JP2015187000A - カーテンエアバッグ装置及び乗員保護装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーテンエアバッグ装置14は、側面衝突が生じた際、並びに微小ラップ衝突及び斜め衝突の少なくとも一方が生じた際にガス供給を受けてカーテン状に展開される主展開部20Mと、主展開部20Mに対する前側で膨張、展開される副展開部20Sと、フロントピラー26における前端側部分と後端側部分とを連結すると共に、前後方向の中間部が副展開部20Sに対する車幅方向外側を通るように張力を受けつつ展開される三角形クロステザー(張力構造体)30と、を備えている。副展開部20Sは、車両前後方向に隣接して展開される複数のチャンバが車幅方向外側において連結体によって互いに連結されて構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明の第1の実施形態に係る乗員保護装置10について図1〜図3に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ乗員保護装置10が適用された自動車Aの前方向、上方向、車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
運転席エアバッグ装置12は、ステアリングホイール16の後方で展開される前突用エアバッグ18を備えている。前突用エアバッグ18は、折り畳まれた状態で図示しないインフレータと共にステアリングホイール16内に収容されている。前突用エアバッグ18は、インフレータが作動されることで該インフレータからガス供給を受けて、ステアリングホイール16と運転席乗員Pとの間で膨張、展開されるようになっている。
図2に示される如く、カーテンエアバッグ装置14は、カーテンエアバッグ20と、ガス供給装置としてのインフレータ22とを備えている。カーテンエアバッグ20は、車室内側部としてのサイドウインドウガラス24(図1参照)に沿ってカーテン状に展開するように形成されている。この実施形態では、カーテンエアバッグ20は、前席及び後席の側方に位置する前後のサイドウインドウガラス24及びセンタピラー25を覆うように構成されている。なお、図1及び図2ではカーテンエアバッグ20の前部を主に図示している。
カーテンエアバッグ20における前部は、主に運転席乗員Pの頭部Hを側面衝突及びロールオーバに対し保護する主展開部20Mと、主展開部20Mの前方で膨張、展開される副展開部20Sとを含んで構成されている。また、カーテンエアバッグ20における前部は、主展開部20Mの前端部とフロントピラー26とを連結する張力構造体としての三角形クロステザー30を含んで構成されている。以下、具体的に説明する。
図3には、カーテンエアバッグ20の前部における車体に対する非拘束状態でかつ非膨張状態での展開形状が側面図にて示されている。この図に示される如く、副展開部20Sは、主展開部20Mとは独立した袋体(チャンバ)とされ、後下端部が主展開部20Mの前下端部との連通部であるガス通路20Fとされている。
三角形クロステザー30は、側面視で、下縁30Lと後縁30Rとが略直角を成す直角三角形状に展開されるクロス(布)材にて構成されている。三角形クロステザー30は、その後縁30Rの近傍部分が、主展開部20Mの前端を成すシームSに、該シームSの略全長に亘って縫製等によって接続されている。この実施形態では、この状態で三角形クロステザー30の斜辺部を成す上縁30Uの後部は、副展開部20Sの上端よりも上方に突出している。
以上説明したカーテンエアバッグ装置14では、副展開部20Sは、運転席乗員Pから見て、フロントピラー26及びインストルメントパネル32の車幅方向外端部を覆うように膨張、展開されるようになっている。また、図1及び図2に示される如く、副展開部20Sは、平面視及び側面視において、前突用エアバッグ18(ステアリングホイール16)に対する前側で膨張、展開されるようになっている。
そして、乗員保護装置10は、制御装置としての乗員保護ECU34を備えている。乗員保護ECU34は、図示しない複数の衝突センサと電気的に接続されている。この乗員保護ECU34は、各衝突センサからの情報に基づいて、適用された自動車Aに対する前面衝突、側面衝突、ロールオーバ、微小ラップ衝突、斜め衝突(の発生又は不可避であること)を検知可能とされている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
次に、第2の実施形態に係る乗員保護装置50について、図4(A)、図4(B)を参照しつつ説明する。これらの図に示される如く、乗員保護装置50は、運転席エアバッグ装置12と、カーテンエアバッグ装置40とを含んで構成されている。そして、カーテンエアバッグ装置40を構成するカーテンエアバッグ20は、副展開部20Sが複数のチャンバ20SC1、20SC2を有して構成されている点で、第1の実施形態とは異なる。
12 運転席エアバッグ装置
14 カーテンエアバッグ装置
18 前突用エアバッグ
20 カーテンエアバッグ
20M 主展開部
20S 副展開部
20F ガス通路
20SC1、20SC2 複数のチャンバ
24 サイドウインドウガラス
26 フロントピラー
30 三角形クロステザー(張力構造体)
40 カーテンエアバッグ装置
42 連結テザー(連結体)
50 乗員保護装置
BL ドアベルトライン
S2 シーム
Claims (7)
- 側面衝突が生じた際、並びに微小ラップ衝突及び斜め衝突の少なくとも一方が生じた際にガス供給を受けて膨張し、サイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に展開される主展開部と、
車両前後方向に隣接して展開される複数のチャンバが車幅方向外側において連結体によって互いに連結されて構成され、前記主展開部に対する車両前後方向の前側に設けられ、微小ラップ衝突及び斜め衝突の少なくとも一方が生じた際にガス供給を受けて膨張、展開される副展開部と、
フロントピラーにおける車両前後方向の前端側部分と該フロントピラーにおける車両前後方向の後端側部分とを連結すると共に、車両前後方向の中間部が前記副展開部に対する車幅方向外側を通るように、張力を受けつつ展開される張力構造体と、
を備えたカーテンエアバッグ装置。 - 前記張力構造体は、前記フロントピラーにおける車両前後方向の前端側部分と、該フロントピラーにおける車両前後方向の後端側部分と、前記主展開部における車両前後方向の前端側部分とにそれぞれ接続されて、側面視で三角形状に展開される部分を含んで構成されている請求項1記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記連結体は、前記複数のチャンバにおける展開状態で車幅方向外側を向く部分同士を連結して、前記副展開部における車幅方向外向きの面を略平坦面とする連結テザーとして構成されている請求項2記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記副展開部は、前記連結テザーが前記張力構造体に重ね合わされて該副展開部に入力される荷重を支持するように構成されている請求項3記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記複数のチャンバは、上下に延びるシームにて仕切られて前後に隣接する独立の袋体として構成されており、
前記連結テザーは、前記シームが折り返し部となって前記複数のチャンバのうち後側のチャンバの前側にチャンバが重なった状態で前記副展開部が展開されるように、車両前後方向の長さが決められている請求項3又は請求項4記載のカーテンエアバッグ装置。 - 前記複数のチャンバは、上下に延びるシームにて仕切られて前後に隣接する独立の袋体として構成されており、ドアベルトラインよりも下方で展開されて前記シームの下方に位置するガス通路を通じて前記主展開部からガスが供給される構成とされている請求項1〜請求項5の何れか1項記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前面衝突が生じた際、並びに微小ラップ衝突及び斜め衝突のうち前記主展開部が展開される形態の衝突が生じた際に、ガス供給により前突用エアバッグを膨張させ展開させる前席用エアバッグ装置と、
前記副展開部が、側面視で前記前突用エアバッグに対する車両前後方向の前側で膨張し展開されるように構成された請求項1〜請求項6の何れか1項記載のカーテンエアバッグ装置と、
を備えた乗員保護装置。
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