JPWO2014002132A1 - 空気調和機制御システム - Google Patents
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Abstract
空気調和機制御システム100を構成する各接続機器のそれぞれは、運転中に取得した自己の制御に関わる制御データを順次蓄積するメモリを有し、そのメモリ内の制御データのバックアップを行うにあたり、空気調和機制御システムを構成する複数の空気調和機系統に接続された、自己以外の他の接続機器のそれぞれの空きメモリ量に基づいて、他の接続機器の中からバックアップ先を選択し、その選択したバックアップ先に、空気調和機制御システムにおける通常の運用に関わる通信に支障をきたすことがないと判断したタイミングでバックアップを行う。
Description
本発明は、空気調和機制御システムに関する。
複数の空気調和機をコントローラにより集中制御するシステムにおいて、コントローラが記憶している各空調調和機に関する設定データが消失した場合に復元可能にバックアップする技術として、次のような技術がある。すなわち、コントローラが記憶している各空気調和機の制御に使用する種々の設定データを、記録媒体(ハードディスク、フロッピィディスク、CD−ROM、CD−RAM等)にバックアップするのではなく、コントローラによる制御対象である空気調和機側に、それぞれの空気調和機自身の設定データを個別に、又は全ての空気調和機に関する設定データを全ての空気調和機にバックアップさせるようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
この技術によれば、コントローラの持つ各空気調和機の設定データが消失した場合でも、空気調和機にバックアップした設定データに基づいてコントローラの記憶装置を復元することが可能である。
特許文献1に記載の技術では、設定データのみをバックアップの対象としており、操作履歴、吸込湿度履歴、吸込温度履歴及び運転時間等の制御データをバックアップする点について検討されていない。しかし、制御データは、メンテナンス時に空気調和機の運転状況を把握したり、空気調和機の使用電力料金を計算したりするために必要なデータであるため、バックアップすることが望まれている。そして、特許文献1に記載の技術では、そのバックアップ対象が設定データであることから、バックアップ先では設定データを上書きして最新の設定データをバックアップしている。しかし、制御データの場合は、その履歴を把握することが望まれるため、上書きではなく蓄積して記憶される。よって、メモリ量を考慮してバックアップを行う必要が生じるが、その点についても全く検討されていない。
また、特許文献1に記載の技術では、コントローラから空気調和機への設定データのバックアップを、適宜の時間間隔としている。このため、例えば複数のコントローラと複数の空気調和機とが同一系統のネットワークに接続されていた場合において、通常の運用状態でやり取りされる信号の通信トラフィック量が多くなる時間などにおいては、更にバックアップアップデータのトラフィックも追加されることになるため、通常の運用に必要なデータの送受信に支障をきたす可能性がある。よって、空気調和機制御システムとしての信頼性が低くなってしまうという問題があった。
本発明は、このような点を鑑みなされたもので、通常の運用に関わる通信に支障をきたすことなく、空気調和機制御システムを構成する接続機器のメモリを有効に活用して制御データをバックアップすることが可能な空気調和機制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機制御システムは、室外機と、室内機と、室外機及び室内機を集中的に管理制御するコントローラとが通信可能に接続された空気調和機系統を複数備え、各空気調和機系統同士が通信可能に接続された空気調和機制御システムであって、空気調和機制御システムを構成する各接続機器のそれぞれは、運転中に取得した自己の制御に関わる制御データを順次蓄積するメモリと、バックアップ開始タイミングになると、バックアップ処理を開始する演算部とを備え、演算部は、バックアップ処理として、複数の空気調和機系統に接続された、自己以外の他の接続機器のそれぞれの空きメモリ量に基づいて、他の接続機器の中からバックアップ先を選択するバックアップ先選択処理と、バックアップの実行タイミングを、空気調和機制御システムにおける通常の運用に関わる通信に支障をきたすことのないタイミングに決定する実行タイミング決定処理と、バックアップ先選択処理で選択されたバックアップ先に、実行タイミング決定処理で決定された実行タイミングでメモリ内に蓄積された制御データを送信してバックアップさせるバックアップ実行処理と、を行うものである。
本発明によれば、通常の運用に関わる通信に支障をきたすことなく、空気調和機制御システムを構成する接続機器のメモリを有効に活用して制御データをバックアップすることが可能な空気調和機制御システムを得ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機制御システムのシステム図である。
空気調和機制御システム100は、複数の空気調和機系統(以下、略して系統という)10を有し、各系統10は、コントローラ1と、室外機2と、室内機3と、汎用機器4と、室内機3を遠隔操作するリモコン5とを備えており、これらがデータ通信可能に接続されている。図1には、一つの系統に各接続機器(コントローラ1、室外機2、室内機3、汎用機器4及びリモコン5)がそれぞれ一台ずつ接続された構成を図示しているが、台数は一台に限定するものではなく、複数台接続されていてももちろんよい。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機制御システムのシステム図である。
空気調和機制御システム100は、複数の空気調和機系統(以下、略して系統という)10を有し、各系統10は、コントローラ1と、室外機2と、室内機3と、汎用機器4と、室内機3を遠隔操作するリモコン5とを備えており、これらがデータ通信可能に接続されている。図1には、一つの系統に各接続機器(コントローラ1、室外機2、室内機3、汎用機器4及びリモコン5)がそれぞれ一台ずつ接続された構成を図示しているが、台数は一台に限定するものではなく、複数台接続されていてももちろんよい。
また、各系統10のコントローラ1同士はネットワークにより互いにデータ通信可能に接続されている。なお、以下では、各系統10をそれぞれ個別に区別する場合には10−a、10−b、・・・
10−n、と符号を付し、他の機器についても同様にして符号を付すこととする。また、各接続機器には、それぞれアドレスが付与されて区別可能となっており、各接続機器が通信を行う際には、信号の送信元と送信先のアドレスを含んだ信号を送信するものとする。
