JPWO2015162943A1 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した展開挙動で迅速に膨張展開可能なエアバッグ装置を提供する。【解決手段】エアバッグ装置100は、助手席104の乗員を車両前方から拘束する。エアバッグ装置100は、所定面に開口部132を有するハウジング120と、ハウジング120から助手席104の前側に膨張展開するメインバッグ112と、メインバッグ112の車幅方向内側に設けられ、ハウジング120からセンターコンソール116の後側に膨張展開するサポートバッグ114とを含んだクッション108を備える。メインバッグ112およびサポートバッグ114は袋状であってそれぞれ縮小され、サポートバッグ114がメインバッグ112の開口部132側に重ねられた収容形態130となってハウジング120に収容される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置に関するものである。
近年の車両にはエアバッグ装置がほぼ標準装備されている。エアバッグ装置は、車両衝突などの緊急時に作動する安全装置であって、ガス圧で膨張展開して乗員を受け止めて保護する。エアバッグ装置には、設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば、主に前後方向の衝撃から前部座席の乗員を守るために、運転席にはステアリングの中央にフロントエアバッグが設けられていて、助手席の近傍にはインストルメントパネルやその他の部位にパッセンジャーエアバッグが設けられている。その他、側面衝突やそれに続いて起こるロールオーバ(横転)から前後列の各乗員を守るために、壁部の天井付近にはサイドウィンドウに沿って膨張展開するカーテンエアバッグが設けられ、座席の側部には乗員のすぐ脇へ膨張展開するサイドエアバッグが設けられている。
上述したように、従来のフロントエアバッグおよびパッセンジャーエアバッグは主に車両前後方向の衝撃から乗員を守ることを想定して設置されていた。しかし近年では、例えば車両に対して斜め前後方向からの衝撃が加わるいわゆるオブリーク衝突など、変則的な衝突や衝撃にも対応可能なタイプのエアバッグ装置も研究されている。例えば特許文献1に開示されている助手席用エアバッグは、インストルメントパネルの中央のセンターコンソール付近も覆う構成となっている。オブリーク衝突では、助手席の乗員は斜め前方のセンターコンソールへ向かって移動することも考えられるため、センターコンソール付近にも膨張展開するエアバッグ装置は有益である。
特開平8−268204号公報
しかしながら特許文献1のエアバッグ装置のクッションは、センターコンソールを覆うことで、インストルメントパネル内の収納場所からみて車幅方向の内側(車内側)へ偏って広がる形状となっている。このような車内側へ偏った形状のクッションは、その内部においてガスも車幅方向に流れるため車幅方向の揺動が起こりやすく、展開挙動が不規則になりやすい。エアバッグ装置は、目的の箇所に向かってミリ秒単位で迅速に膨張展開することが必要であり、そのためには展開挙動をより安定させることが求められている。
本発明は、このような課題に鑑み、より安定した展開挙動で迅速に膨張展開可能なエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるエアバッグ装置の代表的な構成は、車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置であって、当該エアバッグ装置は、所定の面に開口可能な開口部を有し、前部座席近傍の所定箇所に設置されるハウジングと、ハウジングに収容された開口部から前部座席の前側に膨張展開するメインバッグと、メインバッグの車幅方向内側に設けられ、ハウジングにメインバッグと共に収容されて開口部からセンターコンソールの後側に膨張展開するサポートバッグとを備え、メインバッグおよびサポートバッグは袋状であってそれぞれ縮小され、サポートバッグがメインバッグの開口部側に重ねられた収容形態となってハウジングに収容されることを特徴とする。
当該エアバッグ装置には、膨張展開して前部座席の乗員を拘束するクッションとして、メインバッグとサポートバッグが設けられている。メインバッグは、乗員の正面に膨張展開する部位であり、サポートバッグはメインバッグの車幅方向内側にて乗員から見てセンターコンソールの手前に膨張展開する部位である。
上記のメインバッグとサポートバッグは、車幅方向に並んで設けられている。これらは、普段は小さく縮小されてハウジングに収容されていて、ガスを受けるとハウジングの開口部から目的の範囲へ膨張展開する。その際、本発明では、サポートバッグおよびメインバッグをそれぞれ縮小した後、サポートバッグをメインバッグの開口部側に重ねて収容している。なお、サポートバッグ等の縮小とは、巻回、折り畳み、圧縮その他の手段によって袋状のサポートバッグ等の体積を小さくすることを意味している。
