JP2008102500A - 撮像レンズ及びこれを備えたカメラ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車載カメラに好適な撮像レンズを提供する。
【解決手段】撮像レンズ10は、物体側から順に、像側の凹面を有する負の第1レンズ11、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズ12、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズ13からなる。第1レンズ11がアッベ数40以上の光学ガラス、第2レンズ12がアッベ数40以下のプラスチック、第3レンズ13がアッベ数50以上のプラスチックにより構成されている。第2レンズ12は、像面に入射する最も外側の光線がレンズ面と交わる点を有効径終端とするときに、物体側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にある。
【選択図】図1
【解決手段】撮像レンズ10は、物体側から順に、像側の凹面を有する負の第1レンズ11、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズ12、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズ13からなる。第1レンズ11がアッベ数40以上の光学ガラス、第2レンズ12がアッベ数40以下のプラスチック、第3レンズ13がアッベ数50以上のプラスチックにより構成されている。第2レンズ12は、像面に入射する最も外側の光線がレンズ面と交わる点を有効径終端とするときに、物体側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にある。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載カメラ、監視カメラ、携帯端末用カメラ等に好適であり、固体撮像素子に光学像を形成するための撮像レンズ及びこれを備えたカメラ装置に関する。
自動車の周囲を撮像し、モニタ画像を用いて自動車の周囲の状況をドライバーに示すための車載カメラが知られている(例えば特許文献1参照)。車載カメラには、例えばドライバーの死角範囲を撮像して運転操作を支援するために車外に設けられる車外カメラと、交通事故等が発生した時の状況を記録するためにドライバーと同じ視野を撮像する車内カメラとがある。近年では、固体撮像素子の高性能化と低価格化に伴い、車載カメラが標準装備になりつつある。
前述した車載カメラの他に、監視カメラや携帯端末用カメラ等も広く用いられている。これらのカメラの撮像レンズとしては、例えば特許文献2ないし5に記載された小型で広角な撮像レンズが知られている。特許文献2及び3に記載の撮像レンズは、物体側より順に、平凹レンズと、2枚の正レンズを備え、良好なテレセントリック性とコンパクトさを両立させている。また、特許文献4及び特許文献5に記載の撮像レンズは、3枚のレンズ要素により構成されており、最も物体側の第1レンズとしてプラスチック非球面レンズが設けられている。
特開2006−168683号公報
特許第3206930号
特開平10−170821号公報
特開2001−337268号公報
特開2005−321742号公報
特開2005−181596号公報
しかしながら、特許文献2に記載の撮像レンズは、高屈折率の材料を使用しておりコストが高くなる欠点がある。特許文献3に記載の撮像レンズは、Fナンバーが3.4と暗い欠点がある。特許文献4及び5に記載の撮像レンズは、3枚構成の広角レンズであるが、最も物体側の第1レンズにプラスチックレンズが使用されており、車載用カメラが車体の外側に設けられる場合には、耐候性に乏しく、性能が劣化しやすいという欠点がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、良好な光学性能を保ち、小型で軽量、安価な撮像レンズ及びこれを備えたカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像レンズは、物体側から順に、像側に凹面を有する負の第1レンズ、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズ、開口絞り、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズからなり、前記第1レンズがアッベ数40以上の光学ガラス、前記第2レンズがアッベ数40以下のプラスチック、第3レンズがアッベ数50以上のプラスチックにより構成されており、前記第2レンズは、像面に入射する最も外側の光線がレンズ面と交わる点を有効径終端とするときに、物体側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にあることを特徴とする。
特に、車載カメラのように厳しい環境下で使用される場合、第1レンズの材質として耐酸性、耐水性に優れた材質を用いることが好ましく、具体的には日本光学硝子工業会規格の粉末法耐酸性が1級から4級、粉末法耐水性が1級から3級であることが好ましい。さらに好ましくは、粉末法耐酸性、粉末法耐水性がともに3級以上であることが好ましい。
また、前記第2レンズは、その像側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にあることを特徴とする。
また、前記第2レンズは、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであることを特徴とする。
前記第1レンズの物体側の面の頂点から像面までの距離をL、第1レンズの焦点距離をf1とした時に以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.5<|L/f1|<7 (1)
0.5<|L/f1|<7 (1)
条件式(1)の上限を超えると、レンズ全長が長くなり、小型化が達成できなくなる。また、下限を超えると第1レンズのパワーが弱くなり、広角化が困難になる。レンズ全長をさらに小さくするためには、
1<|L/f1|<4
を満足することが好ましい。
1<|L/f1|<4
を満足することが好ましい。
また、前記第2レンズと前記第3レンズの焦点距離をそれぞれf2、f3とした時に以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.2<|f2/f3|<10 (2)
0.2<|f2/f3|<10 (2)
条件式(2)の上限を超えると、像面湾曲が増大し、良好な像を得られなくなる。また、下限を超えるとバックフォーカスが短くなり、射出瞳位置が像面に近くなるため、テレセントリック特性が低下し、固体撮像素子の対角方向への光線の入射角度が大きくなるため、周辺光量の低下等を招く。像面湾曲をより良好に補正するためには、
0.5<|f2/f3|<5
を満足することが好ましい。
0.5<|f2/f3|<5
を満足することが好ましい。
また、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズ及び前記第3レンズの合成焦点距離をf23とする時に以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.2<|f1/f23|<6 (3)
0.2<|f1/f23|<6 (3)
条件式(3)の上限を超えると、広角化が難しくなると同時に像面湾曲が増大し、良好な像を得ることが難しくなる。また、下限を超えると、広角化は達成できるがコマ収差が増大し、像面周辺部において良好な像を得ることが難しくなる。なお、像面湾曲とコマ収差をより良好に補正するためには、
1<|f1/f23|<5.5
を満足することが望ましい。
1<|f1/f23|<5.5
を満足することが望ましい。
また、全系の焦点距離をfとした時に以下の条件式を満足することを特徴とする。
0<L/f<15 (4)
0<L/f<15 (4)
