JP4354233B2 - バックアップシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バックアップの対象となるバックアップ対象データをバックアップするための技術に関する。
この種の技術として、例えば、正常のサーバと故障したサーバとが協働して、複数のサーバの中から代替サーバを決定し、その代替サーバに、正常サーバと故障サーバとが保持する同一のデータを転送する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2002−215474号公報(段落6)
ところで、バックアップ対象データのバックアップを行う際に、バックアップ対象データに基づく付加情報として、そのバックアップ対象データのパリティデータを作成し、バックアップ対象データと共にパリティデータもデータ記憶装置に格納することがある。データのバックアップのための技術では、そのデータの付加情報をどのように格納するかが重要な場合がある。例えば、バックアップ元装置は、バックアップ先のデータ記憶装置にバックアップ対象データを転送してバックアップを行っているときに、それと並行して、パリティデータを計算し格納する処理を行うことは可能であるが、バックアップ対象データのデータサイズが膨大な場合には、バックアップ元装置にとって負担が大である。
従って、本発明の目的は、バックアップ対象データに基づく付加情報を適切に作成してデータ記憶手段に格納することができるようにすることにある。
本発明の第1の側面に従うバックアップシステムは、バックアップの対象となるバックアップ対象データのバックアップ先となるバックアップ先記憶装置と、前記バックアップ対象データを前記バックアップ先記憶装置に転送して前記バックアップ対象データのバックアップを行うバックアップ実行手段を有するバックアップ元装置と、前記バックアップ対象データに基づいて作成される付加情報を記憶することができる付加情報記憶手段と、前記バックアップ対象データのバックアップが完了した後に、前記バックアップ対象データに基づいて付加情報を作成し前記付加情報記憶手段(例えばハードディスク等のデータ記憶装置)に格納する付加情報作成手段とを備える。
ここで、「付加情報」とは、バックアップ対象データに由来する情報であり、例えば、バックアップ対象データの全部又は一部(一例として、所定個数の断片データ)を復帰するために使用されるリストア情報(一例としてパリティデータ)であっても良いし、メッセージダイジェストであっても良い。
第1の好適な実施形態では、前記付加情報作成手段は、前記バックアップ元装置とは別の装置(例えば、1又は複数のバックアップ先装置及びそれとは別の独立した装置の少なくとも1つ)に備えられている。
第2の好適な実施形態では、前記バックアップ元装置が、前記付加情報の生成を行うために必要な付加情報生成用データを前記付加情報作成手段に送信する生成用データ送信手段を更に有し、前記付加情報作成手段が、前記付加情報生成用データを受信し、前記付加情報生成用データを用いて前記付加情報を生成し、前記生成した付加情報を前記付加情報記憶手段に格納する。
ここで、前記付加情報生成用データは、例えば、前記バックアップ対象データのバックアップ先の場所に関するバックアップ先場所情報であり、前記付加情報作成手段は、前記バックアップ先場所情報から特定される場所から前記バックアップされたバックアップ対象データを取得し、そのバックアップ対象データを用いて前記付加情報を作成する。
第3の好適な実施形態では、前記バックアップ元装置が、所定の条件に基づいて、前記バックアップが行われるときに前記付加情報の作成を行う同期タイミングと、前記バックアップが行われた後に前記付加情報の作成を行う非同期タイミングのいずれか一方のタイミングを、前記付加情報の作成タイミングとして選択するタイミング選択手段と、前記同期タイミングが選択された場合、前記バックアップが行なわれるときに前記付加情報を作成して前記付加情報記憶手段に格納する同期型付加情報作成手段とを更に有する。なお、前記非同期タイミングが選択された場合は、例えば、前記バックアップ元装置が、前記付加情報の生成を行うために必要な付加情報生成用データを前記付加情報作成手段に送信し、前記付加情報作成手段が、前記付加情報生成用データを受信し、前記付加情報生成用データを用いて前記付加情報を生成し、前記生成した付加情報を前記付加情報記憶手段に格納する。
ここで、「同期タイミング」とは、例えば、以下の(1)〜(3)
(1)バックアップ対象データ(又は後述する断片データ)が所定の場所から取得された直後或いはそれに実質的に相当する時期、
(2)バックアップ対象データ(又は後述する断片データ)がバックアップ先に送信される直前或いはそれに実質的に相当する時期、
(3)バックアップ対象データ(又は後述する断片データ)がバックアップ先に送信された直後或いはそれに実質的に相当する時期、
のいずれかである。
また、「非同期タイミング」とは、例えば、バックアップ対象データの全てがバックアップ先に送信された後の時期であり、具体例としては、バックアップ元装置又はそれのオペレータが指定した時期、上記付加情報生成用データが付加情報作成手段に入力された直後などである。
第3の好適な実施形態では、第2の好適な実施形態において、前記タイミング選択手段は、前記バックアップ対象データのデータサイズ、前記バックアップ元装置と前記付加情報作成手段との間の通信トラフィック状態、前記バックアップ対象データの属性、及び、前記バックアップ元装置内のデータ処理状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記同期タイミングか前記非同期タイミングかを選択する。
第4の好適な実施形態では、前記バックアップ先記憶装置は複数台存在し、前記バックアップ実行手段は、前記バックアップ対象データを、複数の断片データを含んだ1以上の断片データグループに分割し、分割された前記断片データグループに含まれる複数の断片データをそれぞれ前記複数のバックアップ先記憶装置に分散して送信し、前記付加情報作成手段は、各断片データグループ毎に、前記複数台のバックアップ先記憶装置からそれぞれ前記複数の断片データを取得し、その取得した前記複数の断片データを用いて前記付加情報を作成する。更に好適な例では、前記複数の断片データの各々は、所定のデータサイズであり、前記バックアップ実行手段は、前記断片データグループにおいて、前記複数の断片データの少なくとも1つが、前記所定のデータサイズに満たない場合には、前記複数の断片データの全てが前記所定のデータサイズになるように、ダミーデータを付加するようにする。
本発明に従う付加情報作成装置は、バックアップの対象となるバックアップ対象データのバックアップを行うバックアップ元装置から、データを記憶することができるバックアップ先記憶装置に前記バックアップ対象データが転送されて、そのバックアップ対象データのバックアップが完了した後に、前記バックアップ対象データに基づく付加情報を作成する手段と、前記作成された付加情報を付加情報記憶手段に格納する手段とを備える。
本発明に従うバックアップ元装置は、バックアップの対象となるバックアップ対象データのバックアップ先となるバックアップ先記憶装置に、前記バックアップ対象データを転送して前記バックアップ対象データのバックアップを行うバックアップ実行手段と、前記バックアップ対象データに基づく付加情報の生成を行うために必要な付加情報生成用データを、前記バックアップ対象データのバックアップが完了した後に前記付加情報生成用データを用いて前記付加情報を生成することができるように、前記付加情報を作成する付加情報作成手段に送信する生成用データ送信手段とを備える。それにより、付加情報作成手段が、前記付加情報生成用データを受信し、前記バックアップ対象データのバックアップが完了した後に、前記付加情報生成用データを用いて前記付加情報を生成し、前記付加情報を記憶することができる付加情報記憶手段に前記生成した付加情報を格納することができる。
