JP2018095375A - クレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】操縦者及び玉掛け作業者の熟練した技術に頼ることなく、容易に玉掛け作業を行うことができるクレーンを提供する。【解決手段】ブームに設けられる三次元情報取得手段を用いて作業現場の三次元情報を取得するクレーンであって、前記作業現場の三次元情報に基づいて搬送物の三次元情報を抽出するとともに、前記搬送物の三次元情報に基づいて前記搬送物の重心を算出し、該重心を通る鉛直線上に前記ブームの先端部が配置されるように、ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、クレーンに関する。
従来、玉掛け作業を行う場合、クレーン周辺又は吊り荷周辺の障害物によって操縦者から吊り荷及び吊り荷周辺の状況を視認できない場合がある。このような場合、吊り荷周辺の玉掛け作業者と通信手段を介して相互に連絡をとりながら、フックを適切な位置に降ろしている。
特許文献1に記載のクレーンは、ブームの先端に吊荷監視カメラが設けられるクレーンが開示されている。操縦者は、吊荷監視カメラからの映像を監視しながら、クレーンの操作を行うことで、直接吊り荷を視認できない場所であっても、安全に吊り荷を吊り上げたり、吊り下げたりすることができる。
特開平8−53290号公報
操縦者は、玉掛け作業を行うときに、地切り時の搬送物(吊り荷)の横引きや揺れを防止するために伸縮ブームの先端を搬送物の重心を通る鉛直線上に配置しなければならない。しかし、操縦者が目視又はモニタに表示されるカメラの映像によって、伸縮ブームの先端を搬送物の重心を通る鉛直線上に配置するには熟練した操作技術が求められる。また、操縦者から搬送物を視認できない場合、玉掛け作業者が搬送物の重心を推定し、該重心を通る鉛直線上にクレーンの伸縮ブームの先端を移動させる必要がある。そのため、操作者のみならず玉掛け作業者も熟練した技術が求められる。
そこで、本発明の目的は、操縦者及び玉掛け作業者の熟練した技術に頼ることなく、容易に玉掛け作業を行うことができるクレーンの提供を目的とする。
本発明の第一態様のクレーンは、ブームに設けられる三次元情報取得手段を用いて作業現場の三次元情報を取得するクレーンであって、前記作業現場の三次元情報に基づいて搬送物の三次元情報を抽出するとともに、前記搬送物の三次元情報に基づいて前記搬送物の重心を算出し、該重心を通る鉛直線上に前記ブームの先端部が配置されるように、ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御する。
前記作業現場の三次元情報に基づいてフックの三次元情報を抽出するとともに、前記フックの三次元情報に基づいて前記フックの係止部を算出し、前記ブームの先端部と前記フックの水平方向の離間距離が所定の基準値を超えた場合、前記搬送物の重心を通る鉛直線上に前記フックの係止部が配置されるように前記ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御したのち、玉掛け作業完了信号を検出すると、前記搬送物の重心を通る鉛直線上に前記クレーンの先端部が配置されるように前記ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御する。
本発明の第二態様のクレーンは、ブームに設けられる三次元情報取得手段を用いて作業現場の三次元情報を取得するクレーンであって、前記作業現場の三次元情報を表示する表示手段を備え、前記作業現場の三次元情報に基づいて搬送物及びフックの三次元情報を抽出するとともに、前記搬送物の三次元情報に基づいて前記搬送物の重心を算出し、前記表示手段に、前記搬送物の重心を通る鉛直線と前記搬送物の表面との交点位置及び前記フックの予想降下位置を表示する。
