JP2016193778A - クレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置 - Google Patents

クレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転室の窓からの目視では得られない情報をその窓に表示して、安全性を確保しながら高効率な荷役を図るクレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置を提供する。
【解決手段】測域センサ41A、41Bでトロリ16の下方の所定範囲内の表層にいる作業者の位置情報を取得し、その作業者の位置情報を前面窓の区画にそれぞれ貼り付けられた透過型ディスプレイ装置のいずれかに表示する。また、TOS4のコンテナ管理情報から、荷役対象のコンテナCの配列番号、規格、種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報を取得し、そのコンテナ情報を透過型ディスプレイ装置のいずれかに表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置に関し、より詳細には、運転室の窓からの目視では得られない情報をその窓に表示して、安全性を確保しながら高効率な荷役を図るクレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置に関する。
クレーンの運転室に搭乗した運転手はその運転室の窓から目視した情報に基づいてクレーンの操作を行っている。しかし、運転室の窓から目視で得られる情報には限界がある。
そこで、カメラによって撮像されたクレーン周辺領域の画像を運転室に設けられたディスプレイ装置に表示し、そのディスプレイ装置に表示された画像に映る作業者をハイライトする装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この装置ではコンテナ船のホールド(船倉)内などのカメラの視界の悪い範囲や障害物(スプレッダも含む)があってカメラに映らない範囲には何があるか不明である。従って、そのような範囲で荷役を行う際には、作業者とコンテナとの衝突事故を回避するために荷役作業を慎重に行う必要がある。また、窓とディスプレイ装置との両方を確認する必要があるため、その確認作業が煩雑になる。加えて、ディスプレイ装置を確認する際に、運転手の目線がスプレッダから外れる。以上の理由から、荷役効率が低下していた。
また、次に行う荷役作業情報(コンテナ番号やコンテナ積み付け位置など)を専用のディスプレイ装置上に表示することが実用化されているが、その専用のディスプレイ装置の情報を確認するため視線を荷役中のコンテナが映されているディスプレイ装置から外す必要があった。
特開2010−241548号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、運転室の窓からの目視では得られない情報をその窓に表示して、安全性を確保しながら高効率な荷役を図るクレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明のクレーンの運転支援方法は、トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備えたクレーンを、前記運転室の運転席に搭乗した運転手が前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と下方を向いた底面窓とから目視で得られた情報に基づいて操作盤により操作する際のクレーンの運転支援方法において、前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の位置情報を取得し、その作業者の位置情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示することを特徴とする方法である。
この方法によれば、運転室の前面窓と底面窓とからの目視では見えない部分にいる作業者の位置情報を窓面に表示して、運転手に作業者に対する注意を喚起することができる。
これにより、コンテナ船のホールド内などの視界の悪い範囲や吊具及び窓枠などの障害物のある範囲などで事前に作業者との衝突を回避することができる。従って、安全性を確保しながら高効率な荷役を行うことができる。
一方、上記の課題を解決するための本発明のクレーンの運転支援方法は、トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備えたクレーンを、前記運転室の運転席に搭乗した運転手が前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と下方を向いた底面窓とから目視で得られた情報に基づいて操作盤により操作する際のクレーンの運転支援方法において、ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報から、荷役対象のコンテナの配列番号、形状、種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報を取得し、そのコンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示することを特徴とする方法である。
