JPWO2016047059A1 - 反射防止部材 - Google Patents

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Abstract

反射防止部材は、反射光の正反射成分が0.15%以下であり、反射光の拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下である反射特性を有する。

Description

本発明は、反射防止部材に関する。
近年、ディスプレイの多用途化が進んでおり、例えば外光または照明が当たる状況など、視認性が低下しやすい状況でディスプレイが使用されることがある。このため、ディスプレイの表示パネルの反射処理性能の向上が求められている。
反射処理の技術には、多層膜により反射光を打ち消し合わせて反射光を少なくさせるAR(Anti−Reflection)技術と、微細凹凸構造を有する防眩層により反射光を拡散させて目立たなくするAG(Anti−Glare)技術とがある。しかし、照明などが反射する場合、AR技術では、照明の輪郭が視認できてしまい、この点、表示の視認性が低下する。また、AG技術では、拡散した反射光により、反射部分が白く光って、表示の視認性が低下する。
従来の技術として、特許文献1には、基材に塗布された透明樹脂に微細凹凸模様が設けられた防眩プラスチックフィルムが開示されている。特許文献2には、微細凹凸構造を有する防眩層の上に低屈折率層が形成された反射防止フィルムが開示されている。低屈折率層は、樹脂を塗布および硬化して形成される。
特開平6−234175号公報 国際公開第2008/084604号
本発明は、反射処理性能の高い反射防止部材を提供する。
本発明の一態様に係る反射防止部材は、反射光の正反射成分が0.15%以下であり、反射光の拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下である反射特性を有する。
本発明によれば、反射処理性能の高い反射防止部材を提供できる。
実施の形態の反射防止部材を示す図 反射防止部材の評価結果を示す特性図 図2の特性図における反射光の各成分を説明する図 実施の形態1の反射防止部材を示す模式図 実施の形態1の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図 実施の形態2の反射防止部材を示す模式図 実施の形態2の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図 反射防止層を示す図 反射防止層の膜厚比と反射率との関係を示すグラフ 比較例の微細凹凸構造の一例の傾斜角を示す模式図 比較例の微細凹凸構造の一例の上面図 反射防止部材の形状の第1の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第2の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第3の変形例を説明する図 反射防止部材の形状の第4の変形例を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例の第2工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第1例における最終的な型の形状を示す模式図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例の第2工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第2例における最終的な型の形状を示す模式図 図13Cに示す型を用いて作成した微細凹凸構造を示す模式図 防眩層を形成する型の製造方法の第3例の第1工程を説明する図 防眩層を形成する型の製造方法の第3例における最終的な型の形状を示す模式図 図15Bに示す型を用いて作成した微細凹凸構造を示す模式図
本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来の技術における問題点を簡単に説明する。AG技術の防眩層上にAR技術の反射防止層を設けることで、各々の欠点を補って反射処理性能を向上することができる。しかしながら、防眩層の反射特性と反射防止層の反射特性とは、それぞれ独立したものでないと考えられる。本発明者らは、防眩層の反射特性と反射防止層の反射特性との両方が互いに作用し合って全体的な反射処理能力が決定される点に着目した。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
図1は、本発明の実施の形態の反射防止部材を示す図である。
本発明の実施の形態の反射防止部材10は、透明な基材12の一面に防眩層13と反射防止層14とを有している。反射防止層14は、防眩層13より上層に形成されている。
