JP2006273532A - コンテナ荷役用クレーン - Google Patents

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宗史 佐藤
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信哉 栢菅
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Abstract

【課題】吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、コンテナをコンテナ載置面の所定位置に、高効率かつ高精度に配置することが可能なコンテナ荷役用クレーンを提供する。
【解決手段】吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、吊り具に設けられたカメラを吊り具の外側に移動させて、カメラによるコンテナの下側領域の撮影範囲を拡げる。
【選択図】図8

Description

本発明は、吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、吊り上げたコンテナの下側領域を、カメラによって比較的広範囲に撮影し、撮影画像に基づいてコンテナの現在位置の調整を高精度かつ高効率に実施するコンテナ荷役用クレーンに関する。
コンテナヤードにおけるコンテナ荷役作業は、クレーン操縦者がコンテナクレーンを操縦することで行なわれている。従来、コンテナ操縦者は、コンテナクレーンに設けられた操縦席から、吊り具、吊り具に吊り上げられたコンテナ、およびコンテナを載置するためのコンテナ載置面(地面や、コンテナ運搬用トラックのシャーシ、他のコンテナの上面など)などの、各対象物の位置を肉眼で確認していた。このため、クレーン操縦者は、コンテナの吊り上げや、コンテナ載置面へのコンテナの載置などの一連の作業を、各対象物を肉眼で観察した際の主観的な距離感覚に頼って行なっていた。このように、距離感覚に頼って対象物の位置を精度よく認識するには、多くの経験が必要である。このため、コンテナクレーンによって高精度で効率的な荷役作業を行なうには、コンテナ操縦者には相当な熟練が必要であった。また、熟練者であっても、主観的な距離感覚がずれることで、吊り具が吊り上げたコンテナを、他のコンテナや構造物に衝突させてしまうという事故が発生していた。
熟練者以外のクレーン操縦者であっても、対象物の位置を精度よく認識して高精度かつ効率的に荷役作業を実施することを可能とするために、また、クレーン操縦者が高所にあるクレーン操縦席に乗り込むことなく、安全かつ簡便に地上から荷役作業を実施可能とすることなどを目的とし、吊り具に備えたカメラの撮影画像に基づいて対象物の位置を認識する、クレーンの吊り荷位置検出装置が提案され、利用され始めている。このようなクレーンの吊り荷位置検出装置が、下記特許文献1に記載されている。
特開2001−220087号公報
図10は、特許文献1記載のクレーンの吊り荷位置検出装置100を説明する概略図である。特許文献1記載のクレーンの吊り荷位置検出装置100は、クレーンガーダ102に沿って移動するトロリ104と、トロリ104に設けられ、かつ、吊り荷であるコンテナ106を吊り上げて昇降する吊り具108とを備え、吊り具108の四隅のうち、少なくとも対角線上の2箇所に設けられたカメラ110と、このカメラ110が撮影した画像を上下左右が反転するよう配置して一つの画像に合成させる画面合成装置112と、この画面合成装置によって合成された合成画像を表示すると共にX軸方向およびY軸方向の基準線を備えたモニタ114を備える操縦装置116とから構成されている。なお、コンテナ106の上面側の各角部には、上側コーナーボックス124が備えられており、また、コンテナ106の下面側の各角部には、下側コーナーボックス126が備えられている。吊り具108の四隅には、上側コーナーボックス124に対応した位置にツイストロックピン122が備えられている。
特許文献1記載の吊り荷位置検出装置100では、少なくとも対角線上の2箇所に設けられたカメラ110によって、ツイストロックピン122と上側コーナーボックス124とを撮影し、複数のカメラ110で撮影した画像を画面合成装置112によって合成してモニタ114に表示する。そして、画面に表示された上側コーナーボックス124の画像に基づいて、操縦者が、ツイストロックピン122と上側コーナーボックス124との相対位置を認識して、操縦装置116によって吊り具108の位置を制御する。このように、画面に表示された上側コーナーボックス124の画像に基づいて、ツイストロックピン122と上側コーナーボックス124との相対位置を認識することで、未熟なクレーン操縦者であっても、正確かつ効率的に、吊り具108をコンテナ106に位置合わせすることを可能としている。
