JPWO2014080760A1 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

複数の燃料電池単セルCを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えると共に、シールプレートPが、セルモジュールMの周縁部との間をシールするシール部材52,53を備え、セルモジュールMとシールプレートPとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段11,12を設けた燃料電池スタックFSとし、積層方向の荷重伝達が良好に行われるようにした。

Description

本発明は、複数の燃料電池単セルを積層した構造を有する燃料電池スタックに関するものである。
この種の燃料電池スタックとしては、燃料電池スタック構造とした名称において特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された燃料電池スタック構造は、セルを複数重ねて多セルモジュールを構成し、その多セルモジュールをセル積層方向に複数かつ直列に配列し、多セルモジュール間をビードガスケットにてシールしたものである。
日本国特開2005−190706号公報
しかしながら、上記したような燃料電池スタック構造では、多セルモジュール同士の間に、ビードガスケットのような異種部材を介装した構成であることから、部材の寸法誤差等により積層方向の荷重伝達が不充分になることがあり、これにより、各セル(燃料電池単セル)の発電性能にばらつき等が生じるおそれがあった。
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装される新たなシールプレートとを備えた燃料電池スタックにおいて、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる燃料電池スタックを提供することを目的としている。
本発明の燃料電池スタックは、複数の燃料電池単セルを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えている。シールプレートは、その周縁部に、セルモジュールの周縁部との間をシールするシール部材を備えている。そして、燃料電池スタックは、セルモジュールとシールプレートとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段を設けた構成としており、上記構成を従来の課題を解決するための手段としている。
本発明の燃料電池スタックは、上記構成を採用したことにより、二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えた燃料電池スタックにおいて、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる。これにより、各燃料電池単セルの面圧や接触抵抗の均一化、並びに各燃料電池単セルの発電機能の均一化を実現する。
燃料電池スタックの斜視図(A)、及び斜視分解図(B)である。 セルモジュールの平面図(A)及びシールプレートの平面図(B)である。 本発明に係わる燃料電池スタックの一実施例を説明するセルモジュール間部分の断面図である。 本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を説明するセルモジュール間部分の断面図である。 接着剤硬化温度とセルモジュールの変形量及び接触面積との関係を示すグラフ(A)、並びにセルモジュールの説明図(B)である。 燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(B)である。 燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(B)である。
〈第1実施形態〉
図1に示す燃料電池スタックFSは、とくに図1(B)に示すように、複数の燃料電池単セルCを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えている。図示例の燃料電池単セルC及びシールプレートPは、図2に示すように、ほぼ同等の縦横寸法を有する長方形状を成している。なお、図1(B)には、2つのセルモジュールMと、1つのシールプレートPを示しているが、実際には、それ以上の数のセルモジュールM及びシールプレートPを積層する。
また、燃料電池スタックFSは、セルモジュールMの積層方向の両端部に、エンドプレート56A,56Bを夫々配置し、燃料電池単セルCの長辺側となる両面(図1中で上下面)に、締結板57A,57Bが設けてあると共に、短辺側となる両面に、補強板58A,58Bが設けてある。各締結板57A,57B及び補強板58A,58Bは、図示しないボルトにより両エンドプレート56A,56Bに連結する。
