JP2016179889A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置において、表示部に表示されたフックの、地上面等特定の高さの水平面上への投影点の位置を、オペレータに認識させ易くする。【解決手段】表示装置100は、クレーンのブームに設けられた監視カメラ300で撮影され、ブームからワイヤロープで吊り下げられたフックを含む画像を表示する表示部10と、フックの、地上面への投影点に対応する、表示部10に表示された投影対応点を求める投影対応点算出部40と、を備え、表示部10は、投影対応点算出部40により求められた投影対応点を特定する印を、フックの画像とともに表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像表示装置に関する。
クレーンのブームやジブ(以下、ブーム等という。)には、下方の被写体を撮影するカメラが取り付けられている。ブーム等からは、ワイヤロープによりフックが吊り下げられていて、フックに吊り荷が玉掛けされる。そして、カメラは、ワイヤロープ、フック、吊り荷等が地上面等の水平面に投影された被写体を撮影する。
カメラで撮影された画像は、オペレータによってクレーンの操作が行われるオペレータ室に設けられたモニタに表示される。オペレータは、モニタに表示された画像を見ながらクレーンを操作して、吊り荷を所望とする場所に移動させる(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−30315号公報
クレーンのオペレータは、モニタに映し出されたフックの動きを見ながら、操作部に入力する操作を調整している。
しかし、カメラはフックの真上に設置されているのではないため、フックを吊り上げたワイヤロープは、表示部において、斜め方向に延びて映し出される。しかも、フックの位置は地上面から吊り上げられた位置にあるため、ブームを動かさずにフックを昇降のみさせた場合であっても、表示部に表示されたフックの位置は地上面等の背景画像に対して移動する。したがって、オペレータが、表示部に映し出された画像のみを見て、地上面等においてフックが降りる位置(フックの投影点)を認識するのは難しい。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、表示部に表示されたフックの、地上面等特定の高さの水平面上への投影点の位置を、オペレータに認識させ易くすることができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、クレーンのブームに設けられたカメラで撮影され、前記ブームからワイヤロープで吊り下げられたフックを含む画像を表示する表示部と、前記フックの、予め設定された高さの水平面への投影点に対応する、前記表示部に表示された投影対応点を求める投影対応点算出部と、を備え、前記表示部は、前記投影対応点算出部により求められた前記投影対応点を特定する印を、前記フックの画像とともに表示する画像表示装置である。
本発明に係る画像表示装置によれば、表示部に表示されたフックの、地上面等特定の高さの水平面上への投影点の位置を、オペレータに認識させ易くすることができる。
クレーンを用いて吊り荷を移動させるクレーン作業の様子を示す模式図である。 オペレータ室に設置された画像表示装置の一例を示す模式図である。 実施形態1の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した模式図を簡略化した図である。 投影対応点の位置を示す図2相当の模式図である。 投影対応点を特定する印を表示した図2相当の模式図である。 実施形態2の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 フックの移動方向(フック下降)を特定する印と、投影対応点を特定する印とを表示パネルに表示した例を示す模式図である。 フックの移動方向(フック上昇)を特定する印と、投影対応点を特定する印とを表示パネルに表示した例を示す模式図である。 矢印の傍らに、その矢印が表す地上面における長さを示す文字を併せて表示した表示例を示す図である。 図7に示した画像表示装置における投影対応点算出部に代えて、投影対応点算出部を備えた実施形態3の画像表示装置を示すブロック図である。 投影対応点の位置を示す図2相当の模式図である。
以下、本発明に係る画像表示装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[実施形態1]
<クレーン作業>