上記収納形態であれば、サポートバッグがメインバッグに干渉されることなく、メインバッグよりも先にハウジングの外へ飛び出す。すなわち、上記構成では、サポートバッグにガスがスムーズに供給可能になっていて、サポートバッグの膨張展開をメインバッグよりも先に生じさせて完了させることができる。この構成によれば、サポートバッグの膨張展開によって生じる車内側へ向かおうとする揺れを、サポートバッグに続いて生じるメインバッグの膨張展開が相殺し、クッション全体としての搖動を抑えることができる。したがって、上記構成によれば、メインバッグおよびサポートバッグを、目的の箇所へ向かってより安定した展開挙動で迅速に膨張展開させることが可能になる。
上記の収納形態では、メインバッグおよびサポートバッグがそれぞれ上下方向または車両前後方向に減寸するよう折られまたは巻回されることによって縮小された後、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部がサポートバッグまたはメインバッグの開口部側に折り返されていてもよい。
上記構成では、メインバッグおよびサポートバッグを縮小する際、まずは上下方向または車両前後方向に畳んでいる。この方向への折畳み等であれば、車幅方向に並んだメインバッグおよびサポートバッグをそれぞれの塊りに区分けして縮小することができる。そしてクッションは、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部をサポートバッグまたはメインバッグの開口部側に折り返した収納形態となって、ハウジングに収容される。この収納形態であれば、ハウジングの開口側にサポートバッグを効率よく位置させることができる。
上記の収納形態では、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部が、サポートバッグ上を起点にして折り返されていてもよい。この構成によっても、サポートバッグをメインバッグに先がけて膨張展開可能な収納形態が実現できる。
上記の収納形態では、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部が、メインバッグ上を起点にして折り返されていてもよい。また、上記の収納形態では、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部が、サポートバッグとメインバッグとの境界上を起点にして折り返されていてもよい。これら構成によっても、サポートバッグをメインバッグに先がけて膨張展開可能な収納形態が実現できる。
上記の収納形態では、メインバッグの車幅方向外側の端部が、メインバッグ上を起点にしてサポートバッグ側へ、サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部に重なることなく折り返されていてもよい。この構成によって、メインバッグとサポートバッグとの互いの干渉を抑えた膨張展開が実現できる。
上記のメインバッグおよびサポートバッグは、減寸するよう折られまたは巻回される際、上端および下端から、あるいは前端および後端から、それぞれ中央に向かって折られまたは巻回されてもよい。これらのような折り畳み等であっても、メインバッグおよびサポートバッグをそれぞれの塊りに区分けして縮小することができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるエアバッグ装置の他の代表的な構成は、車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置であって、当該エアバッグ装置は、所定の面に開口可能な開口部を有し、前部座席近傍の所定箇所に設置されるハウジングと、ハウジングに収容されて開口部から前部座席の前側に膨張展開するメインバッグと、メインバッグの車幅方向内側に設けられ、ハウジングにメインバッグと共に収容されてセンターコンソールの後側に膨張展開するサポートバッグとを備え、メインバッグおよびサポートバッグは袋状であって、サポートバックはハウジング内においてメインバッグの車幅方向内側の脇に縮小して収容されることを特徴とする。
上記構成では、メインバッグおよびサポートバッグが、それぞれの塊りとして縮小されてハウジングに収容される。したがって、メインバッグおよびサポートバッグは膨張展開時において互いの干渉が抑えられる。また、サポートバッグがメインバッグとは区分けされて収納されていることで、サポートバッグにガスをスムーズに供給させることができる。すなわち、クッション全体の膨張展開の過程において、サポートバッグの膨張展開を早めることができる。この構成によれば、サポートバッグの膨張展開によって生じる揺れは、サポートバッグに続いて生じるメインバッグの膨張展開によって相殺されるため、クッション全体としての搖動を抑えることができる。したがって、上記構成によっても、メインバッグおよびサポートバッグを、目的の箇所へ向かってより安定した展開挙動で迅速に膨張展開させることが可能になる。