実施の形態の反射防止部材10は、拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下であり、正反射成分が0.15%以下の反射特性値を有する。この反射特性値により、反射光の良好な視覚評価が得られる。
続いて、視覚評価試験と反射防止部材10の評価結果について説明する。
図2は、実施の形態の反射防止部材の反射特性を示す特性図である。図3は、図2の特性図における各反射成分を説明する図である。
視覚評価試験は、複数の反射防止部材のサンプルについて、所定条件で光を写し込み、5名の評価人により反射の有無を評価することで行った。
サンプルは、90mm×90mmのフィルム状の反射防止部材を、黒PMMA(Poly Methyl Methacrylate)板に、OCA(Optically Clear Adhesive)で貼り合わせたものを使用した。
光の写し込み条件は、環境輝度を1000lux(晴天時の自動車の車室内の光の輝度の約2倍)とした実験室で、三波長発色型蛍光灯(F10蛍光灯と呼ばれる)の光をサンプルに入射させる条件とした。
評価方法は、5人の評価者が、写り込んだ蛍光灯の像が見えるか、並びに、シート全体の黒さレベル(或いは光の反射による白浮きのレベル)を感じるかを評価する方法とした。
各サンプルの拡散反射成分と正反射成分とは、分光測色計(CM−700d、コニカミノルタ製)を用いて計測した。ここで、拡散反射成分とは、入射光に対する拡散光(SCE:Specular Component Exclude)の割合であり、拡散光とは、全反射光から正反射光を除外した反射光である(図3を参照)。正反射成分とは、入射光に対する正反射光の割合であり、正反射光は、全反射光(SCI:Specular Component Include)から拡散光(SCE:Specular Component Exclude)を除外した反射光である(図3を参照)。
上記のような視覚評価試験の結果、図2の丸プロットに示すように、本実施の形態の反射特性値(拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下、正反射成分が0.15%以下)を有するサンプルでは、無反射の評価が得られた。
一方、正反射成分が0.15%を超えたサンプルでは、蛍光灯の写りこみの輪郭が視認できるという評価が得られ、拡散反射成分が0.65%を超えたサンプルでは、シート全体の黒さレベルが徐々に低下するという評価が得られた。
さらに、正反射成分が0.15%以下であっても、拡散反射成分が0.25%以下のサンプルでは、蛍光灯の写りこみの輪郭が僅かに感じられるという評価が得られた。
以上の視覚評価試験から、本実施の形態の反射特性値(拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下、正反射成分が0.15%以下)を採用することで、正反射による光源の輪郭の視認度を顕著に低減でき、且つ、拡散光による白浮きを顕著に低減できることが分かった。本実施の形態の反射防止部材によれば、上記の反射特性値により、顕著に高い反射処理性能が得られる。
<反射防止部材の具体例>
上記の反射特性値を得るための一つの方法として、例えば微細凹凸構造を有する防眩層と、防眩層の上層に反射防止層となる多層膜を形成する方法がある。しかしながら、この構成では、微細凹凸構造の凹凸の傾斜によって反射防止層の膜厚がばらつき、正反射成分が0.15%以下の良好な特性が得られ難い。
以下、上記の反射特性値を実現する反射防止部材の具体的な構成例およびその製造方法について幾つか説明する。なお、以下で説明する構成例および製造方法は一例であり、本発明がこれに制限されるものではない。
(実施の形態1、2)
図4は、実施の形態1の反射防止部材を示す模式図である。図5は、実施の形態1の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図である。
実施の形態1の反射防止部材10は、シート状の基材12と、基材12の一方の面に形成された微細凹凸構造20と、微細凹凸構造20の上に成膜された反射防止層14とを有している。
微細凹凸構造20は、光を拡散させる防眩層として機能する。微細凹凸構造20は、表面に多数の凹凸(例えば多数の球面状の凸部21)を有する構造である。凹凸の横方向のピッチは、0.5〜10[μm]の範囲で、例えば具体的には2[μm]程度である。本実施の形態の防眩層は、層内部に光拡散する微粒子(フィラーに相当)の充填のない構成が採用される。
微細凹凸構造20は、図5に示すように、凹凸表面の傾斜角θが管理されて形成されている。実施の形態1では、傾斜角が、特定角度θ1=36.8°以下となる面が、微細凹凸構造20の形成面中、平面視したときの面積で60%以上の範囲を占めるように形成されている。傾斜角は、基材12の上面からの傾斜角を示している。図5中、太線により特定角度θ1を超える範囲を示している。図5中、V0は基材12の上面の垂線を示し、h0は凹凸表面の法線を示している。
