JP4295591B2 - コンテナ衝突防止方法および装置 - Google Patents

コンテナ衝突防止方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4295591B2
JP4295591B2 JP2003341135A JP2003341135A JP4295591B2 JP 4295591 B2 JP4295591 B2 JP 4295591B2 JP 2003341135 A JP2003341135 A JP 2003341135A JP 2003341135 A JP2003341135 A JP 2003341135A JP 4295591 B2 JP4295591 B2 JP 4295591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
edge
collision prevention
sensor
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003341135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005104665A (ja
Inventor
信哉 栢菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2003341135A priority Critical patent/JP4295591B2/ja
Publication of JP2005104665A publication Critical patent/JP2005104665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4295591B2 publication Critical patent/JP4295591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明はコンテナ衝突防止方法および装置に係り、特に岸壁において船舶との間で海上輸送用のコンテナを船積みや陸揚げする際、若しくはコンテナヤード内で海上輸送用のコンテナをコンテナスタック内で移動する際の安全対策及び自動化を図るためのコンテナ衝突防止方法および装置に関するものである。
一般にコンテナを船積みしたり、陸揚げしたりする場合、岸壁に設置したクレーンによって行われる。クレーンによる作業は、ガーダに沿って横行するトロリからスプレッダを吊おろしてコンテナの天板部に接続した後、これを持ち上げて積上げ個所まで移動し、目標コンテナの上面に積層連結する作業となる。このとき、クレーンの巻き下げ操作によりコンテナを下降移動させる際、既存の積み付けコンテナとの衝突を確実に防止しながら積み付け作業を行う必要がある。
従来のコンテナ衝突防止技術としては、クレーン構造物にコンテナ列の数以上のセンサを下向きに並べて常時計測するか(特許文献1)、もしくは横行体(トロリ)に下向きにセンサを取り付けて一度横行してコンテナスタックの高さを記録する方法が知られている(特許文献2)。
特開平07−117981号公報 特開平05−319781号公報
しかしながら、上記いずれの場合においても、巻上げ装置から得られる巻高さデータと比較して衝突の有無を判別するものである。この方法では吊具の巻上げ高さを基準としているのでコンテナ自身の高さ(8ft〜9ft6in)が不明なために、コンテナを掴んでいるときはいつも一番背の高いコンテナを掴んでいるものとして考える必要がある。そのため衝突を防止するには必要以上に巻上げなくてはならない場合がある。
その他にも、クレーン構造物にコンテナ列の数以上のセンサを並べる場合は、吊具(スプレッダ)の位置の真下のスタック高さはそのままでは検出できず、全体のスタックを知るためにはコンテナ1個分以上横行する必要がある。また、センサの向いている所だけの高さ情報しか得られないので、コンテナスタックの横行方向の位置については大雑把な検出となってしまう欠点がある。また、横行体にセンサを下向きに取り付ける場合は、上記でも述べたように新しいベイに入るたびにベイ全体の高さ検出のために横行範囲内の横行動作が一度以上必要となるうえに、吊具の振れを見込んだ位置にセンサを付ける必要のため、横行体から張り出した位置にセンサを取り付ける必要があり、物理的に取り付けられない場合もある。