10−n、と符号を付し、他の機器についても同様にして符号を付すこととする。また、各接続機器には、それぞれアドレスが付与されて区別可能となっており、各接続機器が通信を行う際には、信号の送信元と送信先のアドレスを含んだ信号を送信するものとする。
図2は、図1のコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラ1は、室外機2及び室内機3を集中的に管理制御する装置である。コントローラ1は、演算部(CPU等)17による制御に係るデータを一時的に保持するRAM11と、自己の制御に関わる制御データや、通信部14で受信した各種制御データ及び、操作部35で設定した設定データ(スケジュール設定情報を含む)を蓄積するメモリ12と、制御のプログラムを格納しているROM13とを備えている。コントローラ1は更に、他接続機器と通信を行う通信部14と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部15と、使用者が空気調和機制御システム100の操作・設定を行うための操作部16と、コントローラ1内の各機器11〜16を制御する演算部17とを備えている。
コントローラ1は、室外機2及び室内機3を集中的に管理制御する装置である。コントローラ1は、演算部(CPU等)17による制御に係るデータを一時的に保持するRAM11と、自己の制御に関わる制御データや、通信部14で受信した各種制御データ及び、操作部35で設定した設定データ(スケジュール設定情報を含む)を蓄積するメモリ12と、制御のプログラムを格納しているROM13とを備えている。コントローラ1は更に、他接続機器と通信を行う通信部14と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部15と、使用者が空気調和機制御システム100の操作・設定を行うための操作部16と、コントローラ1内の各機器11〜16を制御する演算部17とを備えている。
スケジュール設定情報は、空気調和機制御システム100における一日を通じての通信トラフィック量を判断可能な情報であり、例えば、時刻に応じた室内機3の運転状態の情報が記憶される。例えば、8時〜12時の間は25℃で運転する等である。その他、日付及び曜日も含めて設定したものであってもよい。
図3は、図1の室外機の構成を示すブロック図である。
室外機2は、演算部(CPU等)26による制御に係るデータを一時的に保持するRAM21と、自己の制御に関わる制御データや、通信部24で受信した各種制御データ、操作部25で設定した設定データを蓄積するメモリ22と、制御のプログラムを格納しているROM23とを備えている。室外機2は更に、他接続機器と通信を行う通信部24と、設定を行うための操作部25と、室内機3内の各構成部21〜25を制御するための演算部26とを備えている。
室外機2は、演算部(CPU等)26による制御に係るデータを一時的に保持するRAM21と、自己の制御に関わる制御データや、通信部24で受信した各種制御データ、操作部25で設定した設定データを蓄積するメモリ22と、制御のプログラムを格納しているROM23とを備えている。室外機2は更に、他接続機器と通信を行う通信部24と、設定を行うための操作部25と、室内機3内の各構成部21〜25を制御するための演算部26とを備えている。
図4は、図1の室内機の構成を示すブロック図である。
室内機3は、演算部(CPU等)36による制御に係るデータを一時的に保持するRAM31と、自己の制御に関わる制御データや、通信部34で受信した各種制御データ及び、操作部35で設定した設定データを蓄積するメモリ32と、制御のプログラムを格納しているROM33とを備えている。室内機3は更に、他接続機器と通信を行う通信部34と、設定を行うための操作部35と、室外機2内の各構成部31〜35を制御するための演算部36とを備えている。また、室内機3には、吸込温度や吸込湿度を検出する検出センサ(図示せず)等が設けられている。
室内機3は、演算部(CPU等)36による制御に係るデータを一時的に保持するRAM31と、自己の制御に関わる制御データや、通信部34で受信した各種制御データ及び、操作部35で設定した設定データを蓄積するメモリ32と、制御のプログラムを格納しているROM33とを備えている。室内機3は更に、他接続機器と通信を行う通信部34と、設定を行うための操作部35と、室外機2内の各構成部31〜35を制御するための演算部36とを備えている。また、室内機3には、吸込温度や吸込湿度を検出する検出センサ(図示せず)等が設けられている。
図5は、図1の汎用機器の構成を示すブロック図である。
汎用機器4は、例えばPLC(programmable logic controller)と言われる機器であり、接点が照明や温度計などに接続されており、照明がONしたら室内機3を動かす、温度が例えば30℃以上になったら冷房運転を開始するなどの制御が可能となる機器である。
汎用機器4は、例えばPLC(programmable logic controller)と言われる機器であり、接点が照明や温度計などに接続されており、照明がONしたら室内機3を動かす、温度が例えば30℃以上になったら冷房運転を開始するなどの制御が可能となる機器である。
この汎用機器4は、演算部(CPU等)47による制御に係るデータを一時的に保持するRAM41と、自己の制御に関わる制御データや、通信部44で受信した各種制御データ及び、操作部で設定した設定データを蓄積するメモリ42と、制御のプログラムを格納しているROM43とを備えている。汎用機器4は更に、他接続機器と通信を行う通信部44と、アナログ入出力及びデジタル入出力を持った接点45と、接点45の設定を行うための操作部46と、汎用機器4内の各構成部41〜46を制御するための演算部47とを備えている。
図6は、図1のリモコン構成を示すブロック図である。
リモコン5は、演算部(CPU等)57による制御に係るデータを一時的に保持するRAM51と、自己の制御に関わる制御データや、通信部で受信した各種制御データ及び、操作部で設定した設定データを蓄積するメモリ52と、制御のプログラムを格納しているROM53とを備えている。リモコン5は更に、他接続機器と通信を行う通信部54と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部55と、使用者が空気調和機システムの操作・設定を行うための操作部56と、リモコン5内の各構成部51〜56を制御するための演算部57とを備えている。
