JP6039070B2 - 磁気記録媒体読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気記録媒体に記録されたデータを読み取る装置に関し、特に、データの不正取得を防止する機能を備えた磁気記録媒体読取装置に関する。
ATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払機)やCD(Cash Dispenser:現金自動支払機)などの取引処理装置には、磁気カードを読み取るカードリーダが搭載されている。このような取引処理装置において、最近では、磁気カードがカードリーダに挿入される際に、カードの磁気ストライプに記録されたデータを不正に取得するスキミングと呼ばれる犯罪が発生している。
典型的なスキミングの例として、磁気ヘッドを備えた不正読取装置を、ATMやCDに備わるカードリーダのカード挿入口の付近に設置し、この不正読取装置の磁気ヘッドにより、カードリーダに挿入される磁気カードのデータを不正に取得する方法がある。
上記のようなスキミングに対しては、これまでにも種々の対策が提案されている。例えば、後掲の特許文献1には、カード挿入口の近傍に妨害磁界発生器を設けたカードリーダが記載されている。このカードリーダにおいては、妨害磁界発生器により、カード挿入口の外側領域に妨害磁界が発生する。このため、カード挿入口の外側に不正読取装置が取り付けられたとしても、当該装置で読み取ったデータは、妨害磁界の影響を受けて、カードに記録された元のデータとは異なるデータとなる。これにより、カードのデータが不正に取得されるのを防止することができる。
後掲の特許文献2には、カード挿入口の周囲に、妨害磁界を発生させるためのループアンテナを配設したカードリーダが記載されている。ループアンテナのアンテナ面は、カード挿入口の前面と平行になっている。このカードリーダにおいても、カード挿入口の外側領域に妨害磁界が発生するので、カード挿入口の外側に不正読取装置が取り付けられたとしても、カードのデータが不正に取得されるのを防止することができる。
後掲の特許文献3には、妨害磁界発生器から出る磁力線の方向が、カードの挿入方向に対して傾斜するように、妨害磁界発生器を配置したカードリーダが記載されている。このカードリーダでは、妨害磁界の方向がカードの挿入方向と平行ではないので、妨害磁界発生器の後方にあるデータ読取用の磁気ヘッドに与える妨害磁界の影響を低減することができる。
図15は、妨害磁界発生器を備えた手動式カードリーダの一例を示している。カードリーダ300の基体30の内部には、磁気ヘッド33と、妨害磁界発生器34が設けられている。基体30の前部には、パネル部31が設けられている。パネル部31には、磁気カード50が挿入される挿入口32が形成されている。磁気ヘッド33は、挿入口32から挿入された磁気カード50に記録されているデータを読み取る。妨害磁界発生器34は、挿入口32付近に配置されており、妨害磁界Yを発生する。この妨害磁界Yは、パネル部31の前面における挿入口32付近に取り付けられた不正読取装置SKに作用し、不正読取装置SKで磁気カード50のデータが不正に読み取られるのを阻止する。
図16は、妨害磁界発生器を備えたモータ式カードリーダの一例を示している。カードリーダ400の基体40の内部には、磁気ヘッド42と、搬送ローラ43と、カード検出センサ44とが設けられている。搬送ローラ43は、図示しないモータにより回転し、磁気カード50を搬送する。磁気ヘッド42は、搬送される磁気カード50に記録されているデータを読み取る。カード検出センサ44は、搬送される磁気カード50の位置を検出する。基体40の前部には、挿入ユニット41が設けられている。挿入ユニット41には、磁気カード50が挿入される挿入口47が形成されている。挿入ユニット41の内部には、磁気ヘッド45と、妨害磁界発生器46とが設けられている。磁気ヘッド45は、挿入口47へ挿入された磁気カード50の磁気ストライプを検出する。妨害磁界発生器46は、挿入口47付近に位置しており、妨害磁界Yを発生する。この妨害磁界Yは、挿入ユニット41の前面における挿入口47付近に取り付けられた不正読取装置SKに作用し、不正読取装置SKで磁気カード50のデータが不正に読み取られるのを阻止する。
特開2001−67524号公報 特許第4425674号公報 特開2013−12022号公報