図1は、下部走行体の上に上部旋回体が設置されたクレーン800を用いて吊り荷700を移動させるクレーン作業の様子を示す模式図である。クレーン800は、伸縮、起伏及び旋回するブーム810と、昇降するフック830と、ブーム810の伸縮、起伏及び旋回、並びにフック830の昇降の操作が入力される操作部820とを備えている。ブーム810の先端に設けられたシーブには、ウインチモータで巻き上げられ又は巻き下げられるワイヤロープ840が巻き掛けられている。ワイヤロープ840には、吊り荷700が玉掛けされるフック830が吊り下げられている。そして、吊り荷700は、ウインチモータによるワイヤロープ840の巻き上げ又は巻き下げの操作によりフック830とともに昇降する。
なお、本明細書において「ブーム」とは、上部旋回体の一端を支点とした腕となる構造体の全般を意味する。したがって、本明細書における「ブーム」には、箱型構造ジブであるブームの他、ラチス構造ジブ、ブームを延長するための補助ジブも含まれる。
ブーム810の伸縮、起伏及び旋回、並びにフック830の昇降は、クレーン800のオペレータが、オペレータ室850に設けられた操作部820に対して操作を入力することで行われる。
具体的には、操作部820は、入力された操作に対応した操作信号Sを出力する。操作部820から出力された操作信号Sは、油圧ポンプ、方向制御弁、流量制御弁等の動作を制御する。そして、これら油圧ポンプ、方向制御弁、流量制御弁等の動作により、油圧モータや油圧シリンダが作動して、ブーム810の伸縮、起伏及び旋回、並びにフック830の昇降が行われる。
そして、操作信号Sに基づいて状態が変化したブーム810の長さL、起伏角度α及び旋回角度βは、それぞれセンサによって検出され、ブーム810の状態に関する情報として、オペレータ室850に設けられたブーム状態情報部200(後述する図3参照)に入力される、
また、ブーム810の先端には、フック830を含む下方の被写体を撮影する監視カメラ300が設けられている。監視カメラ300の撮影範囲は、例えば、図1において破線で示した範囲である。
図2は、オペレータ室850に設置された画像表示装置100の一例を示す模式図である。監視カメラ300で撮影された画像Pは、図2に示す画像表示装置100の表示パネル12に表示される。監視カメラ300は、フック830の鉛直線上からずれた位置に設置されている。したがって、表示パネル12において、画像P中のワイヤロープ840の画像840Aは、表示パネル12の外方から斜めに延びた画像840Aとなって表示されている。
なお、監視カメラ300は、光軸が鉛直方向に延びるように設定されていて、監視カメラ300の光軸とワイヤロープ840とは、水平面上で、例えば距離D1だけ離れている。
<画像表示装置>
図3は、本発明の実施形態1に係る画像表示装置100の構成を示すブロック図である。画像表示装置100は、図3に示すように、表示部10と投影対応点算出部40とを備えている。
表示部10は、入力された情報に基づいて表示する内容を処理する表示制御部11と、表示制御部11で処理された内容に応じた画像Pを表示する表示パネル12とを備えている。そして、表示制御部11は、前述したように監視カメラ300で撮影された画像Pが入力され、表示パネル12に表示させる画像Pに処理し、表示パネル12は、その処理された画像Pを表示する。画像Pにはフック830の画像830Aも含まれる。
投影対応点算出部40は、ブーム状態情報部200から入力されたブーム810の長さL及び起伏角度αに基づいて、フック830の、地上面H0(予め設定された水平面の一例)への投影点Mに対応する、表示パネル12に表示された投影対応点MAを求める。
ここで、投影対応点MAの算出について、図4,5,6を参照して以下に説明する。図4は、図1に示した模式図を簡略化した図、図5は、投影対応点MAの位置を示す図2相当の模式図、図6は、投影対応点MAを特定する印600を表示した図2相当の模式図である。
図4に示した状態からウインチモータを動作させてフック830を下降させると、フック830は、鉛直方向に下降して地上面H0に達する。この地上面H0に達したフック830の位置が、フック830の投影点Mである。そして、投影対応点MAは、表示パネル12に表示された画像Pにおける投影点Mの画像を意味する。
監視カメラ300の光軸とワイヤロープ840とは水平面上で例えば距離D1だけ離れているため、図5に示したように、表示パネル12に表示されたワイヤロープ840の画像840Aは、表示パネル12の外方から斜めに延びた画像840Aとなっている。そして、フック830を下降させると、表示パネル12に表示された画像Pにおけるフック830の画像830Aは、ワイヤロープ840の画像840Aに沿って下降する。
フック830が地上面H0に到達したときの投影点Mに対応する投影対応点MAは、ワイヤロープ840の画像840Aの延長線上に存在する。
