JPS6114074B2 - - Google Patents
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- JPS6114074B2 JPS6114074B2 JP2208078A JP2208078A JPS6114074B2 JP S6114074 B2 JPS6114074 B2 JP S6114074B2 JP 2208078 A JP2208078 A JP 2208078A JP 2208078 A JP2208078 A JP 2208078A JP S6114074 B2 JPS6114074 B2 JP S6114074B2
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- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はクレーン等の荷役設備によつて各種の
物体を荷役および運搬する場合に運転手の目視お
よび手動運転を援助するために備えられる荷役装
置の位置制御装置に関するものである。
物体を荷役および運搬する場合に運転手の目視お
よび手動運転を援助するために備えられる荷役装
置の位置制御装置に関するものである。
一般にクレーン等の荷役設備には、その運転手
の操作を援助するための装置は具備されていな
い。このため運転手はもつぱら視覚と勘を頼り
に、作業を行なつているのが現状である。これに
対して、従来から各種機器の操作に視覚装置と画
像装置を設置することにより、クレーン運転を援
助する方式が採用されつつある。
の操作を援助するための装置は具備されていな
い。このため運転手はもつぱら視覚と勘を頼り
に、作業を行なつているのが現状である。これに
対して、従来から各種機器の操作に視覚装置と画
像装置を設置することにより、クレーン運転を援
助する方式が採用されつつある。
従来の視覚装置と画像装置とからなる操作援助
方式は、常に現在の位置関係を画像装置に画像表
示するのみであり、クレーン運転手に最も必要な
情報、即ち、今後物体と荷役装置との位置関係が
どのように変化していくか、また、どのように荷
役装置を動かせばよいかといつたデータに表示さ
れていない。このため、画像装置があつてもクレ
ーン運転手にとつては十分に役に立つているとは
いい難い。
方式は、常に現在の位置関係を画像装置に画像表
示するのみであり、クレーン運転手に最も必要な
情報、即ち、今後物体と荷役装置との位置関係が
どのように変化していくか、また、どのように荷
役装置を動かせばよいかといつたデータに表示さ
れていない。このため、画像装置があつてもクレ
ーン運転手にとつては十分に役に立つているとは
いい難い。
本発明は、上記の事柄に基いてなされたもの
で、荷役装置および物体の現在の位置を表わす画
像以外に荷役装置の移動後の位置を表わす画像を
画像装置に表示することにより、運転手に有効な
情報を提供すると共に画像装置上のその画像の操
作により荷役装置の位置を所定の位置に自動的に
制御してクレーン運転手の援助を行なうことがで
きる荷役装置の位置制御装置を提供することを目
的とする。
で、荷役装置および物体の現在の位置を表わす画
像以外に荷役装置の移動後の位置を表わす画像を
画像装置に表示することにより、運転手に有効な
情報を提供すると共に画像装置上のその画像の操
作により荷役装置の位置を所定の位置に自動的に
制御してクレーン運転手の援助を行なうことがで
きる荷役装置の位置制御装置を提供することを目
的とする。
本発明の特徴とするところは、荷役すべき物体
およびこの物本を取扱う荷役装置を撮影する視覚
装置と、前記視覚装置からの情報信号と荷役装置
および物体の位置信号とによつて位置合せに伴な
つて移動する荷役装置と物体との相対位置関係を
表示する画像信号を生成する演算装置と、この演
算装置によつて生成された画像と視覚装置から得
られる画像とを重ね合せて表示する画像装置と、
前記の生成された画像を画像装置内で移動させる
操作装置と、その移動距離を荷役装置の移動距離
に換算し荷役装置の移動を制御する制御装置とか
ら成るものであり、画像装置に表示される物体と
荷役装置との相対的位置関係を示す実像の他に、
荷役装置の現在値および予測値によつて演算され
た荷役装置の虚像を刻々同じ画面上に前記実像と
関係づけて同じスケールで重ね合せて表示すると
ともに、その虚像を画面内で操作制御した量を実
際の荷役装置の移動として再現せしめるようにし
たものである。
およびこの物本を取扱う荷役装置を撮影する視覚
装置と、前記視覚装置からの情報信号と荷役装置
および物体の位置信号とによつて位置合せに伴な
つて移動する荷役装置と物体との相対位置関係を
表示する画像信号を生成する演算装置と、この演
算装置によつて生成された画像と視覚装置から得
