JP6237531B2 - 助手席エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図1には、前席エアバッグシステム11が適用された自動車VにおけるキャビンC内の前部を含む一部が模式的な平面図にて示されている。この図に示されるように、キャビンC内には、一対の車両用シート12が左右に並んで配置されている。各車両用シート12は、シートクッション14と、該シートクッション14の後端に下端が接続されたシートバック16とを含んで構成されている。
図1及び図2(A)に示されるように、前席エアバッグシステム11は、運転席12Dの乗員Dを前面衝突に対し保護するための運転席エアバッグ装置22を備えている。運転席エアバッグ装置22は、ステアリングホイール20内にモジュール化して設けられており、インフレータ24と運転席エアバッグ26とを含んで構成されている。この運転席エアバッグ装置22は、後述するエアバッグECU36からの指令によりインフレータ24が作動されることで、運転席12Dの前方で運転席エアバッグ26を膨張展開させる構成とされている。
また、上記した通り、前席エアバッグシステム11は、助手席12Pの乗員P(以下、単に「乗員P」という場合がある)を前面衝突に対し保護するための助手席エアバッグ装置10を備えている。助手席エアバッグ装置10は、インストルメントパネル18内にモジュール化して設けられており、インフレータ28と助手席エアバッグ30とを含んで構成されている。この助手席エアバッグ装置10、後述するエアバッグECU36からの指令によりインフレータ28が作動されることで、助手席12Pの前方で助手席エアバッグ30を膨張展開させる構成とされている。
この実施形態における助手席エアバッグ30は、左バッグ30Lと右バッグ30Rとを有して構成されており、平面視でほぼ左右対称を成す形状に膨張展開される構成とされている。左バッグ30Lと右バッグ30Rとの境界線は、助手席12Pのシート幅(車幅)方向の中心線(図示省略)にほぼ一致する構成とされている。
以上説明した助手席エアバッグ装置10は、助手席エアバッグ30よりも小容量である小エアバッグ32を備えている。この実施形態では、小エアバッグ32は、運転席エアバッグ26よりも小容量とされている。小エアバッグ32は、助手席エアバッグ30からガス供給を受けて、助手席エアバッグ30に対する車幅方向中央側でかつ該助手席エアバッグ30の後端よりも前方で膨張展開されるようになっている。すなわち、小エアバッグ32は、助手席12Pから見て、助手席エアバッグ30に対する車幅方向中央側で、インストルメントパネル18の一部を覆う構成とされている。以下、具体的に説明する。
図1及び図2(A)に示されるように、小エアバッグ32は、助手席エアバッグ30の車幅方向中央側を向く側壁30SLにおける根元部(インストルメントパネル側である前端部)から、車幅方向中央向きに突出する形態とされている。この実施形態では、小エアバッグ32は、図2(B)にも示されるように、インストルメントパネル18(の後面)に沿って展開され、その展開形状は、前後方向に薄い扁平形状(例えば、展開厚みで50mm程度)とされている。このため、小エアバッグ32は、その後端が助手席エアバッグ30の後端に対し大きく前方に位置する構成とされている。この小エアバッグ32は、助手席エアバッグ30、運転席エアバッグ26のそれぞれに対し干渉しない構成とされている。
以上説明した小エアバッグ32は、図3に示されるように、助手席エアバッグ30を構成する基布とは別の基布より袋状に形成されており、該助手席エアバッグ30とは別の袋体を成している。この袋体が助手席エアバッグ30に接合されて、小エアバッグ32とされている。以下、図4(A)及び図4(B)を用いて小エアバッグ32の構造を説明する。なお、図4(A)では、便宜上、助手席エアバッグ30に接合前の袋体に符号「32」を付している。
また、図1に示されるように、前席エアバッグシステム11は、制御装置としてのエアバッグECU36を備えている。エアバッグECU36は、複数の衝突センサ38(図1ではまとめて1つ示す)と電気的に接続されている。また、エアバッグECU36は、運転席エアバッグ装置22、助手席エアバッグ装置10の各インフレータ24、28のそれぞれと電気的に接続されている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