なお、ここでいうコンテナの形状とは、例えば20フィート(約6.096m)や40フィート(約12.19メートル)などの規格のことであり、コンテナの種別とは、例えばドライコンテナやリーファコンテナなどのことである。
この方法によれば、運転室の前面窓と底面窓とからの目視では得ることができない荷役対象のコンテナの配列番号、形状、及び種別を窓面に表示して、運転手に教示することができる。これにより、運転手が荷役対象のコンテナを正しく認識することができる。例えば、荷役対象のコンテナが20フィートコンテナや冷凍コンテナの場合にそれらを正確に認識することができる。従って、吊具とコンテナとの接続が不完全になったり、コンテナが電源を接続したままの状態で持ち上げたりすることを回避することができ、安全性を確保しながら高効率な荷役を行うことができる。
また、上記のクレーンの運転支援方法において、前記トロリ又は前記吊具の位置を基準として、前記トロリの下方に積み上げられた複数のコンテナの相対位置情報及び前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の相対位置情報と、ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報と、前記トロリ及び前記吊具を前記操作盤の操作に基づいて制御する制御装置の有する前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報とを取得し、次いで、前記相対位置情報と前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報と前記コンテナ管理情報を照合して、前記作業者の位置情報と荷役対象のコンテナの位置情報と、その荷役対象のコンテナの配列番号、形状、及び種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報とを取得し、次いで、前記作業者の位置情報と前記コンテナの位置情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの各位置情報に対応する窓面にそれぞれ表示すると共に前記コンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの前記吊具が前記運転席から目視可能な窓面を除いた窓面に表示することが望ましい。これにより、運転手が運転室の窓からの目視では得られない作業者や荷役対象となるコンテナの位置情報を正確に得られると共に、コンテナの配列番号、形状、及び種別を含むコンテナ情報を、吊具から目線を逸らすことなく得ることができるので、安全性を確保しながら高効率な荷役を図ることができる。
そして、上記の課題を解決するための本発明のクレーンの運転支援装置は、トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備え、該運転室が、前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と、下方を向いた底面窓と、運転手が搭乗する運転席と、前記トロリ及び前記吊具を操作する操作盤とを有するクレーンの運転を支援するクレーンの運転支援装置において、前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、窓面に情報を投影表示又は透過表示する表示手段と、前記位置情報取得手段と前記表示手段に接続された情報処理装置とを備え、前記位置情報取得手段が前記作業者の位置情報を取得して、その作業者の位置情報を前記情報処理装置に送信し、次いで、前記情報処理装置が前記作業者の位置情報を前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示する構成である。
一方、上記の課題を解決するための本発明のクレーンの運転支援装置は、トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備え、該運転室が、前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と、下方を向いた底面窓と、運転手が搭乗する運転席と、前記トロリ及び前記吊具を操作する操作盤とを有するクレーンの運転を支援するクレーンの運転支援装置において、窓面に情報を投影表示又は透過表示する表示手段と、前記表示手段に接続された情報処理装置とを備え、前記情報処理装置がターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報から、荷役対象のコンテナの配列番号、形状、種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報を取得して、そのコンテナ情報を前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示する構成である。