られる画像とを重ね合せて表示する画像装置と、
前記の生成された画像を画像装置内で移動させる
操作装置と、その移動距離を荷役装置の移動距離
に換算し荷役装置の移動を制御する制御装置とか
ら成るものであり、画像装置に表示される物体と
荷役装置との相対的位置関係を示す実像の他に、
荷役装置の現在値および予測値によつて演算され
た荷役装置の虚像を刻々同じ画面上に前記実像と
関係づけて同じスケールで重ね合せて表示すると
ともに、その虚像を画面内で操作制御した量を実
際の荷役装置の移動として再現せしめるようにし
たものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明の装置の一例を備えた荷役機械
を示すもので、この例では天井クレーン1に装備
したCフツクなどの荷役装置2によつて荷役場3
上のコイルなどの物体4を取扱う作業を示してあ
る。5は荷役装置2を昇降させるワイヤロープ、
6はその巻取ドラム、7は天井クレーン1のガー
ダ1aに設けた運転室である。前記天井クレーン
1のガーダ1aには例えばテレビカメラなどの視
覚装置8a,8bが荷役場所に相対して設置され
ている。この視覚装置8a,8bの三次元的な取
付位置は予め明確であり、その倍率も分つている
ので、後述する画像装置内に表示される物体4の
大きさと実際の物体4の大きさDとの対応および
画像装置内に表示される荷役装置2の昇降移動距
離と実際の荷役装置の移動距離Zとの対応は、容
易に関係付けられている。また、視覚装置8a,
8bの特性および取付位置もこのような対応が容
易なものに選定されている。
を示すもので、この例では天井クレーン1に装備
したCフツクなどの荷役装置2によつて荷役場3
上のコイルなどの物体4を取扱う作業を示してあ
る。5は荷役装置2を昇降させるワイヤロープ、
6はその巻取ドラム、7は天井クレーン1のガー
ダ1aに設けた運転室である。前記天井クレーン
1のガーダ1aには例えばテレビカメラなどの視
覚装置8a,8bが荷役場所に相対して設置され
ている。この視覚装置8a,8bの三次元的な取
付位置は予め明確であり、その倍率も分つている
ので、後述する画像装置内に表示される物体4の
大きさと実際の物体4の大きさDとの対応および
画像装置内に表示される荷役装置2の昇降移動距
離と実際の荷役装置の移動距離Zとの対応は、容
易に関係付けられている。また、視覚装置8a,
8bの特性および取付位置もこのような対応が容
易なものに選定されている。
第2図は本発明の装置の一例の構成を示すもの
で、図において第1図と同符号のものは同一部分
である。画像装置9a,9bは運転室7に設置さ
れており、視覚装置8a,8bで撮影された荷役
装置2および物体4の像をそれぞれ表示する。即
ち、前記画像装置9aの面図10には視覚装置8
aによつて撮影される荷役装置2と物体4との相
対位置関係を側方から見た状態が表示され、また
画像装置9bの画面10には視覚装置8bによつ
て撮影される荷役装置2と物体4との相対位置関
係を上方から見た状態が表示される。演算装置1
1は第3図に示すように視覚装置8a,8bから
の画像情報信号を画像メモリ11に記憶したのち
前述したように画像装置9a,9bに加えると共
に、この画像情報信号と運転室7に設置されたデ
ータ入力装置12からの荷役装置2および物本4
の寸法や形状に関する情報信号とにより、物体画
像抽出手段11B、物体の移動方向画像作成手段
11Cによつて、画像装置9a,9bに表示され
かつ物体4に対する荷役装置2の位置関係および
荷役装置2が移動した場合、その移動後の物体と
荷役装置2との相対位置関係を示す線画像13、
面画像14の信号を生成し、画像装置9a,9b
に表示する。更に詳述すると、演算装置11の物
体画像抽出手段11Bは図に示すように、荷役装
置2によつて物体4を吊り下げている場合には、
吊り下げられた物体4の画像の外側かつ下方に伸
びる線画像13および外形を示す面画像14の信
号を生成し画像装置9a,9bに表示する。これ
によつて荷役装置2の巻き下げ時に、物体4の将
来の巻下位置を知ることができる。また、荷役装
置2によつて地上の物体4を掴みに行く場合に
は、その荷役装置2の画像の外側から下方に伸び
る線画像13および外形を示す面画像14の信号
を生成し、画像装置9a,9bに表示する。これ
により荷役装置2の将来の巻下位置を知ることが
できる。さらに運転室7に設置された操作装置1
5は演算装置11の物体の移動方向画像作成手段
11Cに接続されており、上記の演算装置11の
物体の移動方向画像作成手段11Cによつて生成
された画像を画面10上で操作装置15からの情
報信号により位置制御し物体4に対する荷役装置
2の相対的位置が運転手が適切と判断できる位置
関係になるように模擬し画像装置9a,9bに表
示することができる。例えば、第2図において、