条件式(4)の上限を超えると、レンズ全長が長くなり、小型化を達成することが困難になる。なお、小型化と広角化をさらに向上するためには、
4<L/f<8
を満足することが望ましい。
4<L/f<8
を満足することが望ましい。
また、本発明のカメラ装置は、上記撮像レンズと、この撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する固体撮像素子を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、Fナンバーが2.4と明るく、像面湾曲が良好に補正され、対角画角が80度以上の広画角が得られる高性能な撮像レンズを得ることができる。また、耐候性に優れ、厳しい環境で使用される車載カメラ、監視カメラ等に好適な撮像レンズを実現することができる。
図22において、自動車1には、その助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラ2と、自動車1の後側の死角範囲を撮像するための車外カメラ3と、ルームミラーの背面に取付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラ4とを備えている。車外カメラ2と車外カメラ3と車内カメラ4は、撮像レンズ10と、CCDイメージセンサからなる固体撮像素子S1を備えている。撮像レンズ10の最も物体側のレンズには、風雨による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂、洗剤等の化学薬品に強い材質が用いられている。以下に、撮像レンズ10の実施例について説明する。
(実施例1)
図1及び図2において、撮像レンズ10は、物体側から順に第1レンズ11と、第2レンズ12と、第3レンズ13とを備えている。第1レンズ11は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第1レンズ11の像側の凹面の外側の領域には、遮光膜11aが設けられている。遮光膜11aは、有効径外からの光が入ることを防ぎ、像面上でゴーストが発生することを防ぐ。なお、遮光膜11aは、第1レンズ11の有効径の外側に設けられた不透明な塗料層であるが、第1レンズ11の後面に不透明な板材を設けてもよい。また、遮光膜11aは、第1レンズ11の後に設けることに限られず、場合に応じて他のレンズの間に設けてもよい。
図1及び図2において、撮像レンズ10は、物体側から順に第1レンズ11と、第2レンズ12と、第3レンズ13とを備えている。第1レンズ11は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第1レンズ11の像側の凹面の外側の領域には、遮光膜11aが設けられている。遮光膜11aは、有効径外からの光が入ることを防ぎ、像面上でゴーストが発生することを防ぐ。なお、遮光膜11aは、第1レンズ11の有効径の外側に設けられた不透明な塗料層であるが、第1レンズ11の後面に不透明な板材を設けてもよい。また、遮光膜11aは、第1レンズ11の後に設けることに限られず、場合に応じて他のレンズの間に設けてもよい。
第2レンズ12は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、物体側の凹面と像側の凸面がともに光軸を中心に回転対称な非球面であるプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ12は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。すなわち、図1に示すように、物体側の面と光軸の交点を含む交点面P1が、光軸に垂直な有効径終端を含む面P2よりも像側に位置している。また、第2レンズ12の像側の面と光軸の交点は、最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置しており、第2レンズ12の像側の面と光軸の交点を含む交点面P3が有効径終端を含む面P4よりも像側に位置している。
第3レンズ13は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、物体側の凹面と像側の凸面とがともに非球面であるプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ12と第3レンズ13の間には、開口絞りSTが設けられている。像面には、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子S1の受光面が位置し、第3レンズ13と像面との間には、固体撮像素子S1のカバーガラス又は赤外カットフィルタ等のフィルタ類として平行平面板PPが設けられる(図1参照)。以下の表1に撮像レンズ10のレンズデータを示し、表2に第2レンズ12と第3レンズ13の非球面係数を示し、表3に撮像レンズ10の設計仕様を示す。なお、各非球面は、他の実施例についても以下の非球面式に基づくものであり、KAを非球面の円錐定数、Biをi次の非球面係数、近軸曲率半径の逆数をC、Diをi次の位相差関数の係数、光軸からの高さをYとする。
なお、表中のRはレンズ要素の球面の曲率半径、又は非球面の基準面の曲率を表し、Dは面間隔又は空気間隔を表す。Ndは、d線(波長587.56nm)に対する屈折率を表し、νdはd線を基準としたアッベ数を表す。また、表中のfは全系の焦点距離(mm)、f1は第1レンズ11の焦点距離(mm)、f2は第2レンズ12の焦点距離(mm)、f3は第3レンズ13の焦点距離(mm)、f12は、第1レンズ11と第2レンズ12の合成焦点距離(mm)、f23は、第2レンズ12と第3レンズ13の合成焦点距離(mm)、2ωは対角画角(°)、Lは物体側の面の頂点から像面までの距離(mm)、BFはバックフォーカス(mm)、FnoはFナンバーを表す。これらは、以下に説明する他の実施例についても同様である。
撮像レンズ10は、|L/f1|=2.62であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.33であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.52であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.81であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。図3には撮像レンズ10の収差図を示す。この図3において、球面収差及び倍率色収差については、破線でF線(486.13nm)の収差を、実線でe線(546.07nm)の収差を、二点鎖線でC線(656.27nm)の収差を示す。また、非点収差については、破線でタンジェンシャルの非点収差を、実線でサジタルの非点収差を示す。なお、後述する他の実施例の収差図についても同様とする。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.33であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.52であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.81であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。図3には撮像レンズ10の収差図を示す。この図3において、球面収差及び倍率色収差については、破線でF線(486.13nm)の収差を、実線でe線(546.07nm)の収差を、二点鎖線でC線(656.27nm)の収差を示す。また、非点収差については、破線でタンジェンシャルの非点収差を、実線でサジタルの非点収差を示す。なお、後述する他の実施例の収差図についても同様とする。
(実施例2)