このようにして、燃料電池スタックFSは、図1(A)に示すようなケース一体型構造となり、各セルモジュールM及びシールプレートPを積層方向に拘束・加圧して個々の燃料電池単セルCに所定の接触面圧を加え、ガスシール性や導電性等を良好に維持する。
図3は、燃料電池単セルCの短辺方向に沿った燃料電池スタックFSの要部の断面図である。燃料電池単セルCは、膜電極接合体1と、膜電極接合体1を挟持する一対のセパレータ2,2を備えると共に、膜電極接合体1と各セパレータ2,2との間にカソードガス及びアノードガスの夫々のガス流路GC,GAを形成する。
膜電極接合体1は、一般に、MEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ばれるものであって、詳細な図示は省略するが、固体高分子から成る電解質層をカソード電極層とアノード電極層とで挟持した構造を有している。この膜電極接合体1は、その外周に樹脂製のフレーム(図示せず)を一体化ものとなっていて、フレームに、反応ガスの供給及び排出を行うためのマニホールド穴などを形成することができる。
各セパレータ2は、図3に示すように、表裏反転形状を有する金属製の板部材であって、例えばステンレス製であり、プレス加工により適宜の形状に成形することができる。セパレータ2は、少なくとも膜電極接合体1に対応する部分が断面凹凸形状に形成してある。このセパレータ2は、断面凹凸形状を長辺方向に連続的に有しており、膜電極接合体1に波形凸部を接触させると共に、波形凹部と膜電極接合体1との間にカソード及びアノードのガス流路GC,GAを形成する。
上記の燃料電池単セルCは、図2(A)に示すように、短辺両側に、各々三個ずつのマニホールド穴H1〜H3,H4〜H6が配列してある。これらのマニホールド穴H1〜H6は、膜電極接合体1のフレームや各セパレータ2の同じ位置に夫々形成してあり、燃料電池単セルCを構成した際に互いに連通する。
図2の左側に示す各マニホールド穴H1〜H3は、上側から、カソードガス供給用(H1)、冷却液排出用(H2)及びアノードガス排出用(H3)であり、積層方向に互いに連通して夫々の流路を形成する。また、図2の右側に示す各マニホールド穴H4〜H6は、上側から、アノードガス供給用(H4)、冷却液供給用(H5)及びカソードガス排出用(H6)であり、積層方向に互いに連通して夫々の流路を形成する。各マニホールド穴H1〜H6の供給及び排出の位置関係は、一部又は全部が逆であっても良い。
なお、図示を省略したが、膜電極接合体1のフレームと各セパレータ2の縁部同士の間や、マニホールド穴H1〜H6の周囲には、シール材が配置してある。これらのシール材は、後記する接着剤としても機能するもので、膜電極接合体1とセパレータ2とを気密的に接合する。この際、膜電極接合体1のフレーム及びセパレータ2の縁部に配置したシール材は、各ガス流路GC,GAの気密性を維持する。また、マニホールド穴H1〜H6の周囲に配置したシール材は、気密性を維持する一方で、各層間に応じた流体を供給するために該当する箇所に開口を有している。
上記の燃料電池単セルCは、所定枚数を積層してセルモジュールMを形成する。このとき、隣接する燃料電池単セルC同士の間には、冷却液(例えば水)の流路Fを形成し、隣接するセルモジュールM同士の間にも冷却液の流路Fを形成する。したがって、前記シールプレートPは、セルモジュールM同士の間、すなわち冷却液の流路F内に配置されている。
前記シールプレートPは、上記した燃料電池単セルCとは別体にして形成してあり、図2(B)に示すように、プレート基板50の両端部に、燃料電池単セルCと同様のマニホールド穴H1〜H6が形成してある。
プレート基板50は、導電性の一枚の金属板を成形したものであり、平面視において上記した燃料電池単セルCとほぼ同じ形状で同じ大きさに形成してある。このプレート基板50を導電性の金属板で形成することにより、経時的に安定した通電を行うことができる。
シールプレートPは、マニホールド穴H1〜H6の各周囲に、シール部材51が、また、そのプレート基板50の最外周縁部に、外周シール部材52が、さらに、その外周シール部材52の内側に、所要の間隔をおいて内周シール部材53が、夫々全周にわたって無端状に形成してある。各マニホールド穴H1〜H6の周囲に設けた各シール部材51は、これらを互いに独立させて形成している。
上記のシールプレートPは、外周シール部材52により、外部からの雨水等の浸入を防止すると共に、内周シール材53により、セルモジュールM間の流路Fを流通する冷却液の漏出を防止し、このほか、電気的な絶縁をも図っている。さらに、シールプレートPは、セルモジュールMからシール部材51〜53を剥がすようにして、容易に取り外すことが可能になっている。
燃料電池スタックFSは、上記したように、複数の燃料電池単セルCを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えると共に、シールプレートPが、セルモジュールMの周縁部との間をシールする外周及び内周のシール部材53,53を備えている。
