JPWO2015037469A1 - 釣り糸ガイド及びこれを備えた釣竿 - Google Patents

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Abstract

本発明は釣り糸の糸絡みを解消し剛性が高い釣り糸ガイドを提供する。実施例による釣り糸ガイド(200)は、ガイドリング(210)の両側から釣竿先端側に延びる一対の側支脚(220L,220R)と、ガイドリング(210)の下側から延びる1つの後支脚(230)を備える。釣り糸ガイド(200)を正面から見るとき、側支脚(220L,220R)の外側輪郭線はその取付足から取付足を通る水平線に対して45゜以上の角度で傾いている。ガイドリング(210)の外側輪郭線はガイドリング(210)の中心より下側に45゜の位置からガイドリング(210)の外側輪郭線より外側に位置する中心を有する曲線を有する。側支脚(220L,220R)の上側輪郭線はガイドリング(210)の中心より上でガイドリング(210)の外側輪郭線に結合し、側支脚の下側輪郭線はガイドリング(210)の中心より下でガイドリング(210)の外側輪郭線に結合する。釣り糸ガイド(200)を側面から見るとき、ガイドリング(210)は釣竿先端側に傾斜し、後支脚(230)の後方輪郭線はガイドリング(210)の後方輪郭線から釣竿本体に垂直に曲がっている。

Description

本発明は釣竿に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイド及びこれを装着した釣竿に関するものである。
仕掛けのキャスト時または釣りの途中に釣り糸を案内するために釣り糸ガイドが釣竿に取り付けられる。釣り糸ガイドを通過して釣り糸が移動するので、釣り糸が釣り糸ガイドに引っ掛かると釣り糸ガイドで釣り糸の絡みが発生するようになる。釣り糸ガイドはこのような釣り糸の絡みを解消するように設計されることが重要である。
釣り糸の絡みを誘発する一つの要因として、近年釣り糸として広く使われている「PEライン」が考えられる。PEラインは超高分子量のポリエチレンのマルチフィラメントからなる。PEラインはナイロンラインやフロロカーボンラインよりも高い強度を有する。しかし、PEラインはモノフィラメントラインとは異なりいわゆるブレイデッドライン(braided line)であるため、張りがなく非常に柔軟である。従って、PEラインは従来の釣り糸に比べて糸絡みを発生させやすい。また、PEラインは伸びが少なく、張力がかかったときの衝撃を吸収するのが難しい。衝撃の吸収のために、PEラインより直径の大きいモノフィラメントライン(リーダー(leader))がPEラインの先端に結束部を通じて結束される。リーダーがPEラインより太いので、結束部はPEラインより大きくて厚い形状を有することになる。従って、このような結束部を有する釣り糸は仕掛けのキャスト時に釣り糸ガイドに引っ掛かり易く、釣り糸の糸絡みを誘発しやすい。
釣り糸の絡みを誘発するもう1つの要因として、釣り糸ガイドのうちチョークガイド(choke guide)の機能が考えられる。チョークガイドは仕掛けのキャスト時にリールから螺旋状に放出される釣り糸を直線化させる。従って、チョークガイドは釣り糸に多くの抵抗を加えるようになる。このようなチョークガイドの機能により、チョークガイドで釣り糸の絡みが多く発生する。
特許第4755670号公報 特開2000−253778号公報 意匠登録第1037054号公報
富士工業株式会社総合カタログ2006(2006年1月20日発行、第13頁)
特許第4755670号公報は、ガイドリングを通過する前の釣り糸が釣り糸ガイドに巻きつく糸絡みを解消するように設計された釣り糸ガイドを開示する。しかし、この文献が開示する釣り糸ガイドはチョークガイドとして使用されるには満足でない。
図1A〜図1Cを参照して従来の釣り糸ガイドを説明する。釣り糸ガイド20は釣り糸14を案内するガイドリング21とガイドリング21から釣竿10のリール側に延びる一対の側支脚22L,22Rを有する。側支脚22L,22Rがリールに向かっているので、リールから螺旋状に放出された釣り糸14は側支脚22L,22Rに断続的に接触することになり(図1A及び図1CにCP1で示した部分参照)、釣り糸14が摩耗しやすい。また、図1Cに示すように、従来の釣り糸ガイド20ではガイドリング21と側支脚22L,22Rが略同一の方向に傾いており、その間の角度(α1)が非常に小さく、その間に狭い間隙(G)が存在する。このような狭い間隙(G)に釣り糸140が挟み込まれると釣り糸の絡みが発生する。PEライン14aとリーダー14bを結束する結束部14cは解除されないように堅固に結束しているので、硬質化している。従って、釣り糸を直線化する過程で釣り糸に大きな抵抗が加えられるとき、結束部14cは不規則的に動きやすい。特に、結束部14cがガイドリング21と側支脚22L,22Rの間の間隙(G)に挟まると、釣り糸14の糸絡みを解消することは非常に難しくなる。
釣り糸の糸絡みを解消するためには、釣り糸ガイドは釣り糸の移動を阻止しないように設計されなければならない。しかし、従来の釣り糸ガイドは釣り糸の円滑な移動を実現するのに不十分である。図2A〜図2Dは富士工業株式会社のカタログに含まれる従来の釣り糸ガイドを示し、釣り糸の糸絡み解除時に釣り糸の移動が阻止される例を示す。
図2Aを参照すると、ガイドリング31と支脚33の間には凹部34が形成されており、釣り糸14がガイドリング31の下端に引っ掛かりガイドリング41側への移動が阻止される。図2Bを参照すると、支脚32L,32Rと釣竿10の間の角度(α2)が狭く、これらの間に釣り糸14が挟まって移動が阻止される。図2Cおよび図2Dを参照すると、ガイドリング31の外周は広い範囲にわたり円弧を有している。このような場合、釣り糸14はガイドリング31の外周を越えてガイドリング31の上面へ移動することができず、ガイドリング31の裏面に入り込んでガイドリング31に引っ掛かるようになり(図2Cにおいて破線参照)、釣り糸の移動が阻止される。
図3A〜図3Cは意匠登録第1037054号公報が開示する従来の釣り糸ガイドを示す。この文献が開示する釣り糸ガイドもまたチョークガイドとして用いるには満足でない。図3Aを参照すると、釣り糸ガイド40はガイドリング41からリール側に延びる一対の後支脚43L,43Rを有し、後支脚43L,43Rの間に間隙44が存在する。釣り糸の結束部14cが間隙44に入ると、間隙44から抜け出し難くなり釣り糸の絡みを誘発する。
PEラインとリーダーからなる釣り糸を用いる釣りでは、100g程度の重い錘を100m程度飛ばすキャスト、すなわち大きな負荷をかけて仕掛けをキャストする例がある。このような釣りの例では、螺旋上の釣り糸を直線化することは容易でない。また、釣り糸ガイドのガイドリングを通過した後にも、釣り糸は完全に直線化せず釣り糸の軌跡は若干の螺旋状をとるようになる。このような場合、釣り糸に加えられる抵抗を増加させないように、釣り糸ガイドはガイドリングの側方から延びる支脚に釣り糸が接触しないように設計しなければならない。しかし、図3Bおよび図3Cに示すように、ガイドリング41の側方から釣竿の先端側に延びる側支脚42L,42Rが、釣り糸ガイド40を正面からみるとき、ガイドリング41の最も外側に見える線よりも内側に入る形状でガイドリング41から延びると、ガイドリング41を通過した後でも若干の螺旋状をとるようになる釣り糸の一部(例えば、図3Bおよび図3Cにおいてリーダー14b)が後支脚43L,43Rに接触して(図3Bおよび図3CにCP2で指示した部分参照)、釣り糸に抵抗を加え、仕掛けの飛距離を減少させる。
また、前述した大きな負荷をかけて仕掛けをキャストする例において、釣り糸を直線化するチョークガイドに加えられる衝撃が大きく、チョークガイドがその衝撃により振動するようになる。このような釣りの例ではチョークガイドの振動を抑制する必要があり、チョークガイドの撓みが少なくなるようにチョークガイドは高い剛性を有さなければならない。しかし、従来のチョークガイドは撓みの減少という点で満足でない。例えば、図4に示す日本特許公開公報第2000−253778号が開示するチョークガイドにおいて、ガイドリング51から延びる支脚52Lの長さLが長いため、チョークガイドは十分な剛性を持つことができず、支脚52Lの撓みによってチョークガイド全体が振動し得る。これは不利なキャストの原因となる。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために創案されたものであって、釣り糸の磨耗を低減させ、釣り糸に加えられる抵抗を減少させて釣り糸の糸絡みを円滑に解消しながら大きな剛性を有する釣り糸ガイド及びこれを備える釣竿を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、釣竿に取り付けられ釣り糸を案内する釣り糸ガイドが提供される。