また、上記のクレーンの運転支援装置において、前記トロリ又は前記吊具の位置を基準として、前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の相対位置情報と前記トロリの下方に積み上げられた複数のコンテナの相対位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、前記位置情報取得手段が前記所定範囲を測定して、前記コンテナの相対位置情報と前記作業者の相対位置情報を取得して、それらの相対位置情報を前記情報処理装置に送信し、次いで、前記情報処理装置が、ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報を取得すると共に前記トロリ及び前記吊具を前記操作盤の操作に基づいて制御する制御装置から前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報を取得し、次いで、前記情報処理装置が、前記相対位置情報と前記絶対位置情報と前記コンテナ管理情報を照合して、前記作業者の位置情報と荷役対象のコンテナの位置情報と、そのコンテナの配列番号、形状、及び種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報とを取得し、次いで、前記情報処理装置が前記作業者の位置情報と前記コンテナの位置情報とを前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの各位置情報に対応する窓面にそれぞれ表示すると共に前記コンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの前記吊具が前記運転室から目視可能な窓面を除いた窓面に表示する構成であることが望ましい。
加えて、上記のクレーンの運転支援装置において、前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面が複数の区画に区切られ、前記表示手段がその区画に貼り付けられた複数の透過型ディスプレイ装置又はその区画に投影する投影装置のどちらか一方を有し、前記表示手段が前記位置情報に対応する区画を発色させる構成であることが望ましい。この構成によれば、複数の表紙手段を各区画に対応させることで、位置情報を分り易く運転手に伝えることができる。
更に、上記のクレーンの運転支援装置において、前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面が複数の区画に区切られ、前記表示手段がその区画に貼り付けられた複数の透過型ディスプレイ装置又はその区画に投影する投影装置のどちらか一方を有し、前記表示手段が前記コンテナ情報を前記複数の区画のうちの前記吊具が前記運転席から目視可能な区画を除く区画に表示する構成であることが望ましい。この構成によれば、運転手の吊具への視線を遮らない区画に表示して情報を伝えることができる。
その上、上記のクレーンの運転支援装置において、前記位置情報取得手段が少なくとも二つの測域センサを有し、その二つの測域センサが前記吊具を介して対向配置され、一方の測域センサの走査線が前記吊具で遮られる領域を他方の測域センサの走査線が走査する構成であることが望ましい。この構成によれば、吊具の影やコンテナの影など一方の測域センサで取得できない部分を他方の測域センサで取得することができる。
また、上記のクレーンの運転支援装置において、前記位置情報取得手段が前記作業者に取り付けられ、衛星測位システムにより位置情報を取得可能な無線標識を有することが望ましい。
本発明のクレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置によれば、運転室の前面窓と底面窓とからの目視では見えない部分にいる作業者の位置情報を窓面に表示して、運転手に作業者に対する注意を喚起することができる。また、運転室の前面窓と底面窓とからの目視では得ることができない荷役対象のコンテナの配列番号、形状、及び種別を吊具が目視可能な窓面を除いた窓面に表示して、運転手の目線を吊具から逸らさせることなく、運転手に教示することができる。
従って、運転室の窓からの目視では得られない情報に基づいて運転手がクレーンの運転を行うことができるので、安全性を確保しながら高効率な荷役を図ることができる。
本発明のクレーンの運転支援装置の第一実施形態を例示する側面図である。 図1の運転室内を示した図である。 図1の運転室内からの眺めを示した図である。 図3の窓が無い状態を拡大した拡大図である。 図1の測域センサとその測域センサがデータを取得する状態を示す。 図1のターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理データを示す。 図1の運転支援装置のデータの流れを示した図である。 図3の表示手段に情報が表示された状態を示した図である。 本発明のクレーンの運転支援装置の第二実施形態を例示する運転室からの眺めを示した図である。
