JP2019053648A - カードリーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】カードの磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構を備えるカードリーダにおいて、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能なカードリーダを提供する。【解決手段】カードリーダ1は、磁気ストライプを有するカード2が挿入されるカード挿入口3と、カード挿入口3から挿入されたカード2が移動するカード移動路6と、カード2の磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構11と、妨害磁界発生機構11が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材12とを備えている。カードリーダ1では、磁気遮蔽部材12は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプと妨害磁界発生機構11との間に配置されている。【選択図】図1
Description
本発明は、カードに記録された磁気データの読取りやカードへの磁気データの記録を行うカードリーダに関する。
従来、犯罪者がカードリーダのカード挿入部に磁気ヘッドを取り付けて、この磁気ヘッドでカードの磁気データを不正に取得するいわゆるスキミングを阻止することが可能なカードリーダが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のカードリーダは、スキミング用の磁気ヘッド(以下、「スキミング用磁気ヘッド」とする。)での磁気データの読取りを阻止するための妨害磁界を発生させる妨害磁界発生機構を備えている。
特許文献1に記載のカードリーダでは、カードの挿入口にカードが挿入されてカードリーダにカードが取り込まれるとき、および、カードの挿入口からカードが排出されるときに、スキミング用磁気ヘッドが取り付けられると想定される領域に対して、妨害磁界発生機構が妨害磁界を発生させている。そのため、このカードリーダでは、スキミングを阻止することが可能となっている。
本願発明者は、犯罪者によるスキミングをより効果的に防止するために、また、カードの挿入口から遠い位置にスキミング用磁気ヘッドが取り付けられた場合でもスキミングを防止することを可能にするために、妨害磁界発生機構が発生させる妨害磁界の強度を高めることを検討している。しかしながら、本願発明者の検討によると、妨害磁界発生機構が発生させる妨害磁界の強度を高めると、カードの磁気ストライプに記録された磁気データが妨害磁界の影響で消去されるおそれがあることが明らかになった。
そこで、本発明の課題は、カードの磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構を備えるカードリーダにおいて、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能なカードリーダを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のカードリーダは、磁気ストライプを有するカードが挿入されるカード挿入口と、カード挿入口から挿入されたカードが移動するカード移動路と、磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構と、妨害磁界発生機構が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材とを備え、磁気遮蔽部材は、カード移動路を移動するカードの磁気ストライプと妨害磁界発生機構との間に配置されていることを特徴とする。
本発明のカードリーダでは、妨害磁界発生機構が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材が、カード移動路を移動するカードの磁気ストライプと妨害磁界発生機構との間に配置されている。そのため、本発明では、妨害磁界発生機構が発生させる磁界(妨害磁界)の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材によって低減することが可能になる。したがって、本発明では、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能になる。
本発明において、たとえば、妨害磁界発生機構は、カード移動路を移動するカードの厚さ方向において、カード移動路よりも一方側に配置され、磁気遮蔽部材の少なくとも一部は、カードの厚さ方向において、カード移動路と妨害磁界発生機構との間に配置され、磁気遮蔽部材は、カードの厚さ方向から見たときに、カード移動路を移動するカードの磁気ストライプの少なくとも一部と重なる位置に配置されている。また、本発明において、たとえば、磁気遮蔽部材は、軟磁性材料で形成されている。
本発明において、磁気遮蔽部材は、妨害磁界発生機構に固定されていることが好ましい。このように構成すると、カードリーダの組立時に、予め磁気遮蔽部材が固定された妨害磁界発生機構を設置すれば、磁気遮蔽部材も設置されるため、磁気遮蔽部材の設置が容易になる。
本発明において、カード移動路を移動するカードの移動方向を前後方向とし、前後方向のうちのカード挿入口からのカードの排出方向側を前側とし、カード挿入口へのカードの挿入方向側を後ろ側とすると、磁気遮蔽部材の少なくとも一部は、カードの厚さ方向から見たときに、妨害磁界発生機構の少なくとも一部と重なっており、磁気遮蔽部材の前後方向の長さは、妨害磁界発生機構の前後方向の長さ以上となっており、磁気遮蔽部材の前端は、妨害磁界発生機構の前端と前後方向で同じ位置に配置されているか、または、妨害磁界発生機構の前端よりも前側に配置され、磁気遮蔽部材の後端は、妨害磁界発生機構の後端と前後方向で同じ位置に配置されているか、または、妨害磁界発生機構の後端よりも後ろ側に配置されていることが好ましい。