例示的実施例において、釣り糸ガイドは、釣り糸を案内するガイドリングと、上記ガイドリングの径方向における両側から釣竿の先端側にそれぞれ延び、下端で互いに近接して、上記下端に釣竿本体との取付のため第1取付部を備えた一対の側支脚と、上記ガイドリングの下側から延びて下端に上記釣竿本体との取付のための第2取付部を備えた1つの後支脚とを備える。上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記ガイドリングは外側輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と第1結合点で結合する外側輪郭線を有し、上記後支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と結合する外側輪郭線を有する。上記釣り糸ガイドを側面から見るとき、上記ガイドリングは上記釣竿の後端側に面する後方輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と上記第1結合点で結合する上側輪郭線と第2結合点で結合する下側輪郭線とを有し、上記後支脚は上記ガイドリングの後方輪郭線と結合し上記釣竿後端側に面する後方輪郭線を有する。上記ガイドリングの後方輪郭線は上記第1及び第2取付部の下面に接する第1水平線に垂直な垂直線に対して上記釣竿先端側に第1角度で傾斜する。上記後支脚の後方輪郭線は上記垂直線に対して上記第1角度以下の角度で上記ガイドリングの後方輪郭線に対して傾斜する。上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記側支脚の外側輪郭線は上記第1取付部の下面との境界点で上記第1水平線に対して45°以上90°以下の角度で傾斜する。上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記ガイドリングの外側輪郭線は上記ガイドリングの中心を中心として上記ガイドリングの中心に対して第2角度で下側に位置する両終点を有する円弧と、上記円弧の終点と上記後支脚の外側輪郭線との間に直線または上記ガイドリングの外側輪郭線より外側に中心を有する第1曲線を含む。上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記第1結合点は上記ガイドリングの中心より上側に上記ガイドリングの中心に対して第3角度で位置し、上記第2結合点は上記ガイドリングの中心より下側に位置する。
実施例において、上記後支脚の後方輪郭線は上記ガイドリングの後方輪郭線から上記第1角度以下の角度で延びる。上記後支脚の後方輪郭線は上記第1水平線に垂直となることができる。
実施例において、上記第1角度は5゜〜20゜の範囲であり、上記第2角度は30゜〜45゜の範囲であり、上記第3角度は25゜〜40゜の範囲である。
実施例において、上記側支脚の外側輪郭線は上記第1取付部の下面との境界点から上方に延びる第2曲線と上記第2曲線から上記第1結合点に延びる第3曲線とを含む。釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記第2曲線は上記側支脚の外側輪郭線より外側に中心を有し、上記第3曲線は上記側支脚の外側輪郭線より内側に中心を有する。上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記釣り糸ガイドは上記第3曲線の範囲に最大幅を有する。
実施例において、上記釣り糸ガイドは上記第1水平線と上記第1水平線に平行で上記ガイドリングの中心を通る第2水平線との間の高さを半分に分ける第3水平線の上側に上記最大幅を有し、上記第2曲線は上記第3水平線の下側に位置する。
実施例において、上記側支脚の上側輪郭線は、上記第1取付部から上方に延びる第4曲線と、上記第4曲線から上記第1結合点に延び上記側支脚の外側輪郭線の上記第3曲線の範囲に存在する第5曲線とを含む。上記釣り糸ガイドを側面から見るとき、上記第4曲線は上記上側輪郭線より上記釣竿の後端側に位置する中心を有し、上記第5曲線は上記上側輪郭線より上記釣竿の先端側に位置する中心を有し、上記第4曲線と上記第5曲線との境界における接線は上記垂直線に対して上記釣竿の後端側に第4角度で傾斜する。
このような例で、上記側支脚の上側輪郭線は上記第4曲線と上記第5曲線との間に上記第4角度で傾斜する直線をさらに含むことができる。上記第4角度は30゜〜60゜の範囲である。また、上記第5曲線は上記第1水平線に平行に上記最大幅を通る第4水平線の上側に位置する。
実施例において、上記側支脚の外側輪郭線と上側輪郭線はS字形状を有する。
実施例において、上記第1取付部の上記釣竿先端側の端と上記第2取付部の上記釣竿後端側の端との間の長さは、上記第1水平線と上記ガイドリングの上端との間の高さより小さい。
実施例において、上記側支脚は上記ガイドリングに隣接する開口を有する。
実施例において、上記第1取付部及び上記第2取付部はリング形状を有する。
本発明の他の側面は少なくとも一つの前述した釣り糸ガイドを備える釣竿を提供する。
実施例による釣り糸ガイドによれば、ガイドリングは下側外周に円弧形状を有さず、側支脚は釣り糸ガイドを正面及び側面から見るときS字状に湾曲しており、1つの後支脚はガイドリングに対して釣竿の先端側に釣竿に垂直に曲がっている。このようなガイドリング、側支脚、後支脚により、釣り糸ガイドは釣り糸の磨耗を低減し、釣り糸の抵抗を減少させて糸絡みを円滑に解消でき短い全長を有することができる。また、釣り糸ガイドを正面から見るとき、釣り糸ガイドの側支脚が水平線に対して45゜以上の角度で上方に延び、釣り糸ガイドを側面からみるとき、側支脚がS字状に湾曲しているので、側支脚は曲げに対して大きい抵抗力を有し、釣り糸ガイドの剛性が増大して撓みを減少させることができる。
従来の釣り糸ガイドの一例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドの一例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドの一例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドにおいて釣り糸が引っ掛かる例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドにおいて釣り糸が引っ掛かる例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドにおいて釣り糸が引っ掛かる例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドにおいて釣り糸が引っ掛かる例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドの他の例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドの他の例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドの他の例を示す図である。 従来の釣り糸ガイドのさらに他の例を示す図である。 実施例による釣竿の側面図である。 図5に示す釣竿の一部を示す側面図である。 一実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。 図7に示す釣り糸ガイドの正面図である。 図7に示す釣り糸ガイドの側面図と釣り糸ガイドの正面図においてガイドリングを直角方向から見た図である。 釣り糸ガイドの正面図においてガイドリングを直角方向から見た図である。 釣り糸ガイドの構成要素の輪郭線を示す図である。 釣り糸ガイドの構成要素の輪郭線を示す図である。 釣り糸ガイドの構成要素の輪郭線を示す図である。 図7に示す釣り糸ガイドの側面図と正面図を共に示す図である。 実施例による釣り糸ガイドで糸絡みが発生するのを例示する斜視図である。 実施例による釣り糸ガイドで糸絡みが発生するのを例示する斜視図である。 実施例による釣り糸ガイドで糸絡みが発生するのを例示する斜視図である。 実施例による釣り糸ガイドで糸絡みが発生するのを例示する斜視図である。 実施例による釣り糸ガイドにおける糸絡みの解消を例示する斜視図である。 図14に示す釣り糸の移動をそれぞれ示す図である。 図14に示す釣り糸の移動をそれぞれ示す図である。 図14に示す釣り糸の移動をそれぞれ示す図である。 図14に示す釣り糸の移動をそれぞれ示す図である。 実施例による釣り糸ガイドにおける糸絡みの解消を例示する斜視図であり、図14における釣り糸の移動の次の移動を示す図である。 図16に示す釣り糸の移動を示す側面図及びダイヤグラムを示す図である。 図16に示す釣り糸の移動を示す側面図及びダイヤグラムを示す図である。 実施例による釣り糸ガイドにおける糸絡みの解消を例示する斜視図であり、図16における釣り糸の移動の次の移動を示す図である。 図18における釣り糸の移動を示す図である。 図18における釣り糸の移動を示す図である。 実施例による釣り糸ガイドにおいて釣り糸の結束部が引っ掛からないことを例示する図である。 実施例による釣り糸ガイドにおいて釣り糸の結束部が引っ掛からないことを例示する図である。 実施例による釣り糸ガイドにおいて釣り糸の結束部が引っ掛からないことを例示する図である。 他の実施例による釣り糸ガイドの正面図である。 他の実施例による釣り糸ガイドの側面図である。 さらに他の実施例による釣り糸ガイドの側面図である。 さらに他の実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。