以下、本発明のクレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置の実施形態について説明する。
図1に示すように、実施形態の運転支援装置40は測域センサ41A、41Bを備え、コンテナターミナル1の岸壁2の縁2a側に配置された橋形クレーン10の運転室30に搭乗した運転手が橋形クレーン10を操作して、コンテナ船20からコンテナCを荷役する際に、その運転手の運転操作を支援するための装置である。
コンテナターミナル1は、多数のコンテナCが蔵置された蔵置レーンを備え、コンテナCを運搬する運搬車、門型クレーン、橋形クレーン10を含む荷役機器が配置されている。また、このコンテナターミナル1は、管理施設3にコンテナCの管理を行うと共に荷役機器に作業指示するTOS(ターミナルオペレーティングシステム)4を備える。
このTOS4は、コンテナターミナル1の蔵置レーンに蔵置されるコンテナの配列情報、コンテナ船20に積載されているコンテナの配列情報、各コンテナの配列番号、形状、種別などのコンテナ管理情報などを有している。
橋形クレーン10は、岸壁2を走行可能な走行装置11を有する下部構造体12とその下部構造体12の上部に支持される上部構造体13を備え、上部構造体13が岸壁2からコンテナ船20に向って延設されたガーダ14及びブーム15を有する。また、この橋形クレーン10は、上部構造体13にガーダ14及びブーム15を移動するトロリ16とそのトロリ16を介して昇降するスプレッダ17を有する。加えて、この橋形クレーン10
は、機械室18を備える。この機械室18は、トロリ16及びスプレッダ17の動作を制御するPLC(プログラマブルロジックコントローラ;制御装置)19を有する。
このPLC19は、トロリ16の横行装置及びスプレッダ17の巻取装置を制御しており、この実施形態では、橋形クレーン10の設置位置やその規格などと横行装置のドラムの巻き取り量に基づいてトロリ16の絶対位置情報を、巻取装置のドラムの巻き取り量に基づいてスプレッダ17の絶対位置情報を取得している。
コンテナ船20は、上甲板21から上方に設けられた上部構造物22と、コンテナCを船内に収納するホールド(船倉)23を備える。そして、このホールド23内はセル構造となっており、セルガイド24を有する。なお、このコンテナ船20は、上甲板21の上にもコンテナCを積むことが可能な構造である。
運転室30はトロリ16に取り付けられる。この運転室30は、図2に示すように、運転席31と操作コンソール32とを有する。また、この運転室30は、トロリ16の進行方向の一方向(陸側から海側の方向)に向いた前面窓33A、33Bとトロリ16の進行方向に交差する方向に向いた側面窓34A、34Bとトロリ16の下方に向いた底面窓35とを有する。
運転支援装置40は、測域センサ41A、41Bなどで取得した情報を表示する複数の透過型ディスプレイ装置42と、運転支援サーバ43とを備え、運転支援サーバ43はPC(パーソナルコンピュータ)とPLC(プログラマブルロジックコントローラ)などで構成される。
図3は前面窓33Bと底面窓35からの眺めを示しており、このとき運転手はスプレッダ17が見え易いように底面窓35から下方を覗くようにしている。図3に示すように、前面窓33Bは窓枠36a、36bを有し、底面窓35は窓枠37aと落下防止用の格子38a、38bとを有している。
そして、運転支援装置40の複数の透過型ディスプレイ装置42A〜42D(以下、全ての透過型ディスプレイを示す場合は透過型ディスプレイ装置42とする)のそれぞれは、画面上に情報を表示しつつ、その画面の向こう側(運転室30の外側)が透けて見える構造のディスプレイ装置である。例えば、この透過型ディスプレイ装置42は、画面を赤色や緑色に発色させて運転手に注意喚起したり、画面に文字を表示して運転手に情報を伝達したりする。
これらの透過型ディスプレイ装置42は、前面窓33Bと底面窓35のうち運転手の視界の邪魔にならない、つまりスプレッダ17がコンテナC7を掴むときに運転手のそのスプレッダ17への視線を遮らない前面窓33Bの窓面の下端側に左から順に一列に並べて貼り付けられる。このように、視界の邪魔にならない位置に透過型ディスプレイ装置42を配置することで、運転手の視界を遮ることなく運転手に情報を伝えることができる。
また、これらの透過型ディスプレイ装置42は、前面窓33Bと底面窓35の両方の窓面に設けられた複数の区画44A〜44Dに対応するように配置されている。例えば、透過型ディスプレイ装置42Aは、左端側の区画44Aに対応し、透過型ディスプレイ装置42Dは、右端側の区画44Dに対応している。このように、複数の透過型ディスプレイ装置42を各区画44A〜44Dに対応させることで、位置情報を分り易く運転手に伝えることができる。
図4は図3の前面窓33Bと底面窓35からの眺めを各窓が無い状態で拡大したもので
