JPWO2014195993A1 - 磁気ヘッド、磁気記録媒体処理装置 - Google Patents

磁気ヘッド、磁気記録媒体処理装置 Download PDF

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Abstract

コア(11)と、コア(11)の周囲に配置されたコイル(12)と、コア(11)およびコイル(12)を収容した金属製のケース(14)とを備え、磁気カード(20)の磁気ストライプ(20s)に対して磁気情報の読み取りを行う磁気ヘッド(10A)において、ケース(14)の内部のコア(11)の側方に磁性体(15)を設ける。この磁性体(15)は、外部からの電磁波および磁界を、コア(11)に及ばないように偏在させる。

Description

本発明は、磁気記録媒体に対して磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体処理装置に関し、特に、外部からの電磁波および磁界の影響を軽減する技術に関する。
ATM(Automated Teller Machine:現金自動預金支払機)やCD(Cash Dispenser:現金自動支払機)などの取引処理装置には、磁気カードなどの磁気記録媒体を取り扱う磁気記録媒体処理装置が搭載されている。この磁気記録媒体処理装置の挿入口から、たとえば磁気カードが挿入されると、内部にある磁気ヘッドにより、磁気カードに対して磁気情報の読み取りまたは書き込みが行われる。
磁気記録媒体処理装置では、外部で発生した電磁波や磁界の影響により、磁気ヘッドの読み取り信号にノイズが生じて、磁気カードに記録された磁気情報を判読できなくなったり、誤った磁気情報を判読したりしてしまうことがある。また、磁気ヘッドの書き込み信号にノイズが生じて、磁気カードに磁気情報を正常に書き込めないこともある。
この対策として、従来の磁気ヘッドでは、外部からの電磁波や磁界の影響を遮蔽するため、コアとコアの周囲に巻回されたコイルなどを、パーマロイなどの金属製のケースに収容している。また、特許文献1では、磁気ヘッドの上下に金属製のシールド板を設けている。
特開2001−307018号公報
ATMやCDなどは、磁気記録媒体処理装置の他に、コンピュータ本体、液晶ディスプレイ、キーボード、およびプリンタなどの複数のユニットから構成されている。このうち、液晶ディスプレイなどは、周辺に電磁波や磁界を放射している。また、磁気記録媒体処理装置やプリンタなどに備わる搬送用モータも、周辺に電磁波や磁界を放射している。
磁気記録媒体処理装置では、磁気記録媒体に記録された微弱な磁気情報を読み取ることができるように、感度の高い磁気ヘッドを用いることがある。この場合、コアやコイルを金属製のケースで覆っていても、液晶ディスプレイなどから放射された電磁波や磁界の影響を受けて、磁気情報の読み取りや書き込みの性能が劣化してしまう。
また、構造上、磁気記録媒体と接触する磁気ヘッドの接触面には、コアが露出している。このため、特許文献1のように、磁気ヘッドの周囲にシールド板を設けても、外部からの電磁波や磁界がコアの露出部分から進入するので、それらの影響を受けて、性能が劣化してしまう。また、磁気ヘッドの周囲には、磁気カードなどの搬送路や搬送部材が配置されるため、磁気ヘッドを完全に覆うように、シールド板を設置するのは困難である。
本発明の課題は、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させて、性能を向上させることができる磁気ヘッドおよび磁気記録媒体処理装置を提供することである。
本発明では、コアと、コアの周囲に配置されたコイルと、コアおよびコイルを収容した金属製のケースとを備え、磁気記録媒体に対して磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う磁気ヘッドにおいて、ケースの内部のコアの側方に磁性体を設けている。
また、本発明による磁気記録媒体処理装置は、上記磁気ヘッドと、磁気記録媒体が挿入される挿入口とを備え、挿入口から挿入された磁気記録媒体に対して、磁気ヘッドにより磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う。
上記構成によると、磁気ヘッドの金属製のケース内におけるコアの側方に、磁性体が設けられているので、外部からの電磁波および磁界が、磁性体に引き寄せられるように偏在して、コアに及び難くなる。このため、磁気ヘッドおよび該磁気ヘッドを備えた磁気記録媒体処理装置において、ノイズの原因となる、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させることができる。そしてこの結果、磁気記録媒体に対する磁気情報の読み取りや書き込みの性能を向上させることが可能となる。