添付の図面を参照して本発明による釣り糸ガイドの実施例とこれを備える釣竿の実施例を説明する。図面において同一の参照番号は同一または対応する要素または部品を指示する。
本明細書で用いられた「前方」、「前」などの方向指示語は釣竿の先端(tip)側に向かう方向を意味し、「後方」、「後」などの方向指示語は釣竿の後端(butt)側に向かう方向を意味する。また、本明細書で用いられた「上方」、「上側」などの方向指示語はガイドリングが支脚の取付部に対して位置する方向を基準とし、「下方」、「下側」などの方向指示語はその反対方向を意味する。
また、本明細書に用いられた「輪郭線」という用語は、釣り糸ガイドの正面図または側面図において釣り糸ガイドを構成する構成要素の最外側に見える線をいう。例えば、「外側輪郭線」は釣り糸ガイドを正面から見るとき構成要素の最も外側に位置する線をいう。「上側輪郭線」または「下側輪郭線」は釣り糸ガイドを側面から見るとき構成要素の最も上方または最も下方に位置する線をいい、「後方輪郭線」は構成要素の最も後方に位置する線をいう。
図5及び図6は実施例による釣竿を示す。図5及び図6において、矢印(T)は釣竿の先端側に向かう方向を指し示し矢印(B)は釣竿の後端側に向かう方向を指し示す。釣竿100は実施例による釣り糸ガイドを1つ以上備える。
釣竿100は細長い本体110を有する。釣竿100は本体110の後方にリール130を取り付けるためのリールシート122を有する。リール130は釣り糸が巻きつけられるスプール132を有し、リール130はスプール132の前端面が釣竿の軸線(AL)に垂直な垂直線に対して所定の角度(例えば、4°〜5°)で傾くようにリールシート122に装着される。実施例による釣り糸ガイド200はリールシート122の前方で本体110に取り付けられる。釣り糸ガイド200は、その取付部を釣竿の本体110に密着させ、捲き糸で取付部及び本体110を稠密に巻きつけて釣竿の本体110に取り付けられる。また、本体110に巻きつけられた捲き糸に接着剤が塗布され、コーティング層124が形成される。
図7〜図23を参照して釣竿100に取り付けられる釣り糸ガイドの実施例を説明する。実施例による釣り糸ガイド200,300,400,500は仕掛けのキャスト時にリール130から螺旋状に放出される釣り糸を直線化させながら案内する部品であって、当該分野において「チョークガイド(choke guide)」として参照される。チョークガイドとしての釣り糸ガイド200,300,400,500は1つまたは複数が釣竿100に取り付けられる。実施例による釣り糸ガイド200,300,400,500は、釣り糸が通過し、実質的に円形を有するガイドリングと、ガイドリングの径方向における対向する両側から釣竿の先端側にそれぞれ延びる一対の側支脚と、ガイドリングの下側から側支脚と所定の間隔をおいて延びる1つの後支脚を含む。側支脚と後支脚はその下端に釣竿への取付のための取付部を備える。
図7〜図12を参照して、一実施例による釣り糸ガイド200を説明する。釣り糸ガイド200は釣り糸が通過するガイドリング210と、ガイドリング210の径方向における両側から釣竿100の先端側に(矢印(T)で示す方向に)延びる一対の側支脚220L,220Rと、ガイドリング210の下側から側支脚220L,220Rと離隔して延びる1つの後支脚230を含む。釣り糸ガイド200を構成する前述した部品は金属材料からなり、例えばプレス加工によって形成される。
ガイドリング210は実質的に円形であり、その中に釣り糸が通過する円形の開口を備える。仕掛けのキャスト時に、釣り糸は上記開口を通過しながら直線化して、ガイドリング210により案内される。
ガイドリング210は硬質リング212と硬質リング212を保持保持する保持リング214からなる。硬質リング212は実質的に円形であり、その中にガイドリング210の上記開口を形成する。硬質リング212は仕掛けのキャスト時または釣りの途中に釣り糸と接触する。硬質リング212はセラミック、金属などの耐摩耗性に優れた硬質材料からなる。保持リング214は実質的に円形であり、その内周面に硬質リング212が嵌められ硬質リング212を保持する。この実施例におけるガイドリング210は釣り糸が通過する硬質リング212と硬質リング212を保持する保持リング214からなるが、ガイドリング210は所望の強度、硬度、耐摩耗性などが満たされれば1つの円形のリング状の部品からなることができる。
一対の側支脚220L,220Rはガイドリング210の中心を通る垂直線に対して対称に形成される。一対の側支脚220L,220Rはガイドリング210の径方向における両側からそれぞれ延びる。例えば、釣り糸ガイド200を正面から見るとき(釣竿100を後端から軸線(AL)に沿って釣り糸ガイド200を見るとき)、側支脚220Lはガイドリング210の左側縁(保持リング214の左側縁)から釣竿の先端側に延び、側支脚220Rはガイドリング210の右側縁(保持リング214の右側縁)から釣竿の先端側に延びる。側支脚220L,220Rは所定の形状に湾曲しながら延び、その下端付近で互いに近接する。この実施例において、側支脚220L,220Rは釣り糸ガイド200を正面から見るとき(釣竿100をその先端からその軸方向に見るとき)例えばS字状に湾曲しており、釣り糸ガイド200を側面から見るとき(釣竿100を側面から見るとき)例えばS字状に湾曲している。即ち、側支脚220L,220Rは釣り糸ガイド200の正面及び側面から見るとき、いずれもS字状に湾曲している。
側支脚220L,220Rはその下端に釣竿の本体110への取付のための第1取付部222を備える。この実施例において、第1取付部222は平たく長い足の形状を有する。第1取付部222は釣竿の本体110の外周面と接触する下面222aを有する。第1取付部222の下面222aは若干の曲率で凹むようにまたは平らに形成され得る。
後支脚230はガイドリング210の下側から(保持リング214の下側から)側支脚220L,220Rと所定の距離だけ離隔して延びる。後支脚230は釣り糸ガイド200を正面から見るときガイドリング210から直線に延びる。釣り糸ガイド200を側面から見るとき、後支脚230はガイドリング210に対して所定の角度に傾いている。後支脚230のガイドリング210に対する傾斜角度は後支脚230が釣竿100の軸線((AL)に垂直となる範囲内で定められることができる。
後支脚230はその下端に釣竿の本体110への取付のための第2取付部232を備える。この実施例において、第2取付部232は平たく長い足の形状を有する。第2取付部232は釣竿の本体110の外周面と接触する下面232aを有する。第2取付部232の下面232aは若干の曲率で凹むようにまたは平らに形成され得る。
実施例による釣り糸ガイド200は、釣竿100を振り回して仕掛けをキャストする際に釣り糸を直線化(いわゆる、チョーク(choke))し、また、釣り糸が釣り糸ガイド200に巻きついて発生し得る釣り糸の絡みを解消する。釣り糸絡みの解消は釣り糸ガイド200を構成する構成要素の外形の特徴、例えば構成要素の輪郭線の特徴により達成される。図11A〜図11Cは釣り糸ガイド200を構成するガイドリング210、側支脚220L,220R及び後支脚230の輪郭線を示す。
図11A〜図11Cを参照すると、釣り糸ガイド200を正面から見るとき、ガイドリング210は外側輪郭線216を有し、側支脚220L,220Rは外側輪郭線224を有し、後支脚230は外側輪郭線234を有する。側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222の下面222aとは境界点(P1)で結合しガイドリング210の外側輪郭線216とは第1結合点(P2)で結合する。後支脚230の外側輪郭線234はガイドリング210の外側輪郭線と結合する。
また、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、ガイドリング210は後方輪郭線218を有し、後支脚230は後方輪郭線236を有し、側支脚220L,220Rは上側輪郭線226と下側輪郭線228を有する。ガイドリング210の後方輪郭線218は釣竿の後端側(矢印(B)の方向)に面する。後支脚230の後方輪郭線236は釣竿の後端側(矢印(B)の方向)に面しガイドリング210の後方輪郭線218と結合する。側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は第1取付部222の上面222bとガイドリング210の間にあり、ガイドリング210の外側輪郭線216と第1結合点(P2)で結合する。側支脚220L,220Rの下側輪郭線228は第1取付部222の下面222aとガイドリング210の間にあり、ガイドリング210の外側輪郭線216と第2結合点(P3)で結合する。側支脚220L,220Rの下側輪郭線228は上側輪郭線226と類似する。
