JP5217306B2 - 車両用ロック装置 - Google Patents

車両用ロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5217306B2
JP5217306B2 JP2007229137A JP2007229137A JP5217306B2 JP 5217306 B2 JP5217306 B2 JP 5217306B2 JP 2007229137 A JP2007229137 A JP 2007229137A JP 2007229137 A JP2007229137 A JP 2007229137A JP 5217306 B2 JP5217306 B2 JP 5217306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle seat
dragger
vehicle
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007229137A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009061814A (ja
Inventor
高広 菅
和睦 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2007229137A priority Critical patent/JP5217306B2/ja
Priority to US12/519,761 priority patent/US8291734B2/en
Priority to PCT/JP2008/060527 priority patent/WO2008150008A1/ja
Publication of JP2009061814A publication Critical patent/JP2009061814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217306B2 publication Critical patent/JP5217306B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両用ロック装置にかかり、特に、バックドアやトランク等に用いられる電動式のロック機構を利用した格納式車両用シートのロック装置に関する。
バックドアやトランクなどの電動式のロック装置では、バックドアやトランクフード等が閉じられてロック装置にストライカが挿入されると、モータを作動させてストライカを引き込んでロックするものが提案されている。このようなロック装置では、解除スイッチ等によってロック解除を指示すると、モータを作動させてロック解除動作を行うことによってストライカとのロックを解除する。そして、解除位置へ移動したところで、バネ等の付勢手段の付勢力を用いてストライカをロック装置から離間させるようになっている。
一方、ワゴン、バン、1ボックスカーなどの荷室を有する車両では、後部座席等の車両用シートを車体側方に跳ね上げて収納可能として、荷室のスペースを有効利用可能にしているものがある。例えば、特許文献1に記載の技術では、車両側方へ車両用シートの起倒動作を電動で行う折りたたみ式シートの跳ね上げ機構が提案されており、電動で車両用シートを車両側方へ跳ね上げて格納するので、作業者の負担なく、シート格納や展開動作を容易に行うことができる。
実用新案登録第2539420号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、車両用シートを車両側方へ格納して格納状態とした場合の固定について記載されておらず、走行中の振動等を考えると車両用シートを格納した場合に固定する手段を設けた方が好ましい。
そこで、車両用シートを格納状態を維持するために、上述のバックドアやトランク等に用いる電動式のロック装置を適用することが考えられる。
しかしながら、バックドアやトランクなどでは、ロック解除した際にストライカがロック装置内に残った状態となると、ロック装置が再び作動してストライカを引き込む動作を開始してしまうため、ロック解除した際にストライカを離間させる必要がある。これを防止するために、バックドアやトランクでは、ロック解除した際にストライカを離間させるためのバネ等の付勢手段が設けられており、付勢手段によってロック装置からストライカを離間させるようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術のような格納式の車両用シートを格納状態を維持するためにロック装置を適用した場合には、車室内であるためバネ等の付勢手段を設けると意匠的に好ましくない。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、ロック動作を適切に行うことができる車両用ロック装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、乗員が着座可能な着座状態と、車体の所定位置に格納した格納状態と、に状態変更可能な車両用シートまたは車体の何れか一方に設けられ、前記車両用シートが前記格納状態の場合に、前記車両用シートまたは車体の何れか他方に設けられた連結部材をロックして、前記車両用シートを車体に連結する連結手段と、前記連結手段への前記連結部材への進入を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記連結手段への前記連結部材の進入が検知された場合に、前記連結部材をロックするように前記連結手段を制御する制御手段と、前記連結手段による前記連結部材のロックを解除した場合に、前記連結手段から前記連結部材が離間したことを推定する推定手段と、前記推定手段によって前記連結手段から前記連結部材が離間したと推定された場合に、前記連結部材をロック可能な初期状態となるように前記連結手段を制御する初期状態制御手段と、を備え、前記推定手段が、前記車両用シートを移動して前記状態変更を行う移動手段の移動量を検出する検出手段を含み、前記連結手段から前記連結部材が離間するために必要な所定量以上の前記移動量が前記検出手段によって検出された場合に、前記連結手段から前記連結部材が離間したと推定することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、連結手段では、着座状態と格納状態とに状態変更可能な車両用シートまたは車体の何れか一方に設けられ、車両用シートが格納状態の場合に、車両用シートまたは車体の他方に設けられた連結部材をロックする。すなわち、連結部材が連結手段によってロックされることによって、車両用シートを車体に固定することができる。なお、連結手段は、連結部材が車両用シートに設けられる場合には車体に設けられ、連結部材が車体に設けられる場合には車両用シートに設けられる。