コンテナ荷役作業においては、吊り具108がコンテナ106を吊り上げた後、吊り上げたコンテナ106を、地面やシャーシなどのコンテナ載置面に載置する作業が必ず伴う。図11は、吊り荷位置検出装置100において、吊り具108が吊り上げたコンテナ106を、コンテナ運搬用トレーラ128のシャーシ130の上面131に載置する場合について説明する概略構成図である。上面131には、コンテナ106の下側のコーナーボックス126に対応する位置に、コンテナ106を固定するためのツイストロックピン132が備えられている。
コンテナ運搬用トレーラ128のシャーシ130は、車両によって大きさや形状が一定でない。このため、コンテナ106の下側コーナーボックス126とツイストロックピン132との相対位置を認識する、車両によらない共通の目標物は、コンテナ106を固定するためのツイストロックピン132以外にはない。
従来の吊り荷位置検出装置100においては、クレーン操縦者が肉眼で観察した際の主観的な距離感に頼ることなく、コンテナ106を、シャーシ130の上面131に載置するには、コンテナの下側コーナーエッジ部127(下側コーナーボックス126のエッジ部)とツイストロック132をカメラ110で撮影する必要があった。そして、モニタ114に表示された撮影画像に基づいて、操縦者が、コンテナ106の下側コーナーエッジ部127とツイストロックピン132との相対位置を認識して、操縦装置116によって吊り具108の位置を制御していた。
しかし、従来の吊り荷位置検出装置100では、カメラ110は吊り具108の四隅に設けられている。このような吊り荷位置検出装置100では、吊り具108が吊り上げたコンテナ106自体がカメラ110による撮影の障害物となって生じる、撮影不能領域134(図11中の着色領域)が比較的広範囲となる。このため、コンテナ106の下側領域の撮影範囲は非常に狭いものとなっていた。
従来の吊り荷位置検出装置100では、吊り具108が吊り上げたコンテナ106を上面131に載置するために、吊り具108およびコンテナ106を上面131に接近させる際、ツイストロックピン132は、比較的早い段階でコンテナ106の撮影不能領域134に入ってしまい、撮影されない状態となる。このため、従来では、上面131に、吊り具108が吊り上げたコンテナ106を載置する場合、比較的早い段階から、クレーン操縦者が肉眼でコンテナ106やシャーシ130を確認し、クレーン操縦者の主観的な距離間隔に頼ってコンテナ106の位置調整を行なう必要があった。
吊り荷位置検出装置100を用いた場合であっても、吊り上げたコンテナ106をコンテナ載置面に載置する作業を含む、一連のコンテナの荷役作業を行なうためには、結局、操縦者は相当の熟練が必要であり、操縦者の距離感覚がずれることで、吊り具が吊り上げたコンテナと他のコンテナとの位置合わせが困難になり、必ずしも短時間で高精度に位置合わせを行なうことができないなどの問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので、吊り具が吊り上げたコンテナを所定の載置面に載置する際、コンテナを載置面の所定位置に、高効率かつ高精度に配置することが可能なコンテナ荷役用クレーンを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、コンテナ荷役用クレーンであって、コンテナの上面を吊り上げて昇降および横移動を行なう吊り具と、前記吊り具に設けられ、撮影範囲を下側方向とするカメラと、前記カメラを、前記吊り具の外側に向けて移動させるカメラ移動手段とを有し、前記カメラ移動手段は、前記吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、前記カメラを前記吊り具の外側に移動させて、前記カメラによるコンテナの下側領域の撮影範囲を拡げることを特徴とするコンテナ荷役用クレーンを提供する。
なお、本発明のコンテナ荷役用クレーンでは、さらに、前記カメラによって撮影された画像を表示する表示手段を有し、前記表示手段に基づいたオペレータの入力指示に応じ、前記吊り具の現在位置が調整されることが好ましい。
また、前記所定の面は、前記コンテナを固定するロック手段が設けられたコンテナ運搬用シャーシの載置面である場合、前記吊り具が吊り上げたコンテナを、前記載置面に載置する際、前記カメラ移動手段は、前記ロック手段が前記カメラの撮影範囲に入るように前記カメラを移動させればよい。
また、前記吊り具は、前記吊り具から水平方向に突出可能なカメラ保持ロッドを備え、前記カメラは、前記カメラ保持ロッドの突出端部に装着されており、前記カメラ移動手段は、前記カメラ保持ロッドを長さ方向に伸長させて前記カメラ保持ロッドを突出させることで、前記カメラを前記吊り具の外側に移動させればよい。