また、従来の磁気ヘッドのサイズやケースを変えることなく実現することができるため、既存の磁気記録媒体処理装置における磁気ヘッドを、本発明の磁気ヘッドに容易に置き換えることができる。さらに、磁気記録媒体処理装置を新規に設計する場合は、磁気ヘッドの周囲にシールド板などを設ける必要がないので、磁気記録媒体処理装置の設計自由度を向上させることができる。
本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアの厚み方向の側方に配置され、外部からの電磁波および磁界をコアに及ばないように偏在させてもよい。
これにより、外部からの電磁波および磁界がコアに及び難くなるため、該電磁波および磁界が磁気ヘッドの性能に与える影響を一層低減させることができる。
本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアの両側方に設けられていてもよいし、または、コアの一側方に設けられていてもよい。
磁性体をコアの両側方に設けた場合は、コアの一側方に設けた場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コアに及び難くすることができる。一方、磁性体をコアの一側方に設けた場合は、コアの両側方に設けた場合と比べて、磁気ヘッドの内部の構造を簡単にすることができる。
本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアの材質と同等以上の透磁率を有する材質で形成されていてもよいし、または、コアの材質より小さい透磁率を有する材質で形成されていてもよい。
コアの材質と同等以上の透磁率を有する材質で磁性体を形成した場合は、コアの材質より小さい透磁率を有する材質で磁性体を形成した場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に磁性体に引き寄せて、コアに及び難くすることができる。
本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアの厚みと同等以上の厚みを有していてもよいし、または、コアの厚みより薄い厚みを有していてもよい。
磁性体の厚みをコアの厚みと同等以上の厚みにした場合は、コアの厚みより薄くした場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コアに及び難くすることができる。
本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアと同一の側面形状を有していてもよいし、または、コアと異なる側面形状を有していてもよい。
コアと磁性体の側面形状を同一にする場合は、コアと同一の製造設備を用いて、磁性体を製造することができ、製造効率を向上させることが可能となる。
さらに、本発明では、上記磁気ヘッドにおいて、磁性体は、コアの体積と同等以上の体積を有していてもよいし、または、コアの体積より小さい体積を有していてもよい。
コアと同等以上の体積を有する磁性体を設けた場合は、コアより小さい体積を有する磁性体を設けた場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コアに及び難くすることができる。
本発明によれば、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させて、性能を向上させることができる磁気ヘッドおよび磁気記録媒体処理装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態による磁気記録媒体処理装置の電気ブロック図である。 図2は、磁気カードを示した図である。 図3は、図1の磁気記録媒体処理装置の概略構造図である。 図4は、本発明の第1実施形態による磁気ヘッドの分解斜視図である。 図5は、図4の磁気ヘッドの組立工程図である。 図6は、図4の磁気ヘッドの周辺の電磁波および磁界の分布状態を示した図である。 図7は、本発明の第2実施形態による磁気ヘッドの分解斜視図である。 図8は、図7の磁気ヘッドの周辺の電磁波および磁界の分布状態を示した図である。 図9は、第3実施形態による磁気ヘッドの周辺の電磁波および磁界の分布状態を示した図である。 図10は、第4実施形態による磁気ヘッドの周辺の電磁波および磁界の分布状態を示した図である。 図11は、従来の磁気ヘッドの周辺の電磁波および磁界の分布状態を示した図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、本発明の実施形態による磁気記録媒体処理装置100の構成を、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、磁気記録媒体処理装置100の電気ブロック図である。図2は、磁気カード20を示した図である。図3は、磁気記録媒体処理装置100の概略構造図である。