また、従来の衝突防止は横行方向の衝突のみを考慮し、巻き下げ方向の衝突防止機能を持っていない。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、コンテナ段積み時の横行目標位置の検出、及び巻き下げ目標位置の高さ検出が行えると同時に、特に、横行運転時のみではなく、巻き下げ運転時のコンテナ衝突防止に有効なコンテナ衝突防止装置を提供することを目的とする。また、特に今まで行われていなかったハンドリング中のコンテナ高さを検出でき、効率のよい自動運転が可能なコンテナ衝突防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテナ衝突防止方法は、コンテナのハンドリングを行うクレーンに吊られたコンテナの下縁部位置の見通し範囲におかれた二次元距離センサによりコンテナ底面エッジを検出するとともに、少なくとも前記二次元距離センサによりスタック対象コンテナの天井面エッジ位置を検出することにより、両エッジの高さを求めてコンテナ衝突防止を図りつつコンテナの吊降ろし処理をなすことを特徴とする。
また、本発明に係るコンテナ衝突防止装置は、コンテナのハンドリングを行うクレーンにおけるコンテナ吊具を備えた横行体に対し、吊具で吊られたコンテナの下縁部を見通しできる個所に横行方向に向けて扇形の検出範囲を有する二次元レーザセンサを取り付け、当該センサにより横行移動方向を走査してコンテナ底面エッジおよびスタック対象コンテナ天井面エッジまでの高さ方向の位置データから前記横行体の垂直移動位置の制御をなす制御手段を設けたことを特徴とする。
この場合において、前記二次元レーザセンサは前記横行体の対角位置の2箇所以上、または横行体前側もしくは後側の一箇所以上に設けるようにすればよい。
また、より具体的なコンテナ衝突防止装置としては、岸壁に設置され海上輸送用コンテナのハンドリングを行うクレーンのコンテナ衝突防止装置において、その吊具を備えた横行体の対角位置に2ヶ所以上、または前側もしくは後側に1ヶ所以上、吊具で吊ったコンテナの側面よりも外側の位置に、横行方向に向けて検出範囲が扇形の2次元レーザセンサを取り付け、ハンドリング中のコンテナ底面のエッジ位置データと、スタックされたコンテナ天井面のエッジ位置データを同一センサで直接検出した少なくとも高さデータに基づき衝突防止信号を横行体に出力する制御手段を設けて、コンテナ衝突を防止することを特徴としてなる。
以上のように、本発明は、1次元のセンサではなく扇形の検出範囲を持つ2次元レーザセンサによって、斜め上から検出することによって、常時ハンドリング中のコンテナ底面のエッジ位置ならびに、スタックコンテナの天井面のエッジ位置データも得られるようにし、横行方向だけではなく巻下げ方向に関しても、精度よく衝突防止を行うことができる。また、この位置から検出するとセンサの視界を妨げないので、吊具及び吊荷の真下にあるコンテナの天井面も検出でき、巻下げ時のコンテナの衝突を防止することが出来るとともに、隣のコンテナとの接触も防止可能である。
付加的な機能として、コンテナ段積み時に目標位置となるコンテナ天井面のエッジ位置データの横行方向成分と、ハンドリング中のコンテナ底面のエッジ位置データの横行方向成分とを合わせるように制御することで精度よく段積みを行うことができる。
本装置はコンテナの検出のために2次元レーザセンサを利用し、ハンドリング中のコンテナを斜め上方から検出することによって、通常は隠れてしまうハンドリング中のコンテナの底面及びその下にあるコンテナの天井面が検出できるようにしたものである。また、横行体の前側もしくは後ろ側に複数台センサを取り付けることでハンドリング中のコンテナ及びスタックコンテナのスキューも検出可能である。
本装置はハンドリング中のコンテナを斜め上方から2次元レーザセンサによって検出することで、そのコンテナ底面のエッジ位置データを検出する事により、より高精度の衝突防止機能を提供するものである。また、2次元的にスタックコンテナの天井面が検出できるので、上記のハンドリング中のコンテナの底面エッジ位置データをスタックコンテナ天井面のエッジ位置データと比較することで、巻き下げ時の位置合わせの容易さや隣の列のコンテナとの衝突の防止および巻き下げ着床前の速度減速を行うことも可能である。
本発明によれば、同じセンサからの情報により、コンテナ段積み時の横行目標位置の検出、及び巻き下げ目標位置の高さ検出が行えると同時に、横行運転時のみではなく、巻き下げ運転時のコンテナ衝突防止に使用可能である。また、特に今まで行われていなかったハンドリング中のコンテナ高さを検出できるので、効率のよい自動運転にも使用が可能である。
以下に、本発明に係るコンテナ衝突防止方法及び装置の具体的実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施形態に係るコンテナ衝突防止装置を装備したヤードクレーンの概要を示している。図示のように、このヤードクレーン10は、コンテナヤード内を走行できる門型クレーン構造とされており、コンテナ搬送トラック12により搬送されて来たハンドリングコンテナ14をヤード内に積み付けられているヤードコンテナ14における特定されたコンテナ14S上にスタックする(以下、コンテナの区別上、ハンドリングコンテナは14H、ヤードコンテナは14Y、スタック対象コンテナは14Sで付す)。このようなヤードクレーン10には、水平梁としてのガーダ16に沿って横行移動するトロリ18が配備されている。トロリ18には、図2に示しているように、吊具としてのスプレッダ20が、図示しない巻き上げ手段により、ワイヤ22を介して昇降できるようになっている。スプレッダ20はコンテナ14の天板部に連結されてコンテナ14を吊上げる治具である。