検知手段では、連結手段への連結部材の進入が検知される。検知手段は、例えば、リミットスイッチや光学式の各種スイッチ等を適用することができる。
そして、制御手段では、検知手段によって連結手段への連結部材の進入が検知された場合に、連結部材をロックするように連結手段が制御される。
一方、推定手段では、連結手段による連結部材のロックを解除した場合に、連結手段から連結部材が離間したことが推定される。推定手段は、車両用シートを移動して状態変更を行う移動手段の移動量を検出する検出手段を含み、連結手段から連結部材が離間するために必要な所定量以上の移動量が検出手段によって検出された場合に、連結手段から連結部材が離間したと推定する
そして、初期位置制御手段では、推定手段によって連結手段から連結部材が離間したと推定された場合に、連結部材をロック可能な初期状態となるように連結手段が制御される。すなわち、連結手段から連結部材が離間したことが推定されてからロック可能な初期状態となるように制御されるので、連結手段が初期状態に戻って再び連結部材をロックしてしまうことを防止することができる。従って、ロック動作を適切に行うことができる。
なお、車両用シートは、請求項に記載の発明のように、シートバックをシートクッションに重なる位置まで回動し、シートバックの回動する回動中心軸と垂直な方向に沿う一辺を回動中心としてシートクッションを回動することによって格納状態となるものを適用するようにしてもよい。
また、連結手段は、請求項に記載の発明のように、連結部材を引き込んでロックするようにしてもよい。
また、連結手段は、請求項4に記載の発明のように、連結部材をロックするためのロック部材を駆動する駆動手段を含み、駆動手段を駆動することによって車両用シートを車体に連結するようにしてもよい。この場合には、制御手段は、連結部材をロックするように駆動手段を制御し、初期状態制御手段は、初期状態となるように駆動手段を制御する。
以上説明したように本発明によれば、連結手段から連結部材が離間したことが推定されてから連結手段が初期状態となるように制御するので、連結手段が初期状態に戻って再び連結部材をロックしてしまうことを防止することができ、ロック動作を適切に行うことができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シートのロック装置が適用された格納式車両用シートの車両搭載状態を示す図である。
本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シート10は、車両後部等の座席(例えば、サードシート)として適用され、図1(A)のように展開されて着座可能な状態から、図1(C)に示すように、車体側方に収納可能とされている。
格納式車両用シート10の収納は、図1(B)に示すように、シートバック12がシートクッション14に重なる位置まで回動した後に、図1(C)に示すように、シートバック12の回動する回動中心軸と垂直な方向に沿う一辺を回動中心としてシートクッション14を回動して車体側方に収納される。
図2は、格納式車両用シート10の構成を示す平面図である。
格納式車両用シート10は、図2(A)〜(C)に示すように、シートバック12の下端部がリクライニング装置24を介してシートクッション14に連結され、シートバック12がシートクッション14と重なる位置まで回動して車両前方に倒れるようになっている。この時、ヘッドレスト16が同時に回動して車両前方に倒れ、シートバック12がシートクッション14に重なった状態で、ヘッドレスト16の車両前方への突出量を小さくしている。
リクライニング装置24は、シートバック12をシートクッション14に対する前傾方向に付勢する図示しない付勢手段(例えばゼンマイバネ等)と、シートバック12をシートクッション14に対する任意の傾斜角度で保持するロック機構とを備えており、ロック機構の解除状態でシートバック12に負荷がかかっていない場合に、付勢手段の付勢力によってシートバック12がシートクッション14側に倒れるようになっている。一方、ロック解除状態においてシートバック12に付勢手段の付勢力を越える後向きの力が作用されると、シートバック12がシートクッション14に対して後側に傾斜するようになっている。
また、格納式車両用シート10は、シートクッション14の車両前後方向に沿う一辺を中心に格納式車両用シート10を回動させてリフトアップするリフトアップユニット18が設けられており、該リフトアップユニット18によって、図1(C)及び図2(C)に示すように、格納式車両用シート10が車体側方にリフトアップされる。
シートクッション14のリフトアップユニット18とは反対側(車両中心側)には、フロアパネルに設けられたロックストライカ20と係合するフロアロック22が設けられており、フロアロック22とロックストライカ20が係合して格納式車両用シート10とフロアパネルが固定される。
また、格納式車両用シート10は、リフトアップユニット18によって車体側方にリフトアップされると、シートバック12の背面に設けられたストライカ46と、車体側方に設けられたドラッガユニット60が連結するようになっており、ドラッガユニット60によって格納式車両用シート10が収納された状態で固定される。
ドラッガユニット60は、例えば、公知のトランククローザやバックドアクローザ等の機構を用いることができる。ドラッガユニット60は、図3に示すように、車体に固定された支持ブラケット64を備えており、支持ブラケット64には車幅方向内向きに開口する切欠部64Aが形成されている。切欠部64Aは、ストライカ46の被ラッチ部46Aが車幅方向に沿って後退可能とされている。
支持ブラケット64には、ロック部材としてラッチ66が支軸66A廻りに回動自在に支持されている。ラッチ66には、支軸66A廻りに揺動しつつ切欠部64A内を変位する被ラッチ部46Aの進退を可能とする切欠部66Bが形成されている。また、支持ブラケット64には、ドラッガモータ62の回転をラッチ66の揺動に変換して伝達するクランク機構68が支持されている。これにより、ドラッガユニット60では、ドラッガモータ62の回転軸62Aが一方向(図3に示す矢印D方向)に回転することで、ラッチ66が往復揺動し、切欠部66Bと切欠部64Aとの重なり位置を該切欠部64Aの長手方向に変位させる構成とされている。