リモコン5は、演算部(CPU等)57による制御に係るデータを一時的に保持するRAM51と、自己の制御に関わる制御データや、通信部で受信した各種制御データ及び、操作部で設定した設定データを蓄積するメモリ52と、制御のプログラムを格納しているROM53とを備えている。リモコン5は更に、他接続機器と通信を行う通信部54と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部55と、使用者が空気調和機システムの操作・設定を行うための操作部56と、リモコン5内の各構成部51〜56を制御するための演算部57とを備えている。
以上に説明した各接続機器(コントローラ1、室外機2、室内機3、汎用機器4及びリモコン5)は、時間の経過に伴って順次取得した制御データを、それぞれ自己の各メモリ12、22、32、42、52に順次蓄積していく。
図7は、各接続機器の制御データをまとめた表を示す図である。制御データは、運転中に取得した自己の制御に関わる制御データであり、各接続機器別にユーザーが任意に設定可能である。図7にはその一例を示しているが、図示のものに限定されるわけではない。
コントローラ1では、空気調和機制御システム100全体のエネルギー消費量に関わるデータ(例えば、課金データ、運転時間等)が制御データに設定される。室外機2では、動作周波数が制御データに設定される。室内機3では運転データ(例えば吸込湿度、吸込温度等)が制御データに設定される。
コントローラ1では、空気調和機制御システム100全体のエネルギー消費量に関わるデータ(例えば、課金データ、運転時間等)が制御データに設定される。室外機2では、動作周波数が制御データに設定される。室内機3では運転データ(例えば吸込湿度、吸込温度等)が制御データに設定される。
また、汎用機器4では、接点に接続される機器のトレンドデータに設定される。リモコン5では操作内容等が制御データに設定される。また、各制御データのそれぞれは、重要データ又は非重要データが指定される。重要データには、消失したくない重要なデータが指定され、この例では、課金データ、運転時間データ及び電気料金データが重要データとして指定されている。制御データのうち、どのデータを重要データにするかは、初期設定時等においてユーザーにより任意に設定可能である。図7における「生データ/演算データ」については後述の実施の形態で説明する。
各接続機器において各メモリ12、22、32、42、52に蓄積された制御データがバックアップ対象である。そのバックアップを行うために各接続機器の各演算部17、26、36、47、57で行われるバックアップ処理の機能的な構成について次に説明する。
各演算部17、26、36、47、57のそれぞれにおいて行われるバックアップ処理は、大きく分けてバックアップ先選択処理と、実行タイミング決定処理と、バックアップ実行処理との3つの処理からなる。
バックアップ先選択処理では、空気調和機制御システム100を構成する各接続機器の中からバックアップ先となる接続機器を選択決定する処理を行う。バックアップ先となるのは、自己が接続された系統10に接続された接続機器のみならず、他系統10の各接続機器を全て含む。選択方法としては、例えば、自己以外の他の接続機器の空きメモリ量を確認してバックアップ先を最適選択する。なお、空きメモリ量の他、制御負荷状態も考慮して最適選択を行うようにしてもよい。最適選択については後述する。
なお、コントローラ1は、自己と同じ系統10の各接続機器それぞれと定期的に通信して各接続機器それぞれの空きメモリ量及び制御負荷状態(演算部の負荷状態)を把握している。また、コントローラ1は、他の系統10のコントローラ1と通信を行うことにより、他系統10の各接続機器それぞれの空きメモリ量及び制御負荷状態(演算部の負荷状態)を把握できる。
よって、自己が室外機2、室内機3、汎用機器4及びリモコン5である場合には、自己が接続された系統10のコントローラ1に、自己と同じ系統10及び他系統10の各接続機器の空きメモリ量を問い合わせし、その応答に基づいてバックアップ先の最適選択を行うことになる。自己がコントローラ1の場合には、自己が保持する、自己と同じ系統10の各接続機器の空きメモリ量と、他系統10のコントローラ1に対して問い合わせして得られた、他系統10の各接続機器の空きメモリ量とに基づいてバックアップ先の最適選択を行う。
実行タイミング決定処理では、空気調和機制御システム100のネットワークにおける通信トラフィック量に基づいてバックアップの実行タイミングを決定する処理を行う。具体的には、現在の通信トラフィック量が所定量よりも少ない場合には、即時バックアップするように実行タイミングを決定し、現在の通信トラフィック量が所定量以上の場合には、通信トラフィック量が所定量よりも少ない時間帯の時刻を実行タイミングに決定する。
バックアップ実行処理では、バックアップ先選択処理で選択されたバックアップ先に、実行タイミング決定処理で決定された実行タイミングで、メモリ内に蓄積された制御データを送信してバックアップさせる。
ここで、演算部は、自己のメモリに制御データを蓄積する際、その制御データが重要データであるのか非重要データであるのかに応じてバックアップ処理を開始するタイミングを変えるようにしている。制御データが非重要データの場合は、現時点ではバックアップ処理を行わず、メモリ内の蓄積データ量が予め設定された閾値を超えた時にバックアップ処理を開始するようにする。一方、制御データが重要データである場合には、バックアップ先選択処理を行ってバックアップ先を選択し、そのバックアップ先に即時バックアップするようにしている。
なお、閾値は、以下のように決定するようにしてもよい。初期設定時には、どのデータを取得(メモリに蓄積)するかを設定しており、その設定された蓄積データの蓄積スピードは、初期設定の段階でデータ種類とシステム構成とからある程度把握できる。よって、閾値はメモリ容量や蓄積スピードを考慮して決定するようにしてもよい。また、閾値はここでは蓄積データ量としているが、蓄積データ量に代替可能な指標として、年月を用いても良い。すなわち、上述したように、初期設定の段階でメモリ内に蓄積されるデータの蓄積スピードをある程度把握できるため、メモリ容量や蓄積スピードを考慮し、メモリに蓄積可能な年月を算出できる。よって、例えば3ヶ月後(3ヶ月後からバックアップ開始の設定)、といったように閾値を決定してもよい。また、全体メモリに占める蓄積データの割合で決めても良いし、制御データを蓄積可能な残り日数又は残り時間によって決定してもよい。閾値は、各接続機器毎に設定される。
次に、空気調和機制御システム100におけるバックアップ動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機制御システムの、ある接続機器における制御データのバックアップについて示したフローチャートである。以下、各ステップについて説明する。なお、各接続機器で行われる処理の流れは同じであるため、ここでは、系統10−aの室内機3−aがバックアップ元であるとして説明を行う。