上記のメインバッグおよびサポートバッグは、それぞれ上下方向または車両前後方向に減寸するよう折られまたは巻回された後、ハウジングに収容されてもよい。この方向への折畳み等であれば、車幅方向に並んだメインバッグおよびサポートバッグをそれぞれの塊りに区分けして効率よく縮小することができる。
上記のメインバッグおよびサポートバッグは、減寸するよう折られまたは巻回される際、上端および下端から、あるいは前端および後端から、それぞれ中央に向かって折られまたは巻回されてもよい。これらのような折り畳み等であっても、メインバッグおよびサポートバッグをそれぞれの塊りに区分けして縮小することができる。
上記のハウジングは、インストルメントパネルの上面部の内側に開口部を上面部に向けて設置され、メインバッグおよびサポートバッグは、上面部を開裂して車両後方に膨張展開するとよい。また、前部座席は、助手席であるとよい。この構成によれば、上述した収納形態のエアバッグクッションを、より効率のよい姿勢で車両に搭載することが可能になる。
本発明によれば、より安定した展開挙動で迅速に膨張展開可能なエアバッグ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかるエアバッグ装置の概要を例示する図である。 図1(b)の稼動後のエアバッグ装置を各方向から概略的に例示した図である。 図1(a)のエアバッグ装置の稼働前におけるハウジングおよびクッションを例示した図である。 図3のクッションを折り畳む過程を例示した図である。 図4(b)のクッションの折り畳み方の各変形例を例示した図である。 図4(a)のクッションの折り畳み方の変形例を例示した図である。 図3のクッションの折畳み方の変形例である。
100…エアバッグ装置、102…インストルメントパネル、104…助手席、106…上面部、108…クッション、110…インフレータ、112…メインバッグ、114…サポートバッグ、116…センターコンソール、118…乗員、120…ハウジング、122…乗員の側頭部、124…乗員の肩、126…ベントホール、130…クッションの収納形態、132…ハウジングの開口部、134…折り目を表す破線、136…サポートバッグのメインバッグとは反対側の端部、138…サポートバッグ上の起点、140…クッションの結合部分、200…変形例の収納形態、202…サポートバッグとメインバッグの境界の起点、210…変形例の収納形態、212…メインバッグの車外側の端部、214…メインバッグ上の起点、220…変形例の収納形態、222…メインバッグ上の起点、230…折り目を表す破線、232…巻回を表す矢印、240…変形例の収納形態、250…変形例の収納形態、252…サポートバッグ上の起点、260…変形例の収納形態、262…サポートバッグ上の第2の起点、270…変形例の収納形態、272…メインバッグ上の第2の起点
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるエアバッグ装置100の概要を例示する図である。図1(a)はエアバッグ装置100の稼動前の車両を例示した図である。本実施形態では、エアバッグ装置100を助手席用エアバッグとして具現化している。エアバッグ装置100は、インストルメントパネル102の助手席104側における上面部106の内側に設置される。
エアバッグ装置100は、不図示のセンサから衝撃の検知信号を受けると、クッション108(図1(b)参照)が上面部106を開裂して車両後方に膨張展開する。図1(b)はエアバッグ装置100の稼動後の車両を例示した図である。エアバッグ装置100のクッション108は、助手席104の乗員を車両前方から拘束する。クッション108は袋状であって、インフレータ110(図2(a)参照)からガスを受給して膨張展開する。クッション108は、その表面を構成する複数の基布を重ねて縫製または接着することや、OPW(One-Piece Woven)を用いての紡織などによって形成されている。
当該エアバッグ装置100のクッション108には、メインバッグ112およびサポートバッグ114の2つの部位が含まれている。メインバッグ112は、乗員の正面に膨張展開する、容量の大きな部位である。サポートバッグ114は、メインバッグ112の車幅方向内側にて膨張展開する、メインバッグ112よりも容量の小さな部位である。サポートバッグ114は、乗員から見て、センターコンソール116の手前に膨張展開し、オブリーク衝突時等において乗員のセンターコンソール116への衝突を防ぐ。
