JPWO2015098618A1 - テールゲート付き車両 - Google Patents

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Abstract

テールゲート付き車両(10)は、車体(25)の後面に後部開口(30)が形成され、この後部開口(30)を開閉可能なテールゲート(40)が設けられ、このテールゲート(40)の幅方向の一部にサブドア開口(50)が形成され、このサブドア開口(50)を開閉可能なサブドア(60)が設けられている。車体(25)とテールゲート(40)を係合させるテールゲート用ラッチ装置(41)と、車体(25)とサブドア(60)を係合させるサブドア用ラッチ装置(61)と、これらのテールゲート用ラッチ装置(41)及びサブドア用ラッチ装置(61)を制御する制御部(100)と、を備えている。制御部(100)は、テールゲート(40)が開いていると判断した場合に、サブドア(60)が開くことを禁止するよう、サブドア用ラッチ装置(61)を制御する。

Description

本発明は、車体の後面にテールゲートが設けられてなるテールゲート付き車両に関する。
車体の後面にテールゲートが設けられている車両として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示される車両は、車体の後面に後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能なテールゲートが設けられ、このテールゲートに第2の開口が形成され、この第2の開口を開閉可能なサブドアが設けられている。
サブドアは、いわゆる観音開きのドアである。サブドアは、それぞれ、リンク機構を介してテールゲートに2枚支持され、それぞれが離れるように車幅中央から外側に向かって開く。サブドアの車幅中央には、ハンドルが取り付けられており、操作者は、ハンドルを握ってサブドアの開閉操作を行う。
しかし、このような、サブドアに取り付けられているハンドルを握ってテールゲートの開閉操作を行った場合には、以下のような問題が生じ得る。即ち、テールゲートを開く際には、後方且つ上方に向かって、ハンドルを引っ張る。このとき、誤って左右方向にも力を加えてしまうと、テールゲートが開きつつ、サブドアも開いてしまう虞がある。
実登第2514650号公報
本発明は、サブドアが取り付けられているテールゲートにおいて、正確に各ドアの開閉操作を行うことができる技術の提供を課題とする。
本発明の一面によれば、車体の後面に後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能なテールゲートが設けられ、このテールゲートの幅方向の一部にサブドア開口が形成され、このサブドア開口を開閉可能なサブドアが設けられているテールゲート付き車両であって、
前記車体と前記テールゲートを係合させるテールゲート用ラッチ装置と、
前記車体と前記サブドアを係合させるサブドア用ラッチ装置と、
これらのテールゲート用ラッチ装置及びサブドア用ラッチ装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記サブドアが開いていると判断した場合に、前記テールゲートが開くことを禁止するよう、前記テールゲート用ラッチ装置を制御することを特徴とするテールゲート付き車両が提供される。
本発明の他の面によれば、車体の後面に後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能なテールゲートが設けられ、このテールゲートの幅方向の一部にサブドア開口が形成され、このサブドア開口を開閉可能なサブドアが設けられているテールゲート付き車両であって、
前記車体と前記テールゲートを係合させるテールゲート用ラッチ装置と、
前記車体と前記サブドアを係合させるサブドア用ラッチ装置と、
これらのテールゲート用ラッチ装置及びサブドア用ラッチ装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記テールゲートが開いていると判断した場合に、前記サブドアが開くことを禁止するよう、前記サブドア用ラッチ装置を制御することを特徴とするテールゲート付き車両が提供される。
好ましくは、前記テールゲート用ラッチ装置及び前記サブドア用ラッチ装置には、それぞれ電気解錠式のラッチ装置が採用されている。
好ましくは、前記テールゲート用ラッチ装置及び前記サブドア用ラッチ装置の少なくとも一方は、機械式のラッチ装置であり、
前記一方のラッチ装置のラッチに、連結部材を介して、開操作をするためのハンドルが連結され、
前記ラッチ装置は、前記連結部材と前記ラッチとの連結を解除可能なロック装置をそれぞれ備え、