図4において、撮像レンズ20は、物体側から順に第1レンズ21と、第2レンズ22と、第3レンズ23とを備えている。第1レンズ21は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向け、像側の凹面の曲率半径が小さい負メニスカス形状である。第2レンズ22は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、物体側の凹面と像側の凸面がともに非球面に形成されたプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ22は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、また、像側の面と光軸の交点は、最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ23は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、物体側の凸面と像側の凸面とがともに非球面であるプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ22と第3レンズ23の間には、開口絞りSTが設けられている。以下の表4に撮像レンズ20のレンズデータを示し、表5に第2レンズ22と第3レンズ23の非球面係数を示し、表6に撮像レンズ20の設計仕様を示す。図5には、撮像レンズ20の収差図を示す。
図4において、撮像レンズ20は、物体側から順に第1レンズ21と、第2レンズ22と、第3レンズ23とを備えている。第1レンズ21は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向け、像側の凹面の曲率半径が小さい負メニスカス形状である。第2レンズ22は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、物体側の凹面と像側の凸面がともに非球面に形成されたプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ22は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、また、像側の面と光軸の交点は、最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ23は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、物体側の凸面と像側の凸面とがともに非球面であるプラスチックレンズから構成されている。第2レンズ22と第3レンズ23の間には、開口絞りSTが設けられている。以下の表4に撮像レンズ20のレンズデータを示し、表5に第2レンズ22と第3レンズ23の非球面係数を示し、表6に撮像レンズ20の設計仕様を示す。図5には、撮像レンズ20の収差図を示す。
撮像レンズ20は、|L/f1|=2.22であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=2.87であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.96であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.34であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=2.87であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.96であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.34であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例3)
図6において、撮像レンズ30は、物体側から順に第1レンズ31と、第2レンズ32と、第3レンズ33とを備えている。第1レンズ31は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ32は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ32は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ33は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ32と第3レンズ33の間には、開口絞りSTが設けられている。以下の表7に撮像レンズ30のレンズデータを示し、表8に第2レンズ32と第3レンズ33の非球面係数を示し、表9に撮像レンズ30の設計仕様を示す。図7には、撮像レンズ30の収差図を示す。
図6において、撮像レンズ30は、物体側から順に第1レンズ31と、第2レンズ32と、第3レンズ33とを備えている。第1レンズ31は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ32は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ32は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ33は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ32と第3レンズ33の間には、開口絞りSTが設けられている。以下の表7に撮像レンズ30のレンズデータを示し、表8に第2レンズ32と第3レンズ33の非球面係数を示し、表9に撮像レンズ30の設計仕様を示す。図7には、撮像レンズ30の収差図を示す。
撮像レンズ30は、|L/f1|=2.02であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.17であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=2.19であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.73であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.17であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=2.19であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.73であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例4)
図8において、撮像レンズ40は、物体側から順に第1レンズ41と、第2レンズ42と、第3レンズ43とを備えている。第1レンズ41は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凹面、像側に凹面を向けた両凹形状である。第2レンズ42は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ42は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ43は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ42と第3レンズ43の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表10に撮像レンズ40のレンズデータ、表11に第2レンズ42と第3レンズ43の非球面係数、表12に撮像レンズ40の設計仕様を示す。図9には、撮像レンズ40の収差図を示す。