本発明によれば、容易に玉掛け作業を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るクレーンの全体構成を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの制御ブロックの構成を示す図。 (a)本発明の一実施形態に係るクレーンのステレオカメラが取得する搬送物の三次元情報に基づいて算出される重心及び交点及び予想降下位置を示す平面図(b)本発明の一実施形態に係るクレーンのステレオカメラが取得する搬送物の三次元情報に基づいて算出される重心及び交点及び予想降下位置を示す側面図(c)本発明の一実施形態に係るクレーンのステレオカメラが取得する搬送物の重心及び交点を示す斜視図。 (a)本発明の一実施形態に係るクレーンの搬送物の重心への移動制御を示す平面図(b)本発明の一実施形態に係るクレーンの搬送物の重心への移動制御を示す側面図。 (a)本発明の一実施形態に係るクレーンの搬送物の重心への移動制御を示す平面図(b)本発明の一実施形態に係るクレーンの搬送物の重心への移動制御を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るクレーンの搬送物の重心への移動制御の態様を示すフロートチャート図。
以下に、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係るクレーン1の全体構成について説明する。クレーン1は、不特定の場所に移動可能な移動式クレーンである。クレーン1は、車両2、クレーン装置6を有する。
車両2は、クレーン装置6を搬送するものである。車両2は、複数の車輪3を有し、エンジン(図示しない)を動力源として走行する。車両2には、アウトリガ5が設けられている。アウトリガ5は、車両2の幅方向両側に油圧によって延伸可能な張り出しビームと地面に垂直な方向に延伸可能な油圧式のジャッキシリンダとから構成されている。車両2は、アウトリガ5を車両2の幅方向に延伸させるとともにジャッキシリンダを接地させることにより、クレーン1の作業可能範囲を広げることができる。
クレーン装置6は、搬送物Wをフックにかけてワイヤロープによって吊り上げるものである。クレーン装置6は、旋回台7、伸縮ブーム8、ジブ9、メインフックブロック10、サブフックブロック11、起伏シリンダ12、メインウインチ13、メインワイヤロープ14、サブウインチ15、サブワイヤロープ16、ステレオカメラ17、キャビン18、3Dマップ生成部23(図2参照)、重心演算部24(図2参照)、制御装置39(図2参照)等を具備する。
旋回台7は、クレーン装置6を旋回可能に構成するものである。旋回台7は、円環状の軸受を介して車両2のフレーム上に設けられる。円環状の軸受は、その回転中心が車両2の設置面に対して垂直になるように配置されている。旋回台7は、円環状の軸受の中心を回転中心として一方向と他方向とに回転自在に構成されている。また、旋回台7は、油圧式の旋回モータによって回転されるように構成されている。旋回台7には、その旋回位置を検出する旋回位置検出センサ40(図2参照)が設けられている。
伸縮ブーム8は、搬送物Wを吊り上げ可能な状態にワイヤロープを支持するものである。伸縮ブーム8は、複数のブーム部材であるベースブーム部材8a、セカンドブーム部材8b、サードブーム部材8c、フォースブーム部材8d、フィフスブーム部材8e、トップブーム部材8fから構成されている。各ブーム部材は、断面積の大きさの順に入れ子式に挿入されている。伸縮ブーム8は、各ブーム部材を図示しない伸縮シリンダで移動させることで軸方向に伸縮自在に構成されている。伸縮ブーム8は、ベースブーム部材8aの基端が旋回台7上に揺動可能に設けられている。これにより、伸縮ブーム8は、車両2のフレーム上で水平回転可能かつ揺動自在に構成されている。伸縮ブーム8には、そのブーム長さを検出する伸縮ブーム長さ検出センサ41(図2参照)と起伏角度を検出する起伏角度検出センサ42(図2参照)とが設けられている。
図1に示すように、ジブ9は、クレーン装置6の揚程や作業半径を拡大するものである。ジブ9の基端は、トップブーム部材8fのジブ支持部8gに図示しないピンを打ち込むことにより連結可能に構成されている。ジブ9は、トップブーム部材8fの先端から揚程や作業半径を拡大する方向に突出した姿勢で保持される。
メインフックブロック10は、搬送物Wを吊るものである。メインフックブロック10には、メインワイヤロープ14が巻き掛けられる複数のフックシーブと、搬送物Wを吊るメインフック10aとが設けられている。サブフックブロック11は、搬送物Wを吊るものである。サブフックブロック11には、搬送物Wを吊るサブフック11aが設けられている。
