JP6849959B2 - コンテナターミナルシステムとその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トレーラとクレーン装置を用いるコンテナターミナルシステムとその制御方法に関する。
「コンテナターミナル」とは、コンテナの一時的な保管や輸送のための積み降ろし基地をいう。ここで「コンテナ」とは、貨物輸送用に使われる大型容器である。
コンテナターミナルは、コンテナ船が接岸してコンテナを積み卸しする専用の岸壁、コンテナを運搬し保管するコンテナヤード、および荷役設備で構成される。
「コンテナヤード」とは、コンテナを荷役し一時集積しておく場所をいう。荷役設備は、例えば、ガントリークレーン、トランスファークレーン、ストラドルキャリアなどである。
従来、コンテナターミナルでは、ターミナル管制システム(例えばコンピュータシステム)が、コンテナヤード内のすべての蔵置コンテナ(コンテナヤード内に積載されたコンテナ)の位置を把握している。またターミナル管制システムは、トランスファークレーンや構内トレーラに対して荷役と搬送元及び搬送先の指示を行っている。
しかし、従来のコンテナターミナルシステムでは、トレーラへコンテナを積み込む際と、トレーラからコンテナを積み降ろす際には、人がトレーラや荷役設備の運転操作を行っている。
以下、トレーラへコンテナを積み込むことを「コンテナ積込み」と呼び、トレーラからコンテナを積み降ろすことを「コンテナ積降し」と呼ぶ。
従来から「コンテナ積込み」と「コンテナ積降し」の自動化が望まれており、この要望を満たすため、例えば特許文献1,2が提案されている。
特許文献1の「移動体の位置検出装置及び無人搬送車」では、無人搬送車に測角センサを有する位置割り出し装置が組み付けられ、ガントリークレーンの脚部に進行方向に3つの反射部が取り付けられる。位置割り出し装置は、各反射部にスキャンしたレーザ光の反射光を検知して各反射部の方位角を検出する。位置検出装置は、方位角の差をとった角度差の差に基づいてガントリークレーンに対する自車の正規の停止位置を検出する。
特許文献2の「コンテナクレーンの対象物位置計測装置と該対象物位置計測装置を用いた自動荷役装置」は、トロリーにレーザレーダを取り付け、トロリーに懸吊されたスプレッダ及びコンテナと、その下方に位置する積載目標物を、レーザレーダにより斜め上方より走査して3次元位置を同時計測し、巻上げロープの長さとトロリーの横行を制御する。
特開2004−264099号公報 特開2006−312521号公報
上述したコンテナ積込みとコンテナ積降しの自動化を実現するには、トレーラのシャーシ(コンテナ積載位置)に対してコンテナ又はスプレッダを自動又は半自動で正確に位置決めする必要がある。
特許文献1の手段は、クレーンに対して無人搬送車を位置決めできるが、シャーシに対するコンテナ(又はスプレッダ)の自動位置決めはできない。
また特許文献2の手段は、コンテナの吊下げ高さが大きい(例えば10m以上)ため、以下の課題がある。
(1)位置検出精度が低い、(2)コンテナの横行時に振れが止まるまでに無駄時間が発生する、(3)平面視でシャーシとコンテナの軸心間に角度誤差がある場合には修正できない。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、トレーラのシャーシに対してコンテナ又はスプレッダを自動又は半自動で正確に位置決めすることができるコンテナターミナルシステムとその制御方法を提供することにある。
本発明によれば、コンテナを載せて走行可能なトレーラと、前記コンテナを吊り下げて水平移動と昇降が可能なクレーン装置と、を備え、
前記トレーラは、前記クレーン装置と通信可能なトレーラ通信装置と、前記トレーラのシャーシに対する前記コンテナ又はスプレッダの相対位置を計測する位置計測装置と、前記トレーラを制御するトレーラ制御装置と、を有し、
前記クレーン装置は、前記トレーラと通信可能なクレーン通信装置を有し、
コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、前記トレーラ通信装置と前記クレーン通信装置とが互いに送受信し、
(A)前記クレーン装置により、前記コンテナ又は前記スプレッダをシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、
(B)前記位置計測装置により、前記相対位置を計測し、
(C)前記トレーラ制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記シャーシの位置を修正する、コンテナターミナルシステムが提供される。