要するに、燃料電池スタックFSは、燃料電池単セルCで構成されるセルモジュールM同士の間に、異種部材であるシールプレートPを介装したものとなっている。そこで、燃料電池スタックFSは、積層方向の荷重伝達を良好するために、セルモジュールMとシールプレートPとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段を設けている。
図3に示す実施形態の燃料電池スタックFSは、前記部材接触手段が、セルモジュールMのシール内側領域に形成した凸部11と、シールプレートPに形成され且つ両側のセルモジュールMの凸部同士を接触させるための開口部12を備えたものとなっている。つまり、この実施形態では、凸部11及び開口部12で部材接触手段を構成している。
ここで、セルモジュールMに形成した凸部11は、先述したセパレータ2の波形凸部を利用している。すなわち、前記凸部11は、少なくともセルモジュールMの積層端部の燃料電池単セルCにおいて、この燃料電池単セルCの積層外側のセパレータ2の波形凸部を規定よりも高く設定することで形成することができる。
また、前記凸部11は、燃料電池単セルCの少なくとも一方のセパレータ2において、例えば中央領域の波形凸部を規定よりも僅かに高くし、このセパレータ2を用いた燃料電池単セルCを積層することでも形成し得る。このような燃料電池単セルCを積層すると、各セパレータ2の波形凸部の余剰高さ分が合成されて、後記する図5及び図6に示すように、セルモジュールMがその中央部分を膨出させた状態に曲成される。このように、セルモジュールMの曲成により形成した凸曲面を凸部11とすることもできる。なお、図5及び図6では、凸曲面の曲率を誇張して示しており、実際には曲率半径が大きく凸曲面であり、見かけ上は平坦面にかなり近いものである。
シールプレートPの開口部12は、先述の外周及び内周のシール部材52,53よりも内側において、両側のセルモジュールMの凸部11が突入可能な大きさに形成してあり、その内部で両側のセルモジュールMの凸部11同士を接触させる。したがって、一方のセルモジュールMの凸部11の突出高さは、シールプレートPの厚さの半分程度である。
上記の燃料電池スタックFSは、二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えた構造において、部材接触手段すなわちシールプレートPの開口部12を通して、隣接するセルモジュールMの凸部11同士が接触しているので、部材間の寸法誤差等があるとしても、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる。
つまり、燃料電池スタックFSは、セルモジュールM同士の間に異種部材(シールプレートP)を介装した構造において、積層方向に充分な荷重伝達を行うことができる。これにより、各燃料電池単セルCの面圧や接触抵抗の均一化を実現して、各燃料電池単セルCの発電機能の均一化を実現することができる。
また、燃料電池スタックFSは、上記した荷重伝達の向上、面圧や接触抵抗の均一化に伴って、シールプレートPの外周及び内周のシール部材52,53に作用する面圧も充分で且つ均一なものとなり、シールプレートPのシール性能を向上させることができる。
さらに、燃料電池スタックFSは、セルモジュールMに対してシールプレートPを容易に取り外し可能にしたので、いずれかの燃料電池単セルCに不具合が生じた場合に、その燃料電池単セルCを含むセルモジュールMのみの交換することが可能になり、その他の燃料電池単セルC並びにセルモジュールMを継続的に使用することができるという利点がある。
〈第2実施形態〉
図4は、本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を示す図である。なお、以下の実施形態においては、先の実施形態と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図示の燃料電池スタックFSは、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段が、セルモジュールMのシール内側領域に形成した凸部11と、シールプレートPに形成され且つ両側のセルモジュールMの凸部11同士を接触させるための開口部12を備えている。さらに、この実施形態では、前記凸部11が、図4中に仮想線で示すように、セルモジュールMの曲成により形成した凸曲面になっている。
この実施形態の燃料電池スタックFSにおいて、燃料電池単セルCは、先の実施形態で説明したように、膜電極接合体1のフレームとセパレータ2の縁部同士の間に、シール機能と接触機能を有するシール材Sが設けてあり、発電中に発熱するので、シール材Sには熱硬化性接着剤が使用される。
ここで、膜電極接合体1のフレームは樹脂製であり、セパレータ2は金属製である。このような異種材料同士を熱硬化性接着剤で接合すると、硬化後に接着剤が収縮し、その結果、燃料電池単セルCは、外周部の収縮に伴って中央部が膨出変形する。したがって、このような燃料電池単セルCを複数積層してセルモジュールMを構成すると、各燃料電池単セルCの膨出変形分が合成されて、図5及び図6に示すようにセルモジュールMがその中央部分を膨出させた状態に曲成される。このセルモジュールMの曲成により形成した凸曲面を凸部11としている。
