JP2017168230A - ガスケット−セパレータ部材接合体とその製造方法およびガスケット−セパレータ部材接合体を用いた燃料電池 - Google Patents

ガスケット−セパレータ部材接合体とその製造方法およびガスケット−セパレータ部材接合体を用いた燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】発電領域側へのガスケットの材料の流れ込みを抑制し、かつガス回り込みを抑制するガスケット−セパレータ部材接合体を提供する。【解決手段】カソードセパレータ2上に一体成形されたカソードガスケット11は、カソードセパレータ2の発電領域4を囲むように非発電領域5に設けられ、カソードガスケット11から分岐して形成され、カソードガスケット11と発電領域4の周縁との間の隙間通路を仕切る一つ以上のカソード仕切り部材12を備え、発電領域4の周縁に近接する部分における非発電領域5からカソード仕切り部材12の稜線までの高さは、発電領域4と非発電領域5との段差の高さよりも低く、発電領域4の周縁に近接する部分よりもカソード仕切り部材12との分岐部に近い部分における非発電領域5からカソード仕切り部材12の稜線までの高さは、発電領域4と非発電領域5との段差の高さよりも高いのである。【選択図】図1

Description

本発明は、ガスの有効利用を達成するためのガスケット−セパレータ部材接合体を有する燃料電池に関するものである。
高分子電解質形燃料電池は、反応ガスである水素等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとをガス拡散電極であるアノード及びカソードにおいてそれぞれ電気化学的に反応させ、電気と熱とを同時に発生させる電池である。
図13に、このような従来の高分子電解質形燃料電池の基本構成(セル)の要部概略断面図を示す。燃料電池100は、主として電解質膜−電極接合体113と、電解質膜−電極接合体113を挟持する一対の板状のセパレータ、即ち、アノードセパレータ101とカソードセパレータ102を含む構成のセルを少なくとも1つ具備する。
この電解質膜−電極接合体113は、電解質膜112と、電解質膜112を挟んで両主面に配置されるアノード触媒層108とカソード触媒層109と、その両外側に配置される、アノードガス拡散層110とカソードガス拡散層111とを備える。その両外側にアノードセパレータ101およびカソードセパレータ102を1層以上重ねてモジュールとし、モジュールを積層することでスタック(図示せず)が構成される。
また、アノードセパレータ101およびカソードセパレータ102の各々の表面には、燃料電池の電極の表面に沿って発電に供する反応ガスを流すためのアノードガス流路104およびカソードガス流路105が形成される。
燃料電池100において、アノードの燃料ガスは、アノードガス流路104より供給し、カソードの酸化剤ガスは、カソードガス流路105より供給する。また、これらのガスは、外部にリークしないようにアノードガスケット114およびカソードガスケット115の双方によってシールされている。
セパレータには、セル毎にあるいは複数個のセル毎に、冷却媒体(通常は冷却水)が流れる冷却水流路103が形成されており、そこに冷却媒体が循環され、燃料電池を冷却している。またこの冷却水は、外部にリークしないようにセパレータ間の冷却水ガスケット(図示せず)により、シールされている。
発電に寄与する発電領域116は、電解質膜−電極接合体113をアノードセパレータ101およびカソードセパレータ102で挟持させている領域であり、発電領域116の外側の領域は、発電に寄与しない非発電領域117である。
アノードガスケット114をセパレータに配置する場合は、加工公差や組み立て公差が生じる。そのため、アノードガスケット114とアノード触媒層108、アノードガス拡散層110との間のアノード隙間106や、カソード触媒層109、カソードガス拡散層111とカソードガスケット115との間のカソード隙間107が生じやすい。
アノード隙間106が形成されると、燃料ガスが、アノードガス流路104を流れずに当該アノード隙間106内を経由して排出側アノードマニホールドに流れ、また酸化剤ガスが、カソード隙間107を経由して、排出側カソードマニホールドに流れる現象が生じ
る。
これらの現象をガス回り込みとする。このガス回り込みが生じた場合、発電に必要な反応ガスの利用効率が低下し、その結果、発電性能が低下する。
以上のように、ガス回り込みを抑制する手段として、ガス回り込み防止に関する手法が開示されている(特許文献1参照)。
