JP2018188250A - 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置 - Google Patents

荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018188250A
JP2018188250A JP2017090670A JP2017090670A JP2018188250A JP 2018188250 A JP2018188250 A JP 2018188250A JP 2017090670 A JP2017090670 A JP 2017090670A JP 2017090670 A JP2017090670 A JP 2017090670A JP 2018188250 A JP2018188250 A JP 2018188250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cargo handling
drone
camera
handling machine
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017090670A
Other languages
English (en)
Inventor
村野 健一
Kenichi Murano
健一 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP2017090670A priority Critical patent/JP2018188250A/ja
Publication of JP2018188250A publication Critical patent/JP2018188250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】クレーンを含む荷役機械の操作や保守作業を支援する。【解決手段】カメラ70Cを備えたドローン70を、コンテナクレーン20の吊荷12付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばし、前記カメラ70Cからの映像を運転者37が確認できるようにして、運転者37の死角が生じないようにする。また、カメラ70Cを備えたドローン70を点検が必要な位置に飛ばし、前記カメラ70Cからの映像を運転者37及び保守作業者が確認できるようにする。【選択図】図8

Description

本発明は、クレーンを含む荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置に関する。なお、本発明におけるクレーンとは、橋型クレーンなどの大型クレーンを含むが、これに限定されない。
例えば、図1(斜視図)、図2(コンテナを荷役している状態を示す正面図)、図3(側面図)に示すように、一般に大型のコンテナクレーン(以下、単にクレーンとも称する)20やアンローダなどでは、その脚部26が門型に構成されたクレーン本体22が、その四隅の下端部に設けられた走行装置24により、岸壁6に設けられたエプロン14と平行に敷設されたレール16に沿って走行できるようになっている。又、レール16上を走行装置24で走行するクレーン本体22の脚部26に支持された長い水平桁(起伏ブーム又は単にブームと称する)30に、吊荷であるコンテナ12専用の吊具(スプレッダと称する)34を垂下させるトロリ32を備えている。このトロリ32は、例えばコンテナクレーン20では、クレーン本体22の走行方向とは直角に走行する(以下横行と称する)。
前記コンテナクレーン20は、岸壁6に接岸された、水面8に浮かぶ船舶(コンテナ船と称する)10の船長方向に対して平行に走行することが可能であり、更に、ブーム30上のトロリ32がコンテナクレーン20の走行方向、つまりレール16の敷設方向に対して直角に横行することにより、コンテナ船10上の全域にわたって、コンテナ12に対する荷役が可能とされている。
前記ブーム30は、コンテナ船10が接岸する時、図2に二点鎖線で示すように、上方に跳ね上げて退避するようにされている。
前記トロリ32には、図4に例示するような運転室36が装備され、該運転室36内の運転者37が、コンテナクレーン20の操作を上方から行って、コンテナ船10と地上運搬車(トレーラと称する)11間のコンテナ12の積み替えを行っている。
トレーラ11としては、例えば、図5(A)に示すような、トラクタ11Aに牽引されるシャーシ11Bに短尺コンテナ12Aを一台積載したもの、図5(B)に示すような、トラクタ11Aに牽引されるシャーシ11Bに長尺コンテナ12Bを一台積載したもの、あるいは、図5(C)に示すような、トラクタ11Aに牽引されるシャーシ11Bに短尺コンテナ12Aを二台積載したものがある。
大型のクレーンでは、走行、横行操作や巻上、巻下等の操作を、地上50m程度の運転室36の中から運転者37が行うため、直視は勿論、監視カメラや、接触防止用センサ、衝突防止用センサなどを設けると共に、玉掛等を行う船上作業者38、地上作業者39と連絡をとり、周囲の状況や安全を確認しながら操作を行っている。
例えば特許文献1や2には、カメラからの映像情報を用いることが記載されている。又、特許文献3には物体高さ分布データを生成して死角の範囲の物体高さのデータを修正する技術が記載されている。