図5(A)は、接着剤硬化温度とセルモジュールMの変形量及び接触面積との関係を示すグラフであり、図5(B)は、セルモジュールMの説明図である。すなわち、セルモジュールMでは、接着剤が加熱硬化した時の温度がフリー状態の温度であるから、図5(A)に示すように、硬化温度と室温(RT)との温度差が大きいほど、その後の熱収縮量が大きくなる。その結果、図5(B)に示すように、接着剤を塗布した外周部(Tedge)が積極的に収縮し、外周部と中央部(Tcent)との差(ΔT)が大きくなる。また、外周部と中央部との厚さの差は、図5(B)に示す如く接触面積と反比例する。そこで、硬化温度の異なる接着剤(シール材S)を選択するなどしてセルモジュールMを製造することで、そのセルモジュールMの両面を凸曲面にすることができ、膨出量を調整することも可能である。
上記の燃料電池スタックFSは、先の実施形態と同様に、セルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えた構造において、シールプレートPの開口部12を通して、隣接するセルモジュールMの凸部11同士が接触しているので、部材間の寸法誤差等があるとしても、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる。
また、各燃料電池単セルCの面圧や接触抵抗を均一にして、各燃料電池単セルCの発電機能の均一化を実現することができると共に、シールプレートPの外周及び内周のシール部材52,53に作用する面圧も充分で且つ均一なものにして、シールプレートPのシール性能を向上させることができる。
ところで、上記のセルモジュールMは、理想的には、燃料電池単セルCが平坦で均一な厚さを有していれば、これを積層した際の面圧の分布も均一なものとなる。しかし、上述したように、膜電極接合体1の樹脂製のフレームと金属製のセパレータ2とを熱硬化性接着剤で接合すると、燃料電池単セルCの中央部が膨出した状態になる。
そこで、本発明では、燃料電池単セルCの膨出により形成されたセルモジュールMの凸曲面と、セルモジュールM間に改装するシールプレートPとを巧みに利用して、凸曲面による凸部11とセパレータ2の開口部12とで部材接触手段を構成し、これにより、積層方向の荷重伝達を良好にし、シールプレートPの外周及び内周のシール部材52,53に作用する面圧を充分で且つ均一なものにしている。
〈第3実施形態〉
図6は、本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を示す図である。なお、以下の実施形態においては、先の実施形態と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6(A)(B)に示す各々の燃料電池スタックFSは、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段として、セルモジュールMのシール内側領域に形成した凸部11を備えている。この突部11は、図3に示す如くセパレータ2の波形凸部を利用した凸曲面や、図4に示す如く熱硬化性接着剤を用いることで生じる燃料電池単セルCの膨出変形を利用した凸曲面のいずれであっても良い。
図6(A)に示す燃料電池スタックFSは、部材接触手段として、上記の突部11と、シールプレートPに形成した開口部12を備えている。また、図6(B)に示す燃料電池スタックFSは、部材接触手段として、上記の突部11と、シールプレートPに形成され且つ両側のセルモジュールMの凸部11を接触させる薄肉部13を備えている。
上記の燃料電池スタックFSは、先の実施形態と同様に、部材間の寸法誤差等があるとしても、積層方向の荷重伝達を良好にすることができ、各燃料電池単セルCの面圧や接触抵抗の均一化を実現して、各燃料電池単セルCの発電機能の均一化を実現することができると共に、シールプレートPのシール性能を向上させることができる。また、シールプレートPに開口部12や薄肉部13を形成することで、シールプレートPの軽量化や材料の歩留まり向上などの効果があり、冷却液の流通性の向上を図ることも可能である。
〈第4実施形態〉
図7は、本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を示す図である。図7(A)(B)に示す各々の燃料電池スタックFSは、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段として、セルモジュールMのシール内側領域に形成した凸部11を備えている。この突部11は、図3に示す如くセパレータ2の波形凸部を利用した凸曲面や、図4に示す如く熱硬化性接着剤を用いることで生じる燃料電池単セルCの膨出変形を利用した凸曲面のいずれであっても良い。