すなわち、ドラッガユニット60は、ストライカ46の被ラッチ部46Aを切欠部64A、66Bの双方に入り込ませることで、切欠部64Aに対する被ラッチ部46Aの抜き出しを阻止して格納式車両用シート10を車体に保持するようになっている。より具体的には、ドラッガユニット60は、図4(A)に示すように、ストライカ46の被ラッチ部46Aがラッチ66によるラッチ可能位置に位置する状態でドラッガモータ62の回転軸62Aを矢印D方向に回転駆動すると、ラッチ66が矢印E方向に回動しつつ図4(B)に示すように、切欠部66B内に入り込んだ被ラッチ部46Aを切欠部64Aの奥側に引き入れる。
図4(B)に示すように、ハーフラッチ位置からラッチ66がさらに矢印E方向に回動すると、図4(C)に示すように、切欠部64Aに略直交するフルラッチ位置となり、このフルラッチ位置からラッチ66がさらに矢印E方向に回動すると、図4(D)に示すように、被ラッチ部46Aが切欠部64Aの最深部近傍に位置する最大引き込み位置となる。この最大引き込み位置となった場合にラッチ66は、ドラッガモータ62の矢印D方向の回転によって矢印E方向とは逆向きの矢印F方向に回動するようになっており、該矢印F方向へのラッチ66の僅かな回動によって、最大引き込み位置から被ラッチ部46Aを切欠部64Aの開口側に若干戻した図4(E)に示す位置が、引き込み動作完了位置とされている。
また、ドラッガユニット60は、ラッチ66が引き込み動作完了位置の状態からドラッガモータ62の回転軸62Aを矢印D方向に回動することで、矢印F方向に回動するラッチ66によって図4(F)及び図4(G)に示すように、被ラッチ部46Aを切欠部64A開口側から押し出す(リリースする)ようになっており、図4(H)に示すように、被ラッチ部46Aがラッチ66の切欠部66Bから開放可能となる。そして、リフトアップユニット18の作動によって被ラッチ部46Aがラッチ66の切欠部66Bから離間すると、ドラッガモータ62の回転軸62Aを矢印D方向にわずかに回転して、図4(A)に示す被ラッチ部46Aのラッチ待機位置(初期位置)に復帰するようになっている。
図5は、ドラッガモータ62の回転位置を検出する部分を説明するための図である。
ドラッガモータ62の回転軸62Aには、図5(A)に示すように、ドラッガモータ62の回転位置を検出可能な形状とされた接点形状30を有するプリント基板32が設けられており、ドラッガモータ62の回転軸62Aの回転に伴ってプリント基板32も回転するようになっている。
プリント基板30に対向する位置には、3つの接点E、OPN、CLSが設けられており、接点Eは常にプリント基板32の接点形状30に接して接地され、設定OPNと接点CLSがプリント基板32の接点形状30に応じてオンオフするようになっており、接点OPN、CLSのオンオフ状態からドラッガモータ62の回転位置、すなわち、ロック状態を検出することが可能とされている。
また、ドラッガユニット60には、切欠部66Bへのストライカ46の進入を検出するためのCTYスイッチ34が設けられている。CTYスイッチ34は、ラッチ66の揺動に応じてオンオフするようになっており、ストライカ46が切欠部66Bへ進入してラッチ66が揺動することによってCTYスイッチ34がオフされる。これによってストライカ46の進入を検出することができる。なお、本実施の形態では、機械式のリミットスイッチ等を適用するがこれに限るものではなく、光学式等各種のスイッチを適用することが可能である。
各端子のオンオフは、本実施の形態では、図5(B)に示すように、ドラッガモータ62の回転に伴うドラッガユニット60の状態(初期位置、クローズスタート位置、クローズ完了位置、オープンスタート位置、オープン完了位置)に応じてオンオフが行われるようになっている。
図6は、本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シート10の制御系の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シート10は、シート格納ECU40によって格納式車両用シート10の格納位置への移動や展開位置(着座可能位置)への移動が制御される。
シート格納ECU40には、格納式車両用シート10の格納や展開の指示を行うためのスイッチ42が接続されており、該スイッチ42を乗員が操作することによって、格納式車両用シート10の格納や展開動作が制御される。例えば、スイッチ42は、リクライニング装置24のロック機構の解除指示、格納指示、展開指示等の操作を可能としてもよいまた、スイッチ42には、ランプ等のインジケータが設けて、シート格納ECU40から出力されるスイッチインジケータ信号によって点灯や点滅するようにしてもよい。
また、シート格納ECU40には、メータインジケータ44が接続されており、格納式車両用シート10の動作中や動作異常等をランプ等のメータインジケータ44によって乗員に報知するようになっている。
さらに、シート格納ECU40には、シートバック12をシートクッション14に重なる位置まで回動させるための上述したリクライニング装置24に設けられたロック機構を解除するバックラッチモータ48、フロアパネルに設けられたロックストライカ20とフロアロック22とを係合するフロアラッチモータ50、リフトアップユニット18に設けられてシートクッション14を車体側方へリフトアップする格納モータ52、及びストライカ46とドラッガユニット60を連結するドラッガモータ62が接続されている。
本実施の形態では、シート格納ECU40がスイッチ42の指示に応じて、バックラッチモータ48を駆動することで、シートバック12のシートクッション14側への回動を規制するロック機構が解除されて、シートバック12がスプリング等の付勢手段の反力によってシートクッション14に重畳する方向に回動して倒れるようになっている。また、この時、ワイヤー等を用いてヘッドレスト16のロックも同時に解除されて、ヘッドレスト16が車両前方に回動して倒れるようになっている。