前記ロック装置は、前記制御部によって、ロックおよびアンロックのどちらかの状態に制御され、
前記制御部は、前記テールゲート又は前記サブドアの他方が開いている場合には、前記テールゲート又は前記サブドアの一方をロックする。
好ましくは、前記制御部は、前記サブドアがハーフラッチ状態の場合には、前記サブドアが閉じていると判断する。
好ましくは、前記制御部は、前記テールゲートがハーフラッチ状態の場合には、前記テールゲートが開いていると判断する。
本発明の一面によれば、制御部は、サブドアが開いていると判断した場合に、テールゲートの開放を禁止するよう、テールゲート用ラッチ装置を制御する。これにより、テールゲートを開いている場合に、同時にサブドアが開かれることが防止される。ドアの操作を正確に行うことができる車両といえる。
本発明の他の面によれば、制御部は、テールゲートが開いていると判断した場合に、サブドアの開放を禁止するよう、サブドア用ラッチ装置を制御する。これにより、サブドアを開いている場合に、同時にテールゲートが開かれることが防止される。ドアの操作を正確に行うことができる車両といえる。
さらに、本発明では、テールゲート用ラッチ装置及びサブドア用ラッチ装置には、それぞれ電気解錠式のラッチ装置が設けられている。電気解錠式のラッチの電動機の作動を禁止する制御によって、簡単にテールゲート及びサブドアの開放を禁止できる。構成が簡略化できコストが削減できる。
さらに、本発明では、制御部は、テールゲート又はサブドアの他方が開いている場合には、テールゲート又はサブドアの一方をロックするよう、ロック装置を制御する。機械式のラッチ装置の場合、ハンドル装置から操作力を解除する為にもともと必要とされるロック装置をロック側に作動させることにより、新たな機構(装置)を追加することなく、テールゲート又はサブドアの他方の作動を禁止することができるので、コストアップを防止できる。
さらに、本発明では、制御部は、サブドアがハーフラッチ状態の場合には、サブドアが閉じていると判断する。サブドアは、テールゲートが開くときに、自重によって閉まる側に力が加わる。閉鎖状態と見なしてテールゲートの開放を許可することにより、テールゲートの開放可能な条件を広げることができ、操作性が向上する。
さらに、本発明では、制御部は、テールゲートがハーフラッチ状態の場合には、テールゲートが開いていると判断する。サブドアを開操作する際に、テールゲートにも開方向に力が加わる。ハーフラッチ状態を開放状態と判断し、サブドアの開放を禁止することにより、テールゲートが開放することを確実に防止する。
本発明の実施例1による車両を上方から見た状態の透視図である。 図1に示された車両の背面図である。 図2に示された車両の分解図である。 図2に示された車両の制御系について説明する模式図である。 図2に示されたテールゲートの開放条件について説明するフロー図である。 図2に示されたサブドアの開放条件について説明するフロー図である。 図2に示されたテールゲートを開放した状態について説明する図である。 図2に示されたサブドアを開放した状態について説明する図である。 本発明の実施例2によるテールゲート付き車両に搭載される機械式のラッチ装置について説明する模式図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Lは乗員から見て左、Rは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例1>
実施例1による車両について説明する。
図1には、車両10の一例として、右ハンドルのワゴン車が示されている。車両10は、車室11の前方にエンジンルーム12が形成され、このエンジンルーム12には、走行用動力源としてのエンジン13が搭載されている。車室11内には、乗員が着座するための座席が3列に設けられている。
車室11の前部の右側には、運転席15が設けられ、この運転席15の隣に助手席16(他席16)が設けられている。車幅中心を通り前後方向に延びる中心線C1は、運転席15及び助手席16によって挟まれている。即ち、運転席15は、車幅中心C1に対して右側にオフセットした位置に配置され、助手席16は、車幅中心C1に対して、左側にオフセットした位置に配置されている。以下、適宜、車両右側を「運転席側」といい、車両左側を「助手席側」という。即ち、本実施例において、運転席側は車両右側ということができ、助手席側は車両左側ということができる。これらの運転席15及び助手席16は、車両10を側方から見た場合に、互いに重なっており、これらを纏めて、適宜、第1列シートという。
