JPWO2016110934A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置において、手摺装置(23)は、乗場からかご上面(1a)への乗り込みを阻止する乗り込み防止部材(9,10)と、かごの上方への移動を機械的に制限するストッパ(12,13)を有している。乗り込み防止部材(9,10)は、かご上面(1a)に対して傾斜しており乗場からかご上面(1a)への乗り込みを阻止する傾斜収納位置と、かご上面(1a)の縁部上に立てられており乗場からかご上面への乗り込みを許容する手摺位置との間で、乗場からの操作により変位可能である。ストッパ(12,13)は、手摺装置に設けられているかご側ストッパ(12)と、昇降路内に設けられている昇降路側ストッパ(13)を含む。乗り込み防止部材(9,10)を手摺位置に変位させたときに、かご側ストッパ(12)は、真上から見てかごの外側へ突出し、昇降路側ストッパ(13)に当たることによりかごの上方への移動を機械的に制限する。

Description

この発明は、かご上面に手摺装置が設けられているエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、一対の側面手摺と、背面手摺とがかご上面に設けられている。側面手摺及び背面手摺は、かご上に寝かされた状態と立てられた状態との間でそれぞれ変位可能になっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4220464号公報
上記のような従来のエレベータ装置では、作業者がかご上に乗り込んで側面手摺及び背面手摺を立てる作業を行うが、かごと昇降路壁との間の隙間が大きい(例えば、300mm以上)場合には、作業者が隙間から昇降路内に落下しないように手摺を常時立てておくことを要求されることがある。また、手摺から昇降路壁までの水平距離が大きい場合(例えば、500mm以上)には、作業者が誤って手摺を乗り越えないように手摺の高さを高く(例えば、1100mm以上)することが要求されることがある。
一方、昇降路の頂部には、万一かごが上方向へ暴走して釣合おもりが昇降路ピットの緩衝器に衝突した場合にも、手摺が昇降路の天井に衝突しないようにするための余裕寸法、即ちオーバーヘッド寸法が確保されている。これに対して、例えば1100mmの高さの手摺をかご上に常設した場合、例えば700mmの高さの手摺を常設する場合に比べて400mmもオーバーヘッド寸法を大きくする必要が生じ、好ましくない。
また、手摺から昇降路壁までの水平距離を小さくするように、昇降路壁に落下防止板を設置する方法もあるが、機材コスト及び据付コストが高くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、オーバーヘッド寸法の増大及びコストの増大を抑えつつ、手摺装置の必要な高さ寸法を確保することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、水平なかご上面を有しており、昇降路内を昇降するかご、及びかご上面に設けられている手摺装置を備え、手摺装置は、乗場からかご上面への乗り込みを阻止する乗り込み防止部材を有しており、乗り込み防止部材は、かご上面に対して傾斜しており乗場からかご上面への乗り込みを阻止する傾斜収納位置と、かご上面の縁部上に立てられており乗場からかご上面への乗り込みを許容する手摺位置との間で、乗場からの操作により変位可能であり、かご側及び昇降路側の少なくともいずれか一方には、乗り込み防止部材を手摺位置に変位させたときに、かごの上方への移動を機械的に制限するストッパが設けられている。
また、この発明に係るエレベータ装置は、水平なかご上面を有しており、昇降路内を昇降するかご、かご上面に固定された手摺基部と、かご上面での操作により、下部収納位置と上部突出位置との間で手摺基部に対して上下動可能な手摺可動部とを有している手摺装置、及び昇降路壁に設けられており、かご上面から昇降路内への作業者の落下を防止する落下防止板を備え、複数階の乗場のうちの一部の乗場のみがかご上面への乗り込みが許可された乗り込み許可乗場に指定されており、落下防止板は、乗り込み許可乗場からかご上面への乗り込みが可能な位置にかごを停止させたときにかご及び手摺装置の少なくともいずれか一方に対向するように昇降路内に部分的に設けられており、かご側及び昇降路側の少なくともいずれか一方には、手摺可動部を上部突出位置に変位させたときに、かごの上方への移動を機械的に制限するストッパが設けられている。