図8において、撮像レンズ40は、物体側から順に第1レンズ41と、第2レンズ42と、第3レンズ43とを備えている。第1レンズ41は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凹面、像側に凹面を向けた両凹形状である。第2レンズ42は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ42は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ43は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ42と第3レンズ43の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表10に撮像レンズ40のレンズデータ、表11に第2レンズ42と第3レンズ43の非球面係数、表12に撮像レンズ40の設計仕様を示す。図9には、撮像レンズ40の収差図を示す。
撮像レンズ40は、|L/f1|=1.81であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.06であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=2.17であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.09であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.06であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=2.17であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=5.09であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例5)
図10において、撮像レンズ50は、物体側から順に第1レンズ51と、第2レンズ52と、第3レンズ53とを備えている。第1レンズ51は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ52は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ52は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ53は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ52と第3レンズ53の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表13に撮像レンズ50のレンズデータ、表14に第2レンズ52と第3レンズ53の非球面係数、表15に撮像レンズ50の設計仕様を示す。図11には、撮像レンズ50の収差図を示す。
図10において、撮像レンズ50は、物体側から順に第1レンズ51と、第2レンズ52と、第3レンズ53とを備えている。第1レンズ51は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ52は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ52は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ53は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ52と第3レンズ53の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表13に撮像レンズ50のレンズデータ、表14に第2レンズ52と第3レンズ53の非球面係数、表15に撮像レンズ50の設計仕様を示す。図11には、撮像レンズ50の収差図を示す。
撮像レンズ50は、|L/f1|=1.03であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=3.54であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=5.08であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=6.96であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=3.54であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=5.08であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=6.96であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例6)
図12において、撮像レンズ60は、物体側から順に第1レンズ61と、第2レンズ62と、第3レンズ63とを備えている。第1レンズ61は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ62は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ62は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ63は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ62と第3レンズ63の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表16に撮像レンズ60のレンズデータ、表17に第2レンズ62と第3レンズ63の非球面係数、表18に撮像レンズ60の設計仕様を示す。図13には、撮像レンズ60の収差図を示す。
図12において、撮像レンズ60は、物体側から順に第1レンズ61と、第2レンズ62と、第3レンズ63とを備えている。第1レンズ61は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ62は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ62は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ63は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ62と第3レンズ63の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表16に撮像レンズ60のレンズデータ、表17に第2レンズ62と第3レンズ63の非球面係数、表18に撮像レンズ60の設計仕様を示す。図13には、撮像レンズ60の収差図を示す。
撮像レンズ60は、|L/f1|=2.59であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.25であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.73であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=6.08であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.25であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.73であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=6.08であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例7)
図14において、撮像レンズ70は、物体側から順に第1レンズ71と、第2レンズ72と、第3レンズ73とを備えている。第1レンズ71は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ72は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ72は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ73は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ72と第3レンズ73の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表19に撮像レンズ70のレンズデータ、表20に第2レンズ72と第3レンズ73の非球面係数、表21に撮像レンズ70の設計仕様を示す。図15には、撮像レンズ70の収差図を示す。