本発明の第2の側面に従うバックアップシステムは、通信ネットワークに複数台のサーバが通信可能に接続されており、前記複数台のサーバには、バックアップの対象となるバックアップ対象データのバックアップ先となるサーバであって、受信したデータを2台以上のデータ記憶装置にそれぞれ格納する2台以上のバックアップ先サーバと、前記バックアップ対象データを、2以上の断片データを含んだ1以上の断片データグループに分割し、分割された前記断片データグループに含まれる2以上の断片データをそれぞれ前記2台以上のバックアップ先サーバに分散して送信するバックアップ元サーバとが含まれており、更に、前記複数台のサーバのうちの少なくとも1台のサーバが、各断片データグループ毎に、各断片データグループ毎に、前記バックアップされる2以上の断片データを取得し、その取得した前記2以上の断片データを用いて前記付加情報を作成し、前記作成された付加情報を付加情報記憶手段に格納する付加情報作成手段とを備える。
本発明に従うシステムに備えられる各装置や各手段はコンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、ディスク型ストレージ、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種媒体を通じてコンピュータにインストール又はロードすることができる。
また、本発明に従うシステムに備えられる各装置や各手段は、専用ハードウェア、プログラムされたコンピュータ、又はそれらの組合せのいずれによっても実現することができる。
本発明の第1のシステムによれば、バックアップ対象データのバックアップが完了した後に、バックアップ対象データに基づいて付加情報が作成されるので、バックアップ元装置のバックアップ実行時期における処理負担が少なくて済む。
図1は、本発明の一実施例に係るバックアップシステムの全体構成を示す。
本実施例に係るバックアップシステムでは、1台(又は複数台)のバックアップ元サーバ1と、複数の(例えば3台の)バックアップ先サーバ5A〜5Cと、例えば1台(1台に限らず複数台でも良い)のパリティ格納サーバ5Pとが、インターネット等の通信ネットワーク2を介して通信可能に接続することができるようになっている。
バックアップ元サーバ1は、有線又は無線で、バックアップ対象データを記憶することができるバックアップ元記憶装置3と通信可能に接続することができる。バックアップ元サーバ1は、バックアップ元記憶装置3からバックアップ対象データを読み出して、それを、1以上の断片データグループに分割する。各断片データグループには、バックアップ先サーバ5A〜5Cと同数(例えば3つ)の断片化されたデータが含まれている。バックアップ元サーバ1は、各断片データグループに含まれている3つの断片データ(以下、これを「断片バックアップデータ」と言う)を、3台のバックアップ先サーバ5A、5B及び5Cにそれぞれ分散して転送する。
バックアップ元記憶装置3は、例えば外付け式又は内蔵型のハードディスクであって、バックアップの対象となるデータを記憶することができる装置である。このバックアップ元記憶装置3では、各種データは、所定の形式、例えば、第1のディレクトリの下位に第2のディレクトリが属し、第2のディレクトリ内に1又は複数のデータファイルが格納される等のような階層構造の下で管理されている。従って、例えば、バックアップ元サーバ1に対しオペレータが第1のディレクトリをバックアップ対象として指定すれば、第1のディレクトリの下位に存在する全てのデータファイルがバックアップ対象として指定されることになる。
各バックアップ先サーバ、例えばバックアップ先サーバ5Aは、断片バックアップデータの転送先となるサーバであって、SAN(Storage Area Network)などの通信ネットワーク等を介して1又は複数台のバックアップ先記憶装置7Aと通信可能に接続することができる。バックアップ先記憶装置7Aは、バックアップ元サーバ1からバックアップ先サーバ5Aを介して断片バックアップデータが格納される装置であって、例えば、その断片バックアップデータを記録することが可能な1又は複数の磁気テープを備えた磁気テープライブラリである。なお、バックアップ先記憶装置7Aは、磁気テープライブラリに限らず、例えば、1又は複数のハードディスクを備えたものであっても良い。
他のバックアップ先サーバ5B及び5Cは、バックアップ先サーバ5Aと同様の機能を有している。また、他のバックアップ先記憶装置7B及び7Cも、バックアップ先記憶装置7Aと同様である。
パリティ格納サーバ5Pは、SANなどの通信ネットワーク等を介して1又は複数台のパリティ記憶装置7Pと通信可能に接続することができるサーバである。パリティ格納サーバ5Pは、バックアップ先サーバ5A〜5Cにアクセスし、そのサーバ5A〜5Cから、各断片データグループに含まれる3つの断片バックアップデータを取得し、それら3つの断片バックアップデータからパリティデータを計算してパリティ記憶装置7Pに格納する(パリティ記憶装置7Pの構成は、例えばバックアップ先記憶装置7Aと同様である)。なお、このパリティ記憶装置7Pに格納されるパリティデータは、このようにパリティ格納サーバ5Pによって計算されたものであっても良いし、或いは、バックアップ元サーバ1で求められたものであっても良い。また、そのパリティデータは、3台のバックアップ先サーバ5A〜5Cのうちのいずれか1台によって単独で求められたものでも良いし、或いは、バックアップ先サーバ5A〜5C及びパリティ格納サーバ5Pのうちの2台以上によって協同して求められたものであっても良い。
図2は、本実施例に係るバックアップシステムを構成する各サーバの機能を示すブロック図である。
バックアップ元サーバ1は、マイクロソフト社のWindows(登録商標)等のようなオペレーティングシステム(OS)13と、そのOS13の上位に位置するアプリケーションソフトウェアであるバックアップ振分部11とを備えている。バックアップ振分部11は、種々の機能を有している。
例えば、バックアップ振分部11は、バックアップ元記憶装置3から取得されたバックアップ対象データを、3つの断片バックアップデータを含む1以上の断片データグループに分割し、各断片データグループに含まれる3つの断片バックアップデータを、3台のバックアップ先サーバ5A〜5Cにそれぞれ分散して転送する機能を有している。具体的には、例えば、バックアップ振分部11は、バックアップ対象データから所定のデータサイズでデータを読み出すことによって断片バックアップデータが3つ得られる都度に、それら3つの断片バックアップデータをそれぞれ3台のバックアップ先サーバ5A〜5Cに分散して転送する。
また、バックアップ振分部11は、所定の条件に基づいて、パリティデータを計算して保存するタイミング(以下、「パリティ計算タイミング」と言う)を、「同期」にするか「非同期」にするかを選択する機能を有している。具体的には、例えば、バックアップ振分部11は、1又は複数のデータファイルを含むバックアップ対象データのデータサイズが或る値未満であれば、パリティ計算タイミングとして「同期」を選択し、一方、バックアップ対象データのデータサイズが上記の或る値以上であれば、パリティ計算タイミングとして「非同期」を選択する。「同期」が選択されると、バックアップ振分部11が、3つの断片バックアップデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信するときに、それら3つの断片バックアップデータに基づくパリティデータを計算してパリティ格納サーバ5Pに送信する。一方、「非同期」が選択されると、バックアップ対象データがバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信されてバックアップが終了した後に、バックアップ元サーバ1以外のサーバ、例えば、パリティ格納サーバ5Pによって、バックアップ先サーバ5A〜5Cから3つの断片バックアップデータが集められ、3つの断片バックアップデータが集まる都度に、その3つの断片バックアップデータに基づくパリティデータが計算されて、そのパリティデータがパリティ記憶装置7Pに格納される。
バックアップ振分部11には、この他にも幾つかの機能を有しているが、その他の機能については後に詳述する。
バックアップ先サーバ5A(5B及び5Cも同様)は、マイクロソフト社のWindows(登録商標)等のようなオペレーティングシステム(OS)17と、アプリケーションソフトウェアであるバックアップ受付部15とを備えている。バックアップ受付部15は、種々の機能、例えば、バックアップ元サーバ1から断片バックアップデータを受信してバックアップ先記憶装置7Aに格納する機能を有している(バックアップ先サーバ5A〜5Cの各々のバックアップ受付部15は、この他にも幾つかの機能を有しているが、その他の機能については後に詳述する)。