また本発明によれば、コンテナを載せて走行可能なトレーラと、前記コンテナを吊り下げて水平移動と昇降が可能なクレーン装置と、を備え、
前記トレーラは、前記クレーン装置と通信可能なトレーラ通信装置と、前記トレーラのシャーシに対する前記コンテナ又はスプレッダの相対位置を計測する位置計測装置と、前記トレーラを制御するトレーラ制御装置と、を有し、
前記クレーン装置は、前記トレーラと通信可能なクレーン通信装置を有するコンテナターミナルシステムの制御方法であって、
コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、前記トレーラ通信装置と前記クレーン通信装置とが互いに送受信し、
(A)前記クレーン装置により、前記コンテナ又は前記スプレッダをシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、
(B)前記位置計測装置により、前記相対位置を計測し、
(C)前記トレーラ制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記シャーシの位置を修正する、コンテナターミナルシステムの制御方法が提供される。
上記本発明によれば、トレーラが、シャーシに対するコンテナ又はスプレッダの相対位置を計測する位置計測装置を有している。また、コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、トレーラ通信装置とクレーン通信装置とが互いに送受信し、コンテナ又はスプレッダをシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、位置計測装置により相対位置を計測する。従って、位置計測装置からコンテナ又はスプレッダまでの距離が短く(例えば、3m以下)、相対位置を高精度に計測することができる。
また、コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、トレーラ制御装置により、相対位置が所定の許容範囲内になるまで、シャーシの位置を修正するので、人が介在せずに正確に位置決めすることができる。
特に、平面視における長さ方向誤差は、シャーシを前後に移動させてシャーシの位置を修正できるので、コンテナ又はスプレッダの横行時の振れを回避して無駄時間の発生を防止できる。
また、平面視でシャーシとコンテナ又はスプレッダとの間に角度誤差がある場合も、シャーシを前後に移動させてシャーシの位置を修正できる。
コンテナターミナルシステムの全体構成図である。 トレーラとクレーン装置の位置関係を示す模式図である。 トレーラの一例を示す全体構成図である。 クレーン装置の一例を示す全体構成図である。 トレーラにおけるローカル座標系を示す模式図である。 キングピンを中心として、原点とキングピンを結ぶ水平方向(x軸)に対して、シャーシの長さ方向中心軸が傾いている状態を示す図である。 コンテナ積込み時のコンテナターミナルシステムの制御方法を示すフロー図である。 コンテナ積降し時のコンテナターミナルシステムの制御方法を示すフロー図である。 図7及び図8におけるステップS6とステップS7のフロー図である。 コンテナ積込み時のステップS5におけるトレーラとコンテナの位置関係を示す説明図である。 図10の模式的斜視図である。 位置計測装置がカメラである場合の図10と同様の説明図である。 位置計測装置が光電センサである場合の図10と同様の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、コンテナターミナルシステム100の全体構成図である。
この図において、1はコンテナ、2は蔵置コンテナ、3はトランスファークレーン、5はコンテナ船、6はガントリークレーン、8は有人トレーラ、9はターミナル管制システム、9aはターミナルオペレータである。
これらは、既設のコンテナターミナルに設けられている。
有人トレーラ8は、外部(工場等の荷主)とのコンテナ搬出入用であり、トランスファークレーン3は、有人トレーラ8との間で、コンテナ積込み又はコンテナ積降しを行う。
コンテナ1は、この例では、海上コンテナである。海上コンテナは、20フィートコンテナ、40フィートコンテナ、などであり、いずれも幅は8フィートである。なお、コンテナ1は、この例に限定されず、その他のコンテナであってもよい。
蔵置コンテナ2とは、コンテナヤード内に積載されたコンテナ1である。
本発明のコンテナターミナルシステム100は、コンテナ1を載せて走行可能なトレーラ10と、コンテナ1を吊り下げてコンテナ1の水平移動と昇降が可能なクレーン装置20と、を備える。
