JP2008531383A - 自動車 - Google Patents

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Abstract

本発明はリヤシート(3)を備えた自動車に関する。このリヤシート(3)のシートベンチ(5)及び背もたれ(6)は、乗員が走行方向に座る第1位置と、ラゲージコンパートメント(4)の載荷面積が拡大される第2位置とに動かすことができる。シートベンチ(5)及び背もたれ(6)は、それぞれ、第1位置から第2位置に移動させるために、水平の回動軸(7、7’)の回りに回転させることができる。その場合、ロックされると背もたれ(6)を第1位置に固定するロック装置(10)が、少なくとも背もたれ(6)上に設けられる。本発明によれば、制御装置(13)が設けられ、シートベンチ(5)がその第2位置にあるときにのみ背もたれ(6)をその第1位置から第2位置に移動し得るように、制御装置(13)が背もたれ(6)用のロック装置(10)をシートベンチ(5)の位置に強制的に連関させる。

Description

本発明は、請求項1の前段に記載の、自動車、特に乗用車に関する。
特許文献1から、ラゲージコンパートメントと乗員室との間にリヤシートを備えた乗用車が知られる。このリヤシートのシートベンチ(シート座面部分)及び背もたれ(バックレスト)は、作動部品によって、一方では、乗員が走行方向に向いて座ることができる第1位置に動かすことができ、もう一方では、ラゲージコンパートメントの載荷面が拡大される第2位置に動かすことができる。この場合、シートベンチ及び背もたれは、制御装置によって水平な回動軸の回りに動かせるようになっており、第1位置においては、背もたれの背面がラゲージコンパートメントと乗員室との間の仕切り壁を形成し、第2位置においては、背もたれの背面は載荷面を延長し、シートベンチの下面がラゲージコンパートメントと乗員室との間の仕切り壁を形成する。背もたれは制御装置によって作動させることができるロック装置を備えており、このロック装置によって、第1位置における背もたれを車体に固定できる。背もたれを第1位置から第2位置に動かすために制御装置が作動部品を作動させる直前に、制御装置がロック装置を解放する。従って、作動部品及びロック装置が共に制御装置によって駆動され、かつ自動的に操作される。
特許文献2からは、載荷容積を増大するために自動車のリヤシートを折りたたむ装置であって、互いに対して移動させ得る分離した個別のシート要素を有する装置が知られる。この場合、少なくとも1つのシート要素又はシート要素の一部が載荷面の一部を形成し、それを駆動手段によって駆動できる。駆動手段は、好ましくは、シートクッション表面の回動点と、ヘッドレストの移動点と、背もたれの回動点とに配置される。これによって、背もたれの自動的な折りたたみ及び/又は垂直位置への組み立てが可能になる。
最後に、折りたたみ可能な背もたれと、座面クッションを支持する前部脚部材とを備えた車両シートが特許文献3から知られる。この場合は、座面クッションは第1関節継ぎ手によって、背もたれは第2関節継ぎ手によって車体構造に関節接合され、さらに、座面クッションと背もたれとの間に強制的なリンク機構連結が形成される。その結果、背もたれを第2関節継ぎ手軸の回りに折りたたむ動きが、座面クッションを第1関節継ぎ手の回りに回転させ、これによって、座面クッションが、少なくとも1つの使用位置から少なくとも1つの非使用位置に移される。
独国特許発明第100 56 024 C2号明細書 独国特許出願公開第198 38 882 A1号明細書 独国特許発明第101 57 748 C2号明細書
本発明は、折りたたみ可能なリヤシートを折りたたむ際の誤操作と、それによって生じる可能性がある損傷とを避ける、上記のタイプの自動車に対する改善された実施形態を提供するという課題に関する。
本発明によれば、この課題は、独立請求項の主題によって解決される。有利な実施形態が従属請求項の主題を形成する。
本発明は、折りたたみ可能なリヤシートを備えた自動車において、リヤシートの背もたれのロック解除を、シートベンチが背もたれの回動範囲から予め折りたたまれて除かれている場合にのみ背もたれを折りたたむことができるように、リヤシートのシートベンチの位置に強制的に連関させる制御装置を設けるという一般的な着想に基づいている。