図4に示すように、ブーム810は、地上面H0から所定の高さ(地上高)h0の下部構造体の上に設置されている。ブーム810の長さL、起伏角度αのとき、ブーム810の先端から地上面H0までの距離(高さ)Hは、下記式(1)により算出される。
H=L×sinα+h0 (1)
また、監視カメラ300の画角をθとすると、監視カメラ300で撮影される地上面H0における撮影幅Dは、下記式(2)により算出される。
D={H×tan(θ/2)}×2 (2)
ここで、撮影幅Dの中心位置(監視カメラ300の光軸と地上面H0との交点)をOとすると、監視カメラ300の光軸とワイヤロープ840との水平面における距離はD1であるから、地上面H0における投影点Mは、撮影幅Dの中心位置Oから距離D1だけ離れた位置となる。
中心位置Oに対応する表示パネル12の中心位置を、図5に示すようにoとし、撮影幅Dに対する表示パネル12の大きさの比(表示比)をKとすると、中心位置Oから距離D1だけ離れた投影点Mに対応する投影対応点MAの、中心位置oから距離D1Aは、下記式(3)により算出される。
D1A=D1×K (3)
したがって、表示パネル12の画像Pにおける投影対応点MAは、表示パネル12の中心位置oから、式(1)〜(3)により算出された距離D1Aの位置で、かつワイヤロープ840の画像840Aの延長線840V上の位置であることが求められる。
なお、ブーム810の起伏の支点までの地上高h0、監視カメラ300の画角θ、表示比Kは、ブーム810の状態に拘わらず一定であって、かつ予め設定されている値であるため、投影対応点算出部40に予め記憶されている。そして、投影対応点算出部40は、ブーム状態情報部200から入力されたブーム810の長さL及び起伏角度αと、予め記憶された上記の各値とに基づき、式(1)〜(3)にしたがって投影対応点MAの位置を求め、求められた投影対応点MAの位置を表示制御部11に出力する。
表示制御部11は、図6に示すように、投影対応点算出部40から入力されたフック830の投影対応点MAの位置に、投影対応点MAを特定する印600(例えば、黒丸印)を生成する。そして、表示パネル12は、表示制御部11で生成された印600を、フック830の画像830Aを含む画像Pに重畳させて表示する。
なお、図6においては、表示制御部11の制御により、投影対応点MAとともに、投影対応点MAまで延びたワイヤロープ840の画像840Aの延長線840Vも表示されている。この延長線840Vについては表示しなくてもよい。延長線840Vを表示した場合には、オペレータに対して、延長線840Vの長さにより、地上面H0からフック830の現在の位置までのおおよその高さを認識させることができる。
なお、印600の形態は上述した黒丸印の他、白丸印や、×印等種々の形態を適用することができ、黒丸印に限定されない。
このように構成された画像表示装置100によれば、表示パネル12に表示されたフック830の、地上面H0への投影点Mに対応する投影対応点MAが印600で表示されるため、表示パネル12に表示された画像Pを見ながらクレーン800の操作を行うオペレータに対して、投影点Mの位置を認識させ易くすることができる。
なお、投影対応点算出部40は、式(1)〜(3)の演算に基づいて投影対応点MAの位置を算出したが、投影対応点MAの位置の算出方法は、式(1)〜(3)の演算に限定されるものではない。すなわち、具体的な演算式の内容は、監視カメラ300の設置位置やワイヤロープ840との位置関係等に応じて決まるため、これらの態様に応じて、具体的な演算式の内容は決定される。
[実施形態2]
上述した実施形態1の画像表示装置100は、フック830の地上面H0への投影点Mに対応した投影対応点MAを表示パネル12に表示するものであるが、投影対応点MAの他に、クレーン800の操作部820に入力された操作によるフック830の動きに対応した、投影対応点MAの移動する方向を特定する印500を併せて表示するようにしてもよい。
図7は、本発明の実施形態2に係る画像表示装置110の構成を示すブロック図である。画像表示装置110は、図7に示すように、上述した表示部10及び投影対応点算出部40に加えて、操作信号取得部20と移動方向算出部30とを備えている。
操作信号取得部20は、フック830を移動させるように操作部820に入力された操作により出力された操作信号Sを取得する。移動方向算出部30は、操作信号取得部20により取得された操作信号Sに基づいて、地上面H0等の水平面上での(水平面における)フック830の移動方向を求める。