操作装置15のハンドルを左方に倒すことによつ
て、物体の移動方向画像作成手段11Cにより画
面10上に破線で示された線画像13を二点鎖線
で示す位置まで移させ画面10に模擬的に表示す
ることができる。この操作装置15の操作量即ち
画面10内の画像の移動距離は演算装置11の物
体の移動の方向画像作成手段11Cに加えられ
る。そして演算装置11は前述した機能の他に荷
役装置の移動距離換算手段11Dにより画像の移
動距離に対応して実際の荷役装置2の移動距離を
換算し、運転手からの指令信号によりこの換算さ
れた移動距離に応ずるように天井クレーン1の制
御装置16に駆動信号を加える機能も備えてい
る。
で、図において第1図と同符号のものは同一部分
である。画像装置9a,9bは運転室7に設置さ
れており、視覚装置8a,8bで撮影された荷役
装置2および物体4の像をそれぞれ表示する。即
ち、前記画像装置9aの面図10には視覚装置8
aによつて撮影される荷役装置2と物体4との相
対位置関係を側方から見た状態が表示され、また
画像装置9bの画面10には視覚装置8bによつ
て撮影される荷役装置2と物体4との相対位置関
係を上方から見た状態が表示される。演算装置1
1は第3図に示すように視覚装置8a,8bから
の画像情報信号を画像メモリ11に記憶したのち
前述したように画像装置9a,9bに加えると共
に、この画像情報信号と運転室7に設置されたデ
ータ入力装置12からの荷役装置2および物本4
の寸法や形状に関する情報信号とにより、物体画
像抽出手段11B、物体の移動方向画像作成手段
11Cによつて、画像装置9a,9bに表示され
かつ物体4に対する荷役装置2の位置関係および
荷役装置2が移動した場合、その移動後の物体と
荷役装置2との相対位置関係を示す線画像13、
面画像14の信号を生成し、画像装置9a,9b
に表示する。更に詳述すると、演算装置11の物
体画像抽出手段11Bは図に示すように、荷役装
置2によつて物体4を吊り下げている場合には、
吊り下げられた物体4の画像の外側かつ下方に伸
びる線画像13および外形を示す面画像14の信
号を生成し画像装置9a,9bに表示する。これ
によつて荷役装置2の巻き下げ時に、物体4の将
来の巻下位置を知ることができる。また、荷役装
置2によつて地上の物体4を掴みに行く場合に
は、その荷役装置2の画像の外側から下方に伸び
る線画像13および外形を示す面画像14の信号
を生成し、画像装置9a,9bに表示する。これ
により荷役装置2の将来の巻下位置を知ることが
できる。さらに運転室7に設置された操作装置1
5は演算装置11の物体の移動方向画像作成手段
11Cに接続されており、上記の演算装置11の
物体の移動方向画像作成手段11Cによつて生成
された画像を画面10上で操作装置15からの情
報信号により位置制御し物体4に対する荷役装置
2の相対的位置が運転手が適切と判断できる位置
関係になるように模擬し画像装置9a,9bに表
示することができる。例えば、第2図において、
操作装置15のハンドルを左方に倒すことによつ
て、物体の移動方向画像作成手段11Cにより画
面10上に破線で示された線画像13を二点鎖線
で示す位置まで移させ画面10に模擬的に表示す
ることができる。この操作装置15の操作量即ち
画面10内の画像の移動距離は演算装置11の物
体の移動の方向画像作成手段11Cに加えられ
る。そして演算装置11は前述した機能の他に荷
役装置の移動距離換算手段11Dにより画像の移
動距離に対応して実際の荷役装置2の移動距離を
換算し、運転手からの指令信号によりこの換算さ
れた移動距離に応ずるように天井クレーン1の制
御装置16に駆動信号を加える機能も備えてい
る。
前述した物体画像抽出手段11Bの詳細な構成
を第4図を用いて説明する。画面内における物体
4あるいは荷役装置2の位置、すなわち走行方
向、横行方向、昇降方向の画面内基準位置からの
相対的距離はそれぞれ検出器を設けておくことに
よつて容易に測定することができデータ入力装置
12から入力される。物体中心位置演算器40で
は、入力装置12からの相対的距離情報Aにもと
づいて画面内の物体4あるいは荷役装置2の中心
位置を演算する。画面内物体中心位置決定器41
では、この演算結果にもとづいて、画面内に物体
4あるいは荷役装置2の中心位置を求める。また
物体4あるいは荷役装置2の寸法、形状、姿勢な
どの情報は予め準備しておくことができデータ入
力装置12から入力される。物本情報演算器42
では、この情報Bにもとづいて、予めわかつてい
る実物と画像の位置及び寸法の縮尺関係に従つて
画面内の物体4あるいは荷役装置2の寸法、形
状、姿勢を演算する。画面内物体画像切り出し器
43では、先に決めた画面内における物体4ある
いは荷役装置2の中心位置に、寸法等の情報から
得られた画面内から物体4あるいは荷役装置2の
