角レンズを得ることができる。
上記構成において、レンズ全系の焦点距離をf、及び第1レンズの物体側の面から結像面までの光軸上の間隔をTLとするとき、
(1)TL/f<6.352、
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、レンズ系の全長とレンズ全系の焦点距離との比を適切に設定することで、広角レンズの小型化、薄型化を達成することができる。
上記構成において、第1レンズの像面側の面から開口絞りまでの光軸上の間隔をD2、及び開口絞りから第2レンズの物体側の面までの光軸上の間隔をD3とするとき、
(2)2.000<D2/D3<2.500、
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、高い像高であっても非点収差等が良好に補正され、又、結像面が撮像素子に対して倒れることなく、高い光学性能が得られる。
上記構成において、第2レンズに関して、第1コーティング膜の光軸上の厚みをD4、ガラスレンズの光軸上の厚みをD5、及び第2コーティング膜の光軸上の厚みをD6とするとき、
(3)0.045<D4/D5<0.117、
(4)0.075<D6/D5<0.150、
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、高い像高であっても非点収差等が良好に補正され、又、結像面が撮像素子に対して倒れることなく、高い光学性能が得られる。
上記構成において、レンズ全系の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、及び第2レンズの焦点距離をf2とするとき、
(5)1.350<│f1│/f<1.478、
(6)1.523<f2/f<1.550、
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、高い像高であっても、結像面が光軸方向に前方あるいは後方に倒れることなく、又、メリジオナル断面方向の結像面の倒れも防止でき、高い光学性能が得られる。
上記構成において、第1レンズの光軸上の厚みをD1、及び第2レンズの光軸上の厚みをDtとするとき、
(7)0.265<D1/Dt<0.500、
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、メリジオナル断面方向の結像面の倒れを防止でき、又、非点収差等の諸収差を良好に補正でき、高い光学性能が得られる。
上記のように、本発明の広角レンズによれば、軽量化、生産性の向上等が達成され、軸上色収差、倍率色収差等の諸収差が良好に補正されて、特に画角(2ω)が70°を超える光学性能を有し、監視用のカメラ、車載用のモニターカメラ等に使用されるのに適した、安価でかつ小型の広角レンズを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本発明に係る広角レンズの一実施形態を示すものであり、図1はその基本構成図、図2はその光線図である。
この広角レンズにおいては、図1及び図2に示すように、光軸方向Lに沿って物体側から像面側に向けて、全体として負の屈折力を有する第1レンズ1と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ2とが、順次に配列されている。
また、上記の配列構成において、第2レンズ2の後方には、赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタ等のガラスフィルタ3が配置され、その後方にCCD等の結像面Pが配置されることになる。
さらに、第1レンズ1と第2レンズ2との間には、所定の口径をなす開口絞り(明るさ絞り)4が配置されている。
ここで、第1レンズ1の焦点距離はf1、第2レンズ2の焦点距離はf2、レンズ全系の焦点距離はfで表わされる。また、第1レンズ1、開口絞り4、第2レンズ2、ガラスフィルタ3においては、図1に示すように、それぞれの面をSi(i=1〜9)、それぞれの面Siの曲率半径をRi(i=1〜9)、第1レンズ1、第2レンズ2、ガラスフィルタ3のd線に対する屈折率をNi及びアッベ数をνi(i=1〜3)で表す。さらに、第1レンズ1〜ガラスフィルタ3までのそれぞれの光軸方向Lにおける(光軸上の)間隔(厚さ、空気間隔)をDi(i=1〜8)、ガラスフィルタ3〜結像面PまでのバックフォーカスをBFで表す。但し、第2レンズ2においては、後述するガラスレンズ2a、第1コーティング膜2b、第2コーティング膜2cのそれぞれの屈折率をN2a,N2b,N2c、アッベ数をν2a,ν2b,ν2c、光軸上の肉厚をD5,D4,D6、全体としての光軸上の肉厚をDt(=D4+D5+D6)で表す。