図14は、特許文献1に記載された従来の燃料電池におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結した構造の一例を示した断面の部分拡大図である。
図14に示すように、アノード第1ガスケット213とアノード第3ガスケット214およびカソード第1ガスケット214とカソード第3ガスケット215が連続してセパレータに一体成形されている。
このアノード第1ガスケット213と、アノード第3ガスケット214およびカソード第1ガスケット215と、カソード第3ガスケット216の外縁は、電解質膜207の厚さ方向から見て、枠体212の内縁よりも外側に配置されている。
また、アノード触媒層208およびカソード触媒層209とアノード流路203に接するアノードガス拡散層210およびカソード流路204に接するカソードガス拡散層211を備える燃料電池において、アノードセパレータ201のアノード段差側面205からアノード第1ガスケット213をアノード第3ガスケット214にまで連続して設けることでアノード段差側面205とアノードガス拡散層210との隙間を抑制し、またカソードセパレータ202のカソード段差側面206からカソード第1ガスケット214をカソード第3ガスケット215まで連続して設けることで、カソード段差側面206とカソードガス拡散層211との隙間を抑制している。
さらに、セパレータにガスケットを成形する場合、アノード第1ガスケット213とアノード第3ガスケット214およびカソード第1ガスケット215とカソード第3ガスケット216を同時に形成することができるので、製造工程の増加を抑えることができ、コスト低減に寄与することが示されている。
特開2014−179252号公報
しかしながら、特許文献1では、アノードセパレータ201の電極面に沿ってアノード第1ガスケット213がアノード第3ガスケット214まで同じ高さで形成されている。また、カソードセパレータ202の電極面に沿ってカソード第1ガスケット215がカソード第3ガスケット216まで同じ高さで形成されている。
このため、製造後のガスケットの材料収縮率を考慮した場合、アノードセパレータ201の段差の高さと同じ高さにするために、アノードセパレータ201の段差の高さよりも高く、またカソードセパレータ202の段差の高さと同じ高さにするために、カソードセパレータ202の段差の高さよりも高くガスケットを形成しなければならない。
これにより、アノードガス流路203およびカソードガス流路204を有する電極側にガスケットの余分な材料が流れ込み、有効発電面積を低下させる。またアノードセパレータ201およびカソードセパレータ202で締結されるアノードガス拡散層210とカソードガス拡散層211のアノード面205およびカソード面206に余剰のガスケットが形成されることで、局所的にアノード面205およびカソード面206にガスケットが多くなり、アノードセパレータ201およびカソードセパレータ202で締結する時に電解質膜207に許容以上の応力が発生してしまう。
一方、あらかじめアノードセパレータ201およびカソードセパレータ202の段差の高さと同じ高さでガスケットを形成する場合、ガスケット製造後にガスケットの材料収縮が生じ、枠体212とアノード第1ガスケット213とアノード第3ガスケット214との間や枠体212とカソード第1ガスケット214とカソード第3ガスケット215との間に隙間が生じ、ガス回り込みが発生するという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、発電領域側へのガスケットの材料の流れ込みを抑制し、かつガス回り込みを抑制するガスケット−セパレータ部材接合体とその製造方法、ガスケット−セパレータ部材接合体を用いた燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、固体高分子型燃料電池の膜電極接合体の電極に反応ガスを供給するガス流路が形成されたセパレータと、前記セパレータ上に一体成形されたガスケット部材とを備えた、ガスケット−セパレータ部材接合体であって、前記セパレータは、前記膜電極接合体と対向する面に、凸状に形成され前記電極と接触する発電領域と、前記発電領域を囲む非発電領域とを有し、前記ガスケット部材は、前記発電領域を囲むように前記非発電領域に設けられ、前記ガスケット部材から分岐して形成され、前記ガスケット部材と前記発電領域の周縁との間の隙間通路を仕切る一つ以上の仕切り部材を備え、前記発電領域の周縁に近接する部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも低く、前記発電領域の周縁に近接する部分よりも前記ガスケット部材との分岐部に近い部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも高いことを特徴とするのである。