画像を想定して重ね合せ、この部分を物体4ある
いは荷役装置2として切り出す。画面内画面像作
成器44では、この物体画像を荷役方向として予
め決つている方向、例えば物体4を降す途中であ
れば下方に重かして、その途中の全画像を連続し
て重ね合せることによつて、物体4あるいは荷役
装置2の面画像を作成する。また画面内、線画像
作成器45では、画面像の最も外側の輪郭をとり
出すことによつて線画像を作成する。
を第4図を用いて説明する。画面内における物体
4あるいは荷役装置2の位置、すなわち走行方
向、横行方向、昇降方向の画面内基準位置からの
相対的距離はそれぞれ検出器を設けておくことに
よつて容易に測定することができデータ入力装置
12から入力される。物体中心位置演算器40で
は、入力装置12からの相対的距離情報Aにもと
づいて画面内の物体4あるいは荷役装置2の中心
位置を演算する。画面内物体中心位置決定器41
では、この演算結果にもとづいて、画面内に物体
4あるいは荷役装置2の中心位置を求める。また
物体4あるいは荷役装置2の寸法、形状、姿勢な
どの情報は予め準備しておくことができデータ入
力装置12から入力される。物本情報演算器42
では、この情報Bにもとづいて、予めわかつてい
る実物と画像の位置及び寸法の縮尺関係に従つて
画面内の物体4あるいは荷役装置2の寸法、形
状、姿勢を演算する。画面内物体画像切り出し器
43では、先に決めた画面内における物体4ある
いは荷役装置2の中心位置に、寸法等の情報から
得られた画面内から物体4あるいは荷役装置2の
画像を想定して重ね合せ、この部分を物体4ある
いは荷役装置2として切り出す。画面内画面像作
成器44では、この物体画像を荷役方向として予
め決つている方向、例えば物体4を降す途中であ
れば下方に重かして、その途中の全画像を連続し
て重ね合せることによつて、物体4あるいは荷役
装置2の面画像を作成する。また画面内、線画像
作成器45では、画面像の最も外側の輪郭をとり
出すことによつて線画像を作成する。
次に前述した移動方向画像作成手段11Cの構
成を第5図を用いて説明する。物体4あるいは荷
役装置2の仮の移動方向、移動距離は、操作装置
15から模擬的に入力する。荷役装置移動量演算
器51では、この入力情報にもとづいて、予めわ
かつている実物と画像の位置及び寸法の縮尺関係
に従つて画面内の物体4あるいは荷役装置2の移
動方向、移動距離を演算する。画面内物体画像移
動器52では、物体画像抽出手段11Bによつて
切り出された物体4あるいは荷役装置2の画像
を、画面内においてこの移動方向、移動距離だけ
移動させる。画面内、画面像作成器53でこの移
動された画像全部を連続して重ね合せることによ
つて、物体4あるいは荷役装置2の画面像を作成
する。次に画面内、線画像作成器54で、この画
面像の外側の輪郭を取り出すことによつて線画像
を作成する。
成を第5図を用いて説明する。物体4あるいは荷
役装置2の仮の移動方向、移動距離は、操作装置
15から模擬的に入力する。荷役装置移動量演算
器51では、この入力情報にもとづいて、予めわ
かつている実物と画像の位置及び寸法の縮尺関係
に従つて画面内の物体4あるいは荷役装置2の移
動方向、移動距離を演算する。画面内物体画像移
動器52では、物体画像抽出手段11Bによつて
切り出された物体4あるいは荷役装置2の画像
を、画面内においてこの移動方向、移動距離だけ
移動させる。画面内、画面像作成器53でこの移
動された画像全部を連続して重ね合せることによ
つて、物体4あるいは荷役装置2の画面像を作成
する。次に画面内、線画像作成器54で、この画
面像の外側の輪郭を取り出すことによつて線画像
を作成する。
次に上述した本発明の装置の動作を説明する。
まずクレーン運転手は天井クレーン1を荷役対
象となる物体4と対応する位置に停止させる。次
に視覚装置8a,8bによつて荷役場所を撮影し
その位置関係を画像装置9a,9bの画面10に
表示させると共に画面10内の適当な位置におい
て荷役装置2もしくは吊り下げている物体4が衝
突や接触などを行なわない位置まで巻き下げを行
なう。この時点で、画像装置9a,9bの画面1
0には第2図に示すように実際の荷役装置2およ
び物体4の像が撮し出されるとともに吊り下げて
いる物体4および荷役装置2の巻下げ位置を示す
線画像13が合せて表示される。このため運転手
は画面10を見れば、巻き下げを再開した場合に
吊り下げている物体4が、下方に予め置かれてい
る物体4に衝突するのかどうかが判定できる。ま
た、荷役装置2をどのようにまたどの程度動かせ
ば正確な荷役作業ができるかを読み取ることがで
きる。
象となる物体4と対応する位置に停止させる。次
に視覚装置8a,8bによつて荷役場所を撮影し
その位置関係を画像装置9a,9bの画面10に
表示させると共に画面10内の適当な位置におい