クレーン装置20は、トランスファークレーン又はガントリークレーンであるのがよい。以下、クレーン装置20がトランスファークレーンである場合を説明する。
図1において、本発明のコンテナターミナルシステム100は、さらに運行支援装置30を備える。
運行支援装置30は、トレーラ10又はクレーン装置20との間で送信可能及び受信可能に構成されている。なお、30aは運行支援オペレータであり、必要に応じて、トレーラ10又はクレーン装置20を遠隔操縦する。
運行支援装置30は、ターミナル管制システム9から支援情報aを受信し、トレーラ10又はクレーン装置20に作業情報bを送信する。また、運行支援装置30は、トレーラ10又はクレーン装置20から運行情報cを受信し、ターミナル管制システム9に搬送情報dを送信する。
なお、運行支援装置30は必須ではなく、これを省略してもよい。
図2は、トレーラ10とクレーン装置20の位置関係を示す模式図である。この図において、(A)はトレーラ10を正面からみた図、(B)はその側面図である。
以下、コンテナ1の長さ方向をX方向、幅方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。
この図において、幅方向(Y方向)と高さ方向(Z方向)がクレーン装置20によるコンテナ1の移動方向であり、長さ方向(X方向)がトレーラ10の移動方向である。
トランスファークレーン及びガントリークレーンは走行方向(X方向)の微調整が通常難しい。また、トランスファークレーン及びガントリークレーンによるコンテナ1の幅方向移動により、コンテナ1が横方向に振れやすく、振れが止まるまでに無駄時間が発生しやすい。
図3は、トレーラ10の一例を示す全体構成図である。
この図において、トレーラ10は、トレーラヘッド11、シャーシ12、及びキングピン13を有する。
トレーラヘッド11は、エンジン及び操舵装置を備えた運転席であり、シャーシ12を牽引する。シャーシ12は、コンテナ1を載せる荷台である。キングピン13は、トレーラヘッド11の後部にシャーシ12の前部を回転可能に連結するピンである。
トレーラ10は、コンテナ1を載せてコンテナヤード内を走行可能に構成されている。トレーラ10は、好ましくは、従来の有人トレーラと同じ車体であり、既存の有人トレーラと同等の走行速度を有する。
なおトレーラ10はこの例に限定されず、コンテナ1を載せて走行可能である限り、その他の構造、例えばキングピン13のない車両、人が乗車して操縦する有人トレーラ、遠隔操縦可能な無人トレーラ又は無人搬送車であってもよい。
図3において、トレーラ10は、さらに、トレーラ通信装置15、位置計測装置16、及びトレーラ制御装置17を有する。
トレーラ通信装置15は、クレーン装置20と通信可能な車載通信機である。トレーラ通信装置15は、クレーン装置20と直接通信可能であることが好ましいが、ターミナル管制システム9又は運行支援装置30を介して通信可能であってもよい。
位置計測装置16は、トレーラ10のシャーシ12に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置を計測する装置である。
位置計測装置16は、レーザレンジファインダ、カメラ、又は光電センサのいずれか一つ又はその組み合わせである、のがよい。
位置計測装置16は、この例ではレーザレンジファインダ16aである。レーザレンジファインダ16aは、周囲の3次元形状を検出する。レーザレンジファインダ16aは、レーザ光を用いて周囲の地形の凹凸や障害物を検出し、周囲の3次元形状からトレーラ10の進行方向前方の蔵置コンテナ2の位置を検出する。
位置計測装置16は、コンテナ1又はスプレッダ24の位置も計測する。なおこの例では、1つの位置計測装置16で、周囲の障害物の検出とコンテナ等の位置を計測しているが、それぞれ専用の位置計測装置16を有しても良い。
レーザレンジファインダ16aは、例えば周知の全方位レーザライダユニットである。全方位レーザライダユニットは、水平360°全方位と、垂直+約10°〜−約30°の範囲で、測定精度±2cmが得られる。
なお、レーザレンジファインダ16aは、この例に限定されず、その他のレーザレーダでもよい。
トレーラ制御装置17は、トレーラ10を制御する。
トレーラ制御装置17は、トレーラ10を自律走行させ、かつ遠隔操縦可能に構成されている。
図4は、クレーン装置20の一例を示す全体構成図である。
この図において、クレーン装置20はトランスファークレーンであり、門型フレーム21、トロリー22、及びスプレッダ24を有する。