このように構成すると、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構の少なくとも一部の前後方向の全体が磁気遮蔽部材と重なっているため、妨害磁界発生機構が発生させる磁界(妨害磁界)の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材によって効果的に低減することが可能になる。したがって、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。
本発明において、磁気ストライプは、カード移動路を移動するカードの移動方向に細長い帯状に形成され、カード移動路を移動するカードの厚さ方向とカードの移動方向とに直交するカードの幅方向における磁気遮蔽部材の幅は、カードの幅方向における磁気ストライプの幅以上となっており、磁気遮蔽部材は、カードの厚さ方向から見たときに、カードの幅方向において、カード移動路を移動するカードの磁気ストライプの全体と重なる位置に配置されていることが好ましい。
このように構成すると、妨害磁界発生機構が発生させる磁界(妨害磁界)の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材によって効果的に低減することが可能になる。したがって、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。
また、この場合には、カードの幅方向における磁気遮蔽部材の幅は、カードの幅方向における磁気ストライプの幅と等しくなっていることが好ましい。このように構成すると、カードの幅方向における磁気遮蔽部材の幅が、カードの幅方向における磁気ストライプの幅よりも広くなっている場合と比較して、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材の影響で低下するのを抑制することが可能になる。
本発明において、カード移動路を移動するカードの移動方向を前後方向とし、前後方向のうちのカード挿入口からのカードの排出方向側を前側とし、カード挿入口へのカードの挿入方向側を後ろ側とすると、磁気遮蔽部材は、カードの厚さ方向においてカード移動路と妨害磁界発生機構との間に配置される平板状またはシート状の基部と、基部の後端から妨害磁界発生機構側に向かって立ち上がるとともに妨害磁界発生機構の後端の少なくとも一部を覆う平板状またはシート状の立上部とから構成されていることが好ましい。
このように構成すると、妨害磁界発生機構の後端の少なくとも一部を覆う立上部を利用して、妨害磁界発生機構の後ろ側で磁気ストライプの磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を効果的に低減することが可能になる。したがって、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。また、スキミング用磁気ヘッドは、カードリーダの前方に取り付けられることが多いが、このように構成すると、妨害磁界発生機構の前端が磁気遮蔽部材に覆われていないため、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材の影響で低下するのを抑制することが可能になる。
以上のように、本発明では、カードの磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構を備えるカードリーダにおいて、妨害磁界発生機構が発生させる磁界の強度を高めても、磁気ストライプに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(カードリーダの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるカードリーダ1の前端側部分の構成を説明するための側面図である。図2は、図1に示す妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12の構成を説明するための平面図である。図3は、図2に示す妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12の構成を説明するための側面図である。
図1は、本発明の実施の形態にかかるカードリーダ1の前端側部分の構成を説明するための側面図である。図2は、図1に示す妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12の構成を説明するための平面図である。図3は、図2に示す妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12の構成を説明するための側面図である。
本形態のカードリーダ1は、カード2に記録された磁気データの読取りやカード2への磁気データの記録を行うための装置であり、たとえば、ATM等の所定の上位装置に搭載されて使用される。このカードリーダ1は、カード2が挿入されるカード挿入口3が形成されるカード挿入部4と、本体部5とを備えている。カードリーダ1の内部には、カード挿入口3から挿入されたカード2が移動するカード移動路6が形成されている。
カード2は、カード移動路6を直線的に移動する。以下の説明では、カード移動路6を移動するカード2の移動方向(図1等のX方向)を「前後方向」とする。また、カード移動路6を移動するカード2の厚さ方向(図1等のZ方向)を「上下方向」とし、カード2の移動方向(前後方向)とカード2の厚さ方向(上下方向)とに直交するカード2の幅方向(図1等のY方向)を「左右方向」とする。
