JP3821056B2 - 設備機器管理装置、空気調和機の制御方法および設備機器管理システム - Google Patents

設備機器管理装置、空気調和機の制御方法および設備機器管理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に対して行われる省エネルギ制御のスケジュールを作成する設備機器管理装置、空気調和機の制御方法および設備機器管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機等の設備機器の制御を管理する設備機器管理装置が近年よく利用されるようになっている。この設備機器管理装置は、設備機器の制御を行う制御装置から設備機器に関する情報を受けたり、制御装置に対して設備機器の制御内容を指示したりすることにより設備機器の管理を行うことができる。ここで、設備機器管理装置が管理する設備機器の制御の1つとして、省エネルギ制御がある。この省エネルギ制御は、設備機器の消費エネルギを低減するように設備機器を制御するものである。しかし、省エネルギ制御を行うとしても、ただ設備機器の消費エネルギを低減させるだけでは、設備機器の機能が十分に発揮されなくなる恐れがある。従って、省エネルギ制御では、設備機器の機能をできるだけ発揮させながら消費エネルギを低減させることが望ましい。
【0003】
そこで、従来、このような最適な省エネルギ制御を実現するための省エネ制御スケジュールを作成する設備機器管理装置が利用されている。例えば、空気調和機を管理する設備機器管理装置は、空気調和機の消費電力の時系列データや気象情報などに基づいて、空気調和機が行われる室内の快適性をできるだけ維持しながら空気調和の消費電力を低減させるような制御方法を選択し、省エネ制御スケジュールを自動的に作成する。そして、設備機器管理装置は、空気調和機の制御装置へとこの省エネ制御スケジュールを送る。空気調和機の制御装置は、この省エネ制御スケジュールに従って空気調和機の制御を行う。これにより、上述したような最適な省エネルギ制御を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような省エネ制御スケジュールに従って自動的に省エネルギ制御が行われる場合でも、諸事情により省エネルギ制御を制限することが望ましい場合がある。上記の空気調和機の例で言えば、工場やオフィスなどでは、休暇中に空気調和機が停止され、休暇明けの室内は高温となっていることがある。この場合、室内を快適な環境にするためには空気調和機を十分に稼動させる必要があるが、省エネルギ制御が行われていると空気調和機が十分に稼動しないことがある。これでは、室内を快適な環境にすることは困難である。このように、従来の設備機器管理装置では、省エネルギ制御のために快適性が損なわれる恐れがある。
【0005】
本発明の課題は、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる機器管理装置、空気調和機の制御方法および設備機器管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の設備機器管理装置は、空気調和機に対して行われる省エネルギ制御のスケジュールを作成する設備機器管理装置であって、記憶部と、要求制御率生成部と、実施可能制御リスト生成部と、実施制御確定部と、制限期間設定手段と、スケジュール作成手段とを備える。記憶部は、1日毎に1日あたりの目標電力量を積算した値を毎日の目標電力量として1年分記憶する。この1日あたりの目標電力量は次のようにして算出される。まず、基準年の各月の空気調和機の消費電力量と目標電力削減率とから各月の目標削減電力量が求められ、各月の目標削減電力量と基準年の当該月の空気調和機の消費電力量とから各月の目標電力量が求められ、各月の目標電力量を各月の日数で除することにより1日あたりの目標電力量が求められる。要求制御率生成部は、省エネルギ制御が行われる当日までの積算電力量と省エネルギ制御が行われる当日までの目標電力量との大小比較により、前記目標電力量を達成するために要求される要求制御率を求める。実施可能制御リスト生成部は、外気温度と外気湿度とに基づいて算出された不快指数が、種々の制御方法の切替条件ごとに設定された室内環境の不快指数の上限値以下であり且つ下限値以上となる制御方法を実施可能制御リストに入れる。実施制御確定部は、実施可能制御リストの制御方法の中から要求制御率を満たす制御方法を実施する制御方法として確定する。制限期間設定手段は、省エネルギ制御を制限する制限期間の入力を受け付ける。スケジュール作成手段は、1年を通して目標とする空気調和機の目標電力削減率を達成するように、実施制御確定部で確定された制御方法を用いて、制限期間を除いてスケジュールを作成し、且つスケジュールを定期的に作成する。
【0007】
この設備機器管理装置では、制限期間設定手段が制限期間の入力を受け付け、スケジュール作成手段が制限期間を除いてスケジュールを作成する。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として制限期間設定手段に入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この設備機器管理装置によれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【0008】