実施例による釣り糸ガイドでは、ガイドリング210が釣竿100の先端側に傾いている。従って、釣り糸ガイド200を正面から見るとき(釣竿100の後端から軸線(AL)に沿って釣り糸ガイド200を見るとき)、ガイドリング210は円形でなく楕円形に見えるようになる。釣り糸ガイド200の外形の特徴の説明のために、ガイドリング210をガイドリングに垂直な方向から見た図面を参照する。ガイドリング210を構成する保持リング214は円形であり、側面から見ると略平らである。保持リング214の上面が平らであるので、それに垂直な方向またはそれに直角の方向(図9に示す矢印(ND)の方向)からガイドリング210を見ると、ガイドリング210は円形に見えるようになる。本明細書において、保持リング214の上記平らな上面は「リング平面(RP)」として参照できる。また、ガイドリング210をリング平面(RP)に直角の方向から見たものは「ガイドリングを直角方向から見るとき」として参照できる。図9、図10及び図11Cには、ガイドリング210を直角方向から見た図面が示されている。また、図11Bにおいて、ガイドリング210の後方輪郭線218はリング平面(RP)にあるものとして示されている。
図7〜図12を参照して、釣り糸ガイド200の各構成要素の外形の特徴について説明する。
釣り糸ガイド200を側面から見るとき(図9,図11B及び図12参照)、ガイドリング210は釣竿100の先端側(矢印(T)の方向)に第1角度(θ1)で傾いている。即ち、ガイドリング210の後方輪郭線218は第1水平線(HL1)に垂直な垂直線(VL)に対して釣竿100の先端側に第1角度(θ1)で傾いている。ここで、第1水平線(HL1)は第1取付部222の下面222aと第2取付部232の下面232aに接する直線であり、釣竿の本体110の軸線(AL)と平行である。実施例において、ガイドリング210が釣竿100の先端側に傾いた第1角度(θ1)は、リール130のスプール132が釣竿の軸線(AL)に対して傾く角度に対応するよう5°以上である。また、リール130から放出された螺旋状の釣り糸がガイドリング210に入るとき、上記スプール132の角度とガイドリング210の傾斜角度の差によって、ガイドリング210の下側に釣り糸が触れて釣り糸が不規則に動かないように、第1角度(θ1)は20°以下である。
釣り糸ガイド200を正面から見るとき(図9,図10,図11A及び図11C参照)、ガイドリング210の外側輪郭線216(即ち、保持リング214の外側輪郭線)は硬質リング212より外側にある保持リング214の円周の線分とこの線分の両端で変曲点(P5)を媒介として続く直線または曲線を含む。
ガイドリング210の外側輪郭線216をなす保持リング214の円周の線分はガイドリング210の中心(C0)よりも中心(C0)に対して下側に第2角度(θ2)で位置する地点で終わる。従って、ガイドリング210の外側輪郭線216は所定区間において円弧216aを有する。円弧216aの中心はガイドリング210の中心(C0)となり、円弧216aはガイドリング210の中心(C0)を通る中心線(RCL)から中心(C0)よりも下側に第2角度(θ2)で位置する2つの終点を有する。円弧216aの終点が変曲点(P5)となる。即ち、ガイドリング210を直角方向から見るとき、ガイドリング210の外側輪郭線216をなす円弧216a(保持リング214の円周の線分)は変曲点(P5)で終了し、変曲点(P5)はガイドリング210の中心(C0)を通る中心線(RCL)から第2角度(θ2)だけ下方に位置する(図10及び図11C参照)。実施例において、第2角度(θ2)の範囲は30゜〜45゜である。ガイドリング210の外側輪郭線216が30°未満の第2角度(θ2)で変曲点(P5)に接する直線または曲線を有する場合、ガイドリング210において後支脚230に遷移する部分の幅が大きくなって、釣り糸ガイド200の重量を増加させ外観を不良にし得る。また、PEラインとリーダーを結束する結束部が仕掛けのキャスト時に不規則に動くと、結束部が上記遷移する部分に接触し得る。ガイドリング210の外側輪郭線216が45°を超える第2角度(θ2)で変曲点(P5)に接する直線または曲線を有する場合、仕掛けのキャスト時に釣り糸の一部がガイドリング210の裏側(ガイドリング210の釣竿100の先端に向かう側)に入り込んでガイドリング210に引っ掛かり得る。
ガイドリング210の外側輪郭線216は円弧216aの変曲点(P5)から後支脚230の外側輪郭線234まで直線または第1曲線216bを有する。ガイドリング210の外側輪郭線216をなす上記直線は円弧216aの変曲点(P5)における接線を含む。また、ガイドリング210の外側輪郭線216をなす第1曲線216bは円弧216aの変曲点(P5)に接する曲線であり、外側輪郭線216より外側にある中心(C1)と曲率半径(R1)を有する。即ち、ガイドリング210の外側輪郭線216は、変曲点(P5)までは円弧216a(保持リング214の円周の線分)を含み、変曲点(P5)からは上記直線または中心(C1)及び曲率半径(R1)の第1曲線216bに変わって、後支脚230の外側輪郭線234と結合する。
図10及び図11Cに示す中心(C6)はガイドリング210の外側輪郭線216より内側にある任意の中心であり、図10及び図11Cに示す中心(C1)はガイドリング210の外側輪郭線216を構成する第1曲線216bの中心である。前述したように、ガイドリング210の外側輪郭線216は、ガイドリング210を直角方向から見るとき、ガイドリング210の中心(C0)から下側に第2角度(θ2)で位置する変曲点(P5)からはガイドリング210の外側輪郭線216より内側に中心(C6)を有する円弧(CA)を含まない。外側輪郭線216がこのような円弧(CA)を有する場合、釣り糸の一部がガイドリング210の裏側(ガイドリング210の釣竿先端に向かう側)に入り込んでガイドリング210に引っ掛かり得る。その代わりに、ガイドリング210の外側輪郭線216は変曲点(P5)から、これに接する接線の直線や、ガイドリング210の外側輪郭線216より外側に中心(C1)と曲率半径(R1)を有する第1曲線216bを含む。従って、ガイドリング210の外側輪郭線216はガイドリング210の中心(C0)から第2角度(θ2)(例えば、45゜)だけ下側に位置する変曲点(P5)からは釣り糸をガイドリング210に引っ掛からせる円弧(CA)を含まない。他の実施例において、ガイドリング210の外側輪郭線216は変曲点(P5)の次に上記の直線を所定区間にわたって含むことができ、上記の直線の次に前述した第1曲線216bを含むことができる。また、第1曲線216bは外側輪郭線216より外側にある中心と曲率半径を有する複数の曲線からなることができる。
側支脚220L,220Rは釣り糸ガイド200の正面図及び側面図においてS字状に湾曲している。従って、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は釣り糸ガイド200を正面から見るときS字状に湾曲しており、上側輪郭線226は釣り糸ガイド200を側面から見るときS字状に湾曲している。
ガイドリング210を側面から見るとき、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226とガイドリング210の外側輪郭線216の第1結合点(P2)は、ガイドリング210を直角方向から見るとき、ガイドリング210の中心(C0)より上側に位置する。側支脚220L,220Rの上側輪郭線226とガイドリング210の外側輪郭線216の第1結合点(P2)はガイドリング210を直角方向から見るときガイドリング210の中心(C0)に対して中心(C0)より第3角度(θ3)で上側に位置する。実施例において、第3角度(θ3)は25°〜40°の範囲である。第3角度(θ3)が25°未満の場合、釣り糸の糸絡み解消時に、釣り糸の一部(例えば、図14〜図19Bに示す釣り糸の一部140d)が摩擦抵抗によりガイドリング210に再び引っ掛かり得る。また、釣り糸ガイド200の重量と外観を考慮して、第3角度(θ3)は40°以下となる。
ガイドリング(210)を側面から見るとき、側支脚220L,220Rの下側輪郭線228とガイドリング210の外側輪郭線216の第2結合点(P3)は、ガイドリング210を直角方向から見るとき、ガイドリング210の中心(C0)より下側に位置する。第2結合点P3がガイドリング210の中心(C0)より上側に位置する場合、ガイドリング210の外側輪郭線216には、釣り糸がガイドリング210に沿って移動するときガイドリング210の裏面(釣竿(100)の先端側に面する面)に入り込んでガイドリング210に引っ掛かるようにする円弧が広い範囲にわたり形成され得る。しかし、第2結合点(P3)がガイドリング210の中心(C0)より下側に位置するので、このような円弧の区域が減少して、釣り糸がガイドリング210の裏面に入り込むのを防ぐ。