そして、ヘッドレスト16が倒れると共に、シートバック12が倒れた状態で、シート格納ECU40が格納モータ52を駆動することで、格納式車両用シート10が車体側方にリフトアップされ、車体側方に格納式車両用シート10が格納される位置となったところで、ドラッガモータ62を駆動することによって、格納式車両用シート10のシートバック12背面のストライカ46とドラッガユニット60を連結してロックする。
また、この一連の各動作を検出するためにシート格納ECU40には、リクライニングポジションスイッチ54、フロアロックスイッチ56、CTYスイッチ34、OPNスイッチ(端子OPNとグランド端子E)36、CLSスイッチ(端子CLSとグランド端子E)38、ホールIC58、及びブザー70が接続されている。
リクライニングポジションスイッチ54は、シートバック12とシートクッション14の回動部分に設けられており、シートバック12とシートクッション14の角度を検出し、検出結果をシート格納ECU40に出力する。
フロアロックスイッチ56は、フロアロック22内に設けられており、フロアパネルに設けられたロックストライカ20とフロアロック22との係合を検出して、検出結果をシート格納ECU40に出力する。
CTYスイッチ34は、切欠部66Bへのストライカ46の進入を検出し、検出結果をシート格納ECU40に出力する。
OPNスイッチ36及びCLSスイッチ38は、ドラッガモータ62の回転位置、すなわち、ロック状態を検出し、検出結果をシート格納ECU40に出力する。
ホールIC58は、格納モータ52の回転を検出し、検出パルスをシート格納ECU40に出力する。
ブザー70は、シート格納ECU40の指示によって、格納式車両用シート10の格納動作や展開動作時に警告音を発生する。
ここで、シート格納ECU40の制御による格納式車両用シート10の動作について説明する。
まず乗員のスイッチ42操作によって、格納式車両用シート10の格納が指示された場合には、シート格納ECU40は、スイッチ42の格納信号を受けてバックラッチモータ48を制御し、リクライニング装置24のロック機構を解除する。これによってシートバック12が付勢手段の付勢力によってシートクッション14側に倒れる。
シートバック12がシートクッション14側に倒れると、その状態がリクライニングポジションスイッチ54によって検出されてシート格納ECU40に検出結果が出力される。シート格納ECU40では、リクライニングポジションスイッチ54の検出結果を受けて、フロアラッチモータ50を駆動する。これによってロックストライカ20とフロアロック22の係合が解除される。
ロックストライカ20とフロアロック22の係合が解除されると、その状態がフロアロックスイッチ56によって検出されてシート格納ECU40に検出結果が出力される。シート格納ECU40では、フロアロックスイッチ56の検出結果を受けて、ブザー70から警告音を発生すると共に格納モータ52を駆動する。これによって格納式車両用シート10が車体側方にリフトアップされる。
格納式車両用シート10が車体側方にリフトアップされると、シートバック12背面のストライカ46がドラッガユニット60の切欠部64Aに挿入され、CTYスイッチ34がオフされて当該オフ信号がシート格納ECU40に出力される。シート格納ECU40では、CTYスイッチ34のオフ信号を受けて、ドラッガモータ62を駆動し、CLSスイッチ38がオンしたところでドラッガモータ62を停止する。これによってドラッガユニット60がロックされる。
一方、乗員のスイッチ42操作によって、格納式車両用シート10の展開が指示された場合には、シート格納ECU40は、スイッチ42の展開信号を受けてドラッガモータ62を駆動し、OPNスイッチ36がオンしたところでドラッガモータ62を停止する。これによってドラッガユニット60のロックが解除される。
ドラッガユニット60のロックが解除されると、シート格納ECU40は、ブザー70を発音すると共に、格納モータ52を駆動する。これによって格納式車両用シート10が車体側方から着座位置にリフトダウンされ、ロックストライカ20とフロアロック22が係合されて、フロアロックスイッチ56がオンされる。ここで、シートバック12を乗員が起こすことによって、着座可能状態になる。
また、格納モータ52が駆動されて、ホールIC58によって所定パルス数が検出された場合に、シート格納ECU40は、ドラッガモータ62を駆動して、ドラッガモータ62を初期位置に移動する。
ところで、本実施の形態のドラッガユニット60は、トランクやバックドア等に用いるものを適用しているので、CTYスイッチ34がオフされると、ロック動作が開始されてしまい、例えば、異物を挿入してCTYスイッチ34がオフされると、ドラッガモータ62が作動して異物を引き込んでしまう。
そこで、本実施の形態では、格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを検出してから、ドラッガモータ62を駆動するようになっている。すなわち、格納式車両用シート10を格納しようとしていない場合には、ドラッガモータ62の駆動が禁止されるようになっている。
格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かの検出は、本実施の形態では、フロアロックスイッチ56がオフされたか否かを検出することによって、格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを検出するようにしている。すなわち、スイッチ42によって格納式車両用シート10の格納が指示された場合には、ドラッガユニット60を作動させるまでの動作に、フロアロックスイッチ56がオフされるので、これによって格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを判断することができる。なお、本実施の形態では、格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かの検出をフロアロックスイッチ56によって行うが、これに限るものではなく、例えば、シートクッションに着座センサ等を設けて乗員の着座を検出している場合には、格納式車両用シート10を格納しようとしていないと判断することができる。あるいは、その他の各種センサ等を用いて格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを検出するようにしてもよい。