また、前後方向のうちのカード挿入口3からのカード2の排出方向側である図1等のX1方向側を「前」側とし、カード挿入口3へのカード2の挿入方向側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とする。また、上下方向の一方側である図1等のZ1方向側を「上」側とし、その反対側である図1等のZ2方向側を「下」側とし、左右方向の一方側である図2等のY1方向側を「右」側とし、その反対側である図2等のY2方向側を「左」側とする。
カード2は、たとえば、厚さが0.7〜0.8mm程度の略長方形状の塩化ビニール製のカードである。このカード2の裏面には、磁気データが記録される磁気ストライプ2aが形成されている。磁気ストライプ2aは、略長方形状に形成されるカード2の長手方向に沿う細長い帯状に形成されている。なお、カード2には、ICチップが内蔵されていても良い。また、カード2は、厚さが0.18〜0.36mm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)カードであっても良いし、所定の厚さの紙カード等であっても良い。
カード2は、カード2の裏面が下側を向いた状態で、カードリーダ1に挿入されて、カード移動路6を移動する。また、カード2は、カード2の長手方向と前後方向とが略一致した状態で、カードリーダ1に挿入されて、カード移動路6を移動する。すなわち、磁気ストライプ2aは、カード移動路6を移動するカード2の移動方向(前後方向)に細長い帯状に形成されている。カード挿入部4は、本体部5の前端面に取り付けられている。カード挿入口3は、カード挿入部4の前端に形成されている。カード挿入部4は、中空状に形成されている。
本体部5の内部には、カード2に記録された磁気データの読取りおよびカード2への磁気データの記録の少なくともいずれか一方を行う磁気ヘッド7が配置されている。磁気ヘッド7は、カード移動路6に下側から臨むように配置されている。具体的には、磁気ヘッド7は、磁気ヘッド7のギャップ部がカード移動路6に下側から臨むように配置されている。また、磁気ヘッド7は、左右方向において、カード2の磁気ストライプ2aが通過する位置に配置されている。
また、本体部5の内部には、カード移動路6でカード2を搬送するための駆動ローラ8およびパッドローラ9が配置されている。駆動ローラ8とパッドローラ9とは、上下方向で対向配置されている。駆動ローラ8には、ベルトやプーリ等の動力伝達機構を介してモータが連結されている。パッドローラ9は、駆動ローラ8に向かって付勢されている。カード2は、駆動ローラ8とパッドローラ9との間に挟まれた状態で搬送される。
また、カードリーダ1は、カード2の磁気ストライプ2aに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構11と、妨害磁界発生機構11が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材12とを備えている。妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12は、中空状に形成されるカード挿入部4の内部に配置されている。また、妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12は、カード移動路6よりも上側に配置されている。
妨害磁界発生機構11は、軟磁性材料で形成されるコア15と、コア15に巻回される励磁用の4個のコイル16〜19と、コア15およびコイル16〜19が収容されるケース体20とを備えている。ケース体20は、非磁性の樹脂材料で形成されている。また、ケース体20は、上下方向の厚さが薄い扁平な直方体の箱状に形成されている。ケース体20の左右方向の幅は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の幅よりも広くなっている。すなわち、妨害磁界発生機構11の左右方向の幅は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の幅よりも広くなっている。なお、図2、図3では、ケース体20の図示を省略している。
コア15は、前後方向を長手方向として配置される棒状の第1コア部15a、第2コア部15b、第3コア部15cおよび第4コア部分15dと、左右方向を長手方向として配置され第1〜第4コア部分15a〜15dの後端同士を繋ぐ棒状の連結コア部15eとから構成されている。第1コア部15aと第2コア部15bと第3コア部15cと第4コア部分15dとは、右側から左側に向かってこの順番で、かつ、左右方向で互いに間隔をあけた状態で配置されている。コア15の左右方向の幅は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の幅よりも広くなっている。
第1コア部15aには、コイル16が巻回され、第2コア部15bには、コイル17が巻回され、第3コア部15cには、コイル18が巻回され、第4コア部15dには、コイル19が巻回されている。具体的には、コイル16〜19は、図示を省略するボビンを介して第1コア部15a〜第4コア部15dに前後方向を巻回の軸方向として巻回されている。本形態では、たとえば、第2コア部15bおよびコイル17が左右方向において、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aが通過する位置に配置されている。コイル16とコイル18とは直列に接続され、コイル17とコイル19とは直列に接続されている。コイル16の巻回方向とコイル18の巻回方向とは逆方向になっている。また、コイル17の巻回方向とコイル19の巻回方向とは逆方向になっている。