これによって、発電領域へのガスケットの材料の流れ込みを抑制することができる。またガス回り込みを抑制することができるセパレータと一体のガス回り込み防止構造を有することで、安定に発電することができる。
本発明は、電極側へのガスケット材料の流れ込みとガス回り込みを同時に抑制する金型構造で形成されたセパレータと一体のガスケット構造を余分なコストをかけずに製造することができ、かつ供給したガスを回り込みなく電極部に供給できるため、燃料電池の発電効率を高めることができ、安定的して発電できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における燃料電池のアノードセパレータの平面図 本発明の実施の形態1における燃料電池のカソードセパレータの平面図 本発明の実施の形態1におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結する前の分解断面図 本発明の実施の形態1におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結した後の断面図 本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータと金型を締結したガスケット成形前の断面図 本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形している状態の図5のA部の部分断面図 本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形している別の状態の図5のA部の部分断面図 本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形しているさらに別の状態の図5のA部の部分断面図 本発明の実施の形態1におけるガスケット−セパレータ部材接合体のガスケット成形時の加熱プレス装置の概略図 本発明の実施の形態2における燃料電池のアノードセパレータの平面図 本発明の実施の形態2における燃料電池のカソードセパレータの平面図 本発明の実施の形態2におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結する前の分解断面図 従来の燃料電池の基本構成(セル)の要部概略断面図 従来の燃料電池におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結した構造の一例を示した断面の部分拡大図
第1の発明は、固体高分子型燃料電池の膜電極接合体の電極に反応ガスを供給するガス流路が形成されたセパレータと、前記セパレータ上に一体成形されたガスケット部材とを備えた、ガスケット−セパレータ部材接合体であって、前記セパレータは、前記膜電極接合体と対向する面に、凸状に形成され前記電極と接触する発電領域と、前記発電領域を囲む非発電領域とを有し、前記ガスケット部材は、前記発電領域を囲むように前記非発電領域に設けられ、前記ガスケット部材から分岐して形成され、前記ガスケット部材と前記発電領域の周縁との間の隙間通路を仕切る一つ以上の仕切り部材を備え、前記発電領域の周縁に近接する部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも低く、前記発電領域の周縁に近接する部分よりも前記ガスケット部材との分岐部に近い部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも高い、ガスケット−セパレータ部材接合体である。
これにより、セパレータの寸法公差で金型位置がずれた場合においても、発電領域にガスケットのバリを発生させず、また一方でガスの回り込みを効果的に抑制しつつ、隙間通路を仕切る一つ以上の仕切り部材をガスケット一体セパレータの成形を行うことができるため、製造上のコスト低減と共に燃料電池を安定に発電させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域の周縁から前記ガスケット部材との分岐部に向かうにしたがって高くなることを特徴とする。