図3中、矢印Fは前方向、矢印Bは後ろ方向、矢印Lは左方向、矢印Rは右方向、矢印Uは上方向、および矢印Dは下方向を示している(後述の図4〜図11も同様)。なお、左方向Lは、後方(B側)から前方(F側)を見た場合の左方向であり、右方向Rは、後方(B側)から前方(F側)を見た場合の右方向である。
磁気記録媒体処理装置100は、たとえば、金融機関に設置されたATMなどの取引処理装置に搭載される。磁気記録媒体処理装置100は、顧客が所有する磁気カード20(図2)を受け付けて、磁気カード20の磁気ストライプ20sに記録された磁気情報を読み取る磁気カードリーダから構成されている。
図2に示すように、磁気ストライプ20sは、磁気カード20の裏面20bに設けられている。磁気カード20は、本発明の「磁気記録媒体」の一例である。
図1に示すように、磁気記録媒体処理装置100には、制御部2、磁気ストライプ検出センサ3、記憶部4、磁気ヘッド10、カード搬送部5、カード位置検出センサ6、およびホストインタフェイス7が備わっている。
そのうち、磁気ストライプ検出センサ3は、図3(a)に示すように、磁気記録媒体処理装置100の挿入口ユニット1b内に設けられている。挿入口ユニット1bの前面には、磁気カード20を挿入する挿入口1cが設けられている。
磁気記録媒体処理装置100は、挿入口ユニット1bを前方(F方向)に向けて、取引処理装置のパネル200の内側に設置される。挿入口1cは、パネル200に設けられた開口201と連通する。また、挿入口1cは、図3(b)に示すように、矩形状に形成されている。
制御部2、記憶部4、磁気ヘッド10、カード搬送部5、カード位置検出センサ6、およびホストインタフェイス7は、磁気記録媒体処理装置100の本体1a内に設けられている。
制御部2は、マイクロコンピュータから構成され、各部の動作を制御する。記憶部4は、メモリから構成され、各種の情報を記憶している。
磁気ストライプ検出センサ3は、小型の磁気ヘッドから構成されている。磁気ストライプ検出センサ3は、磁気情報の記録された磁気カード20の磁気ストライプ20sを検出する。制御部2は、磁気ストライプ検出センサ3の出力信号に基づいて、挿入口1cからの磁気カード20の挿入を検知する。
カード搬送部5は、複数のローラ5a(図3)と、各ローラ5aを回転させるためのモータや回路(図示省略)から構成されている。カード搬送部5は、本体1a内でローラ5a間に磁気カード20を挟み込み、モータの駆動力でローラ5aを回転させて、搬送路40(図3)に沿って磁気カード20を前後方向F、Bに往復搬送する。
磁気ヘッド10は、本体1a内の搬送路40より下側(D方向側)に固定されている。磁気カード20がカード搬送部5によりF、B方向に搬送される際に、磁気カード20の磁気ストライプ20sと磁気ヘッド10の接触面10sが接触し、磁気ヘッド10が磁気ストライプ20sから磁気情報を読み取る。
つまり、磁気ヘッド10は、磁気カード20の磁気ストライプ20sに記録された磁気情報を再生するためのものである。磁気ヘッド10の詳細構造は後述する。
カード位置検出センサ6は、図3に示す、複数の透過型の光センサ6a〜6eから構成されている。各光センサ6a〜6eの受光部と投光部は、本体1a内で搬送路40の上下(U、D方向側)に対向するように配置されている。制御部2は、各光センサ6a〜6eの出力信号に基づいて、挿入口ユニット1bや本体1a内における磁気カード20の位置を検出する。
ホストインタフェイス7は、ATMに搭載されたホストコンピュータ(図示省略)に対して情報を送受信する回路から構成されている。
次に、第1実施形態の磁気ヘッド10Aの構造を、図4〜図6を参照しながら説明する。
図4は、磁気ヘッド10Aの分解斜視図である。図5は、磁気ヘッド10Aの組立工程図である。図6では、磁気ヘッド10Aの平面図を(a)に示し、正面図を(b)に示し、側面図を(c)に示している。