このようなヤードクレーン10において、実施形態では、コンテナ吊具としてスプレッダ20を備えた横行体であるトロリ18に対し、スプレッダ20で吊られたハンドリングコンテナ14Hの下縁部を見通しできる個所に、距離センサとしての二次元レーザセンサ24を取り付けた構成とされている。この二次元レーザセンサ24によるレーザ光の走査方向は、トロリ横行方向に沿うように設定されており、扇形の検出範囲が横行方向と平行となるように設定されている。すなわち、図2に詳細を示しているが、トロリ18に設けてある運転室26の下面外縁側のコーナに二次元レーザセンサ24が取り付けられており、このセンサ24による走査方向がトロリ18の横行方向に沿った方向とされ、レーザ照射範囲が光源を要とした扇形となるように設定されている。そして、二次元レーザセンサ24は、少なくともハンドリング対象のコンテナ14Hの下縁部と、このコンテナ14Hを積み付ける対象となっているコンテナ14Sを含むヤードコンテナ14Yの天井面エッジを見通すことができるように、トロリ18の外側縁部に配置されているのである。したがって、このセンサ取り付け位置は、スプレッダ20で吊ったハンドリングコンテナ14Hの側面よりも外側の位置にあるように配置される。
このようにヤードクレーン10のトロリ18に配備された二次元レーザセンサ24によって、図3に示しているように、既にスタックされているヤードコンテナ14Yのスタック高さのプロフィールが検出される。図3に示されているように、ヤードコンテナ14Yの天井面における計測点の位置データが求められ(図3のドット)、図示しない制御手段はこの二次元レーザセンサ24の検出信号に基づき、センサ位置を原点とするヤードコンテナ14Yの各列コンテナエッジの位置データを算出できる。
例えば、ヤードコンテナ14Yのコンテナエッジの特定方法は次のように行う。すなわち、図4に示されるように、二次元レーザセンサ24から得られるデータは角度及び距離のデータをもつ極座標系データである。この極座標系データを平面座標系データに変換し、ヤードコンテナ14Yの水平方向データの並びが垂直方向に検出精度以上変化した点の座標を個々のヤードコンテナ14Yのエッジと判断する。図4中の各矢印線が距離と方向を示すが、図中左側から垂直距離の変化が大きく、3本目から垂直変化が小さくなっているので変化率の大きさによってエッジを特定できる。図は模式的に示しているため検出矢印の本数は少ないが、実際のデータは非常に多いため、変化率が一定以上に変化した1つの矢印線は特定できるので、その点がエッジを示すことになる。また、海上輸送用コンテナの場合、天井面の幅(エッジ間距離)は2.4m(ISO規格)なので、片方のエッジが検出できれば反対側のエッジが直接検出できない場合でも類推可能である。このようにしてコンテナエッジの水平方向位置とその高さを検出する。
また、既に吊り上げられているハンドリングコンテナ14Hの底面エッジの特定は次のように行う。すなわち、図5に示しているように、二次元レーザセンサ24から得られるデータは角度及び距離のデータをもつ極座標データである。この極座標データを平面座標データに変換し、吊り上げたハンドリングコンテナ14Hの底面付近で、垂直方向データの並びが水平方向の検出精度以上変化した点の座標をコンテナエッジと判断する。この内容は上記ヤードコンテナ14Yの場合と同様である。このようにしてコンテナ14Hの底面エッジの水平方向位置とその高さを検出する。
コンテナの段積みを行うには、目標スタックコンテナ14Sのエッジ高さとハンドリングコンテナ14Hの底面エッジ高さの比較を行って、その間の距離が近くになるに従い、巻き下げ速度を減少させることで高速での衝突を防止する。
このような演算制御をなすための制御手段のブロック図を図6に示す。ヤードクレーン10には前述したように二次元レーザセンサ24が搭載されており、その検出データを入力する座標変換処理部28が設けられている。また、トロリ18の横行位置検出センサ30や、主巻位置検出センサ32があり、座標変換処理部28の出力データと前記横行位置検出センサ30からの出力信号を入力してスタックコンテナエッジ位置を計算する演算部34と、座標変換処理部28の出力データと前記主巻位置検出センサ32からの出力信号を入力する吊りコンテナ底面エッジ位置演算部36とが設けられている。これら両演算部32、36からの各出力信号を入力する横行方向衝突保護手段38と、巻下げ方向衝突保護手段40があり、これらはトロリ18の移動加速度に伴うハンドリングコンテナ14Hの振れを防止すると共に、クレーン巻下げ処理の異常な巻下げ速度によるコンテナ同士の衝突防止を図るための制御信号を生成するようにしている。これら横行方向衝突保護手段38と巻下げ方向衝突保護手段40の出力側には、クレーン制御装置42が接続され、前記制御信号をもとに横行モータ44、主巻モータ46の駆動制御をなすようにしている。なお、図中48はクレーン操作器である。