門型フレーム21は、コンテナ1の長さ方向(X方向)に移動可能な門型のフレームである。トロリー22は、門型フレーム21の水平フレームに沿ってコンテナ1の幅方向(Y方向)に移動可能に構成されている。スプレッダ24は、トロリー22に巻上げロープ23を介して吊り下げられ、コンテナ1の上部を着脱可能に把持する。
これらの構成は、従来のトランスファークレーンと同じである。
図4において、クレーン装置20は、さらに、クレーン通信装置26とクレーン制御装置28を有する。
クレーン通信装置26は、トレーラ10と通信可能な通信機である。クレーン通信装置26は、トレーラ10と直接通信可能であることが好ましいが、ターミナル管制システム9又は運行支援装置30を介して通信可能であってもよい。
クレーン制御装置28は、スプレッダ24によるコンテナ1の把持と、水平移動及び昇降を制御する。
クレーン制御装置28は、門型フレーム21の走行、トロリー22の横行、スプレッダ24の昇降、及びスプレッダ24によるコンテナ1の着脱の少なくとも一部を自動運転可能に構成されている。
なおクレーン制御装置28は、必須ではなくこれを省略してもよい。すなわち、クレーン装置20はこの例に限定されず、クレーン通信装置26を有する限り、その他の構造、例えば従来の有人クレーンであってもよい。
図5は、トレーラ10におけるローカル座標系を示す模式図である。この例では、平面視(上方から見た図)におけるレーザレンジファインダ16aの中心をローカル座標系の原点とし、原点とキングピン13を結ぶ水平方向をx軸、x軸に直交する水平方向をy軸とする。
図6は、キングピン13を中心として、原点とキングピン13を結ぶ水平方向(x軸)に対して、シャーシ12の長さ方向中心軸が傾いている状態を示す図である。この状態における相対角度をθとする。
相対角度θは、例えばトレーラ10に設けられた角度計測センサにより常時検出できるようになっている。
図7は、コンテナ積込み時のコンテナターミナルシステム100の制御方法を示すフロー図である。
この図において、この制御方法は、S1〜S9の各ステップ(工程)からなる。
なお、コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、トレーラ通信装置15とクレーン通信装置26は、互いに送受信する。
ステップS1では、ターミナル管制システム9からトレーラ10とクレーン装置20へコンテナ1の積込指示をする。この積込指示には、蔵置コンテナ2の場所、積み込むコンテナ1のコンテナ番号などが含まれる。
ステップS2では、トレーラ10が指定されたコンテナ1の走行路上の受渡位置まで移動して停止し、完了信号F1を送信する。
ステップS3では、クレーン装置20が指定されたコンテナ1の位置に移動し、コンテナ1を把持し、コンテナ1の走行路上の受渡位置まで移動する。
ステップS4では、完了信号F1を受信した後、クレーン装置20により、コンテナ1をシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、完了信号F2を送信する。
所定の検出高さは、コンテナ1がシャーシ12の上に実際に載る高さより上方である。この高さは、位置計測装置16(この例ではレーザレンジファインダ16a)によりシャーシ12に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置が計測できるように設定する。
ステップS5では、位置計測装置16により、シャーシ12に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置を計測する。なお相対位置は、平面視におけるコンテナ1の角度誤差Δα、幅方向誤差ΔY、又は長さ方向誤差ΔXである。
角度誤差Δαは、シャーシ12に対するコンテナ1の角度誤差であり、例えば以下のステップで算出することができる。
(1)原点とキングピン13を結ぶ線に対するシャーシ12の傾きを角度計測センサで検出する。すなわち、レーザレンジファインダ16a(又はトレーラヘッド11)とシャーシ12の傾きを検出する。
(2)レーザレンジファインダ16a(又はトレーラヘッド11)とコンテナ1との傾きをレーザレンジファインダ16aで検出する。
(3)(1)(2)の結果から、シャーシ12に対するコンテナ1の角度誤差Δαが求まる。
幅方向誤差ΔYは、シャーシ12に対するコンテナ1の幅方向誤差であり、例えばレーザレンジファインダ16aで検出したシャーシ12とコンテナ1の幅方向位置の差として求めることができる。
長さ方向誤差ΔXは、シャーシ12に対するコンテナ1の長さ方向誤差であり、例えばレーザレンジファインダ16aで検出したコンテナ1の長さ方向位置とシャーシ12の長さ方向基準位置から求めることができる。