パリティ格納サーバ5Pは、マイクロソフト社のWindows(登録商標)等のようなオペレーティングシステム(OS)23と、アプリケーションソフトウェアであるパリティバックアップ受付部21とを備えている。パリティバックアップ受付部21は、種々の機能、例えば、バックアップ先サーバ5A〜5Cの各々から断片バックアップデータを受信することによって3つの断片バックアップデータを得る都度に、その3つの断片バックアップデータに基づくパリティデータを作成して、そのパリティデータをパリティ記憶装置7Pに格納する機能を有している(パリティ記憶装置7Pは、この他にも幾つかの機能を有しているが、その他の機能については後に詳述する)。
以上のように、どのサーバ1、5A〜5C、5Pも、OSを備えている。そのため、どのサーバ1、5A〜5C、5Pにも、OSの所定のモジュールを呼び出して、3つの断片バックアップデータからパリティデータを計算するという機能を搭載することが可能である。
以下、バックアップ振分部11、バックアップ受付部15及びパリティバックアップ受付部21について説明する。
図3は、バックアップ元サーバ1に備えられるバックアップ振分部11の機能を示すブロック図である。
バックアップ振分部11は、バックアップ対象リスト作成機能23と、アーカイブファイル作成機能27と、パリティ計算タイミング選択機能37と、管理テーブル作成機能31と、バックアップ実行機能39とを有している。
バックアップ対象リスト作成機能23は、外部(例えばオペレータ)からバックアップ対象の指定を受け、その指定されたバックアップ対象のデータに関するリスト(以下、これを「バックアップ対象リスト」と言う)25を作成する機能である。具体的には、バックアップ対象リスト作成機能23は、外部からディレクトリ(又はファイル)の指定を受けて、バックアップ元記憶装置3にアクセスし、その指定されたディレクトリ(及びその下位のディレクトリ)内に存在する全てのデータファイルをバックアップ元記憶装置3から読み出す。そして、バックアップ対象リスト作成機能23は、読み出された全てのデータファイルに関する情報、例えば、データファイルのパス名及びファイル名を記載したバックアップ対象リスト25を作成する。作成されたバックアップ対象リスト25は、例えば、所定の記憶装置(一例として、バックアップ元サーバ1内のRAM等のメモリ)に格納される。
アーカイブファイル作成機能27は、識別情報を持ったアーカイブファイル29を作成し、上記作成されたバックアップ対象リスト25に記載されている情報に基づいて、バックアップ対象の全てのデータファイルを取得し、その全てのデータファイルをアーカイブファイル29に格納する。この結果、アーカイブファイル29には、図示のように、アーカイブファイル29の識別情報と、バックアップ対象のデータファイルのエントリ数(すなわち、アーカイブファイル29に格納されたデータファイルの数)と、そのエントリ数分のバックアップ対象情報(例えば、各データファイルのデータサイズ、パス、及び本体(ファイルの中身))と、アーカイブファイル29の終わりを示すEOF(End Of File)情報とが含まれている。このアーカイブファイル29は、所定の記憶装置に格納される。
パリティ計算タイミング選択機能37は、外部(例えばオペレータ)からアーカイブファイル規定値の入力を受けて、アーカイブファイル29のデータサイズと、入力されたアーカイブファイル規定値とを比較する。その結果、アーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値以上であれば、パリティ計算タイミング選択機能37は、パリティ計算タイミングとして「非同期」を選択し、一方、アーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値未満であれば、パリティ計算タイミングとして「同期」を選択する。なお、アーカイブファイル規定値とは、前述の説明からわかるように、パリティ計算タイミングとして「同期」と「非同期」のどちらを選択する際に基準とされるアーカイブファイルのデータサイズの値である。
管理テーブル作成機能31は、バックアップ先リスト33等の情報を入力して、バックアップ管理テーブル35を作成する。
ここで、バックアップ先リスト33は、図4に示すように、バックアップ先サーバ5A〜5Cに関する情報(例えば、バックアップ先サーバ5A〜5Cの名称や場所情報)と、パリティ格納サーバ5Pに関する情報(例えば、パリティ格納サーバ5Pの名称や場所情報)とが記載されたリストである。管理テーブル作成機能31に入力されるバックアップ先リスト33は、オペレータが手動で入力したものであっても良いし、予め登録されている1又は複数のバックアップ先リストからユーザの操作に応じて又は自動で選択されたものであっても良い。
また、バックアップ管理テーブル(以下、単に「管理テーブル」と言う)35は、図5に示すように、バックアップ対象データのバックアップに関する種々の情報が登録されるものである。具体的には、例えば、管理テーブル35には、バックアップを識別するための「バックアップ名称」と、バックアップが行われた「バックアップ日付」と、バックアップ先サーバの個数を示す「バックアップ先個数」とが登録される。また、例えば、管理テーブル35には、「バックアップ先個数」と同じ数だけ、換言すれば、各バックアップ先サーバ毎に、バックアップ先サーバの名称を表す「バックアップ先名称」と、初めに断片バックアップデータが格納される場所を表す「データ格納先頭位置」と、格納された断片バックアップデータの合計のデータサイズを表す「バックアップサイズ」とが登録される。さらに、例えば、管理テーブル35には、パリティ格納サーバ5Pについて、パリティ格納サーバの名称を表す「パリティデータの格納先の名称」と、パリティデータが格納される場所を表す「データ格納位置」と、格納されたパリティデータのデータサイズを表す「パリティサイズ」とが登録される。
管理テーブル作成機能31は、例えば以下のようにして、図5に示した管理テーブル35を作成する。
すなわち、管理テーブル作成機能31は、外部(例えばオペレータ)からバックアップ名称の入力を受け、入力されたバックアップ名称を、管理テーブル35の「バックアップ名称」の欄に記入する。また、管理テーブル作成機能31は、バックアップが行われた日付を管理テーブル35の「バックアップ日付」の欄に記入する。また、管理テーブル作成機能31は、バックアップ先リスト33を入力して、そのバックアップ先リスト33を検索し、バックアップ先サーバ5A〜5Cの個数や名称、及び、パリティ可能サーバ5Pの名称等を特定する。そして、管理テーブル作成機能31は、管理テーブル35の「バックアップ先個数」の欄に上記特定したバックアップ先サーバの個数を記入し、且つ、各バックアップ先サーバ毎の特定された名称を、管理テーブル35の「バックアップ先名称」の欄に記入する。また、管理テーブル作成機能31は、管理テーブル35の「パリティデータの格納先の名称」の欄に、上記特定したパリティ格納サーバ5Pの名称を記入する。更に、管理テーブル作成機能31は、後述するように、各バックアップ先サーバ毎に、データ格納先頭位置と、格納された断片バックアップデータの合計のデータサイズとを取得し、そのバックアップ先サーバに対応付けて、取得したデータ格納先頭位置を管理テーブル35の「データ格納先頭位置」の欄に記入し、取得したデータサイズを管理テーブル35の「バックアップサイズ」の欄に記入する。同様に、管理テーブル作成機能31は、後述するように、パリティ格納サーバ5Pから、データ格納位置と、格納されたパリティデータのデータサイズとを取得し、取得したデータ格納位置を管理テーブル35の「データ格納位置」の欄に記入し、取得したデータサイズを管理テーブル35の「パリティサイズ」の欄に記入する。