特開2016−160081号公報(図3) 特開2015−189528号公報 WO2014/083611号公報 特開2016−181119号公報 特開2017−27396号公報 特開2016−95841号公報
しかしながら死角となる箇所も多く存在し、運転者37の負担は大きい。更に、吊り上げて移動中のコンテナ12が万が一障害物に接触した場合、視覚と衝突音などで、どのような状況かをある程度把握できるものの、コンテナ12などを吊るスプレッダ34が遠く離れた場所にあるため、詳細を知ることは困難である。
近年のコンテナクレーンに代表される港湾荷役機械では、コンテナ船の大型化に伴い、コンテナクレーンが大型化し、吊荷の位置が遠くなり、周囲の状況が視認できにくくなっているなどの問題点を有する。従って、このようなクレーンを操作する場合の安全確認などの支援が不可欠となる。
なお、特許文献4、5には、ドローンを用いて重機や作業用車両などの周囲状況を視覚的に把握する技術が記載され、特許文献6には、ドローンに搭載されたカメラの目標軌道を生成するための技術が記載されているが、ドローンを荷役機械に用いることは考えられていなかった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、荷役機械の操作を支援することを第1の課題とする。
本発明は又、荷役機械の保守作業を支援することを第2の課題とする。
本発明は、カメラを備えたドローンを、荷役機械の吊荷付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばし、前記カメラからの映像を運転者が確認できるようにして、運転者の死角が生じないようにすることにより、前記第1の課題を解決したものである。
ここで、前記ドローンの飛行パターンを、クレーンの吊具やトロリの位置、速度等の荷役機械の運転状態、荷の積みつけ状態等の荷役情報、荷役機械及びドローンへの操作入力信号、ドローンの位置、カメラの視野を含む入力情報から深層学習によって学習して、ドローンの飛行位置を自動的に指示することができる。
又、前記入力情報が、晴雨、気温等の天候に関する情報、血圧、心拍数を含む健康状態、癖等の運転者に関する情報、他の作業者との通信内容から抽出したキーワードの少なくともいずれか一つを含むことができる。
本発明は、又、カメラを備えたドローンを点検が必要な位置に飛ばし、前記カメラからの映像を運転者及び保守作業者が確認できるようにすることにより、前記第2の課題を解決したものである。
ここで、前記ドローンを事故や故障、異常を検出した時に飛ばすことができる。
本発明は、又、カメラを備えたドローンと、該ドローンを、荷役機械の吊荷付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばす手段と、前記カメラからの映像を運転者が確認できるようにするモニタと、を備え、運転者の死角が生じないようにしたことを特徴とする荷役機械の操作支援装置により、前記第1の課題を解決したものである。
ここで、前記ドローンの飛行パターンを、クレーンの吊具やトロリの位置、速度等の荷役機械の運転状態、荷の積みつけ状態等の荷役情報、荷役機械及びドローンへの操作入力信号、ドローンの位置、カメラの視野を含む入力情報から深層学習によって学習して、ドローンの飛行位置を自動的に指示する手段を備えることができる。
又、前記入力情報が、晴雨、気温等の天候に関する情報、血圧、心拍数を含む健康状態、癖等の運転者に関する情報、他の作業者との通信内容から抽出したキーワードの少なくともいずれか一つを含むことができる。
本発明は、又、カメラを備えたドローンと、前記ドローンを点検が必要な位置に飛ばす手段と、前記カメラからの映像を運転者及び保守作業者が確認できるようにするモニタと、を備えたことを特徴とする荷役機械の保守作業支援装置により、前記第2の課題を解決したものである。
ここで、事故や故障、異常を検出する手段と、事故や故障、異常を検出した時に、前記ドローンを飛ばす手段と、を更に備えることができる。
本願の第1の発明によれば、ドローンを適切な位置に飛ばすことにより、運転者の死角が無いようにすることができ、荷役作業を安全に行うことが可能となる。
又、本願の第2の発明によれば、定期点検箇所や、事故や故障箇所の状況を撮影して、運転者と保守作業者に送ることができ、定期点検作業を省力化したり、事故や故障箇所の状況を迅速かつ的確に把握して、適切な対策を行うことが可能となる。