ステップS6では、相対位置が許容範囲か否かを判別する。
ステップS6でNOの場合、ステップS7でコンテナ1又はシャーシ12の位置を修正する。以下、「修正」は、少なくとも一部を人が介在せずに行う自動修正であることが好ましい。
ステップS6でYESの場合、完了信号F3を送信する。
ステップS8では、完了信号F3を受信した後、クレーン装置20により、コンテナ1をトレーラ10のシャーシ上まで下降し、コンテナ1を解放する。またコンテナ1を解放後、必要により、コンテナ1をシャーシ12に固定する。
次いで、完了信号F4を送信し、スプレッダ24を上方に退避させる。
ステップS9では、完了信号F4を受信した後、トレーラ10を発進させ、指定された別の荷役場所に移動して、トレーラ10へコンテナ1を積み込む荷役が終了する。
図8は、コンテナ積降し時のコンテナターミナルシステム100の制御方法を示すフロー図である。
この図において、この制御方法は、図7と同様に、S1〜S9の各ステップ(工程)からなる。
図7はコンテナ積込み時であり、図8はコンテナ積降し時である。そのため、図8では、初めにコンテナ1がシャーシ上に載っており、クレーン装置20のスプレッダ24はコンテナ1を把持していない点が相違する。
そのため、ステップS3ではスプレッダ24を水平移動し、ステップS4ではスプレッダ24を下降し、ステップS5ではスプレッダ24を計測し、ステップS8ではスプレッダ24を下降する。
すなわち、コンテナ1の積降しの場合は、計測対象がコンテナ1ではなくスプレッダ24となり、スプレッダ位置からコンテナ位置を算出する。すなわちこの場合、位置合わせの設定距離が異なるだけで、基本的には同一のフロー図となる。
図9は、図7及び図8におけるステップS6とステップS7のフロー図である。この図において、ステップS6とステップS7は、T1〜T6の各ステップ(工程)からなる。
ステップT1では、角度誤差Δαがその閾値以下であるか否かを判別する。
ステップT1で角度誤差Δαがその閾値を超える(NO)場合、ステップT2において、トレーラ10により、シャーシ12を前後に移動させてシャーシ12の位置を修正してステップS5に戻る。この際、トレーラ制御装置17により、トレーラの操舵角度(例えばステアリング角度)を自動制御する。
なお、角度誤差Δαの修正の際に、コンテナ1の前後方向の方位を基準にシャーシ12の方位を修正してもよい。
また、シャーシ12の前後移動により、トレーラ10とコンテナ1又はスプレッダ24とが干渉する可能性がある場合には、コンテナ1又はスプレッダ24を一旦上昇させて待避し、シャーシ位置の修正後に再度下降させるのがよい。
ステップT1で角度誤差Δαがその閾値以下(YES)の場合、ステップT3において、幅方向誤差ΔYがその閾値以下であるか否かを判別する。
ステップT3で幅方向誤差ΔYがその閾値を超える(NO)場合に、ステップT4において、クレーン装置20により、コンテナ1をその幅方向に移動させてコンテナ1の位置を修正してステップS5に戻る。
ステップT4の幅方向位置修正は、クレーン制御装置28により修正することが好ましい。しかし、クレーン制御装置28を有さない場合は、手動でクレーン装置20を操作してもよい。
ステップT3で幅方向誤差ΔYがその閾値以下(YES)の場合、ステップT5において、長さ方向誤差ΔXがその閾値以下であるか否かを判別する。
ステップT5で長さ方向誤差ΔXがその閾値を超える(NO)場合に、ステップT6において、トレーラ10により、シャーシ12を前後に移動させてシャーシ12の位置を修正してステップS5に戻る。この際、トレーラ制御装置17により、トレーラの操舵角度(例えばステアリング角度)を自動制御する。
操舵角度の自動制御は、例えば以下のステップで実施することができる。
(1)経路を決定してタイヤの操舵角を算出する。
(2)タイヤの操舵角に対応したステアリングの操舵角を算出する。
(3)ステアリングの操舵角を算出する。
(4)ステアリング用モータを制御する。
ステップT5で長さ方向誤差ΔXがその閾値以下(YES)の場合、ステップS9において、トレーラ10を移動する。
トレーラ制御装置17とクレーン制御装置28は、互いに送受信して、上述した制御方法を実行する。
図10は、コンテナ積込み時のステップS5におけるトレーラ10とコンテナ1の位置関係を示す説明図である。
この図に示すように、コンテナ積込み時のステップS4において、コンテナ1はシャーシ上方の所定の検出高さで停止している。この状態で、この例ではレーザレンジファインダ16aにより、シャーシ12に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置を計測する。