また、本実施の形態のドラッガユニット60は、上述したように、ストライカ46の被ラッチ部46Aがラッチ66の切欠部66Bから開放可能な状態となり、ストライカ46がドラッガユニット60から離間すると、初期位置に復帰するが、この時、ストライカ46がドラッガユニット60から離間していないと、ドラッガモータ62が駆動されて初期位置に移動された後に、CTYスイッチ34がオフされて、再びロック動作が開始されてしまう。そこで、本実施の形態では、ストライカ46のドラッガユニット60からの離間を推定してからドラッガモータ62を駆動してドラッガユニット60を初期位置に復帰させるようになっている。
ストライカ46のドラッガユニット60からの離間の推定は、詳細には、格納モータ62が駆動されてストライカ46がドラッガユニット60から離間したか否かを格納モータ52の回転を検出するホールIC58からのパルス数をカウントすることによって推定する。本実施の形態では、予め定めた数(ストライカ46からドラッガユニット60から離間するために必要なパルス数)のパルスをホールIC58が検出した場合に、ストライカ46がドラッガユニット60から離間したと判断する。なお、本実施の形態では、ホールIC58によって格納モータ52のパルス数を検出することによって、ストライカ46のドラッガユニット60からの離間を推定するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、ストライカ46がドラッガユニット60から離間するために必要な時間を検出することによって、ストライカ46のドラッガユニット60からの離間を推定するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シート10のシート格納ECU40で行われる処理について説明する。図7、8は、本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シート10のシート格納ECU40で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートであり、図7は格納式車両用シート10の展開及び格納に関する処理であり、図8はドラッガユニット60に関する処理である。なお、図7に示すフローチャートはスイッチ42が操作された場合に開始し、図8に示すフローチャートは、車両に搭載されたバッテリの電源が接続された場合に開始するものとして説明する。
まず、ステップ80では、格納式車両用シート10の展開が指示されたか否か判定される。該判定は、スイッチ42が操作されて格納式車両用シートの展開が指示されたか否かを判定し、肯定された場合にはステップ82へ移行し、否定された場合には格納式車両用シート10の格納が指示されたものとしてステップ92へ移行する。
ステップ82では、ドラッガユニット60のロックが解除されたか否か判定され、該判定は、後述するドラッガユニット60に関する処理においてOPNスイッチ36がオンが検出されるまで待機してステップ84へ移行する。
ステップ84では、格納式車両用シート10を展開する方向に格納モータ52が作動されてステップ86へ移行する。なお、格納モータ52の作動に連動してブザー70が発音され、格納式車両用シート10の展開動作を乗員に報知する。
ステップ86では、スイッチ42がオフ(展開指示がキャンセル)されたか否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ88へ移行し、肯定された場合にはステップ90へ移行して格納モータ52が停止され、ブザー70を10秒間発音し途中で停止したことを報知(警告)すると共に処理を終了する。すなわち、本実施の形態では、スイッチ42が操作されている間だけ格納式車両用シート10の格納動作が行われるようになっているが、これに限るものではなく、スイッチ42によって展開が指示された場合には一連の展開動作を終了してから格納モータ52を停止するようにしてもよい。この場合には、物などの挟み込みを検出して格納モータ52を停止する機構を設けることが好ましい。
ステップ88では、格納式車両用シート10が展開位置まで回動したか否か判定される。該判定は、フロアロックスイッチ56がオンしたか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ86に戻り、肯定された場合にはステップ90へ移行して、ブザー70が発音され展開が終了したことを乗員へ報知すると共に格納モータ52が停止されて一連の処理を終了する。
一方、ステップ92では、フロアロック22が解除されたか否か判定される。該判定はフロアロックスイッチ56がオフした否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ94へ移行する。
ステップ94では、格納式車両用シート10を格納する方向に格納モータ52が作動されてステップ94へ移行する。なお、格納モータ52の作動に連動してブザー70が発音され、格納式車両用シート10の格納動作を乗員に報知する。
ステップ96では、スイッチ42がオフ(格納指示がキャンセル)されたか否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ98へ移行し、肯定された場合にはステップ90へ移行して格納モータ52が停止され、ブザー70を10秒間発音し途中で停止したことを報知すると共に処理を終了する。すなわち、本実施の形態では、スイッチ42が操作されている間だけ格納式車両用シート10の格納動作が行われるようになっているが、これに限るものではなく、スイッチ42によって格納が指示された場合には一連の格納動作を終了してから格納モータ52を停止するようにしてもよい。この場合には、物などの挟み込みを検出して格納モータ52を停止する機構を設けることが好ましい。
ステップ98では、格納式車両用シート10が格納位置まで回動したか否か判定される。該判定は、CTYスイッチ34がオフしたか否かを判定し、判定が否定された場合にはステップ96に戻り、肯定された場合にはステップ90へ移行して、ブザー70が発音され展開が終了したことを乗員へ報知すると共に格納モータ52が停止されて一連の処理を終了する。
一方、ドラッガユニット60では、まず、ステップ100において、ドラッガモータ62の初期化処理が行われる。ドラッガモータ62の初期化処理は、例えば、ドラッガモータ62を逆回転させて各スイッチ42のオンオフ状態から初期位置(図4(A))を検出して停止する。なお、本実施の形態では、ドラッガモータ62を逆回転させて初期化処理を行うが正転させて初期化処理を行うよにしてもよい。