図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機制御システムの、ある接続機器における制御データのバックアップについて示したフローチャートである。以下、各ステップについて説明する。なお、各接続機器で行われる処理の流れは同じであるため、ここでは、系統10−aの室内機3−aがバックアップ元であるとして説明を行う。
室内機3−aの演算部36は、室内機3−aにおいて制御データを取得すると(S1)、その制御データを自己のメモリ32に蓄積する(S2)と共に、その制御データが重要データか否かを判断する(S3)。
室内機3−aは、取得した制御データが重要データではないと判断した場合、ステップS4〜S7の処理を行い、重要データであると判断した場合、ステップS8、S9の処理を行う。以下ではまず、取得した制御データが非重要データである場合のステップS4〜S7の処理について説明し、取得した制御データが重要データである場合のステップS8、S9の説明は後述する。
ステップS4では、上述したようにメモリ12内の蓄積データ量が予め設定された閾値を超えているかどうかをチェックする(S4)。メモリ12内の蓄積データ量が予め設定された閾値以下の場合は、バックアップ処理には入らず、ステップS1に戻る。一方、メモリ12内の蓄積データが閾値を超えた場合は、バックアップ処理に入る(S5〜S8)。すなわち、室内機3−aは空気調和機制御システム100を構成する各接続機器の中からバックアップ先を選択決定する(S5)。具体的には、室内機3−aの演算部36は、自己が接続された系統10のコントローラ1−aに、自己が接続された系統10及び他系統10の各接続機器の空きメモリ量を問い合わせして確認し、その確認結果に基づいてバックアップ先の最適選択を行う。
最適選択の方法は、空気調和機制御システム100の利用形態等に応じて適宜設定でき、例えば最も空きメモリ量が多い接続機器を最適としてもよいし、空きメモリ容量が所定量よりも多く、且つ蓄積量や蓄積回数が少なく蓄積スピードが遅いメモリを有する接続機器を最適としてもよい。また、制御する接続機器が少なく、演算部の負荷が少ない接続機器を最適としてもよい。
そして、以上のようにしてバックアップ先が決定した後、続いて室内機3−aは、バックアップの実行タイミングを決定する実行タイミング決定処理を行う(S6)。以下、実行タイミング決定処理について図9を参照して説明する。
図9は、図8の実行タイミング決定処理の流れを示すフローチャートである。
室内機3−aは、ネットワーク上を流れる現在の通信トラフィック量を考慮し、即時バックアップした場合に通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性があるかを判断する(S11)。そして、通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性がないと判断した場合には、即時バックアップするように実行タイミング(バックアップデータ送信時刻)を決定する(S12)。なお、通信トラフィック量の他、自身の負荷状況やバックアップ先の負荷状況も更に考慮して実行タイミングを決定するようにしてももちろんよい。
室内機3−aは、ネットワーク上を流れる現在の通信トラフィック量を考慮し、即時バックアップした場合に通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性があるかを判断する(S11)。そして、通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性がないと判断した場合には、即時バックアップするように実行タイミング(バックアップデータ送信時刻)を決定する(S12)。なお、通信トラフィック量の他、自身の負荷状況やバックアップ先の負荷状況も更に考慮して実行タイミングを決定するようにしてももちろんよい。
一方、ステップS11で、即時バックアップした場合に通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性があると判断した場合、室内機3−aは、コントローラ1−aに記憶されたスケジュール設定情報を参照し(S13)、空気調和機制御システム100全体の通信トラフィック量が所定量よりも少ない時間帯を実行タイミング(バックアップデータ送信時刻)として決定する(S14)。
図10は、ある一日のネットワーク上の通信トラフィック量を示した図である。図10において横軸を時間、縦軸を通信トラフィック量としている。
各接続機器は、コントローラ1が保持するスケジュール設定情報から、このようなおおよその通信トラフィック量を把握しており、このデータを元に実行タイミングの決定を行う。
各接続機器は、コントローラ1が保持するスケジュール設定情報から、このようなおおよその通信トラフィック量を把握しており、このデータを元に実行タイミングの決定を行う。
ここで、図8のフローチャートの説明に戻る。
室内機3−aは、以上の実行タイミング決定処理を終えると、メモリ12内の制御データを、ステップS5で選択したバックアップ先に、ステップS6で決定した実行タイミングで送信してバックアップを行う(S7)。
室内機3−aは、以上の実行タイミング決定処理を終えると、メモリ12内の制御データを、ステップS5で選択したバックアップ先に、ステップS6で決定した実行タイミングで送信してバックアップを行う(S7)。
図11は、バックアップ時のバックアップ元の接続機器とバックアップ先の接続機器とのそれぞれのメモリの蓄積データの変化を示した図である。図11において、色付きの部分はメモリ内に蓄積されたデータを示している。ここでは、バックアップ元の接続機器が室内機3−a、バックアップ先の接続機器が室外機2−aとして説明する。また、図11において矢印はデータ移動を示している。なお、ここでは通信トラフィック量が所定量以下であり、即時にバックアップを行う例で説明する。
T=0の時点では、バックアップ元の室内機3−aのメモリ32は空の状態であり、T1の時点で、図11中の点線で示した閾値以下の蓄積データ量の制御データが蓄積されている。そして、T2の時点で、メモリ32の蓄積データ量が、閾値を超えるデータ量D1となっている。そして、T3の時点で、メモリ32内に更にデータ量D2のデータが蓄積され、T4の時点では、データの更なる蓄積はなく、データ量はD1+D2のままとなっている。
室内機3−aにおいてこのように蓄積データ量が変化する場合、T2の時点でメモリ32のデータ量D2が閾値を超えるため、室内機3−aは、メモリ32に蓄積されているデータ量D1の全データを、バックアップ先として選択された室外機2−aに送信する。室外機2−aは、T0〜T2の時点でデータ量D3のデータを蓄積しており、T3の時に室内機3−aから送信されてきたデータ量D1のデータを自己のメモリ22に更に蓄積することになる。