これにより、仕切り部材に当接する枠体との隙間を確実に無くすことができるため、ガスの回り込みを抑制し、燃料電池をより安定に発電させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記ガスケット部材と前記仕切り部材が、熱硬化性弾性体、熱可塑性弾性体または熱可塑性樹脂を含む材料で構成されていることを特徴とする。
これにより、ガスケット部材および仕切り部材を別部品とすることなく、セパレータに一体成形することができるため、燃料電池の低コスト化に寄与することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、前記ガスケット部材と前記仕切り部材が、少なくともフッ素ゴムを含む材料で構成されていることを特徴とする。
これにより、燃料電池発電時の燃料ガスおよび酸化剤ガスに暴露された環境であっても耐化学劣化および耐圧縮永久歪性に優れているため、燃料電池部材の耐久性向上に寄与することができる。
第5の発明は、特に、第1から第4の発明のガスケット−セパレータ部材接合体の製造方法であって、前記セパレータの前記発電領域に当接させた金型と前記セパレータの前記非発電領域との間に前記ガスケット部材を加熱成形する、ガスケット−セパレータ部材接合体の製造方法である。
第6の発明は、特に、第1から第4の発明のガスケット−セパレータ部材接合体を備えた燃料電池である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における燃料電池のアノードセパレータの平面図である。また、図2は、本発明の実施の形態1における燃料電池のカソードセパレータの平面図である。また、図3は、本発明の実施の形態1におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結する前の分解断面図である。
また、図4は、本発明の実施の形態1におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結した後の断面図である。図5は、本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータと金型を締結したガスケット成形前の断面図である。
また、図6は、本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形している状態の図5のA部の部分断面図である。また、図7は、本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形している別の状態の図5のA部の部分断面図である。
また図8は、本発明の実施の形態1におけるカソードセパレータに金型を用いてガスケット一体成形しているさらに別の状態の図5のA部の部分断面図である。図9は、本発明の実施の形態1におけるガスケット−セパレータ部材接合体のガスケット成形時の加熱プレス装置の概略図である。
図1に示すアノードセパレータ1は、導入側アノードマニホールド8a、導入側冷却水マニホールド9aおよび導入側カソードマニホールド10aと、排出側アノードマニホールド8b、排出側冷却水マニホールド9bおよび排出側カソードマニホールド10bを有している。
これらのマニホールドの周囲にアノードガスケット3を設置し、また発電領域4の外側
は、電極反応に寄与しない非発電領域5があり、発電領域4が凸形状になっており、その外周を環状に囲むようにアノードガスケット3がある。また、アノード仕切り部材7がアノードガスケット3と発電領域4の間を仕切るように一定間隔で設置されている。
また、発電領域4は、アノードガス流路6を有している。また、セパレータの材料は、黒鉛粉末と熱硬化性樹脂を配合した材料を用いる。また、ガスケットの材料は、フッ素ゴムを用いる。
図2に示すカソードセパレータ2は、導入側カソードマニホールド10a、導入側冷却水マニホールド9aおよび導入側アノードマニホールド8aと、排出側カソードマニホールド10b、排出側冷却水マニホールド9bおよび排出側アノードマニホールド8bを有している。
これらのマニホールドの周囲にカソードガスケット11を設置し、また発電領域4の外側は、電極反応に寄与しない非発電領域5があり、その外周の環状を囲むようにカソードガスケット11がある。また、カソード仕切り部材12がカソードガスケット11と発電領域4の間を仕切るように一定間隔で設置されている。また、発電領域4は、カソードガス流路15を有している。
また、セパレータの材料は、黒鉛粉末と熱硬化性樹脂を配合した材料を用いる。また、ガスケットの材料は、フッ素ゴムを用いる。