図7(A)に示す燃料電池スタックFSは、部材接触手段として、上記の突部11と、シールプレートPに形成した開口部12と、前記開口部12内に配置されるスペーサ14を備えている。この実施形態の場合は、両側のセルモジュールMの凸部11が、開口部12に突入してスペーサ14に接触する。
また、図7(B)に示す燃料電池スタックFSは、セルモジュールMの部材接触手段として、上記の突部11と、セルモジュールMとシールプレートPの間に介装されるスペーサ15を備えている。この実施形態の場合は、開口部の無いシールプレートPを使用しており、スペーサ15は、セルモジュールMの凸部11の外周部分、すなわち凸部11により形成されたセルモジュールMとシールプレートPとの隙間に配置してある。
なお、スペーサ14,15は、シールプレートPにシール部材51〜53を成形する際に同時に成形することも可能である。例えば、シールプレートPにゴム材を射出成形して、シール部材51〜53及びスペーサ14,15を同時に成形する。
上記の燃料電池スタックFSは、先の実施形態と同様に、部材間の寸法誤差等があるとしても、積層方向の荷重伝達を良好にすることができ、各燃料電池単セルCの面圧や接触抵抗の均一化を実現して、各燃料電池単セルCの発電機能の均一化を実現することができると共に、シールプレートPのシール性能を向上させることができる。また、スペーサ14,15の採用により、荷重伝達をより向上させるための調整の自由度が高められるほか、スペーサ14,15に弾性体を採用することで荷重伝達の向上や積層方向の変位吸収などの効果も得られる。
さらに、図6及び図7に示す各燃料電池スタックFSは、セルモジュールMの変形量やシールプレートPの厚さなどに応じて、各実施形態に示した凸部11、開口部12,薄肉部13、及びスペーサ14,15を適宜選択したり、組み合わせたりすることが可能であり、設計の自由度が高いものとなる。さらに、スペーサは、その数や形状を自由に設定することが可能である。
本発明に係わる燃料電池スタックは、その構成が上記各実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の細部を適宜変更したり、上記各実施形態の構成を適宜組み合わせたりすることが可能である。
C 燃料電池単セル
FS 燃料電池スタック
M セルモジュール
P シールプレート
11 凸部(部材接触手段)
12 開口部(部材接触手段)
13 薄肉部(部材接触手段)
14 15 スペーサ(部材接触手段)
52 外周シール部材
53 内周シール部材
【0002】
した少なくとも二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えている。シールプレートは、その周縁部に、セルモジュールの周縁部との間をシールするシール部材を備えている。そして、燃料電池スタックは、セルモジュールとシールプレートとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段を設け、燃料電池単セルが、膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する一対のセパレータとを備えており、前記部材接触手段が、隣接するセルモジュールの積層端部のセパレータ同士を対向させて積層方向に荷重を伝達する手段である構成としており、上記構成を従来の課題を解決するための手段としている。
発明の効果
[0007]
本発明の燃料電池スタックは、上記構成を採用したことにより、二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えた燃料電池スタックにおいて、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる。これにより、各燃料電池単セルの面圧や接触抵抗の均一化、並びに各燃料電池単セルの発電機能の均一化を実現する。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1]燃料電池スタックの斜視図(A)、及び斜視分解図(B)である。
[図2]セルモジュールの平面図(A)及びシールプレートの平面図(B)である。
[図3]本発明に係わる燃料電池スタックの一実施例を説明するセルモジュール間部分の断面図である。
[図4]本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を説明するセルモジュール間部分の断面図である。
[図5]接着剤硬化温度とセルモジュールの変形量及び接触面積との関係を示すグラフ(A)、並びにセルモジュールの説明図(B)である。
[図6]燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(B)である。
[図7]燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(
【0003】
B)である。
発明を実施するための形態
[0009]
<第1実施形態>