第1レンズ1は、樹脂材料(プラスチック材料)により形成されており、物体側の面S1が凸面に形成されかつ像面側の面S2が凹面に形成されたメニスカス形状のレンズである。また、第1レンズ1の物体側の面S1と像面側の面S2とは、共に非球面に形成されている。
このように、第1レンズ1を樹脂材料により形成することで、ガラス材料を用いる場合に比べて、安価に形成することができ、レンズ形状の自由度が増し、非球面も容易に形成することができる。
第2レンズ2は、両凸のガラスレンズ2a、ガラスレンズ2aの物体側の面S5に接合された樹脂材料の第1コーティング膜2b、ガラスレンズ2aの像面側の面S6に接合された樹脂材料の第2コーティング膜2cにより形成された、ハイブリッドレンズである。
そして、第1コーティング膜2bの物体側の面S4又は第2コーティング膜2cの像面側の面S7は、非球面に形成されている。ここでも、第1コーティング膜2b及び第2コーティング膜2cが樹脂材料により形成されているため、レンズの面形状の自由度が増し、非球面を容易に形成することができる。
このように、基本構成として、負の屈折力をもつ第1レンズ1と正の屈折力をもつ第2レンズ2とを採用し、レンズの屈折力を適切に設定することで、広い画角を確保すると共に、歪曲収差(ディストーション)を良好に補正している。
また、広角化に伴い第1レンズ1の外径が大きくなってレンズの深さが深くなる傾向にあるが、物体側に配置した第1レンズ1を開口絞り4に近づけることで、第1レンズ1の外径を小径化でき、より製造し易い形状にすることができる。
さらに、第2レンズ2の光軸上の肉厚Dt(=D4+D5+D6)を、十分な厚さとすることにより、第2レンズ2のコバ厚を確保でき、又、歪曲収差を軽減でき、射出角度を穏やかにすることができる。
ここで、第レンズ1、第2レンズ2に形成する非球面を表す式は、次式で規定される。
Z=Cy/[1+(1−εC1/2]+Dy+Ey+Fy+Gy10
ただし、Z:非球面の頂点における接平面から,光軸Lからの高さがyの非球面上の点までの距離、y:光軸からの高さ、C:非球面の頂点における曲率(1/R)、ε:円錐定数、D,E,F,G:非球面係数である。
また、上記構成においては、レンズ全系の焦点距離fと、第1レンズ1の物体側の面S1から結像面Pまでの光軸上の間隔TLとが、次式(1)、
(1)TL/f<6.352、
を満足するように形成されている。
条件式(1)は、レンズ全系の光軸方向の寸法(レンズ全系の全長)とレンズ全系の焦点距離との適切な比を定めて、レンズの薄型化に関する条件を規定したものである。すなわち、TL/fの値がこの条件式を満たすことにより、広角レンズの小型化、薄型化を達成することができる。
また、上記構成においては、第1レンズ1の像面側の面S1から開口絞り4までの光軸上の間隔D2と、開口絞り4から第2レンズ2の物体側の面S4までの光軸上の間隔D3とが、次式(2)、
(2)2.000<D2/D3<2.500、
を満足するように形成されている。
条件式(2)は、それぞれのレンズ1,2と開口絞り4との間の間隔の適切な比を定めたものである。すなわち、D2/D3の値が上限値を超えると、高い像高で非点収差が発生して十分な光学性能が得られず、又、D2/D3の値が下限値を下回ると、結像面が撮像素子に対して後方に倒れて十分な光学性能が得られなくなる。
したがって、この条件式を満たすことにより、高い像高であっても非点収差等が良好に補正され、又、結像面が撮像素子に対して倒れることなく、高い光学性能が得られる。
また、上記構成においては、第2レンズ2に関して、第1コーティング膜2bの光軸上の厚みD4、ガラスレンズ2aの光軸上の厚みD5、及び第2コーティング膜2cの光軸上の厚みD6が、次式(3),(4)、
(3)0.045<D4/D5<0.117、
(4)0.075<D6/D5<0.150、
を満足するように形成されている。