本発明の適用対象の一つであるコンテナクレーンの全体構成を示す斜視図 同じくコンテナ船とトレーラ間でコンテナの移載を行っている状態を示す正面図 同じく側面図 同じくトロリに取付けられた運転室を示す拡大断面図 同じくトレーラの例を示す側面図及び背面図 本発明の実施形態におけるコンテナの移載状況を示すコンテナクレーンの正面図 同じく固定監視カメラ及びメンテナンス室の配置例を示す正面図 同じく要部構成を示すブロック図 同じく運転者/点検支援制御装置の構成を示すブロック図 同じく単純化したニューラルネットワークの概念図 同じく学習システムを示す図 同じく手動飛行の手順を示す流れ図 同じく自動飛行の手順を示す流れ図 同じく巻上用ワイヤロープ系の配置例を示す斜視図 同じく横行用ワイヤロープ系の配置例を示す斜視図 同じく起伏用ワイヤロープ系の配置例を示す斜視図 同じくスプレッダを示す拡大斜視図 同じくツイストロックのリミットスイッチ部分を示す拡大断面図 同じく事故や異常時の飛行手順を示す流れ図 同じく定期点検時の飛行手順を示す流れ図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態及び実施例に記載した内容により限定されるものではない。又、以下に記載した実施形態及び実施例における構成要件には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。更に、以下に記載した実施形態及び実施例で開示した構成要素は適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
本実施形態におけるコンテナ12の移載状況を図6に、同じく固定監視カメラ(以下、固定カメラと称する)60及びメンテナンス室68の配置を図7に、同じく要部構成を図8に、同じく運転者/点検支援制御装置76の構成を図9に示す。
本実施形態では、図8中に示したような、本体70A、浮上用の例えばプロペラ(浮上用プロペラと称する)70B、及びカメラ70Cを備えたドローン70を用いる。
コンテナクレーン20に対しては、図6に例示するように、ドローンの充電ステーション(ドローンステーションと称する)71を設け、そこから荷役開始時にドローン70を発進する。
本実施形態の運転室36には、図4に示した如く、周囲の状況を的確に映し出す画像表示装置(モニタと称する)78を備えており、その映像は、図7に例示したような固定カメラ60及びドローン70のカメラ70Cからのものになる。図において、62はセンサである。
本実施形態は、図8に示す如く、本体70A、浮上用プロペラ70B及びカメラ70Cを備えたドローン70と、操作盤72と、クレーンの各動作状況や故障アラームが入力されるクレーン制御装置(例えばPLC)(以下クレーンPLCと称する)74と、該クレーンPLC74から入力される操作情報、クレーン情報、及び荷役システム64から入力される荷役情報に応じて、ドローン70に位置を指示すると共に、ドローン70から得られた画像をモニタ78に表示する、本発明に係る運転者/点検支援制御装置76と、ドローン70、船上作業者38、地上作業者39及びメンテナンス室68と通信するための無線通信装置80と、を備えている。図において、ドローン70側、メンテナンス室68側、作業者38、39側の無線通信装置は図示を省略している。
本実施形態において、前記クレーンPLC74、前記運転者/点検支援制御装置76、および前記無線通信装置80は、電気室40に設置されている。
前記運転者/点検支援制御装置76は、図9に例示する如く、入力装置76Aと、深層学習装置76Bと、出力装置76Cと、位置補正装置76Dとを備えている。
そして、出力装置76Cから出力されるドローン70の座標やカメラ70Cの状態(向きやズーム率)の目標値に対して、障害物の状態に応じて位置補正を加え、更に、必要に応じて操作盤72からの指令による修正を加えて、ドローン70に指示を与える。ドローン70の位置座標は、例えばGPS等により測位すると共に、クレーン20との相対位置補正(DGPS)によって精度を上げることもできる。
前記深層学習装置76Bは、図10に例示するような入力層、中間層及び出力層を有するニュートラルネットワークを多層積み重ねて複合した構成となっている。
本実施形態におけるニューラルネットワークの入力層と出力層の例を図11に示す。
最低限の学習システムでは、入力層を、横行位置・速度、巻上位置・速度、走行位置・速度、船の荷の積みつけ情報(現在の荷役する船のコンテナ位置)、トレーラ位置、操作入力(指令、横行速度)、操作入力(指令、巻上速度)、操作入力(指令、走行速度)、ドローンの現在位置、ドローンの位置修正操作、カメラの視野修正操作とし、出力層を、ドローンの姿勢、カメラ姿勢、次の指令位置(3D位置X、3D位置Y、3D位置Z、カメラ視線位置X1、カメラ視線位置Y1、カメラ視線位置Z1、視野大きさα(ズーム率))として、中間層で、教師信号を開いて教師あり学習を行うことができる。ここで、学習初期状態には幾何学的、想定により、トロリやクレーン走行位置、速度などからドローンの位置、カメラ視野を決めておくことができる。
又、オプション1として、入力層に、日照情報、風向、風速、荷物荷重、偏芯を加えることができる。更に、オプション2として、入力層に、荷役作業者との会話(キーワード抽出)、運転者の視線、運転者の血圧、心拍数等の健康状態を加えることができる。オプション1、2は、いずれか一方のみとすることもできる。
出力層や学習方法は、いずれも、基本的に同じである。
運転者37が自身のデータをIDカードなどでクレーンPLC74に投入し荷役が開始される。船側のデータは予め荷役システム64から与えられており、荷役スケジュールも運転者/点検支援制御装置76に入力されている。又、運転者37の特性(例えば上から見る、横から見るなど)も過去の指示から学習されているので、運転者/点検支援制御装置76からの指示によってドローン70が適切な位置に飛行し、適切な画像を送る。例えば、上段のコンテナは上から映し、中段のコンテナは横から映す。運転者37の要望がある場合には、運転室36内の操作盤72から指示することができる。又、そのデータは深層学習の入力となり、次に学習される。