図2は、図1(b)の稼動後のエアバッグ装置100を各方向から概略的に例示した図である。図2(a)はエアバッグ装置100を上方から見て例示した図、図2(b)はエアバッグ装置100を車幅方向の内側から見て例示した図である。これら図2(a)、図2(b)には助手席104に着座した乗員118も概略的に例示している。
図2(a)に例示するように、本実施形態では、クッション108を収容するハウジング120は、インストルメントパネル102の内側に設置されている。メインバッグ112は、ハウジング120から車両後方へ向かい、助手席104の前側すなわちインストルメントパネル102と助手席104との間で膨張展開する。
サポートバッグ114もメインバッグ112と共にハウジング120に収容されていて、メインバッグ112の車幅方向内側にて、センターコンソール116の後側に膨張展開する。なお、インストルメントパネル102は、ハウジング120の設置個所としては一例に過ぎない。ハウジング120は、メインバッグ112が乗員の前側、サポートバッグ114がセンターコンソール116の後側に膨張展開可能な設置個所であれば、助手席104の近傍の他の箇所に設置することも可能である。
サポートバッグ114は、メインバッグ112よりも車両後方に突出している。図2(b)に例示するように、仮に乗員118がメインバッグ112に接触したとき、サポートバッグ114は乗員118の側頭部122や肩124付近を拘束する。これによって、オブリーク衝突等による衝撃が生じた場合、サポートバッグ114によって乗員118のセンターコンソール116への衝突が防がれるだけでなく、乗員118の車内側への移動も防がれる。
エアバッグ装置100には、インフレータ110が例えばハウジング120の底面部分に設置されていて、インフレータ110からメインバッグ112へとガスが供給される。本実施形態におけるサポートバッグ114は、メインバッグ112と大型のベントホール126で接続されていて、メインバッグ112からガスを受給して膨張展開する。なお、ベントホール126は必須ではなく、メインバッグ112とサポートバッグ114は互いに独立した袋になっていてもよい。また、全体として一つのクッションの内部を二つに仕切って、そのうちの助手席104の前側をメインバッグとし、センターコンソールの後側をサポートバッグとしてもよい。
その他、本実施形態とは異なる構成例として、例えばメインバッグとサポートバッグが独立していて、それぞれ別々のハウジングおよびインフレータを備える場合も考えられる。それ以外にも、互いに独立したメインバッグとサポートバッグがそれぞれ別々のインフレータを備え、同じ一つのハウジングに収納される場合もある。これら構成に比べて、本実施形態では、メインバッグ112とサポートバッグ114とがベントホール126でつながれて一つのハウジング120に収容され、一つのインフレータ110で膨張展開可能になっている。本実施形態は、メインバッグ等が独立している場合よりも、重量低減やコスト削減の面で利点がある。
なお、サポートバッグ114は、必ずしもメインバッグ112よりも車両後方に突出している必要はない。例えば、サポートバッグ114の車両後方への突出量がメインバッグ112と同じ程度であっても、サポートバッグ114は乗員118をセンターコンソール116への衝突から保護することができる。
図3は、図1(a)のエアバッグ装置100の稼働前におけるハウジング120およびクッション108を例示した図である。クッション108は袋状であって、小さく折り畳まれ縮小された収納形態130となって、ハウジング120に収容される。ハウジング120は箱上であって、その上面側が開口可能な開口部132になっている。クッション108は、この開口部132から目的の範囲へ向かって膨張展開する。ハウジング120はクッション108を収容した後、インストルメントパネル102(図1(a)参照)の上面部106の内側に、開口部132を上面部106に向けて設置される。
本実施形態における収納形態130は、独自の折畳み方によって、クッション108がより安定した展開挙動で迅速に膨張展開することが可能になっている。具体的には、収納形態130のクッション108は、メインバッグ112の上方、すなわち開口部132側にサポートバッグ114が位置するように折り畳まれている。クッション108はこの収納形態130でハウジング120に収容されることで、サポートバッグ114の膨張展開がメインバッグ112よりも先に完了する構成となっている。
図4は、図3のクッション108を折り畳む過程を例示した図である。図4(a)は、クッション108をその形状に沿って上下方向から縮小させた場合の模式図である。図4(a)中の上方は車両の前方、また図中下方は車両の後方におおまかに対応している。本実施形態では、クッション108を収納形態に折り畳む過程において、まず、メインバッグ112およびサポートバッグ114がそれぞれ車両前後方向に減寸するよう折られる。その際の折り方は、複数の破線134で例示する車幅方向に伸びる折り目で折る。なお、折り方は、じゃばら状に折ることも巻くように折る(巻回する)ことも可能である。