この発明のエレベータ装置は、オーバーヘッド寸法の増大及びコストの増大を抑えつつ、手摺装置の必要な高さ寸法を確保することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を一部ブロックで示す正面図である。 図1のエレベータ装置を示す平面図である。 図1の第1及び第2の乗り込み防止板を手摺位置に変位させた状態を示す正面図である。 図2の第1及び第2の乗り込み防止板を手摺位置に変位させた状態を示す平面図である。 図1の第1及び第2の乗り込み防止板を手摺位置に変位させる途中の状態を示す正面図である。 図5の第1及び第2の乗り込み防止板を手摺位置側へさらに変位させた状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を一部ブロックで示す正面図である。 図8のエレベータ装置のかご上での保守作業時の状態を示す正面図である。 図9のエレベータ装置を示す平面図である。 図9のXI部を拡大して示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を一部ブロックで示す正面図、図2は図1のエレベータ装置を示す平面図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、複数本の懸架体(図示せず)により昇降路3内に吊り下げられており、駆動装置4の駆動力により昇降路3内を昇降する。
駆動装置4は、懸架体が巻き掛けられた駆動シーブと、駆動シーブを回転させるモータと、駆動シーブの回転を制動するブレーキとを有している。ブレーキとしては、電磁ブレーキが用いられている。電磁ブレーキは、駆動シーブと一体に回転するブレーキ回転体と、ブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキ回転体に押し付けるブレーキばねと、ブレーキシューをブレーキ回転体から引き離す電磁マグネットとを有している。
駆動装置4は、エレベータ制御装置5により制御される。即ち、かご1の運転は、エレベータ制御装置5により制御される。エレベータ制御装置5は、マイクロコンピュータを有している。この例では、駆動装置4及びエレベータ制御装置5は、昇降路3内に設置されている。即ち、この例のエレベータ装置は、機械室レスエレベータである。
昇降路3内には、かご1の昇降を案内する一対のかごガイドレール6a,6bと、釣合おもり2の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール7a,7bとが設置されている。この例では、釣合おもり2は、かご1と同じ高さに位置するときにかご1の背面に対向するように、かご1の後方に配置されている。
図1は、かご1が最上階に停止している状態、即ちかご1の床面の高さが最上階乗場の床面8の高さと一致している状態を示している。かご1は、水平なかご上面1aを有している。
かご上面1aには、乗場からかご上面1aへの乗り込みを阻止する乗り込み防止部材としての第1及び第2の乗り込み防止板9,10が設けられている。第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、乗場からの操作により、図1及び図2に示す傾斜収納位置と、図3及び図4に示す手摺位置との間で変位可能となっている。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、傾斜収納位置に位置するときに、かご上面1aに対して傾斜しており、乗場からかご上面1aへの乗り込みを物理的に阻止する。また、第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、手摺位置に位置するときに、かご上面1aの左右の縁部上に立てられており、乗場からかご上面1aへの乗り込みを許容する。さらに、第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、手摺位置に位置するときに、手摺(安全柵)として機能する。
乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置するとき、かご上面1aに対する乗り込み防止板9,10の傾斜角度は45°以上である。このとき、乗場出入口付近でも第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾いた状態のままで収納されているので、作業者はかご上面1aに移動できない。
第1の乗り込み防止板9は、第1の枠体(手摺体)9aと、第1の枠体9aに固定された平板状の複数(この例では2枚)の第1の防止板本体9bとを有している。第2の乗り込み防止板10は、第2の枠体(手摺体)10aと、第2の枠体10aに固定された平板状の複数(この例では2枚)の第2の防止板本体10bとを有している。
防止板本体9b,10bは、枠体9a,10aの中桟下部、及び中桟と枠体9a,10a上部との間にそれぞれ貼り付けられている。また、傾斜収納位置に位置するとき、第1及び第2の乗り込み防止板9,10の上端部は、互いに交差している(入れ子構造のため互いに干渉しない)。このため、第1及び第2の乗り込み防止板9,10間に脚を入れることはできない。
かご上面1aには、第2の乗り込み防止板10が傾斜収納位置に位置することを、検出する収納検出スイッチ11が設けられている。収納検出スイッチ11としては、機械的に操作されるスイッチが用いられている。第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、互いに機械的に連動して変位する。このため、収納検出スイッチ11は、第1の乗り込み防止板9が傾斜収納位置に位置することも検出する。
