JPWO2015145725A1 - 情報提示装置、クレーンシステム及び情報提示方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成によれば、運転者が操作のために下方を向いた場合であっても、その視界の範囲内において、操作を支援するための操作支援情報が提供される。したがって、運転者は、対象物とその周辺の状況を直接視認しながら、その姿勢を変えることなく、操作支援情報をも視認することができ、クレーンの操作の経験が浅くとも、安全かつ効率的に操作することが可能となる。
このような構成によれば、クレーンの運転者は、対象物とその周辺の状況を直接視認しながらクレーンの動作情報を視認することができるので、対象物の高さや位置の調整を迅速かつ正確に行うことができる。
このような構成によれば、運転者の視界の範囲内において、対象物及びその周辺の状況を別の角度から撮影した対象物映像情報が提供される。したがって、運転者は、対象物とその周辺の状況を直接視認しつつ、更に、対象物と周辺の障害物との位置関係を別の角度から確認することができるので、運転者は、一層、安全かつ効率的に操作することが可能となる。
このような構成によれば、運転者の視界の範囲内において、対象物及び周辺の輪郭(プロファイル)を模した映像が提供される。したがって、運転者は、対象物とその周辺の状況を直接視認しつつ、更に、対象物と周辺の障害物との高さや位置関係を把握することができるので、運転者は、一層、安全かつ効率的に操作することが可能となる。
このような構成によれば、対象物ごとの属性情報に基づいて、荷役を行う対象物の順序を示した手順リストや、当該対象物を識別するための情報を運転者の視界に表示することができる。これにより、運転者は、次に運ぶべき対象物を正確かつ迅速に判別することができるので、一層効率的に荷役作業を行うことができる。
このような構成によれば、操作用窓から直接視認される対象物の各々と対応付けられて属性情報が付されるため、クレーンの運転者は、段積みされたコンテナの別を一見して把握可能となり、一層効率的に荷役作業を行うことができる。
このような構成によれば、ウェアラブル装置は、運転者が操作のために下方を向いた場合であっても、その姿勢の変化に追随しながら、運転者の視界の範囲内に表示部を配するので、運転者は、姿勢を変えることなく、対象物とその周辺の状況を直接視認しながら、操作支援情報を視認することができる。また、運転者がウェアラブル装置を装着するのみで実現可能なので、情報提示装置の敷設負担を軽減できる。
このような構成とすることで、運転者が操作支援情報を要しない状況においては不要な情報が表示されないため、当該運転者の気を散らすことがなく、ウェアラブル装置の装着の煩わしさを低減することができる。
以下、第1の実施形態に係るクレーンシステムを、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーンシステムは、クレーン(後述するクレーン10)と、情報提示装置(後述する情報提示装置20)と、を備えている。本実施形態において、クレーンは、コンテナ船上のコンテナの積み卸し作業を行うコンテナクレーンである。また、情報提示装置は、当該コンテナクレーンに搭載され、その運転者の吊荷作業の操作を支援するための情報を、視覚を通じて運転者に提供する。
図1は、第1の実施形態に係るクレーンの全体構成を示す図である。
図1に示すように、クレーン10は、脚構造部11と、ブーム12と、トロリー13と、運転室14と、スプレッダー15(吊下手段)と、を備えている。
脚構造部11は、岸壁の地上に設置され、上方に延伸しながらクレーン10の他の構成全体を支持する。脚構造部11は、基端に横行機構11aを有しており、地上に設けられたレールに沿ってクレーン10全体を横行(紙面奥手、手前方向に移動)可能となっている。ブーム12は、脚構造部11に支持されながら、吊荷(コンテナA)及び吊荷となる対象物(コンテナ船50に積まれた複数のコンテナ)の上方において、コンテナ船50が停泊する側に延伸して配されている。ブーム12は、先端がより上方に向かう方向に回動可能とされている。トロリー13は、ブーム12の延伸方向に配されたレールに沿って走行(紙面左右方向に移動)可能とされている。