また、釣り糸ガイド200を側面から見るとき(図9及び図11B参照)、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226を構成する直線または曲線において釣竿100の後端側(矢印(B)の方向)に最も傾いた直線または曲線の接線(TL)は釣竿100の後端側に垂直線(VL)に対して第4角度(θ4)で傾いている。実施例において、第4角度(θ4)は30゜〜60゜の範囲である。第4角度(θ4)が30°未満の場合、側支脚220L,220RをS字状に形成しながら全長を短くするのが難しく、釣り糸ガイド200の撓みを所望の水準に減少させるのが難しい。また、第4角度(θ4)が60°を超える場合、釣り糸の糸絡みの解消時に、釣り糸の一部(例えば、図14〜図19Bに示す釣り糸の一部140d)が円滑にガイドリング210の頂点に移動できない。
釣り糸ガイド200を正面から見るとき(図8及び図11A参照)、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222の下面との境界点(P1)とガイドリング210の外側輪郭線216との第1結合点(P2)の間に存在する。詳しくは、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は、その下端から上方へ所定の区間において、第1取付部222の下面との境界点(P1)から境界点(P1)を通る第1水平線(HL1)に対して上方に第5角度(θ5)で延びる。即ち、側支脚220L,220Rの外側輪郭線216は第1取付部222の下面との境界点(P1)から第1水平線(HL1)に対して第5角度(θ5)で傾斜している。実施例において、第5角度(θ5)は45°以上90°以下である。第5角度(θ5)が45°未満の場合、側支脚220L,220Rの下端と第1取付部222の間に釣り糸の移動を阻止する凹部が形成され得る。第5角度(θ5)が45°以上90°以下であるため、釣り糸の一部(例えば、図14〜図19Bに示す釣り糸の一部140e)は側支脚220L,220Rの下端と第1取付部222の間に引っ掛からず円滑に移動することができる。他の例として、第5角度(θ5)は45°以上85°以下であってもよい。第5角度(θ5)が90°である場合、側支脚220L,220Rの間の間隔が極めて狭くなり、側支脚220L,220Rはそれらの間の隙間部分が腐食し得る。第5角度(θ5)が85°以下である場合、側支脚220L,220Rの間には腐食を防ぐことのできる間隔が与えられる。
また、釣り糸ガイド200を正面から見るとき(図8,図11Aおよび図11B参照)、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は外側輪郭線224より外側に位置する中心(C2)及び曲率半径(R2)を有する第2曲線224aと、外側輪郭線224より内側に位置する中心(C3)及び曲率半径(R3)を有する第3曲線224bを含む。即ち、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222の下面との境界点(P1)から上方に一定区間では第2曲線224aとして延び、第2曲線224aから変曲した第3曲線224bとしてガイドリング210との第1結合点(P2)まで延びる。
図12を参照すると、釣り糸ガイド200を正面から見るとき、釣り糸ガイド200は、ガイドリング210の中心(C0)を通り、第1水平線(HL1)に平行な第2水平線(HL2)に最大幅(Wmax)を有さず、第2水平線(HL2)より下側に最大幅(Wmax)を有する。即ち、釣り糸ガイド200を正面及び側面から見るとき、釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を通り第1水平線HL1に平行な第4水平線(HL4)は、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224のうち第3曲線224b(外側輪郭線224より内側に位置する中心(C3)と曲率半径(R3)を有する曲線)の範囲に位置する。また、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224の第3曲線224bは釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を通る第4水平線(HL4)より上でガイドリング210の外側輪郭線216と第1結合点(P2)で結合する。他の実施例において、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第2曲線224aの代わりに直線を含むことができる。この場合、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224を構成する直線は、第1取付部222との境界点(P1)から第1水平線(HL1)に対して第5角度(θ5)で所定区間にわたって上方に延び、上記直線の終点から第3曲線224bが続く。また、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224の第3曲線224bは複数の曲線からなることができ、この場合、曲線は釣り糸が引っ掛かる凸凹がないように交点で接しながら繋がる。
釣り糸ガイド200を側面から見るとき(図9および図11B参照)、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は、第1取付部222の上面222bから所定区間において第4曲線226aと、第4曲線226aの終点から所定区間にわたり延びる直線226bと、直線226bの終点と第1結合点(P2)の間に位置して第4曲線226aとは反対に湾曲した第5曲線226cを含む。即ち、図9及び図11Bに示すように、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は、第1取付部222から第4曲線226aとして延び、第4曲線226aから直線226bとして延び、直線226bから第5曲線226cとして延びて、ガイドリング210の外側輪郭線216と第1結合点(P2)で結合する。
釣り糸ガイド200を側面から見るとき、第4曲線226aは上側輪郭線226より釣竿の後端側に位置する中心(C4)及び曲率半径(R4)を有し、第5曲線226cは上側輪郭線226より釣竿の先端側に位置する中心(C5)及び曲率半径(R5)を有する。また、第5曲線226cは側支脚の外側輪郭線224の第3曲線224bの範囲に存在する。即ち、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は釣竿の後端側に位置する中心(C4)及び曲率半径(R4)を有する第4曲線226aを含み、外側輪郭線224の第3曲線224bの範囲では、第4曲線226aとは反対に湾曲した第5曲線226cを含む。また、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、第5曲線226cは第1水平線(HL1)に平行に最大幅(Wmax)を通る第4水平線(HL4)の上側に位置する。第4曲線226aと第5曲線226cの間に位置する直線226bは前述した上側輪郭線226の釣竿の後端側に最も傾いた直線(TL)であり、垂直線(VL)に対して第4角度(θ4)で釣竿の後端側に傾いている。
他の実施例において、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は前述した直線226bを備えなくてもよい。このような例では、第4曲線226aの終点に第4曲線226aから変曲する第5曲線226cが続き、第4曲線226aと第5曲線226cの境界における接線は第4角度(θ4)で第1水平線(HL1)に対して傾いている。また、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226を構成する第4曲線226aと第5曲線222cはそれぞれ複数の曲線からなることができ、この場合、曲線は釣り糸が引っ掛かる凸凹がないように交点で接しながら繋がる。
側支脚220L,220Rの下側輪郭線228は上側輪郭線226と類似の形状を有する。下側輪郭線228は第1取付部222から延びる曲線(例えば、第4曲線226aのように釣竿後端側に位置する中心を有する曲線)とこの曲線から延びる直線を含むことができる。