運転席15及び助手席16(第1列シート15,16)の後方には、3人が着座可能な第2列シート17が、車幅方向に亘って設けられている。この第2列シート17(中列シート17)の後方には、3人が着座可能な第3列シート18(後列シート18)が、車幅方向に亘って設けられている。第2列シート17は、2つのシートが車幅方向に連続して設けられることにより、1つのベンチ型のシートとされている。第2列シート17を構成する2つのシートは、それぞれ、折りたたみ可能に構成される。
第3列シート18の構成も第2列シート17と同様であり、詳細な説明は省略する。車室11の後端部、即ち、第3列シート18の後部には、荷物を載置可能な荷室11aが形成されている。
フロントウインドウ21の上部車幅中央には、乗員Mnが後方を確認するためのルームミラー22が取り付けられている。また、車体25前部の左右端部には、乗員が側方及び後方を確認するためのサイドミラー23,23が取り付けられている。図2、図3に基づいて、車両10をさらに詳細に説明する。
図2、図3に示されるように、車体25の後端において、車幅方向及び上下方向の全体に亘って後部開口30が形成されている。この後部開口30を開閉可能に、テールゲート40が取り付けられている。テールゲート40の一部は、閉じ状態において車両の後面を構成する。
このテールゲート40の車幅方向の一部には、高さ方向の全体に亘ってサブドア開口50(ドア開口50・乗降用開口50)が形成されている。サブドア開口50は、乗員の乗降のために形成されている開口であり、車両10の助手席側の端部から車幅中央(車幅中央において上下に延びる中心線C2参照。)を越える位置まで形成されている。このサブドア開口50には、開閉可能にサブドア60(ドア60・乗降用サブドア60)が取り付けられている。サブドア60は、テールゲート40及びサブドア60の閉じ状態において、車両10の後面の一部を構成する。
以下、適宜、「車幅中央において上下に延びる中心線C2」を、「車幅中心C2」という。
車両10の後面に車幅方向に亘って後部窓パネル78が配置されている。後部窓パネル78は、テールゲート40に固定されているテールゲート側窓パネル48と、サブドア60に固定されているサブドア側窓パネル68とからなる。テールゲート側窓パネル48及びサブドア側窓パネル68は、車幅方向に亘って連続的に設けられている。これらのテールゲート側窓パネル48の後面と、サブドア側窓パネル68の後面とは、略面一に配置されている。
ここで、「略面一」には、テールゲート側窓パネル48の後面と、サブドア側窓パネル68とが連続的に形成されており、且つ、それぞれの窓パネル48,68が曲面状に形成されている場合を含む。
後部窓パネル78には、図2の想像線によって示されるよう、テールゲート側窓パネル48及びサブドア側窓パネル68の両方を払拭するためのワイパー装置90が備えられている。このワイパー装置90は、テールゲート側窓パネル48及びサブドア側窓パネル68の両方に跨って作動し、これらを払拭する。以下、適宜、「ワイパー装置90」を「リヤワイパー90」という。
テールゲート40は、車体25の上部に水平方向に延びる第1開閉軸L1を中心にスイングするよう、車体25の後部に取り付けられている。テールゲート40は、上下方向にスイングする。
テールゲート40の下端には、テールゲート40を車体に係合するための電気解錠式のテールゲート用ラッチ装置41(テールゲートロック手段41)が取り付けられている。テールゲート用ラッチ装置41は、後部開口30の下縁30dの中央に取り付けられるテールゲート用ストライカ31に係止されることによってロックされる(ラッチ状態となる)、周知のラッチ装置である。
テールゲート用ラッチ装置41の開放操作は、テールゲート40の後面部40aに設けられているテールゲートハンドル43によって行われる。
サブドア開口50の幅方向中央において上下に延びる中心線C3は、車両の中央において上下に延びる中心線C2に対して左側にオフセットされている。即ち、サブドア開口50の中心線C3は、車幅中央において上下に延びる中心線C2に対して、助手席側にオフセットされた部位に位置している。
サブドア開口50の右縁部50b(運転席側の側縁部)は、車幅中心C2よりも運転席側に位置している。サブドア開口50の右縁部50bに沿って、サブドア60を支持するピラー44が、上下方向に延びる。
ピラー44のなかの、後部窓パネル78よりも下方に位置する太い部位44bには、サブドア60を水平方向に回転可能に支持する2つのヒンジ45,45が取り付けられている。
サブドア60は、2つのヒンジ45,45を介してピラー44に支持されており、いわゆる横開きの構成とされている。2つのヒンジ45の中心を通り、鉛直方向に延びている軸を第2開閉軸L2といい、この第2開閉軸L2を中心にサブドア60はスイングする。サブドア60は、車体25の前後方向、且つ、水平方向にスイングする。このとき、サブドア60は、運転席側とは逆側の他端部(後部開口30の左側縁30c側)から開く。