前記ドローン70を、クレーン20の吊荷であるコンテナ12付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばし、前記カメラ70Cからの映像を運転者37が確認できるようにして、運転者の死角が生じないようにする。
最初に行う手動飛行の手順の例を図12に示す。
具体的には、まず、運転者37の指示した位置にドローン70を飛ばす(ステップ100)。
次いで、運転者37の指示に従ってカメラ70Cを制御する(ステップ110)。
次いで、画像を取得して送信し(ステップ120)、運転室36のモニタ78に表示する(ステップ130)。
そして、全ての画像を表示するまで、上記ステップ100〜130を繰り返す(ステップ140)。
学習後の自動飛行の手順の例を図13に示す。
具体的には、まず、図12に示したような手動飛行の飛行パターンを学習する(ステップ200)。
次いで、学習した位置にドローン70を飛ばす(ステップ210)。
次いで、学習結果に従ってカメラ70Cを制御する(ステップ220)。
次いで、画像を取得して送信し(ステップ230)、運転室36のモニタ78に表示する(ステップ240)。
次いで、場合により、運転者37によるドローン70やカメラ70Cの微調整操作を行い(ステップ250)、必要に応じて学習して、学習効果を高めることができる。
そして、全ての画像を表示するまで、上記ステップ210〜250を繰り返す(ステップ260)。
コンテナ12に加わる荷重の検出は、図14に示す如く、巻上用(ワイヤ)ロープ系のロープ車44に張られた巻上用(ワイヤ)ロープ42Aに荷重計46を設け、張力を計測することにより行う。
ドローン70による点検対象は、例えば図14に示した巻上用ロープ42Aの状態、図15に示す横行用(ワイヤ)ロープ系の横行用ロープ42Bの状態、図16に示す起伏用(ワイヤ)ロープ系の起伏用ロープ42Cの状態がある。又、例えば図5(C)に示した短尺コンテナ12Aを二つ積んだ場合の短尺コンテナ12A間の状態を点検することもできる。又、図17に示すスプレッダ34の四隅に設けられた吊り上げラグ34Aには、図18に示すようなツイストロックリミットスイッチ34Bが設けられているが、コンテナ12が変形していると4つのコーナキャスティング12Cが不整となり、ツイストロックリミットスイッチ34BがONとならない。従ってそのような箇所が判明した場合には、その近傍にドローン70を飛ばして状態を点検することができる。
又、例えば衝撃音や作業者38、39の声で吊荷であるコンテナ12が何かに接触した状態になった場合には、直ちにドローン70をその近くに飛ばして、状況を映像として運転者37やメンテナンス室68に送ることができる。
このような事故や異常時の飛行手順の一例を図19に示す。
具体的には、まず、事故や異常が検出される(ステップ300)と、事故や異常を検出するのに適した位置にドローン70を飛ばす(ステップ310)。
次いで、設定値又は学習値によりカメラ70Cを制御する(ステップ320)。
次いで、画像を取得して送信し(ステップ330)、運転室36のモニタ78とメンテナンス室68のモニタ(図示省略)に表示する(ステップ340)。
又、保守点検時に通常足場が必要な場所などの、例えばボルトやロープを点検するために、映像を送ることができる。
定期点検すべき位置としては、図14に例示したような巻上用ロープ42Aの状態や、図15に例示したような横行用ロープ42Bの状態、図16に例示したような起伏用ロープ42Cの状態がある。
その際、メンテナンスパターンを記録・学習することで、必要な場所に定期的に飛び、撮影して、メンテナンス記録を作成することもできる。
定期点検時の飛行手順の一例を図20に示す。
具体的には、まず、予め設定した位置又は学習した位置にドローン70を飛ばす(ステップ400)。
次いで、設定値又は学習値によりカメラ70Cを制御する(ステップ410)。
次いで、画像を取得して送信し(ステップ420)、運転室36のモニタ78とメンテナンス室68のモニタ(図示省略)に表示する(ステップ430)。
次いで、場合により、保守点検者によるドローン70の位置やカメラ70Cの画像の微調整を行い(ステップ440)、必要に応じて学習して、学習効果を高めることができる。
次いで、ドローン70の位置に対応させて画像を記録する(ステップ450)。
そして、全ての画像を記録するまで、上記ステップ400〜450を繰り返す(ステップ460)。
なお、前記実施形態においては、本発明が橋形のコンテナクレーンに適用されていたが、本発明の適用対象はこれに限定されず、クレーンやアンローダを含む荷役機械一般に適用できる。荷もコンテナに限定されない。
10…コンテナ船(船舶)
11…トレーラ(地上運搬車)
12、12A、12B…コンテナ(吊荷)
20…コンテナクレーン
30…ブーム
32…トロリ
34…スプレッダ(吊具)
36…運転室
37…運転者
38…船上作業者
39…地上作業者
40…電気室
42A…巻上用(ワイヤ)ロープ
42B…横行用(ワイヤ)ロープ
42C…起伏用(ワイヤ)ロープ
46…荷重計
60…固定(監視)カメラ
64…荷役システム
68…メンテナンス室
70…ドローン