そして、室内機3−aは、T3の時点で更にデータ量D2の制御データが自己のメモリ32に蓄積されている。このとき、室内機3−aでは自己のメモリ32内の蓄積データ量が閾値を既に超えていることから、バックアップ処理に入り、まず、バックアップアップ先の選択を行う。ここでは再びトラフィック量の関係から室外機2−aがバックアップ先として選択するとすると、バックアップ元の室内機3−aは、データ量D2の制御データをバックアップ先の室外機2−aに送信する。つまり、蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時は、メモリ32内の全データをバックアップするが、それ以降のバックアップ時には、メモリ32に新たに蓄積された分の制御データをバックアップすることになる。
データ量D2の制御データを受信した室外機2−aは、受信したデータ量D2の制御データをT4で自己のメモリ22に更に蓄積する。
ここで、再び図8のフローチャートに戻る。
以上の処理は、ステップS3で制御データが非重要データであると判断された場合のバックアップ処理の流れである。一方、ステップS3で制御データが重要データであると判断された場合は、即時にバックアップを行う(S8、S9)。すなわち、ステップS5と同様のバックアップ先を選択する処理を行い(S8)、制御データ(重要データ)を、ステップS8で決定バックアップ先に即時送信してバックアップさせる(S9)。
以上の処理は、ステップS3で制御データが非重要データであると判断された場合のバックアップ処理の流れである。一方、ステップS3で制御データが重要データであると判断された場合は、即時にバックアップを行う(S8、S9)。すなわち、ステップS5と同様のバックアップ先を選択する処理を行い(S8)、制御データ(重要データ)を、ステップS8で決定バックアップ先に即時送信してバックアップさせる(S9)。
以上説明したように、本実施の形態1では、メモリ内の制御データをバックアップするにあたり、空気調和機制御システム100における通常の運用に関わる通信に支障をきたすことがないと判断したタイミングでバックアップする。このため、突然の接続機器の故障時による制御データの消失のリスクを低減することができると同時に、通常の空気調和機制御システム100の操作等の通信に支障をきたすことなく制御データのバックアップを実現することができる。
また、本実施の形態1では、自己以外の他の全接続機器の空きメモリ量に基づいて動的にバックアップ先を選択するため、バックアップ先を予め決める場合に比べ、全接続機器のメモリを有効に活用することができる。つまり、空気調和機制御システム100に接続される接続機器の全てのメモリを平均して無駄なく使用することができる。よって、ある接続機器にバックアップが集中するのを避けることができ、メモリの長寿命化や、ひいては製品寿命を延ばすことが可能となる。
また、制御データのうち、重要データについては即時バックアップするようにしたので、重要データがバックアップされない空白の期間がなく、重要データが消失した場合の復元を確実なものとすることができる。なお、メモリの蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップでは、閾値を超える量の制御データを一度にバックアップするため、上述したようにトラフィック量を考慮する必要がある。しかし、即時バックアップされる重要データ単体では、現状の通信トラフィック量に併せて送信しても、通信可能な通信トラフィック量を上回ることはない。このため、即時バックアップを行っても、通常の運用に関わる通信に支障をきたすことはない。
なお、本実施の形態1のバックアップ方法では、自己以外の他の全接続機器の空きメモリに自己の制御データが分散してバックアップされることになる。よって、復元時にバックアップ先を特定可能なように、バックアップ先のアドレスを自己接続機器が保持していることはいうまでもない。
実施の形態2.
実施の形態2は、空気調和機制御システム100のネットワーク上の通信トラフィック量が一日を通じて一定量以上あるような場合に用いて好適なバックアップ方法に関する。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。なお、実施の形態1と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施の形態2についても同様に適用される。この点については後述の実施の形態においても同様である。
実施の形態2は、空気調和機制御システム100のネットワーク上の通信トラフィック量が一日を通じて一定量以上あるような場合に用いて好適なバックアップ方法に関する。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。なお、実施の形態1と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施の形態2についても同様に適用される。この点については後述の実施の形態においても同様である。
実施の形態2の空気調和機制御システム100の構成は図1に示した実施の形態1と同様である。また、図8のフローチャートも実施の形態1と同様であり、メモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際に行う実行タイミング決定処理が実施の形態1と異なる。
図12は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機制御システムにおけるバックアップの実行タイミング決定処理を示すフローチャートである。なお、図12のフローチャートは、空気調和機制御システム100のネットワーク上のトラフィック量が、一日を通じて一定量以上ある場合のフローチャートである。
このようなトラフィック状況のシステムの場合、メモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時に、メモリ内の制御データを一度にバックアップすると、通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性がある。よって、バックアップ元の接続機器は、自己のメモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時は、自己のメモリ内の制御データを複数に分け、それぞれを時間的にずらして段階的にバックアップするように実行タイミングを決定する(S21)。
このようなトラフィック状況のシステムの場合、メモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時に、メモリ内の制御データを一度にバックアップすると、通常の運用に関わる通信に支障をきたす可能性がある。よって、バックアップ元の接続機器は、自己のメモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時は、自己のメモリ内の制御データを複数に分け、それぞれを時間的にずらして段階的にバックアップするように実行タイミングを決定する(S21)。
