JP6233198B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図2には、車両用エアバッグ装置30が適用された自動車VにおけるキャビンC内の前部を含む一部が模式的な平面図にて示されている。なお、図2では、後述する車両用エアバッグ装置30のエアバッグ40が膨張展開された状態が示されている。この図に示されるように、キャビンC内には、左右一対の車両用シート10が車幅方向に並んで配置されている。この車両用シート10は、座部として機能するシートクッション12と、背凭れ部として機能するシートバック14と、を含んで構成されており、シートバック14の下端部がシートクッション12の後端部に連結されている。
図2に示されるように、車両用エアバッグ装置30は、上側へ開放された略矩形箱状の「ケース」としてのモジュールケース32と、モジュールケース32内に折畳まれた状態で収納されたエアバッグ40と、ガスを噴出してエアバッグ40に供給するインフレータ50(ガス発生装置)と、を含んで構成されている。なお、エアバッグ40の折畳み状態(折畳み方)については後述する。車両用エアバッグ装置30は助手席10Pの前側のインストルメントパネル18内に配置されており、車両用エアバッグ装置30(モジュールケース32)の車幅方向中心線CLが、助手席10Pのシート幅方向中心線(図示省略)に略一致する位置に設定されている。また、車両用エアバッグ装置30は、インストルメントパネル18内において車幅方向に延在されたインストルメントパネルリインフォース(図示省略)等に支持されている。そして、インストルメントパネル18には、モジュールケース32を覆う部位において、エアバッグドアが形成されている。
エアバッグ40は、一例として複数の基布の外周部を縫製することにより袋状に構成されている。また、エアバッグ40の膨張展開状態では、エアバッグ40は、助手席乗員Pの前側で膨張される「第1バッグ部」としての助手席エアバッグ部42と、助手席エアバッグ部42に連通され且つ助手席エアバッグ部42に対して車幅方向中央側に隣接し前後方向に膨張される「第2バッグ部」としてのセンタエアバッグ部44と、を備えている。
図2に示されるように、インフレータ50は、第1インフレータ52及び第2インフレータ62を有している。第1インフレータ52及び第2インフレータ62は、エアバッグ40(詳しくは、助手席エアバッグ部42)の前端部に内蔵されて、車幅方向に並んで配置されている。
次にエアバッグ40の折畳み方について説明する。図4(A)に示されるように、初めに平面状に展開されたエアバッグ40を前後方向に折畳む。具体的には、エアバッグ40が、蛇腹折りや、ロール折りや、蛇腹折り及びロール折りの組み合わせによって、前後方向に折畳まれる(本実施の形態では、蛇腹折り及びロール折りの組み合わせによって折畳まれる)。これにより、エアバッグ40が、車幅方向を長手方向とする略短冊状に形成される。
自動車Vへの前面衝突が運転席10D側(左側)への斜め衝突又は微小ラップ衝突であった場合、助手席乗員Pは、図2に矢印dにて示すように、前方へ移動しつつ、車体に対し車幅方向の衝突側である左側へ移動する。すなわち、助手席乗員Pが左斜め前方へ移動する(図2の2点鎖線で示された助手席乗員Pを参照)。なお、助手席乗員Pには3点式シートベルト装置が装着されているため、助手席乗員Pの前方への移動は、腰部を中心に前傾する形態となる。
自動車Vへの前面衝突が助手席10P側(右側)への斜め衝突又は微小ラップ衝突であった場合、運転者Dは、図2に矢印eにて示すように、前方へ移動しつつ、車体に対し車幅方向の衝突側である右側へ移動する。すなわち、運転者Dが右斜め前方へ移動する。このとき、上記と同様に、運転者Dには3点式シートベルト装置が装着されているため、運転者Dの前方への移動は、腰部を中心に前傾する形態となる。
本実施の形態では、第1インフレータ52及び第2インフレータ62の外形が同じ大きさに設定されて、第1インフレータ52及び第2インフレータ62の出力(噴出されるガスの圧力)が同じに設定されている。これに代えて、第1インフレータ52の外形と第2インフレータ62の外形とを異なる大きさにして、第1インフレータ52の出力と第2インフレータ62の出力とが異なるように設定してもよい。
30 車両用エアバッグ装置
32 モジュールケース(ケース)
40 エアバッグ
40A 第1折畳み部
40B 第2折畳み部
42 助手席エアバッグ部(第1バッグ部)
44 センタエアバッグ部(第2バッグ部)
50 インフレータ
52 第1インフレータ
56A 第1インフレータのガス噴出孔
62 第2インフレータ
66A 第2インフレータのガス噴出孔
L1 第1折畳み部の折畳み長さ
L2 第2折畳み部の折畳み長さ
Claims (3)
- インストルメントパネルの裏側に設けられ、作動することでガスを噴出するインフレータと、
前記インストルメントパネルの裏側に設けられたケース内に折畳み状態で収納され、且つ前記インフレータの車両上側に配置され、前記インフレータからのガスの供給を受けて前記インストルメントパネルの表側へ膨張展開されると共に、乗員の車両前側で膨張展開される第1バッグ部及び前記第1バッグ部に対して車幅方向中央側で膨張展開される第2バッグ部を有するエアバッグと、
を備え、
前記エアバッグの折畳み状態では、前記エアバッグを車両前後方向に折畳んだ後に、車幅方向外側部分を車幅方向中央側へ折畳んだ第1折畳み部と、車幅方向中央側部分を車幅方向外側へ折畳んだ第2折畳み部と、が形成され、
前記インフレータは、前記第1折畳み部の車両下側に配置された第1インフレータと、前記第2折畳み部の車両下側に配置された第2インフレータと、を含んで構成され、
前記第2折畳み部の折畳み長さが前記第1折畳み部の折畳み長さに比べて長く設定されると共に平面視における前記第2折畳み部と前記第2インフレータとのラップ長が、前記第1折畳み部と前記第1インフレータとのラップ長に比べて大きく設定された車両用エアバッグ装置。 - 前記第1インフレータ及び前記第2インフレータは、車両上下方向を軸方向とした円柱状に形成されており、前記第1インフレータ及び前記第2インフレータのそれぞれの外周面には、ガスを噴射する複数の噴射孔が周方向に沿って形成され、
前記第1インフレータの径寸法が前記第2インフレータの径寸法に比べて大きく設定された請求項1に記載の車両用エアバッグ装置。 - 前記第1インフレータ及び前記第2インフレータは、車両上下方向を軸方向とした円柱状に形成されており、前記第1インフレータ及び前記第2インフレータのそれぞれの外周面には、ガスを噴射する複数の噴射孔が周方向に沿ってそれぞれ形成され、
前記第1インフレータの前記噴射孔が前記第2インフレータに対して車両上側に配置された請求項1に記載の車両用エアバッグ装置。
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