エレベータ制御装置5は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置しないことが収納検出スイッチ11により検出されると、かご1の通常運転を禁止する。
また、エレベータ制御装置5は、手摺位置検出スイッチ(図示せず)等により第1及び第2の乗り込み防止板9,10が手摺位置に位置することが検出され、運転モードが保守運転モードに切り替えられ、全ての乗場ドアが閉じられると、手動でのかご1の保守運転を許可する。保守運転モードでのかご1の速度は、通常運転モードでのかご1の速度よりも低く制限されている。
第2の乗り込み防止板10には、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させたときに、真上から見てかご1の外側へ突出するかご側ストッパ12が固定されている。かご側ストッパ12は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を傾斜収納位置に変位させたときには、真上から見てかご1の内側に収容される。
昇降路3内の頂部には、昇降路側ストッパとしての頂部バッファ13が設けられている。頂部バッファ13は、かごガイドレール6bに固定されている。また、頂部バッファ13は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させたときに、かご側ストッパ12が当たることによりかご1の上方への移動を機械的に制限する。
乗場から見てかご上面1aの奥側の縁部上には、奥側手摺(後ろ手摺)15が立てられている。奥側手摺15は、かご上面1aに固定された手摺基部16と、下部収納位置(図1、図2)と上部突出位置(図3、図4)との間で手摺基部16に対して上下動可能な手摺可動部17とを有している。
乗り込み防止板9,10と奥側手摺15との間には、傾斜収納位置から手摺位置への乗り込み防止板9,10の変位に機械的に連動して手摺可動部17を下部収納位置から上部突出位置に変位させる奥側手摺連動機構14が設けられている。奥側手摺連動機構14は、手摺位置から傾斜収納位置への乗り込み防止板9,10の変位に機械的に連動して手摺可動部17を上部突出位置から下部収納位置に変位させる。
奥側手摺連動機構14は、手摺可動部17に設けられている水平なガイド溝17aと、第1の乗り込み防止板9に固定されている第1のガイドピン18と、第2の乗り込み防止板10に固定されている第2のガイドピン19とを有している。第1及び第2のガイドピン18,19は、ガイド溝17aに挿入されている。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10を変位させることにより、第1及び第2のガイドピン18,19がガイド溝17a内を移動する。これにより、手摺可動部17が上下動する。
図5は図1の第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させる途中の状態を示す正面図、図6は図5の第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置側へさらに変位させた状態を示す正面図である。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置まで変位させると、第1及び第2のガイドピン18,19間の距離が最大となり、手摺可動部17が上部突出位置に達する。また、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を傾斜収納位置まで変位させると、第1のガイドピン18が第2のガイドピン19に当たり、第1及び第2の乗り込み防止板9,10がそれ以上は倒れなくなり、手摺可動部17が下部収納位置に達する。
図2及び図4に示すように、第1の乗り込み防止板9と第2の乗り込み防止板10との間には、第1及び第2の乗り込み防止板9,10の変位を機械的に連動させる左右連動機構20が設けられている。左右連動機構20は、連動条体としての連動ワイヤ21と、滑車22とを有している。
連動ワイヤ21は、ガイド溝17a内に配置されており、かつ第1のガイドピン18と第2のガイドピン19との間に接続されている。滑車22は、ガイド溝17aの一端部に配置されており、連動ワイヤ21が巻き掛けられている。
例えば、第1の乗り込み防止板9を傾斜収納位置から手摺位置に変位させると、連動ワイヤ21を介して第2のガイドピン19が図2の左側へ引っ張られ、第2の乗り込み防止板10も手摺位置に変位する。また、第2の乗り込み防止板10を手摺位置から傾斜収納位置に変位させると、連動ワイヤ21を介して第1のガイドピン18が図4の左側へ引っ張られ、第1の乗り込み防止板9も傾斜収納位置に変位する。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10は、傾斜収納位置から手摺位置に変位させる途中で手を離すと、自重により傾斜収納位置に戻る。このとき、手摺可動部17も自重により下部収納位置に戻る。第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に完全に変位させると、第1及び第2の乗り込み防止板9,10は手摺位置に保持され、手摺可動部17も上部突出位置に保持される。