本発明による解決策の結果、例えば、予めシートベンチを垂直に立てることなく背もたれがその上に折りたたまれ、そのためベルトロックが背もたれとシートベンチとの間に挟み込まれて損傷する可能性が生じるような、リヤシートの誤操作が防止される。さらに、ベルトロックが背もたれとシートベンチとの間に挟み込まれることが防止されることによって、背もたれ表皮材の損傷も避けられる。又さらに、本発明による解決策においては、ただ1つのロックすなわちシートベンチのロックを手動操作する必要があるだけで、第2の手動による背もたれのロック解除を省略し得るので、折りたたみ可能なリヤシートの操作が簡単化される。背もたれの手動によるロック解除を省略できるので、背もたれ上にロック用のハンドルを設ける必要がなくなり、背もたれの外観及び設計を改善できる。
シートベンチが第2位置に達すると直ちに背もたれを解放するために、ロック装置を作動させる解除装置を設けると好都合である。これによって、リヤシートの第1位置から第2位置への衝突のない移動が可能になり、シートベンチが完全に前方に折り込まれてその第2位置に達している場合にのみ、背もたれを動かすことができる。解除装置は、例えば、信号を制御装置に伝送するように構成されるセンサの形に構成できる。例えばロータリスイッチ又は押しボタンスイッチのようなこの種のセンサは、簡易かつ安価に製造でき、その長い使用期間を通じて、機能の確実性に関する高度の信頼性を提供する。
本発明による解決策の好ましい実施形態によれば、シートベンチ及び背もたれが、第1位置及び第2位置の間を手動で移動するように構成される。従って、シートベンチ及び背もたれを、両方とも、第1位置及び第2位置の間において、少ないハンドルで容易にかつ急速に動かすことができる。この場合、その移動に、例えば電気制御モータのような複雑で高価かつ精巧な駆動装置は必要ない。手動による移動が可能なことによって、電気制御モータが省略でき、折りたたみ可能なリヤシートを、第一にはコスト的に有利に、第二には頑丈にかつ機能的に確実に製造することが可能になる。
シートベンチ及び背もたれを分割して、それぞれの部分を互いに独立に、第1位置及び第2位置の間に動かすことができれば好都合である。この場合、例えば、リヤシートベンチの幅に対して1/3〜2/3のリヤシートベンチの分割が考えられ、これによって、ラゲージコンパートメントを必要に応じて別個に増大することができる。同時に、リヤシートの片側の部分のみを折り込む場合、及び、リヤシートの両側の部分を折り込む場合のいずれの場合においても、関連するシートベンチ部分が第2位置に達した場合にのみ当該背もたれを第1位置から移動し得るので、シートベンチ及び背もたれ間へのベルトロックの挟み込みが防止され、背もたれ表皮材の損傷が避けられる。
本発明による解決策の好ましい実施形態によれば、ロック装置が解除されると、背もたれを、その回動軸の回りにシートベンチの方向に少なくとも僅かに回転させるバネが設けられる。その結果、シートベンチが第2位置に達すると直ちに、背もたれがその第1位置から確実にかつ目に見える形で解放され及び/又は動かされることが確認される。同時に、使用者は、背もたれを容易に回転し得ることによって、背もたれが今やロックされていないことを認識させられる。これによって、リヤシートベンチがロックされていないときに、乗員が当該リヤシートを車両シートとして用いること、従って危険な状態が生じ得ることが防止される。
別の有利な実施形態においては、制御装置が、車両のドアが開いているときにのみ背もたれのロック装置をロック解除するように構成される。車両のドアが開いている場合だけは、車両が停止しており、従ってリヤシートの安全な折りたたみ及び/又は第1位置から第2位置への安全な移動が可能であると想定し得るので、このことは付加的な安全機構となる。
本発明のさらに重要な特徴及び利点が、従属請求項と、図面と、図面に基づく以下の説明とから明らかになる。