て荷役装置2もしくは吊り下げている物体4が衝
突や接触などを行なわない位置まで巻き下げを行
なう。この時点で、画像装置9a,9bの画面1
0には第2図に示すように実際の荷役装置2およ
び物体4の像が撮し出されるとともに吊り下げて
いる物体4および荷役装置2の巻下げ位置を示す
線画像13が合せて表示される。このため運転手
は画面10を見れば、巻き下げを再開した場合に
吊り下げている物体4が、下方に予め置かれてい
る物体4に衝突するのかどうかが判定できる。ま
た、荷役装置2をどのようにまたどの程度動かせ
ば正確な荷役作業ができるかを読み取ることがで
きる。
次に、運転手は操作装置15を操作することに
よつて、演算装置11によつて生成された画像の
みを動かせば、物体4に対する荷役装置2の横
行、走行、旋回方向等の位置合せを画面10の中
で行なうことができる。
よつて、演算装置11によつて生成された画像の
みを動かせば、物体4に対する荷役装置2の横
行、走行、旋回方向等の位置合せを画面10の中
で行なうことができる。
この画像移動操作が完了した時点では、演算装
置11は操作装置15から入力された画面10内
での画像の移動方向および距離に関する信号によ
り実際の荷役装置2の移動方向および距離量を換
算している。そして演算装置11に作動指令を入
力すれば、演算装置11は前記の換算信号を天井
クレーン1の制御装置16に加えるので荷役装置
2は安全に巻き下げが可能な位置まで移動するこ
とができる。従つて、荷役装置2が演算装置11
からの指令に基いて移動し終つた段階では、第2
図に示すように画像装置9a,9bの画面10上
には視覚装置8a,8bおよび演算装置11によ
つて線画像12が表示される。そして運転手は画
面10上の新しい線画像12を観察してこの画面
10上での位置合せが確実であることを確認する
ことによつて、物体4を吊り下げた荷役装置2を
巻き下げれば、物体4を荷役場3上の物体4間に
降ろすことができる。
置11は操作装置15から入力された画面10内
での画像の移動方向および距離に関する信号によ
り実際の荷役装置2の移動方向および距離量を換
算している。そして演算装置11に作動指令を入
力すれば、演算装置11は前記の換算信号を天井
クレーン1の制御装置16に加えるので荷役装置
2は安全に巻き下げが可能な位置まで移動するこ
とができる。従つて、荷役装置2が演算装置11
からの指令に基いて移動し終つた段階では、第2
図に示すように画像装置9a,9bの画面10上
には視覚装置8a,8bおよび演算装置11によ
つて線画像12が表示される。そして運転手は画
面10上の新しい線画像12を観察してこの画面
10上での位置合せが確実であることを確認する
ことによつて、物体4を吊り下げた荷役装置2を
巻き下げれば、物体4を荷役場3上の物体4間に
降ろすことができる。
上述の動作は吊り下げられた物体4を荷役場3
に降ろす場合であるが、物体4を荷役装置2によ
つて吊り上げる場合も上述と同様な動作によつて
位置合せすることができる。
に降ろす場合であるが、物体4を荷役装置2によ
つて吊り上げる場合も上述と同様な動作によつて
位置合せすることができる。
なお上述の実施例においては、操作装置15に
よる画像装置9a,9bの画像操作後、演算装置
11に作動指令を入力することにより天井クレー
ン1の荷役装置2を移動制御せしめるようにした
が、操作装置15の操作と同期して荷役装置2を
移動制御するように構成することも可能である。
よる画像装置9a,9bの画像操作後、演算装置
11に作動指令を入力することにより天井クレー
ン1の荷役装置2を移動制御せしめるようにした
が、操作装置15の操作と同期して荷役装置2を
移動制御するように構成することも可能である。
以上詳述したように本発明の装置は視覚装置が
とらえた現時点における荷役装置と物体の相対的
位置関係のみならず、将来の荷役装置の移動すべ
き方向および位置を画像装置の画面上の現在位置
に重ね合せて表示することができ、また運転手は
実物の移動を監視することにとらわれることなく
単に画面の中での位置合せ作業を実行するだけで
実物の位置合せ作業として正確に再現することが
できるので、従来の画像装置をみながら手動運転
により位置合せする作業に比べると位置合せ作業
を正確で効率的な手動操作によつて可能にするこ
とができると共に、作業の安全性を著しく向上さ
せることができる。
とらえた現時点における荷役装置と物体の相対的
位置関係のみならず、将来の荷役装置の移動すべ
き方向および位置を画像装置の画面上の現在位置
に重ね合せて表示することができ、また運転手は
実物の移動を監視することにとらわれることなく
単に画面の中での位置合せ作業を実行するだけで
実物の位置合せ作業として正確に再現することが
できるので、従来の画像装置をみながら手動運転