このような構成により、ヤードクレーン10は二次元レーザセンサ24とともに横行位置検出センサ30や主巻位置検出センサ32の信号を受けて、最終的に吊下げているハンドリングコンテナ14Hの挙動を制御するのである。このとき、制御ブロックは、センサにより検出されたスタックコンテナ14Sのエッジ位置データとハンドリングコンテナ14Hの底面エッジ位置データを比較して、横行時及び着床時の衝突を回避するようにクレーン制御装置42に対して制御を行うのである。
そして、制御手段は、積み付け対象のスタックコンテナ14Sのエッジ位置データと、搬送しているハンドリングコンテナ14Hの下縁エッジ位置データとの間の距離と水平偏差を求め、この差がゼロすなわち、相互に一致するようにトロリ18の横行駆動手段と、スプレッダ20の巻き上げ手段の駆動制御を行わせて、ヤードコンテナ14Yとの衝突を避けながらハンドリングコンテナ14Hを積み付け対象のスタックコンテナ14Sの天井面に接合してスタックさせるのである。
このように、本実施形態では、ヤードクレーン10に吊られたコンテナ14Hの下縁部位置を見通し範囲とする二次元レーザセンサ24により検出するとともに、少なくとも前記二次元レーザセンサ24によりスタック対象コンテナ14Sの天井面エッジ位置を検出して、トロリ18の位置制御とスプレッダ20の速度や高さ制御をなすことにより、コンテナ衝突防止を図りつつコンテナ14の吊降ろし処理をなすことができる。
上記実施形態では、二次元レーザセンサ24をトロリ18に1箇所設けた例を説明したが、図7〜8はトロリ18の対角線の前後2箇所に設けた実施形態の例を示している。また、図9〜10はトロリ18の横行方向前縁部側の左右2箇所に二次元レーザセンサ24を設けた例を示している。前者の場合は積み降ろすコンテナ14の左右のエッジ合わせが精度良く行われるので、捻れも回避しながらスタック処理することができる。後者の場合は、運転室26から見通すことのできない領域の各コンテナエッジの位置データを計測することができるので、いわゆるデッドゾーンでの衝突回避が可能となる利点が得られる。
図11〜12は第4の実施形態を示しており、これは岸壁に設けられた海上輸送用コンテナのハンドリングを行うクレーンのコンテナ衝突防止装置の例である。これは、吊具としてのスプレッダ20を備えた横行体であるトロリ18の対角位置に2ヶ所に二次元レーザセンサ24を設けた構成としている。この二次元レーザセンサ24は、スプレッダ20で吊られているコンテナ14の側面よりも外側の位置に、横行方向に向けて検出範囲が扇形となるように取り付けられ、ハンドリング中のコンテナ14底面のエッジ位置データと、スタックされたコンテナ14Sの天井面のエッジ位置データを同一センサで直接検出するようにしている。また、前記データに基づき衝突防止信号をトロリ18やスプレッダ20の駆動手段に出力する制御手段を設けてコンテナ衝突を防止するようにしている。コンテナ船へのコンテナ積上げ作業に適用することにより、船体の揺動にも充分追従させることができ、波浪状態でもコンテナ同士の衝突を有効に防止することができる。
岸壁において船舶との間で海上輸送用のコンテナを船積みや陸揚げする際の安全対策及び自動化を図るためのコンテナ衝突防止技術に利用することができる。
実施形態に係るコンテナ衝突防止装置を備えたヤードクレーンの概要を示す正面図である。 同ヤードクレーンの要部説明図である。 同ヤードクレーンによるコンテナエッジ位置の計測データの説明図である。 水平方向エッジの検出方法の説明図である。 垂直方向エッジの検出方法の説明図である。 制御手段のブロック図である。 第2の実施形態に係るコンテナ衝突防止装置の平面図である。 第2の実施形態に係るコンテナ衝突防止装置の正面図である。 第3の実施形態に係るコンテナ衝突防止装置の平面図である。 第3の実施形態に係るコンテナ衝突防止装置の正面図である。 第4の実施形態に係るコンテナ衝突防止装置の正面図である。 同装置を備えたヤードクレーンの作業説明図である。
符号の説明
10………ヤードクレーン、12………コンテナ搬送トラック、14………コンテナ、16………ガーダ、18………トロリ、20………スプレッダ、22………ワイヤ、24………二次元レーザセンサ、26………運転室、28………座標変換処理部、30………横行位置検出センサ、32………主巻位置検出センサ、34………スタックコンテナエッジ位置検出演算部、36………吊りコンテナ底面エッジ位置演算部、38………横行方向衝突保護手段、40………巻下げ方向衝突保護手段、42………クレーン制御装置、44………横行モータ、46………主巻モータ、48………クレーン操作器。

Claims (4)