ここで、クレーン800をはじめとした機械には、操作部820に操作を入力してもフック830が実際に動き始めない、いわゆる不感帯域がある。この不感帯域は、例えば以下のような理由で発生する。すなわち、操作部820は、入力された操作を検知し、その検知した操作に対応した操作信号Sを出力する。しかし、操作信号Sによる流量制御弁や方向制御弁の開度に応じて油圧ポンプ等により発生した油圧が、吊り荷700の負荷に対して小さい場合は、フック830は動き始めない。
したがって、不感帯域は、操作部820に対する操作の入力が小さい範囲で主に発生する。そして、不感帯域を超えた大きさの操作の入力により、フック830は実際に動き始める。
なお、画像表示装置100の操作信号取得部20は、少なくとも上述した不感帯域での操作信号Sを取得する。
このように不感帯域での操作では、フック830は実際に動き始めないため、フック830の移動方向は存在しないことになる。しかし、入力された操作信号Sが上述した不感帯域に対応した操作信号Sであったとしても、移動方向算出部30は、負荷が無いと仮定して、水平面に対してフック830が動くであろう移動方向を求める。
移動方向算出部30により算出された、水平面上でのフック830の移動方向は、表示部10の表示制御部11に入力される。
ここで、フック830が移動することによってフック830の投影点Mが移動する方向は、フック830の移動方向に一致する。そして、表示パネル12に表示された投影対応点MAの移動方向は、フック830の画像830Aの移動方向に一致する。
そこで、表示制御部11は、フック830の画像830Aの移動方向を投影対応点MAの移動方向として適用する。すなわち、表示制御部11は、移動方向算出部30から入力された水平面上でのフック830の移動方向と、投影対応点算出部40により算出された投影対応点MAとに基づいて、表示パネル12に表示された投影対応点MAに対応させた移動方向を特定する印500(後述する図8参照)を生成する。そして、表示パネル12は、表示制御部11で生成された印500を、投影対応点MAを含む画像Pに重畳させて表示する。
図8,9は、フック830の移動方向を特定する印500と、投影対応点MAを特定する印600とを表示パネル12に表示した例を示す模式図である。なお、図8に示した表示例では、ワイヤロープ840の巻き下げ(巻きほどき)によるフック830の下降(下方への移動)を特定する印500zとして×印を表示している。図9に示した表示例では、ワイヤロープ840の巻き上げによるフック830の上昇(上方への移動)を特定する印500zとして○印を表示している。
図8,9に示す例においては、移動方向算出部30は、水平面上でのフック830の移動方向を、ブーム810の伸縮及び起伏(不感帯域のために、実際に伸縮又は起伏していなくてもよい。以下、同じ。)の操作による、水平面上でのフック830の半径方向の動きと、ブーム810の旋回(不感帯域のために、実際に旋回していなくてもよい。以下、同じ。)の操作による、水平面上でのフック830の旋回方向の動きと、フック830の昇降による上昇方向又は下降方向の動きとに分ける。
そして、表示制御部11は、表示パネル12に表示する印500として、移動方向算出部30から入力された半径方向の動きに基づいて、表示パネル12に表示された投影対応点MAに対応させた半径方向(表示パネル12の縦方向y)に沿った矢印500yと、移動方向算出部30から入力された旋回方向の動きに基づいて、表示パネル12に表示された投影対応点MAに対応させた旋回方向(表示パネル12の横方向x)に沿った矢印500xと、ワイヤロープ840の画像840Aに沿った上昇又は下降の別を示す印500zとを生成する。
各矢印500x,500yは、矢印500x,500yの先端が移動方向に一致するものとして生成される。印500zは、フック830の下降に対応して×印、上昇に対応して○印に生成される。
また、表示制御部11は、2つの矢印500y,500xの各始点を、表示パネル12に表示される画像Pにおける投影対応点MAの位置に対応させて、矢印500y,500xを生成する。表示制御部11は、フック830の下降又は上昇を特定する印500zを、表示パネル12に表示される投影対応点MAを特定する印600に重畳させて生成する。
表示パネル12は、図8,9に示すように、フック830の移動する方向を特定する印500として2つの矢印500x,500yを、それら矢印500x,500yの各始点をフック830の画像830Aに対応させて表示する。
なお、表示パネル12に表示された画像P上における投影対応点MAの位置は、投影対応点算出部40により算出されて表示制御部11に入力されている。