条件式(3),(4)は、良好な光学性能を得るべく、コーティング膜2b,2cとガラスレンズ2aとのそれぞれの厚さの適切な比を定めたものである。すなわち、この条件式(3)を逸脱すると、高い像高で非点収差が発生し、結像面が物体側に倒れて結像性能が劣ることになり、又、条件式(4)を逸脱すると、高い像高で結像面が物体側に倒れて十分な光学性能が得られない。
したがって、この条件式(3),(4)を満たすことにより、高い像高であっても非点収差等が良好に補正され、又、結像面が撮像素子に対して倒れることなく、高い光学性能が得られる。
また、上記構成においては、レンズ全系の焦点距離f、第1レンズ1の焦点距離f1、及び第2レンズ2の焦点距離f2とが、次式(5),(6)、
(5)1.350<│f1│/f<1.478、
(6)1.523<f2/f<1.550、
を満足するように形成されている。
条件式(5),(6)は、第1レンズ1及び第2レンズ2の良好な光学性能を達成するべく、光学系のパワー配置に関する条件を定めたものである。すなわち、│f1│/fの値が上限値を超えると、高い像高に行くにしたがって結像面が前方に倒れ、一方、│f1│/fの値が下限値を下回ると、高い像高に行くにしたがって結像面が後方に倒れて十分な光学性能が得られない。また、│f2│/fの値が上限値を超えると、メリジオナル断面方向の結像面が後方に倒れ、一方、│f2│/fの値が下限値を下回ると、全体的に結像面が撮像素子に対して後方に倒れて十分な光学性能が得られない。
したがって、これらの条件式(5),(6)を満たすことにより、高い像高であっても、結像面が光軸方向に前方あるいは後方に倒れることなく、又、メリジオナル断面方向の結像面の倒れも防止でき、高い光学性能が得られる。
さらに、上記構成においては、第1レンズ1の光軸上の厚みD1、及び第2レンズ2の光軸上の厚みDt(=D4+D5+D6)が、次式(7)、
(7)0.265<D1/Dt<0.500、
を満足するように形成されている。
条件式(7)は、第1レンズ1と第2レンズ2との肉厚の適切な比を定めたものである。すなわち、D1/Dtの値が上限値を超えると、メリジオナル断面方向の結像面が後方に倒れ、一方、D1/Dtの値が下限値を下回ると、非点収差が発生し、結像面が撮像素子に対して後方に倒れて十分な光学性能が得られない。
したがって、この条件式(7)を満たすことにより、メリジオナル断面方向の結像面の倒れを防止でき、又、非点収差等の諸収差を良好に補正でき、高い光学性能が得られる。
上記の構成からなる広角レンズの具体的な数値による実施例を、実施例1及び実施例2として、以下に示す。
実施例1の広角レンズにおける主な仕様諸元は表1に、種々の数値データ(設定値)は表2に、非球面に関する数値データは表3にそれぞれ示される。
また、条件式(1)〜(7)の数値データは、TL/f=6.115、D2/D3=2.400、D4/D5=0.05、D6/D5=0.083、│f1│/f=1.424、f2/f=1.546、D1/Dt=0.382、となる。
また、球面収差、非点収差、歪曲収差(ディスト−ション)、倍率色収差に関する収差線図は、図3に示されるような結果となる。尚、図3及び後述する図4において、dはd線による収差、gはg線による収差、cはc線による収差をそれぞれ示し、又、SCは正弦条件の不満足量を示し、DSはサジタル平面での収差、DTはメリジオナル平面での収差を示す。
Figure 2005249983
Figure 2005249983
Figure 2005249983
以上の実施例1においては、レンズ系全長(第1レンズ1の前面S1〜像面P)が10.089mm、バックフォーカス(空気換算)が1.19mm、Fナンバーが2.471、画角(2ω)が128.3°となり、薄型(全長が短い)かつ小型で、諸収差が良好に補正された画角(2ω)が非常に大きい、光学性能の高い広角レンズが得られる。
実施例2の広角レンズにおける主な仕様諸元は表4に、種々の数値データ(設定値)は表5に、非球面に関する数値データは表6にそれぞれ示される。
また、条件式(1)〜(7)の数値データは、TL/f=6.090、D2/D3=2.400、D4/D5=0.05、D6/D5=0.083、│f1│/f=1.447、f2/f=1.542、D1/Dt=0.382、となる。
また、球面収差、非点収差、歪曲収差(ディスト−ション)、倍率色収差に関する収差線図は、図4に示されるような結果となる。
Figure 2005249983
Figure 2005249983
Figure 2005249983