起伏シリンダ12は、伸縮ブーム8を起立および倒伏させ、伸縮ブーム8の姿勢を保持するものである。起伏シリンダ12はシリンダ部とロッド部とからなる油圧シリンダから構成されている。起伏シリンダ12は、シリンダ部の端部が旋回台7に揺動自在に連結され、ロッド部の端部が伸縮ブーム8のベースブーム部材8aに揺動自在に連結されている。起伏シリンダ12は、ロッド部がシリンダ部から押し出されるように作動油が供給されることでベースブーム部材8aを起立させ、ロッド部がシリンダ部に押し戻されるように作動油が供給されることでベースブーム部材8aを倒伏させるように構成されている。
油圧ウインチであるメインウインチ13は、メインワイヤロープ14の繰り入れ(巻き上げ)および繰り出し(巻き下げ)を行うものである。メインウインチ13は、メインワイヤロープ14が巻きつけられるメインドラムがメイン用油圧モータによって回転されるように構成されている。メインウインチ13は、メイン用油圧モータが一方向へ回転するように作動油が供給されることでメインドラムに巻きつけられているメインワイヤロープ14を繰り出し、メイン用油圧モータが他方向へ回転するように作動油が供給されることでメインワイヤロープ14をメインドラムに巻きつけて繰り入れるように構成されている。
油圧ウインチであるサブウインチ15は、サブワイヤロープ16の繰り入れおよび繰り出しを行うものである。サブウインチ15は、サブワイヤロープ16が巻きつけられるサブドラムがサブ用油圧モータによって回転されるように構成されている。サブウインチ15は、サブ用油圧モータが一方向へ回転するように作動油が供給されることでサブドラムに巻きつけられているサブワイヤロープ16を繰り出し、サブ用油圧モータが他方向へ回転するように作動油が供給されることでサブワイヤロープ16をサブドラムに巻きつけて繰り入れるように構成されている。サブワイヤロープ16は、伸縮ブーム8のトップブーム部材8fの先端に設けられるサブフックシーブ16aを介して下方に吊り下げられている。
ステレオカメラ17は、三次元情報取得手段として設けられ、作業現場の画像(映像)を取得するものである。ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8のトップブーム部材8fの先端または、ジブ9の先端に設けられている。ステレオカメラ17は、その姿勢を変更するためのアクチュエータを介してトップブーム部材8fに配置されている。ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8の揺動軸と平行な軸を揺動中心として揺動可能に構成されている。これにより、ステレオカメラ17は、伸縮ブーム8の倒伏角度またはジブ9の倒伏角度に関わらず設置位置から鉛直下向きの画像を撮影可能に構成されている。ステレオカメラ17は、少なくとも二つ以上のカメラから構成される。具体的には、ステレオカメラ17は、一の基準カメラと、一又は複数の比較カメラ(本実施形態では一つ)と、から構成される。ステレオカメラ17は、3Dマップ生成部23と接続され、撮影した画像を3Dマップ生成部23に送信可能にしている。
キャビン18は、操縦席を覆うものである。キャビン18は、旋回台7における伸縮ブーム8の側方に設けられている。キャビン18の内部には、操縦席が設けられている。操縦席には、メインウインチ13を操作するためのメイン用操作弁、サブウインチ15を操作するためのサブ用操作具、伸縮ブーム8を操作するための起伏用操作具、クレーン1を移動させるためのハンドル、タッチパネル19、(図2参照)、モニタ20、(図2参照)等が設けられている。
このように構成されるクレーン1は、車両2を走行させることで任意の位置にクレーン装置6を移動させることができる。また、クレーン1は、起伏シリンダ12で伸縮ブーム8を任意の起伏角度に起立させて、伸縮ブーム8を任意のブーム長さに延伸させたりジブ9を連結させたりすることでクレーン装置6の揚程や作業半径を拡大することができる。
3Dマップ生成部23は、クレーン1の作業現場においてステレオカメラ17が撮影する画像に基づいて点群データを取得して3Dマップを生成するものである。具体的には、3Dマップ生成部23は、まず、ステレオカメラ17を構成する基準カメラ及び比較カメラによって同時に撮影される各画像を比較して、基準カメラの各画素の距離を推定することで対象物の三次元情報(カメラ座標系で表される三次元情報)を取得する。3Dマップ生成部23は、次に、カメラ座標系で表される三次元情報を所定の基準座標系(例えば、グローバル座標系)で表される三次元情報に変換する。ここでの三次元情報とは、ステレオカメラ17によって撮影される対象物の三次元座標値で表される点群データを指す。点群データは、色情報を含んで構成される。3Dマップ生成部23には、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さに基づいてクレーン1に対するステレオカメラ17の位置情報が予め記憶されている。