図示を省略する電源からコイル16、18に電流が供給されると、磁力線ML1の向きが第1コア部15aの前端面15fから第3コア部15cの前端面15gに向かう方向と前端面15gから前端面15fに向かう方向とに変動する妨害磁界(交流磁界)が発生する。同様に、図示を省略する電源からコイル17、18に電流が供給されると、磁力線ML2の向きが第2コア部15bの前端面15hから第4コア部15dの前端面15jに向かう方向と前端面15jから前端面15hに向かう方向とに変動する妨害磁界(交流磁界)が発生する。本形態では、磁力線ML1が、左右方向において、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aが通過する位置を横切っている。
なお、コイル16、18に電流が供給されると、磁力線の向きが第1コア部15aの前端面15fから連結コア部15eの後端面に向かう方向と連結コア部15eの後端面から前端面15fに向かう方向とに変動する漏れ磁界、および、磁力線の向きが第3コア部15cの前端面15gから連結コア部15eの後端面に向かう方向と連結コア部15eの後端面から前端面15gに向かう方向とに変動する漏れ磁界等が発生することがある。
同様に、コイル17、19に電流が供給されると、磁力線の向きが第2コア部15bの前端面15hから連結コア部15eの後端面に向かう方向と連結コア部15eの後端面から前端面15hに向かう方向とに変動する漏れ磁界、および、磁力線の向きが第4コア部15dの前端面15jから連結コア部15eの後端面に向かう方向と連結コア部15eの後端面から前端面15jに向かう方向とに変動する漏れ磁界等が発生することがある。
磁気遮蔽部材12は、薄板状またはシート状に形成されている。磁気遮蔽部材12の厚さは、0.1(mm)〜1(mm)程度となっている。また、磁気遮蔽部材12は、軟磁性材料で形成されている。たとえば、磁気遮蔽部材12は、パーマロイで形成されている。あるいは、磁気遮蔽部材12は、電磁鋼板等の鋼板で形成されている。磁気遮蔽部材12は、妨害磁界発生機構11に固定されている。具体的には、磁気遮蔽部材12は、ケース体20に固定されている。磁気遮蔽部材12は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aと妨害磁界発生機構11との間に配置されている。
磁気遮蔽部材12は、上下方向においてカード移動路6と妨害磁界発生機構11との間に配置される平板状またはシート状の基部12aと、基部12aの後端から上側に向かって立ち上がる(すなわち、妨害磁界発生機構11側に向かって立ち上がる)平板状またはシート状の立上部12bとから構成されている。基部12aは、前後方向に細長い長方形状に形成されている。立上部12bは、長方形状に形成されている。基部12aの左右方向の幅と立上部12bの左右方向の幅とは等しくなっている。
基部12aは、上述のように、上下方向においてカード移動路6と妨害磁界発生機構11との間に配置されている。すなわち、磁気遮蔽部材12の一部は、上下方向においてカード移動路6と妨害磁界発生機構11との間に配置されている。また、上述のように、磁気遮蔽部材12は、ケース体20に固定されている。具体的には、基部12aは、ケース体20の下面に固定され、立上部12bは、ケース体20の後面に固定されている。立上部12bは、ケース体20の後面の下端部を覆っている。すなわち、立上部12bは、妨害磁界発生機構11の後端の一部を覆っている。
図2に示すように、磁気遮蔽部材12の一部である基部12aは、上下方向から見たときに、第2コア部15bの一部、コイル17の一部および連結コア部15eの一部と重なっている。すなわち、磁気遮蔽部材12の一部は、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構11の一部と重なっている。磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、妨害磁界発生機構11の前後方向の長さ以上となっている。本形態では、磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、妨害磁界発生機構11の前後方向の長さよりも長くなっている。具体的には、磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、コア15の前後方向の長さよりも長くなっている。また、磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、ケース体20の前後方向の長さよりも長くなっている。
磁気遮蔽部材12の前端は、妨害磁界発生機構11の前端と前後方向で同じ位置に配置されている(図1参照)。具体的には、基部12aの前端は、ケース体20の前端と前後方向で同じ位置に配置されている。磁気遮蔽部材12の後端は、妨害磁界発生機構11の後端よりも後ろ側に配置されている。具体的には、立上部12bの後面は、ケース体20の後面よりも後ろ側に配置されている。
磁気遮蔽部材12の左右方向の幅は、磁気ストライプ2aの左右方向の幅以上となっている。本形態では、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅は、磁気ストライプ2aの左右方向の幅と等しくなっている。磁気遮蔽部材12は、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aが通過する位置の上側に配置されている。また、磁気遮蔽部材12は、上下方向から見たときに、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aと重なる位置に配置されている。具体的には、磁気遮蔽部材12は、上下方向から見たときに、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の全体と重なる位置に配置されている(図2参照)。