図11は、図10の模式的斜視図である。
この状態において、レーザレンジファインダ16aの取得データは、コンテナ1又はスプレッダ24の正面(トレーラヘッド側に面する側面)の極座標(レーザレンジファインダ16aの原点Oからの距離と角度)である。
位置計測装置16は、取得した極座標データを、直交座標系に変換し、さらに車両座標系に変換する。従って、図に示すA,Bの車両座標系における3次元位置を得ることができる。車両座標系の原点は任意である。
一方、図6に示したトレーラヘッド11とシャーシ12の相対角度θは、常時検出されており、シャーシ12の車両座標系における3次元位置は常時得られている。
従って、シャーシ12とコンテナ1又はスプレッダ24の3次元位置から、角度誤差Δα、幅方向誤差ΔY、長さ方向誤差ΔXを算出することができる。
図12は、位置計測装置16がカメラ16bである場合の図10と同様の説明図である。
この例で、カメラ16bは、1対のデジタルカメラからなるステレオカメラであり、コンテナ1又はスプレッダ24の特定位置(例えば幅端面、角部)の3次元位置を算出できるようになっている。
この図において、カメラ16bは、トレーラヘッド11に後向きに1組、シャーシ12の前後に上向きに2組が設けられている。なお、カメラ16bは、コンテナ1又はスプレッダ24の特定位置からその3次元位置を算出できる限りで、上述の1又は2組でもよく、それ以外の配置であってもよい。
図13は、位置計測装置16が光電センサ16cである場合の図10と同様の説明図である。
この例で、光電センサ16cは、トレーラヘッド11に後向きに1組、シャーシ12の前後に上向きに2組が設けられたそれぞれ1対の反射式光電センサである。後向きの1組の光電センサ16cは、コンテナ1又はスプレッダ24の幅方向のはみ出しを検出し、上向きの2組の光電センサ16cは、コンテナ1又はスプレッダ24の幅方向及び長さ方向のはみ出しを検出するようになっている。
なお、光電センサ16cは、反射式に限定されず透過式であってもよい。
位置計測装置16は、上述した例に限定されず、シャーシ12に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置を計測できる限りで、その他のセンサであってもよい。
すなわち、位置計測装置16は、レーザレンジファインダ16a、カメラ16b、又は光電センサ16cのいずれか一つでもよく、或いはそれらの組み合わせであってもよい。
また図7、図8における相対位置の計測(ステップS5)は、平面視におけるコンテナ1の角度誤差Δα、幅方向誤差ΔY、又は長さ方向誤差ΔXの一部のみでもよい。
例えば、トレーラ10の停止(ステップS2)の際に、シャーシ12をコンテナ1と平行に位置決めすることにより、角度誤差Δαの発生を予め回避し、その検出と位置修正を省略することができる。
また、クレーン装置20が岸壁でのガントリークレーンの場合も制御方法は同様である。
上述した本発明によれば、トレーラ10が、シャーシ12の積載位置に対するコンテナ1又はスプレッダ24の相対位置を計測する位置計測装置16を有している。また、コンテナ1をシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、位置計測装置16により相対位置を計測する。従って、位置計測装置16からコンテナ1又はスプレッダ24までの距離が短く(例えば、3m以下)、相対位置を高精度に計測することができる。
また、コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、相対位置が所定の許容範囲内になるまで、コンテナ1、スプレッダ24又はシャーシ12の位置を修正するので、人が介在せずに正確に位置決めすることができる。
特に、平面視における長さ方向誤差ΔXは、シャーシ12を前後に移動させてシャーシ12の位置を修正できるので、コンテナ1又はスプレッダ24の横行時の振れを回避して無駄時間の発生を防止できる。
また、平面視でシャーシ12とコンテナ1又はスプレッダ24との間に角度誤差Δαがある場合も、シャーシ12を前後に移動させてシャーシ12の位置を修正できる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
a 支援情報、b 作業情報、c 運行情報、d 搬送情報、
F1,F2,F3,F4 完了信号、ΔX 長さ方向誤差、ΔY 幅方向誤差、
θ 相対角度、Δα 角度誤差、1 コンテナ、2 蔵置コンテナ、
3 トランスファークレーン、5 コンテナ船、6 ガントリークレーン、