3Dマップ生成部23は、ステレオカメラ17を用いて取得される所定の基準座標系で表される三次元情報(点群データ)から、物体認識により搬送物Wの三次元情報(点群データ)を識別可能に構成される。搬送物Wの物体認識方法は、アピアランスベースによる物体認識でもよいし、モデルベースによる物体認識でもよい。
三次元情報取得手段としてステレオカメラ17を用いているが、これに限定されることはなく、例えば、レーザスキャナであってもよい。レーザスキャナを用いる場合、測定対象物に反射して帰ってくるまでの時間から計測距離を算出してもよいし、複数のレーザ波長の位相差から計測距離を算出してもよい。
3Dマップ生成部23は、ステレオカメラ17を用いて取得される三次元情報を物体表面の3D構造を表すデータに変換して3Dマップを生成してもよい。また、3Dマップ生成部23は、ステレオカメラ17を用いて取得される所定の基準座標系で表される点群データに、ステレオカメラ17等の撮影手段によって撮影される画像データを表示領域毎に区切った画像データをそれぞれ貼り付けることで3Dマップを生成してもよい。
3Dマップ生成部23には、入力器としてタッチパネル19が接続される。タッチパネル19は、後述のモニタ20に映し出す映像の選択や搬送物W及びサブフック11aを抽出する際に使用される。
重心演算部24は、3Dマップ生成部23と接続され、3Dマップ生成部23において取得される三次元情報から抽出される搬送物Wの三次元情報(三次元形状)又は外部から取得される搬送物Wの三次元情報(三次元形状)に基づいて、搬送物Wの重心Gを算出するものである。ここでの、搬送物Wの重心Gは、所定の基準座標系での座標値として算出される。
重心演算部24は、搬送物Wの三次元情報(三次元形状)に基づいて、搬送物Wの重心Gを算出する。搬送物Wが一の材質から構成されている場合、重心演算部24は、搬送物Wの三次元情報(三次元形状)から重心Gを算出する。搬送物Wが複数の材質から構成されている場合、搬送物Wを材質毎に分割する。この場合、搬送物Wの分割は、例えば、ステレオカメラ17が撮影する色彩情報(RGB情報)に基づいて行ってもよいし、タッチパネル19上でポイント指定又は領域指定を行うことで実行してもよい。そして、タッチパネル19上において操縦者が各分割部に材質データを入力することで、搬送物Wの重心Gを算出する。
重心演算部24には、出力器としてモニタ20が接続される。モニタ20は、ステレオカメラ17が撮影した画像をリアルタイムに表示したり、ステレオカメラ17が撮影した画像を基に作成される3Dマップを任意の視点から表示したりすることができる。
以上の構成において、ステレオカメラ17がリアルタイムで撮影した画像を、3Dマップ生成部23において処理することによって3Dマップを作成し、モニタ20に表示することができる。そのため、例えば、クレーン1の操縦席から死角となる箇所(死角部位)であっても、所望の視点からの3Dマップをモニタ20に表示させ、死角部位をモニタ20で確認しながら搬送物Wの吊り上げ作業等を安全に行うことができる。
制御装置39は、クレーン1の操縦者の操作により各種のアクチュエータを作動させるクレーン作業用のものである。
制御装置39は、旋回用操作弁25に接続され、旋回用操作弁25の電磁石を選択的に励磁させてブーム旋回角を変更することができる。
制御装置39は、起伏用操作弁26に接続され、起伏用操作弁26の電磁石を選択的に励磁させてブーム起伏角を変更することができる。
制御装置39は、ブーム伸縮用操作弁27に接続され、ブーム伸縮用操作弁27の電磁石を選択的に励磁させてブーム長さを変更することができる。
制御装置39は、旋回台7の旋回位置検出センサ40に接続され、旋回位置検出センサ40が検出した旋回台7の旋回方向および旋回角度を取得することができる。
制御装置39は、伸縮ブーム8の伸縮ブーム長さ検出センサ41と起伏角度検出センサ42とに接続され、伸縮ブーム長さ検出センサ41が検出した伸縮ブーム8のブーム長さおよび起伏角度検出センサ42が検出した伸縮ブーム8の起伏角度を取得することができる。