上記の特徴及び以下に述べる特徴は、提示されるそれぞれの組み合わせにおいてのみ使用し得るだけでなく、他の組合せ又は単独でも、本発明の範囲から逸脱することなく使用し得ることが理解される。
本発明の好ましい実施形態が図面に示されており、以下、これをさらに詳しく説明する。同じ参照符号は、同一の構成要素あるいは機能的に同一又は類似の構成要素を指している。
図1によれば、図示されていない自動車の部分表示された乗員室1が、フロントシート2と、走行方向において後部に配置されるリヤシート3とを含む。ラゲージコンパートメント4は、走行方向においてリヤシート3の背後に位置しており、図示されていないが、さらに別のシートの列をここに配置することも考えられる。リヤシート3は、シートベンチ5と背もたれ6とを有しており、例えば、車両の全幅に連続する1つのシートとして、あるいは、好ましくは非対称に異なる大きさに分割されたシートとして構成できる。特に、シートベンチ5及び/又は背もたれ6を非対称分割すると、ラゲージコンパートメント4を個別にかつ必要度に適応して拡大できる。
リヤシート3(背もたれ6)は、図1においては、乗員が走行方向に座ることができる第1位置に示されている。本発明によれば、シートベンチ5及び背もたれ6を、ラゲージコンパートメント4の載荷面が拡大される第2位置に動かすこともできる。第2位置においては、シートベンチ5は、図1によれば図の面に直角に延びる水平の回動軸7の回りに、フロントシート2の方向に前方に回転され、ほぼ垂直位置にある(図1参照)。第2位置においては、シートベンチ5の下面8が乗員室1とラゲージコンパートメント4との間の仕切り壁を形成する。
背もたれ6を第2位置に移動するために、この背もたれを、図1によればこれも図の面に直角の延びる回動軸7’の回りに、フロントシート2の方向に回転する。第2位置に達すると、背もたれ6の背面9が載荷面を長く伸ばし、従ってラゲージコンパートメント4を拡大する。
ラゲージコンパートメント4を拡大するためにシートベンチ5及び背もたれ6をこのように回転することは、背もたれ6に設けられるロック装置10であって、ロック位置において背もたれ6を第1位置に固定するロック装置10と共に、一般的に知られている。ロック装置10は、ロック位置において、背もたれ6を車体側部の固定点に固定し、背もたれ6が分割されている場合は、背もたれ6のそれぞれの他の部分に対しても固定する。
本発明によれば、シートベンチ5が第2位置にある場合にのみ、背もたれ6をその第1位置からその第2位置に移動し得るように、背もたれ6のロック装置10を、シートベンチ5の位置に連係させる制御装置13が設けられる。その結果、予めシートベンチ5を垂直に立てることなく背もたれ6がその上に置かれ、そのため、例えば、ベルトロック11が背もたれ6とシートベンチ5との間に挟み込まれてそれ自体が損傷するか及び/又は背もたれ6の表皮材が損傷するような、折りたたみ可能リヤシート3の誤操作が防止される。背もたれ6をその第1位置から解放することは、原理的に、シートベンチ5がその第2位置に達したときにのみ可能である。
シートベンチ5が第2位置に達したことを確認するために、シートベンチ5が第2位置に達すると直ちに、背もたれ6を解放するためにロック装置10を作動させる解除装置12を設けることができる。この解除装置12は、例えば、信号を制御装置13に伝送するように構成されるセンサであって、シートベンチ5が第2位置に達したときに、対応する信号を制御装置13に発信するセンサとすることができる。これに応じて、この制御装置が背もたれ6上のロック装置10をロック解除する。従って、解除装置12は、例えば、シートベンチ5の回動軸7に配置し、例えばロータリスイッチ又は押しボタンスイッチとして構成することが考えられる。
背もたれ6の意図せざる解放に対する付加的な防御策を省略するために、1つの変形態様によれば、車両ドアが開いているときにのみ、制御装置13が背もたれ6のロック装置10をロック解除する方式とすることができる。車両のドアが開いている時は、車両が停止していると想定し得るので、これによって、過小評価するべきでない安全状況、特に走行中のロック装置10のロック解除を防止する安全状況がもたらされる。この場合、車両ドアの開位置は、例えば、制御装置13に連結される中央ロックシステムによって検知できる。