実施の形態1の手摺装置23は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10と奥側手摺15とを有している。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10が手摺位置に位置する状態で、かご側ストッパ12が頂部バッファ13に当たったときの手摺装置23の上端から昇降路3の天井までの距離B(図3)は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置する状態で、かご1が最上階に着床したときの手摺装置23の上端から昇降路3の天井までの距離A(図1)以上となっている。
このようなエレベータ装置では、通常運転時に第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置しており、奥側手摺15の手摺可動部17が下部収納位置に位置している。このため、手摺装置23の高さ寸法を例えば1100mmよりも低く(例えば700mm以下)抑えることができる。これにより、オーバーヘッド寸法の増大を抑えることができ、省スペース化を図ることができる。
また、乗場からの操作により、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させ、手摺可動部17を上部突出位置に変位させないと、作業者がかご上面1aに乗り込むことができない。さらに、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させ、手摺可動部17を上部突出位置に変位させた状態では、手摺装置23の高さ寸法は、作業者が誤って手摺装置23を乗り越えて手摺装置23の外側へ移動することのない大きさ(例えば、1100mm以上)とすることができる。
従って、手摺装置23から昇降路壁までの水平距離が大きい場合にも、昇降路壁に落下防止板を設置する必要がなく、コストの増大を抑えることができる。
また、第1及び第2の乗り込み防止板9,10が手摺位置に位置するときには、かご側ストッパ12及び頂部バッファ13によりかご1の上方向への移動が最上階着床位置よりも下方の位置に制限されているため、手摺装置23の高さが高い状態でも、手摺装置23の上端から昇降路3の天井までの距離を十分に確保することができる。
このように、実施の形態1のエレベータ装置によれば、オーバーヘッド寸法の増大及びコストの増大を抑えつつ、かご上面1aでの保守作業時に、手摺装置23の必要な高さ寸法を確保することができる。
また、第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置するとき、かご上面1aに対する第1及び第2の乗り込み防止板9,10の傾斜角度が45°以上であるため、この状態でのかご1上への乗り込みをより確実に防止することができる。
さらに、第1及び第2の乗り込み防止板9,10の変位に連動して手摺可動部17が上下動するので、作業者がかご上面1aに移動する前に奥側手摺15の高さ寸法を大きくすることができる。このため、奥側手摺15から昇降路壁まで水平距離が大きい場合にも、昇降路壁に落下防止板を設置する必要がなく、コストの増大を抑えることができる。
さらにまた、第1及び第2の乗り込み防止板9,10の変位が互いに連動しているので、どちらか一方だけを手摺位置に変位させた状態で作業者がかご上面1aに移動することがなく、しかも収納検出スイッチ11が1つで済む。
また、かご側ストッパ12が第2の乗り込み防止板10に設けられているため、かご側ストッパ12の位置を検出するスイッチが不要である。さらにまた、保守復帰後に第1及び第2の乗り込み防止板9,10を傾斜収納位置に変位させると、かご側ストッパ12も収納されるため、作業漏れによるかご側ストッパ12又は頂部バッファ13の破損を防止することができる。
なお、上記の例では奥側手摺15を用いたが、かご1の背面と昇降路壁との間の隙間が十分に小さい場合には、奥側手摺15は省略することができる。また、奥側手摺15から昇降路壁までの水平距離が小さい場合には、奥側手摺15の高さ寸法を可変としなくてもよい。
また、上記の例では、手摺可動部17が上下方向にスライドする構成を示したが、手摺可動部が手摺基部に対して回転(屈曲及び伸展)して上下動する構成であってもよい。
さらに、上記の例では、上下方向へ伸縮する奥側手摺15を示したが、奥側手摺は、第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置するときにはかご上面1aに倒れており、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させると、連動して立てられるようにしてもよい。
実施の形態2.