制御装置39は、重心演算部24と接続される。制御装置39は、3Dマップ生成部23において生成される3Dマップデータ及び重心演算部24において取得される搬送物Wの重心Gを取得可能に構成される。
図3を用いて、搬送物Wの重心Gの表示方法について説明する。
モニタ20上には、3Dマップが表示されており、モニタ20上の搬送物Wには、重心演算部24が算出した重心Gの鉛直線と搬送物Wの表面との交点P1が表示される。交点P1は、操縦者がサブフック11a又は伸縮ブーム8の先端部を重心Gに合わせるときの目印となるものである。搬送物Wの重心Gのうち、鉛直方向の座標成分を鉛直上方に移動させ、搬送物Wの表面と交わる位置を交点P1として算出する。本実施形態では、搬送物Wは上面が傾斜面として形成されており、交点P1が搬送物Wの重心Gの鉛直線上にある傾斜面の所定の箇所に表示される(図3(c)参照)。
以上のように、モニタ20上に表示される3Dマップに、交点P1が表示されることで、操縦者は重心Gの視認が容易となる。
ステレオカメラ17は、サブフック11aを撮影可能に設けられる。3Dマップ生成部23は、取得する三次元情報のうち、サブフック11aを物体認識により抽出可能に構成されており、該サブフック11aの三次元情報に基づいてクレーン1に対するサブフック11aの係止部の位置情報を算出可能にしている。
図3に示すように、玉掛け作業を行うときに、モニタ20上に表示される三次元情報に、サブフック11aの予想降下位置P2が表示される。サブフック11aの予想降下位置P2とは、サブフック11aの係止部における鉛直線と、搬送物Wの表面又は搬送物W周辺の地表面等と、が交わる点を指す。サブフック11aにおける係止部とは、サブフック11aを搬送物Wに引っ掛けるときに、玉掛けワイヤロープが係止される位置を指す。
以上のように、モニタ20上に表示される3Dマップに、サブフック11aの予想降下位置が表示されることで、操縦者は搬送物Wに対するサブフック11aの位置を容易に把握することができ、所望の位置にサブフック11aを移動させることができる。さらには、モニタ20上に表示される3Dマップに、交点P1及びサブフック11aの予想降下位置P2が表示されることで、玉掛け作業をさらに容易に行うことができる。
本実施形態では、サブフック11aを用いて玉掛け作業を行う場合を想定しているが、これに限定されない。例えば、メインフック10aを用いて玉掛け作業を行う場合も同様に、メインフック10aの予想降下位置を表示することができる。
図4及び図5及び図6を用いて、伸縮ブーム8の先端部を搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置させる移動制御の態様について説明する。伸縮ブーム8の先端部とは、トップブーム部材8f又はジブ9の先端に位置するサブフックシーブ16aにおいてサブワイヤロープ16が吊り下げられる位置を指す。以下では、風等の外力によるサブフック11aへの影響の有無を判別して移動制御を実施している。
制御装置39は、旋回位置検出センサ40、伸縮ブーム長さ検出センサ41、起伏角度検出センサ42を検出し、予め記憶される旋回台7の旋回支点の位置から伸縮ブーム8の先端部の位置を算出可能に構成される。また、制御装置39は、3Dマップ生成部23からサブフック11aの係止部の位置情報を取得可能に構成される。
制御装置39は、玉掛け作業完了信号を検出可能に構成される。玉掛け作業者によってサブフック11aへの搬送物Wの玉掛け作業が完了すると、例えば、操縦者又は玉掛け作業者が玉掛け完了スイッチ(図示しない)を押すことで制御装置39に玉掛け作業完了信号を送信する。玉掛け作業完了信号は、スイッチ等に限らず、センサ等であってもよい。
制御装置39は、伸縮ブーム8の先端部とサブフック11aの係止部との水平方向の離間距離Dに基づいて風等の外力の影響の有無を判別する。制御装置39は、離間距離Dを所定の基準値と比較して風等の外力によるサブフック11aへの影響の有無を判別する。所定の基準値とは、任意に設定される値である。本実施形態では、所定の基準値は、伸縮ブーム8の先端部を搬送物Wの重心Gの鉛直線上に配置したと仮定した場合、鉛直上方から見てサブフック11aが搬送物Wの重心G近傍に収まる値として設定される。