バックアップ実行機能39は、アーカイブファイル29にエントリされている各バックアップ対象ファイルを、3つの断片バックアップデータを含んだ1以上の断片データグループに分割し、各断片データグループに含まれている3つの断片バックアップデータを3つのバックアップ先サーバ5A〜5Cにそれぞれ分散して転送する。具体的には、例えば、まず、バックアップ実行機能39は、バックアップ元サーバ1に備えられている所定のカウンタ(以下、これを「読出しカウンタ」と言う)41の値をゼロにセットし、アーカイブファイル29内のバックアップ対象ファイルから所定サイズ(一例として1024バイト)のデータを取得し、それを、所定のメモリ上の断片データ格納領域36における第1のデータ領域(以下、「第1領域」と略記)36Aに格納して、読出しカウンタ41の値を1にする。次に、バックアップ実行機能39は、そのバックアップ対象ファイルから次の所定サイズのデータを取得し、それを、断片データ格納領域36における第2のデータ領域(以下、「第2領域」と略記)36Bに格納して、読出しカウンタ41の値を2にする。次に、バックアップ実行機能39は、上記バックアップ対象ファイルのまた次の所定サイズのデータを取得し、それを、断片データ格納領域36における第3のデータ領域(以下、「第2領域」と略記)36Cに格納して、読出しカウンタ41の値を0にする。このようにして、断片データ格納領域36には、3つの所定サイズのデータが3つの断片バックアップデータとして蓄積され、バックアップ実行機能39は、蓄積された3つの断片バックアップデータを、3つのバックアップ先サーバ5A〜5Cにそれぞれ分散して送信する。バックアップ実行機能39は、アーカイブファイル29のEOF情報が検出されるまで、以上のような処理を繰返す。
また、バックアップ実行機能39は、パリティ計算タイミング選択機能37によって選択されたパリティ計算タイミングが「同期」か「非同期」かに応じて所定の処理を実行する。具体的には、例えば、バックアップ実行機能39は、「同期」が選択されている場合には、3つの断片バックアップデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信するときに、それら3つの断片バックアップデータからパリティデータを生成し、そのパリティデータを、管理テーブル35に記述されている名称を持つパリティ格納サーバ5Pに送信する。つまり、「同期」が選択されている場合には、バックアップ実行機能39は、3つの断片バックアップデータのバックアップを行うときに、パリティデータを作成して格納する処理を実行する。一方、バックアップ実行機能39は、「非同期」が選択されている場合には、アーカイブファイル29内のバックアップ対象ファイルの全てのバックアップが完了した後に、管理テーブル35をパリティ格納サーバ5Pに送信する。それにより、パリティ格納サーバ5Pが、その管理テーブル35を用いて、3つのバックアップ先サーバ5A〜5Cからそれぞれ3つの断片バックアップデータを集め、それら3つの断片バックアップデータからパリティデータを生成して、それをパリティ記憶装置7Pに格納する。つまり、「非同期」が選択されている場合には、バックアップ実行機能39は、管理テーブル35をパリティ格納サーバ5Pに送信することにより、パリティ格納サーバ5Pによって、バックアップ対象ファイルの全てのバックアップが完了した後に、パリティデータの作成及び格納が行われるようにする。
図6は、バックアップ先サーバ5Aに備えられるバックアップ受付部15の機能を示すブロック図である(バックアップ先サーバ5B及び5Cに備えられるバックアップ受付部も同様である)。
バックアップ受付部15は、バックアップ準備要求受付機能51と、バックアップ要求受付機能53と、バックアップ終了要求受付機能55と、データ取得要求受付機能57とを有している。
バックアップ準備要求受付機能51は、バックアップ元サーバ1からバックアップ準備要求を受けて、バックアップ先記憶装置5Aにデータの格納先の確保を要求し、それに応答して、バックアップ先記憶装置5Aからデータ格納位置を取得したら、そのデータ格納位置をバックアップ元サーバ1に通知する。
バックアップ要求受付機能53は、バックアップ元サーバ1から断片バックアップデータを受けて、バックアップ先記憶装置5Aに、その断片バックアップデータの書き込み要求を行う。また、バックアップ要求受付機能53は、書き込み要求した断片バックアップデータの合計サイズ(以下、「書き込みサイズ」と言う)を管理しており、バックアップ先記憶装置5Aに書き込み要求する都度に、その書き込みサイズを更新する。
バックアップ終了要求受付機能55は、バックアップ元サーバ1からバックアップ終了要求を受けて、バックアップ先記憶装置7Aとの接続を切断し、バックアップ終了要求受付時の書き込みサイズ(すなわち、バックアップされた断片バックアップデータのトータルデータサイズ)をバックアップ元サーバ1に通知する。
データ取得要求受付機能57は、呼び出し元(例えばパリティ格納サーバ5P)からデータの格納位置及びサイズの指定を受けて、そのデータ格納位置を持つバックアップ先記憶装置5Aに接続し、そのデータ格納位置から上記指定されたサイズ分のデータを取得して、そのデータを呼び出し元に送信する。
図7は、パリティ格納サーバ15Pに備えられるパリティバックアップ受付部21の機能を示すブロック図である。
パリティバックアップ受付部21は、バックアップ準備要求受付機能61と、バックアップ要求受付機能63と、バックアップ終了要求受付機能65と、データ取得要求受付機能67とを有している。
バックアップ準備要求受付機能61は、上述したバックアップ準備要求受付機能51と同様の機能である。
バックアップ要求受付機能63は、パリティ計算タイミングとして「同期」が選択されている場合は、上述したバックアップ要求受付機能53と同様の機能となる。一方、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択されている場合は、バックアップ要求受付機能63は、以下の処理を行う。すなわち、バックアップ要求受付機能63は、バックアップ元サーバ1から受けた管理テーブル35(図5参照)を入力し、その管理テーブル35の記載内容に基づいて、バックアップ先サーバ5A〜5Cから、各断片データグループに含まれる3つの断片バックアップデータをそれぞれ取得し、それら3つの断片バックアップデータのパリティデータを計算して、そのパリティデータをパリティ記憶装置7Pに格納する。
バックアップ終了要求受付機能65は、上述したバックアップ終了要求受付機能55と同様の機能である。
また、データ取得要求受付機能67は、上述したデータ取得要求受付機能57と同様の機能である。
以上が、各アプリケーション11、15及び21の機能である。なお、上記アプリケーション11、15及び21のうち少なくともバックアップ振分部11及びパリティバックアップ受付部21は、3つの断片バックアップデータからパリティデータを計算することができるが、そのパリティデータは、所定の数値演算、例えば、3つの断片バックアップデータの排他的論理和(XOR)で求めることができる。
以下、図8以降を参照して、各サーバ1、5A〜5B、5Pに備えられる上述した各アプリケーション11、15、21の動作流れについて説明する。
図8及び図9は、バックアップ元サーバ1に備えられるバックアップ振分部11の動作流れを示す。
バックアップ振分部11には、所定の情報として、例えば、バックアップ対象ディレクトリ(又はファイル)、バックアップ名称、バックアップ先リスト33(図4参照)、及び、アーカイブファイル規定値が入力される(ステップS1)。これらの入力情報は、オペレータが手で入力したものであっても良いし、予め所定の記憶領域に登録されている1又は複数の情報の中かから手動で又は自動で選択されて読み出されたものであっても良い。
バックアップ振分部11は、その入力されたバックアップ対象ディレクトリに属する全てのデータファイルを読み出し(S2)、それら全てのデータファイルに関する情報(例えば、データファイルのパス名及びファイル名)を記載したバックアップ対象リスト25を作成する(S3)。
次に、バックアップ振分部11は、アーカイブファイル29(図3参照)を新規に作成し(S4)、S3で作成されたバックアップ対象リスト25に基づいて、S2で読み出された全てのデータファイル(以下、「バックアップ対象ファイル」と言う)を取得し、その全てのバックアップ対象ファイルを、S4で作成したアーカイブファイル29に格納する。
次に、バックアップ振分部11は、全てのバックアップ対象ファイルが格納されたアーカイブファイル29と、S1で入力されたアーカイブファイル規定値とを比較し、その結果、そのアーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値以上であれば、「非同期」を選択し、一方、そのアーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値未満であれば、「同期」を選択する(S5)。