次に、図7はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す正面図である。実施の形態2の第1の乗り込み防止板9は、第1の枠体9aの上端部に連結された第1の補助板9dをさらに有している。また、第2の乗り込み防止板10は、第2の枠体10aの上端部に連結された第2の補助板10dをさらに有している。
第1の補助板9dは、第1のヒンジ9eを介して回転自在に第1の枠体9aに連結されている。第1の補助板9dの第1のヒンジ9eとは反対側の端部には、第1の補助ピン24が設けられている。第1の補助ピン24は、ガイド溝17aに挿入されている。
第2の補助板10dは、第2のヒンジ10eを介して回転自在に第2の枠体10aに連結されている。第2の補助板10dの第2のヒンジ10eとは反対側の端部には、第2の補助ピン25が設けられている。第2の補助ピン25は、ガイド溝17aに挿入されている。
第1及び第2の乗り込み防止板9,10が傾斜収納位置に位置するとき、第1及び第2の補助板9d,10dは、第1の補助ピン24と第2の補助ピン25との間隔が小さくなる方向へ傾斜している。第1及び第2の乗り込み防止板9,10を手摺位置に変位させると、第1の補助板9dは第1の乗り込み防止板9側へ折り畳まれ、第2の補助板10dは第2の乗り込み防止板10側へ折り畳まれる。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、第1の乗り込み防止板9に第1の補助板9dが設けられており、第2の乗り込み防止板10に第2の補助板10dが設けられているので、かご1の幅方向(図7の左右方向)の寸法が大きく、第1及び第2の乗り込み防止板9,10を傾斜収納位置に変位させたときの第1の枠体9aと第2の枠体10aとの間の距離W1が大きい場合にも、第1の乗り込み防止板9と第2の乗り込み防止板10との間の距離W2を小さく(例えば300mm以下)することができる。これにより、乗場からかご上面1aへの作業者の移動をより確実に防止することができる。
なお、実施の形態1、2では、かご側ストッパ12及び頂部バッファ13の両方を用いたが、かご1の上方への移動を規制するストッパは、かご1側又は昇降路3側のいずれか一方のみに設けてもよい。
かご側ストッパのみを用いる場合、かご側ストッパは、乗り込み防止部材を手摺位置に変位させたときに、昇降路3内の既設の部材に当たることにより、かご1の上方への移動を規制する。
昇降路側ストッパのみを用いる場合、昇降路側ストッパは、乗り込み防止部材を手摺位置に変位させたときに、かご1側の部材に当たることにより、かご1の上方への移動を規制する。又は、昇降路1のピットに設置された釣合おもり緩衝器(又は釣合おもり)に昇降路側ストッパを設置して、かご1の上方への移動を規制してもよい。
実施の形態3.
次に、図8はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を一部ブロックで示す正面図、図9は図8のエレベータ装置のかご1上での保守作業時の状態を示す正面図、図10は図9のエレベータ装置を示す平面図、図11は図9のXI部を拡大して示す正面図である。
かご上面1aには、手摺装置31が立てられている。手摺装置31は、図10に示すように、乗場から見てかご上面1aの奥側の縁部上と右側の縁部上とに配置されている。乗場から見てかご1の左側面と昇降路壁との間の隙間は小さく、作業者が落下する恐れがないため、かご上面1aの左側には、手摺装置31が配置されていない。
手摺装置31は、かご上面1aに固定された手摺基部32と、かご上面1aでの操作により、図8に示す下部収納位置と図9に示す上部突出位置との間で手摺基部32に対して上下動可能な手摺可動部33とを有している。
手摺装置31には、かご側ストッパ34が設けられている。かご側ストッパ34は、手摺可動部33を上部突出位置に変位させたときに、外側へ倒れ、真上から見てかご1の外側へ突出する。また、かご側ストッパ34は、手摺可動部33を下部収納位置に変位させることにより、真上から見てかご1の内側に収容される。
図11に示すように、かご側ストッパ34は、下端部に設けられた回転軸34aを中心として回転可能になっている。また、かご側ストッパ34の下端部には、手摺可動部33の下端部が当たる突出部34bが設けられている。手摺可動部33を下部収納位置に変位させると、手摺可動部33の下端部により突出部34bが押し下げられ、かご側ストッパ34が手摺基部32側へ回転する。