また、図3に示すように、発電領域4は、アノードガスケット3とアノードセパレータ1に設置している面よりも一段高くなっており、アノードガスケット3とアノード斜面13との隙間を埋めるようにアノード仕切り部材7が設置されている。また、カソードガスケット11においても同じく、カソードガスケット11とカソード斜面14との隙間を埋めるようにカソード仕切り部材12が設置されている。
また、アノード仕切り部材7の高さは、アノードの発電領域4の高さよりも低いアノード仕切り部材低背領域24を有している。また、カソード仕切り部材12においても同じくカソードの発電領域4の高さよりも低いカソード仕切り部材低背領域25を有している。
また、アノードセパレータ1とカソードセパレータ2には、アノードガス流路6およびカソードガス流路15の反対側に冷却水流路16が設けられている。電解質膜−電極接合体22は、電解質膜21を挟んで両主面にアノード触媒層17とカソード触媒層18とを配置し、その両外側にアノードガス拡散層19とカソードガス拡散層20を有し、電解質膜−電極接合体22の非発電領域5の両外側に、枠体23を有する。
また、電解質膜−電極接合体22を枠体23で固定することで、発電部材28を形成する。また、枠体の材料は、ポリフェニレンサルファイド樹脂を用いる。また、枠体23の形状は、略矩形環状とする。
アノードセパレータ1は、アノードガスケット3とアノード仕切り部材7が一体になったアノードガスケット一体セパレータ26となっている。また、カソードセパレータ2においても同様に、カソードガスケット11とカソード仕切り部材12が一体になったカソードガスケット一体セパレータ27となっている。
図4に示すように、電解質膜−電極接合体22を枠体23で固定した発電部材28は、アノードガスケット一体セパレータ26およびカソードガスケット一体セパレータ27で
締結される。
以上のように構成されたガスケット−セパレータ部材接合体とその製造方法およびガスケット−セパレータ部材接合体を用いた燃料電池について、以下その動作、作用について説明する。
まず、燃料ガスは、導入側アノードマニホールド8aから発電領域4のサーペンタイン型のアノードガス流路6へ導入され、余剰のガスは、排出側アノードマニホールド8bに排出される。導入側アノードマニホールド8aから導入された燃料ガスは、アノードガスケット3と発電領域4の間の隙間を経由して、排出側アノードマニホールド8bに排出されることを防止するため、アノード仕切り部材7が一定間隔で設置されている。
また、酸化剤ガスは、導入側カソードマニホールド10aから発電領域4のサーペンタイン型のカソードガス流路15へ導入され、余剰のガスは、排出側カソードマニホールド10bに排出される。導入側カソードマニホールド10aから導入された酸化剤ガスは、カソードガスケット11と発電領域4の間の隙間を経由して、排出側カソードマニホールド10bに排出されることを防止するため、カソード仕切り部材12が一定間隔で設置されている。
また、発電部材28をアノードガスケット一体セパレータ26とカソードガスケット一体セパレータ27で締結する場合、アノード仕切り部材7のアノード仕切り部材低背領域24と、カソード仕切り部材12のカソード仕切り部材低背領域25に位置を合わせ、隙間がないように一定の圧力で締結する。
また、締結状態では、図4に示すように、アノードガスケット一体セパレータ26とカソードガスケット一体セパレータ27によって発電部材28が挟持されている。アノードガスケット3とアノード仕切り部材7とアノードガス拡散層19との接触圧力は、アノードガスケット3とアノード仕切り部材7と枠体23との接触圧力よりも小さくなっている。
また、カソードガスケット11とカソード仕切り部材12とカソードガス拡散層20との接触圧力もカソードガスケット11とカソード仕切り部材12と枠体23との接触圧力よりも小さくなっている。
これにより、アノード仕切り部材低背領域24とカソード仕切り部材低背領域25が各々アノードガス拡散層19とカソードガス拡散層20とが密着して隙間をなくすことができる。また、電解質膜21に局所的な荷重を与えず、電解質膜21の破膜を抑制することができるため、燃料電池の耐久性や発電性能低下を回避することができる。
次に、本発明の実施の形態1のガスケット−セパレータ部材接合体のガスケットを成形するための金型の位置関係およびガスケットの成形方法について、図5、図6、図7、図8および図9を参照して、詳細に説明する。