8 有人トレーラ、9 ターミナル管制システム、9a ターミナルオペレータ、
10 トレーラ、11 トレーラヘッド、12 シャーシ、13 キングピン、
15 トレーラ通信装置、16 位置計測装置、16a レーザレンジファインダ、
16b カメラ、16c 光電センサ、17 トレーラ制御装置、
20 クレーン装置、21 門型フレーム、22 トロリー、23 巻上げロープ、
24 スプレッダ、26 クレーン通信装置、28 クレーン制御装置、
30 運行支援装置、30a ターミナルオペレータ、
100 コンテナターミナルシステム

Claims (7)

  1. コンテナを載せて走行可能なトレーラと、前記コンテナを吊り下げて水平移動と昇降が可能なクレーン装置と、を備え、
    前記トレーラは、前記クレーン装置と通信可能なトレーラ通信装置と、前記トレーラのシャーシに対する前記コンテナ又はスプレッダの相対位置を計測する位置計測装置と、前記トレーラを制御するトレーラ制御装置と、を有し、
    前記クレーン装置は、前記トレーラと通信可能なクレーン通信装置を有し、
    コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、前記トレーラ通信装置と前記クレーン通信装置とが互いに送受信し、
    (A)前記クレーン装置により、前記コンテナ又は前記スプレッダをシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、
    (B)前記位置計測装置により、前記相対位置を計測し、
    (C)前記トレーラ制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記シャーシの位置を修正する、コンテナターミナルシステム。
  2. 前記クレーン装置は、前記スプレッダによる前記コンテナの把持と、前記水平移動及び前記昇降を制御するクレーン制御装置を有し、
    (C)において、前記クレーン制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記コンテナ又は前記スプレッダの位置を修正する、請求項1に記載のコンテナターミナルシステム。
  3. 前記位置計測装置は、レーザレンジファインダ、カメラ、又は光電センサのいずれか一つ又はその組み合わせである、請求項1に記載のコンテナターミナルシステム。
  4. 前記クレーン装置は、トランスファークレーン又はガントリークレーンである、請求項1に記載のコンテナターミナルシステム。
  5. コンテナを載せて走行可能なトレーラと、前記コンテナを吊り下げて水平移動と昇降が可能なクレーン装置と、を備え、
    前記トレーラは、前記クレーン装置と通信可能なトレーラ通信装置と、前記トレーラのシャーシに対する前記コンテナ又はスプレッダの相対位置を計測する位置計測装置と、前記トレーラを制御するトレーラ制御装置と、を有し、
    前記クレーン装置は、前記トレーラと通信可能なクレーン通信装置を有するコンテナターミナルシステムの制御方法であって、
    コンテナ積込み又はコンテナ積降しの際に、前記トレーラ通信装置と前記クレーン通信装置とが互いに送受信し、
    (A)前記クレーン装置により、前記コンテナ又は前記スプレッダをシャーシ上方の所定の検出高さまで下降させて停止し、
    (B)前記位置計測装置により、前記相対位置を計測し、
    (C)前記トレーラ制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記シャーシの位置を修正する、コンテナターミナルシステムの制御方法。
  6. 前記クレーン装置は、前記スプレッダによる前記コンテナの把持と、前記水平移動及び前記昇降を制御するクレーン制御装置を有し、
    (C)において、前記クレーン制御装置により、前記相対位置が所定の許容範囲内になるまで、前記コンテナ又は前記スプレッダの位置を修正する、請求項5に記載のコンテナターミナルシステムの制御方法。
  7. 前記相対位置は、平面視における角度誤差、幅方向誤差、又は長さ方向誤差であり、
    前記角度誤差又は前記長さ方向誤差がそれぞれの閾値を超える場合に、前記トレーラにより、前記シャーシを前後に移動させて前記シャーシの位置を修正し、
    前記幅方向誤差がその閾値を超える場合に、前記クレーン装置により、前記コンテナ又は前記スプレッダをその幅方向に移動させて前記コンテナ又は前記スプレッダの位置を修正する、請求項6に記載のコンテナターミナルシステムの制御方法。
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