このように構成された画像表示装置110によれば、操作部820に操作が入力されると、フック830が実際に動き始める前の段階から、投影対応点MAを特定する印600とともに、フック830(投影対応点MA)がこれから動こうとする移動方向を示す矢印500y,500x及び印500zが表示パネル12に表示される。したがって、本実施形態の画像表示装置100によれば、オペレータに表示パネル12に表示された矢印500y,500x及び印500zを視認させることで、オペレータに、投影対応点MAの移動方向を瞬時に認識させることができる。
また、本実施形態の画像表示装置110によれば、2つの方向の成分に対応した矢印500x,500yでフック830の移動方向を示すことにより、ブーム810の伸縮及び起伏のうち少なくとも一方の操作と、ブーム810の旋回の操作とが同時に行われている(複合操作が行われている)か否かを、オペレータに認識させることができる。
なお、矢印500yは、ブーム810の伸縮の単独の操作又は起伏の単独の操作が行われている場合と、ブーム810の伸縮及び起伏の操作が同時に行われ(複合操作が行われ)、かつ旋回中心からのフック830の作業半径が変化する場合とにおいて、表示されることになる。
また、画像表示装置110は、入力された操作信号Sがフック830を実際に動かす操作信号(不感帯域を超えた操作信号)であると移動方向算出部30が判定したときは、表示制御部11が、投影対応点MAの移動方向を特定する印500を表示パネル12に表示しないようにしてもよい。
この場合、ブーム810が不感帯域を脱してフック830が実際に動き始めた後は、移動方向を特定する印500を表示パネル12に表示しないことにより、フック830の投影対応点MAの移動方向における背景画像が、移動方向を特定する印500によって隠されるのを防止することができる。
一方、画像表示装置110は、入力された操作信号Sがブーム810を伸縮させるとともに起伏させる複合操作に対応した操作信号である場合、地上面H0におけるフック830の投影点Mの旋回中心に対する半径がその複合操作により変化すると移動方向算出部30が判定したときは、ブーム810が不感帯域であるか否かに拘わらず、表示制御部11は投影対応点MAの半径方向の移動方向を特定する印500を表示し、上述した半径が複合操作により変化しないと移動方向算出部30が判定したときは、表示制御部11は投影対応点MAの半径方向の移動方向を特定する印500を表示しないようにしてもよい。
オペレータが複合操作を行うように操作部820に操作を入力しているときは、オペレータは、入力している操作の内容と、実際のフック830の投影点Mの移動方向との対応関係を直感的に認識しづらくなることがある。しかし、フック830の投影点Mの半径が変化する複合操作のときは、画像表示装置110が、フック830の投影点Mが実際に動き始める前から移動方向を矢印500x,500yで表示することにより、半径が変化する動きとなることをオペレータに予告することができ、フック830の投影対応点MAと周囲との位置関係について注意を惹かせることができる。
本実施形態の画像表示装置110は、フック830の投影対応点MAの移動方向を特定する印500として矢印500x,500yを適用したが、これらの矢印500x,500yの表示パネル12における長さを、地上面H0における所定の長さ(例えば、長さ1[m])を表す一定の長さに形成することもできる。
このように、表示パネル12に示される矢印500x,500yの長さを、地上面H0における一定の長さに対応させたことにより、地上面H0において移動する投影対応点MAと周囲との距離感や、周囲の物体(障害物等)の大きさを、オペレータに認識させ易くすることができる。
さらに、表示制御部11は、表示パネル12に表示された矢印500x,500yの傍らに、その矢印500x,500yが表す地上面H0における長さを示す文字を併せて表示させるようにしてもよい。
図10は、一方の矢印500yの傍らに、その矢印500yが表す地上面H0における長さを示す文字(例えば、長さ1[m]を表す「1m」の文字)を併せて表示した表示例を示す図である。
このように、地上面H0における矢印500yの長さを示す文字を併せて表示パネル12に表示させることにより、オペレータに、具体的な距離感や大きさに関する情報を提供することができる。
なお、表示制御部11は、上述した矢印500x,500yを、地上面H0での所定の長さに対応させて表示させるか否かを、監視カメラ300のズーム倍率や、フック830の地上高に応じて設定することもできる。
例えば、監視カメラ300のズーム倍率が大きいときは、所定の長さを示す矢印500x,500yが大きくなり過ぎて表示パネル12からはみ出すことが起こり得る。この場合には、矢印500x,500yの表示を、地上面H0での所定の長さよりも小さくすることで、表示パネル12に、矢印500x,500yの全体を表示することができる。