本発明のコンテナ荷役用クレーンによれば、吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、吊り具によって吊り上げたコンテナの下側領域の比較的広い範囲をカメラによって撮影できる。これにより、未熟なクレーン操縦者であっても、高い位置精度で効率的にコンテナを所定の載置面に載置することができる。
以下、本発明のコンテナ荷役用クレーンについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
図1は、本発明のコンテナ荷役用クレーンの一例である、クレーン10を説明する概略構成図である。
クレーン10は、脚部14に支えられたクレーンガータ12を図中左右方向に移動するトロリ30と、トロリ30に備えられ、吊り荷であるコンテナ16を吊り上げて昇降するスプレッダ60と、トロリ30に接続された操作装置70とを有して構成されている。なお、脚部14は車輪11を備えている。脚部14は、図示しない脚部移動制御手段によって車輪11の転動方向や転動量が制御されることで、地面(車輪11が接地する接地面)の任意位置に移動可能となっている。クレーン10は、地面上に複数のコンテナ16が多段多層に積載されたコンテナ積載部18から、シャーシ20の載置面25にコンテナ16を移送して載置し、また、シャーシ20からコンテナ積載部18のコンテナの上面にコンテナ16移送して載置する。コンテナ移送の際、シャーシ20は、コンテナ積載部18と離間した所定のシャーシ待機位置13に待機している。シャーシ20は、載置面25にコンテナ16を固定するツイストロックピン22を備えている。
コンテナ16は略直方体形状の公知のコンテナであり、上面側の4つのコーナーには、上側コーナーボックス17がそれぞれ設けられており、また下面側の4つのコーナーには、下側コーナーボックス19がそれぞれ設けられている。上側コーナーボックス17および下側コーナーボックス19は、公知のコンテナ用ツイストロックピンと結合可能な公知のコンテナ用コーナーボックスである。
図2は、図1に示すクレーン10における、トロリ30、スプレッダ60、および操作装置70について詳細に説明する概略構成図である。
トロリ30は、トロリ30の水平位置、およびトロリ30が備えるスプレッダ60の垂直位置を調整する位置調整ユニット32と、スプレッダ60および操作装置70と接続されて、操作装置70から送信された動作制御信号に基づき、スプレッダ60の各部の動作を制御するスプレッダ動作制御手段34と、スプレッダ60が備える複数のカメラ68が撮影した画像の画像データを取得して、操作装置70に送信する画像取得手段36と、を有して構成される。
位置調整ユニット32は、制御部40と、トロリ30を水平方向に移動させるための、例えばモータを備えるトロリ駆動手段42と、スプレッダ60を昇降させる、例えばモータを備えるスプレッダ昇降手段44とを備えている。制御部40は、操作装置70から送信された位置制御信号に応じて、トロリ駆動手段42およびスプレッダ昇降手段44の動作を制御する。動作制御信号および位置制御信号については、後に詳述する。
スプレッダ60は、その四隅部に、それぞれ、コンテナ保持手段であるツイストロックピン62を備えている(図1においては、2つのみ示している)。また、スプレッダ60は、ロッド移動手段66と、ロッド移動手段66によってスプレッダ60の隅部から水平方向に突出可能に支持されたカメラ保持ロッド64と、このカメラ保持ロッド64の突出側の端部に設けられたカメラ68とを備えている。
ロッド移動手段66は、カメラ保持ロッド64を支持しており、このカメラ保持ロッド64を、長さ方向(図2中の矢印Aで示す方向)に伸縮させる。これにより、カメラ保持ロッド64の突出側の端部に設けられたカメラ68を、水平方向に移動させる。
ロッド移動手段66によってカメラ68を移動することで、カメラ68を、スプレッダ60の四隅すなわち4個のツイストロック62の近傍に配置したり、この4隅のツイストロック62から離間させた位置に配置する。
カメラ68は、図2中の下側、すなわち地面の側を撮影する方向で、カメラ保持ロッド64の端部に設けられている。カメラ68は、トロリ30の画像取得手段36に接続されており、カメラ68で撮影された画像は、この画像取得手段36に送信されて、操作装置70に送られる。
操作装置70は、4つのカメラ68それぞれが撮影した画像を表示するとともに、クレーン操縦者(図示せず)からの入力指示を受け付け、トロリ30およびスプレッダ60の各部の動作を制御するための制御信号を送信する。
操作装置70は、トロリ30と接続されて、各種データのやり取りを実施する装置本体72と、モニタである表示手段74と、入力手段76とを備えて構成されている。この装置本体72は、画像処理手段82と、動作制御信号送信手段84と、位置制御信号送信手段86とを有して構成される。
なお、この操作装置70は、脚部14やクレーンガータ12、コンテナ積載部18やシャーシ待機位置23から離間した位置に設置されている。本発明のコンテナ荷役用クレーンにおいて、操作装置70の設置位置は特に限定されない。