により位置合せする作業に比べると位置合せ作業
を正確で効率的な手動操作によつて可能にするこ
とができると共に、作業の安全性を著しく向上さ
せることができる。
第1図は本発明の装置の一例を備えた荷役機械
を示す正面図、第2図は本発明の装置の一例の構
成を示す図、第3図は本発明の装置を構成する演
算装置の構成を示す図、第4図は第3図に示す演
算装置に用いられる物体画像抽出手段の構成を示
す図、第5図は第3図に示す演算装置に用いられ
る物体の移動方向画像作成手段の構成を示す図で
ある。 2……荷役装置、4……物体、8a,8b……
視覚装置、9a,9b……画像装置、10……画
面、11……演算装置、13,14……画像、1
5……操作装置、16……制御装置。
を示す正面図、第2図は本発明の装置の一例の構
成を示す図、第3図は本発明の装置を構成する演
算装置の構成を示す図、第4図は第3図に示す演
算装置に用いられる物体画像抽出手段の構成を示
す図、第5図は第3図に示す演算装置に用いられ
る物体の移動方向画像作成手段の構成を示す図で
ある。 2……荷役装置、4……物体、8a,8b……
視覚装置、9a,9b……画像装置、10……画
面、11……演算装置、13,14……画像、1
5……操作装置、16……制御装置。
Claims (1)
- 1 荷役機械から吊り下げられた荷役装置によつ
て荷役すべき物体を取扱うものにおいて、荷役す
べき物体およびこの物体を取扱う荷役装置を撮影
する視覚装置と、前記視覚装置からの情報信号と
荷役装置および物体の相対的位置に関する信号と
によつて位置合せに伴なつて移動する荷役装置と
物体との位置関係を表わす画像信号を生成する演
算装置と、この演算装置によつて生成された画像
と前記視覚装置から得られる画像と重ね合せて表
示する画像装置と、前記の生成された画像を画像
装置内で移動させる操作装置と、その移動距離を
荷役装置の移動距離に換算し、荷役装置の移動を
制御する制御装置とから成ることを特徴とする荷
役装置の位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208078A JPS54115855A (en) | 1978-03-01 | 1978-03-01 | Position controller for loader |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2208078A JPS54115855A (en) | 1978-03-01 | 1978-03-01 | Position controller for loader |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54115855A JPS54115855A (en) | 1979-09-08 |
JPS6114074B2 true JPS6114074B2 (ja) | 1986-04-16 |
Family
ID=12072896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2208078A Granted JPS54115855A (en) | 1978-03-01 | 1978-03-01 | Position controller for loader |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54115855A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6377080U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-21 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59104259A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-16 | Hitachi Zosen Corp | 連続鋳造設備におけるレ−ドル位置誘導装置 |
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-
1978
- 1978-03-01 JP JP2208078A patent/JPS54115855A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6377080U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54115855A (en) | 1979-09-08 |
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