図2に示すように、運転室14は、内部に運転席141と、操作パネル142と、操作用窓143と、端末装置21と、を内部に備えている。
運転席141は、クレーン10の運転者Xが位置する座席である。操作パネル142には、運転者Xがクレーン10の各種動作の操作に要する入力インターフェイス(レバーやスイッチ等)が設けられている。操作用窓143は、運転席141に位置する運転者Xがその下方に吊り下げられた吊荷(コンテナA等)を視認可能なように設けられている。端末装置21は、例えば、一般的なパーソナルコンピュータ等である。端末装置21の具体的な機能構成については後述する。
図3に示すように、ウェアラブル装置22は、運転者Xの頭部に装着されるメガネ型の端末機器であり、運転者Xの視界に、所定の画像情報を表示可能な表示部222を備えている。これにより、運転者Xは、操作中に下方を見下ろしている場合において、吊下げているコンテナA等を視認しながら、同時に、表示部222を通じて当該画像情報を視認することができる。
なお、ウェアラブル装置22の態様は、図3に示すようなメガネ型のタイプには限定されず、例えば、背景を視認可能な透明ディスプレイを有するヘッドマウント型の端末機器等であってもよい。即ち、ウェアラブル装置22は、運転者Xの頭部の姿勢に関わらず、その視界の少なくとも一領域に画像情報を表示可能であれば、如何なる態様であってもよい。
図4は、第1の実施形態に係る情報提示装置の機能構成を示す図である。
本実施形態に係る情報提示装置20は、図4に示すように、運転室14に設置された端末装置21、運転者Xが装着するウェアラブル装置22を備えている。また、端末装置21は、クレーン10に設けられるクレーン制御装置31から所定の情報の入力を受け付ける。
CPU210は、端末装置21の動作全体の制御を司る機能部である。CPU210は、内部の記憶領域に所定のプログラムが読み込まれることで、操作支援情報取得部211(動作情報取得部211a)、及び、画像情報生成部212としての機能を発揮する。操作支援情報取得部211、及び、画像情報生成部212の各機能については以下に説明する。
操作支援情報取得部211(動作情報取得部211a)は、通信接続部213を介して、クレーン制御装置31から、操作支援情報として、現時点におけるクレーン10の動作状態を示す動作情報の入力を逐次受け付ける。
画像情報生成部212は、少なくとも動作情報取得部211aが取得した操作支援情報(即ち、動作情報)を含む画像情報を生成し、当該画像情報をウェアラブル装置22の表示部222に出力する。この際、画像情報生成部212は、自装置及びウェアラブル装置22に備えられた無線通信モジュール214、221を介して、上記画像情報を表示部222に出力する。
無線通信モジュール214は、端末装置21がウェアラブル装置22と情報を無線でやり取りするための通信インターフェイスである。無線通信モジュール214は、ウェアラブル装置22に備えられた他の無線通信モジュール221との間で所定の無線通信プロトコルに従った無線通信を実現する。
なお、端末装置21からウェアラブル装置22への上記画像情報の出力は、無線通信ではなく所定の通信ケーブルを介した有線通信によって成されるものであってもよい。
図5は、第1の実施形態に係る表示部に表示される画像情報を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る画像情報生成部212は、動作情報取得部211aが取得した動作情報に基づいて、当該動作情報、具体的には、脚構造部11における横行座標、横行速度、トロリー13によるスプレッダー15等の巻上座標、巻上速度、ブーム12の起伏角度、トロリー13の走行速度、ツイストロックのON/OFF、吊荷(コンテナA)の荷重等の情報(数値、パラメータ)を含む画像情報P1を生成する。