画像処理手段82は、トロリ30の画像取得手段36と接続されて、4つのカメラ68それぞれが撮影した画像の画像データを取得して、これらの画像データを合成して、4つのカメラ68が撮影した画像全てが表示された1つの画像の画像データを生成する。そして、この画像の画像データを、モニターである表示手段74に送信する。
図3は、カメラ68による撮影、およびカメラ68によって撮影された画像の表示について説明する図である。スプレッダ60の四隅の近傍、すなわち、4個のツイストロックピン62a、62b、62c、62dの近傍にそれぞれ配置された、カメラ68a、68b、68c、68dそれぞれによって撮影された各画像は、画像取得手段36に送信されて、画像処理手段82において一つの画像に合成されて、表示手段74のモニタ面77に表示される。
また、表示手段74は、モニタ面77にX軸方向の水平な基準線92およびY軸方向の垂直な基準線94を備えており、モニタ77はこれらの基準線によって4つの区画90a、90b、90c、90dに分割されている。
第1カメラ68aによって撮影された画像78aは、モニタ74の左上の区画90aに位置し、第2カメラ68bによって撮影された画像78bは、モニタ74の左下の区画90bに位置し、第3カメラ68cによって撮影された画像78cは、モニタ74の右上の区画90cに位置し、第4カメラ68dによって撮影された画像78dは、モニタ74の右下の区画90dに位置している。
4つのカメラ68(カメラ68a〜68dのそれぞれ)による画像の撮影、およびこれらの撮影画像の表示はこのように行なわれる。
入力手段76は、クレーン10の動作を制御するクレーン操縦者からの指示を受け付ける、例えば、マウスやキーボード、操作レバーなどの各種入力機器で構成されている。クレーン10の動作を制御するクレーン操縦者は、上述の、表示手段74のモニタ面77に表示された表示画像に基づいて、入力手段76によって、トロリ30およびスプレッダ60の動作についての指示入力を行なう。
動作制御信号送信手段84は、入力手段76で受け付けた、スプレッダ60の各部の動作についての指示を受け取り、所定の動作制御信号に変換して、スプレッダ動作制御部34へ送信する。スプレッダ動作制御部34は、この動作制御信号に応じて、スプレッダ60の各部の動作を制御する。
位置制御信号送信手段86は、入力手段76で受け付けた、トロリ60の各部の動作の指示を受け取り、所定の位置制御制御信号に変換して、位置調整ユニット32の位置部40へ送信する。位置制御部40は、この位置制御信号に応じて、トロリ30の位置調整ユニット32の各部動作を制御して、トロリ30の水平位置およびスプレッダ60の垂直位置を制御することで、スプレッダ60の現在位置を調整する。
クレーン10では、クレーン操縦者の指示入力によって、コンテナ16の荷役動作に応じて、ロッド移動手段66によるカメラ保持ロッド64の突出量を制御して、突出側の端部に設けられたカメラ68を移動させることができる。
例えば、スプレッダ60によってコンテナ積載部18に積載された1つのコンテナ16を吊り上げる場合は、カメラ保持ロッド64は突出させず、カメラ68をスプレッダ60の四隅の近傍に配置する。
また、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16をシャーシ20の載置面25に載置する場合は、カメラ保持ロッド64を突出させて、カメラ68をスプレッダ60の四隅から離間させた位置に配置する。本発明は、特に、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16をシャーシ20の載置面25に載置する場合において、カメラ保持ロッド64を突出させて、カメラ68をスプレッダ60の四隅から離間させる機能を有することを特徴とする。
シャーシ20は、公知のコンテナ運搬用トレーラのシャーシである。シャーシ20の上面である載置面25には、コンテナ16の下側コーナーボックス19に対応する位置に、ツイストロックピン22が設けられている。本発明における載置面は、このようなコンテナ運搬用トレーラのシャーシ上面であることに限定されない。載置面としては、例えば、地面や他のコンテナの上面などであってもよい。
以下、このようなクレーン10を用いて実施される、コンテナの荷役動作について説明する。以下、コンテナ積載部18に積載された複数のコンテナ16のうち、図4中16aで示すコンテナを、スプレッダ60によって吊り上げ、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aを、シャーシ待機位置13にて待機中のコンテナ運搬用トレーラのシャーシ20の載置面25に載置する場合について説明する。図4は、スプレッダ60によるコンテナ16aの吊り上げ動作について説明するクレーン10の概略構成図である。また、図5は、スプレッダ60によるコンテナ16aの吊り上げ動作における、カメラ68による撮影および表示手段74における画像表示について説明する図である。