次に、バックアップ振分部11は、管理テーブル35(図5参照)を作成する(S6)。
具体的には、バックアップ振分部11は、S1で入力されたバックアップ名称や、この動作を行っている日付(つまりバックアップ日付)を管理テーブル35に登録する。また、バックアップ振分部11は、S1で入力されたバックアップ先リスト33を検索して、バックアップ先サーバ5A〜5Cの名称(ホスト名)を取得し、各バックアップ先サーバ5A〜5Cに対し、バックアップ準備要求を行う。その結果、後述する図11のS21の動作が開始し、それにより、バックアップ振分部11は、各バックアップ先サーバ5A〜5Cから、断片バックアップデータが初めに格納される位置であるデータ格納先頭位置の通知を受ける。そして、バックアップ振分部11は、バックアップ先サーバ5A〜5Cの個数を管理テーブル35に登録すると共に、各バックアップ先サーバ毎に、上記取得したホスト名や、上記通知されたデータ格納先頭位置を管理テーブル35に設定する。
また、バックアップ振分部11は、S1で入力されたバックアップ先リスト33からパリティ格納サーバ5Pの名称(ホスト名)を取得し、そのパリティ格納サーバ5Pに対し、バックアップ準備要求を行う。それにより、バックアップ振分部11は、パリティ格納サーバ5Pから、パリティデータが格納される位置であるデータ格納位置の通知を受ける。そして、バックアップ振分部11は、パリティ格納サーバについて、上記取得したホスト名や、上記通知されたデータ格納位置を管理テーブル35に設定する。
さて、次に、バックアップ振分部11は、読出しカウンタ41の値をゼロにセットし、アーカイブファイル29内のバックアップ対象ファイルから読み出すデータの単位を所定サイズ(例えば1024バイト)にセットする(S7−A)。そして、バックアップ振分部11は、アーカイブファイル29にエントリされているバックアップ対象ファイルを、上記セットした所定サイズ単位で読み出す。バックアップ振分部11は、所定サイズのデータを読み出す都度に、読出しカウンタ41の値を、1つインクリメントする。また、バックアップ振分部11は、その所定サイズのデータを読み出したときに、断片が3つ蓄積したら、カウンタをゼロにリセットする(S7−B)。
ここで、バックアップ振分部11は、所定サイズのデータを読み出したときに、EOF情報が検出されず(S8でN)、且つ、読出しカウンタ41の値がゼロでなければ(S8−AでN)、断片データ格納領域36(図3参照)上に3つの断片バックアップデータが蓄積されていない状態なので、その状態になるまで、所定サイズ単位でのデータの読出しを繰返し、カウントアップする。そして、バックアップ振分部11は、断片が3つ蓄積したら、カウンタをゼロにリセットする(S7−B)。
また、バックアップ振分部11は、EOF情報が検出されず(S8でN)、且つ、読出しカウンタ41の値がゼロであれば(S8−AでY)、断片データ格納領域36上に3つの断片バックアップデータが蓄積された状態なので、以下の処理を実行する。
すなわち、バックアップ振分部11は、バックアップ先サーバ5Aに、第1領域36Aに格納されている断片バックアップデータについてのバックアップ要求を行ってそのデータをそのサーバ5Aに送信し、バックアップ先サーバ5Bに、第2領域36Bに格納されている断片バックアップデータについてのバックアップ要求を行ってそのデータをそのサーバ5Bに送信し、バックアップ先サーバ5Cに、第1領域36Cに格納されている断片バックアップデータについてのバックアップ要求を行ってそのデータをそのサーバ5Cに送信する(S8−B)。
そして、S5で、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択されていれば(S8−CでN)、バックアップ振分部11は、再びS7−Bの動作を行う。
一方、S5で、「同期」が選択されていれば(S8−CでY)、バックアップ振分部11は、断片データ格納領域36上の3つの断片バックアップデータを用いて、それら3つの断片バックアップデータのパリティデータを計算し、そのパリティデータについて、パリティ格納サーバ5Pにバックアップ要求を行い、そのパリティデータをそのサーバ5Pに送信する(S8−D)。
バックアップ振分部11は、S7−Bで所定サイズのデータを読み出したときに、EOF情報が検出された場合には(S8でY)、図9に示すように、その時の読出しカウンタ41の値を参照する(S9)。EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値と、断片データ格納領域36上の第1〜第3領域36A〜36Cのデータ格納状況との関係は、図10に示すようになっている。第1〜第3領域36A〜36Cの各々は、例えばバックアップ振分部11によって、アーカイブファイル29から読み出されるデータと同じ所定サイズ(例えば1024バイト)に設定される。
バックアップ振分部11は、EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値に応じて、以下の動作を行う。
(1)EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値がゼロの場合。
この場合には、第1〜第3領域36A〜36Cの全てにデータが埋まっているか、或いは、第3領域36Cにのみデータの埋まり方が不完全になっている。
バックアップ振分部11は、第1〜第3領域36A〜36Cの全てにデータが埋まっている場合には(S10でN)、各バックアップ先サーバ5A〜5Cにバックアップ要求を行い、第1〜第3領域36A〜36C内のデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信する(S11)。
一方、バックアップ振分部11は、第3領域36Cのみデータの埋まり方が不完全である場合には(S10でY)、図10に示すように、第3領域36Cの空き部分にダミーデータ(例えば全て0で表されるヌルデータ)を埋め込んだ上で、各バックアップ先サーバ5A〜5Cにバックアップ要求を行い、第1〜第3領域36A〜36C内のデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信する(S12)。
(2)EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値が1の場合。
この場合には、第1領域36Aへのデータの埋まり方が不完全になっており、その他の領域36B及び36Cには、全くデータが埋まっていない。
この場合、バックアップ振分部11は、図10に示すように、第1〜第3領域36A〜36Cの空き部分にダミーデータを埋め込んだ上で、各バックアップ先サーバ5A〜5Cにバックアップ要求を行い、第1〜第3領域36A〜36C内のデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信する(S13)。
(3)EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値が2の場合。
この場合には、第1領域36Aにはデータが完全に埋まっており、第2領域36Bへのデータの埋まり方は不完全になっており、第3領域36Cには全くデータが埋まっていない。
この場合、バックアップ振分部11は、図10に示すように、第2〜第3領域36B〜36Cの空き部分にダミーデータを埋め込んだ上で、各バックアップ先サーバ5A〜5Cにバックアップ要求を行い、第1〜第3領域36A〜36C内のデータをバックアップ先サーバ5A〜5Cに送信する(S14)。
S12〜S14の処理の結果、第1〜第3領域36A〜36Cのいずれか1つでもデータの埋まり方が不完全になっても、不足部分にはダミーデータが埋め込まれるので、バックアップ先サーバ5A〜5Cにそれぞれ送信される3つのデータは、どれも同じデータサイズ(例えば図8のS7−Aでセットされた1024バイト)になる。