  1. コンテナのハンドリングを行うクレーンに吊られたコンテナの下縁部位置の見通し範囲におかれた二次元距離センサによりコンテナ底面エッジを検出するとともに、少なくとも前記二次元距離センサによりスタック対象コンテナの天井面エッジ位置を検出することにより、両エッジの高さを求めてコンテナ衝突防止を図りつつコンテナの吊降ろし処理をなすことを特徴とするコンテナ衝突防止方法。
  2. コンテナのハンドリングを行うクレーンにおけるコンテナ吊具を備えた横行体に対し、吊具で吊られたコンテナの下縁部を見通しできる個所に横行方向に向けて扇形の検出範囲を有する二次元レーザセンサを取り付け、当該センサにより横行移動方向を走査してコンテナ底面エッジおよびスタック対象コンテナ天井面エッジまでの高さ方向の位置データから前記横行体の垂直移動位置の制御をなす制御手段を設けたことを特徴とするコンテナ衝突防止装置。
  3. 前記二次元レーザセンサは前記横行体の対角位置の2箇所以上、または横行体前側もしくは後側の一箇所以上に設けてなることを特徴とする請求項2に記載のコンテナ衝突防止装置。
  4. 岸壁に設置され海上輸送用コンテナのハンドリングを行うクレーンのコンテナ衝突防止装置において、その吊具を備えた横行体の対角位置に2ヶ所以上、または前側もしくは後側に1ヶ所以上、吊具で吊ったコンテナの側面よりも外側の位置に、横行方向に向けて検出範囲が扇形の2次元レーザセンサを取り付け、ハンドリング中のコンテナ底面のエッジ位置データと、スタックされたコンテナ天井面のエッジ位置データを同一センサで直接検出した少なくとも高さデータに基づき衝突防止信号を横行体に出力する制御手段を設けて、コンテナ衝突を防止することを特徴としたコンテナ衝突防止装置。
JP2003341135A 2003-09-30 2003-09-30 コンテナ衝突防止方法および装置 Expired - Lifetime JP4295591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341135A JP4295591B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 コンテナ衝突防止方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341135A JP4295591B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 コンテナ衝突防止方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005104665A JP2005104665A (ja) 2005-04-21
JP4295591B2 true JP4295591B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=34535837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003341135A Expired - Lifetime JP4295591B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 コンテナ衝突防止方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4295591B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106516990A (zh) * 2017-01-06 2017-03-22 北京国泰星云科技有限公司 基于物体轮廓跟踪的集装箱码头场桥防撞控制系统及方法
CN106542438A (zh) * 2017-01-13 2017-03-29 上海振华重工电气有限公司 船形扫描控制器
CN107089599A (zh) * 2017-06-29 2017-08-25 北京国泰星云科技有限公司 基于集装箱箱区轮廓三维识别的吊具安全防撞系统及方法
CN109415190A (zh) * 2016-07-04 2019-03-01 西门子股份公司 用于避免起重机的碰撞的方法和系统

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4856394B2 (ja) * 2005-05-09 2012-01-18 Ihi運搬機械株式会社 コンテナクレーンの対象物位置計測装置と該対象物位置計測装置を用いた自動荷役装置
KR101638644B1 (ko) 2008-10-20 2016-07-11 가부시키가이샤 리퍼테크노 컨테이너 위치 측정방법 및 컨테이너 위치 측정장치
KR101058723B1 (ko) * 2010-09-27 2011-08-22 광진정보기술(주) 타이어형 크레인의 자동화 시스템