まず、操作装置70の入力手段76によってクレーン操縦者が指示を入力する。この指示に応じて、トロリ30の水平位置およびスプレッダ60の垂直位置が調整されて、スプレッダ60が、図中16aで示すコンテナの上側から、コンテナ16aの上面へと接近する。この際、4つのカメラ68a〜68dによってコンテナ16aの上面が撮影される。
コンテナ積載部18では、複数のコンテナ16が約30〜50(cm)間隔で隣接して積層されている。このため、コンテナ16aの上面へ接近するスプレッダ60と、積載されているコンテナ16との間隔は非常に狭くなっている。このようなコンテナ積載部18にスプレッダ60が位置している際、各カメラ68a〜68dを突出させてスプレッダ60の四隅から離間した位置に配置すると、各カメラ68a〜68dは、積載されたコンテナ16に衝突する可能性が非常に高い。
このため、スプレッダ60によってコンテナ16aを吊り上げる場合は、クレーン操縦者は、ロッド移動手段66の動作を制御して、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の四隅の近傍の所定位置に配置する。そして、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の四隅の近傍の所定位置に配置した状態で、スプレッダ60をコンテナ16aの上面に接近させる。
図4および図5からも判断できるように、各カメラ68a〜68dとコンテナ16の上面との間隙には、各カメラ68a〜68dによる撮影の障害物は存在していない。このため、スプレッダ60の四隅の近傍に配置された各カメラ68a〜68dによって、コンテナ16aの上面側のコーナーボックス17a〜17dをそれぞれ好適に撮影できる。
このように、スプレッダ60が、コンテナ16aの上面へ接近される際、4台のカメラ68a〜68dによってコンテナ16aのコーナーボックス17a〜17dがそれぞれ撮影され、撮影された画像は画像処理手段82によって合成されて、合成画像79が表示手段74のモニタ面77に表示される。
クレーン操縦者は、合成画像79が表示されたモニタ面77を見ながら、表示手段74の縦横の基準線92、94に対して、カメラ68a〜68dによって撮影された合成画像79が左右対称となるように、入力手段76から指示を入力してスプレッダ60の位置を調整する。このように位置を調整しつつ、スプレッダ60をコンテナ16aの上面に近づけることで、スプレッダ60の各ツイストロックピン62a〜62dは、コンテナ16aの各コーナーボックス17a〜17dのそれぞれに挿入する。
クレーン10では、合成画像79が左右対称となるようにスプレッダ60の位置を調整し、スプレッダ60をコンテナ16aに近づけることで、スプレッダ60のツイストロックピン62a〜62dそれぞれが、コンテナ16aの上側コーナーボックス17a〜17dのそれぞれに挿入されるよう、スプレッダ60の四隅の近傍におけるカメラ68a〜68dの所定位置、およびカメラ68a〜68dの撮影方向や撮影角が設定されている。
その後、各ツイストロックピン62a〜62dを回転させて、ツイストロックピン62a〜62dと各コーナーボックス17a〜17dそれぞれを結合させ、スプレッダ60を引き上げることで、スプレッダ60によってコンテナ16aを吊り上げる。そして、このスプレッダ60によって吊り上げたコンテナ16aを、シャーシ20に載置する。
図6は、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aをシャーシ20の載置面25に載置する状態を説明するクレーン10の概略構成図である。また、図7は、この場合のカメラ68による撮影範囲について説明する図である。また、図8は、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aをシャーシ20の載置面25に載置する場合の、カメラ68による撮影および表示手段74における画像表示について説明する図である。
図8に示すように、この場合、スプレッダ60の四隅から離間した位置に各カメラ68a〜68dを配置した状態で、カメラ68a、68b、68c、68dそれぞれによって、コンテナ16aの下側コーナーエッジ(各下側コーナーボックス19a〜19dのコーナーエッジ)13a〜13dそれぞれ、およびシャーシ20の上面のツイストロックピン22a〜22dのそれぞれを撮影する。各カメラに撮影された画像は、画像処理手段82によって合成されて、合成画像79が表示手段74のモニタ面77に表示される。以下、図6〜図7を参照し、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aをシャーシ20の載置面25に載置する場合の、クレーン10の動作について説明する。