このように、側支脚220L,220Rは釣り糸ガイド200を正面及び側面から見るときS字状を有する。詳しくは、釣り糸ガイド200を正面から見るとき、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222から外側に向かって曲率半径(R2)を有する第2曲線224aとして延び、第2曲線224aから内側に向かって曲率半径(R3)を有する第3曲線224bとして延びる。また、図12に示すように、第1水平線(HL1)からガイドリング210の中心(C0)を通る第2水平線(HL2)までの高さを半分に分ける第3水平線(HL3)で、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224の第2曲線224aは第3水平線(HL3)の下側領域(H1)に位置し、釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を通る第4水平線(HL4)は第3水平線(HL3)の上側領域(H2)に位置する。即ち、釣り糸ガイド(200)の最大幅(Wmax)を通る第4水平線(HL4)は第3曲線224bの範囲内に位置する。また、側支脚220L,220Rを側面から見るとき、上側輪郭線226は第3曲線224bの範囲内で、また最大幅(Wmax)が位置する第4水平線(HL4)より上で、第4曲線226aとは逆に湾曲し曲率半径(R5)を有する第5曲線226cに変わる。
釣り糸ガイド200を側面から見るとき(図9および図11B参照)、後支脚230の後方輪郭線236はガイドリング210の後方輪郭線218に対して傾いている。即ち、後支脚230の後方輪郭線236は垂直線(VL)に対して釣竿100の先端側にガイドリング210の後方輪郭線218の第1角度(θ1)以下の角度で傾いている。また、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、後支脚230の後方輪郭線236はガイドリング210の後方輪郭線218から第1角度(θ1)以下の角度で延びる。ガイドリング210のリング平面(RP)を基準とするとき、後支脚230の後方輪郭線236は第1角度(θ1)以下の角度で釣竿100の先端側に曲がっている。また、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、ガイドリング210の後方輪郭線218と後支脚230の後方輪郭線236の境界には凹む線が存在しない。後支脚230の後方輪郭線218がガイドリング210に対して曲がっている角度は、前述した第1角度(θ1)と同じとき、図9,図11B及び図12に示された通り、後支脚230の後方輪郭線218は釣竿の本体110に垂直である(第1水平線(HL1)に垂直である)。
図13A〜図13Dは仕掛けのキャスト時に実施例による釣り糸ガイド200に釣り糸が絡まる例を示す。図13A〜図13Dにおいて、矢印(F)はキャスト時に釣り糸にかかる張力を指す。図13B及び図13Cにおいて、矢印(CW)はキャスト時に釣竿100に加えられる横風を指す。
図13Aを参照すると、仕掛けのキャスト時に釣り糸140は釣竿100のリール130から螺旋状に放出される。螺旋状に放出された釣り糸140はガイドリング210を通過しながら直線化する。ガイドリング210を通過する釣り糸の速度が低くなると、図13Bに示すように、ガイドリング210を通過する前の釣り糸の一部140bがガイドリング210を通過した釣り糸の一部140aと釣り糸ガイド200との間に位置し得る。このとき、横風(CW)により、図13C及び図13Dに示すように、ガイドリング210を通過する前の釣り糸の一部140bがガイドリング210を通過した釣り糸の一部140aの周りを回って釣り糸ガイド200に巻きついて、糸絡みが発生し得る。糸絡みが発生すると、釣り糸ガイド200のガイドリング210の上側には釣り糸140が折り返された折り返し部140cが形成される。釣り糸の一部140dが後支脚230の下端に引っ掛かるようになり、釣り糸の一部140eが側支脚220L,220Rの下端にかかるようになって、釣り糸の一部140fがガイドリング210の下側外周の下に位置するようになる。
図14〜図19Bを参照して、釣り糸の絡みが解消される例を説明する。
図13Dに示すように釣り糸の絡みが発生しても、釣り糸140にはキャスト時の力による張力(F)が継続して作用している。このような張力が作用する状況で、釣り糸ガイド200の上記のような外形的特徴により釣り糸140の絡みが解消される。
図14は、図13Dに示すようにキャスト時に糸絡みが発生した状況で釣り糸140が張力(F)により移動しながら糸絡みから解消されるのを例示する。図14において、矢印(LM1,LM2,LM3)は釣り糸140の一部140d,140e,140fの移動をそれぞれ指す。釣り糸140は張力(F)の方向に引っ張られるようになり、折り返し部140cはおおむねその場に維持される。
後支脚230に引っ掛かった釣り糸の一部140dは矢印(LM1)の方向に後支脚230の後方輪郭線236に沿って後方輪郭線236とガイドリング210の後方輪郭線218との境界を通ってガイドリング210側へ移動する。後支脚230の後方輪郭線236は釣竿100に垂直であるか、ガイドリング210の後方輪郭線218から第1角度(θ1)以下の角度で釣竿100の先端側に曲がっている。即ち、後支脚230の後方輪郭線236は釣竿100の後端側に傾いていない。また、後支脚230の後方輪郭線236とガイドリング210の後方輪郭線218の間には釣り糸の一部140dの移動を阻害するいかなる凹部もない。従って、図15Aに示すように、釣り糸の一部140dはキャスト時の張力(F)によってガイドリング210側へ移動する。
また、釣り糸の一部140dの上方移動に応じて、側支脚220L,220Rの下端に引っ掛かった釣り糸の一部140eが矢印(LM2)の方向に側支脚220L,220Rに沿って上方に移動する。側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222との境界点(P1)で第5角度(θ5)(例えば、45゜)で上方に向かう。従って、側支脚220L,220Rの下端には釣り糸の移動を阻害する凹部がない。即ち、図15Bに示すように、釣り糸の一部140eは側支脚220L,220Rの下端に引っ掛からず、側支脚220L,220Rの外側輪郭線のうち第2曲線224aに沿って上方に移動する。
また、釣り糸の一部140dの移動に応じて、ガイドリング210の直下に位置する釣り糸の一部140fがガイドリング210の下側外周を越えて矢印(LM3)の方向に上方に移動する。ガイドリング210の外側輪郭線216は変曲点(P5)から外側輪郭線216の内側に位置する中心(C6)を有する円弧(CA)を有さない。ガイドリング210の外側輪郭線216は変曲点(P5)から変曲点(P5)に接する直線または外側輪郭線216の外側に位置する中心(C1)を有する第1曲線216bを有する。従って、図15C及び図15Dに示すように、釣り糸の一部140fはガイドリング210の下側の外周に引っ掛かることなく上方に移動する。
図16は、図14に示す釣り糸の移動の次の釣り糸の移動を例示する。キャスト時の張力(F)が作用するので、ガイドリング210側に移動した釣り糸の一部140dとガイドリング210の下側外周を越えた釣り糸の一部140fはガイドリング210の後方輪郭線218に沿って矢印(LM4)の方向に上方に移動する。また、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224に沿って移動した釣り糸の一部140eは側支脚220L,220Rの上側輪郭線224に沿って矢印(LM5)の方向に上方に移動する。即ち、図17Aに示すように、ガイドリング210が釣竿の先端側に第1角度(θ1)で傾いているので、釣り糸の一部140d,140fはガイドリング210の傾いた第1角度(θ1)に合せてガイドリング210の後方輪郭線218に沿って上方に移動する。第1角度(θ1)が5゜〜20゜の範囲であるので、釣り糸の一部140d,140fは円滑に上方に移動する。ガイドリング210の第1角度(θ1)と側支脚220L,220Rの第4角度(θ4)によって、釣り糸ガイド200を側面から見るとき、釣り糸の一部140d,140fの矢印(LM4)方向への移動と釣り糸の一部140eの矢印(LM5)方向への移動は三角形(T)の斜辺に沿うようになる(図17B参照)。矢印(LM5)方向への移動と関連して、折り返し部140cを支点として釣り糸に張力(F)が作用すると、釣り糸の一部140d,140eは三角形(T)を巻く形となり、側支脚220L,220Rにおける第4角度(θ4)が30゜〜60゜の範囲であるので、釣り糸の一部140d,140eは円滑に三角形(T)の頂点に向かう。折り返し部140cに釣り糸の一部140d,140eが接近するに従って折り返し部140cにおける張力(F)は弱くなり得るが、釣り糸ガイド200を側面から見たときになされる三角形(T)の形状によって、釣り糸の一部140d,140e,140fは三角形(T)の頂点に向かって移動することができる。
図18は図16に示すように釣り糸が移動した次の釣り糸の移動を例示する。図18,図19A及び図19Bを参照すると、折り返し部140cの移動なしに釣り糸140の絡みは解消される。即ち、釣り糸の一部140dがガイドリング210の上端頂点を越えれば釣り糸の絡みが解消される。