以上のように構成されたカードリーダ1では、カード挿入口3からカード2が挿入されてカードリーダ1の内部にカード2が取り込まれる際、および、カード挿入口3からカード2が排出される際に妨害磁界発生機構11が妨害磁界を発生させる。また、カード挿入口3からカード2が挿入されてカードリーダ1の内部にカード2が取り込まれる際には、たとえば、カード挿入口3に挿入されたカード2の全体がカード挿入部4の内部に取り込まれるまで、妨害磁界発生機構11が妨害磁界を発生させる。また、カード挿入口3からカード2が排出される際には、たとえば、ユーザによるカード2の引抜きが可能となる位置まで搬送されたカード2がユーザによって引き抜かれるまで、妨害磁界発生機構11が妨害磁界を発生させる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、妨害磁界発生機構11が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材12が、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aと妨害磁界発生機構11との間に配置されている。そのため、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材12によって低減することが可能になる。したがって、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能になる。
以上説明したように、本形態では、妨害磁界発生機構11が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材12が、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aと妨害磁界発生機構11との間に配置されている。そのため、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材12によって低減することが可能になる。したがって、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データが消去されるおそれを低減することが可能になる。
本形態では、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構11の一部と重なっている磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、妨害磁界発生機構11の前後方向の長さよりも長くなっている。また、本形態では、磁気遮蔽部材12の前端は、妨害磁界発生機構11の前端と前後方向で同じ位置に配置され、磁気遮蔽部材12の後端は、妨害磁界発生機構11の後端よりも後ろ側に配置されている。すなわち、本形態では、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構11の一部の前後方向の全体が磁気遮蔽部材12と重なっている。
そのため、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材12によって効果的に低減することが可能になる。したがって、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。
また、本形態では、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅は、磁気ストライプ2aの左右方向の幅と等しくなっており、磁気遮蔽部材12は、上下方向から見たときに、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の全体と重なる位置に配置されている。そのため、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を磁気遮蔽部材12によって効果的に低減することが可能になる。したがって、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。
また、本形態では、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅が磁気ストライプ2aの左右方向の幅と等しくなっているため、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅が磁気ストライプ2aの左右方向の幅よりも広くなっている場合と比較して、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材12の影響で低下するのを抑制することが可能になる。
本形態では、磁気遮蔽部材12に、妨害磁界発生機構11の後端の一部を覆う立上部12bが形成されている。そのため、本形態では、立上部12bを利用して、妨害磁界発生機構11の後ろ側で磁気ストライプ2aの磁気データに妨害磁界が及ぼす影響を効果的に低減することが可能になる。したがって、本形態では、妨害磁界発生機構11が発生させる妨害磁界の強度を高めても、磁気ストライプ2aに記録された磁気データが消去されるおそれを効果的に低減することが可能になる。