70B…浮上用プロペラ
70C…カメラ
71…ドローンステーション
72…操作盤
74…クレーン制御装置(PLC)
76…運転者/点検支援制御装置
76A…入力装置
76B…深層学習装置
76C…出力装置
76D…位置補正装置
78…モニタ(画像表示装置)
80…無線通信装置

Claims (10)

  1. カメラを備えたドローンを、荷役機械の吊荷付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばし、前記カメラからの映像を運転者が確認できるようにして、運転者の死角が生じないようにすることを特徴とする荷役機械の操作支援方法。
  2. 前記ドローンの飛行パターンを、荷役機械の運転状態、荷役情報、荷役機械及びドローンへの操作入力信号、ドローンの位置、カメラの視野を含む入力情報から深層学習によって学習して、ドローンの飛行位置を自動的に指示することを特徴とする請求項1に記載の荷役機械の操作支援方法。
  3. 前記入力情報が、天候に関する情報、運転者に関する情報、他の作業者との通信内容から抽出したキーワードの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の荷役機械の操作支援方法。
  4. カメラを備えたドローンを点検が必要な位置に飛ばし、前記カメラからの映像を運転者及び保守作業者が確認できるようにすることを特徴とする荷役機械の保守作業支援方法。
  5. 前記ドローンを事故や故障、異常を検出した時に飛ばすことを特徴とする請求項4に記載の荷役機械の保守作業支援方法。
  6. カメラを備えたドローンと、
    該ドローンを、荷役機械の吊荷付近や荷役作業付近、及び、次に移動する付近に飛ばす手段と、
    前記カメラからの映像を運転者が確認できるようにするモニタと、を備え、
    運転者の死角が生じないようにしたことを特徴とする荷役機械の操作支援装置。
  7. 前記ドローンの飛行パターンを、荷役機械の運転状態、荷役情報、荷役機械及びドローンへの操作入力信号、ドローンの位置、カメラの視野を含む入力情報から深層学習によって学習して、ドローンの飛行位置を自動的に指示する手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の荷役機械の操作支援装置。
  8. 前記入力情報が、天候に関する情報、運転者に関する情報、他の作業者との通信内容から抽出したキーワードの少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項7に記載の荷役機械の操作支援装置。
  9. カメラを備えたドローンと、
    前記ドローンを点検が必要な位置に飛ばす手段と、
    前記カメラからの映像を運転者及び保守作業者が確認できるようにするモニタと、
    を備えたことを特徴とする荷役機械の保守作業支援装置。
  10. 事故や故障、異常を検出する手段と、
    事故や故障、異常を検出した時に、前記ドローンを飛ばす手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の荷役機械の保守作業支援装置。
JP2017090670A 2017-04-28 2017-04-28 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置 Pending JP2018188250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090670A JP2018188250A (ja) 2017-04-28 2017-04-28 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017090670A JP2018188250A (ja) 2017-04-28 2017-04-28 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018188250A true JP2018188250A (ja) 2018-11-29

Family

ID=64477954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017090670A Pending JP2018188250A (ja) 2017-04-28 2017-04-28 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018188250A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109996003A (zh) * 2019-04-02 2019-07-09 唐山港集团股份有限公司 一种自动化岸桥智能视频监控系统
JP2019156575A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 株式会社三井E&Sマシナリー クレーン運転補助システムおよびクレーン運転補助方法
WO2020218438A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン、クレーン本体および移動体