次にステップ102では、CTYスイッチ34がオフされたか否かシート格納ECU40によって判定される。すなわち、ストライカ46がドラッガユニット60に挿入されてCTYスイッチ34がオフされたか否か判定され、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合にはステップ118へ移行する。
ステップ104では、フロアロックスイッチ56がオフか否かシート格納ECU40によって判定される。すなわち、格納式車両用シート10を格納しようとしているか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ106へ移行し、肯定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ106では、所定時間経過したか否かシート格納ECU40によって判定され、該判定が否定された場合にはステップ104に戻り、肯定された場合にはステップ108へ移行する。
ステップ108では、メータインジケータ44の警告灯がシート格納ECU40の制御によって点灯されてステップ110へ移行する。すなわち、CTYスイッチ34がオフされ、フロアロックスイッチ56がオンの場合には、ドラッガユニット60に異物が入り込んだ可能性があるため、メータインジケータ44によって乗員に警告される。
そして、ステップ110では、復帰されたか否かシート格納ECU40によって判定される。該判定は、予め定められた復帰処理が行われたか否かをシート格納ECU40が判定し、該判定が肯定されるまで待機して肯定されたところでステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。すなわち、CTYスイッチ34がオフされても、格納式車両用シート10を格納しようとしてない場合には、ドラッガモータ62の動作が禁止されるので、ドラッガユニット60の異物引き込みを防止することができ、万が一乗員の指によってCTYスイッチ34がオフされてもドラッガモータ62の動作が禁止されるので、乗員の指を引き込んでしまうようなことがなくなる。
一方、ステップ112では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって作動されてステップ114へ移行する。
ステップ114では、ロック完了位置か否かシート格納ECU40によって判定される。該判定は、CLSスイッチ38がオンしたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ116へ移行する。
ステップ116では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって停止されてステップ118へ移行する。
ステップ118では、ロック解除指示があるか否かシート格納ECU40によって判定される。該判定は、乗員によってスイッチ42が操作されて展開動作が指示されたか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ102へ戻って上述の処理が繰り返され、肯定された場合にはステップ120へ移行する。
ステップ120では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって作動されてステップ122へ移行する。
ステップ122では、ロック解除完了したか否かシート格納ECU40によって判定される。該判定は、OPNスイッチ36がオンしたか否かを判定し、判定が肯定されるまで待機してステップ124へ移行する。
ステップ124では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって停止されてステップ126へ移行する。
ステップ126では、ドラッガユニット60からストライカ46が離間したか否か判定される。該判定は、スイッチ42が操作されて格納モータ18が駆動されて格納式車両用シート10がリフトダウンされたか否かを判定する。より具体的には、格納モータ52のホールIC58によって検出されるパルス数が所定パルス数(ストライカ46がドラッガユニット60から離間するために必要なパルス数)を検出したか否かを判定して、該判定が肯定されるまで待機してステップ128へ移行する。すなわち、格納モータ52が所定パルス数分駆動されたところで、ドラッガユニット60からストライカ46が離間するのでこれを判定する。なお、ステップ126の判定は、ホールIC58によって検出されて出力されるパルス数が所定数以上になったか否か、または予め定めた時間(ストライカ46がドラッガユニット60から離間するのに必要な時間)経過したか否かを判定するようにしてもよい。これによって、ホールIC58が壊れた場合でもストライカ46のドラッガユニット60からの離間を適切に推定することができる。また、予め定めた時間が経過したか否かのみを判定することによって、ドラッガユニット60からストライカ46が離間したか否かを判定するようにしてもよい。
ステップ128では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって作動されてステップ130へ移行する。このように、ステップ126でドラッガユニット60からストライカ46が離間したことを判定した後に、ドラッガモータ62の初期位置への作動を開始するので、ストライカ46がドラッガユニット60に挿入されたままの状態でドラッガモータ62が作動されて再びロック状態になってしまうことを防止することができる。
ステップ130では、ドラッガモータ62が初期位置になったか否かシート格納ECU40によって判定される。該判定は、OPNスイッチ36がオンしたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ132へ移行する。
ステップ132では、ドラッガモータ62がシート格納ECU40の制御によって停止されて、ステップ102に戻って上述の処理が繰り返される。
このように本実施の形態では、ドラッガユニット60に異物が挿入されてもフロアロックスイッチ56がオフではない場合には、格納式車両用シート10を格納しようとしていないと判断してドラッガモータ62の作動が禁止されるので、乗員が誤って指を挿入してCTYスイッチ34がオフとなってもドラッガモータ62が作動してドラッガユニット60に指を挟み込んでしまうことがなくなる。従って、異物によるドラッガユニット60の誤動作を確実に防止することができる。