図4(b)は、図4(a)のクッション108を折り畳んだ状態を車両後方側(矢視A)から例示した図である。本実施形態のメインバッグ112とサポートバッグ114は、車幅方向に並んで設けられている。そして図4(a)では、メインバッグ112およびサポートバッグ114を、車両前後方向に畳んでいる。この方向への折畳み等であれば、車幅方向に並んだメインバッグ112およびサポートバッグ114はそれぞれの塊りに区分けして縮小され、お互いの挟み込みや巻き込みを抑えることができる。
図4(c)は、図4(b)のクッション108をさらに折り畳んだ状態を例示した図である。図4(c)に例示するように、サポートバッグ114のメインバッグ112とは反対側の端部136は、サポートバッグ114上を起点(起点138)にして、メインバッグ112の上方に折り返される。これにより、図3に例示した収納形態130が形成される。
図3を再び参照する。収納形態130のクッション108をハウジング120に収容すると、サポートバッグ114がハウジング120の開口部132側に位置することとなる。このハウジング120を上面部106(図1(a)参照)の内側に設置すると、クッション108はメインバッグ112が上面部106に近接した姿勢で車両に搭載される。
本実施形態によると、クッション108の膨張展開の過程において、サポートバッグ114とメインバッグ112との干渉を抑えることができ、サポートバッグ114にガスをスムーズに供給することができる。そして、サポートバッグ114がメインバッグ112よりも開口部132側に位置していることで、サポートバッグ114はメインバッグ112よりも先にハウジング120の外へ飛び出す。サポートバッグ114は、容量がメインバッグ112よりも少なく、膨張展開がメインバッグ112よりも先に完了する(図1(b)参照)。この構成によれば、サポートバッグ114の膨張展開によって生じる車内側へ向かおうとする揺れを、サポートバッグ114に続いて生じる容量の大きなメインバッグ112の膨張展開が相殺し、クッション108全体としての搖動を抑えることができる。
サポートバッグ114とメインバッグ112の結合部分140は、基布の存在する量が多く、重量も重くなりやすい。そのため、結合部分140の展開は遅くなりやすい。しかしながらサポートバッグ114をメインバッグ112の上方に位置させてガスを流入しやすくさせておくことで、結合部分140の展開も早期に起こる。本実施形態では、重量の重い結合部分140を早期に展開させることで、結合部分140を遅くに展開させる場合よりも、結合部分140の展開時に起こる揺れをメインバッグ112の膨張展開によって相殺することができる。
これらのように、本実施形態におけるエアバッグ装置100であれば、クッション108全体としての膨張展開時に起こり得る搖動を抑えてその展開挙動を安定させ、メインバッグ112およびサポートバッグ114を目的の箇所へ向かって迅速に膨張展開させることが可能になる。
(変形例)
図5は、図4(b)のクッション108の折り畳み方の各変形例を例示した図である。図5(a)の収納形態200では、サポートバッグ114のメインバッグ112とは反対側の端部136が、サポートバッグ114とメインバッグ112との境界上の起点202によってメインバッグ112側へ折り返されている。また、図5(b)の収納形態210では、サポートバッグ114の端部136が、メインバッグ112上の起点214によってメインバッグ112側へ折り返されている。これら構成によっても、サポートバッグ114をメインバッグ112に折り込むことなくメインバッグ112の上方、すなわち開口部132側に位置させ、サポートバッグ114を先に膨張展開可能な収納形態が実現できる。
図5(c)の収納形態220では、メインバッグ112の車幅方向外側の端部212が、メインバッグ112上の起点222によってサポートバッグ114側へ、サポートバッグ114の端部136に重なることなく折り返されてハウジング120に収容される。この構成によって、メインバッグ112とサポートバッグ114との互いの干渉を抑えた膨張展開が実現できる。
図5(d)の収納形態250では、サポートバッグ114の端部136が、サポートバッグ上の起点252によってサポートバッグ114の上方(開口部132側(図3参照))に折り返されている。この収納形態250によっても、サポートバッグ114とメインバッグ112とを互いの折り込みを抑えた状態でハウジング120内に収容することができる。この構成によっても、容量の少ないサポートバッグ114の膨張展開をメインバッグ112に先んじてスムーズに生じさせることができる。このように、サポートバッグ114の端部136の折返しは、サポートバッグ114に重なってもよいし、4(c)のようにメインバッグ112に重なってもよい。