ガイドリング210の外側輪郭線216と側支脚220L,220Rの上側輪郭線226(例えば、第4曲線226a及び直線226b)に沿って上方に移動する釣り糸の一部140dが釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を越えると、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224の第3曲線224bと上側輪郭線226の第5曲線226cとに沿って釣り糸の一部140dは上方に移動する。側支脚220L,220Rの上側輪郭線224とガイドリング210の外側輪郭線216の第1結合点(P2)がガイドリング210の中心(C0)より上側に第3角度(θ3)で位置するので、釣り糸の一部140dは外側輪郭線224の第3曲線224bを通ってガイドリング210の外側輪郭線216の円弧216aに沿って折り返し部140c側へ移動して糸絡みが解消される。側支脚220L,220Rの上側輪郭線226とガイドリング210の外側輪郭線216の間の第1結合点(P2)がガイドリング210の中心(C0)に対して第3角度(θ3)(例えば、25゜)以上の角度で上側に位置するので、釣り糸の一部140dは摩擦抵抗によりガイドリング210に再び引っ掛かることがない。
図20A〜図20Cは実施例による釣り糸ガイド200に釣り糸の結束部が挟まらない例を示す。
釣り糸140はPEライン141と、リーダー142と、これらを結束する結束部143を有する。前述したように、後支脚230の後方輪郭線236はガイドリング210のリング平面(RP)に対して釣竿100の先端側に傾いており、その傾く角度は釣竿100に垂直な角度までである。即ち、後支脚230の後方輪郭線230はガイドリング210のリング平面(RP)の延長線に存在しない。従って、仕掛けのキャスト時にリーダー142、結束部143などは後支脚230と接触しない。また、釣り糸ガイド200は1つの後支脚230を備える。従って、仕掛けのキャスト時に結束部143が不規則的に動くとしても、リーダー142、結束部143などの後支脚230との接触は最小限に抑えられる。また、釣り糸ガイド200は後支脚230とガイドリング210の間に結束部143が挟まり得る狭い間隙を有さない。また、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は、中心(C3)と曲率半径(R3)を有する第3曲線224bが最大幅(Wmax)の上側でガイドリング210と第1結合点(P2)で結合するので、ガイドリング210を通過した後のリーダー142および結束部143などが、完全に直線化せず若干の螺旋状を有しても、側支脚220L,220Rとの接触は最小限に抑えられる。
図11A及び図12を再び参照して、実施例による釣り糸ガイド200が有する撓みを減少させる特徴に関して説明する。
リーダー142を使用する釣りの例では、釣り糸ガイドに加えられる衝撃が大きい。従って、衝撃による振動を抑えるためには、釣り糸ガイドの撓みを減少させることが求められ、釣り糸ガイドの撓みを減少させるためには釣り糸ガイドの全長を短くすることが効果的である。
実施例の釣り糸ガイド200において、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は、その下側に釣竿後端側に位置する中心(C4)及び曲率半径(R4)を有する第4曲線226aと、その上側に釣竿先端側に位置する中心(C5)及び曲率半径(R5)を有する第5曲線226cを有する。即ち、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226は中心(C4)を有する第4曲線226aからこれと逆方向に湾曲し中心(C5)を有する第5曲線226cからなる。このように、上側輪郭線226がS字状からなるので、釣り糸ガイド200は、糸絡みの解消と、側支脚220L,220Rの強度を維持しながらもさらに短い全長(OL)を有することができる。図15Bおよび図17Aで例示する糸絡み解消のための釣り糸の移動において、側支脚220L,220Rの下端に釣り糸の移動を阻止する凹部がないため、釣り糸の一部140eは側支脚220L,220Rの外側輪郭線のうち第2曲線224aに沿って上側に移動する。従って、側支脚220L,220Rの下部は第4角度(θ4)と同じ傾斜で垂直線(VL)に対して傾く必要はなく、側支脚220L,220Rの下部を第4曲線226aの曲率半径(R4)程度に湾曲させることによって、釣り糸ガイド200の全長(OL)を短くすることができる。図18、図19A及び図19Bで例示する糸絡みの解消のための釣り糸の移動において、釣り糸の一部140dが釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を越えると、釣り糸ガイド200の幅が減少するので、釣り糸の一部140dはガイドリング210の外周に沿って上方に移動する。従って、釣り糸の一部140dが釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)を越えて移動するとき、側支脚220L,220Rの傾斜は大きく必要としなくてもよい。従って、側支脚220L,220Rの上側輪郭線226の上側に位置する、釣竿先端側に位置する中心(C5)を有する第5曲線226cはその下側の第4曲線226aと逆方向に湾曲することができるので、釣り糸ガイド200の全長(OL)を短くすることができる。このように、実施例の釣り糸ガイド200は側支脚220L,220Rの強度と糸絡み解消のバランスを考慮して、第1及び第2取付部222,232の下面に接する第1水平線(HL1)とガイドリング210の中心(C0)を通る第2水平線(HL2)までの高さを半分に分けた第3水平線(HL3)において、釣り糸ガイド200の最大幅(Wmax)は水平線(HL3)の上側領域(H2)に位置し、上側輪郭線226の第5曲線226cの少なくとも一部が上側領域(H2)に位置する。側支脚220L,220Rの上側輪郭線226を構成する第4曲線226aと第5曲線226cは、2つ以上の曲線または線分を利用してなり得る。
また、釣り糸ガイド200を正面から見るとき、側支脚220L,220Rの外側輪郭線224は第1取付部222から第1取付部222の下面に接する第1水平線(HL1)に対して45゜以上の角度(第5角度(θ5))で傾いている。従って、実施例の釣り糸ガイド200は従来技術の釣り糸ガイドに比べて大きい角度で第1取付部222に延びる側支脚220L,220Rを有する。このように、側支脚220L,220Rが大きな角度で第1取付部222に延びるので、側支脚220L,220Rは大きな曲げ角度を有するようになり、従って側支脚220L,220Rのプレス加工によって側支脚220L,220Rに加工硬化をもたらし、釣り糸ガイド200はより一層高い剛性を得ることができる。また、側支脚220L,220Rの曲げに対する抵抗が大きく、釣り糸ガイド200の撓みを大きく減少させることができる。
図21A及び図21Bは他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図21A及び図21Bに示す釣り糸ガイド300は前述した実施例の釣り糸ガイド200と比べ、全長(OL)より大きい全高(OH)を有する。上記全長(OL)は後支脚330の第2取付部332の釣竿後端側の端と側支脚320Lの第1取付部322の釣竿先端側の端の間の長さで定義される。上記全高(OH)は第1及び第2取付部322,332の下面に接する第1水平線(HL1)とガイドリング210の上端の間の高さで定義される。
図22はさらに他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図22に示す釣り糸ガイド400では、前述した実施例の釣り糸ガイド200と比べ、側支脚420Lの上側輪郭線とガイドリング210の外側輪郭線の第1結合点(P2)がより上側に位置して、さらに円滑な糸絡みの解消を可能にする。また、側支脚420Lの幅は前述した実施例の釣り糸ガイド200に比べてさらに広い。また、側支脚420Lはガイドリング210に隣接した開口429を有し、幅が広い側支脚を有しながら軽量の釣り糸ガイド400を実現する。
図23はさらに他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図23に示す釣り糸ガイド500では、側支脚220L,220Rの第1取付部522と後支脚230の第2取付部532がリング状からなっている。このような釣り糸ガイド500は振出式釣竿に用いられる。
以上で説明した本発明は、前述した実施例及び添付の図面により限定されるものではない。本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で様々な置換、変形及び変更が可能であるということは本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者において明白である。
100 釣竿、110 釣竿本体、130 リール、140 釣り糸、200,300,400,500 釣り糸ガイド、210 ガイドリング、216 ガイドリングの外側輪郭線、218 ガイドリングの後方輪郭線、220L,220R 側支脚、222 第1取付部、224 側支脚の外側輪郭線、226 側支脚の上側輪郭線、228 側支脚の下側輪郭線、230 後支脚、232 第2取付部、234 後支脚の外側輪郭線、236 後方支脚の後方輪郭線。