次いで、他の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態又は先行する実施形態と基本的に同様の構成、作用については、第1の実施形態又は先行する実施形態と同一の符号を付与し、その説明及び図示を省略する場合がある。
本発明の第2の実施形態に係る助手席エアバッグ装置50について、図5に基づいて説明する。この図に示されるように、助手席エアバッグ装置50は、小エアバッグ32に代えて、小エアバッグ52を備える点で、助手席エアバッグ装置10とは異なる。小エアバッグ52は、無拘束展開状態で、インストルメントパネル18に対し後方に離れている点で、インストルメントパネル18の後面に沿って膨張展開される小エアバッグ32とは異なる。助手席エアバッグ装置50における他の構成は、図示しない部分を含め、助手席エアバッグ装置10の対応する構成と同様に構成されている。
本発明の第3の実施形態に係る助手席エアバッグ装置60について、図6に基づいて説明する。この図に示されるように、助手席エアバッグ装置60は、助手席エアバッグ30内に整流部材としてのインナバッグ62が設けられている点で、助手席エアバッグ装置10とは異なる。
また、上記した各実施形態では、インフレータ24、28が微小ラップ衝突及び斜め衝突の場合に作動される例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、インフレータ24、28が微小ラップ衝突及び斜め衝突の何れか一方の場合に作動される構成としても良い。この構成では、微小ラップ衝突及び斜め衝突の他方が発生した場合には、他の安全装置によって乗員が保護される。
12D 運転席
12P 助手席
18 インストルメントパネル
26 運転席エアバッグ
30 助手席エアバッグ
32 小エアバッグ
34、35 基布
50、60 助手席エアバッグ装置
52 小エアバッグ
P 乗員
Claims (5)
- ガス供給を受けてインストルメントパネルの後方かつ助手席の前方で膨張展開される助手席エアバッグと、
前記助手席エアバッグよりも小容量であり、該助手席エアバッグからガス供給を受けて、前記助手席エアバッグに対する車幅方向中央側でかつ該助手席エアバッグの後端よりも前方で膨張展開される小エアバッグであって、該小エアバッグ、前記助手席エアバッグ、及び運転席の前方で膨張展開される運転席エアバッグのそれぞれが乗員を拘束しない膨張展開状態で、該助手席エアバッグ及び運転席エアバッグに干渉しない構成とされている前記小エアバッグと、
を備えた助手席エアバッグ装置。 - ガス供給を受けてインストルメントパネルの後方かつ助手席の前方で膨張展開される助手席エアバッグと、
前記助手席エアバッグよりも小容量であり、該助手席エアバッグからガス供給を受けて、前記助手席エアバッグに対する車幅方向中央側でかつ該助手席エアバッグの後端よりも前方で、インストルメントパネルに沿って膨張展開される小エアバッグであって、膨張展開状態で前記インストルメントパネルと対向する面が前記インストルメントパネルに沿う形状となる前記小エアバッグと、
を備えた助手席エアバッグ装置。 - 前記小エアバッグは、助手席エアバッグからガス供給を受けて、前記インストルメントパネルに沿って膨張展開される請求項1記載の助手席エアバッグ装置。
- 前記小エアバッグは、該小エアバッグ、前記助手席エアバッグ、及び運転席の前方で膨張展開される運転席エアバッグのそれぞれが乗員を拘束しない膨張展開状態で、該助手席エアバッグ及び運転席エアバッグに干渉しない構成とされている請求項2記載の助手席エアバッグ装置。
- 前記小エアバッグは、前記助手席エアバッグと別の基布にて袋状に形成されており、膨張展開状態の前記助手席エアバッグの車幅方向中央側を向く側壁における前端側の部分に接合されて構成されている請求項1〜請求項4の何れか1項記載の助手席エアバッグ装置。
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