一方、監視カメラ300のズーム倍率が小さいときは、所定の長さを示す矢印500x,500yが小さくなり過ぎて視認しづらくなることが起こり得る。この場合には、矢印500x,500yの表示を、地上面H0での所定の長さよりも大きくすることで、表示パネル12における、矢印500x,500yの表示を見易くすることができる。
また、フック830の高さは、例えば、フック830を吊り下げているワイヤロープ840の繰り出し長さを検出することで、例えば移動方向算出部30により検出することができる。ワイヤロープ840の繰り出し長さは、ワイヤロープ840を巻き上げ、巻き下げするウインチモータの回転量に応じて間接的に検出することもできる。
そして、例えば、フック830の高さが高いとき(例えば、地上高50[m]程度のとき)は、矢印500x,500yの長さを地上面H0で長さ1[m]に対応させて表示しても、表示の長さが短くなり過ぎて視認しづらくなることが起こり得る。この場合には、矢印500x,500yの表示を、地上面H0での所定の長さよりも大きくすることで、表示パネル12における、矢印500x,500yの表示を見易くすることができる。
一方、フック830の高さが低いとき(例えば、地上高1[m]程度のとき)は、フック830が地上面H0に配置された吊り荷700に近づいている状況が想定される。この場合、矢印500x,500y自体の表示が不要となり得る。この場合、矢印500x,500yの大きさを、地上面H0での所定の長さよりも小さくすることで、吊り荷700の画像が矢印500x,500yで遮られるのを防止することができる。
[実施形態3]
上述した実施形態1,2は、フック830の投影点Mを、地上面H0における投影点とした例を示すものである。しかし、本発明に係る画像表示装置は、フックの投影点として地上面への投影点に限定するものではない。すなわち、本発明の画像表示装置は、フックの投影点を、図4に示すように地上面H0から高さ(地上高)hの水平面Hhへの投影点M1とし、その投影点M1に対応する、表示パネル12に表示された投影対応点M1Aを特定する印610を、フック830の画像830Aとともに表示するものであってもよい。
具体的には、画像表示装置の投影対応点算出部が、フック830の、地上高hの水平面Hhへの投影点M1に対応する、表示パネル12に表示された投影対応点M1Aの位置を算出すればよい。
図11は、図7に示した画像表示装置110における投影対応点算出部40に代えて、投影対応点算出部41を備えた画像表示装置120を示すブロック図である。この画像表示装置120は、本発明に係る画像表示装置の一実施形態である。
ここで、投影対応点算出部41は、ブーム状態情報部200から入力されたブーム810の長さL及び起伏角度αと、高さ入力部210に入力された地上高hとに基づいて、フック830の、地上高hの水平面Hh(予め設定された水平面の一例)への投影点M1に対応する、表示パネル12に表示された投影対応点M1Aの位置を求める。
具体的には、ブーム810の長さL、起伏角度αのとき、ブーム810の先端から地上高hの水平面Hhまでの距離(高さ)H′は、上記式(4)により算出される。
H′=H−h (4)
ただし、高さHは式(1)による。
また、監視カメラ300の画角をθとすると、監視カメラ300で撮影される地上高hの水平面Hhにおける撮影幅D′は、下記式(5)により算出される。
D′={H′×tan(θ/2)}×2 (5)
ここで、撮影幅D′の中心位置(監視カメラ300の光軸と水平面Hhとの交点)をO′とすると、水平面Hhにおける投影点M1は、撮影幅D′の中心位置O′から距離D1だけ離れた位置となる。
図12は、投影対応点M1Aの位置及び印610を示す図2相当の模式図である。撮影幅D′に対する表示パネル12の大きさの比(表示比)をK′とすると、図12に示すように、中心位置O′から距離D1だけ離れた投影点M1に対応する投影対応点M1Aの、中心位置oから距離D1A′は、下記式(6)により算出される。
D1A′=D1×K′ (6)
したがって、表示パネル12の画像Pにおける投影対応点M1Aは、表示パネル12の中心位置oから、式(1),(4)〜(6)により算出された距離D1A′の位置で、かつワイヤロープ840の画像840Aの延長線840V上の位置であることが求められる。
なお、ブーム810の起伏の支点までの地上高h0、監視カメラ300の画角θ、表示比Kは、ブーム810の状態に拘わらず一定であって、かつ予め設定されている値であるため、投影対応点算出部41に予め記憶されている。そして、投影対応点算出部41は、ブーム状態情報部200から入力されたブーム810の長さL及び起伏角度αと、高さ入力部210に入力された地上高hと、予め記憶された各値とに基づき、式(1),(4)〜(6)にしたがって投影対応点M1Aの位置を求め、求められた投影対応点M1Aの位置を表示制御部11に出力する。