一般的に、制御装置13は、作動状態において背もたれ6のロック装置10をロック解除する、センサによって作動させることができる単純な時間制御リレー装置を含むか、あるいはそのようなものとして構成できる。制御装置13を時間制御されるリレー装置として構成することによって、例えば、車両ドア開時にのみ第1位置及び第2位置間を移動させるような付加的な従属機能を、条件がある場合にのみ実行できる。
リヤシート3のその第2位置への移動をさらに簡単化するために、図示されていないが、バネを設けることができる。このバネは、ロック装置10がロック解除されたときに、背もたれ6を、シートベンチ5の方向に少なくとも僅かだけ、例えば、全回転径路の約10〜30%だけ回動軸7’の回りに回転させる。ロック装置10がロック解除されたときに背もたれ6が容易に回転し得ることは、さらに、背もたれ6がロック解除された位置にあることを自動車の使用者に直ちに認識させ、それによって、背もたれ6がロックされないまま走行する危険性、従って、ラゲージコンパートメント4の乗員室1に対する安全確保が不十分なまま走行する危険性を低減するという利点を有する。従って、ロック装置10によるロックを失念することによって、ラゲージコンパートメント4内に置かれた荷物が、例えば事故時に急ブレーキをかけた場合、前方の乗員室1内に制御されずに突っ込むという事態を確実に避けることができる。
一般的に、シートベンチ5及び背もたれ6は、第1位置及び第2位置の間を手動で移動するように構成される。これによって、例えば電気制御モータのような相応の駆動装置を省略でき、構造を、全体としてより頑丈にかつコスト的により効果的に製造できる。
図2によれば、ロック装置10は、電気制御モータ14と、回転留め金15と、ロック用のつめ16とを含む。電気制御モータ14は、スピンドル駆動装置17を介してロック用のつめ16と協動し、ロック用のつめ16を方向18に動かして回転留め金15を解放する。回転留め金15は、そのロック用窪み20によって、自動車車体に固定連結されるロック用湾曲棒19と係合している。この場合、ロック装置10は、背もたれ6の内部において背もたれのフレーム21上に固定的に配置され、背もたれ6が第1位置にあるときに、ロック用湾曲棒19が背もたれ6の中に突き出ており、回転留め金15がロック用湾曲棒と係合するようになっている。
上記のように、本発明によるリヤシート3用のロック装置10は、車両の全幅に連続するリヤシート構成及び分割されたリヤシート3のいずれの場合にも製造できる。シートベンチ5及び背もたれ6が分割される場合は、その各部分を、もう一方の部分とは独立に、第1位置及び第2位置の間に移動させ得ることが好ましい。
総括的に、本発明による解決策の本質的な特徴は次の点に集約できるであろう。
すなわち、本発明は、ラゲージコンパートメント4と乗員室1との間に配置されるリヤシート3を備えた自動車において、シートベンチ5が予め第2位置に動かされた場合にのみ、背もたれ6のフロントシート2の方向への移動を可能にする制御装置13を設けることを目指している。このために、シートベンチ5がほぼ垂直のその第2の位置にあるときにのみ、背もたれ6を、乗員が走行方向に座ることができるその第1位置から、背もたれ6の背面9がラゲージコンパートメント4を拡大するその第2位置に移動させることができるように、背もたれ6のロック装置10を、シートベンチ5の位置に関連付ける。
この結果、予めシートベンチ5を垂直に立てることなく背もたれ6がその上に折りたたまれ、そのため、例えば、ベルトロック11が背もたれ6とシートベンチ5との間に挟み込まれて損傷するようなリヤシート3の誤操作を防止することが可能になる。さらに、この方法によって、背もたれ6の表皮材の損傷を避けることができる。ロック装置10は電気的に作動させるのが好ましい。
本発明によるリヤシートを備えた乗員室の縦断面図を示す。 リヤシートの背もたれのロック装置の詳細を示す図である。

Claims (11)