ある。図3では各窓の窓枠36a、36b、37aや格子38a、38bにより見え難いが、運転手からは、スプレッダ17、コンテナ船20のホールド23内のコンテナ(荷役対象のコンテナC7を含む)と、コンテナ船20の上甲板21上に載置されているコンテナと、上甲板21上で作業している作業者W1が見えている。しかし、荷役対象のコンテナC7はホールド23内で見え難い。また、コンテナC6とホールド23内で作業している作業者W2はスプレッダ17の影になり見えない。
測域センサ41A、41Bは、図5に示すように、二軸走査型の光波距離計である。この測域センサ41A、41Bはトロリ16にスプレッダ17を介して対向するように配置され、測域センサ41Aがトロリ16の移動方向の一方の端部側に、測域センサ41Bが他方の端部側に配置される。なお、測域センサ41Bは、運転室30の下端面に配置することもできる。
各測域センサ41A、41Bのそれぞれは、センサ部41a、第一走査軸41b、第二走査軸41cを備えて構成される。第一走査軸41bの軸方向がトロリ16の移動方向であり、第二走査軸41cの軸方向がトロリ16の移動方向に交差する方向に向けられている。このように、測域センサ41A、41Bがスプレッダ17を介して対向配置されることで、トロリ16又はスプレッダ17の位置を基準として、トロリ16の下方の表層に配置されているコンテナC1〜C10と表層にいる作業者W1、W2の相対位置情報を、スプレッダ17の影になっている部分やコンテナの影になる部分でも取得することができる。
そして、この測域センサ41A、41Bは、それぞれの走査平面上に位置するコンテナCや作業者Wをその形状から判別し、トロリ16又はスプレッダ17の位置を基準として、それらの相対的な距離を測定する。
TOS4のコンテナ管理情報50は、図6に示すように、コンテナの配列番号(列−行−段)、規格(40フィート、20フィート)、種別(ドライコンテナ、リーファコンテナ)を含む情報である。このコンテナ管理情報50は、TOS4に格納されており、コンテナの荷役状況により逐次更新されている。例えば、コンテナ船20での配列情報、コンテナターミナル1の蔵置レーン上の配列情報はその荷役が完了した時点で更新される。また、荷役するコンテナが20フィートの場合には、隣接する20フィートのコンテナを二個まとめて荷役するよう記憶される。加えて、リーファコンテナの場合はその電源コードが接続されているかも記憶されている。更に、上甲板21上のコンテナがコンテナ同士を互いに連結するための連結具であるスタッキングコーンで連結されているか否かも記憶されている。なお、上甲板21上のコンテナのスタッキングコーンの連結については、作業者の携帯している端末から送信される情報に基づいている。
次に、実施形態の橋形クレーン10の運転支援方法について、図7に示す運転支援装置40のデータの流れを参照しながら説明する。
まず、各橋形クレーン10のトロリ16に取り付けた測域センサ41A、41Bが逐次、トロリ16の下方の所定範囲内の表層に配置されるコンテナC1〜C10の相対位置情報と、所定範囲内の表層にいる作業者W1、W2の相対位置情報を取得する。このとき、測域センサ41A、41Bは、第一走査軸41bを軸にセンサ部41aが回転し、走査平面上の測域情報を取得する。次に、第二走査軸41cを軸にセンサ部41aが回転し、別の走査平面上の測域情報を取得する。このようにして、トロリ16又はスプレッダ17を基準としたコンテナC1〜C10と作業者W1、W2の相対位置情報を取得する。そして、測域センサ41A、41Bが取得した相対位置情報を運転支援サーバ43に送信する。
次に、運転支援サーバ43が、管理施設3内のTOS4のコンテナ管理情報50を取得する。また、機械室18内のPLC19からトロリ16とスプレッダ17の絶対位置情報を取得する。
次に、運転支援サーバ43が相対位置情報とコンテナ管理情報50と絶対位置情報とを照合して、作業者W1、W2の絶対位置情報と、荷役対象のコンテナC7の絶対位置情報と、そのコンテナC7の配列番号、規格、及び種別を含むコンテナ情報とを算出する。このとき、コンテナC1〜C10の絶対位置情報をコンテナ管理情報50にフィードバックする。
次に、図8に示すように、運転支援サーバ43が作業者W1、W2の絶対位置情報に対応する透過型ディスプレイ装置42B、42Cを発色させる。この透過型ディスプレイ装置42B、42Cは運転手に作業者W1、W2の存在を注意喚起できるように、例えば赤色に表示される。また、コンテナC7の絶対位置情報に対応する透過型ディスプレイ装置42Cを発色させる。この透過型ディスプレイ装置42Cは運転手に荷役対象のコンテナC7の存在を教示するように、例えば緑色に表示される。従って、透過型ディスプレイ装置42Cは、赤色と緑色に点滅する。加えて、コンテナ情報を、つまりこの実施形態では荷役対象のコンテナC7が40フィートのドライコンテナが一つであることを透過型ディスプレイ装置42A、42Dに表示する。この透過型ディスプレイ装置42A、42Dは運転手に荷役対象のコンテナC7の配列番号、規格、及び種別を教示するように、それらを示す文字を表示する。
次に、それらの情報に基づいて運転者により操作された操作コンソール32から操作情報がPLC19に送信される。そして、PLC19からトロリ16とスプレッダ17に送信される。