磁気ヘッド10Aは、図1および図3に示した磁気ヘッド10を構成するものである(後述の磁気ヘッド10B、10C、10Dも同様)。磁気ヘッド10Aは、たとえば、磁気カード20の磁気ストライプ20sに設けられた2つのトラックから磁気情報を読み取る、2チャンネル再生型の磁気ヘッドから成る。
図4に示すように、磁気ヘッド10Aには、コア11、コイル12、ホルダ13、ケース14、および磁性体15が備わっている。
図5(a)に示すように、コア11は、2つ設けられている。各コア11は、図4に示すように、2個1対のコア片11aから成る。各コア片11aは、たとえば、フェライトまたはパーマロイなどの磁性材料により形成されている。
コイル12は、2つ設けられている。各コイル12は、ボビン12bと、ボビン12bの周囲に巻回された巻線12aとから成る。ボビン12bは、合成樹脂の成型品である。巻線12aは、たとえば、銅線などから成る。
ホルダ13は、合成樹脂製で、2つ設けられている。各ホルダ13には、3つの溝部13aがそれぞれ形成されている。
磁性体15は、3つ設けられている。磁性体15は、たとえば、パーマロイ、センダスト、フェライト、珪素鋼鈑、鉄、アルミニウム、またはステンレスなどの磁性材料により、板状に形成されている。
磁性体15の材質は、コア11の材質と同等以上の透磁率を有する材質であってもよいし、または、コア11の材質より小さい透磁率を有する材質であってもよい。各磁性体15の材質は、同一である。
図6(a)に示すように、磁性体15のL、R方向の厚みは、コア11のL、R方向の厚みより薄くなっている。また、コア11と磁性体15を厚み方向(L、R方向)に見た場合、磁性体15は、コア11と異なる側面形状を有していて、該側面の面積は、コア11より大きくなっている(図6(b)参照)。さらに、磁性体15の体積は、コア11の体積より大きくなっている。図6では、コイル12とホルダ13の図示を省略している(後述の図8〜図11も同様)。
ケース14は、1つ設けられている。ケース14は、たとえば、鉄、ステンレス、アルミニウム、パーマロイ、フェライト、または珪素鋼鈑などの磁性材料からなる金属製のケースであって、箱状に形成されている。ケース14の上部には、矩形孔状の開口部14aが2つ形成されている。ケース14の内部には、コア11、コイル12、ホルダ13、および磁性体15が収容される。
図5(a)および図6(b)に示すように、1対のコア片11aを組み合わせることにより、コア11は矩形環状に形成される。そのコア11の組立時に、1対のコア片11aの水平部11c(図4)を、ボビン12bの軸方向(F、B方向)の両側から中空部12c(図4)にそれぞれ挿入する。
これにより、図5(a)に示すように、コア11の水平部11cの周囲にコイル12が配置される。また、コア11の上部、すなわち1対のコア片11aの上部11bの間に、所定の大きさのギャップが設けられる(図6(b)も参照)。
図5(a)に示すように、コア11とコイル12を組み合わせたものを、2組だけコイル12の軸方向(F、B方向)に対して垂直な方向、すなわちコア11の厚み方向(L、R方向)に並べる。そして、図5(a)で、左側にあるコア11の左側方(L方向側)と、右側にあるコア11の右側方(R方向側)と、両コア11の間に、それぞれ磁性体15を配置する。つまり、コア11およびコイル12と、磁性体15とを、コア11と磁性体15の厚み方向(L、R方向)に交互に並べる。
次に、図5(b)に示すように、各ホルダ13の中央の溝部13aに、中央の磁性体15の両側端部を係合させる。また、各ホルダ13の左右の溝部13aに、左右の磁性体15の両側端部を係合させる。
そして、コア11、コイル12、磁性体15、およびホルダ13を、ケース14の下方(D方向側)から内部に収容して、ケース14の下方を図示しないカバーにより塞ぐ。
これにより、ケース14内でコア11、コイル12、磁性体15、およびホルダ13が固定される。また、ケース14内で各コア11の厚み方向の両側方、すなわち各コア11のL方向側とR方向側に、磁性体15がそれぞれ配置される(図6(a)および(c)参照)。つまり、ケース14内で各コア11が磁性体15に挟み込まれた状態となる。
また、図5(c)に示すように、ケース14の各開口部14aから、各コア11の上部11bが突出する。各コイル12の巻線12aの両端に接続されたリード端子は、図示しないカバーに設けられた孔から引き出される(図示省略)。