図15に示したカードリーダ300においては、不正読取装置SKによるスキミングを確実に防止するために妨害磁界Yの強度を強くすると、妨害磁界発生器34の後方側に生じる磁界の強度も強くなるので、磁気ヘッド33へ妨害磁界Yが及んでデータの読取性能が低下したり、後方の周辺機器に悪影響を及ぼしたりするという問題がある。
また、図16に示したカードリーダ400においては、不正読取装置SKによるスキミングを確実に防止するために妨害磁界Yの強度を強くすると、妨害磁界発生器46の後方側に生じる磁界の強度も強くなるので、磁気ヘッド45へ妨害磁界Yが及んで磁気ストライプの検知性能が低下したり、磁気ヘッド42へ妨害磁界Yが及んでデータの読取性能が低下したり、後方の周辺機器に悪影響を及ぼしたりするという問題がある。
上記のような問題は、妨害磁界発生器を特許文献3のように配置することで解決することができるが、特許文献3では、単一の妨害磁界発生器が設けられているだけである。この場合、妨害磁界発生器から出た妨害磁界は発散するので、不正読取装置が取り付けられる箇所に妨害磁界を集中させることが難しく、スキミングを防止する上で必ずしも万全とは言えない。また、妨害磁界発生器の近傍に磁気ヘッドが位置する場合は、発散した妨害磁界が当該磁気ヘッドに及ぶおそれがある。
そこで、本発明の目的は、不正読取装置に強力な妨害磁界を作用させてスキミングを確実に防止することができ、かつ、そのような妨害磁界が磁気ヘッドや周辺機器に悪影響を与えることのない磁気記録媒体読取装置を提供することにある。
本発明に係る磁気記録媒体読取装置は、磁気記録媒体が挿入される挿入口と、この挿入口へ挿入された磁気記録媒体からデータを読み取る磁気ヘッドと、挿入口付近に取り付けられる不正読取装置によって磁気記録媒体のデータが読み取られるのを妨害するための妨害磁界を発生する磁界発生部とを備えている。磁界発生部は、第1の磁界発生部と、第2の磁界発生部とからなる。第1および第2の磁界発生部は、第1の磁界発生部から発生する妨害磁界が第2の磁界発生部を通り、第2の磁界発生部から発生する妨害磁界が第1の磁界発生部を通るように、対向して配置されている。そして、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域で、それぞれの磁界発生部から発生する妨害磁界の方向が同じとなっている。
このように構成したことにより、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部でそれぞれ発生した磁界は、両磁界発生部の間の領域において、方向が同じとなり強め合う。また、それぞれの磁界発生部で発生した磁界は、対向する相手側の磁界発生部を通り、発散することがない。このため、両磁界発生部の間の領域に、強力な妨害磁界が集中して発生する。したがって、そのような強力な妨害磁界を不正読取装置に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。その一方で、強力な妨害磁界は両磁界発生部の間の領域に集中しているため、磁気ヘッドや周辺機器が妨害磁界の影響を受けるのを未然に防止することができる。
本発明では、挿入口へ挿入される磁気記録媒体の幅方向を左右方向としたとき、第1の磁界発生部は、挿入口の左右の一方側に設けられ、第2の磁界発生部は、挿入口の左右の他方側に設けられていてもよい。この場合、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向は、磁気記録媒体の幅方向と実質的に平行となる。
これによると、不正読取装置に対して、妨害磁界を磁気記録媒体の幅方向(左右方向)に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。
本発明では、挿入口へ挿入される磁気記録媒体の厚み方向を上下方向としたとき、第1の磁界発生部は、挿入口の上下の一方側に設けられ、第2の磁界発生部は、挿入口の上下の他方側に設けられていてもよい。この場合、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向は、磁気記録媒体の厚み方向と実質的に平行となる。
これによると、不正読取装置に対して、妨害磁界を磁気記録媒体の厚み方向(上下方向)に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。