かご側ストッパ34は、手摺基部32から離れる方向へばね(図示せず)等により力を加えられている。このため、かご側ストッパ34は、手摺可動部33が突出部34bから離れると、自動的に外側へ倒れる。
昇降路3内の頂部には、昇降路側ストッパとしての頂部バッファ35が設けられている。頂部バッファ35は、昇降路壁に固定されている。また、頂部バッファ35は、手摺可動部33を上部突出位置に変位させたときに、かご側ストッパ34が当たることによりかご1の上方への移動を機械的に制限する。
手摺可動部33が上部突出位置に位置する状態で、かご側ストッパ34が頂部バッファ35に当たったときの手摺装置31の上端から昇降路3の天井までの距離は、手摺可動部33が下部収納位置に位置する状態で、かご1が最上階に着床したときの手摺装置31の上端から昇降路3の天井までの距離以上となっている。
手摺装置31には、手摺可動部33が下部収納位置に位置することを検出する収納検出スイッチ36と、手摺可動部33が上部突出位置に位置することを検出する突出検出スイッチ37とが設けられている。収納検出スイッチ36及び突出検出スイッチ37としては、それぞれ機械的に操作されるスイッチが用いられている。手摺可動部33には、収納検出スイッチ36及び突出検出スイッチ37を操作する手摺位置検出スイッチ操作部材38が設けられている。
エレベータ制御装置5には、収納検出スイッチ36及び突出検出スイッチ37からの信号が入力されている。エレベータ制御装置5は、手摺可動部33が下部収納位置に位置するときに、かご1の通常運転モードでの運転を許可する。
また、エレベータ制御装置5は、手摺可動部33が上部突出位置に位置し、運転モードが保守運転モードに切り替えられ、全ての乗場ドアが閉じられると、かご1の保守運転モードでの運転を許可する。
手摺基部32には、頂部検出スイッチ39(図10では省略)が設けられている。頂部検出スイッチ39は、手摺可動部33を上部突出位置に変位させたときに、かご側ストッパ34が頂部バッファ35に当たる前に、かご1が昇降路3内の頂部に達したことを検出する。
昇降路3内の頂部には、頂部検出スイッチ39を操作する頂部検出スイッチ操作部材40(図9)が設置されている。エレベータ制御装置5は、かご1が昇降路3内の頂部に達したことが頂部検出スイッチ39により検出されると、駆動装置4への電力供給を遮断する。駆動装置4への電力供給が遮断されると、かご1を昇降させるモータへの電力供給が遮断されるとともに、駆動装置4内のブレーキが作動する。
複数階の乗場のうちの一部の乗場のみが、乗場からかご上面1aへの乗り込みが許可された乗り込み許可乗場に指定されている。この例では、乗り込み許可乗場は、最下階を除くいずれか1つの階の乗場である。
昇降路壁の乗り込み許可乗場に対応する位置には、かご上面1aから昇降路3内への作業者の落下を防止する落下防止板41が設けられている。落下防止板41は、乗り込み許可乗場からかご上面1aへの乗り込みが可能な位置にかご1を停止させたときにかご1及び手摺装置31の少なくともいずれか一方に対向するように、昇降路3内に部分的に設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、通常運転時に手摺可動部33が下部収納位置に位置している。このため、手摺装置31の高さ寸法を例えば1100mmよりも低く抑える(例えば700mm以下)ことができる。これにより、オーバーヘッド寸法の増大を抑えることができ、省スペース化を図ることができる。
また、作業者は乗り込み許可乗場からかご上面1aに乗り込むが、乗り込み許可乗場からかご上面1aへの乗り込みが可能な位置にかご1を停止させた状態では、かご1と昇降路壁との間に落下防止板41が配置されているので、手摺装置31と昇降路壁との間の水平距離が大きい(例えば、500mm以上)場合でも、作業者が昇降路3内に落下するのが防止される。
さらに、落下防止板41の設置範囲を、乗り込み許可乗場に対応する部分のみに限定することにより、コストの増大を抑えることができる。
さらにまた、作業者がかご上面1aに移動して保守運転を行う際には、手摺可動部33が上部突出位置に変位した状態であるため、落下防止板41のない位置にかご1を移動させた場合には、手摺装置31の高さ寸法を、作業者が誤って手摺装置23を乗り越えて手摺装置31の外側へ移動することのない大きさ(例えば、1100mm以上)とすることができる。
また、手摺可動部33が下部収納位置に位置するときには、かご側ストッパ34及び頂部バッファ35によりかご1の上方向への移動が最上階着床位置よりも下方の位置に制限されているため、手摺装置31の高さが高い状態でも、手摺装置31の上端から昇降路3の天井までの距離を十分に確保することができる。