図14において、撮像レンズ70は、物体側から順に第1レンズ71と、第2レンズ72と、第3レンズ73とを備えている。第1レンズ71は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ72は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ72は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ73は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ72と第3レンズ73の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表19に撮像レンズ70のレンズデータ、表20に第2レンズ72と第3レンズ73の非球面係数、表21に撮像レンズ70の設計仕様を示す。図15には、撮像レンズ70の収差図を示す。
撮像レンズ70は、|L/f1|=2.06であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.32であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.77であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.74であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.32であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.77であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.74であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例8)
図16において、撮像レンズ80は、物体側から順に第1レンズ81と、第2レンズ82と、第3レンズ83とを備えている。第1レンズ81は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ82は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた負メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ82は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ83は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ82と第3レンズ83の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表22に撮像レンズ80のレンズデータ、表23に第2レンズ82と第3レンズ83の非球面係数、表24に撮像レンズ80の設計仕様を示す。図17には、撮像レンズ80の収差図を示す。
図16において、撮像レンズ80は、物体側から順に第1レンズ81と、第2レンズ82と、第3レンズ83とを備えている。第1レンズ81は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凸面、像側に凹面を向けた負メニスカス形状である。第2レンズ82は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた負メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ82は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ83は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ82と第3レンズ83の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表22に撮像レンズ80のレンズデータ、表23に第2レンズ82と第3レンズ83の非球面係数、表24に撮像レンズ80の設計仕様を示す。図17には、撮像レンズ80の収差図を示す。
撮像レンズ80は、|L/f1|=1.30であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=4.72であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=4.29であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=7.76であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=4.72であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=4.29であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=7.76であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例9)
図18において、撮像レンズ90は、物体側から順に第1レンズ91と、第2レンズ92と、第3レンズ93とを備えている。第1レンズ91は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凹面、像側に凹面を向けており、像側の凹面の曲率半径の絶対値が物体側よりも小さい両凹形状である。第2レンズ92は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ92は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ93は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ92と第3レンズ93の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表25に撮像レンズ90のレンズデータ、表26に第2レンズ92と第3レンズ93の非球面係数、表27に撮像レンズ90の設計仕様を示す。図19には、撮像レンズ90の収差図を示す。
図18において、撮像レンズ90は、物体側から順に第1レンズ91と、第2レンズ92と、第3レンズ93とを備えている。第1レンズ91は、ガラス球面レンズからなり、物体側に凹面、像側に凹面を向けており、像側の凹面の曲率半径の絶対値が物体側よりも小さい両凹形状である。第2レンズ92は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ92は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ93は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ92と第3レンズ93の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表25に撮像レンズ90のレンズデータ、表26に第2レンズ92と第3レンズ93の非球面係数、表27に撮像レンズ90の設計仕様を示す。図19には、撮像レンズ90の収差図を示す。