以上説明したように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、空気調和機制御システム100のネットワーク上のトラフィック量が一日を通じて一定量以上あるような場合にも、通常の運用に関わる通信に支障をきたすことなくバックアップを行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、制御データが、運転中に例えば吸込温度センサ等の検出装置で取得した生データであるのか、又は生データに基づいて得られた演算データであるのか、を考慮した効果的なバックアップに関する。
実施の形態3は、制御データが、運転中に例えば吸込温度センサ等の検出装置で取得した生データであるのか、又は生データに基づいて得られた演算データであるのか、を考慮した効果的なバックアップに関する。
実施の形態3の空気調和機制御システム100の構成は実施の形態1の図1と同様である。
図13は、本発明の実施の形態3に係る空気調和機制御システムの、ある接続機器における制御データのバックアップについて示したフローチャートである。なお、制御データの「生データ」と「演算データ」の区別は、図7に示した通りである。
空気調和機制御システム100では、「生データ」を用いて所定のデータを算出する処理を行っている(S31)。例えば、課金データと運転時間データとを用いてあるエリアの1時間あたりの電気料金を算出する処理を行っている。この電気料金データが「演算データ」に該当する。
空気調和機制御システム100では、「生データ」を用いて所定のデータを算出する処理を行っている(S31)。例えば、課金データと運転時間データとを用いてあるエリアの1時間あたりの電気料金を算出する処理を行っている。この電気料金データが「演算データ」に該当する。
バックアップ元の接続機器は、運転中に「生データ」を取得すると、その「生データ」を自己のメモリに蓄積するが(図13のフローチャートには図示せず)、「演算データ」である電気料金データも制御データであるため、自己のメモリに蓄積する(S32)。そして、バックアップ元の接続機器は、「演算データ」をバックアップ先にバックアップする(S33)。ステップS33でのバックアップの流れは実施の形態1、2と同様であり、上述したバックアップ処理に従ってバックアップを行う。
ここで、「生データ」は「演算データ」に比べてサイズが大きい。このため、バックアップ元の接続機器は、ステップS32で「演算データ」を自己のメモリへ蓄積して以降に、「演算データ」を算出するために用いた「生データ」を自己のメモリから削除する(S34)。
以上説明したように本実施の形態3によれば、実施の形態1、2と同様の効果が得られると共に、バックアップ元の接続機器は、「演算データ」を自己のメモリに蓄積して更にバックアップした後、その「演算データ」を算出するために用いた「生データ」を自己のメモリから削除するようにした。これにより、以下の効果が得られる。すなわち、「生データ」は「演算データ」に比べてサイズが大きいため、削除することにより自己のメモリの無駄遣いを防ぐことができる。
また、例えば、リモコン5−aに電気料金を表示させたい場合等、「演算データ」を必要としている接続機器側からすれば、演算済の「演算データ」を演算元の接続機器からネットワークを介して取得すればよく、「生データ」を演算元の接続機器から取得して自己の演算部で演算する必要がない。よって、トラフィック負荷を軽減できると共に、「演算データ」を必要としている接続機器のCPU負荷を低減することができる。
なお、「演算データ」が、ここでは複数の生データを用いて算出された演算データを例として説明したが、一つの生データに対して所定の演算を行って得られた演算データであってもよい。
実施の形態4.
実施の形態4は、バックアップ元の接続機器が、バックアップ先の接続機器の制御負荷状態(演算部の負荷状態)に応じて、自己のメモリ内の制御データの送信データ量を変更してバックアップ先に送信するようにしたものである。
実施の形態4は、バックアップ元の接続機器が、バックアップ先の接続機器の制御負荷状態(演算部の負荷状態)に応じて、自己のメモリ内の制御データの送信データ量を変更してバックアップ先に送信するようにしたものである。
実施の形態4の空気調和機制御システム100の構成は図1に示した実施の形態1と同様である。
図14は、本発明の実施の形態4に係る空気調和機制御システムの、ある接続機器における制御データのバックアップについて示したフローチャートである。図14において図8に示した実施の形態1と同一処理部分には同一ステップ番号を示している。以下、実施の形態4が実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
バックアップ元の接続機器は、ステップS6の実行タイミング決定処理後、バックアップ先の制御負荷状態を確認する(S41)。この確認は、例えばバックアップ元の接続機器が室内機3である場合は、自己が属する系統10のコントローラ1に問い合わせすることで確認できる。そして、バックアップ先の制御負荷状態が低ければ、バックアップ元の接続機器は、自己のメモリ内の制御データをそのまま、ステップS5で決定したバックアップ先に、ステップS6で決定した実行タイミングで送信してバックアップを行う(S42)。一方、バックアップ先の負荷状態が高ければ、バックアップ元の接続機器は、自己のメモリ内の制御データを、バックアップ先に間引送信又は圧縮送信してバックアップさせる(S43)。
以上説明したように本実施の形態4によれば、実施の形態1と同様の効果が得られると共に以下の効果が得られる。すなわち、バックアップ元の接続機器は、バックアップ先の演算部の負荷状態が高い場合、自己のメモリ内の制御データを間引き送信又は圧縮送信してバックアップさせるようにしたので、バックアップ先の演算部の負荷軽減やメモリ使用量の削減を実現することができる。
また、各実施の形態1〜4においてそれぞれ別の実施の形態として説明したが、各実施の形態の特徴的な処理を適宜組み合わせて接続機器を構成してもよい。例えば、実施の形態2と実施の形態4とを組み合わせ、バックアップ先に段階的に送信する制御データを、間引き送信又は圧縮送信してバックアップさせる等としてもよい。
1 コントローラ、2 室外機、3 室内機、4 汎用機器、5 リモコン、10 系統、12 メモリ、13 ROM、14 通信部、15 表示部、16 操作部、17 演算部、21 RAM、22 メモリ、23 ROM、24 通信部、25 操作部、26 演算部、31 RAM、32 メモリ、33 ROM、34 通信部、35 表示部、36 操作部、36 演算部、41 RAM、42 メモリ、43 ROM、44 通信部、45 接点、46 操作部、47 演算部、51 RAM、52 メモリ、53 ROM、54 通信部、55 表示部、56 操作部、57 演算部、100 空気調和機制御システム。