この後、各コア11の上部11bとケース14の上部が研磨され、図6(b)および(c)に示すように、各コア11の上面とケース14の上面が面一になる。このコア11およびケース14の上面は、磁気カード20の磁気ストライプ20sと接触する、磁気ヘッド10Aの接触面14sとなる。ケース14の各開口部14aは、各コア11により塞がれる(図6(a)および(c)参照)。
上記のように製造された磁気ヘッド10Aは、図3(a)における磁気ヘッド10の位置、すなわち、磁気記録媒体処理装置100の本体1a内の搬送路40より下方にある所定の位置に固定される。その際、磁気ヘッド10Aの接触面14sが上向きで、かつ各コイル12の軸方向が磁気カード20の搬送方向(F、B方向)と平行になるように、磁気ヘッド10Aは固定される。また、磁気ヘッド10Aは、図示しないリード端子などを介して、制御部2(図1)に電気的に接続される。
これにより、磁気カード20が磁気ヘッド10A上を通過する際に、磁気ストライプ20sが磁気ヘッド10Aの接触面14sに接触する。そして、磁気ストライプ20sに記録された磁気情報に応じて、コア11の磁界が変化して、コイル12に流れる電流の向きも変化する。制御部2は、そのコイル12に流れる電流の向きの変化に基づいて、磁気ストライプ20sに記録された磁気情報を判読する。
次に、外部で発生した電磁波および磁界の、磁気ヘッド10A周辺での分布状態を、図6を参照しながら説明する。また、比較のため、従来の磁気ヘッド90の場合も、図11を参照しながら説明する。
図6および図11では、外部からの電磁波および磁界の磁力線を点線で示している(後述の図8〜図10も同様)。また、図11では、従来の磁気ヘッド90の平面図を(a)に示し、正面図を(b)に示し、側面図を(c)に示している。
外部からの電磁波および磁界は、金属製のケース14である程度遮蔽されるが、一部は、ケース14を透過したり、ケース14の開口部14aを通過したりして、内部に進入する。
図11に示すように、内部に磁性体15を設けていない従来の磁気ヘッド90の場合、ケース14内に進入した電磁波および磁界は、図11(a)および(c)に点線で示すように、磁性材料からなるコア11を透過し、コイル(図示省略)に起電力を発生させる。これにより、磁気カード20の磁気情報の読み取り時に、読み取り信号にノイズが重畳して、磁気ヘッド90の読み取り性能が劣化してしまう。
これに対し、図6に示す磁気ヘッド10Aの場合は、ケース14内に進入した電磁波および磁界は、図6(a)および(c)に点線で示すように、コア11の両側にある磁性体15に引き寄せられるように偏在し、コア11に及びにくくなる。これにより、外部からの電磁波および磁界によりコイル12(図4)に発生する起電力が低減され、磁気カード20の磁気情報の読み取り時に、読み取り信号に重畳するノイズが減少して、S/N比が向上する。
つまり、上記第1実施形態の磁気ヘッド10Aおよび該磁気ヘッド10Aを備えた磁気記録媒体処理装置100において、ノイズの原因となる、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させることができる。そしてこの結果、磁気カード20に対する磁気情報の読み取り性能を向上させることが可能となる。
また、コア11を挟むように磁性体15をケース14内に設けているので、磁気ヘッド10Aのサイズやケース14を従来のものと変えることなく実現することができる。この結果、既存の磁気記録媒体処理装置に備わる磁気ヘッドを、本第1実施形態の磁気ヘッド10Aに容易に置き換えることが可能となる。
また、磁気記録媒体処理装置100を新規に設計する場合は、磁気ヘッド10Aの周囲にシールド板などを設ける必要がないので、磁気記録媒体処理装置100の設計自由度を向上させることができる。
また、上記第1実施形態では、磁性体15をコア11の厚み方向の側方(L、R方向側)に設けている。このため、たとえば磁性体15をコイル12のF、B方向側やU、D方向側に配置するより、外部からの電磁波および磁界をコア11に及び難くして、磁気ヘッド10Aの性能に与える影響を一層低減させることができる。
また、上記第1実施形態では、磁性体15をコア11の両側方(L、R方向側)に設けているので、たとえば磁性体15をコア11の一側方に設けるより、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コア11に及び難くすることができる。
また、コア11の材質と同等以上の透磁率を有する材質で磁性体15を形成することにより、コア11の材質より小さい透磁率を有する材質で磁性体15を形成する場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に磁性体に引き寄せて、コア11に及び難くすることができる。