GB201210057D0 (en) * 2012-06-07 2012-07-25 Jaguar Cars Crane and related method of operation
KR101733331B1 (ko) 2012-11-27 2017-05-08 도시바 미쓰비시덴키 산교시스템 가부시키가이샤 크레인 운전 지원 장치
CN103231990B (zh) * 2012-12-30 2014-12-03 上海理工大学 集装箱门式起重机用吊具路径优化控制系统
JP2014144836A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Mitsubishi Heavy Industries Machinery Technology Corp コンテナクレーン
CN103693563A (zh) * 2013-12-26 2014-04-02 天津东方海陆集装箱码头有限公司 激光辅助的防撞箱保护装置
CN105417377B (zh) * 2014-08-12 2017-11-14 河南卫华重型机械股份有限公司 一种垃圾池内划分的区域及料高的监视系统
JP6619213B2 (ja) * 2015-11-16 2019-12-11 株式会社竹中工務店 音声制御システム
CN106017351B (zh) * 2016-07-20 2018-08-07 北京国泰星云科技有限公司 一种用于集装箱识别定位的3d数据采集系统及方法
JP7013627B2 (ja) * 2018-01-25 2022-02-01 株式会社日立プラントメカニクス クレーン作業エリア登録装置
JP7003353B2 (ja) * 2018-01-25 2022-01-20 株式会社日立プラントメカニクス クレーン衝突防止装置
JP7119596B2 (ja) * 2018-06-04 2022-08-17 大同特殊鋼株式会社 クレーン設備およびその制御方法
JP7017835B2 (ja) * 2018-07-06 2022-02-09 東芝三菱電機産業システム株式会社 貨物の衝突防止装置
CN109177941B (zh) * 2018-10-05 2023-10-10 青岛大学 一种agv小车自动防撞装置
JP7195901B2 (ja) 2018-12-03 2022-12-26 株式会社日立産機システム クレーンおよびクレーン制御方法
FI20195241A1 (fi) * 2019-03-27 2020-09-28 Konecranes Global Oy Nosturin törmäyksenestojärjestelmä, ohjausjärjestelmä, törmäyksenestomenetelmä, törmäyksenesto-ohjelma, ja törmäyksenestojärjestelmän valmistusmenetelmä
CN110540137B (zh) * 2019-09-25 2024-01-26 上海驭矩信息科技有限公司 一种基于多传感器融合的起重机作业系统
JP7446192B2 (ja) 2020-09-24 2024-03-08 シャープセミコンダクターイノベーション株式会社 形状測定装置
CN112978579B (zh) * 2021-05-13 2021-07-23 新乡职业技术学院 一种具有防碰撞控制系统的起重机
CN113911922B (zh) * 2021-09-13 2023-06-02 杭州大杰智能传动科技有限公司 智能塔吊回转全过程状况监测传感方法和系统
CN115849189B (zh) * 2022-11-16 2024-01-30 上海西井科技股份有限公司 基于点云的吊具二次锚定方法、系统、设备及存储介质

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115855A (en) * 1978-03-01 1979-09-08 Hitachi Ltd Position controller for loader
JPH085196Y2 (ja) * 1990-09-10 1996-02-14 三菱重工業株式会社 コンテナ位置検出装置
JP2831190B2 (ja) * 1991-12-20 1998-12-02 三菱重工業株式会社 荷の段積み制御装置
JPH07117981A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 積み山高さ検出装置
JPH11322271A (ja) * 1998-05-12 1999-11-24 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd トランスファークレーンのスプレッダ位置制御方法及び制御装置
JP2000065541A (ja) * 1998-08-17 2000-03-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 位置検出装置