本発明では、挿入口へ挿入される磁気記録媒体の幅方向を左右方向とし、厚み方向を上下方向としたとき、第1の磁界発生部は、挿入口の左右の一方側で、かつ挿入口の上下の一方側に設けられ、第2の磁界発生部は、挿入口の左右の他方側で、かつ挿入口の上下の他方側に設けられていてもよい。この場合、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向は、磁気記録媒体の幅方向および厚み方向に対して斜めとなる。
これによると、不正読取装置に対して、妨害磁界を斜め方向に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。
本発明では、第1および第2の磁界発生部は、磁気記録媒体に設けられた磁気ストライプが通過する位置を挟んで、対向して配置されているのが好ましい。
これによると、磁気ストライプの通過位置が、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の強力な妨害磁界が集中する領域に含まれるので、当該通過位置で不正読取装置が磁気ストライプのデータを不正取得するのを、効果的に防止することができる。
本発明では、妨害磁界は、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域で、最も強い磁力を示すのが好ましい。
これにより、不正読取装置に対して、最も強い妨害磁界を作用させて、スキミングをより確実に防止することができる。
本発明では、第1および第2の磁界発生部は、磁性材料からなるコアと、このコアに巻回されたコイルとを含むものであってもよい。
これによると、第1の磁界発生部で発生した妨害磁界は、第2の磁界発生部のコアを通り、第2の磁界発生部で発生した妨害磁界は、第1の磁界発生部のコアを通るので、それぞれの妨害磁界を発散させることなく、両磁界発生部の間の領域に妨害磁界を集中させることができる。また、コイルに流す電流に応じて、妨害磁界の強さを調整することができる。
本発明では、第1の磁界発生部のコアの中心軸が、第2の磁界発生部のコアの中心軸と一致していることが好ましい。
これにより、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域に、妨害磁界をより集中させ易くすることができる。
本発明では、妨害磁界のうち、第1の磁界発生部と第2の磁界発生部との間の領域の外側に向かう磁界を導くための案内磁路を、第1および第2の磁界発生部にまたがって設けてもよい。
これによると、両磁界発生部の間の領域の外側に向かう磁界(漏れ磁界)は、案内磁路に導かれて広がりが抑制されるので、漏れ磁界が磁気ヘッドや周辺機器に悪影響を与えるのを回避することができる。
本発明によれば、不正読取装置に強力な妨害磁界を作用させてスキミングを確実に防止することができ、かつ、そのような妨害磁界が磁気ヘッドや周辺機器に悪影響を与えることのない磁気記録媒体読取装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態によるカードリーダの電気ブロック図である。 図2Aは、第1実施形態によるカードリーダの平面図である。 図2Bは、第1実施形態によるカードリーダの側面図である。 図2Cは、第1実施形態によるカードリーダの正面図である。 図3は、第1実施形態における妨害磁界発生器の配置図である。 図4は、第1実施形態における妨害磁界の分布を示した正面図である。 図5Aは、第1実施形態における妨害磁界の有効領域を示した平面図である。 図5Bは、第1実施形態における妨害磁界の有効領域を示した側面図である。 図5Cは、第1実施形態における妨害磁界の有効領域を示した正面図である。 図6Aは、第2実施形態によるカードリーダの平面図である。 図6Bは、第2実施形態によるカードリーダの側面図である。 図6Cは、第2実施形態によるカードリーダの正面図である。 図7Aは、第3実施形態によるカードリーダの平面図である。 図7Bは、第3実施形態によるカードリーダの側面図である。 図7Cは、第3実施形態によるカードリーダの正面図である。 図8は、第3実施形態における妨害磁界発生器の配置図である。 図9は、第3実施形態における妨害磁界の分布を示した正面図である。 図10Aは、第3実施形態における妨害磁界の有効領域を示した平面図である。 図10Bは、第3実施形態における妨害磁界の有効領域を示した側面図である。 図10Cは、第3実施形態における妨害磁界の有効領域を示した正面図である。 図11は、第4実施形態における妨害磁界の有効領域を示した正面図である。 図12は、第5実施形態によるカードリーダの平面図である。 