表示制御部11は、投影対応点算出部41から入力されたフック830の投影対応点M1Aの位置に、投影対応点M1Aを特定する印610(例えば、×印)を生成する。そして、表示パネル12は、図12に示すように、表示制御部11で生成された印610を、フック830の画像830Aを含む画像Pに重畳させて表示する。
このように構成された画像表示装置120によれは、地上高hの水平面Hhへの、フック830の投影点M1に対応する投影対応点M1Aを表示パネル12に表示させることができる。
これにより、フック830を例えば地上高hのビルの屋上等に降ろす場合にも、その屋上等への投影点M1に対応する投影対応点M1Aが印600で表示されるため、表示パネル12に表示された画像Pを見ながらクレーン800の操作を行うオペレータに対して、投影点M1の位置を認識させ易くすることができる。
なお、投影対応点算出部40が、地上面H0における投影対応点MAの位置を算出するのに対して、投影対応点算出部41は、地上高hの水平面における投影対応点M1Aの位置を算出する以外は、投影対応点算出部40と同じである。投影対応点算出部41は、地上高h=0とすることで、投影対応点算出部40と同様に、地上面H0における投影対応点MAの位置を算出することもできる。
10 表示部
11 表示制御部
12 表示パネル
20 操作信号取得部
30 移動方向算出部
40 投影対応点算出部
100 画像表示装置
300 監視カメラ
800 クレーン
810 ブーム
820 操作部
830 フック
840 ワイヤロープ

Claims (7)

  1. クレーンのブームに設けられたカメラで撮影され、前記ブームからワイヤロープで吊り下げられたフックを含む画像を表示する表示部と、
    前記フックの、予め設定された高さの水平面への投影点に対応する、前記表示部に表示された投影対応点を求める投影対応点算出部と、を備え、
    前記表示部は、前記投影対応点算出部により求められた前記投影対応点を特定する印を、前記フックの画像とともに表示する画像表示装置。
  2. 前記フックを移動させる操作部に入力された操作により出力された操作信号を取得する操作信号取得部と、
    前記操作部に入力された操作により、水平面における前記フックの移動方向を、前記操作信号取得部により取得された操作信号に基づいて求める移動方向算出部と、を備え、
    前記表示部は、前記移動方向算出部により求められた前記フックの移動方向を前記投影対応点の移動方向として特定する印を、前記投影対応点を特定する印とともに表示する請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記操作信号取得部が取得した操作信号が、前記フックを実際に動かす操作信号であるときは、前記表示部は、前記投影対応点の移動方向を特定する印を表示しない請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記操作信号取得部が取得した操作信号が、前記ブームを伸縮させるとともに前記ブームを起伏させる複合操作に対応した操作信号である場合、
    前記水平面における前記フックの投影点の旋回中心に対する半径が、前記複合操作により変化するときは、前記表示部は、前記投影対応点の半径方向の移動方向を特定する印を表示し、前記水平面における前記フックの投影点の旋回中心に対する半径が、前記複合操作により変化しないときは、前記表示部は、前記投影対応点の半径方向の移動方向を特定する印を表示しない請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示部に表示された、前記投影対応点の移動方向を特定する印の長さが、前記水平面における所定の長さに対応して一定の長さを表す請求項2から4のうちいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記表示部は、前記所定の長さを表す文字を、前記投影対応点の移動方向を特定する印の傍に表示する請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記投影対応点算出部は、前記ブームの伸縮状態及び起伏状態並びに前記水平面の高さに応じて、前記投影対応点を求める請求項1から6のうちいずれか1項に記載の画像表示装置。
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