サブドア60の助手席側の端部には、サブドア60を車体に係合するための、電気解錠式のサブドア用ラッチ装置61(サブドアロック手段61)が取り付けられている。サブドア用ラッチ装置61は、サブドア開口50の左側縁50cに取り付けられるサブドア用ストライカ51に係止されることによってロックされる(ラッチ状態となる)、周知のラッチ装置である。
サブドア60の助手席側の端部から車幅中心C2に向かって、ハンドル用ガーニッシュ66(ガーニッシュ66)が取り付けられている。このハンドル用ガーニッシュ66によって、サブドア60の開放操作を行うためのサブドア用アウタハンドル63(サブドア解錠手段63)が支持されている。
詳細は後述するが、サブドア60の車内側面部には、サブドア60の開放操作を行うためのサブドア用インナハンドル(図8、符号64)が、さらに配置されている。即ち、サブドア60には、サブドア用アウタハンドル63及びサブドア用インナハンドルの2つのサブドア用ハンドルが、取り付けられている。
サブドア60のなかの、サブドア用アウタハンドル63とテールゲートハンドル43との間には、テールゲート40のロック操作又はアンロック操作を行うと共に、サブドア60のロック操作又はアンロック操作を行うためのロックスイッチ67が配置されている。ロックスイッチ67は、1つ配置されている。
ここで、ロックスイッチ67を操作することによる、ロック又はアンロックとは、テールゲートハンドル43、サブドア用アウタハンドル63及びサブドア用インナハンドルによる操作の有効・無効を切り替えるものである。即ち、ロックスイッチ67を操作してロック状態とした場合には、テールゲートハンドル43を操作しても、テールゲート用ラッチ装置41が作動しない。また、ロックスイッチ67を操作してアンロック状態とした場合には、テールゲートハンドル43を操作することにより、テールゲート用ラッチ装置41が作動する。サブドア用ラッチ装置についても同様である。
ロックスイッチ67を押すことにより、ロック又はアンロックを切り替える機構については、周知の機構が採用される。
後部窓パネル78の下辺78dは、運転席側の端部から車幅中心C2まで略水平に延びる運転席側水平部81aと、車幅中心C2から助手席側の端部に向かって下がり勾配に延びる傾斜縁81bと、この傾斜縁81bの下端から助手席側の端部まで延びる助手席側水平部81c(他席側水平部81c)とからなる。これにより、後部窓パネル78の下辺78dは、助手席側の方が、運転席側よりも、下方に偏倚されている。
後部窓パネル78の下辺78dの運転席側水平部81aは、サブドア側窓パネル68の下辺の一部及びテールゲート側窓パネル48の下辺によって構成されている。傾斜縁81b及び助手席側水平部81cは、サブドア側窓パネル68の下辺の残部によって構成される。
ワイパー装置90は、車幅中心C2よりも運転席15側に位置しているピボット軸91と、このピボット軸91から車幅外方且つ下方に向かって延びるワイパーアーム92と、このワイパーアーム92の先端から車幅外方に向かって水平方向に沿って延びるブレード93とからなる。図2に示されるように、ワイパー装置90の停止状態において、ブレード93は、後部窓パネル78の助手席側水平部81cの上方に沿って停止している。この位置を停止位置という。
本発明の車両10は、サブドア60が閉じられていると判断した場合に、テールゲート40を開放可能とし、テールゲート40が閉じられていると判断した場合に、サブドア60を開放可能とした。以下、詳細に説明する。
図3及び図4に示されるように、車両10は、テールゲート40、サブドア60及びリヤワイパー90の動作を制御する制御部100を有している。
この制御部100は、テールゲート40が閉じ状態にあることを検知するテールゲートスイッチ101(テールゲート検出部101)と、サブドア60が閉じ状態にあることを検知するサブドアスイッチ102(サブドア検出部102)と、オン状態において車室側からのサブドア60の開放を禁止するチャイルドスイッチ103と、テールゲートハンドル43が操作されたことを検知するテールゲートハンドルスイッチ104と、サブドア用インナハンドル(図10、符号64)が操作されたことを検知する車内側サブドアオープンスイッチ105(サブドア解錠操作検出部105)と、サブドア用アウタハンドル63が操作されたことを検知する車外側サブドアオープンスイッチ106(サブドア解錠操作検出部106)と、リヤワイパー90が停止していることを検出するリヤワイパースイッチ107(ワイパー停止検出部107)と、リヤワイパー90のブレード93が停止位置に位置していることを検出するリヤワイパー位置センサ108(ワイパー位置検出部108)と、車両10の車速を計測する車速センサ109(走行検出部109)とから検出信号を受ける。