また、本実施の形態では、ストライカ46がドラッガユニット60から離間したことをホールIC58のパルス数をカウントすることで推定してから、ドラッガユニット60のラッチ66が初期位置へ移動するようにドラッガモータ62を駆動するので、ストライカ46がドラッガユニット60に挿入されたままの状態(CTYスイッチ34がオフ)でドラッガモータ62が作動されて再びロック状態になってしまうことを防止することができる。従って、ロック動作を適切に行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、フロアロックスイッチ56のオンオフの状態によって格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを検出するようにしていたが、格納式車両用シートを格納しようとしているか否かの検出はこれに限るものではなく、例えば、着座センサ等を設けて、乗員が未着座状態か否かを検出することによって格納式車両用シートを格納しようとしているか否かを検出するようにしてもよいし、リクライニングポジションセンサ54によってシートバック12がシートクッション14に重なった状態か否かを検出することによって格納式車両用シートを格納しようとしているか否かを検出するようにしてもよい。着座センサを用いる場合には、ステップ104において、フロアロックスイッチ56がオフか否かを判定する代りに、着座センサによって乗員が未着座状態か否かを判定し、乗員が着座していない場合にステップ112へ移行するようにすればよいし、リクライニングポジションセンサ56を用いる場合には、同様に、ステップ104において、リクライニングポジションセンサ56によってシートバック12がシートクッション14に重なった状態か否かを判定し、シートバック12がシートクッション14に重なった状態の場合にステップ112へ移行するようにすればよい。
或いは、格納モータ18が駆動されて格納式車両用シート10が車体側方にリフトアップされたか否かをホールIC58の検出結果等から判定することによって、格納式車両用シート10を格納しようとしているか否かを検出するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、車体側方にリフトアップして格納式車両用シート10を格納するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、車両用シート10のシートバック12をシートクッション14側に倒した状態で、車幅方向に回動ヒンジを設けて格納式車両用シート10を格納するものに適用するようにしてもよいし、図9に示すように、上記の実施の形態と同様に、格納式車両用シート10を車体側方にリフトアップして(図9(A))、その後、格納式車両用シート10をモータ72または手動で図9(A)矢印X方向(車両後方または前方)にスライドして(図9(B))、ドラッガユニット60にロックするものに適用するようにしてもよい。図9に示す場合には、ストライカ46のドラッガユニット60からの離間の推定は、格納式車両用シート10のスライド移動距離をモータのパルス数やセンサ等によって検知することで推定することが可能である。
さらに、上記の実施の形態では、格納式車両用シート10のドラッガユニット60に本発明を適用した一例を説明したが、これに限るものではなく、例えば、図10に示すように、アクチュエータ74によってトランクリッド76を開閉する電動式のトランクに設けたロック装置48に本発明を適用するようにしてもよい。この場合には、ストライカ77のロック装置48からの離間の推定は、例えば、アクチュエータ74の移動等を検出することによって推定することができる。
本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シートのロック装置が適用された格納式車両用シートの車両搭載状態を示す斜視図である。 格納式車両用シートの構成を示す平面図である。 ドラッガユニットの構成を示す図である。 ドラッガユニットの動作を説明するための図である。 ドラッガモータの回転位置を検出する部分を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シートの制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シートのシート格納ECUで行われる車両用シートの展開及び格納に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる格納式車両用シートのシート格納ECUで行われるドラッガユニットに関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 格納式車両用シートのその他の構成を示す図である。 電動式のトランクの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 格納式車両用シート
12 シートバック
14 シートクッション
18 リフトアップユニット
34 CTYスイッチ
40 シート格納ECU
46、77 ストライカ
52 格納モータ
58 ホールIC
60 ドラッガユニット
62 ドラッガモータ
66 ラッチ
74 アクチュエータ
76 トランクリッド
78 車両用ロック装置

Claims (4)

  1. 乗員が着座可能な着座状態と、車体の所定位置に格納した格納状態と、に状態変更可能な車両用シートまたは車体の何れか一方に設けられ、前記車両用シートが前記格納状態の場合に、前記車両用シートまたは車体の何れか他方に設けられた連結部材をロックして、前記車両用シートを車体に連結する連結手段と、
    前記連結手段への前記連結部材への進入を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記連結手段への前記連結部材の進入が検知された場合に、前記連結部材をロックするように前記連結手段を制御する制御手段と、
    前記連結手段による前記連結部材のロックを解除した場合に、前記連結手段から前記連結部材が離間したことを推定する推定手段と、
    前記推定手段によって前記連結手段から前記連結部材が離間したと推定された場合に、前記連結部材をロック可能な初期状態となるように前記連結手段を制御する初期状態制御手段と、
    を備え、