以上の実施例2においては、レンズ系全長(第1レンズ1の前面S1〜像面P)が10.098mm、バックフォーカス(空気換算)が1.19mm、Fナンバーが2.475、画角(2ω)が130.3°となり、薄型(全長が短い)かつ小型で、諸収差が良好に補正された画角(2ω)が非常に大きい、光学性能の高い広角レンズが得られる。
以上述べたように、本発明の広角レンズは、撮像素子を備えたデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等のレンズ光学系として適用されるのは勿論のこと、特に監視用のカメラ、車載用のバックモニターカメラ等のレンズ光学系として好適に利用される。
本発明に係る広角レンズの一実施形態を示す構成図である。 図1に示す広角レンズにおける光線図である。 実施例1に係る広角レンズにおいて、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差を示す収差図である。 実施例2に係る広角レンズにおいて、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差を示す収差図である。
符号の説明
1 第1レンズ
2 第2レンズ
2a ガラスレンズ
2b 第1コーティング膜
2c 第2コーティング膜
3 ガラスフィルタ
4 開口絞り
D1〜D8 光軸上の間隔
P 結像面
R1〜R9 曲率半径
S1〜S9 面
BF バックフォーカス
L 光軸

Claims (6)

  1. 物体側から像面側に向けて順に、物体側に凸面を向けた負の屈折力をもつメニスカス形状の第1レンズと、物体側及び像面側に凸面を向けた正の屈折力をもつ両凸形状の第2レンズと、第1レンズと第2レンズとの間に配置された開口絞りと、を備えた広角レンズであって、
    前記第1レンズは、樹脂材料により、物体側及び像面側の両面が非球面をなすように形成され、
    前記第2レンズは、両凸状のガラスレンズ、前記ガラスレンズの物体側の面に接合された樹脂材料の第1コーティング膜、及び前記ガラスレンズの像面側の面に接合された樹脂材料の第2コーティング膜からなり、
    前記第1コーティング膜の物体側の面又は前記第2コーティング膜の像面側の面は、非球面をなすように形成されている、
    ことを特徴とする広角レンズ。
  2. レンズ全系の焦点距離をf、及び前記第1レンズの物体側の面から結像面までの光軸上の間隔をTLとするとき、
    (1)TL/f<6.352、
    を満足する、ことを特徴とする請求項1記載の広角レンズ。
  3. 前記第1レンズの像面側の面から前記開口絞りまでの光軸上の間隔をD2、及び前記開口絞りから前記第2レンズの物体側の面までの光軸上の間隔をD3とするとき、
    (2)2.000<D2/D3<2.500、
    を満足する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の広角レンズ。
  4. 前記第2レンズにおいて、前記第1コーティング膜の光軸上の厚みをD4、前記ガラスレンズの光軸上の厚みをD5、及び前記第2コーティング膜の光軸上の厚みをD6とするとき、
    (3)0.045<D4/D5<0.117、
    (4)0.075<D6/D5<0.150、
    を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の広角レンズ。
  5. レンズ全系の焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、及び前記第2レンズの焦点距離をf2とするとき、
    (5)1.350<│f1│/f<1.478、
    (6)1.523<f2/f<1.550、
    を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の広角レンズ。
  6. 前記第1レンズの光軸上の厚みをD1、及び前記第2レンズの光軸上の厚みをDtとするとき、
    (7)0.265<D1/Dt<0.500、
    を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の広角レンズ。


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