このように、実施の形態1のエレベータ装置によれば、オーバーヘッド寸法の増大及びコストの増大を抑えつつ、かご上面1aでの保守作業時に、手摺装置31の必要な高さ寸法を確保することができる。
また、手摺可動部33を上部突出位置に変位させたときに、かご側ストッパ34が頂部バッファ35に当たる前に、かご1が昇降路3内の頂部に達したことが頂部検出スイッチ39により検出され、かご1が昇降路3内の頂部に達したことが頂部検出スイッチ39により検出されると、駆動装置4への電力供給が遮断されるので、かご側ストッパ34の頂部バッファ35への衝突をできるだけ避けることができ、かご側ストッパ34、頂部バッファ35、及び昇降路3内のその他の機器の破損を防止することができる。
さらに、かご側ストッパ34が手摺可動部33の変位に連動して変位するため、かご側ストッパ34の位置を検出するスイッチが不要である。また、保守復帰後に手摺可動部33を下部収納位置に変位させると、かご側ストッパ34も収納されるため、作業漏れによるかご側ストッパ34又は頂部バッファ35の破損を防止することができる。
なお、実施の形態3では、かご側ストッパ34及び頂部バッファ35の両方を用いたが、かご1の上方への移動を規制するストッパは、かご1側又は昇降路3側のいずれか一方のみに設けてもよい。
かご側ストッパのみを用いる場合、かご側ストッパは、手摺可動部33を上部突出位置に変位させたときに、昇降路3内の既設の部材に当たることにより、かご1の上方への移動を規制する。
昇降路側ストッパのみを用いる場合、昇降路側ストッパは、手摺可動部33を前記上部突出位置に変位させたときに、かご1側の部材に当たることにより、かご1の上方への移動を規制する。又は、昇降路1のピットに設置された釣合おもり緩衝器(又は釣合おもり)に昇降路側ストッパを設置して、かご1の上方への移動を規制してもよい。
また、頂部検出スイッチ39及び頂部検出スイッチ操作部材40は、実施の形態1、2のエレベータ装置に設けてもよい。
さらに、頂部検出スイッチ39を昇降路壁側に設け、頂部検出スイッチ操作部材40をかご1側に設けてもよい。
さらにまた、かご上面1aのどの縁部上に手摺装置を設けるかは、昇降路壁までの水平距離に応じて適宜変更できる。
また、上記の例では、各種スイッチとして機械的に操作されるスイッチを用いたが、例えば電磁的又は光学的スイッチなど、非接触で操作されるスイッチを用いることも可能である。
さらに、実施の形態1〜3では、手摺可動部33が上下方向にスライドする構成を示したが、手摺可動部が手摺基部に対して回転(屈曲及び伸展)して上下動する構成であってもよい。
さらにまた、かご側ストッパ及び昇降路側ストッパは、2組以上設けてもよい。
また、この発明は、種々のタイプのエレベータ装置に適用できる。例えば、この発明は、1:1ローピング方式のエレベータ装置、2:1ローピング方式のエレベータ装置、昇降路の上部に機械室を持つタイプのエレベータ装置、マルチカー方式のエレベータ装置、又はダブルデッキエレベータ装置等にも適用できる。

Claims (12)

  1. 水平なかご上面を有しており、昇降路内を昇降するかご、及び
    前記かご上面に設けられている手摺装置
    を備え、
    前記手摺装置は、乗場から前記かご上面への乗り込みを阻止する乗り込み防止部材を有しており、
    前記乗り込み防止部材は、前記かご上面に対して傾斜しており乗場から前記かご上面への乗り込みを阻止する傾斜収納位置と、前記かご上面の縁部上に立てられており乗場から前記かご上面への乗り込みを許容する手摺位置との間で、乗場からの操作により変位可能であり、
    前記かご側及び前記昇降路側の少なくともいずれか一方には、前記乗り込み防止部材を前記手摺位置に変位させたときに、前記かごの上方への移動を機械的に制限するストッパが設けられているエレベータ装置。
  2. 前記ストッパは、前記手摺装置に設けられているかご側ストッパを含み、
    前記かご側ストッパは、前記乗り込み防止部材を前記手摺位置に変位させたときに、真上から見て前記かごの外側へ突出する請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 前記ストッパは、前記昇降路内に設けられている昇降路側ストッパを含み、