図13は、第6実施形態によるカードリーダの断面図である。 図14は、第6実施形態によるカードリーダの電気ブロック図である。 図15は、従来の手動式カードリーダの断面図である。 図16は、従来のモータ式カードリーダの断面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。各図において、同一符号は、同一部分または対応部分を表している。以下の各実施形態では、磁気記録媒体読取装置として、磁気カードに記録されているデータを読み取るカードリーダを例に挙げる。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、第1実施形態によるカードリーダの構成について説明する。
図1に示すように、第1実施形態によるカードリーダ100は、装置全体の動作を制御するCPUからなる制御部1と、磁気カード50(図2A参照)に記録されている磁気データを読み取る磁気ヘッド2と、妨害磁界を発生する磁界発生部3と、磁気カード50を検出するカード検出センサ4と、シャッタ(図示省略)を駆動するソレノイド5と、磁気ヘッド2が読み取ったデータやその他の情報を記憶するメモリ6と、上位装置(例えばATM)との接続部であるホストインターフェース7とを備えている。なお、図1の構成は、後述する第2ないし第5実施形態にも共通のものである。
図2A〜図2Cは、カードリーダ100の構造を示している。このカードリーダ100は、図15に示したカードリーダ300と同様の手動式カードリーダである。図中の矢印Fは前方向、矢印Bは後ろ方向、矢印Lは左方向、矢印Rは右方向、矢印Uは上方向、矢印Dは下方向をそれぞれ表している(他の図においても同様)。図2Aのように、左右(LR)方向は、磁気カード50の幅方向であり、図2Bのように、上下(UD)方向は、磁気カード50の厚み方向である。
カードリーダ100の基体10は樹脂で形成されており、その内部には、図2Bに破線で示すように、磁気ヘッド2が設けられている。基体10の内部には、磁気ヘッド2のほか、図1の制御部1、カード検出センサ4、ソレノイド5、メモリ6、およびホストインターフェース7が設けられているが、図2A〜図2Cでは、これらの図示を省略している。
基体10の前部には、樹脂で形成されたパネル部11が設けられている。パネル部11には、図2Cに示すように、磁気カード50が挿入される挿入口12と、この挿入口12と連通する凹部13が形成されている。磁気カード50は、利用者によって矢印a方向から挿入口12へ挿入される。磁気ヘッド2は、挿入された磁気カード50の磁気ストライプ51に記録されているデータを読み取る。磁気ストライプ51は、磁気カード50の裏面に設けられている。磁気カード50は、本発明における「磁気記録媒体」の一例である。
パネル部11の前面側には、収納部11aおよび収納部11bが設けられている。これらの収納部11a、11bは、パネル部11と一体に形成されていてもよいし、パネル部11とは別体で、固定部材や接着剤等によりパネル部11に固定されるものであってもよい。収納部11a、11bの内部は空洞となっており、収納部11aに妨害磁界発生器31が収納され、収納部11bに妨害磁界発生器32が収納されている。妨害磁界発生器31、32は、図示しないリード線を介して、基体10内の回路基板に実装されている制御部1(図1)と電気的に接続されている。
図2Cに示すように、妨害磁界発生器31は、挿入口12の右側に設けられており、妨害磁界発生器32は、挿入口12の左側に設けられている。これらの妨害磁界発生器31、32は、図1の磁界発生部3を構成している。妨害磁界発生器31は、本発明における「第1の磁界発生部」に相当し、妨害磁界発生器32は、本発明における「第2の磁界発生部」に相当する。
図3に示すように、妨害磁界発生器31は、磁性材料からなる円柱状のコア31aと、このコア31aに巻回されたコイル31bとから構成される。同様に、妨害磁界発生器32は、磁性材料からなる円柱状のコア32aと、このコア32aに巻回されたコイル32bとから構成される。ここでは、妨害磁界発生器31のコア31aの中心軸と、妨害磁界発生器32のコア32aの中心軸とが、一点鎖線Lで示すように一致しているが、両者の中心軸は多少ずれていてもよい。
妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32とは、対向して配置されている。このため、コイル31bへの通電により妨害磁界発生器31から発生する妨害磁界は、妨害磁界発生器32のコア32aを通る。また、コイル32bへの通電により妨害磁界発生器32から発生する妨害磁界は、妨害磁界発生器31のコア31aを通る。そして、妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32との間の領域で、妨害磁界発生器31、32から発生する妨害磁界の方向が同じとなるように、コイル31b、32bの通電が制御部1(図1)により制御される。また、制御部1は、コイル31b、32bに流す電流に応じて、妨害磁界の強さを調整する。
図4は、妨害磁界発生器31、32から発生する妨害磁界Yの分布状態を示している。妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32との間の領域において、妨害磁界Yは、左右(LR)方向すなわち磁気カード50の幅方向と実質的に平行となっている。この領域では、妨害磁界発生器31、32から発生したそれぞれの妨害磁界が、方向が同じであるため強め合うとともに、対向する相手側の妨害磁界発生器のコア31a、32aを通るので発散することがない。特に、コア31a、32aの中心軸が一致しているので、妨害磁界をより集中させ易くなっている。このため、妨害磁界発生器31、32の間の領域には、強力な妨害磁界が集中して発生する。一方、この領域の外側の領域では、妨害磁界の強度は弱くなる。
したがって、妨害磁界発生器31、32の間の領域で、妨害磁界は最も強い磁力を示すので、この領域の妨害磁界を不正読取装置に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。以下では、妨害磁界発生器31、32の間の、強力な妨害磁界が集中する領域を「有効領域」と呼ぶ。図5A〜図5Cにおいて、符号Zで示される領域が有効領域である。
上述した第1実施形態によれば、挿入口12の左右両側に妨害磁界発生器31、32が配置され、これらの間の有効領域Zに強力な妨害磁界が集中するようになっている。このため、図5A〜図5Cに示すように、挿入口12付近の磁気ヘッド2に対応する位置に不正読取装置SKが設置されても、不正読取装置SKに対して、有効領域Zの強力な妨害磁界が左右方向に作用するので、不正読取装置SKは、磁気カード50の磁気ストライプ51に記録されているデータを正常に読み取ることができない。その一方で、強力な妨害磁界は、妨害磁界発生器31、32の間の有効領域Zに集中しているため、磁気ヘッド2や周辺機器(図示省略)が妨害磁界の影響を受けるのを未然に防止することができる。
また、第1実施形態では、図2A〜図2Cに示すように、妨害磁界発生器31、32が、磁気カード50の磁気ストライプ51が通過する位置(図2Cで挿入口12の右端付近)を挟んで、対向して配置されている。このため、磁気ストライプ51の通過位置が、図5A〜図5Cに示した有効領域Zに含まれるので、当該通過位置で不正読取装置SKが磁気ストライプ51のデータを不正取得するのを、効果的に防止することができる。
(第2実施形態)
図6A〜図6Cは、第2実施形態によるカードリーダ100を示している。第1実施形態(図2A〜図2C)では、パネル部11の前面側に収納部11a、11bを設け、これらの収納部に妨害磁界発生器31、32をそれぞれ収納した。一方、第2実施形態では、収納部11a、11bを省略し、パネル部11内に妨害磁界発生器31、32を収納している。
その他の点については、第1実施形態と同じであるので、詳細な説明は省略する。第2実施形態のカードリーダ100においても、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。なお、第2実施形態の構造は、後述の第3実施形態ないし第5実施形態においても採用することができる。
(第3実施形態)
図7A〜図7Cは、第3実施形態によるカードリーダ100を示している。第1実施形態(図2A〜図2C)では、挿入口12の左右に妨害磁界発生器31、32を配置したが、第3実施形態では、挿入口12の上下に妨害磁界発生器31、32を配置している。妨害磁界発生器31、32は、図8に示すように、コア31a、32aおよびコイル31b、32bからなり、この構成は図3と同じである。