この場合、スプレッダ60はコンテナ16aを吊り上げており、スプレッダ60とシャーシ20との間隙にはコンテナ16aが存在している。仮に、スプレッダ60の四隅の近傍にカメラ68が配置された状態(上述の、従来の荷役用クレーンによる作業状態)では、上述の図11の例で示すように、コンテナ16a(コンテナ106)自体が撮影の障害物となり、比較的大きな撮影不能領域(撮影不能領域134)が生じ、カメラ68(カメラ110)による載置面25(上面131)の撮影範囲は非常に狭いものとなる。
シャーシ20が待機する待機位置13には、図6に示すとおり、シャーシ20に接近するスプレッダ60の周囲には障害物がない。このため、荷役用クレーン10では、図7に示すように、各カメラ保持ロッド64a〜68dを、長手方向に伸長させて、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の外側に向けて移動させても、各カメラ68a〜68dが障害物と接触することはない。
図7に示すように、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の外側に向けて移動させて、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の四隅から離間した位置に配置して撮影することで、撮影不能領域84(図7に斜線で示す領域)は、カメラ68をスプレッダ60の四隅の近傍に配置した場合に比べて小さくなり、逆に、カメラ68によるコンテナ16aの下側領域の(載置面25の上面の)撮影範囲は、比較的大きくなる。
シャーシ20は、シャーシ20を備えるコンテナ運搬用トレーラの車両によって、大きさや形状が一定でない。このため、コンテナ下側エッジ部13a〜13dとツイストロック22a〜22dとの相対位置を確認するための、(すなわち、各下側コーナーボックス19a〜19dとツイストロック22a〜22dとの相対位置を確認するための)車両によらない共通の目標物は、コンテナ16aを固定するためのツイストロック22a〜22d以外にはない。
クレーン10では、上述のように、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の外側に向けて移動させることで、スプレッダ60がコンテナ16aを吊り上げた状態において、コンテナ16aとシャーシ20とが充分に近づいていても、カメラ68a〜68dそれぞれによって、載置面25のツイストロックピン22a〜22dをそれぞれ好適に撮影できる。
スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aをシャーシ20に載置する場合、このように、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の外側に向けて移動させて、各カメラ68a〜68dをスプレッダ60の四隅から離間した位置に配置する。
このように、スプレッダ60の四隅から離間した位置に各カメラ68a〜68dを配置した状態で、スプレッダ60に吊り上げられたコンテナ16aを、シャーシ20の載置面25へ接近させる。この際、各カメラ68a〜68dによって、コンテナ16aの下側コーナーエッジ(各下側コーナーボックス19a〜19dのコーナーエッジ)13a〜13dそれぞれ、およびシャーシ20の上面のツイストロックピン22a〜22dのそれぞれが撮影される。そして、撮影された画像が、画像処理手段82によって合成されて、合成画像79がモニタ面77に表示される。
クレーン操縦者は、合成画像79が表示されたモニタ面77を見ながら、表示手段74の縦横の基準線92、94に対して、カメラ68a〜68dによって撮影された合成画像79が左右対称となるように、入力手段76から指示を入力してスプレッダ60の位置を調整する。このように位置を調整しつつ、コンテナ16aを吊り上げたスプレッダ60を、シャーシ20の上面に近づけることで、シャーシ20の各ツイストロックピン22a〜22dは、コンテナ16aの各下側コーナーボックス19a〜19dのそれぞれに挿入される。
クレーン10では、合成画像79が左右対称となるようにスプレッダ60の位置を調整し、スプレッダ60をシャーシ20の上面に近づけることで、シャーシ20のツイストロックピン22a〜22dそれぞれが、コンテナ16aの下側コーナーボックス19a〜19dのそれぞれに挿入されるよう、カメラ68a〜68dの配置位置(スプレッダ60の外側に向けて移動させた際の配置位置)や撮影方向、撮影角などが設定されている。
その後、シャーシ20の各ツイストロックピン22a〜22dを回転して各ツイストロックピン22と各下側コーナーボックス19a〜19dそれぞれを結合させる。一方、スプレッダ60の各ツイストロックピン62a〜62dを回転させて、各ツイストロックピン62a〜62dと各上側コーナーボックス17a〜17dとの結合を解除し、スプレッダ60のみを引き上げる。