JPWO2020218433A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29
JP2021017760A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 コベルコ建機株式会社 作業機械
CN113184707A (zh) * 2021-01-15 2021-07-30 福建电子口岸股份有限公司 一种基于激光视觉融合和深度学习的集卡防吊起方法、系统

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156575A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 株式会社三井E&Sマシナリー クレーン運転補助システムおよびクレーン運転補助方法
CN109996003A (zh) * 2019-04-02 2019-07-09 唐山港集团股份有限公司 一种自动化岸桥智能视频监控系统
WO2020218438A1 (ja) 2019-04-26 2020-10-29 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン、クレーン本体および移動体
JPWO2020218433A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29
WO2020218433A1 (ja) * 2019-04-26 2020-10-29 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン点検システムおよびクレーン
EP3960688A4 (en) * 2019-04-26 2022-07-13 Sumitomo Heavy Industries Construction Cranes Co., Ltd. CRANE INSPECTION SYSTEM AND CRANE
JP7434296B2 (ja) 2019-04-26 2024-02-20 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン点検システムおよびクレーン
JP2021017760A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 コベルコ建機株式会社 作業機械
JP7283283B2 (ja) 2019-07-22 2023-05-30 コベルコ建機株式会社 作業機械
CN113184707A (zh) * 2021-01-15 2021-07-30 福建电子口岸股份有限公司 一种基于激光视觉融合和深度学习的集卡防吊起方法、系统
CN113184707B (zh) * 2021-01-15 2023-06-02 福建电子口岸股份有限公司 一种基于激光视觉融合和深度学习的集卡防吊起方法、系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018188250A (ja) 荷役機械の操作支援方法及び装置並びに保守作業支援方法及び装置
JP4856394B2 (ja) コンテナクレーンの対象物位置計測装置と該対象物位置計測装置を用いた自動荷役装置
US11407621B2 (en) Crane
US20220063965A1 (en) Crane
CN105189327A (zh) 信息提示装置、起重机系统及信息提示方法
CA3052799C (en) Remotely operated crane system
US11034556B2 (en) Method of monitoring at least one crane
JP2018095375A (ja) クレーン
JP2006273532A (ja) コンテナ荷役用クレーン
CN109179213A (zh) 集装箱码头堆场自动化系统
KR101826129B1 (ko) 갠트리 크레인 제어 시스템 및 그 방법
JP2011063358A (ja) 吊荷下方の監視システム及び監視方法
KR102278248B1 (ko) 이동식 크레인 지상 작업장 및 작업자 사고원인 분석 빅데이터를 이용한 ai기반 이동식 크레인 지상 작업장 및 작업자 위험 탐지 시스템
JPS6114074B2 (ja)
JP6648909B2 (ja) コンテナターミナル及びその運用方法
JP2020007134A (ja) クレーンの吊り荷監視システム
JP2004189460A (ja) ヤードクレーンおよびその位置情報取得方法並びにその荷役指示方法
KR20150110884A (ko) 크레인
JP6309481B2 (ja) クレーンの運転支援方法及びクレーンの運転支援装置
JP7345335B2 (ja) クレーンの運転支援システム及びクレーンの運転支援方法
CN111924119B (zh) 一种基于无人机的码头智能点检方法及系统
JP7351231B2 (ja) 吊荷監視装置、クレーン、吊荷監視方法及びプログラム
JP2021151920A (ja) クレーンの作業管理システム、及び管理装置
KR102191097B1 (ko) 사람 감지 시스템
WO2019012802A1 (ja) クレーン装置