本発明の一側面によれば、釣竿に取り付けられ釣り糸を案内する釣り糸ガイドが提供される。例示的実施例において、釣り糸ガイドは、釣り糸を案内するガイドリングと、上記ガイドリングの径方向における両側から釣竿の先端側にそれぞれ延び、下端で互いに近接して、上記下端に釣竿本体との取付のため第1取付部を備えた一対の側支脚と、上記ガイドリングの下側から延びて下端に上記釣竿本体との取付のための第2取付部を備えた1つの後支脚とを備える。上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記ガイドリングは外側輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と第1結合点で結合する外側輪郭線を有し、上記後支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と結合する外側輪郭線を有する。上記釣り糸ガイドを側面から見るとき、上記ガイドリングは上記釣竿の後端側に面する後方輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と上記第1結合点で結合する上側輪郭線と第2結合点で結合する下側輪郭線とを有し、上記後支脚は上記ガイドリングの後方輪郭線と結合し上記釣竿後端側に面する後方輪郭線を有する。上記ガイドリングの後方輪郭線は上記第1及び第2取付部の下面に接する第1水平線に垂直な垂直線に対して上記釣竿先端側に第1角度で傾斜する。上記後支脚の後方輪郭線は上記第1角度以下の角度で上記ガイドリングの後方輪郭線に対して上記釣竿先端側に傾斜する。上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記側支脚の外側輪郭線は上記第1取付部の下面との境界点で上記第1水平線に対して45°以上90°以下の角度で傾斜する。上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記ガイドリングの外側輪郭線は上記ガイドリングの中心を中心として上記ガイドリングの中心に対して第2角度で下側に位置する両終点を有する円弧と、上記円弧の終点と上記後支脚の外側輪郭線との間に直線または上記ガイドリングの外側輪郭線より外側に中心を有する第1曲線を含む。上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記第1結合点は上記ガイドリングの中心より上側に上記ガイドリングの中心に対して第3角度で位置し、上記第2結合点は上記ガイドリングの中心より下側に位置する。

Claims (17)

  1. 釣り糸を案内するガイドリングと、
    上記ガイドリングの径方向における両側から釣竿の先端側にそれぞれ延び、下端で互いに近接し、上記下端に釣竿本体との取付のための第1取付部を備えた一対の側支脚と、
    上記ガイドリングの下側から延び下端に上記釣竿本体との取付のための第2取付部を備えた1つの後支脚と、を備える釣り糸ガイドであって、
    上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記ガイドリングは外側輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と第1結合点で結合する外側輪郭線を有し、上記後支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と結合する外側輪郭線を有し、
    上記釣り糸ガイドを側面から見るとき、上記ガイドリングは釣竿の後端側に面する後方輪郭線を有し、上記側支脚は上記ガイドリングの外側輪郭線と上記第1結合点で結合する上側輪郭線と第2結合点で結合する下側輪郭線とを有し、上記後支脚は上記ガイドリングの後方輪郭線と結合し上記釣竿後端側に面する後方輪郭線を有し、
    上記ガイドリングの後方輪郭線は上記第1及び第2取付部の下面に接する第1水平線に垂直な垂直線に対して上記釣竿先端側に第1角度で傾斜し、
    上記後支脚の後方輪郭線は上記垂直線に対して上記第1角度以下の角度で上記ガイドリングの後方輪郭線に対して傾斜し、
    上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記側支脚の外側輪郭線は上記第1取付部の下面との境界点で上記第1水平線に対して45°以上90°以下の角度で傾斜しており、
    上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記ガイドリングの外側輪郭線は上記ガイドリングの中心を中心とし上記ガイドリングの中心に対して第2角度で下側に位置する両終点を有する円弧と、上記円弧の終点と上記後支脚の外側輪郭線の間に直線または上記ガイドリングの外側輪郭線より外側に中心を有する第1曲線を含み、
    上記ガイドリングを直角方向から見るとき、上記第1結合点は上記ガイドリングの中心より上側に上記ガイドリングの中心に対して第3角度で位置し上記第2結合点は上記ガイドリングの中心より下側に位置する、
    釣り糸ガイド。
  2. 上記第1角度は5゜〜20゜の範囲である、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  3. 上記後支脚の後方輪郭線は、上記ガイドリングの後方輪郭線から上記第1角度以下の角度に延びる、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  4. 上記後支脚の後方輪郭線は上記第1水平線に垂直である、
    請求項3に記載の釣り糸ガイド。
  5. 上記第2角度は30゜〜45゜である、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  6. 上記第3角度は25゜〜40°である、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  7. 上記側支脚の外側輪郭線は上記第1取付部の下面との境界点から上方に延びる第2曲線と上記第2曲線から上記第1結合点に延びる第3曲線とを含み、
    上記釣り糸ガイドを正面から見るとき、上記第2曲線は上記側支脚の外側輪郭線より外側に中心を有し、上記第3曲線は上記側支脚の外側輪郭線より内側に中心を有し、
    上記釣り糸ガイドは上記釣り糸ガイドを正面から見るとき上記第3曲線の範囲に最大幅を有する、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  8. 上記釣り糸ガイドは上記第1水平線と上記第1水平線に平行で上記ガイドリングの中心を通る第2水平線との間の高さを半分に分ける第3水平線の上側に上記最大幅を有し、
    上記第2曲線は上記第3水平線の下側に位置する、
    請求項7に記載の釣り糸ガイド。
  9. 上記側支脚の上側輪郭線は上記第1取付部から上方に延びる第4曲線と、上記第4曲線から上記第1結合点に延び上記側支脚の外側輪郭線の上記第3曲線の範囲に存在する第5曲線とを含み、
    上記釣り糸ガイドを側面から見るとき、上記第4曲線は上記上側輪郭線より上記釣竿の後端側に位置する中心を有し上記第5曲線は上記上側輪郭線より上記釣竿の先端側に位置する中心を有し、上記第4曲線と上記第5曲線の境界における接線は上記垂直線に対して上記釣竿の後端側に第4角度で傾いている、
    請求項7に記載の釣り糸ガイド。
  10. 上記側支脚の上側輪郭線は上記第4曲線と上記第5曲線の間に上記第4角度で傾斜する直線をさらに含む、
    請求項9に記載の釣り糸ガイド。
  11. 上記第4角度は30゜〜60゜の範囲である、
    請求項9に記載の釣り糸ガイド。
  12. 上記第1水平線に平行に上記最大幅を通る第4水平線の上側に上記第5曲線が位置する、
    請求項9に記載の釣り糸ガイド。
  13. 上記側支脚の外側輪郭線と上側輪郭線はS字状を有する、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  14. 上記第1取付部の上記釣竿先端側の端と上記第2取付部の上記釣竿後端側の端との間の長さは、上記第1水平線と上記ガイドリングの上端との間の高さより小さい、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  15. 上記側支脚は上記ガイドリングに隣接する開口を有する、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  16. 上記第1取付部及び上記第2取付部はリング状を有する、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  17. 請求項1〜請求項16のうちいずれか1項の釣り糸ガイドを備える釣竿。
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