さて、S11〜S14の後、バックアップ振分部11は、パリティ計算タイミングとして「同期」が選択されている場合は(S15でY)、それら3つの断片バックアップデータを用いてパリティデータを生成し、パリティ格納サーバ5Pにバックアップ要求を行って、そのパリティデータをそのサーバ5Pに送信する(S16)。その後、バックアップ振分部11は、管理テーブル35に記録されている全てのバックアップ先サーバ5A〜5C及びパリティ格納サーバ5Pに対してバックアップ終了要求をし、それに応答して、各サーバ5A〜5C及び5Pから、そのサーバが格納した全てのデータのトータルサイズ(つまりバックアップサイズ或いはパリティサイズ)の通知を受ける(S17−A)。そして、バックアップ振分部11は、その通知されたバックアップサイズやパリティサイズを、管理テーブル35に登録する(S18−A)。
一方、S11〜S14の後、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択されている場合は(S15でN)、バックアップ振分部11は、管理テーブル35に記録されている全てのバックアップ先サーバ5A〜5Cに対してバックアップ終了要求をし、それに応答して、各サーバ5A〜5Cから、そのサーバが格納した全てのデータのトータルサイズ(つまりバックアップサイズ)の通知を受ける(S17−B)。そして、バックアップ振分部11は、その通知されたバックアップサイズやパリティサイズを、管理テーブル35に登録して、管理テーブル35を更新する(S18−B)。その後、バックアップ振分部11は、更新後の管理テーブル35を、その管理テーブル35に記述されているパリティ格納サーバ5Pに送信する(S19)。
以上が、バックアップ振分部11の動作流れである。次に、バックアップ先サーバ5A(5B及び5Cも同様)に備えられるバックアップ受付部15の動作流れを説明する。
図11は、バックアップ受付部15のうちのバックアップ準備要求受付機能51による動作流れを示す。
図8のS6の動作によって、バックアップ元サーバ1のバックアップ振分部11からバックアップ準備要求を受けると(S21)、バックアップ受付部15は、バックアップ先記憶装置7Aに書き込まれた断片バックアップデータの合計サイズを表す「書き込みサイズ」をゼロにセットする(S22)。
次に、バックアップ受付部15は、バックアップ先サーバ5Aとバックアップ先記憶装置7Aとを通信可能に接続し(S23)、その接続先のバックアップ先記憶装置7Aに対しデータ格納先の確保要求をし、それに応答して、そのバックアップ先記憶装置7Aから、初めのデータの格納位置を示すデータ格納先頭位置を取得する(S24)。そして、バックアップ受付部15は、その取得されたデータ格納先頭位置を、バックアップ元サーバ1のバックアップ振分部11に通知する(S25)。これにより、前述したように、バックアップ振分部11によって、そのデータ格納先頭位置が管理テーブル35に記入される。
図12は、バックアップ受付部15のうちのバックアップ要求受付機能53による動作流れを示す。
図8のS8−Bの動作によって、バックアップ元サーバ1のバックアップ振分部11からバックアップ要求を受けると(S31)、バックアップ受付部15は、更に、断片バックアップデータも受ける(S32)。すると、バックアップ受付部15は、その断片バックアップデータを、接続されているバックアップ先記憶装置7Aに書き込み(S33)、それと共に、その断片バックアップデータのデータサイズの分だけ、書き込みサイズの値を増やす(S34)。バックアップ受付部15は、断片バックアップデータも受ける都度に、換言すれば、バックアップ元サーバ1からバックアップ終了要求が来るまで、S32〜S34の動作を繰返す。
図13は、バックアップ受付部15のうちのバックアップ終了要求受付機能55による動作流れを示す。
バックアップ受付部15は、バックアップ終了要求を受けた場合(S35)、バックアップ先サーバ5Aとバックアップ先記憶装置7Aとの接続を切断し(S36)、その時点での書き込みサイズ、すなわち、バックアップ先記憶装置7Aに格納された断片バックアップデータのトータルデータサイズ(つまりバックアップサイズ)を、バックアップ元サーバ1のバックアップ振分部11に通知する(S37)。これにより、前述したように、バックアップ振分部11によって、その書き込みサイズ(バックアップサイズ)が管理テーブル35に記入される。
以上の説明を概略的に纏めると、図14に示す通りである。すなわち、バックアップ受付部15は、何らかのリクエスト待ち状態にあるときに、バックアップ先サーバからバックアップ準備要求を受けたならば、S21〜S25を実行し、バックアップ要求を受けたならば、S31〜S34を実行し、バックアップ終了要求を受けたならば、S35〜S37を実行する。
図15は、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択されている場合のパリティデータ格納処理の流れを示す。以下、この図を参照して、バックアップ受付部15のうちのデータ取得要求受付機能57による動作流れと、「非同期」が選択されている場合の、パリティバックアップ受付部21の各機能とを説明する。
バックアップ元サーバ1から管理テーブル35が入力された後、パリティバックアップ受付部21は、図15に例示するように、管理テーブル35に記録されているバックアップ先個数分のポインタ(データ位置)を用意し、各ポインタに、管理テーブル35に記録されている各バックアップ先サーバ5A〜5Cの各データ格納先頭位置を設定する(S51)。
次に、パリティバックアップ受付部21は、データの取得サイズ(読出しサイズ)を所定サイズ、例えば、断片バックアップデータのデータサイズと同じサイズである1024バイトに設定する(S52)。
次に、パリティバックアップ受付部21は、自分に対してバックアップ準備要求を行う(S53)。具体的には、パリティバックアップ受付部21は、バックアップ先記憶装置7Aに書き込まれた断片バックアップデータの合計サイズを表す「書き込みサイズ」をゼロにセットする。そして、パリティバックアップ受付部21は、パリティ格納サーバ5Pとパリティ記憶装置7Pとを通信可能に接続し、その接続先のパリティ記憶装置7Pに対しデータ格納先の確保要求をし、それに応答して、そのパリティ記憶装置7Pから、初めのデータの格納位置を示すデータ格納先頭位置(以下、パリティ格納先頭位置)を取得する。
次に、パリティバックアップ受付部21は、管理テーブル35に記録されている各バックアップ先サーバ5A〜5Cに対し、データ取得要求を行う(S54)。具体的には、パリティバックアップ受付部21は、各バックアップ先サーバ5A〜5Cに対し、そのバックアップ先サーバに対して用意されたポインタ(つまり、データの読出し開始位置となるデータ格納先頭位置)と、S52で設定した取得サイズとを通知する。これにより、各バックアップ先サーバ5A〜5Cのバックアップ要求受付部15において、次の処理が行われる。
バックアップ先サーバ5A〜5Cのバックアップ要求受付部15は、パリティバックアップ受付部21からデータ格納先頭位置及びデータサイズの指定を受けると(S71)、バックアップ受付部15は、バックアップ先記憶装置7A〜7Cに接続する(S72)。
そして、バックアップ受付部15は、S71で指定されたデータ格納先頭位置から、S71で指定されたデータサイズ分のデータ(つまり断片バックアップデータ)を取得して、それをパリティ格納サーバ5Pに送信する(S73)。その後、バックアップ受付部15は、バックアップ先記憶装置7A〜7Cとの接続を切断する(S74)。
このS71〜S74を経て、パリティバックアップ受付部21は、各バックアップ先サーバ5A〜5Cについて取得したポインタ(データ格納先頭位置)から、S52で取得した取得サイズ分のデータ、すなわち断片バックアップデータを取得する。これにより、3つのバックアップ先サーバ5A〜5Cからそれぞれ3つの断片バックアップデータが取得される。パリティバックアップ受付部21は、取得された3つの断片バックアップデータを用いてパリティデータを計算する(S55)。
次に、パリティバックアップ受付部21は、自分に対してバックアップ要求を行なって(S56)、パリティ格納サーバ5Pとパリティ格納記憶装置7Pとを通信可能に接続する。そして、パリティバックアップ受付部21は、S55で計算されたパリティデータをパリティ格納記憶装置7Pに格納する(S57)。