図5に示すように、カソードセパレータ2のカソード位置固定部31と金型29の金型位置固定部32の位置を合わせることでガスケットの成形位置を固定する。金型29は、カソードセパレータ2の発電領域4の高さと同じ高さになるように設計されている。
また、ガスケット材料を流し込むためにカソードセパレータ2と金型29との間に空間(キャビティ)30が形成される。金型29を加熱および加圧することでキャビティ30にガスケット材料を流し込み、材料を充填したのち、冷却することでガスケット材料を加
硫し、ガスケットを形成させることができる。
図6、図7および図8に示すように、カソード仕切り部材12の稜線が発電領域4よりも低いカソード仕切り部材低背領域25を有している。このカソード仕切り部材低背領域25の長さは、100μmとする。成形温度は100℃とする。また、用いたガスケットの材料の線膨張係数を、0.83×10−6/℃とする。
図6では、セパレータと金型の位置固定を行う際のカソード位置固定部31が金型位置固定部32よりも大きい場合を示している。図7は、カソード位置固定部31が金型位置固定部32と同じ位置である場合を示している。また、図8は、カソード位置固定部31が金型位置固定部32よりも小さい場合を示している。
図7に示すように、設計公差の中心で作製されたカソードセパレータ2の場合、カソード位置固定部31と、金型位置固定部32の位置に差がない。一方、カソードセパレータの外周寸法の設計公差から、カソードセパレータ2の公差が大きくなる場合、図6に示すように金型位置固定部32よりもカソード位置固定部31が大きくなる。
またカソードセパレータ2の公差が小さくなる場合は、図8に示すように金型位置固定部32よりもカソード位置固定部31の寸法が小さくなる。
図9に示すように、カソードセパレータ2へのカソード仕切り部材12およびカソードガスケット11を成形する場合、圧縮成形法として、加熱プレス装置を用いることができる。
以下にこの加熱プレス装置を用いたカソードガスケット一体セパレータ部材接合体の製造方法について、詳しく説明する。
カソードセパレータ2は、金型29と合わされて加熱プレス装置33にセットされる。カソードセパレータ2に対し、互いに面合わせの状態にした金型29とカソードセパレータ2との間に生じたキャビティ30にガスケット材料を充填し、ヒーター(図示せず)によって、熱板34を介してシリンダー35の圧力を付加することで押圧を加え、ガスケット材料に加硫を行うことができる。
また、ガスケット材料へ加える圧力は、50MPaとし、圧縮成形を用いる。また、ガスケット材料の充填量は、全容積に対して110%とする。また、金型29とカソードセパレータ2を1組とし、複数の組み合わせを重ね合わせて、1度にガスケット−セパレータ部材接合体を形成させることもできるため(図示せず)、ガスケット−セパレータ部材接合体の製造工程の時間を低減することができる。
以上のように、本実施の形態は、カソード仕切り部材12の稜線までの高さが、発電領域4と非発電領域5との段差の高さよりも低く、発電領域4の周縁に近接する部分よりもカソードガスケット11との分岐部に近い部分における非発電領域5からカソード仕切り部材12の稜線までの高さが、発電領域4と非発電領域5との段差の高さよりも高くすることにより、カソードセパレータ2の設計公差内で外周寸法に差が生じた場合であっても、発電領域4にガスケットの余剰な材料を発生させず、電解質膜−電極接合体22とアノードセパレータ1およびカソードセパレータ2で締結することができる。
これにより、カソードガス拡散層20との隙間を無くすことができ、ガス回り込みを抑えて、発電性能を一層向上させることができる。
また、隙間通路を仕切る一つ以上のカソード仕切り部材12をガスケット一体セパレータ部材として比較的簡便な加熱プレス装置を用いて一体成形を行うことができ、別の部材でカソード仕切り部材12を形成することがないため、製造上のコストを低減することができる。
また、ガスケット−セパレータ部材接合体は、カソードセパレータ2を金型29で固定し、カソードセパレータ2と金型29の間にできるキャビティ30に加熱および加圧を加えて所定の形状にすることで、一体成形される。また、ガスケット材料の収縮量を考慮することで、カソード仕切り部材12の高さが不足し、ガス回り込みが防止できなくなることを抑制することができる。
また、カソード仕切り部材低背領域25は、金型29と発電領域4と当接するように設計することで、ガスケット材料の熱膨張の影響を受け、セパレータの発電領域4に余剰のガスケット材料を出すことなく仕切り部材を成型させることができる。なお、本実施の形態は、カソードセパレータに限定するものではない。