図6Aに示すように、操作支援情報取得部211(動作情報取得部211a)は、クレーン10の動作情報をクレーン制御装置31から取得する(ステップS11)。次に、画像情報生成部212は、取得した動作情報に基づいて画像情報P1(図5)を生成する(ステップS12)。画像情報生成部212は、さらに、生成した画像情報P1を、無線通信モジュール214、221を介してウェアラブル装置22に出力する(ステップS13)。CPU210は、クレーン10の運転終了を示す信号の入力の有無に基づいてクレーン10の運転が終了したか否かを判定する(ステップS14)。操作パネル142を介してクレーン10の運転終了を示す信号の入力を受け付けた場合には(ステップS14:YES)、端末装置21は処理を終了する。一方、クレーン10の運転終了を示す信号の入力を受け付けない場合には(ステップS14:NO)、ステップS11に戻って、引き続き動作情報の取得〜画像情報の出力の処理を繰り返す。
なお、他の実施形態に係るウェアラブル装置22は、この態様に限定されることはない。即ち、運転者Xが下方以外の他の方位を向いた場合であってもそのまま画像情報P1の表示を継続してもよいし、向いた方位に対応する他の画像情報を表示してもよい。
次に、第2の実施形態に係るクレーンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーンシステムは、クレーンの外部に備え付けられた撮影装置を介して、所定の映像情報を運転者に提供する。
図7に示すように、本実施形態に係る情報提示装置20の端末装置21は、クレーン制御装置31に加え、更に、撮影装置32から、所定の対象物映像情報の入力を受け付ける態様となっている。
駆動機構32aは、クレーン制御装置31から動作情報を取得して、当該動作情報が示す座標(横行座標、巻上座標等)に対応するように撮影装置32の姿勢を変更させる。これにより、撮影装置32は、吊り下げられている吊荷(コンテナA)の移動に合わせて、当該吊荷を追随するように撮影範囲を変更することができる。
図8に示すように、本実施形態に係る画像情報生成部212は、動作情報取得部211aが取得した動作情報、及び、映像情報取得部211bが取得した対象物映像情報に基づいて、当該動作情報、及び、対象物映像情報を含む画像情報P2を生成する。
画像情報生成部212が生成した画像情報P2は、ウェアラブル装置22の表示部222に出力される(図8参照)。
次に、第3の実施形態に係るクレーンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーンシステムは、クレーンに備え付けられた所定のプロファイルセンサを介して、所定のプロファイル情報を運転者に提供する。
図9に示すように、本実施形態に係る情報提示装置20の端末装置21は、クレーン制御装置31に加え、更に、プロファイルセンサ33から、所定のプロファイル情報の入力を受け付ける態様となっている。
図10に示すように、本実施形態に係る画像情報生成部212は、動作情報取得部211aが取得した動作情報、及び、プロファイル情報取得部211cが取得したプロファイル情報に基づいて、当該動作情報、及び、プロファイル情報を含む画像情報P3を生成する。
画像情報生成部212が生成した画像情報P3は、ウェアラブル装置22の表示部222に出力される(図10参照)。
なお、本実施形態において、クレーン10に取り付けられるプロファイルセンサ33は一つではなく、異なる複数の箇所に取り付けられていてもよい。この場合、画像情報生成部212は、当該複数のプロファイルセンサ33の相対的な位置関係を予め記憶し、当該位置関係に基づいて、異なる複数のプロファイルセンサ33から取得されるプロファイル情報を合成することで、一のプロファイル情報を生成する。このようにすることで、一つのプロファイルセンサ33では死角となって検知できない輪郭を、他のプロファイルセンサ33をもって補うことができるので、運転者Xに、より詳細なプロファイル情報を提供することができる。
また、本実施形態に係る情報提示装置は、プロファイルセンサ33が取得するプロファイル情報であるため、映像情報に比べて情報量が少なくて済み、情報の更新を高速に行うことができ、また、装置の構成を簡素化することができる。
次に、第4の実施形態に係るクレーンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーンシステムにおいては、運転席に位置する運転者Xの下方に配される操作用窓に透明表示装置が適用される。