さらに、磁性体15の体積をコア11の体積と同等以上とすることにより、コア11より小さい体積を有する磁性体を設ける場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コア11に及び難くすることができる。
次に、第2実施形態の磁気ヘッド10Bの構造を、図7および図8を参照しながら説明する。
図7は、磁気ヘッド10Bの分解斜視図である。図8では、磁気ヘッド10Bの平面図を(a)に示し、正面図を(b)に示し、側面図を(c)に示している。
磁気ヘッド10Bは、2チャンネル再生型の磁気ヘッドから成る。図7に示すように、磁気ヘッド10Bには、コア11、コイル12、ホルダ13、ケース14、および磁性体16が備わっている。このうち、磁性体16以外は、第1実施形態で説明したものと同一であるので、説明を省略する。
図8(a)に示すように、磁性体16は、2つ設けられている。各磁性体16は、図7に示すように、2個1対の磁性片16aから成る。各磁性片16aは、たとえば、パーマロイ、センダスト、フェライト、珪素鋼鈑、鉄、アルミニウム、またはステンレスなどの磁性材料により形成されている。
磁性体16の材質は、コア11の材質と同等以上の透磁率を有する材質であってもよいし、または、コア11の材質より小さい透磁率を有する材質であってもよい。各磁性体16の材質は、同一である。
図7および図8に示すように、磁性体16のL、R方向の厚みは、コア11のL、R方向の厚みより厚くなっている。また、コア片11aと磁性片16aを厚み方向(L、R方向)に見た場合、同一形状になっている。つまり、磁性体16は、コア11と同一の側面形状を有している(図7参照)。さらに、磁性体16の体積は、コア11の体積より大きくなっている。
前述したように、コア11とコイル12を組み合わせたものを、2組だけコイル12の軸方向(F、B方向)に対して垂直な方向、すなわちコア11の厚み方向(L、R方向)に並べる。また、磁性片16a同士を組み合わせることにより、2つの磁性体16をそれぞれ矩形環状に形成する。そして、図7で、左側にあるコア11の左側方(L方向側)と、右側にあるコア11の右側方(R方向側)に、磁性体16をそれぞれ配置する。
そして、各ホルダ13の左右の溝部13aに、各磁性体16と各コア11の両側端部を係合させる。この後、コア11、コイル12、磁性体16、およびホルダ13を、ケース14の下方(D方向側)から内部に収容して、ケース14の下方を図示しないカバーにより塞ぐ。この際、ケース14内に収まるように、各磁性片16aの上部を削ればよい。
これにより、ケース14内でコア11、コイル12、磁性体16、およびホルダ13が固定される。また、ケース14内で各コア11の一側方(ケース14側)に磁性体16が配置され、コア11の間には磁性体16が無い状態となる。つまり、ケース14内で各コア11が磁性体16に挟み込まれた状態となる。
この後、前述したように、各コア11の上部11bとケース14の上部が研磨され、磁気ヘッド10Bの接触面10sが形成される(図8参照)。そして、磁気ヘッド10Bは、前述の磁気ヘッド10Aと同様に、磁気記録媒体処理装置100の本体1a内に設置される。
次に、外部で発生した電磁波および磁界の、磁気ヘッド10B周辺での分布状態を、図8を参照しながら説明する。
前述したように、外部からの電磁波および磁界は、磁気ヘッド10Bのケース14である程度遮蔽されるが、一部は、ケース14を透過したり、ケース14の開口部14aを通過したりして、内部に進入する。
ケース14内に進入した電磁波および磁界は、図8(a)および(c)に点線で示すように、コア11の側方にある磁性体16に引き寄せられるように偏在し、コア11に及びにくくなる。これにより、外部からの電磁波および磁界によりコイル12(図7)に発生する起電力が低減され、磁気カード20の磁気情報の読み取り時に、読み取り信号に重畳するノイズが減少して、S/N比が向上する。
つまり、上記第2実施形態の磁気ヘッド10Bおよび該磁気ヘッド10Bを備えた磁気記録媒体処理装置100において、ノイズの原因となる、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させることができる。そしてこの結果、磁気カード20に対する磁気情報の読み取り性能を向上させることが可能となる。