図5(e)の収納形態260では、サポートバッグ114の端部136が、サポートバッグ上における起点138と、第2の起点262の二か所で、計2回にわたって折り返されている。この収納形態260によっても、サポートバッグ114をメインバッグ112よりも開口部132(図3参照)に位置させて、ハウジング120に収納することができる。このように、サポートバッグ114は、メインバッグ112を挟み込まなければ、2回またはそれ以上の回数にわたって折り返すことも可能である。
図5(f)の収納形態270では、メインバッグ112の端部212もまた、メインバッグ上において起点222だけでなく、第2の起点272の二か所で、計2回にわたって折り返されている。このように、メインバッグ112もまた、サポートバッグ114を挟み込まなければ、2回またはそれ以上の回数にわたって折り返すことが可能である。
図6は、図4(a)のクッション108の折り畳み方の変形例を例示した図である。図6は、クッション108をその形状に沿って前後方向から縮小された場合の模式図である。図6中の上下方向は、乗員から見た場合のクッション108の上下方向におおまかに対応している。クッション108を各収納形態に折り畳む過程において、クッション108は車両前後方向(図4(a)参照)だけでなく上下方向に減寸するよう折ることも可能である。
クッション108は、折りだけでなく、巻回によって畳むことも可能である。例えば、クッション108の下方は下端から破線230で例示する折り目で中央へ向かって折り、クッション108の上方は上端から矢印232で例示するように中央へ向かって巻回することも可能である。このように、クッション108は上端および下端から、あるいは車両前後方向の前端および後端から、それぞれ中央に向かって折りまたは巻回して減寸し、収納形態にすることもできる。なお、クッション108を巻回する場合は、巻回の軸が車幅方向に伸びるよう巻くことで、メインバッグ112とサポートバッグ114とを互いに巻き込むことなく巻回することができる。
図7は、図3のクッション108の折畳み方の変形例である。前述したように、クッション108を上下方向または車両前後方向に減寸するよう折り畳んで収納形態240としたとき、車幅方向の長さがそのままでもハウジング120に収容可能であれば、図4および図5を参照して説明したサポートバッグ114およびメインバッグ112の各折返し作業を省略することも可能である。クッション108を上下方向または車両前後方向に折り畳んだ収納形態240では、サポートバッグ114がメインバッグ112の上下方向または車両前後方向に重ねられることなくハウジング120に収容される。したがって、ハウジング120内において、サポートバッグ114は車内側に、メインバッグ112は車外側に、それぞれ区分けされた塊りとして収容される。
収納形態240あっても、メインバッグ112およびサポートバッグ114のお互いの挟み込みや巻き込みを抑えて縮小することができる。特にサポートバッグ114は、メインバッグ112の車幅方向内側の脇にて、メインバッグ112とは区分けされて収容されている。したがって、サポートバッグ114は、膨張展開時においてメインバッグ112との干渉が抑えられ、スムーズにガスを受給することができる。サポートバッグ114はメインバッグ112よりも容量が小さいこともあり、サポートバッグ114はメインバッグ112よりも早期に膨張展開が行われる。この構成であると、サポートバッグ114の膨張展開によって生じる揺れは、サポートバッグ114に続いて生じる容量の大きなメインバッグ112の膨張展開によって相殺されるため、クッション108全体としての搖動は抑えられる。したがって、収納形態240によっても、メインバッグ112およびサポートバッグ114を、目的の箇所へ向かってより安定した展開挙動で迅速に膨張展開させることができる。
上記では、メインバッグ112およびサポートバッグ114を含め、クッション108を巻回や折畳みによって縮小させている。しかしながら、クッション108を縮小する手段はこれらに限られず、例えばクッション108の内部の空気を吸引して全体を圧縮することによっても可能である。そのようにして圧縮してそれぞれの塊りとしたメインバッグ112およびサポートバッグ114であっても、図3等のようにサポートバッグ114をメインバッグ112の開口部132側に重ねたり、図7のようにサポートバッグ114をメインバッグ112の車内側の脇に収容したりすることが可能である。すなわち、メインバッグ112およびサポートバッグ114の縮小とは、巻回、折り畳み、圧縮その他の手段によって、袋状のクッション108の体積を小さくすることを意味している。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置に利用することができる。