    前記昇降路側ストッパは、前記乗り込み防止部材を前記手摺位置に変位させたときに、前記かご側ストッパが当たることにより前記かごの上方への移動を機械的に制限する請求項2記載のエレベータ装置。
  4. 前記乗り込み防止部材が前記傾斜収納位置に位置するとき、前記かご上面に対する前記乗り込み防止部材の傾斜角度は45°以上である請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記乗り込み防止部材は、第1及び第2の乗り込み防止板を有しており、
    前記第1及び第2の乗り込み防止板が前記傾斜収納位置に位置するとき、前記第1及び第2の乗り込み防止板の上端部は互いに交差している請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  6. 前記第1及び第2の乗り込み防止板の変位を機械的に連動させる左右連動機構をさらに備えている請求項5記載のエレベータ装置。
  7. 前記手摺装置は、乗場から見て前記かご上面の奥側の縁部上に立てられた奥側手摺をさらに有しており、
    前記奥側手摺は、前記かご上面に固定された手摺基部と、下部収納位置と上部突出位置との間で前記手摺基部に対して上下動可能な手摺可動部とを有しており、
    前記乗り込み防止部材と前記奥側手摺との間には、前記傾斜収納位置から前記手摺位置への前記乗り込み防止部材の変位に連動して前記手摺可動部を前記下部収納位置から前記上部突出位置に変位させる奥側手摺連動機構が設けられている請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  8. 水平なかご上面を有しており、昇降路内を昇降するかご、
    前記かご上面に固定された手摺基部と、前記かご上面での操作により、下部収納位置と上部突出位置との間で前記手摺基部に対して上下動可能な手摺可動部とを有している手摺装置、及び
    昇降路壁に設けられており、前記かご上面から前記昇降路内への作業者の落下を防止する落下防止板
    を備え、
    複数階の乗場のうちの一部の乗場のみが前記かご上面への乗り込みが許可された乗り込み許可乗場に指定されており、
    前記落下防止板は、前記乗り込み許可乗場から前記かご上面への乗り込みが可能な位置に前記かごを停止させたときに前記かご及び前記手摺装置の少なくともいずれか一方に対向するように前記昇降路内に部分的に設けられており、
    前記かご側及び前記昇降路側の少なくともいずれか一方には、前記手摺可動部を前記上部突出位置に変位させたときに、前記かごの上方への移動を機械的に制限するストッパが設けられているエレベータ装置。
  9. 前記ストッパは、前記手摺装置に設けられているかご側ストッパを含み、
    前記かご側ストッパは、前記手摺可動部を前記上部突出位置に変位させたときに、真上から見て前記かごの外側へ突出する請求項8記載のエレベータ装置。
  10. 前記ストッパは、前記昇降路内に設けられている昇降路側ストッパを含み、
    前記昇降路側ストッパは、前記手摺可動部を前記上部突出位置に変位させたときに、前記かご側ストッパが当たることにより前記かごの上方への移動を機械的に制限する請求項9記載のエレベータ装置。
  11. 前記かごを昇降させる駆動装置、及び
    前記手摺可動部を前記上部突出位置に変位させたときに、前記ストッパにより前記かごの上方への移動が規制される前に前記かごが前記昇降路内の頂部に達したことを検出する頂部検出スイッチ
    をさらに備え、
    前記かごが前記昇降路内の頂部に達したことが前記頂部検出スイッチにより検出されると、前記駆動装置への電力供給が遮断される請求項8から請求項10までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  12. 前記かごの運転を制御するエレベータ制御装置、
    前記手摺可動部が前記下部収納位置に位置することを検出する収納検出スイッチ、及び
    前記手摺可動部が前記上部突出位置に位置することを検出する突出検出スイッチ
    をさらに備え、
    前記エレベータ制御装置は、前記手摺可動部が前記下部収納位置に位置するときに、前記かごの通常運転モードでの運転を許可し、前記手摺可動部が前記上部突出位置に位置するときに、前記かごの保守運転モードでの運転を許可する請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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