また、コア11を挟むように磁性体16をケース14内に設けているので、磁気ヘッド10Bのサイズやケース14を従来のものと変えることなく実現することができる。この結果、既存の磁気記録媒体処理装置に備わる磁気ヘッドを、本第2実施形態の磁気ヘッド10Bに容易に置き換えることが可能となる。
また、上記第2実施形態では、磁性体16をコア11の一側方(L方向側またはR方向側)に設けているので、第1実施形態のように磁性体15をコア11の両側方に設けるより、磁気ヘッド10Bの内部の構造を簡単にすることができる。
また、上記第2実施形態では、磁性体16の厚みを、コア11の厚みと同等以上の厚みにしているので、コア11の厚みより薄くする場合と比べて、外部からの電磁波および磁界を効果的に偏在させて、コア11に及び難くすることができる。
さらに、上記第2実施形態では、磁性体16を構成する磁性片16aの側面形状を、コア11を構成するコア片11aの側面形状と同一にしているので、コア片11aと同一の製造設備を用いて、磁性片16aを製造することができ、製造効率を向上させることが可能となる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、コア11の体積より大きな体積を有する磁性体15、16をケース14内に設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、図9に示す第3実施形態の磁気ヘッド10Cのように、コア11の体積より小さな体積を有する磁性体17、18をケース14内に設けてもよい。
また、たとえば、図10に示す第4実施形態の磁気ヘッド10Dのように、コア11の厚みおよび体積と同等の厚みおよび体積を有する磁性体19をケース14内に設けてもよい。
上記のようにしても、外部からの電磁波および磁界の影響を低減させることができ、この結果、磁気カード20に対する磁気情報の読み取り性能を向上させることが可能となる。
また、第1、第2、および第4実施形態では、各磁性体15、16、19の側面の面積、厚み、および体積を同一にした例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、図9に示す第3実施形態の磁気ヘッド10Cのように、各コア11のケース14側に配置される磁性体17と、各コア11の間に配置される磁性体18とは、側面の面積、厚み、または体積が異なっていてもよい。
この場合、各コア11の間の磁性体18の側面の面積、厚み、または体積より、各コア11のケース14側の磁性体17の側面の面積、厚み、または体積を大きくした方が、外部からの電磁波および磁界の影響を効果的に低減させることができる。
また、第1および第2実施形態では、各磁性体15、16を同一の材質で形成した例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、各コア11のケース14側に配置される磁性体と、各コア11の間に配置される磁性体とは、材質が異なっていてもよい。
この場合、各コア11の間の磁性体の材質の透磁率より大きい透磁率を有する材質で、各コア11のケース14側の磁性体を形成した方が、外部からの電磁波および磁界の影響を効果的に低減させることができる。
また、以上の実施形態では、コア11とコイル12を2つずつ備え、磁気カード20の磁気ストライプ20sから磁気情報を読み取る磁気ヘッド10(10A〜10D)に、本発明を適用した例を示した。然るに、本発明はこれ以外に、たとえば、コアとコイルを1つまたは3つ以上ずつ備えた磁気ヘッドにも、適用することが可能である。
また、以上の実施形態では、図5(a)に示したように、コア11の水平部11cの周囲にコイル12を配置した例を挙げたが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、コア11の垂直部11d(図5(a))の周囲にコイルを配置してもよい。この場合、いずれか一方の垂直部11dにコイルを配置してもよいし、両方の垂直部11dにコイルを配置してもよい。また、コア11の水平部11cと垂直部11dの両方に渡ってコイルを配置してもよい。
また、たとえば、磁気カードや通帳などの磁気記録媒体の磁気記録部に対して磁気情報の読み取りと書き込みの少なくとも一方を行う磁気ヘッドにも、本発明を適用することは可能である。磁気記録媒体に磁気情報の書き込みを行う磁気ヘッドに本発明を適用した場合、該書き込みの性能を向上させることが可能となる。
さらに、たとえば、磁気ストライプ検出センサ3を構成する小型の磁気ヘッドにも、本発明を適用することは可能である。