図9に示すように、第二実施形態の運転支援装置60は、透過型ディスプレイ装置61と透過型ディスプレイ装置62を有する。透過型ディスプレイ装置61A、61Bのそれぞれは、運転手の視界の邪魔にならない、つまりスプレッダ17がコンテナC7を掴むときに運転手のそのスプレッダ17への視線を遮らない前面窓33Bの窓面の下端側に貼り付けられる。透過型ディスプレイ装置62A〜62Hのそれぞれは、スプレッダ17により視線が遮られる底面窓35に貼り付けられる。この各透過型ディスプレイ装置62は、底面窓35の窓面が複数の区画63A〜64Hに区切られ、その区画に対応するように配置されている。例えば、透過型ディスプレイ装置62Aは、左上端側の区画63Aに対応し、透過型ディスプレイ装置42Hは、右下端側の区画63Hに対応している。
これらの透過型ディスプレイ装置62は、表示機能をON、OFFするように構成されており、運転室30の前面窓33Bや底面窓35からの視界が良好な場合には、表示機能をOFFにすることができる。また、夜間と昼間で輝度を調整できることが望ましい。
この運転支援装置60を用いた運転支援方法は、前述の第一実施形態と同様にして運転支援サーバ43が相対位置情報とコンテナ管理情報50とトロリ16及びスプレッダ17の絶対位置情報とを照合して、作業者W1、W2の絶対位置情報と荷役対象のコンテナC7の絶対位置情報と、そのコンテナC7の配列番号、規格、及び種別を含むコンテナ情報とを算出する。
次に、図9に示すように、運転支援サーバ43が作業者W1、W2の絶対位置情報に対応する透過型ディスプレイ装置62D、62Fを発色させる。また、コンテナC7の絶対位置情報に対応する透過型ディスプレイ装置62Gを発色させる。加えて、コンテナ情報を透過型ディスプレイ装置61Bに表示する。
上記の橋形クレーン10の運転支援方法及び橋形クレーン10の運転支援装置40、60によれば、運転室30の前面窓33Bと底面窓35とからの目視では見えない部分にいる作業者W2の位置情報を窓面に表示して、運転手に作業者W2に対する注意を喚起することができる。これにより、コンテナ船20のホールド23内などの視界の悪い範囲やスプレッダ17及び窓枠などにより視線が遮られる範囲などで事前に作業者W2との衝突を回避することができる。従って、安全性を確保しながら高効率な荷役を行うことができる。
また、運転室30の前面窓33Bと底面窓35とからの目視では得ることができない荷役対象のコンテナC7の配列番号、規格、及び種別をスプレッダ17が目視可能な窓面を除いた窓面に表示して、運転手の目線をスプレッダ17から逸らさせることなく、運転手に教示することができる。これにより、運転手が荷役対象のコンテナC7を正しく認識することができる。例えば、20フィートを二個吊り上げなければならない状況で、運転手が40フィートを一個と勘違いした場合に、接続が不完全になる。その接続状況を窓面で表示することで、そのような状態を回避することができる。また、リーファコンテナの電源が接続された状態か否かを窓面に表示することで、リーファコンテナが電源を接続したままの状態で持ち上げたりすることを回避することができる。加えて、上甲板21上に配置されたコンテナはスタッキングコーンなどで上下のコンテナと接続されている。そのスタッキングコーンが外れているか否かを窓面に表示することで、スタッキングコーンにより連結されたまま吊り上げられることを回避することができる。
加えて、荷役対象のコンテナC7の位置情報を窓面に表示することで、運転者がコンテナC7を一目瞭然で認識することができ、また、正確にスプレッダ17との距離も分かるようになる。運転手がコンテナ管理情報50を見れば、コンテナC1〜C10の配列は分かるが、コンテナの絶対位置までは分からない。例えば、潮の満ち引きやコンテナ船20のバラスト水の状況によりコンテナ船20に載置されているコンテナC1〜C10の絶対位置は変化する。従って、上記の実施形態のように測域センサ41A、41Bでトロリ16又はスプレッダ17の位置を基準としたコンテナC1〜C10相対位置情報を測定し、コンテナ管理情報50やトロリ16及びスプレッダ17の絶対位置情報と照合することによって、コンテナC1〜C10の絶対位置情報を取得することができる。また、コンテナ管理情報50をそのコンテナC1〜C10の絶対位置情報に基づいて更新することによって、逐次、正確な配列情報を取得することができる。
更に、荷役対象のコンテナC7とその他のコンテナC1〜C6、C8〜C10を区別することができるので、荷役対象のコンテナC7が視界の悪い範囲のコンテナや障害物により見えないコンテナであっても、その荷役対象のコンテナC7をすぐに見つけ出すことができる。
なお、上記の実施形態では、橋形クレーン10の運転支援装置40、60を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンテナターミナル1で用いられる門型クレーンの運転支援に適用することができる。