本発明に係る空気調和機制御システムは、室外機と、室内機と、室外機及び室内機を集中的に管理制御するコントローラとが通信可能に接続された空気調和機系統を複数備え、各空気調和機系統同士が通信可能に接続された空気調和機制御システムであって、空気調和機制御システムを構成する各接続機器のそれぞれは、運転中に取得した自己の制御に関わる制御データを順次蓄積するメモリと、バックアップ開始タイミングになると、バックアップ処理を開始する演算部とを備え、演算部は、バックアップ処理として、複数の空気調和機系統に接続された、自己以外の他の接続機器のそれぞれの空きメモリ量に基づいて、他の接続機器の中からバックアップ先を選択するバックアップ先選択処理と、バックアップの実行タイミングを、空気調和機制御システムにおける通常の運用に関わる通信に支障をきたすことのないタイミングに決定する実行タイミング決定処理と、バックアップ先選択処理で選択されたバックアップ先に、実行タイミング決定処理で決定された実行タイミングでメモリ内に蓄積された制御データを送信してバックアップさせるバックアップ実行処理とを行うものであり、メモリへ制御データを蓄積させた際、その制御データが予め指定された重要データであるか非重要データであるかを判断し、非重要データである場合には、メモリ内の蓄積データ量が予め設定された閾値を超えた時をバックアップ開始タイミングとしてバックアップ処理を開始するようにし、メモリ内の蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時において、空気調和機制御システムの通信トラフィック量が一日を通じて一定量以上ある場合には、メモリ内の制御データを複数に分け、それぞれを時間的にずらして段階的にバックアップするものである。
図2は、図1のコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラ1は、室外機2及び室内機3を集中的に管理制御する装置である。コントローラ1は、演算部(CPU等)17による制御に係るデータを一時的に保持するRAM11と、自己の制御に関わる制御データや、通信部14で受信した各種制御データ及び、操作部16で設定した設定データ(スケジュール設定情報を含む)を蓄積するメモリ12と、制御のプログラムを格納しているROM13とを備えている。コントローラ1は更に、他接続機器と通信を行う通信部14と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部15と、使用者が空気調和機制御システム100の操作・設定を行うための操作部16と、コントローラ1内の各機器11〜16を制御する演算部17とを備えている。
コントローラ1は、室外機2及び室内機3を集中的に管理制御する装置である。コントローラ1は、演算部(CPU等)17による制御に係るデータを一時的に保持するRAM11と、自己の制御に関わる制御データや、通信部14で受信した各種制御データ及び、操作部16で設定した設定データ(スケジュール設定情報を含む)を蓄積するメモリ12と、制御のプログラムを格納しているROM13とを備えている。コントローラ1は更に、他接続機器と通信を行う通信部14と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部15と、使用者が空気調和機制御システム100の操作・設定を行うための操作部16と、コントローラ1内の各機器11〜16を制御する演算部17とを備えている。
図3は、図1の室外機の構成を示すブロック図である。
室外機2は、演算部(CPU等)26による制御に係るデータを一時的に保持するRAM21と、自己の制御に関わる制御データや、通信部24で受信した各種制御データ、操作部25で設定した設定データを蓄積するメモリ22と、制御のプログラムを格納しているROM23とを備えている。室外機2は更に、他接続機器と通信を行う通信部24と、設定を行うための操作部25と、室内機3内の各構成部31〜35を制御するための演算部26とを備えている。
室外機2は、演算部(CPU等)26による制御に係るデータを一時的に保持するRAM21と、自己の制御に関わる制御データや、通信部24で受信した各種制御データ、操作部25で設定した設定データを蓄積するメモリ22と、制御のプログラムを格納しているROM23とを備えている。室外機2は更に、他接続機器と通信を行う通信部24と、設定を行うための操作部25と、室内機3内の各構成部31〜35を制御するための演算部26とを備えている。
この汎用機器4は、演算部(CPU等)47による制御に係るデータを一時的に保持するRAM41と、自己の制御に関わる制御データや、通信部44で受信した各種制御データ及び、操作部46で設定した設定データを蓄積するメモリ42と、制御のプログラムを格納しているROM43とを備えている。汎用機器4は更に、他接続機器と通信を行う通信部44と、アナログ入出力及びデジタル入出力を持った接点45と、接点45の設定を行うための操作部46と、汎用機器4内の各構成部41〜46を制御するための演算部47とを備えている。
図6は、図1のリモコン構成を示すブロック図である。
リモコン5は、演算部(CPU等)57による制御に係るデータを一時的に保持するRAM51と、自己の制御に関わる制御データや、通信部54で受信した各種制御データ及び、操作部56で設定した設定データを蓄積するメモリ52と、制御のプログラムを格納しているROM53とを備えている。リモコン5は更に、他接続機器と通信を行う通信部54と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部55と、使用者が空気調和機システムの操作・設定を行うための操作部56と、リモコン5内の各構成部51〜56を制御するための演算部57とを備えている。
リモコン5は、演算部(CPU等)57による制御に係るデータを一時的に保持するRAM51と、自己の制御に関わる制御データや、通信部54で受信した各種制御データ及び、操作部56で設定した設定データを蓄積するメモリ52と、制御のプログラムを格納しているROM53とを備えている。リモコン5は更に、他接続機器と通信を行う通信部54と、使用者に対して各種情報を表示するための表示部55と、使用者が空気調和機システムの操作・設定を行うための操作部56と、リモコン5内の各構成部51〜56を制御するための演算部57とを備えている。