傾斜角が特定角度θ1以下となる部分は、反射防止層14の特性を良好にできる部分である。したがって、この範囲が増えると、反射防止部材10の反射防止の特性を向上できる。よって、傾斜角が特定角度θ1以下となる部分が占める範囲は、微細凹凸構造20の形成面中、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上にしてもよい。
実施の形態1において、傾斜角が特定角度θ1以下となる面の割合を60%以上としている理由については後述する。
反射防止層14の詳細は、後述する。
図6は、実施の形態2の反射防止部材を示す模式図である。図7は、実施の形態2の微細凹凸構造の傾斜角を説明する図である。
実施の形態2の反射防止部材10Aは、シート状の基材12と、基材12の一方の面に形成された微細凹凸構造20と、微細凹凸構造20の上に成膜された反射防止層14Aとを有している。
微細凹凸構造20は、図7に示すように、凹凸表面の傾斜角θが管理されて形成されている。実施の形態2では、傾斜角が、特定角度θ2=48.1°以下となる範囲が、微細凹凸構造20の形成面中、平面視したときの面積で70%以上の範囲を占めるように形成されている。図7中、太線により特定角度θ2を超える範囲を示している。
傾斜角が特定角度θ2以下の部分は、反射防止層14Aの特性を良好にできる部分である。したがって、この範囲が増えると、反射防止部材10Aの反射防止の特性を向上できる。よって、傾斜角が特定角度θ2以下となる部分が占める範囲は、微細凹凸構造20の形成面中、より好ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上にしてもよい。
実施の形態2において、傾斜角が特定角度θ2以下となる面の割合を70%以上としている理由については後述する。
図8は、反射防止層の一例を示す図である。図9は、一例の反射防止層の膜厚比と反射率との関係を示すグラフである。
反射防止層14、14Aは、4層以上の複数種類の酸化膜を積層して構成される。反射防止層14、14Aは、例えば、SiO、TiO、Alなどの透明な金属酸化物で構成される。反射防止層14、14Aの各膜の材料は、金属、フッ化物、硫化物など、酸化物以外でもよい。反射防止層14、14Aは、各層の屈折率と膜厚とがコントロールされて形成され、各界面を反射した光が異なる位相で重なることで、互いの光をキャンセルさせて反射光を低減させる。反射防止層14、14Aの全体の厚みは、膜の種類および数によって変わるが、300〜500nmなどであり、微細凹凸構造20の凹凸量に比べて非常に薄い。
反射防止層14、14Aの各膜は、蒸着法、スパッタ法などのドライプロセスを用いて形成されてもよい。蒸着法、スパッタ法は、真空中で蒸発させた材料物質を面上に凝縮させる方法に含まれる。また、上記各膜は、化学液相成長などのウエットプロセスを用いて形成されてもよい。また、反射防止層14、14Aは、ドライプロセスの薄膜とウエットプロセスの薄膜とが積層されていてもよい。
図9に示すように、反射防止層14、14Aは、膜厚が変わることで、可視光の反射率が変化する。膜厚と反射率との関係グラフにおいて、各界面の反射した光が効率的にキャンセルされることにより反射率が1パーセント以下となる範囲など、他の領域より反射率が低くなる膜厚領域がある。この膜厚領域より膜厚が大きくなるか、或いは、小さくなると反射率が急激に増加する。
反射防止層14、14Aにおいて、反射率が低くなる膜厚領域の中央の膜厚を、膜厚比1とすると、図9に示すように、反射率が低くなる領域は、膜厚比0.8〜1.2となる。
実施の形態1の反射防止層14は、基板の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1の膜厚が得られるように形成される。このとき、傾斜角θを有する部分には、例えば蒸着により飛散してくる一定量の薄膜粒子に対して、傾斜角θだけ薄膜粒子が付着する面積が大きくなる。このため、傾斜角θを有する部分の膜厚は、傾斜角ゼロの部分と比べて薄くなる。傾斜角ゼロの部分を膜厚Xとすれば、傾斜角θを有する部分の膜厚X1は、次式(1)のように表わされる。
Figure 2016047059
よって、実施の形態1の反射防止層14では、傾斜角が0°〜特定角度θ1(=36.8°)の面に形成される薄膜の膜厚は、図9の範囲W1に示すように、膜厚比1〜0.8の膜厚となる。この膜厚領域では、反射率が1%以下となり、反射防止の特性が良好となる。傾斜角が特定角度θ1を超える面では、傾斜角が大きくなるに従って反射防止層14の反射率が急激に上昇する。
前述したが、実施の形態1では、傾斜角が0°〜特定角度θ1(=36.8°)となる範囲が60%以上を占めることで、反射防止層14の良好な性能が得られる。
実施の形態2の反射防止層14Aは、基板の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1.2の膜厚が得られるように形成されている。