    前記推定手段が、前記車両用シートを移動して前記状態変更を行う移動手段の移動量を検出する検出手段を含み、前記連結手段から前記連結部材が離間するために必要な所定量以上の前記移動量が前記検出手段によって検出された場合に、前記連結手段から前記連結部材が離間したと推定する車両用ロック装置。
  2. 前記車両用シートは、シートバックをシートクッションに重なる位置まで回動し、シートバックの回動する回動中心軸と垂直な方向に沿う一辺を回動中心としてシートクッションを回動することによって前記格納状態となることを特徴とする請求項1に記載の車両用ロック装置。
  3. 前記連結手段は、前記連結部材を引き込んでロックすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の格納式車両用シートのロック装置。
  4. 前記連結手段は、前記連結部材をロックするためのロック部材を駆動する駆動手段を含み、前記駆動手段を駆動することによって前記車両用シートを車体に連結し、前記制御手段は、前記連結部材をロックするように前記駆動手段を制御し、前記初期状態制御手段は、前記初期状態となるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用ロック装置。
JP2007229137A 2007-06-07 2007-09-04 車両用ロック装置 Active JP5217306B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007229137A JP5217306B2 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 車両用ロック装置
US12/519,761 US8291734B2 (en) 2007-06-07 2008-06-09 Vehicular lock device
PCT/JP2008/060527 WO2008150008A1 (ja) 2007-06-07 2008-06-09 車両用ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007229137A JP5217306B2 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 車両用ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009061814A JP2009061814A (ja) 2009-03-26
JP5217306B2 true JP5217306B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=40556842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007229137A Active JP5217306B2 (ja) 2007-06-07 2007-09-04 車両用ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217306B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5545047B2 (ja) * 2010-06-07 2014-07-09 トヨタ紡織株式会社 車両用シート

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0981028A (ja) * 1995-09-13 1997-03-28 Mitsubishi Materials Corp 点字表示装置
JPH09325280A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Nikon Corp 電動式顕微鏡
JP2005113371A (ja) * 2003-09-18 2005-04-28 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドア制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009061814A (ja) 2009-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4624297B2 (ja) 車両用シート装置
US8291734B2 (en) Vehicular lock device
EP2186672B1 (en) Seat device for vehicle
JP3860146B2 (ja) 車両用自動回転収納シートシステム
JP2008222234A (ja) 折畳み式パワーシートを回転させる方法
US9938762B2 (en) Vehicle with tailgate
JP4566152B2 (ja) 車両用シート装置
JP5217306B2 (ja) 車両用ロック装置
JP2008531383A (ja) 自動車
JP5050669B2 (ja) 格納式車両用シートのロック装置
US9815434B2 (en) Vehicle
JP2006199200A (ja) 車両用フロアリフト装置
JP4087752B2 (ja) 車両用フロアリフト装置
JP2006347388A (ja) 電動格納シート装置
JP2006143128A (ja) 車室内連動装置
CN115726639A (zh) 车辆用车门把手装置
JP2023044101A (ja) 肩部拘束装置
JP2023044100A (ja) 肩部拘束装置
JP4030434B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP2006347389A (ja) 電動格納シート装置
JP2004291944A (ja) 車両のスライドドア構造
JP2018103639A (ja) 車両用遠隔操作装置
JP2005256531A (ja) 自動車用ドアのインサイドハンドル装置
JP2008030686A (ja) 車両用回転テーブル装置
JP2006151196A (ja) アームレスト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5217306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250