一方、制御部100は、テールゲート用ラッチ装置41を作動させるテールゲートモータ111と、サブドア用ラッチ装置61を作動させるサブドアモータ112と、リヤワイパー90のブレード93をスイングさせるリヤワイパーモータ113と、サブドア60の近傍を照らすカーテシランプ114と、注意を喚起するための音を出すブザー115(警報手段115)とを、検出信号に基づいて制御する。
なお、警報手段としては、ブザー115のような聴覚的に警報を発する手段の他にも、ランプのような視覚的に警報を発する手段を採用することもできる。さらには、聴覚的な手段と視覚的な手段の両方を採用してもよい。さらに、警報手段の搭載される位置は、テールゲート40近傍の他に、運転席の近傍(例えば、計器類と一体品とする。)等でもよい。即ち、警報手段は任意の場所に搭載することができ、これらの部位に限られない。
図3乃至図5を参照して、テールゲートを開放させるための条件について説明する。まず、テールゲートスイッチ101からの検出信号に基づき、制御部100は、テールゲート40が閉じられているかを判断する(ステップ01。以下、「ステップ」を「ST」と記す。)。制御部100は、テールゲートがフルラッチ状態の場合にのみ、テールゲート40が閉じられていると判断する。即ち、制御部100は、ハーフラッチ状態の場合には、テールゲート40が開放されていると判断する。
テールゲート40が閉じられている場合には、制御部100は、テールゲートハンドルスイッチ104からの検出信号に基づき、テールゲート40が開操作されたかを判断する(ST02)。
テールゲート40が開操作された場合には、制御部100は、サブドアスイッチ102からの検出信号に基づいて、サブドア60が閉じているかについて判断する(ST03)。制御部100は、サブドア60がフルラッチの場合、及び、ハーフラッチ状態の場合には、サブドア60が閉じていると判断する。
サブドア60が閉じている場合には、制御部100は、車速センサ109により車速vを計測し(ST04)、車速vが基準速さvaよりも遅いかを判断する(ST05)。
車速vが基準速さvaよりも遅い場合には、制御部100は、テールゲート40のラッチを解錠するよう、テールゲートモータ111を制御する(ST06)。
これによって、テールゲート用ラッチ装置41は、テールゲート用ストライカ31への係止が解かれ、テールゲート40が開放される。
即ち、テールゲートハンドル43が開操作され、サブドア60が閉じられており、車速が所定の速さよりも遅い場合に、テールゲート40が開く。
ST02においてテールゲートハンドル43が操作されない場合、ST03においてサブドア60が開いている場合、又は、ST05において車速vが基準速さva以上の場合には、そのまま終了する。即ち、これらの場合には、テールゲート40の開放が禁止され、テールゲート40は開かない。これにより、テールゲート40を開放する場合に、同時にサブドア60が開放されることが防止される。ドアの操作を正確に行うことができる車両10といえる。
加えて、制御部100は、サブドア60がハーフラッチ状態の場合には、サブドア60が閉じていると判断する。サブドア60は、テールゲート40が開くときに、自重によって閉まる側に力が加わる。閉鎖状態と見なしてテールゲート40の開放を許可することにより、テールゲート40の開放可能な条件を広げることができ、操作性が向上する。
さらに、テールゲート40には、電気解錠式のテールゲート用ラッチ装置41が設けられている。電気解錠式のラッチの電動機の作動を禁止する制御によって、簡単にテールゲート40の解錠を禁止できる。構成が簡略化できコストが削減できる。
図3、図4及び図6に基づいて、サブドア60が開かれる場合について説明する。制御部100は、まず、サブドアスイッチ102からの検出信号に基づいて、サブドア60が閉じているかについて判断する(ST11)。
サブドア60が閉じていない場合、即ち、サブドア60が開いている場合には、制御部100は、カーテシランプ114が消灯しているかについて判断する(ST12)。カーテシランプ114が消灯している場合には、カーテシランプ114を点灯させて(ST13)終了し、カーテシランプ114が点灯している場合には、そのまま終了する。
ST11において、サブドア60が閉じている場合には、制御部100は、車内側又は車外側サブドアオープンスイッチ105,106からの検出信号に基づき、サブドア60が開操作されたかを判断する(ST14)。
車内側又は車外側サブドアオープンスイッチ105,106が操作された場合には、制御部100は、チャイルドスイッチ103からの検出信号に基づいてチャイルドスイッチ103がオフにされているかを判断する(ST15)。