また、上記の実施形態では、測域センサ41A、41Bをトロリ16の移動方向の両端部に配置した例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、測域センサ41A、41Bをトロリ16の移動方向に直交する方向の両端部に配置してもよい。また、二つ以上の測域センサを設けてもよい。また、上記の実施形態では、二軸走査型の測域センサ41A、41Bを備える構成を例に説明したが、一軸走査型の測域センサを複数設けてもよい。
また、上記の実施形態では、作業者W1、W2の位置情報を測域センサ41A、41Bにより測定する例を説明したが、これらの測域センサの代わりに作業者にGPS機能(衛星測位システム)付きのビーコン(無線標識)を携帯させ、そのビーコンの電波をターミナルオペレーティングシステム4が検知するように構成してもよい。
また、上記の実施形態では、表示手段として透過型ディスプレイ装置42、61、62を用いた例を説明したが、これらの透過型ディスプレイ装置に代えて、窓面に情報を投影できる投影機を用いてもよい。
1 コンテナターミナル
3 管理施設
4 ターミナルオペレーティングシステム
10 橋形クレーン
16 トロリ
17 スプレッダ
18 機械室
19 PLC(制御装置)
20 コンテナ船
30 運転室
31 運転席
32 操作コンソール
33B 前面窓
35 底面窓
40、60 運転支援装置
41A、41B 測域センサ
42、61、62 透過型ディスプレイ装置
43 運転支援サーバ
44A〜44D、63A〜63H 区画
50 コンテナ管理情報

Claims (10)

  1. トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備えたクレーンを、前記運転室の運転席に搭乗した運転手が前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と下方を向いた底面窓とから目視で得られた情報に基づいて操作盤により操作する際のクレーンの運転支援方法において、
    前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の位置情報を取得し、その作業者の位置情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示することを特徴とするクレーンの運転支援方法。
  2. トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備えたクレーンを、前記運転室の運転席に搭乗した運転手が前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と下方を向いた底面窓とから目視で得られた情報に基づいて操作盤により操作する際のクレーンの運転支援方法において、
    ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報から、荷役対象のコンテナの配列番号、形状、種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報を取得し、そのコンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示することを特徴とするクレーンの運転支援方法。
  3. 前記トロリ又は前記吊具の位置を基準として、前記トロリの下方に積み上げられた複数のコンテナの相対位置情報及び前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の相対位置情報と、ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報と、前記トロリ及び前記吊具を前記操作盤の操作に基づいて制御する制御装置の有する前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報とを取得し、
    次いで、前記相対位置情報と前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報と前記コンテナ管理情報を照合して、前記作業者の位置情報と荷役対象のコンテナの位置情報と、その荷役対象のコンテナの配列番号、形状、及び種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報とを取得し、
    次いで、前記作業者の位置情報と前記コンテナの位置情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの各位置情報に対応する窓面にそれぞれ表示すると共に前記コンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの前記吊具が前記運転席から目視可能な窓面を除いた窓面に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のクレーンの運転支援方法。