さらに、以上の実施形態では、磁気ストライプ20sが裏面20bに設けられた磁気カード20を取り扱う磁気記録媒体処理装置100に、本発明を適用した例を示した。然るに、本発明はこれ以外にも、たとえば、磁気ストライプが表面と裏面の少なくとも一方に設けられた磁気カードを取り扱う磁気記録媒体処理装置にも、適用することが可能である。
また、磁気カードだけに限らず、磁気ストライプを備えた磁気ICカードや通帳などのような磁気記録媒体に対して、磁気ヘッドにより磁気情報の読み取りと書き込みの少なくとも一方を行う磁気記録媒体処理装置にも、本発明を適用することは可能である。
本発明は、ATMやCDなどの取引処理装置に搭載されるカードリーダ、カードリーダライタ、もしくは通帳リーダ、またはカード認証端末に搭載されるカードリーダなど、磁気記録媒体に対して磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う磁気記録媒体処理装置全般に利用することができる。
1c 挿入口
11 コア
12 コイル
14 ケース
15、16、17、18、19 磁性体
10、10A、10B、10C、10D 磁気ヘッド
20 磁気カード
100 磁気記録媒体処理装置
L、R コアの厚み方向

Claims (13)

  1. コアと、
    前記コアの周囲に配置されたコイルと、
    前記コアおよび前記コイルを収容した金属製のケースと、を備え、
    磁気記録媒体に対して磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う磁気ヘッドにおいて、
    前記ケースの内部の前記コアの側方に磁性体を設けた、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 請求項1に記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの厚み方向の側方に配置され、外部からの電磁波および磁界を、前記コアに及ばないように偏在させる、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 請求項1または請求項2に記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの両側方に設けられている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  4. 請求項1または請求項2に記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの一側方に設けられている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの材質と同等以上の透磁率を有する材質で形成されている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの材質より小さい透磁率を有する材質で形成されている、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの厚みと同等以上の厚みを有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの厚みより薄い厚みを有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアと同一の側面形状を有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアと異なる側面形状を有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの体積と同等以上の体積を有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  12. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記磁性体は、前記コアの体積より小さい体積を有している、ことを特徴とする磁気ヘッド。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の磁気ヘッドと、
    磁気記録媒体が挿入される挿入口と、を備え、
    前記挿入口から挿入された磁気記録媒体に対して、前記磁気ヘッドにより磁気情報の読み取りまたは書き込みを行う、ことを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
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