その後、パリティバックアップ受付部21は、各バックアップ先サーバ5A〜5Cから取得した断片データが、取得対象データの最後尾のデータでなければ(S58でN)、各バックアップ先サーバ5A〜5Cに対する現在のポインタを、S52で設定した取得サイズ分インクリメントし(S59)、S54の処理に戻る。
一方、S58において、各バックアップ先サーバ5A〜5Cから取得した断片データが、取得対象データの最後尾のデータであれば(S58でY)、パリティバックアップ受付部21は、自分に対してバックアップ終了要求を行なって(S81)、パリティ格納サーバ5Pとパリティ記憶装置7Pとの接続を切断する(S82)。そして、パリティバックアップ受付部21は、その時点での書き込みサイズ、すなわち、パリティ記憶装置7Pに格納された断片バックアップデータのトータルデータサイズを取得する(S83)。その後、パリティバックアップ受付部21は、その取得したトータルデータサイズ(パリティサイズ)や、パリティデータの格納位置を管理テーブルに書き込むことによって管理テーブルを更新し、更新後の管理テーブルをバックアップ元サーバ1に送信する(S84)。
以上が、非同期におけるパリティデータの格納処理の流れである。
なお、上記流れにおいて、パリティバックアップ受付部21は、バックアップ先サーバ5A〜5Cからそれぞれ取得した断片データの総計と、管理テーブルに書かれているバックアップサイズとが一致したか否かを判別することにより、上記取得した断片データが最後尾であるか否かを判別することができる。或いは、パリティ格納サーバ5Pが、各バックアップ先サーバ5A〜5Cに、管理テーブル35に記録されているバックアップ先サーバ5A〜5Cでのバックアップサイズを通知し、各サーバ5A〜5Cが、指定サイズ分のデータをバックアップ先格納装置7A〜7Cから取得する都度に、取得した断片データの合計データサイズをカウントし、そのカウント値が上記通知されたバックアップサイズと同じ値になったときに、そのときに取得されたデータを最後尾のデータとして特定してパリティ格納サーバ5Pに通知することにより、パリティバックアップ受付部21が上記取得した断片データが最後尾である旨を判別しても良い。
また、パリティバックアップ受付部21の動作流れは、上記非同期のときの処理以外は、上述したバックアップ受付部21の動作流れと略同様である(相違点は、例えば、図12に示したバックアップ要求受付機能による動作において、書き込まれるデータが断片バックアップデータではなくパリティデータである点などの些細な点である)。
また、上述した動作流れでは、S52で設定された取得サイズ単位、すなわち、断片バックアップデータのデータサイズと同じデータサイズ単位でデータが取得されるが、各バックアップ先サーバ5A〜5Cに断片バックアップデータが格納されるときは、図10を参照して説明したように、ダミーデータが埋め込まれることによって、所定サイズ(例えば1024バイト)のデータとなってバックアップされるので、必ず、S52で設定した取得サイズ(例えば1024バイト)単位でデータを取得することが可能である。換言すれば、図16に示すように、各バックアップ先サーバ5A〜5Cの各バックアップ先記憶装置7A〜7Cには、同じデータサイズの断片バックアップデータが同じ数だけ格納されており、それ故、例えばサーバ5Aから取得された断片データが最後のデータとなれば、他のサーバ5B及び5Cから取得される断片データも最後のデータとなる。
以上、上述した実施形態によれば、アーカイブファイル29のデータサイズと、外部から入力されたアーカイブファイル規定値とが比較され、アーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値以上であれば、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択され、一方、アーカイブファイル29のデータサイズがアーカイブファイル規定値未満であれば、パリティ計算タイミングとして「同期」が選択される。これにより、バックアップ対象データのサイズのサイズに関わらず、バックアップ元サーバ1に負担をかけることなくパリティデータの計算及び格納を行うことができる。すなわち、効率的にパリティデータの計算及び格納を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、各サーバ1、5A〜5C及び5Pは、1台のマシンであっても良いし、複数台のマシンから成るシステムであっても良い。
また、例えば、パリティ格納サーバ5Pは複数台備えられて、複数のパリティデータはそれら複数台のパリティ格納サーバ5Pにそれぞれ分散されて格納されても良い。
また、例えば、パリティ格納サーバ5Pが備えられる代わりに、少なくとも1台のバックアップ先サーバが、自身に接続されているバックアップ先記憶装置にパリティデータを格納するようにしても良い。
また、例えば、パリティデータは、サーバ5A〜5C及び5Pの少なくとも2台以上が協同して求めたものでも良い。具体例としては、第1〜第3の断片データを用いてパリティデータを計算する場合、サーバ5Bが、サーバ5Aから第1の断片データを取得し、その第1の断片データと、バックアップ先記憶装置5Bに格納されている第2の断片データとを用いてサブパリティデータを計算し、サーバ5Cが、サーバ5Bからそのサブパリティデータを取得し、そのサブパリティデータと、バックアップ先記憶装置5Cに格納されている第3の断片データとを用いてパリティデータを計算しても良い。
また、上記実施例は、ブロック単位でデータが転送される例えばIPSANであるが、ファイル単位でデータが転送されるNAS(Network Attached Storage)にも適用し得る。
また、上記「非同期」でパリティデータが計算される場合、そのパリティデータの計算は、管理テーブル35がパリティ管理サーバに入力されたときに直ちに開始されても良いし、バックアップ元サーバ1がパリティ格納サーバ5Pにパリティデータ計算の開始時刻を命令しその時刻になったら自動的に開始されても良いし(この時刻はバックアップ元サーバ1によって管理テーブル35に記述されても良い)、管理テーブル35が入力された後のサーバ5P任意のタイミングで自動的に開始されても良い。
また、パリティ計算タイミングは、アーカイブファイルのサイズ以外の条件(以下、「選択条件」と言う)、例えば、バックアップ対象データの属性(例えばメタデータに書かれている情報)、バックアップ元サーバ1とパリティ格納サーバ5Pとの通信トラフィックの状態、及び、バックアップ元サーバ1におけるデータ処理状況(例えばCPUの使用率)のうちの少なくとも1つの条件に基づいて選択されても良い。具体例としては、バックアップ対象データの属性(例えばメタデータ)から、そのデータが重要であれば、「同期」が選択され、重要でなければ、「非同期」が選択されても良い。別の具体例としては、バックアップ元サーバ1とパリティ格納サーバ5Pとの間の通信トラフィックが、混雑していれば、「非同期」が選択され、混雑していなければ、「同期」が選択されても良い。また別の具体例としては、バックアップ元サーバ1におけるデータ処理状況において例えばCPUの使用率が高ければ、「非同期」が選択され、そうでなければ、「同期」が選択されても良い。
なお、更に、このパリティ計算タイミングは、2つ以上の選択条件の各々に優先順位を設定しておき(この優先順位は固定であっても良いしオペレータが自由に変更できても良い)、その優先順位に基づいて選択されても良い。例えば、バックアップ対象データが重要であるため「同期」が選択され得る場合、選択条件として、バックアップ対象データの属性よりもデータサイズの方が優先順位が高いときには、そのデータのデータサイズが膨大であれば、パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択される。