JP2000169079A (ja) * 1998-12-04 2000-06-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd コンテナ船上コンテナ積み荷位置測定装置
JP3110424B1 (ja) * 1999-10-01 2000-11-20 三菱重工業株式会社 コンテナ多段積用スプレッダの制御方法およびコンテナ多段積用スプレッダ
JP2001187687A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クレーン用位置検出装置
JP2003238071A (ja) * 2002-02-18 2003-08-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd コンテナ位置検出装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109415190A (zh) * 2016-07-04 2019-03-01 西门子股份公司 用于避免起重机的碰撞的方法和系统
CN106516990A (zh) * 2017-01-06 2017-03-22 北京国泰星云科技有限公司 基于物体轮廓跟踪的集装箱码头场桥防撞控制系统及方法
CN106516990B (zh) * 2017-01-06 2018-03-13 北京国泰星云科技有限公司 基于物体轮廓跟踪的集装箱码头场桥防撞控制系统及方法
CN106542438A (zh) * 2017-01-13 2017-03-29 上海振华重工电气有限公司 船形扫描控制器
CN107089599A (zh) * 2017-06-29 2017-08-25 北京国泰星云科技有限公司 基于集装箱箱区轮廓三维识别的吊具安全防撞系统及方法
CN107089599B (zh) * 2017-06-29 2018-10-19 北京国泰星云科技有限公司 基于集装箱箱区轮廓三维识别的吊具安全防撞系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005104665A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4295591B2 (ja) コンテナ衝突防止方法および装置
JP4856394B2 (ja) コンテナクレーンの対象物位置計測装置と該対象物位置計測装置を用いた自動荷役装置
US9352939B2 (en) Crane operation assistance system
EP1695936B1 (en) Apparatus for avoiding collision when lowering container
US4753357A (en) Container crane
US8352128B2 (en) Dynamic protective envelope for crane suspended loads
WO2014115354A1 (ja) コンテナクレーン
US5967347A (en) Lowering collision avoidance device of crane
JPH08198584A (ja) クレーンの無人運転方法及びその装置
EP3613699A1 (en) Inspection system for container
US20020070870A1 (en) Boom protection system for dockside container cranes
JP2008265984A (ja) クレーン制御システム装置
CN111344238B (zh) 卸载装置
JP3665743B2 (ja) 車両の位置を決定する方法
JP2006273533A (ja) コンテナ荷役用クレーン
CN111328318A (zh) 卸载装置
JP2018150141A (ja) 荷役搬送装置
TW202031584A (zh) 感應器吊運車及相應的貨櫃起重機
JP2007254086A (ja) ツインスプレッダの位置検出装置
KR100447911B1 (ko) 컨테이너 승하차 시스템 및 방법
JPH11322271A (ja) トランスファークレーンのスプレッダ位置制御方法及び制御装置
KR101044915B1 (ko) 크레인을 이용한 선적 및 하역 시스템
KR100335327B1 (ko) 크레인의무인자동화방법및그장치
JPS61101389A (ja) コンテナクレ−ン
JP6644955B2 (ja) クレーン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4295591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term