このようにして、コンテナ積載部18のコンテナ16aは、シャーシ20の載置面25に高精度に位置合わせされて載置される。
また、クレーン10においては、シャーシ20に載置されたコンテナ16aをコンテナ積載部18の所定のコンテナ16bの上面に載置することも行なわれる。
この際、シャーシ20に載置されたコンテナ16aをスプレッダ60によって吊り上げ、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aを、コンテナ積載部の所定のコンテナ16bの上面に載置する。
シャーシ20に載置されたコンテナ16aの、スプレッダ60による吊り上げは、図5に示す例と同様に行なわれる。
図9は、スプレッダ60が吊り上げたコンテナ16aをコンテナ積載部18の所定のコンテナ16bの上面に載置する場合を説明する概略構成図である。
上述のように、コンテナ積載部18では、複数のコンテナ16が非常に狭い間隔で並べられて多層多段に積載されている。このため、カメラ68は、スプレッダ60の四隅の近傍に配置された状態で、スプレッダ60の下側を撮影する。
コンテナ積載部18に並べられたコンテナ16は、それぞれ同一規格の形状寸法となっている。そのため、載置するコンテナ16aの下側のコーナーエッジ部13a〜13dと、載置面となるコンテナ16bの上側コーナーエッジ部15a〜15dのそれぞれが一致するよう、スプレッダ60の位置を調整しつつ、コンテナ16aをコンテナ16bの上面に載置する。これにより、コンテナ16aの下側コーナーボックス19a〜19dとコンテナ16bの上側コーナーボックス11a〜11dのそれぞれを、ほぼ一致させて積層することができる。
図9で示すように、スプレッダ60の四隅の近傍にカメラ68a〜68dそれぞれが配置された状態では、コンテナ16a自体が撮影の障害物となり、比較的大きな撮影不能領域98が生じ、コンテナ16aの下側領域については、撮影範囲は非常に狭いものとなる。しかし、コンテナの16bの上側コーナーエッジ部15a〜15dについては、コンテナ16aを充分に近づけた状態でも撮影不能領域98に入らず、カメラ68によって撮影可能である。
クレーン10では、コンテナ16aとシャーシ20とが充分に近づいていても、スプレッダ60の四隅の近傍に配置されたカメラ68a〜68dのそれぞれによって、コンテナ16aの下側コーナーエッジ部13a〜13d、およびコンテナ16bの上側コーナーエッジ部15a〜15dのそれぞれを好適に撮影できる。
クレーン操縦者は、モニタ面77を見ながら、合成画像79が左右対称となるよう、スプレッダ60の位置を調整する。このようにすることで、コンテナ16aの下側コーナーボックス19a〜19dとコンテナ16bの上側コーナーボックス11a〜11dのそれぞれをほぼ一致させて、コンテナ16aをコンテナ16bの上面に載置することができる。
本発明の一例であるクレーン10では、シャーシ20の載置面25にコンテナ16を載置する場合であっても、カメラ68をスプレッダ60の外側に向けて移動することで、カメラ68によって、下側コーナーエッジ13およびツイストロック22を好適に撮影できる。この撮影画像に基づき、スプレッダ60の位置を調整できるので、未熟なクレーン操縦者であっても、高い位置精度で効率的にコンテナを載置することを可能とするといった優れた効果をもつ。
これに加え、吊り具であるスプレッダ60におけるカメラ68の配置位置を、クレーンの荷役動作に応じて種々変更することが可能である。これにより、複数のコンテナが集積されたコンテナ積載部18において、スプレッダ60によるコンテナ16aの吊り上げ動作や、コンテナ16aの他のコンテナ16bへの載置などの一連の作業を、効率的かつ高精度に実施することを可能としている。本発明のコンテナ荷役用クレーンによれば、コンテナ荷役作業における一連の作業を、カメラで撮影した画像に基づいて、高精度かつ効率的に実施することができる。
また、コンテナ荷役作業における一連の作業を、カメラで撮影した画像に基づいて、高精度かつ効率的に実施することができるので、操作装置を、脚部やクレーンガータ、コンテナ積載部やシャーシ待機位置から離間した位置に設置することができる。これにより、クレーン操縦者が、コンテナやスプレッダを肉眼で確認可能な場所に立ち入る必要がなく、安全かつ効率的にコンテナの荷役作業を行なうことができる。
上記実施形態では、コンテナヤードにおいてコンテナの荷役作業を行なう、いわゆる門型コンテナクレーンであるクレーン10について説明した。本発明のコンテナ荷役用クレーンは、例えば、港に停泊した船舶と地上とで荷役作業を行なう、岸壁コンテナクレーンであってもよい。本発明のコンテナ荷役用クレーンは、特に限定されない。