図11に示すように、本実施形態に係る情報提示装置20は、端末装置21と、透明表示装置25と、を備えている。端末装置21の機能構成は、第1の実施形態と同等であるため、詳細な説明を省略する。
透明表示装置25は、表示画面上に画像情報を表示しつつ、当該表示画面の後ろの背景が透けて見える特徴を有する表示装置である。具体的には、透明表示装置25は、透明表示部252を備えている。透明表示部252は、表示部の一態様であって、運転室14の下方に設けられた操作用窓143(図2参照)の一部または全部を覆うように設置されている。この透明表示部252は、運転者Xに対し所定の画像情報を表示することができるとともに、その背景が透けて視認可能とされている。これにより、運転者Xは、透明表示部252(及び操作用窓143)を通じて、その先に位置するスプレッダー15や吊荷(コンテナA)等を直接視認することができる。
なお、端末装置21と透明表示装置25との間の情報のやり取りは、無線通信に限定されず、有線通信によって成される態様であってもよい。
図12は、本実施形態に係る運転者Xが運転席141からその下方の操作用窓143を通じて視認できる光景の一例を示している。ここで、上述したように、本実施形態に係る透明表示部252は、操作用窓143の全面に設置される。また、透明表示部252は、無線通信モジュール251を介して取得した操作支援情報(本実施形態においては、クレーン10の動作情報)を含む画像情報P4を表示する。図12に示すように、画像情報P4は、透明表示部252の隅に映し出される。
また、透明表示部252はその背景が透けて見えるので、当該画像情報P4が表示される領域以外の領域においては、運転者Xは、透明表示部252及び操作用窓143を通じて、その下方に位置するスプレッダー15や吊下げられたコンテナA、及び、その周辺に段積みされたコンテナ等を直接視認することができる(図12参照)。
次に、第5の実施形態に係るクレーンシステムについて、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーンシステムにおいては、運転席に位置する運転者Xの下方に配される操作用窓に透明表示装置が適用されるとともに、予め吊荷の対象とするコンテナ別に規定された属性情報を透明表示装置に表示して、運転者の操作支援を行う。
図13に示すように、本実施形態に係る情報提示装置20は、端末装置21と、透明表示装置25と、を備えている。端末装置21は、クレーン制御装置31に加え、更に、地上端末装置34から、コンテナ別の属性情報の入力を受け付ける。
コンテナ属性テーブルは、属性情報の一態様であって、コンテナの別を識別するためのコンテナID、積み込まれたコンテナ船を識別するコンテナ船ID、当該コンテナ船の何処に見込まれているかを特定するための積み込み位置座標(X、Y、Z)、及び、積み卸しを行うコンテナの順番を示す作業手順、コンテナヤードに配置する位置座標(X、Y、Z)の各々を対応付けるテーブルである。コンテナ属性テーブルは、予め、流通管理者等によって作成され、コンテナヤードに設置される地上端末装置34に保存される。
なお、図14に示したコンテナ属性テーブルは一例であって、これに限られず、他の情報が含まれるものであってもよい。
図15は、本実施形態に係る運転者Xが運転席141からその下方の操作用窓143を通じて視認できる光景の一例を示している。第4の実施形態と同様に、本実施形態に係る透明表示部252は、操作用窓143の全面に設置される。また、透明表示部252は、背景が透けて見えるので、運転者Xは、透明表示部252及び操作用窓143を通じて、その下方に位置するスプレッダー15や吊下げられたコンテナA、及び、その周辺に段積みされたコンテナ等を直接視認することができる(図15参照)。
10 クレーン
11 脚構造部
11a 横行機構
12 ブーム
13 トロリー
14 運転室
141 運転席
142 操作パネル
143 操作用窓
15 スプレッダー(吊下手段)
20 情報提示装置
21 端末装置
210 CPU
211 操作支援情報取得部
211a 動作情報取得部
211b 映像情報取得部
211c プロファイル情報取得部
211d 属性情報取得部
212 画像情報生成部
213 通信接続部
214、221、251 無線通信モジュール