図4に示すように、制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値以下である場合、風等の外力によるサブフック11aへの影響がないと判別され、風等の外力による影響を考慮しない移動制御を実施する。制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値以下であると判断した場合、搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に伸縮ブーム8の先端部が配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを制御する。
以上の構成において、風等の外力による影響を無視できるため、伸縮ブーム8の先端部を搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置することで、サブフック11aを搬送物Wの重心Gに配置することができる。そのため、玉掛け作業が搬送物Wの重心Gを推定する必要がなく、適切な位置での玉掛け作業を容易に実現できる。また、伸縮ブーム8の先端部及びサブフック11a及び搬送物Wの重心Gが鉛直線上に配置される。そのため、搬送物Wを吊り上げる際に、伸縮ブーム8の先端部と搬送物Wの重心Gとが一致しないことに起因する搬送物Wの横引き及び揺れを防止することができ、安全に地切りを行うことができる。
図5に示すように、制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値よりも大きい場合、風等の外力によるサブフック11aへの影響があると判別され、風等の外力による影響を考慮した移動制御を実施する。制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値よりも大きいと判断した場合、搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上にサブフック11aの係止部が配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを制御するように構成される。そして、制御装置39は、玉掛け作業の完了の信号を検出すると、制御装置39は、搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に伸縮ブーム8の先端部が配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを制御する。
以上の構成において、風等の外力によってサブフック11aが大きく流れている場合であっても、サブフック11aが搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置されるため、玉掛け作業者が搬送物Wの重心Gを推定する必要がなく、適切な位置での玉掛け作業を容易に実現できる。また、玉掛け作業後に、伸縮ブーム8の先端部が搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置される。そのため、搬送物Wを吊り上げる際に、伸縮ブーム8の先端部と搬送物Wの重心Gとが一致しないことに起因する搬送物Wの横引き及び揺れを防止することができ、安全に地切りを行うことができる。
以下では、図6を用いてクレーン1の搬送物Wの重心Gへの移動制御について説明する。
ステップS100において、制御装置39は、移動制御が開始されると、搬送物Wの三次元情報(三次元形状)を取得したか否かを判断する。制御装置39は、搬送物Wの三次元情報(三次元形状)を取得すると、ステップS110に移行させる。
ステップS110において、制御装置39は、重心演算部24によって搬送物Wの三次元情報(三次元形状)から搬送物Wの重心Gを算出すると、ステップS120に移行させる。
ステップS120において、制御装置39は、移動制御が開始されると、伸縮ブーム8の先端部とサブフック11aとの水平方向の離間距離Dを算出し、ステップS130に移行させる。
ステップS130において、制御装置39は、取得した伸縮ブーム8の先端部とサブフック11aとの水平方向の離間距離Dが所定の基準値Tよりも大きいか否かを判断する。制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値Tよりも大きい場合、ステップS140に移行させる。制御装置39は、離間距離Dが所定の基準値T以下の場合、ステップS160に移行させる。