図9は、妨害磁界発生器31、32から発生する妨害磁界Yの分布状態を示している。妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32との間の領域(有効領域)において、妨害磁界Yは、上下(UD)方向すなわち磁気カード50の厚み方向と実質的に平行となっている。第1実施形態と同様に、有効領域においては、妨害磁界発生器31、32から発生したそれぞれの妨害磁界が、方向が同じであるため強め合うとともに、対向する相手側の妨害磁界発生器のコア31a、32aを通るので発散することがない。このため、有効領域には強力な妨害磁界が集中して発生する。一方、有効領域の外側の領域では、妨害磁界の強度は弱くなる。
したがって、第3実施形態の場合も、有効領域において妨害磁界は最も強い磁力を示すので、この領域の妨害磁界を不正読取装置に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。
上述した第3実施形態によれば、挿入口12の上下両側に妨害磁界発生器31、32が配置され、これらの間の有効領域に強力な妨害磁界が集中するようになっている。このため、図10A〜図10Cに示すように、挿入口12付近の磁気ヘッド2に対応する位置に不正読取装置SKが設置されても、不正読取装置SKに対して、有効領域Zの強力な妨害磁界が上下方向に作用するので、不正読取装置SKは、磁気カード50の磁気ストライプ51に記録されているデータを正常に読み取ることができない。その一方で、強力な妨害磁界は、妨害磁界発生器31、32の間の有効領域Zに集中しているため、磁気ヘッド2や周辺機器(図示省略)が妨害磁界の影響を受けるのを未然に防止することができる。
また、第3実施形態においても、図7A〜図7Cに示すように、妨害磁界発生器31、32が、磁気カード50の磁気ストライプ51が通過する位置(図7Cで挿入口12の右端付近)を挟んで、対向して配置されている。このため、磁気ストライプ51の通過位置が、図10A〜図10Cに示した有効領域Zに含まれるので、当該通過位置で不正読取装置SKが磁気ストライプ51のデータを不正取得するのを、効果的に防止することができる。
(第4実施形態)
図11は、第4実施形態によるカードリーダ100の正面図を示している(平面図と側面図は省略)。第4実施形態では、挿入口12の左側でかつ上側(左上)に妨害磁界発生器31を配置し、挿入口12の右側でかつ下側(右下)に妨害磁界発生器32を配置している。妨害磁界発生器31、32の構成は、図3や図8と同じである。その他の点については、第1実施形態等と同様であるので、詳細な説明は省略する。
第4実施形態のカードリーダ100においても、妨害磁界発生器31、32の間の有効領域Zに強力な妨害磁界が集中するので、この領域の妨害磁界を、不正読取装置SKに対して斜め方向に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。
また、妨害磁界発生器31、32が、磁気カード50の磁気ストライプ51が通過する位置(図11で挿入口12の右端付近)を挟んで、対向して配置されており、磁気ストライプ51の通過位置が有効領域Zに含まれるので、不正読取装置SKによるデータの不正取得を効果的に防止することができる。
なお、パネル部11の大きさや挿入口12の位置等によっては、図11とは逆に、挿入口12の左側でかつ下側(左下)に妨害磁界発生器31を配置し、挿入口12の右側でかつ上側(右上)に妨害磁界発生器32を配置してもよい。
(第5実施形態)
図12は、第5実施形態によるカードリーダ100の正面図を示している(平面図と側面図は省略)。第5実施形態では、妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32とにまたがって、磁性体からなるU字形の案内磁路15が設けられている。この案内磁路15は、妨害磁界発生器31、32間の有効領域の外側に向かう磁界(漏れ磁界)を導くためのものである。その他の点については、第1実施形態と同じであるので、詳細な説明は省略する。
第5実施形態によると、漏れ磁界は、案内磁路15に導かれて広がりが抑制されるので、漏れ磁界が磁気ヘッド2や周辺機器に悪影響を与えるのを回避することができる。なお、前述の第2実施形態ないし第4実施形態、および後述の第6実施形態において、上述した案内磁路15を設けることも可能である。
(第6実施形態)
図13は、第6実施形態によるカードリーダ200を示している。第1実施形態ないし第5実施形態においては、手動式のカードリーダ100を例に挙げた。これに対して、第6実施形態によるカードリーダ200は、図16に示したカードリーダ400と同様のモータ式のカードリーダである。