図1に示す燃料電池スタックFSは、とくに図1(B)に示すように、複数の燃料電池単セルCを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールMと、セルモジュールM間に介装されるシールプレートPとを備えている。図示例の燃料電池単セルC及びシールプレートPは、図2に示すように、ほぼ同等の縦横寸法を有する長方形状を成している。なお、図1(B)には、2つのセルモジュールMと、1つのシールプレートPを示しているが、実際には、それ以上の数のセルモジュールM及びシールプレートPを積層する。
[0010]
また、燃料電池スタックFSは、セルモジュールMの積層方向の両端部に、エンドプレート56A,56Bを夫々配置し、燃料電池単セルCの長辺側となる両面(図1中で上下面)に、締結板57A,57Bが設けてあると共に、短辺側となる両面に、補強板58A,58Bが設けてある。各締結板57A,57B及び補強板58A,58Bは、図示しないボルトにより両エンドプレート56A,56Bに連結する。
[0011]
このようにして、燃料電池スタックFSは、図1(A)に示すようなケースー体型構造となり、各セルモジュールM及びシールプレートPを積層方向に拘束・加圧して個々の燃料電池単セルCに所定の接触面圧を加え、ガスシール性や導電性等を良好に維持する。
[0012]
図3は、燃料電池単セルCの短辺方向に沿った燃料電池スタックFSの要部の断面図である。燃料電池単セルCは、膜電極接合体1と、膜電極接合体1を挟持する一対のセパレータ2,2を備えると共に、膜電極接合体1と各セパレータ2,2との間にカソードガス及びアノードガスの夫々のガス流路GC,GAを形成する。
[0013]
膜電極接合体1は、一般に、MEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ばれるものであって、詳細な図示は省略するが、固体高分子から成る電解質
【0004】
層をカソード電極層とアノード電極層とで挟持した構造を有している。この膜電極接合体1は、その外周に樹脂製のフレーム(図示せず)を一体化したものとなっていて、フレームに、反応ガスの供給及び排出を行うためのマニホールド穴などを形成することができる。
[0014]
各セパレータ2は、図3に示すように、表裏反転形状を有する金属製の板部材であって、例えばステンレス製であり、プレス加工により適宜の形状に成形することができる。セパレータ2は、少なくとも膜電極接合体1に対応する部分が断面凹凸形状に形成してある。このセパレータ2は、断面凹凸形状を長辺方向に連続的に有しており、膜電極接合体1に波形凸部を接触させると共に、波形凹部と膜電極接合体1との間にカソード及びアノードのガス流路GC,GAを形成する。
[0015]
上記の燃料電池単セルCは、図2(A)に示すように、短辺両側に、各々三個ずつのマニホールド穴H1〜H3,H4〜H6が配列してある。これらのマニホールド穴H1〜H6は、膜電極接合体1のフレームや各セパレータ2の同じ位置に夫々形成してあり、燃料電池単セルCを構成した際に互いに連通する。
[0016]
図2の左側に示す各マニホールド穴H1〜H3は、上側から、カソードガス供給用(H1)、冷却液排出用(H2)及びアノードガス排出用(H3)であり、積層方向に互いに連通して夫々の流路を形成する。また、図2の右側に示す各マニホールド穴H4〜H6は、上側から、アノードガス供給用(H4)、冷却液供給用(H5)及びカソードガス排出用(H6)であり、積層方向に互いに連通して夫々の流路を形成する。各マニホールド穴H1〜H6の供給及び排出の位置関係は、一部又は全部が逆であっても良い。
[0017]
なお、図示を省略したが、膜電極接合体1のフレームと各セパレータ2の縁部同士の間や、マニホールド穴H1〜H6の周囲には、シール材が配置してある。これらのシール材は、後記する接着剤としても機能するもので、膜電極接合体1とセパレータ2とを気密的に接合する。この際、膜電極接合体1のフレーム及びセパレータ2の縁部に配置したシール材は、各ガス流路GC,GAの気密性を維持する。また、マニホールド穴H1〜H6の周囲に配置したシール材は、気密性を維持する一方で、各層間に応じた流体を供給するために該当する箇所に開口を有している。
【0001】
技術分野
[0001]
本発明は、複数の燃料電池単セルを積層した構造を有する燃料電池スタックに関するものである。
背景技術
[0002]
この種の燃料電池スタックとしては、燃料電池スタック構造とした名称において特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に開示された燃料電池スタック構造は、セルを複数重ねて多セルモジュールを構成し、その多セルモジュールをセル積層方向に複数かつ直列に配列し、多セルモジュール間をビードガスケットにてシールしたものである。
先行技術文献
特許文献
[0003]
特許文献1:日本国特開2005−190706号公報