チャイルドスイッチ103がオフの場合には、テールゲートスイッチ101からの検出信号に基づき、制御部100は、テールゲート40が閉じられているかを判断する(ST16)。テールゲート40が閉じられている場合には、制御部100は、車速センサ109により車速vを計測し(ST17)、車速vが基準速さvbよりも遅いかを判断する(ST18)。
車速vが基準速さvbよりも遅い場合には、制御部100は、リヤワイパー90が停止しているかをリヤワイパースイッチ107からの検出信号に基づいて判断する(ST19)。リヤワイパー90が停止している場合には、制御部100は、サブドア60のラッチを解錠するよう、サブドアモータ112を制御する(ST20)。
これによって、サブドア用ラッチ装置61は、サブドア用ストライカ51への係止が解かれ、サブドア60が開放される。制御部100は、カーテシランプ114を点灯させ(ST21)、終了する。
即ち、サブドア用アウタハンドル63又はサブドア用インナハンドルが操作され、チャイルドスイッチ103がオフにされており、テールゲート40が閉じられており、車速が所定の速さよりも遅く、且つ、リヤワイパー90が停止している場合に、サブドア60が開く。
ST14においてサブドア用アウタハンドル63、又は、サブドア用インナハンドルが操作されない場合、ST15においてチャイルドスイッチ103がオンになっている場合、ST16においてテールゲート40が開いている場合、又は、ST18において車速vが基準速さvb以上の場合には、そのまま終了する。即ち、これらの場合には、サブドア60の開放が禁止され、サブドア60は開かない。
ST19においてリヤワイパー90が停止していない場合、即ち、リヤワイパー90が作動している場合には、制御部100は、リヤワイパー90のブレード93を停止位置まで移動させるようリヤワイパーモータ113を制御する(ST22)。
リヤワイパー90のブレード93が停止位置まで移動したら、制御部100は、リヤワイパーモータ113を停止させるよう制御し、リヤワイパー90を停止させ(ST23)、終了する。ブレード93が、停止位置に位置していることについては、リヤワイパー位置センサ108からの検出信号によって判断する。
なお、ST23から終了した場合、ST11〜ST18が全て満たされているため、リヤワイパー90の停止後に、サブドア用アウタハンドル63、又は、サブドア用インナハンドルを操作することにより、制御部100は、サブドア60のラッチを解錠するよう、サブドアモータ112を制御する(ST20)。この場合、リヤワイパー90のオフ操作をすることなく、リヤワイパー90を停止させると共に、サブドア60を開放することができる。
上述の通り、制御部100は、テールゲート40が開いていると判断した場合に、サブドア60の開放を禁止するよう、サブドア用ラッチ装置61を制御する。これにより、サブドア60を開放する場合に、同時にテールゲート40が開放されることが防止される。ドアの操作を正確に行うことができる車両10といえる。
さらに、サブドア60には、電気解錠式のサブドア用ラッチ装置61が設けられている。電気解錠式のラッチの電動機の作動を禁止する制御によって、簡単にサブドア60の解錠を禁止できる。構成が簡略化できコストが削減できる。
制御部100は、テールゲート40がハーフラッチ状態の場合には、テールゲート40が開いていると判断する。サブドア60を開操作する際に、テールゲート40にも開方向に力が加わる。ハーフラッチ状態を開放状態と判断し、サブドア60の開放を禁止することにより、テールゲート40が開放することを確実に防止する。
図7及び図8において、車両10の作用を説明する。
図7に示されるように、大きな荷物BCを車両10に積み込む場合には、テールゲート40を上方にスイングさせる。後部開口30が車両10の後面全体に開口しているので、容易に大きな荷物BCを積み込むことができる。
図8に示されるように、サブドア開口50は、テールゲート40の車幅方向の一部であって、高さ方向の略全範囲に亘って開口している。サブドア開口50を用いることにより、車両10の後部から人が乗降することができる。
特に、サブドア60の車内側の面には、サブドア用ラッチ装置(図3、符号61)を解除可能なサブドア用インナハンドル64(サブドア解錠手段64)が設けられている。サブドア用インナハンドル64は、サブドア60の開放端側に配置されている。サブドア用インナハンドル64が設けられていることにより、車内側からの操作によって、サブドア60を開閉することができ、車体25後部から乗員が降車することができる。即ち、車内側からも乗員が乗降することができることにより、乗降性が高まる。