  1. ラゲージコンパートメント(4)と乗員室(1)との間にリヤシート(3)を備えた自動車であり、そのシートベンチ(5)及び背もたれ(6)を、一方では、乗員が走行方向に座ることができる第1位置に動かすことができ、もう一方では、ラゲージコンパートメント(5)の載荷面が拡大される第2位置に動かすことができる自動車であって、
    前記シートベンチ(5)及び前記背もたれ(6)は、前記第1位置においては、前記背もたれ(6)の背面(9)が前記乗員室(1)と前記ラゲージコンパートメント(4)との間の仕切り壁を形成し、前記第2位置においては、前記背もたれ(6)の背面(9)は前記載荷面を延長し、前記シートベンチ(5)の下面(8)が前記乗員室(1)と前記ラゲージコンパートメント(4)との間の仕切り壁を形成するように、水平の回動軸(7、7’)の回りに回転させることができ、
    ロック位置において、前記背もたれ(6)を前記第1位置に固定するロック装置(10)が少なくとも前記背もたれ(6)に設けられ、
    前記シートベンチ(5)が前記第2位置にある場合にのみ、前記背もたれ(6)をその第1位置からその第2位置に移動させ得るように、前記背もたれ(6)の前記ロック装置(10)を前記シートベンチ(5)の位置に連係させる制御装置(13)が設けられる自動車において、
    前記制御装置(13)が、車両のドアが開いているときにのみ、前記背もたれ(6)の前記ロック装置(10)をロック解除するように構成されることを特徴とする自動車。
  2. 前記シートベンチ(5)が前記第2位置に達すると直ちに、前記背もたれ(6)を解放するために前記ロック装置(10)を作動させる解除装置(12)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動車。
  3. 前記解除装置(12)が、前記シートベンチ(5)が前記第2位置に達すると直ちに、信号を前記制御装置(13)に伝送するように構成されるセンサであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車。
  4. 前記解除装置(12)が前記シートベンチ(5)の回動軸(7)に配置されることを特徴とする請求項2あるいは3に記載の自動車。
  5. 前記センサがロータリスイッチ又は押しボタンスイッチとして構成されることを特徴とする請求項3あるいは4に記載の自動車。
  6. 前記シートベンチ(5)及び前記背もたれ(6)が、第1位置及び第2位置の間を手動で移動させるように構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の自動車。
  7. 前記ロック装置(10)が、電気制御モータ(14)及び/又は回転留め金(15)及び/又はロック用のつめ(16)を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動車。
  8. 前記制御モータ(14)が前記ロック用のつめ(16)と協動し、及び/又は、
    前記ロック用のつめ(16)が前記回転留め金(15)と協動する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動車。
  9. 前記制御装置(13)が、前記センサによって作動させることができ、作動状態において前記背もたれ(6)の前記ロック装置(10)をロック解除するリレー装置を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の自動車。
  10. 前記ロック装置(10)がロック解除されたときに、前記背もたれ(6)を、前記シートベンチ(5)の方向に少なくとも僅かだけ、前記回動軸(7’)の回りに回転させるバネが設けられることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の自動車。
  11. 前記シートベンチ(5)及び前記背もたれ(6)が分割され、その各部分を、もう一方の部分とは独立に、前記第1位置及び前記第2位置の間に動かすことができることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の自動車。
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