Claims (12)

  1. 車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置は、
    所定の面に開口可能な開口部を有し、前記前部座席近傍の所定箇所に設置されるハウジングと、
    前記ハウジングに収容されて前記開口部から前記前部座席の前側に膨張展開するメインバッグと、
    前記メインバッグの車幅方向内側に設けられ、前記ハウジングに該メインバッグと共に収容されて前記開口部からセンターコンソールの後側に膨張展開するサポートバッグとを備え、
    前記メインバッグおよび前記サポートバッグは袋状であってそれぞれ縮小され、該サポートバッグが該メインバッグの前記開口部側に重ねられた収納形態となって前記ハウジングに収容されることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記収納形態では、前記メインバッグおよび前記サポートバッグがそれぞれ上下方向または車両前後方向に減寸するよう折られまたは巻回されることによって前記縮小された後、該サポートバッグの前記メインバッグとは反対側の端部が該サポートバッグまたは該メインバッグの前記開口部側に折り返されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記収納形態では、前記サポートバッグの前記メインバッグとは反対側の端部が、該サポートバッグ上を起点にして折り返されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記収納形態では、前記サポートバッグの前記メインバッグとは反対側の端部が、前記メインバッグ上を起点にして折り返されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記収納形態では、前記サポートバッグの前記メインバッグとは反対側の端部が、該サポートバッグと前記メインバッグとの境界上を起点にして折り返されていることを特徴とする請求項2に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記収納形態では、前記メインバッグの車幅方向外側の端部が、該メインバッグ上を起点にして前記サポートバッグ側へ、該サポートバッグの前記メインバッグとは反対側の端部に重なることなく折り返されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
  7. 前記メインバッグおよび前記サポートバッグは、前記減寸するよう折られまたは巻回される際、上端および下端から、あるいは前端および後端から、それぞれ中央に向かって折られまたは巻回されることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
  8. 車両の前部座席の乗員を車両前方から拘束するエアバッグ装置であって、
    当該エアバッグ装置は、
    所定の面に開口可能な開口部を有し、前記前部座席近傍の所定箇所に設置されるハウジングと、
    前記ハウジングに収容されて前記開口部から前記前部座席の前側に膨張展開するメインバッグと、
    前記メインバッグの車幅方向内側に設けられ、前記ハウジングに該メインバッグと共に収容されて前記開口部からセンターコンソールの後側に膨張展開するサポートバッグとを備え、
    前記メインバッグおよび前記サポートバッグは袋状であって、該サポートバックは前記ハウジング内において該メインバッグの車幅方向内側の脇に縮小して収容されることを特徴とするエアバッグ装置。
  9. 前記メインバッグおよび前記サポートバッグは、それぞれ上下方向または車両前後方向に減寸するよう折られまたは巻回された後、前記ハウジングに収容されることを特徴とする請求項8に記載のエアバッグ装置。
  10. 前記メインバッグおよび前記サポートバッグは、前記減寸するよう折られまたは巻回される際、上端および下端から、あるいは前端および後端から、それぞれ中央に向かって折られまたは巻回されることを特徴とする請求項9に記載のエアバッグ装置。
  11. 前記ハウジングは、前記インストルメントパネルの上面部の内側に前記開口部を該上面部に向けて設置され、
    前記メインバッグおよび前記サポートバッグは、前記上面部を開裂して車両後方に膨張展開することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
  12. 前記前部座席は、助手席であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
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