上記のクレーン10では、ロッド移動手段66によってカメラ保持ロッド64を、ロッド64の長さ方向に伸長させることで、カメラ保持ロッド64の突出側の端部に設けられたカメラ68を、吊り具であるスプレッダ60の外側に向けて移動させた。本発明のコンテナ荷役用クレーンにおいては、例えば、吊り具の周縁部の一部を支点とする回転アームの先端にカメラを設け、この支点を中心とした所定の角度範囲でアームを回転移動させることで、カメラを吊り具の外側に向けて移動させてもよい。カメラを吊り具の外側に向けて移動させる手段は、特に限定されない。
また、上記のクレーン10では、吊り具であるスプレッダ60における4つの隅部(コンテナ16aのコーナーエッジ部に対応する、4つの隅部)それぞれに、4つのカメラ68a〜68dをそれぞれ設けている。本発明のコンテナ荷役用クレーンは、吊り具における少なくとも2つの隅部それぞれに、カメラを設けることで構成することができる。本発明のコンテナ荷役用クレーンでは、吊り具における、少なくとも対角位置にある2つの隅部に、カメラを設けることが好ましい。
以上、本発明のコンテナ荷役用クレーンについて説明したが、本発明のコンテナ荷役用クレーンは上記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
本発明のコンテナ荷役用クレーンの一例である、クレーン10を説明する概略構成図である。 図1に示すクレーン10の一部について説明する概略構成図である。 図1に示すクレーン10の備えるカメラによる撮影、およびカメラによって撮影された画像の表示について説明する図である。 図1に示すクレーン10を用いて行なわれる、スプレッダによるコンテナの吊り上げ動作について説明する図である。 図1に示すクレーン10の備えるカメラによる撮影、およびカメラによって撮影された画像の表示の他の例について説明する図である。 図1に示すクレーン10を用いて行なわれる、コンテナのシャーシへの載置動作について説明する図である。 図1に示すクレーン10を用いて行なわれる、コンテナのシャーシへの載置動作における、カメラによる撮影範囲について説明する図である。 図1に示すクレーン10の備えるカメラによる撮影、およびカメラによって撮影された画像の表示の他の例について説明する図である。 図1に示すクレーン10を用いて行なわれる、他のコンテナ上面へのコンテナの載置動作について説明する図である。 従来のコンテナ荷役用クレーンである、吊り荷位置検出装置について説明する概略構成図である。 従来のコンテナ荷役用クレーンを用いて行なわれる、コンテナのシャーシ上面への載置動作について説明する図である。
符号の説明
10 クレーン
12、102 クレーンガータ
14 脚部
16、106 コンテナ
18 コンテナ積載部
20 シャーシ
30、104 トロリ
32 位置調整ユニット
34 スプレッダ動作制御手段
36 画像取得手段
40 制御部
42 トロリ駆動手段
44 スプレッダ昇降手段
60 スプレッダ
62 ツイストロックピン
64 カメラ保持ロッド
66 ロッド移動手段
68 カメラ
70 操作装置
72 装置本体
74 表示手段
76 入力手段
82 画像処理手段
84 動作制御信号送信手段
86 位置制御信号送信手段
100 吊り荷位置検出装置

Claims (4)

  1. コンテナ荷役用クレーンであって、
    コンテナの上面を吊り上げて昇降および横移動を行なう吊り具と、
    前記吊り具に設けられ、撮影範囲を下側方向とするカメラと、
    前記カメラを、前記吊り具の外側に向けて移動させるカメラ移動手段とを有し、
    前記カメラ移動手段は、前記吊り具が吊り上げたコンテナを所定の面に載置する際、前記カメラを前記吊り具の外側に移動させて、前記カメラによるコンテナの下側領域の撮影範囲を拡げることを特徴とするコンテナ荷役用クレーン。
  2. さらに、前記カメラによって撮影された画像を表示する表示手段を有し、
    前記表示手段に基づいたオペレータの入力指示に応じ、前記吊り具の現在位置が調整されることを特徴とする請求項1記載のコンテナ荷役用クレーン。
  3. 前記所定の面は、前記コンテナを固定するロック手段が設けられたコンテナ運搬用シャーシの載置面であって、
    前記吊り具が吊り上げたコンテナを、前記載置面に載置する際、前記カメラ移動手段は、前記ロック手段が前記カメラの撮影範囲に入るように前記カメラを移動させることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテナ荷役用クレーン。
  4. 前記吊り具は、前記吊り具から水平方向に突出可能なカメラ保持ロッドを備え、
    前記カメラは、前記カメラ保持ロッドの突出端部に装着されており、
    前記カメラ移動手段は、前記カメラ保持ロッドを長さ方向に伸長させて前記カメラ保持ロッドを突出させることで、前記カメラを前記吊り具の外側に移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンテナ荷役用クレーン。
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