22 ウェアラブル装置
222 表示部
223 姿勢検知部
25 透明表示装置
252 透明表示部
31 クレーン制御装置
32 撮影装置
32a 駆動機構
33 プロファイルセンサ
34 地上端末装置
50 コンテナ船
Claims (10)
- 吊荷となる対象物の上方で延伸して配されるブームと、当該ブームに沿って移動可能なトロリーと、当該トロリーに設置され、前記対象物を吊り下げて昇降可能な吊下手段と、前記対象物の上方に設置され、運転席に位置する運転者がその下方に吊り下げられた前記対象物を視認可能なように設けられた操作用窓を有する運転室と、を備えたクレーンにおける情報提示装置であって、
前記運転者が前記操作用窓を見た際に、その視界に所定の画像情報を表示可能な表示部と、
前記運転者による吊荷作業の操作を支援するための操作支援情報を取得する操作支援情報取得部と、
少なくとも前記取得した操作支援情報を含む画像情報を生成し、前記表示部に出力する画像情報生成部と、
を備える情報提示装置。 - 前記操作支援情報取得部は、前記クレーンの動作情報を取得する動作情報取得部を有し、
前記画像情報生成部は、前記操作支援情報として前記動作情報を含む画像情報を生成する
請求項1に記載の情報提示装置。 - 前記操作支援情報取得部は、前記吊下手段の下方に位置する範囲を撮影する撮影装置を介して対象物映像情報を取得する映像情報取得部を有し、
前記画像情報生成部は、前記操作支援情報として前記対象物映像情報を含む画像情報を生成する
請求項1または請求項2に記載の情報提示装置。 - 前記操作支援情報取得部は、前記吊下手段の下方に位置する前記対象物の輪郭を示すプロファイル情報を取得するプロファイル情報取得部を有し、
前記画像情報生成部は、前記操作支援情報として前記プロファイル情報を含む画像情報を生成する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報提示装置。 - 前記操作支援情報取得部は、予め規定された前記対象物ごとの属性情報を取得する属性情報取得部を有し、
前記画像情報生成部は、前記操作支援情報として前記属性情報を含む画像情報を生成する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報提示装置。 - 前記画像情報生成部は、前記属性情報の各々が、前記操作用窓から直接視認される前記対象物の各々と対応付けられるように画像情報を生成する
請求項5に記載の情報提示装置。 - 前記表示部は、前記運転者が頭部に装着するウェアラブル装置に取り付けられている
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の情報提示装置。 - 前記ウェアラブル装置は、更に、運転者の姿勢情報を検知する姿勢検知部を備え、
前記表示部は、前記姿勢情報に基づいて、前記運転者が下方を視認している場合に前記画像情報を表示する
請求項7に記載の情報提示装置。 - 請求項1から請求項8の何れか一項に記載の情報提示装置と、
吊荷となる対象物の上方で延伸して配されるブームと、当該ブームに沿って移動可能なトロリーと、当該トロリーに設置され、前記対象物を吊り下げて昇降可能な吊下手段と、前記対象物の上方に設置され、運転席に位置する運転者がその下方に吊り下げられた前記対象物を視認可能なように設けられた操作用窓を有する運転室と、を具備するクレーンと、
を備えるクレーンシステム。 - 吊荷となる対象物の上方で延伸して配されるブームと、当該ブームに沿って移動可能なトロリーと、当該トロリーに設置され、前記対象物を吊り下げて昇降可能な吊下手段と、前記対象物の上方に設置され、運転席に位置する運転者がその下方に吊り下げられた前記対象物を視認可能なように設けられた操作用窓を有する運転室と、を備えたクレーンの運転時に用いる情報提示方法であって、
前記運転者による吊荷作業の操作を支援するための操作支援情報を取得し、
少なくとも前記取得した操作支援情報を含む画像情報を生成し、前記運転者が前記操作用窓を見た際に、その視界に所定の画像情報を表示可能な表示部に出力する情報提示方法。
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