加えて、小さな荷物SCを車両10に積み込む場合には、サブドア60を水平方向にスイングさせる。サブドア60は、サブドア開口50の車幅方向の端部側の側縁(図3、符号50c)から開き始める。サブドア60は、テールゲート40の一部であるため、テールゲート40よりも軽い。テールゲート40よりも軽いので、開閉操作が容易であり、操作性に優れる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図9には、実施例2による車両に搭載される機械式のラッチ装置が示されている。即ち、実施例2による車両は、実施例1による車両に対して、ラッチ装置が変更されている。その他の構成については実施例1と同じであり、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
テールゲート用ラッチ装置41Aには、機械式のラッチ装置が採用されている。テールゲート用ラッチ装置41Aは、テールゲートハンドル43に一端が連結されているテールゲート用ワイヤ121(連結部材121)と、このテールゲート用ワイヤ121の他端が連結されテールゲート用ワイヤ121が引かれることにより回転するテールゲート側回転子122と、このテールゲート側回転子122に接触可能に設けられテールゲート側回転子122の回転する力を伝達可能なテールゲート側伝達部材123と、このテールゲート側伝達部材123に接触しテールゲート側伝達部材123によって回転されるテールゲート用ラッチ124と、テールゲート側伝達部材123をテールゲート側回転子122に接触可能な位置から接触不能な位置まで移動させることができるテールゲート側ロック装置125とからなる。
テールゲート側ロック装置125は、制御部100によって制御されるテールゲート側ロックモータ126と、このテールゲート側ロックモータ126に一端が固定され他端がテールゲート側伝達部材123に連結されているテールゲート側ロッド127とからなる。テールゲート側ロックモータ126が作動することにより、テールゲート側ロッド127はスイングする。
図の実線によって示されている、テールゲート用ワイヤ121とテールゲート用ラッチ124との連結状態(アンロック状態)において、テールゲートハンドル43を引き操作すると、テールゲートハンドル43のスイング動作によってテールゲート用ワイヤ121が引かれる。これにより、テールゲート側回転子122が矢印(1)及び(2)によって示されるように回転する。すると、テールゲート側回転子122に接触しているテールゲート側伝達部材123は、矢印(3)によって示されるように、テールゲート用ラッチ124を押すようにして直線的に移動する。矢印(4)及び(5)によって示されるように、テールゲート側伝達部材123によって押され、回転したテールゲート用ラッチ124は、テールゲート用ストライカ31への係止状態が解かれる。
一方、一部が想像線によって示されている、テールゲート用ワイヤ121とテールゲート用ラッチ124との連結解除状態(ロック状態)において、テールゲート側伝達部材123は、テールゲート側ロック装置125によってテールゲート側回転子122に接触不能な位置に移動させられている。このため、テールゲートハンドル43を引き操作し、テールゲート側回転子122が回転しても、テールゲート側回転子122がテールゲート側伝達部材123に接触しないため、テールゲート側回転子122は空回りをする。即ち、テールゲートハンドル43を操作しても、テールゲート41を開放することができない。
サブドア用ラッチ装置61Aについても同様である。即ち、サブドア用ラッチ装置61Aには、機械式のラッチ装置が採用されている。サブドア用ラッチ装置61Aは、サブドア用アウタハンドル63又はサブドア用インナハンドル64に一端が連結されているサブドア用ワイヤ131(連結部材131)と、このサブドア用ワイヤ131の他端が連結されサブドア用ワイヤ131が引かれることにより回転するサブドア側回転子132と、このサブドア側回転子132に接触可能に設けられサブドア側回転子132の回転する力を伝達可能なサブドア側伝達部材133と、このサブドア側伝達部材133に接触しサブドア側伝達部材133によって回転されるサブドア用ラッチ134と、サブドア側伝達部材133をサブドア側回転子132に接触可能な位置から接触不能な位置まで移動させることができるサブドア側ロック装置135とからなる。
サブドア側ロック装置135は、制御部100によって制御されるサブドア側ロックモータ136と、このサブドア側ロックモータ136に一端が固定され他端がサブドア側伝達部材133に連結されているサブドア側ロッド137とからなる。作用については、テールゲート用ラッチ装置41Aの説明と同様であり、説明を省略する。
制御部100は、テールゲート40又はサブドア60の一方が解錠されている場合には、テールゲート40又はサブドア60の他方をロックするようロック装置125,135を制御する。ロック装置125,135を作動させることにより、テールゲート40又はサブドア60の他方の作動を禁止することができる。