ステップS140において、制御装置39は、サブフック11aが搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを制御して、ステップS150に移行させる。
ステップS150において、制御装置39は、玉掛け作業完了信号を検出したか否かを判断する。制御装置39は、玉掛け作業完了信号を検出した場合、ステップS160に移行させる。
ステップS160において、制御装置39は、伸縮ブーム8の先端部が搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを制御して、終了となる。以上のように、伸縮ブーム8の先端部が搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置されることで、搬送物Wを吊り上げる際に、搬送物Wの横引き及び斜引き等によって搬送物Wが地面に擦られることを防止することができる。
なお、伸縮ブーム8の先端部が搬送物Wの重心Gを通る直線上に配置されたのち、サブウインチ15の操作によりサブフック11aを繰り下げたときに、伸縮ブーム8の先端部とサブフック11aとの水平方向の離間距離Dが所定の基準値Tを超えた場合はサブフック11a又は伸縮ブーム8が搬送物Wの重心Gを通る直線上に配置されるように、ブーム旋回角及びブーム起伏角及びブーム長さのうち、少なくとも一つを適宜制御してもよい。
以上の伸縮ブーム8の先端部を搬送物Wの重心Gを通る鉛直線上に配置させる移動制御において、サブフック11aを用いて搬送物Wを搬送しているが、メインフック10aを用いて搬送物Wを搬送する構成にしてもよい。この場合、伸縮ブーム8の先端部は、メインワイヤロープ14が巻き掛けられるメインフックシーブの回転中心位置とする。
また、以上の実施形態では、クレーン1は、車体の移動を行っていない。しかし、クレーン1が移動しながら作業現場周辺の三次元情報を取得する構成としてもよい。その場合、制御装置39及び3Dマップ生成部23に、クレーン1の位置情報を算出するGNSS装置が接続される。クレーン1の位置情報に基づいて三次元情報を取得することで、容易に作業現場周辺の三次元情報を取得することができる。
1:クレーン、8:伸縮ブーム、10a:メインフック、11a:サブフック、17:ステレオカメラ、20:モニタ、D:離間距離、G:搬送物の重心、P1:交点、P2:予想降下位置、W:搬送物

Claims (3)

  1. ブームに設けられる三次元情報取得手段を用いて作業現場の三次元情報を取得するクレーンであって、
    前記作業現場の三次元情報に基づいて搬送物の三次元情報を抽出するとともに、
    前記搬送物の三次元情報に基づいて前記搬送物の重心を算出し、該重心を通る鉛直線上に前記ブームの先端部が配置されるように、ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御するクレーン。
  2. 前記作業現場の三次元情報に基づいてフックの三次元情報を抽出するとともに、
    前記フックの三次元情報に基づいて前記フックの係止部を算出し、
    前記ブームの先端部と前記フックの水平方向の離間距離が所定の基準値を超えた場合、前記搬送物の重心を通る鉛直線上に前記フックの係止部が配置されるように前記ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御したのち、玉掛け作業完了信号を検出すると、前記搬送物の重心を通る鉛直線上に前記クレーンの先端部が配置されるように前記ブーム起伏角及びブーム旋回角及びブーム長さのうち少なくとも一つを制御する請求項1に記載のクレーン。
  3. ブームに設けられる三次元情報取得手段を用いて作業現場の三次元情報を取得するクレーンであって、
    前記作業現場の三次元情報を表示する表示手段を備え、
    前記作業現場の三次元情報に基づいて搬送物及びフックの三次元情報を抽出するとともに、
    前記搬送物の三次元情報に基づいて前記搬送物の重心を算出し、
    前記表示手段に、前記搬送物の重心を通る鉛直線と前記搬送物の表面との交点位置及び前記フックの予想降下位置を表示するクレーン。
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