なお、加熱加圧を加えて成形する手法は、圧縮成形としたが、インジェクション成形、射出成形、トランスファー成形および粉末成形などを用いてもよい。これら製造方法は、一例であって、カソードガスケット一体セパレータ部材接合体を得られるのであれば、これらの工法に限定されない。
また、加える圧力は、今回は、50MPaとしたが、プレート材の種類やガスケット材料によっても変わるが、10MPaから1万MPa以内であることが好ましい。
また、本実施の形態では、アノードガスケット一体セパレータ26にアノード仕切り部材7を有し、カソードガスケット一体セパレータ27にカソード仕切り部材12を有しているが、アノード仕切り部材7とカソード仕切り部材12が同一断面に存在しなくてもよい。
アノード仕切り部材7とカソード仕切り部材12が同一断面に存在に有していない場合は、枠体23に挟まれた電解質膜−電極接合体22において、局所的な荷重を与えずに、ガス回り込みを抑制することができる。
また、フッ素ゴム以外においては、熱可塑性エラストマーや接着剤等の化合物を使用することができる。
また、ガスケット部材としては、シリコーンゴム、天然ゴム、EPDM、ブチルゴム、塩化ブチルゴム、臭化ブチルゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニルゴム、アクリルゴム、ポリイソプロピレンポリマー、パーフルオロカーボン、ポリベンゾイミダゾール、ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系及びポリアミド系等の熱可塑性エラストマー、あるいはイソプレンゴム及びブタジエンゴム等のラテックスを用いた接着剤、液状のポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、シリコーンゴム及びアクリロニトリル−ブタジエンゴム等を用いた接着剤等を挙げることができるが、これらの化合物に限定されない。また、これらの化合物を単体で用いても、あるいは2種類以上を混合もしくは複合して用いてもよい。また、ガスケット部材の形状は、特に限定されるものではないが、略矩形環状が好適に用いられる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2における燃料電池のアノードセパレータの平面図である。また、図11は、本発明の実施の形態2における燃料電池のカソードセパレータの平
面図である。
図12は、本発明の実施の形態2におけるアノードガスケット一体セパレータおよびカソードガスケット一体セパレータで電解質膜−電極接合体と枠体を締結する前の分解断面図である。図3のカソードガスケット一体セパレータと共通形状の箇所に同じ符号を付与している。
図10に示すアノードセパレータ1は、凸形状の発電領域4の外周を環状に囲むようにアノードガスケット3がある。また、アノード仕切り部材36がアノードガスケット3と発電領域4の間を仕切るように一定間隔で設置されている。また、発電領域4は、アノードガス流路6を有している。その他の構造は、実施の形態1と同様である。
図11に示すカソードセパレータ2は、凸形状の発電領域4の外周を環状に囲むようにカソードガスケット11がある。また、カソード仕切り部材37がカソードガスケット11と発電領域4の間を仕切るように一定間隔で設置されている。また、発電領域4は、カソードガス流路15を有している。その他の構造は、実施の形態1と同様である。
図12に示すように、アノード仕切り部材7とアノードガスケット3は、アノードの発電領域4の高さよりも低い、アノード仕切り部材低背領域24を有している。さらに、アノード仕切り部材7のアノードガスケット3のアノードガスケットリップ3aに向かうと共にガスケットの高さが高くなる上り勾配領域38を有している。
また、カソードも同様に、カソード仕切り部材低背領域25から、カソードガスケット11のカソードガスケットリップ11aに向かうと共にガスケットの高さが高くなる上り勾配領域38を有している。その他の構造は、実施の形態1と同様である。
以上のように構成された、ガスケット−セパレータ部材接合体とその製造方法およびガスケット一体部材接合体を用いた燃料電池について、以下その動作、作用について説明する。
アノード仕切り部材7の高さがアノードガスケット3のアノードガスケットリップ3aに向かうにつれて高くなる、上り勾配領域38を有することによって、発電部材28を締結した場合に、アノードガスケットリップ3aとアノード仕切り部材7との間の隙間をより確実に無くすことができる。