本形態では、磁気遮蔽部材12に、基部12aの前端から上側に向かって立ち上がる立上部は形成されておらず、妨害磁界発生機構11の前端は磁気遮蔽部材12に覆われていない。図1、図2に示すように、スキミング用磁気ヘッド50は、カードリーダ1の前方に取り付けられることが多いが、本形態では、妨害磁界発生機構11の前端が磁気遮蔽部材12に覆われていないため、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材12の影響で低下するのを抑制することが可能になる。
本形態では、磁気遮蔽部材12は、妨害磁界発生機構11に固定されている。そのため、本形態では、カードリーダ1の組立時に、予め磁気遮蔽部材12が固定された妨害磁界発生機構11を設置すれば、磁気遮蔽部材12も設置されるため、磁気遮蔽部材12の設置が容易になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、妨害磁界発生機構11および磁気遮蔽部材12は、カード移動路6より下側に配置されていても良い。この場合であっても、磁気遮蔽部材12の基部12aは、上下方向においてカード移動路6と妨害磁界発生機構11との間に配置されている。また、上述した形態において、磁気遮蔽部材12に立上部12bが形成されていなくても良い。すなわち、磁気遮蔽部材12は、基部12aのみによって構成されていても良い。この場合には、磁気遮蔽部材12の全体が、上下方向においてカード移動路6と妨害磁界発生機構11との間に配置されている。
上述した形態において、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅は、磁気ストライプ2aの左右方向の幅より広くなっていても良い。また、上述した形態において、磁気遮蔽部材12は、上下方向から見たときに、カード移動路6を移動するカード2の磁気ストライプ2aの左右方向の一部と重なる位置に配置されていても良い。また、上述した形態において、磁気遮蔽部材12の左右方向の幅は、磁気ストライプ2aの左右方向の幅より狭くなっていても良い。
上述した形態において、磁気遮蔽部材12の前端は、妨害磁界発生機構11の前端より前側に配置されていても良い。ただし、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材12の影響で低下するおそれがあるため、磁気遮蔽部材12の前端は、妨害磁界発生機構11の前端と前後方向で同じ位置に配置されていることが好ましい。また、磁気遮蔽部材12の前端は、妨害磁界発生機構11の前端より後ろ側に配置されていても良い。
上述した形態において、磁気遮蔽部材12に立上部12bが形成されていないのであれば、磁気遮蔽部材12の後端は、妨害磁界発生機構11の後端と前後方向で同じ位置に配置されていても良いし、妨害磁界発生機構11の後端より前側に配置されていても良い。また、上述した形態において、磁気遮蔽部材12の前後方向の長さは、妨害磁界発生機構11の前後方向の長さと等しくなっていても良いし、妨害磁界発生機構11の前後方向の長さより短くなっていても良い。
上述した形態において、上下方向から見たときに、磁気遮蔽部材12の全体が妨害磁界発生機構11の一部と重なるように磁気遮蔽部材12が形成されていても良い。また、上下方向から見たときに、磁気遮蔽部材12の一部が妨害磁界発生機構11の全体と重なるように磁気遮蔽部材12が形成されていても良いし、磁気遮蔽部材12の全体が妨害磁界発生機構11の全体と重なるように磁気遮蔽部材12が形成されていても良い。ただし、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構11の全体が磁気遮蔽部材12と重なっていると、スキミングを阻止するための妨害磁界の強度が磁気遮蔽部材12の影響で大幅に低下するおそれがあるため、上下方向から見たときに、妨害磁界発生機構11の一部が磁気遮蔽部材12と重なっている方が好ましい。
上述した形態において、第1〜第4コア部分15a〜15dの後端は、連結コア部15eによって繋がれていなくても良い。また、上述した形態において、妨害磁界発生機構11は、棒状に形成される1本のコアと、このコアに巻回される1個のコイルとから構成されていても良いし、棒状に形成される2本のコアと、このコアに巻回される2個のコイルとから構成されていても良い。さらに、上述した形態において、磁気遮蔽部材12は、妨害磁界発生機構11に固定されていなくても良い。また、上述した形態において、妨害磁界発生機構11は、ケース体20を備えていなくても良い。
上述した形態では、カード2の裏面に磁気ストライプ2aが形成されているが、カード2のおもて面に磁気ストライプが形成されても良い。また、上述した形態では、カードリーダ1は、駆動ローラ8およびパッドローラ9を備えるカード搬送式のカードリーダであるが、本発明の構成が適用されるカードリーダは、ユーザが手動でカード2を移動させながら、磁気データの読取りや記録を行う手動式のカードリーダであっても良い。
1 カードリーダ
2 カード
2a 磁気ストライプ
3 カード挿入口
6 カード移動路
11 妨害磁界発生機構
12 磁気遮蔽部材
12a 基部
12b 立上部
X カードの移動方向、前後方向
X1 前方向
X2 後ろ方向
Y カードの幅方向
Z カードの厚さ方向
2 カード
2a 磁気ストライプ
3 カード挿入口
6 カード移動路
11 妨害磁界発生機構
12 磁気遮蔽部材
12a 基部
12b 立上部
X カードの移動方向、前後方向
X1 前方向
X2 後ろ方向
Y カードの幅方向
Z カードの厚さ方向
Claims (8)
- 磁気ストライプを有するカードが挿入されるカード挿入口と、前記カード挿入口から挿入された前記カードが移動するカード移動路と、前記磁気ストライプに記録された磁気データの不正な読取りを妨害するための磁界を発生させる妨害磁界発生機構と、前記妨害磁界発生機構が発する磁気を遮るための磁気遮蔽部材とを備え、