撮像レンズ90は、|L/f1|=1.90であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=0.88であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.97であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.72であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=0.88であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.97であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.72であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
(実施例10)
図20において、撮像レンズ100は、物体側から順に第1レンズ101と、第2レンズ102と、第3レンズ103とを備えている。第1レンズ101は、ガラス球面レンズからなり、物体側に平面、像側に凹面を向けた平凹形状である。第2レンズ102は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ102は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ103は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ102と第3レンズ103の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表28に撮像レンズ100のレンズデータ、表29に第2レンズ102と第3レンズ103の非球面係数、表30に撮像レンズ100の設計仕様を示す。図21には、撮像レンズ100の収差図を示す。
図20において、撮像レンズ100は、物体側から順に第1レンズ101と、第2レンズ102と、第3レンズ103とを備えている。第1レンズ101は、ガラス球面レンズからなり、物体側に平面、像側に凹面を向けた平凹形状である。第2レンズ102は、物体側に凹面、像側に凸面を向けた正メニスカス形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ102は、物体側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置し、像側の面と光軸の交点が最外角光線の入射する有効径終端よりも像側に位置している。第3レンズ103は、物体側に凸面、像側に凸面を向けた両凸形状であり、両側非球面のプラスチックレンズである。第2レンズ102と第3レンズ103の間には開口絞りSTが設けられている。以下の表28に撮像レンズ100のレンズデータ、表29に第2レンズ102と第3レンズ103の非球面係数、表30に撮像レンズ100の設計仕様を示す。図21には、撮像レンズ100の収差図を示す。
撮像レンズ100は、|L/f1|=3.09であり、
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.06であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.21であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.07であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
0.5<|L/f1|<7 (1)
を満たす。また、|f2/f3|=1.06であり、
0.2<|f2/f3|<10 (2)
を満たす。また、|f1/f23|=1.21であり、
0.2<|f1/f23|<6 (3)
を満たす。L/f=4.07であり、
0<L/f<15 (4)
を満たす。
なお、上記実施例では、第1レンズはガラスからなる球面レンズであり、第2レンズ及び第3レンズがプラスチックからなる両面非球面レンズであるが、第1レンズを非球面レンズとしてもよい。第2レンズの像側の面は、中心曲率が凸であることが望ましいが、中心曲率が凹であり、周辺に行くにしたがって凹から凸へと変化するような形状でも良い。
車載カメラは、風雨や直射日光に晒される厳しい環境下で使用されるため、耐水性、耐酸性等の耐候性に優れ、さらには油脂、洗剤等の化学薬品に強いことが求められる。特に車載カメラでは、最も物体側の第1レンズに耐水性及び耐酸性に優れた材料を用いるとよい。具体的には、日本光学硝子工業会規格の粉末法耐水性が1級から3級、粉末法耐酸性が1級から4級であることが望ましい。さらには、粉末法耐水性、粉末法耐酸性がともに2級以上であることが望ましい。
10,20,30,40,50,60,70,80,90,100 撮像レンズ
11,21,31,41,51,61,71,81,91,101 第1レンズ
12,22,32,42,52,62,72,82,92,102 第2レンズ
13,23,33,43,53,63,73,83,93,103 第3レンズ
14,24,34,44,54,64,74,84,94,104 第4レンズ
15,25,35,45,55,65,75,85,95,105 第5レンズ
11,21,31,41,51,61,71,81,91,101 第1レンズ
12,22,32,42,52,62,72,82,92,102 第2レンズ
13,23,33,43,53,63,73,83,93,103 第3レンズ
14,24,34,44,54,64,74,84,94,104 第4レンズ
15,25,35,45,55,65,75,85,95,105 第5レンズ
Claims (8)
- 物体側から順に、像側に凹面を有する負の第1レンズ、少なくとも一方の面が非球面である第2レンズ、開口絞り、少なくとも一方の面が非球面である正の第3レンズからなり、
前記第1レンズがアッベ数40以上の光学ガラス、前記第2レンズがアッベ数40以下のプラスチック、第3レンズがアッベ数50以上のプラスチックにより構成されており、
前記第2レンズは、像面に入射する最も外側の光線がレンズ面と交わる点を有効径終端とするときに、物体側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にあることを特徴とする撮像レンズ。 - 前記第2レンズは、その像側の面と光軸との交点がその面の有効径終端よりも像側にあることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
- 前記第2レンズは、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズの物体側の面の頂点から像面までの距離をL、第1レンズの焦点距離をf1とした時に以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像レンズ。
0.5<|L/f1|<7 (1) - 前記第2レンズと前記第3レンズの焦点距離をそれぞれf2、f3とした時に以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像レンズ。
0.2<|f2/f3|<10 (2) - 前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第2レンズ及び前記第3レンズの合成焦点距離をf23とする時に以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の撮像レンズ。
0.2<|f1/f23|<6 (3) - 全系の焦点距離をfとした時に以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の撮像レンズ。
0<L/f<15 (4) - 請求項1ないし7のいずれかに記載の撮像レンズと、この撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する固体撮像素子とを備えたことを特徴とするカメラ装置。
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