本発明の一実施例に係るバックアップシステムの全体構成を示すブロック図。 本実施例に係るバックアップシステムを構成する各サーバの機能を示すブロック図。 バックアップ元サーバ1に備えられるバックアップ振分部11の機能を示すブロック図。 バックアップ先リスト33を示す図。 バックアップ管理テーブル35を示す図。 バックアップ先サーバ5Aに備えられるバックアップ受付部15の機能を示すブロック図。 パリティ格納サーバ15Pに備えられるパリティバックアップ受付部21の機能を示すブロック図。 バックアップ元サーバ1に備えられるバックアップ振分部11の動作流れを示す。 バックアップ元サーバ1に備えられるバックアップ振分部11の動作流れを示す。 EOF情報検出時の読出しカウンタ41の値と、断片データ格納領域36上の第1〜第3領域36A〜36Cのデータ格納状況との関係を示す。 バックアップ受付部15のうちのバックアップ準備要求受付機能51による動作流れを示す。 バックアップ受付部15のうちのバックアップ要求受付機能53による動作流れを示す。 バックアップ終了要求受付機能55による動作流れを示す。 バックアップ元サーバ1とバックアップ先サーバ5A〜5Cとの間の通信の概要を示す。 パリティ計算タイミングとして「非同期」が選択されている場合のパリティデータ格納処理の流れを示す。 各バックアップ先サーバ5A〜5Cの各バックアップ先記憶装置7A〜7Cからデータを取得してパリティデータが計算されるときの処理内容を示す。
符号の説明
1・・・バックアップ元サーバ、5A〜5C・・・バックアップ先サーバ、5P・・・パリティ格納サーバ、11・・・バックアップ振分部、15・・・バックアップ受付部、21・・・パリティバックアップ受付部

Claims (6)

  1. バックアップの対象となるバックアップ対象データを記憶しているバックアップ元記憶装置内の前記バックアップ対象データを送信するバックアップ元装置と、
    前記バックアップ元装置から前記バックアップ対象データを受けてバックアップ先記憶装置に格納するバックアップ先装置と、
    前記バックアップ対象データを論理演算することで作成されたパリティデータを記憶するパリティデータ記憶装置
    を備え、
    前記バックアップ元記憶装置が、
    所定の条件に基づいて、前記バックアップ対象データが送信されるときに前記パリティデータの作成を行う同期タイミングと、前記バックアップ対象データが前記バックアップ先記憶装置に格納された後に前記パリティデータの作成を行う非同期タイミングとのいずれか一方のタイミングを前記パリティデータの作成タイミングとして選択し、
    前記同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ対象データを送信するときに、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティデータ記憶装置に格納し、
    前記非同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ対象データの格納先を表すバックアップ先場所情報を、前記バックアップ元装置とは別の装置に送信し、
    前記別の装置が、前記非同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ先場所情報を前記バックアップ元装置から受信し、そのバックアップ先場所情報から特定される場所から前記バックアップ対象データを取得し、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティ記憶装置に格納する、
    バックアップシステム。
  2. 前記バックアップ元装置は、前記バックアップ対象データのデータサイズ、前記バックアップ元装置と前記パリティ作成装置との間の通信トラフィック状態、前記バックアップ対象データの属性、及び、前記バックアップ元装置内のデータ処理状況のうちの少なくとも1つに基づいて、前記同期タイミングか前記非同期タイミングかを選択する、
    請求項記載のバックアップシステム。
  3. 前記バックアップ先装置及びバックアップ先記憶装置は複数存在し、
    前記バックアップ元装置は、前記バックアップ対象データを、複数の断片データを含んだ1以上の断片データグループに分割し、分割された前記断片データグループに含まれる複数の断片データをそれぞれ前記複数のバックアップ先装置に分散して送信し、
    前記複数のバックアップ先装置は、それぞれ受信した複数の断片データをそれぞれ複数のバックアップ先記憶装置に格納し、
    断片データグループ毎に、その断片データグループに含まれる複数の断片データを用いた論理演算が行われることで前記パリティデータが作成される、
    請求項1又は2記載のバックアップシステム。
  4. 前記バックアップ先場所情報は、各断片データの格納先を表し、
    前記パリティ作成装置が、前記バックアップ先場所情報を受信し、そのバックアップ先場所情報から特定される場所からそれぞれ断片データグループを取得し、その断片データグループに含まれる複数の断片データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティデータ記憶装置に格納する、
    請求項3記載のバックアップシステム。
  5. バックアップの対象となるバックアップ対象データを受信してバックアップ先記憶装置に格納するバックアップ先装置と、前記バックアップ対象データを論理演算することで作成されたパリティデータを記憶するパリティデータ記憶装置とに接続されており、前記バックアップ対象データをバックアップ先装置に送信するバックアップ元装置であって、
    所定の条件に基づいて、前記バックアップ対象データが送信されるときに前記パリティデータの作成を行う同期タイミングと、前記バックアップ対象データが前記バックアップ先記憶装置に格納された後に前記パリティデータの作成を行う非同期タイミングとのいずれか一方のタイミングを前記パリティデータの作成タイミングとして選択する手段と、
    前記バックアップ対象データを前記バックアップ先装置に送信する手段と、
    前記同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ対象データを送信するときに、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティデータ記憶装置に格納する手段と、
    前記非同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ対象データの格納先を表すバックアップ先場所情報を、前記バックアップ元装置とは別の装置に送信する手段と
    を備え、
    前記非同期タイミングが選択された場合、前記別の装置が、前記バックアップ先場所情報を前記バックアップ元装置から受信し、そのバックアップ先場所情報から特定される場所から前記バックアップ対象データを取得し、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティ記憶装置に格納する、
    バックアップ元装置。
  6. バックアップの対象となるバックアップ対象データを受信してバックアップ先記憶装置に格納するバックアップ先装置と、前記バックアップ対象データを論理演算することで作成されたパリティデータを記憶するパリティデータ記憶装置とに接続されているバックアップ元装置が、所定の条件に基づいて、前記バックアップ対象データが送信されるときに前記パリティデータの作成を行う同期タイミングと、前記バックアップ対象データが前記バックアップ先記憶装置に格納された後に前記パリティデータの作成を行う非同期タイミングとのいずれか一方のタイミングを前記パリティデータの作成タイミングとして選択し、
    同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ元装置が、前記バックアップ対象データを前記バックアップ先装置に送信し、前記バックアップ対象データを送信するときに、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティデータ記憶装置に格納し、
    前記非同期タイミングが選択された場合、前記バックアップ元装置が、前記バックアップ対象データの格納先を表すバックアップ先場所情報を、前記バックアップ元装置とは別の装置に送信し、前記別の装置が、前記バックアップ先場所情報を前記バックアップ元装置から受信し、そのバックアップ先場所情報から特定される場所から前記バックアップ対象データを取得し、そのバックアップ対象データを論理演算することでパリティデータを作成し、そのパリティデータを前記パリティ記憶装置に格納する、
    バックアップ方法。
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