前記磁気遮蔽部材は、前記カード移動路を移動する前記カードの前記磁気ストライプと前記妨害磁界発生機構との間に配置されていることを特徴とするカードリーダ。 - 前記妨害磁界発生機構は、前記カード移動路を移動する前記カードの厚さ方向において、前記カード移動路よりも一方側に配置され、
前記磁気遮蔽部材の少なくとも一部は、前記カードの厚さ方向において、前記カード移動路と前記妨害磁界発生機構との間に配置され、
前記磁気遮蔽部材は、前記カードの厚さ方向から見たときに、前記カード移動路を移動する前記カードの前記磁気ストライプの少なくとも一部と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。 - 前記磁気遮蔽部材は、軟磁性材料で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のカードリーダ。
- 前記磁気遮蔽部材は、前記妨害磁界発生機構に固定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカードリーダ。
- 前記カード移動路を移動する前記カードの移動方向を前後方向とし、前後方向のうちの前記カード挿入口からの前記カードの排出方向側を前側とし、前記カード挿入口への前記カードの挿入方向側を後ろ側とすると、
前記磁気遮蔽部材の少なくとも一部は、前記カードの厚さ方向から見たときに、前記妨害磁界発生機構の少なくとも一部と重なっており、
前記磁気遮蔽部材の前後方向の長さは、前記妨害磁界発生機構の前後方向の長さ以上となっており、
前記磁気遮蔽部材の前端は、前記妨害磁界発生機構の前端と前後方向で同じ位置に配置されているか、または、前記妨害磁界発生機構の前端よりも前側に配置され、
前記磁気遮蔽部材の後端は、前記妨害磁界発生機構の後端と前後方向で同じ位置に配置されているか、または、前記妨害磁界発生機構の後端よりも後ろ側に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカードリーダ。 - 前記磁気ストライプは、前記カード移動路を移動する前記カードの移動方向に細長い帯状に形成され、
前記カード移動路を移動する前記カードの厚さ方向と前記カードの移動方向とに直交する前記カードの幅方向における前記磁気遮蔽部材の幅は、前記カードの幅方向における前記磁気ストライプの幅以上となっており、
前記磁気遮蔽部材は、前記カードの厚さ方向から見たときに、前記カードの幅方向において、前記カード移動路を移動する前記カードの前記磁気ストライプの全体と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカードリーダ。 - 前記カードの幅方向における前記磁気遮蔽部材の幅は、前記カードの幅方向における前記磁気ストライプの幅と等しくなっていることを特徴とする請求項6記載のカードリーダ。
- 前記カード移動路を移動する前記カードの移動方向を前後方向とし、前後方向のうちの前記カード挿入口からの前記カードの排出方向側を前側とし、前記カード挿入口への前記カードの挿入方向側を後ろ側とすると、
前記磁気遮蔽部材は、前記カードの厚さ方向において前記カード移動路と前記妨害磁界発生機構との間に配置される平板状またはシート状の基部と、前記基部の後端から前記妨害磁界発生機構側に向かって立ち上がるとともに前記妨害磁界発生機構の後端の少なくとも一部を覆う平板状またはシート状の立上部とから構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のカードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178672A JP2019053648A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017178672A JP2019053648A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | カードリーダ |
Publications (1)
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ID=66013534
Family Applications (1)
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JP2017178672A Pending JP2019053648A (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019053648A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113924575A (zh) * | 2019-06-06 | 2022-01-11 | 日本电产三协株式会社 | 读卡器 |
-
2017
- 2017-09-19 JP JP2017178672A patent/JP2019053648A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113924575A (zh) * | 2019-06-06 | 2022-01-11 | 日本电产三协株式会社 | 读卡器 |
CN113924575B (zh) * | 2019-06-06 | 2023-06-06 | 日本电产三协株式会社 | 读卡器 |
US11954550B2 (en) | 2019-06-06 | 2024-04-09 | Nidec Sankyo Corporation | Card reader |
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