  4. トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備え、該運転室が、前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と、下方を向いた底面窓と、運転手が搭乗する運転席と、前記トロリ及び前記吊具を操作する操作盤とを有するクレーンの運転を支援するクレーンの運転支援装置において、
    前記トロリの下方の所定範囲内の表層にいる作業者の位置情報を取得する位置情報取得手段と、窓面に情報を投影表示又は透過表示する表示手段と、前記位置情報取得手段と前記表示手段に接続された情報処理装置とを備え、
    前記位置情報取得手段が前記作業者の位置情報を取得して、その作業者の位置情報を前記情報処理装置に送信し、次いで、前記情報処理装置が前記作業者の位置情報を前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示する構成であることを特徴とするクレーンの運転支援装置。
  5. トロリを介して昇降する吊具と該トロリに取り付けられた運転室とを備え、該運転室が、前記トロリの進行方向の一方向を向いた前面窓と、下方を向いた底面窓と、運転手が搭乗する運転席と、前記トロリ及び前記吊具を操作する操作盤とを有するクレーンの運転を支援するクレーンの運転支援装置において、
    窓面に情報を投影表示又は透過表示する表示手段と、前記表示手段に接続された情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置がターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報から、荷役対象のコンテナの配列番号、形状、種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報を取得して、そのコンテナ情報を前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの少なくとも一部の窓面に表示する構成であることを特徴とするクレーンの運転支援装置。
  6. 前記トロリ又は前記吊具の位置を基準として、前記トロリの下方の所定範囲内の表面に露出して存在している作業者の相対位置情報と前記トロリの下方に積み上げられた複数のコンテナの相対位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
    前記位置情報取得手段が前記所定範囲を測定して、前記コンテナの相対位置情報と前記作業者の相対位置情報を取得して、それらの相対位置情報を前記情報処理装置に送信し、次いで、前記情報処理装置が、ターミナルオペレーティングシステムのコンテナ管理情報を取得すると共に前記トロリ及び前記吊具を前記操作盤の操作に基づいて制御する制御装置から前記トロリ及び前記吊具の絶対位置情報を取得し、次いで、前記情報処理装置が、前記相対位置情報と前記絶対位置情報と前記コンテナ管理情報を照合して、前記作業者の位置情報と荷役対象のコンテナの位置情報と、そのコンテナの配列番号、形状、及び種別の少なくとも一つを含むコンテナ情報とを取得し、次いで、前記情報処理装置が前記作業者の位置情報と前記コンテナの位置情報とを前記表示手段を用いて前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの各位置情報に対応する窓面にそれぞれ表示すると共に前記コンテナ情報を前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面のうちの前記吊具が前記運転室から目視可能な窓面を除いた窓面に表示する構成である請求項4又は5に記載のクレーンの運転支援装置。
  7. 前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面が複数の区画に区切られ、前記表示手段がその区画に貼り付けられた複数の透過型ディスプレイ装置又はその区画に投影する投影装置のどちらか一方を有し、前記表示手段が前記位置情報に対応する区画を発色させる構成である請求項4又は6に記載のクレーンの運転支援装置。
  8. 前記前面窓と前記底面窓の両方の窓面が複数の区画に区切られ、前記表示手段がその区画に貼り付けられた複数の透過型ディスプレイ装置又はその区画に投影する投影装置のどちらか一方を有し、前記表示手段が前記コンテナ情報を前記複数の区画のうちの前記吊具が前記運転席から目視可能な区画を除く区画に表示する構成である請求項5又は6に記載のクレーンの運転支援装置。
  9. 前記位置情報取得手段が少なくとも二つの測域センサを有し、その二つの測域センサが前記吊具を介して対向配置され、一方の測域センサの走査線が前記吊具で遮られる領域を他方の測域センサの走査線が走査する構成である請求項4又は6又は7のいずれかに記載のクレーンの運転支援装置。
  10. 前記位置情報取得手段が前記作業者に取り付けられ、衛星測位システムにより位置情報を取得可能な無線標識を有する請求項4又は6又は7又は9のいずれかに記載のクレーンの運転支援装置。
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