上述のように、傾斜角ゼロの部分を膜厚Xとすれば、傾斜角θを有する部分の膜厚X1は、式(1)のように表わされる。よって、傾斜角が0°〜特定角度θ2(=48.1°)の面に形成される反射防止層14Aの膜厚は、図9の範囲W2に示すように、膜厚比1.2〜0.8の膜厚となる。この膜厚範囲の反射防止層14Aは、反射率が1%以下となり、反射防止の特性が良好となる。傾斜角が特定角度θ2を超える面では、傾斜角が大きくなるに従って反射防止層14Aの反射率が急激に上昇する。
前述したが、実施の形態2においても、傾斜角が0°〜特定角度θ2(=48.1°)となる範囲が70%以上を占めることで、反射防止層14の良好な特性が得られる。
<比較例>
ここでは、実施の形態1において、傾斜角が特定角度θ1以下となる面積を60%以上とした理由、および、実施の形態2において、傾斜角が特定角度θ2以下となる面積を70%以上とした理由を、図10A、図10Bを参照して述べる。
図10Aは比較例の微細凹凸構造の傾斜角を示す模式図を示し、図10Bは比較例の微細凹凸構造の上面図を示す。
図10A、図10Bに示される比較例の微細凹凸構造は、基材50の一つの面に同一径の半球を密に整列させたモデルである。図10Aの太線部分、および、図10Bの斜線部分は、反射防止層の膜厚比が0.8〜1.2を外れる傾斜角の部位を、模式的に示している。
ここで、反射防止層を、平面に膜厚比1.0で作成するのであれば、前述の通り、図10Aの傾斜角θは36.8°となる。また、反射防止層を、平面に膜厚比1.2で作成するのであれば、図10Aの傾斜角θは48.1°となる。
平面視で、微細凹凸構造の加工面に対する、図10Aの太線部分の割合は、図10Bの正三角形Tにおける斜線部分の割合と相似の関係にある。r2は、平面視したときに、太線部分の内周側の円の半径であり、r1は、平面視したときに、太線部分の外周側の円の半径である。これらの条件から、平面視したときの太線部分以外の面積の割合は、次のように求めることができる。
まず、正三角形Tの一辺の長さは2×r1なので、その面積S0は、次式(2)となる。
Figure 2016047059
次に、正三角形Tに含まれる斜線部の面積S1は、次式(3)となる。
Figure 2016047059
平面視で太線部分以外の面積の割合R1と、半径r1、r2の関係とは、次式(4)、(5)となる。
Figure 2016047059
これらの結果から、上記比較例のモデルにおいて、平面視で膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合R1は、膜厚比1.0の成膜をする場合(θ=36.8°)に42%となり、膜厚比1.2の成膜をする場合(θ=48.1°)に60%となる。
実施の形態1では、平面視において、膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合が60%以上であり、半球を密に整列させただけの特別な工夫を施していないモデルの割合42%と比較して十分に大きい。よって、実施の形態1の特有な構成により、反射防止層の作用を十分に得ることができる。
実施の形態2では、平面視において、膜厚比が0.8〜1.2となる面積の割合が70%以上であり、半球を密に整列させただけの特別な工夫を施していないモデルの割合60%と比較して十分に大きい。よって、実施の形態2の特有な構成により、反射防止層の作用を十分に得ることができる。
以上のように、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aによれば、防眩層の微細凹凸構造20により、AG技術の特性が得られ、反射防止層14,14Aにより、良好な反射防止特性が得られる。よって、高い反射処理性能を有する反射防止部材10、10Aを実現できる。
また、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aによれば、微細凹凸構造20の傾斜角の管理によって、急勾配な傾斜面で囲まれた溝部または凹部が少なくなるので、溝部または凹部への汚れの付着による視認性の低下も少なくできる。
なお、上記実施の形態1、2では、微細凹凸構造20として、複数の球面状の凸部21が形成された例を示したが、凹凸の形状は、これらに限られることはない。
また、上記実施の形態1、2では、微細凹凸構造20の傾斜角の管理と、傾斜角ゼロの面に膜厚比1または膜厚比1.2の反射防止層14,14Aを形成することで、反射防止層14,14Aの良好な膜厚を実現している。しかしながら、傾斜角ゼロの面に形成される膜厚は、膜厚比0.8〜1.2の何れかにする必要はない。傾斜角ゼロの面に形成される膜厚が、膜厚比1.2以上であっても、微細凹凸構造20の傾斜角の設け方によって、反射防止層14,14Aの膜厚バラツキを、反射率の低くなる領域で膜厚比±20%以内に抑えることが可能である。また、このような傾斜角の面の割合を一定以上に制御することも可能である。