また、カソードについても同じく、上り勾配領域38を有することによって、カソードガスケットリップ11aとカソード仕切り部材12との隙間をより確実に無くすことができる。
以上のように、本実施の形態は、上り勾配領域38を有することによって、これに当接する枠体23との隙間をより確実に無くすることができるため、ガスの回り込みを防止でき、燃料電池の発電性能を向上させることができる。また、カソード仕切り部材12をカソードガスケット11と同じ部材を用いることで、別部材を設置することがなく達成できるため、低コスト化に寄与することができる。
本発明は、部品点数を減らし、組立性を向上させ、コスト低減すると共に燃料電池の発電に必要な供給ガスを効果的に活用し、安定に発電し、また低コストで生産することができるため、燃料電池の信頼性向上と電池性能に寄与することができるため、高信頼性低コスト燃料電池の技術分野に有用である。
1 アノードセパレータ
2 カソードセパレータ
3 アノードガスケット
3a アノードガスケットリップ
4 発電領域
5 非発電領域
6 アノードガス流路
7,36 アノード仕切り部材
8a 導入側アノードマニホールド
8b 排出側アノードマニホールド
9a 導入側冷却水マニホールド
9b 排出側冷却水マニホールド
10a 導入側カソードマニホールド
10b 排出側カソードマニホールド
11 カソードガスケット
11a カソードガスケットリップ
12,37 カソード仕切り部材
13 アノード斜面
14 カソード斜面
15 カソードガス流路
16 冷却水流路
17 アノード触媒層
18 カソード触媒層
19 アノードガス拡散層
20 カソードガス拡散層
21 電解質膜
22 電解質膜−電極接合体
23 枠体
24 アノード仕切り部材低背領域
25 カソード仕切り部材低背領域
26 アノードガスケット一体セパレータ
27 カソードガスケット一体セパレータ
28 発電部材
29 金型
30 空間(キャビティ)
31 カソード位置固定部
32 金型位置固定部
33 加熱プレス装置
34 熱板
35 シリンダー
38 上り勾配領域

Claims (6)

  1. 固体高分子型燃料電池の膜電極接合体の電極に反応ガスを供給するガス流路が形成されたセパレータと、前記セパレータ上に一体成形されたガスケット部材とを備えた、ガスケット−セパレータ部材接合体であって、
    前記セパレータは、前記膜電極接合体と対向する面に、凸状に形成され前記電極と接触する発電領域と、前記発電領域を囲む非発電領域とを有し、
    前記ガスケット部材は、前記発電領域を囲むように前記非発電領域に設けられ、
    前記ガスケット部材から分岐して形成され、前記ガスケット部材と前記発電領域の周縁との間の隙間通路を仕切る一つ以上の仕切り部材を備え、
    前記発電領域の周縁に近接する部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも低く、前記発電領域の周縁に近接する部分よりも前記ガスケット部材との分岐部に近い部分における前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域と前記非発電領域との段差の高さよりも高い、ガスケット−セパレータ部材接合体。
  2. 前記非発電領域から前記仕切り部材の稜線までの高さは、前記発電領域の周縁から前記ガスケット部材との分岐部に向かうにしたがって高くなる、請求項1に記載のガスケット−セパレータ部材接合体。
  3. 前記ガスケット部材と前記仕切り部材が、熱硬化性弾性体、熱可塑性弾性体または熱可塑性樹脂を含む材料で構成されている、請求項1または2に記載のガスケット−セパレータ部材接合体。
  4. 前記ガスケット部材と前記仕切り部材が、少なくともフッ素ゴムを含む材料で構成されている、請求項3に記載のガスケット−セパレータ部材接合体。
  5. 請求項1から4に記載のガスケット−セパレータ部材接合体の製造方法であって、
    前記セパレータの前記発電領域に当接させた金型と前記セパレータの前記非発電領域との間に前記ガスケット部材を加熱成形する、ガスケット−セパレータ部材接合体の製造方法。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載のガスケット−セパレータ部材接合体を備えた燃料電池。
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