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0004]
しかしながら、上記したような燃料電池スタック構造では、多セルモジュール同士の間に、ビードガスケットのような異種部材を介装した構成であることから、部材の寸法誤差等により積層方向の荷重伝達が不充分になることがあり、これにより、各セル(燃料電池単セル)の発電性能にばらつき等が生じるおそれがあった。
[0005]
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装される新たなシールプレートとを備えた燃料電池スタックにおいて、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる燃料電池スタックを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
[0006]
本発明の燃料電池スタックは、複数の燃料電池単セルを互いに積層一体化
【0002】
した少なくとも二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えている。シールプレートは、その周縁部に、セルモジュールの周縁部との間をシールするシール部材を備えている。そして、燃料電池スタックは、セルモジュールとシールプレートとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段を設け、燃料電池単セルが、膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する一対のセパレータとを備えており、前記部材接触手段が、隣接するセルモジュールの積層端部のセパレータ同士を対向させて積層方向に荷重を伝達する手段であって、セルモジュールのシール内側領域に形成した凸部と、シールプレートに形成され且つ両側のセルモジュールの凸部を接触させる薄肉部を備えている構成としており、上記構成を従来の課題を解決するための手段としている。
発明の効果
[0007]
本発明の燃料電池スタックは、上記構成を採用したことにより、二つ以上のセルモジュールと、セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えた燃料電池スタックにおいて、積層方向の荷重伝達を良好にすることができる。これにより、各燃料電池単セルの面圧や接触抵抗の均一化、並びに各燃料電池単セルの発電機能の均一化を実現する。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1]燃料電池スタックの斜視図(A)、及び斜視分解図(B)である。
[図2]セルモジュールの平面図(A)及びシールプレートの平面図(B)である。
[図3]本発明に係わる燃料電池スタックの一実施例を説明するセルモジュール間部分の断面図である。
[図4]本発明に係わる燃料電池スタックの他の実施形態を説明するセルモジュール間部分の断面図である。
[図5]接着剤硬化温度とセルモジュールの変形量及び接触面積との関係を示すグラフ(A)、並びにセルモジュールの説明図(B)である。
[図6]燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(B)である。
[図7]燃料電池スタックのさらに他の実施形態を説明する各々断面図(A)(

Claims (5)

  1. 複数の燃料電池単セルを互いに積層一体化した少なくとも二つ以上のセルモジュールと、
    セルモジュール間に介装されるシールプレートとを備えると共に、
    シールプレートが、セルモジュールの周縁部との間をシールするシール部材を備え、
    セルモジュールとシールプレートとの間におけるシール内側領域に、積層方向に荷重を伝達するための部材接触手段を設けたことを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記部材接触手段が、セルモジュールのシール内側領域に形成した凸部と、シールプレートに形成され且つ両側のセルモジュールの凸部を接触させる薄肉部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3. 前記部材接触手段が、セルモジュールのシール内側領域に形成した凸部と、シールプレートに形成され且つ両側のセルモジュールの凸部同士を接触させるための開口部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタック。
  4. 前記凸部が、セルモジュールの曲成により形成した凸曲面であることを特徴とする請求項2又は3に記載の燃料電池スタック。
  5. 前記部材接触手段が、セルモジュールとシールプレートとの間に介装されるスペーサを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタック。
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