カードリーダ200の基体20の内部には、第1磁気ヘッド21と、搬送ローラ8aと、カード検出センサ4とが設けられている。搬送ローラ8aは、図示しないモータにより回転し、磁気カード50を搬送する。第1磁気ヘッド21は、搬送される磁気カード50に記録されているデータを読み取る。カード検出センサ4は、搬送される磁気カード50の位置を検出する。
基体20の前部には、挿入ユニット20aが設けられている。挿入ユニット20aには、磁気カード50が挿入される挿入口20bが形成されている。挿入ユニット20aの内部には、第2磁気ヘッド22が設けられている。第2磁気ヘッド22は、挿入口20bへ挿入された磁気カード50の磁気ストライプを検出する。挿入ユニット20aの前面には、妨害磁界発生器31と妨害磁界発生器32とが、挿入口20bを挟んで上下に設けられている。
図14は、カードリーダ200の電気ブロックを示している。ここでは、図1の磁気ヘッド2が、第1磁気ヘッド21と第2磁気ヘッド22に置き換わっており、また、カード搬送部8が追加されている。カード搬送部8は、搬送ローラ8aを回転させるモータ等から構成される。
第6実施形態のカードリーダ200においても、妨害磁界発生器31、32の間に強力な妨害磁界が集中するので、この妨害磁界を不正読取装置(図示省略)に作用させることで、スキミングを確実に防止することができる。また、強力な妨害磁界は、妨害磁界発生器31、32の間に集中しているため、第2磁気ヘッド22や周辺機器(図示省略)が妨害磁界の影響を受けるのを未然に防止することができる。
なお、妨害磁界発生器31、32は、第1実施形態のように、挿入口20bの左右に配置してもよいし、第4実施形態のように、斜めに対向させて配置してもよい。また、妨害磁界発生器31、32を、挿入ユニット20a内に収納してもよい。
(その他の実施形態)
本発明では、上述した実施形態以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
上述した各実施形態においては、2個の妨害磁界発生器31、32を設けた例を示したが、第1実施形態(図2A〜図2C)、第3実施形態(図7A〜図7C)、および第4実施形態(図11)を適宜組み合わせてもよい。例えば、第1実施形態と第3実施形態とを組み合わせた場合は、挿入口12の左右と上下に合計4個の妨害磁界発生器が設けられる。
上述した各実施形態においては、妨害磁界発生器31、32を、コア31a、32aおよびコイル31b、32bから構成したが、妨害磁界発生器31、32は、コイル31b、32bのみで構成してもよい。また、妨害磁界発生器31、32をループアンテナにより構成してもよい。
上述した各実施形態においては、磁気カード50が挿入される場合のスキミング対策について述べたが、磁界発生部3から妨害磁界が常時発生しておれば、磁気カード50が返却される場合にも、スキミングを防止することができる。なお、妨害磁界を常時発生させることは、本発明にとって必須ではなく、妨害磁界に休止期間を設けてもよい。
上述した各実施形態においては、磁気記録媒体として、裏面に磁気ストライプ51を有する磁気カード50を例に挙げた。しかしながら、本発明は、磁気ストライプが表面もしくは表裏両面にある磁気カードを扱う磁気記録媒体読取装置にも適用することができる。
上述した各実施形態においては、磁気記録媒体として磁気カード50を例に挙げた。しかしながら、本発明は、磁気カードに限らず、磁気ストライプを有する通帳のような磁気記録媒体を読み取る装置にも適用することができる。
本発明は、ATMのような自動取引処理装置に搭載されるカードリーダや通帳リーダ、あるいはカード認証端末に搭載されるカードリーダなど、磁気記録媒体を読み取る装置全般に適用することができる。
2 磁気ヘッド
3 磁界発生部
12 挿入口
15 案内磁路
31 妨害磁界発生器(第1の磁界発生部)
31a コア
31b コイル
32 妨害磁界発生器(第2の磁界発生部)
32a コア
32b コイル
50 磁気カード
51 磁気ストライプ
100、200 カードリーダ(磁気記録媒体読取装置)
Y 妨害磁界
Z 有効領域

Claims (8)

  1. 磁気記録媒体が挿入される挿入口と、
    前記挿入口へ挿入された前記磁気記録媒体からデータを読み取る磁気ヘッドと、
    前記挿入口付近に取り付けられる不正読取装置によって前記磁気記録媒体のデータが読み取られるのを妨害するための妨害磁界を発生する磁界発生部と、
    を備えた磁気記録媒体読取装置において、