ステップS4では、上述したようにメモリ32内の蓄積データ量が予め設定された閾値を超えているかどうかをチェックする(S4)。メモリ32内の蓄積データ量が予め設定された閾値以下の場合は、バックアップ処理には入らず、ステップS1に戻る。一方、メモリ32内の蓄積データが閾値を超えた場合は、バックアップ処理に入る(S5〜S7)。すなわち、室内機3−aは空気調和機制御システム100を構成する各接続機器の中からバックアップ先を選択決定する(S5)。具体的には、室内機3−aの演算部36は、自己が接続された系統10のコントローラ1−aに、自己が接続された系統10及び他系統10の各接続機器の空きメモリ量を問い合わせして確認し、その確認結果に基づいてバックアップ先の最適選択を行う。
室内機3−aにおいてこのように蓄積データ量が変化する場合、T2の時点でメモリ32のデータ量D1が閾値を超えるため、室内機3−aは、メモリ32に蓄積されているデータ量D1の全データを、バックアップ先として選択された室外機2−aに送信する。室外機2−aは、T0〜T2の時点でデータ量D3のデータを蓄積しており、T3の時に室内機3−aから送信されてきたデータ量D1のデータを自己のメモリ22に更に蓄積することになる。
そして、室内機3−aは、T3の時点で更にデータ量D2の制御データが自己のメモリ32に蓄積されている。このとき、室内機3−aでは自己のメモリ32内の蓄積データ量が閾値を既に超えていることから、バックアップ処理に入り、まず、バックアップ先の選択を行う。ここでは再びトラフィック量の関係から室外機2−aがバックアップ先として選択するとすると、バックアップ元の室内機3−aは、データ量D2の制御データをバックアップ先の室外機2−aに送信する。つまり、蓄積データ量が閾値を超えた際の初回のバックアップ時は、メモリ32内の全データをバックアップするが、それ以降のバックアップ時には、メモリ32に新たに蓄積された分の制御データをバックアップすることになる。
1 コントローラ、2 室外機、3 室内機、4 汎用機器、5 リモコン、10 系統、12 メモリ、13 ROM、14 通信部、15 表示部、16 操作部、17 演算部、21 RAM、22 メモリ、23 ROM、24 通信部、25 操作部、26 演算部、31 RAM、32 メモリ、33 ROM、34 通信部、35 表示部、36 演算部、41 RAM、42 メモリ、43 ROM、44 通信部、45 接点、46 操作部、47 演算部、51 RAM、52 メモリ、53 ROM、54 通信部、55 表示部、56 操作部、57 演算部、100 空気調和機制御システム。
Claims (8)
- 室外機と、室内機と、前記室外機及び前記室内機を集中的に管理制御するコントローラとが通信可能に接続された空気調和機系統を複数備え、各前記空気調和機系統同士が通信可能に接続された空気調和機制御システムであって、
前記空気調和機制御システムを構成する各接続機器のそれぞれは、
運転中に取得した自己の制御に関わる制御データを順次蓄積するメモリと、
バックアップ開始タイミングになると、バックアップ処理を開始する演算部とを備え、
前記演算部は、
前記バックアップ処理として、
複数の前記空気調和機系統に接続された、自己以外の他の前記接続機器のそれぞれの空きメモリ量に基づいて、前記他の接続機器の中からバックアップ先を選択するバックアップ先選択処理と、
バックアップの実行タイミングを、前記空気調和機制御システムにおける通常の運用に関わる通信に支障をきたすことのないタイミングに決定する実行タイミング決定処理と、
前記バックアップ先選択処理で選択された前記バックアップ先に、前記実行タイミング決定処理で決定された実行タイミングで前記メモリ内に蓄積された前記制御データを送信してバックアップさせるバックアップ実行処理と、
を行うことを特徴とする空気調和機制御システム。 - 前記演算部は、現在の前記空気調和機制御システムにおける通信トラフィック量が所定量よりも少ない場合には即時バックアップするように前記実行タイミングを決定し、前記現在の通信トラフィック量が前記所定量以上の場合には、通信トラフィック量が前記所定量よりも少ない時間帯の時刻を前記実行タイミングに決定することを特徴とする請求項1記載の空気調和機制御システム。
- 前記演算部は、前記メモリへ前記制御データを蓄積させた際、その制御データが予め指定された重要データであるか非重要データであるかを判断し、非重要データである場合には、前記メモリ内の蓄積データ量が予め設定された閾値を超えた時を前記バックアップ開始タイミングとして前記バックアップ処理を開始し、重要データである場合には前記バックアップ先選択処理を行ってバックアップ先を選択し、選択したバックアップ先に前記制御データを即時バックアップするようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機制御システム。
- 前記演算部は、前記メモリ内の蓄積データ量が前記閾値を超えた際の初回のバックアップ時において、前記空気調和機制御システムの通信トラフィック量が一日を通じて一定量以上ある場合には、前記メモリ内の制御データを複数に分け、それぞれを時間的にずらして段階的にバックアップすることを特徴とする請求項3記載の空気調和機制御システム。
- 前記演算部は、前記メモリ内の蓄積データ量が前記閾値を超えた後以降のバックアップ時には、新たに前記メモリに蓄積した分の制御データをバックアップすることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の空気調和機制御システム。
- 前記メモリに順次蓄積される前記制御データは、運転中に取得した生データ又は前記生データに基づいて得られる演算データであり、前記演算部は、前記生データを取得した際、その生データを前記メモリに蓄積する一方、前記メモリに蓄積された前記生データに基づいて得られる前記演算データを前記メモリに蓄積し、その後、前記演算データを得るために用いた前記生データを前記メモリから削除すると共に、前記演算データをバックアップするようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の空気調和機制御システム。
- 前記演算部は、前記バックアップ実行処理の際、バックアップ先の接続機器の制御負荷状態が高い場合には、自己の前記メモリ内の制御データを前記バックアップ先に間引き送信又は圧縮送信することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の空気調和機制御システム。
- 前記空気調和機系統を構成する前記接続機器として更に、PLCを含む汎用機器及び前記室内機を遠隔操作するリモコンの少なくとも一方が接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の空気調和機制御システム。
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