また、図11A〜図11Dに示すように、反射防止部材の形状は、特に制限されるものでない。図11Aのように板状の反射防止部材10Bを用いても、図11Bのようにフィルム状の反射防止部材10Cを用いても、図11Cのように帯状の反射防止部材10Dを用いても、図11Dのようにブロック状の反射防止部材10Eを用いてもよい。反射防止部材10B〜10Eの各形状において、少なくとも1つの面に、上述した防眩層と反射防止層とを有すればよい。
また、反射防止層14、14Aの各薄膜の種類、積層数、膜厚は、図示した具体例に限られず、種々に変更可能である。薄膜の積層数は4層以上とするとよい。
<反射防止部材の製造方法>
次に、反射防止部材の製造方法の一例について説明する。
反射防止部材の製造方法は、工程順に、防眩層形成工程と、反射防止層形成工程とを有する。
防眩層形成工程では、微細凹凸構造を有する型30(図12C参照)と、透明な基材12(図4〜図7参照)と、硬化型透明樹脂とが用いられる。型30は、例えば金型である。基材12は、例えば、ヘイズの少ない、透明樹脂または透明ガラスなどである。透明樹脂には、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PC(ポリカーボネート)、または、アクリル樹脂が含まれる。硬化透明樹脂としては、例えば、紫外線硬化型の透明レジンを適用できる。
型30は、傾斜角が管理された凹凸面を有する。型30の凹凸面は、転写された凹凸面において、傾斜角のバラツキに起因して生じる反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が60%以上を占めるように形成される。具体的には、実施の形態1の反射防止部材10を製造する型30は、転写された凹凸面の中で、傾斜角36.8°以下の部分が60%以上を占めるように形成される。実施の形態2の反射防止部材10Aを製造する型30は、転写された凹凸面の中で、傾斜角48.1°以下の部分が60%以上を占めるように形成される。型30の製造方法は後述する。
防眩層形成工程では、型30を用いた型成形により、型30の凹凸を転写した形状で、基材12の上面に硬化型透明樹脂を硬化させる。これにより、基材12の上面に透明な微細凹凸構造20が付加されて防眩層が形成される。
反射防止層形成工程では、微細凹凸構造20を有する基材12に対して、ドライプロセス或いはウエットプロセスの成膜処理を複数回行う。各成膜処理は、薄膜の膜厚が管理されて行われる。実施の形態1の反射防止部材10を製造する場合には、傾斜角0°の面に膜厚比1の反射防止層が形成されるように、膜厚が管理される。実施の形態2の反射防止部材10Aを製造する場合には、傾斜角0°の面に膜厚比1.2の反射防止層が形成されるように、膜厚が管理される。これにより、防眩層の微細凹凸構造20より上層に、所定の反射防止層が形成される。
以上の工程により、実施の形態1、2の反射防止部材10、10Aを製造することができる。
なお、反射防止部材の製造方法において、防眩層形成工程と反射防止層形成工程との間に、別の成膜処理が含まれていてもよい。
<型の製造方法>
続いて、防眩層形成工程で使用される型30の製造方法の一例について説明する。
図12A〜図12Cは、型の製造方法の第1例を説明する図である。図12Aは第1工程の説明図、図12Bは第2工程の説明図、図12Cは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第1例は、先ず、図12Aに示すように、型材31に、ブラスト加工、エッチング加工、又は、放電加工を及ぼして、型材31の一面に、防眩作用が得られる光学距離のピッチで凹凸を形成する。次に、図12Bに示すように、凹凸の下端部を、研磨又はエッチングにより、除去する。図12Bの研磨又はエッチングの処理量により、傾斜角が大きくなる範囲の割合を調整することができる。
これにより、図12Cに示すように、実施形態1、2の微細凹凸構造20を転写したような凹凸を有する型30を製造することができる。
図13A〜図13Cは、型の製造方法の第2例を説明する図である。図13Aは第1工程の説明図、図13Bは第2工程の説明図、図13Cは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第2例は、先ず、図13Aに示すように、型材31の一面に、ブラスト加工、又は、エッチング加工により、防眩作用を及ぼす光学距離のピッチで凹凸を形成する。次に、図13Bに示すように、凹凸の個々の凹部より小さな径の粒子32を用いて追加のブラスト加工を行う。追加のブラスト加工では、凹凸の下端部など、薄い部分は、大きく削られ、凹部の中央など、厚みのある部分の削り量は小さくなる。これにより、図13Cに示すように、傾斜角の大きな範囲が削られた微細凹凸構造を有する型30を製造することができる。
図14は、図13Cに示す型を用いて作成した微細凹凸構造を示す模式図である。