    前記磁界発生部は、第1の磁界発生部と、第2の磁界発生部とからなり、
    前記第1の磁界発生部は、磁性材料からなる第1のコアと、前記第1のコアに巻回された第1のコイルとを含み、
    前記第2の磁界発生部は、磁性材料からなる第2のコアと、前記第2のコアに巻回された第2のコイルとを含み、
    前記第1のコアの中心軸方向の端部と、前記第2のコアの中心軸方向の端部とは、第1の磁界発生部から発生する妨害磁界が第2の磁界発生部の第2のコアを通り、第2の磁界発生部から発生する妨害磁界が第1の磁界発生部の第1のコアを通るように、対向して配置されており、
    前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域で、それぞれの磁界発生部から発生する妨害磁界の方向が同じであることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  2. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記挿入口へ挿入される前記磁気記録媒体の幅方向を左右方向としたとき、
    前記第1の磁界発生部は、前記挿入口の左右の一方側に設けられ、
    前記第2の磁界発生部は、前記挿入口の左右の他方側に設けられ、
    前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向が、前記磁気記録媒体の幅方向と実質的に平行であることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  3. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記挿入口へ挿入される前記磁気記録媒体の厚み方向を上下方向としたとき、
    前記第1の磁界発生部は、前記挿入口の上下の一方側に設けられ、
    前記第2の磁界発生部は、前記挿入口の上下の他方側に設けられ、
    前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向が、前記磁気記録媒体の厚み方向と実質的に平行であることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  4. 請求項1に記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記挿入口へ挿入される前記磁気記録媒体の幅方向を左右方向とし、厚み方向を上下方向としたとき、
    前記第1の磁界発生部は、前記挿入口の左右の一方側で、かつ前記挿入口の上下の一方側に設けられ、
    前記第2の磁界発生部は、前記挿入口の左右の他方側で、かつ前記挿入口の上下の他方側に設けられ、
    前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域における妨害磁界の方向が、前記磁気記録媒体の幅方向および厚み方向に対して斜めであることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記第1および第2の磁界発生部は、前記磁気記録媒体に設けられた磁気ストライプが通過する位置を挟んで、対向して配置されていることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記妨害磁界は、前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域で、最も強い磁力を示すことを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記第1の磁界発生部のコアの中心軸が、前記第2の磁界発生部のコアの中心軸と一致していることを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
  8. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の磁気記録媒体読取装置において、
    前記妨害磁界のうち、前記第1の磁界発生部と前記第2の磁界発生部との間の領域の外側に向かう磁界を導くための案内磁路を、前記第1および第2の磁界発生部にまたがって設けたことを特徴とする、磁気記録媒体読取装置。
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