ハンドル43,63,64から操作力を解除する為にもともと必要とされるロック装置125,135をロック側に作動させることにより、新たな機構(装置)を追加することなく、テールゲート40又はサブドア60の他方の作動を禁止することができるので、コストアップを防止できる。
尚、実施例において、右ハンドルのワゴン車を例に説明したが、本発明は、左ハンドルのワゴン車や、バス等のワゴン車以外の車両にも適用可能である。即ち、実施例は、本発明の一例に過ぎず、作用・効果を奏する限りにおいて、本発明はこれらの形式のものに限られるものではない。
さらに、サブドア60がフルラッチの場合のみ、サブドア60が閉じていると判断する設定とすることもできる。
本発明のテールゲート付き車両は、ワゴン車に好適である。
10…テールゲート付き車両
25…車体
30…後部開口
40…テールゲート
41…(電気解錠式の)テールゲート用ラッチ装置
41A…(機械式の)テールゲート用ラッチ装置
43…テールゲートハンドル(開操作をするためのハンドル)
50…サブドア開口
60…サブドア
61…(電気解錠式の)サブドア用ラッチ装置
61A…(機械式の)サブドア用ラッチ装置
63…サブドア用アウタハンドル(開操作をするためのハンドル)
64…サブドア用インナハンドル(開操作をするためのハンドル)
100…制御部
121…テールゲート用ワイヤ(連結部材)
125…テールゲート側ロック装置(ロック装置)
135…サブドア側ロック装置(ロック装置)

Claims (6)

  1. 車体の後面に後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能なテールゲートが設けられ、このテールゲートの幅方向の一部にサブドア開口が形成され、このサブドア開口を開閉可能なサブドアが設けられているテールゲート付き車両であって、
    前記車体と前記テールゲートを係合させるテールゲート用ラッチ装置と、
    前記車体と前記サブドアを係合させるサブドア用ラッチ装置と、
    これらのテールゲート用ラッチ装置及びサブドア用ラッチ装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記サブドアが開いていると判断した場合に、前記テールゲートが開くことを禁止するよう、前記テールゲート用ラッチ装置を制御することを特徴とするテールゲート付き車両。
  2. 車体の後面に後部開口が形成され、この後部開口を開閉可能なテールゲートが設けられ、このテールゲートの幅方向の一部にサブドア開口が形成され、このサブドア開口を開閉可能なサブドアが設けられているテールゲート付き車両であって、
    前記車体と前記テールゲートを係合させるテールゲート用ラッチ装置と、
    前記車体と前記サブドアを係合させるサブドア用ラッチ装置と、
    これらのテールゲート用ラッチ装置及びサブドア用ラッチ装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記テールゲートが開いていると判断した場合に、前記サブドアが開くことを禁止するよう、前記サブドア用ラッチ装置を制御することを特徴とするテールゲート付き車両。
  3. 前記テールゲート用ラッチ装置及び前記サブドア用ラッチ装置には、それぞれ電気解錠式のラッチ装置が採用されている請求項1又は請求項2記載のテールゲート付き車両。
  4. 前記テールゲート用ラッチ装置及び前記サブドア用ラッチ装置の少なくとも一方は、機械式のラッチ装置であり、
    前記一方のラッチ装置のラッチに、連結部材を介して、開操作をするためのハンドルが連結され、
    前記ラッチ装置は、前記連結部材と前記ラッチとの連結を解除可能なロック装置をそれぞれ備え、
    前記ロック装置は、前記制御部によって、ロックおよびアンロックのどちらかの状態に制御され、
    前記制御部は、前記テールゲート又は前記サブドアの他方が開いている場合には、前記テールゲート又は前記サブドアの一方をロックする請求項1又は請求項2記載のテールゲート付き車両。
  5. 前記制御部は、前記サブドアがハーフラッチ状態の場合には、前記サブドアが閉じていると判断する請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のテールゲート付き車両。
  6. 前記制御部は、前記テールゲートがハーフラッチ状態の場合には、前記テールゲートが開いていると判断する請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のテールゲート付き車両。
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