第2例の型30を用いて防眩層を形成することで、図14のような微細凹凸構造20Aを作成することができる。微細凹凸構造20Aは、特定の角度を超えた傾斜角の面(図中、太線で示す)を、所定割合以下に制御することができる。
図15A、図15Bは、防眩層を形成する型の製造方法の第3例を説明する図である。図15Aは第1工程の説明図、図15Bは最終的な型の形状を示す模式図である。
型30の製造方法の第3例は、図15Aに示すように、微細模様加工45を施した電極40を用いて、型材31に放電加工を行うものである。これにより、図15Bに示すように、微細模様加工45に応じた一律の微細凹凸形状を有する型30を形成することができる。
図16は、図15Bに示す型を用いて作成した微細凹凸構造を示す模式図である。
第3例の型30を用いて防眩層を形成することで、図16のような一律の凹凸形状を有する微細凹凸構造20Bを作成することができる。微細凹凸構造20Bは、例えば、断面台形形状の凹凸構造である。これにより、微細凹凸構造20Bの全エリアにおいて、反射防止層の膜厚バラツキが、膜厚比±20%以内となるように、傾斜角の制御が可能となる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、防眩層と反射防止層とを有する構造により、本発明の反射防止部材を実現する例を示した。しかしながら、例えば、微細凹凸形状の表面にモスアイ構造を同時成形した構造など、防眩層と反射防止層とが区別されない構造により、本発明の反射防止部材を実現してもよい。また、防眩層の材料の屈折率を調整することで、正反射を低減する作用を生じさせるなど、防眩層と反射防止層とが区別されない構造により、本発明の反射防止部材を実現してもよい。
また、上記実施の形態では、防眩層をフィラー充填のない微細凹凸構造により実現する例を示したが、発明の反射特性値が得られれば、反射光拡散用のフィラーを充填した構造により防眩層を実現してもよい。
本発明は、ディスプレイの反射を防止する反射防止部材に利用することができる。
10,10A,10B,10C,10D,10E 反射防止部材
12,50 基材
13 防眩層
14,14A 反射防止層
20,20A,20B 微細凹凸構造
32 粒子
実施の形態1の反射防止層14は、基材の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1の膜厚が得られるように形成される。このとき、傾斜角θを有する部分には、例えば蒸着により飛散してくる一定量の薄膜粒子に対して、傾斜角θだけ薄膜粒子が付着する面積が大きくなる。このため、傾斜角θを有する部分の膜厚は、傾斜角ゼロの部分と比べて薄くなる。傾斜角ゼロの部分を膜厚Xとすれば、傾斜角θを有する部分の膜厚X1は、次式(1)のように表わされる。
実施の形態2の反射防止層14Aは、基材の傾斜角がゼロのときに、膜厚比1.2の膜厚が得られるように形成されている。
実施の形態1では、平面視において、膜厚比が0.8〜1.0となる面積の割合が60%以上であり、半球を密に整列させただけの特別な工夫を施していないモデルの割合42%と比較して十分に大きい。よって、実施の形態1の特有な構成により、反射防止層の作用を十分に得ることができる。
防眩層形成工程では、基材12の上に、型30を用いた型成形により、型30の凹凸を転写した形状で、硬化型透明樹脂を硬化させる。これにより、基材12の上面に透明な微細凹凸構造20が付加されて防眩層が形成される。

Claims (7)

  1. 反射光の正反射成分が0.15%以下であり、
    反射光の拡散反射成分が0.25%以上、且つ、0.65%以下である反射特性を有する、
    反射防止部材。
  2. 反射防止層と、
    防眩層と、を備えた、
    請求項1記載の反射防止部材。
  3. 前記防眩層より上層に前記反射防止層が形成されている、
    請求項2記載の反射防止部材。
  4. 前記防眩層は、表面に入射光を拡散させる微細凹凸構造を有する、
    請求項2、3のいずれか一項に記載の反射防止部材。
  5. 前記防眩層は、拡散反射用のフィラーが充填されていない透明体から構成され、前記透明体の表面に入射光を拡散させる微細凹凸構造を有する、
    請求項2、3のいずれか一項に記載の反射防止部材。
  6. 前記反射防止層は、積層された4層以上の薄膜を有する、
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の反射防止部材。
  7. 前記防眩層より上層に前記反射防止層が形成され、
    前記防眩層は、表面に入射光を拡散させる微細凹凸構造を有し、
    前記防眩層は、前記微細凹凸構造の表面の傾斜角のバラツキに起因して生じる前記反射防止層の膜厚バラツキが膜厚比±20%以内となる傾斜角を有する面が、前記微細凹凸構造の加工面のうち60%以上を占める、
    請求項2記載の反射防止部材。
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