請求項2に記載の設備機器管理装置は、請求項1に記載の設備機器管理装置であって、制限期間設定手段は、制限期間を追加または削除する入力を更に受け付ける。
この設備機器管理装置では、制限期間設定手段が、制限期間を追加または削除する入力を更に受け付ける。このため、制限期間を入力した後に省エネルギ制御を制限したい期間がさらに生じた場合には、制限期間を追加する入力をすることにより、省エネルギ制御を制限する期間をスケジュールに追加することができる。また、制限期間が入力された後にその期間に省エネルギ制御を制限する必要がなくなった場合には、制限期間を削除することにより省エネルギ制御の制限を解除することができる。これにより、この設備機器管理装置は、入力後の変更にも柔軟に対応することができる。
【0009】
請求項3に記載の空気調和機の制御方法は、空気調和機に対して省エネルギ制御を行うための空気調和機の制御方法であって、第1ステップと第2ステップと第3ステップと第4ステップと第5ステップと第6ステップと第7ステップとを備える。第1ステップでは、省エネルギ制御が行われる当日までの積算電力量が算出される。第2ステップでは、基準年の各月の空気調和機の消費電力量と目標電力削減率とから各月の目標削減電力量が求められ、各月の目標削減電力量と基準年の当該月の空気調和機の消費電力量とから各月の目標電力量が求められ、各月の目標電力量を各月の日数で除することにより1日あたりの目標電力量が求められ、1日毎に1日あたりの目標電力量を積算した値が、毎日の目標電力量として記憶部に1年分記憶されており、省エネルギ制御が行われる当日までの積算電力量と省エネルギ制御が行われる当日までの目標電力量との大小比較により、目標電力量を達成するために要求される要求制御率が求められる。第3ステップでは、外気温度と外気湿度とに基づいて算出された不快指数が、種々の制御方法の切替条件ごとに設定された室内環境の不快指数の上限値以下であり且つ下限値以上となる制御方法が、実施可能制御リストに入れられる。第4ステップでは、実施可能制御リストの制御方法の中から要求制御率を満たす制御方法が実施する制御方法として確定される。第5ステップでは、省エネルギ制御を制限する制限期間を入力させる。第6ステップでは、1年を通して目標とする空気調和機の目標電力削減率を達成するように、実施制御確定部で確定された制御方法を用いて、制限期間を除いて省エネルギ制御のスケジュールを作成し、且つスケジュールを定期的に作成する。第7ステップでは、スケジュールに従って空気調和機の省エネルギ制御を行う。
【0010】
この空気調和機の制御方法では、第5ステップで入力された制限期間中は空気調和機の省エネルギ制御が制限され、制限期間中以外の期間は省エネルギ制御スケジュールに従って制御される。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この空気調和機の制御方法によれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【0011】
請求項4に記載の空気調和機の設備機器管理システムは、空気調和機と、空気調和機を制御する制御装置と、設備機器管理装置とを備える。設備機器管理装置は、制御装置と接続され空気調和機を管理する請求項1または2に記載の設備機器管理装置である。
この設備機器管理システムでは、空気調和機を管理する設備機器管理装置が、制限期間を受け付けて制限期間を除いて省エネルギ制御のスケジュールを作成する。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この設備機器管理システムによれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
<構成>
〔システム全体の構成〕
本発明の一実施形態が採用された設備機器管理システム1の構成を示すブロック図を図1に示す。
【0013】
この設備機器管理システム1は、物件2内の空調を行う空気調和機3を制御装置4で制御すると共に、空気調和機3を遠隔監視センタ5内の管理装置6で遠隔から管理するシステムである。
設備機器管理システム1は、主として、空気調和機3、制御装置4および管理装置6により構成される。
【0014】
空気調和機3は、ビルや工場等の物件2内に配置され室内の空気調和を行う。なお、設備機器管理システム1による管理の対象は、空気調和機3に限らず給湯装置や照明などの他の設備機器であってもよい。
制御装置4は、空気調和機3と通信線により接続され、空気調和機3の集中制御を行う。制御装置4は、空気調和機3が配置される物件2内の管理室等に配置される。また、制御装置4は、管理装置6とインターネット7を介して接続されており、空気調和機3の運転データを管理装置6へと送る。この運転データは、室内温度、空気調和機3で実行された制御内容、空気調和機3の消費電力などである。これらの運転データは、一定時間毎、例えば1分毎に検出され、制御装置4に蓄積される。そして、制御装置4は、蓄積された運転データを例えば1時間毎にまとめて管理装置6へと送信する。
【0015】
管理装置6は、制御装置4に接続された空気調和機3の管理を行う装置であり、空気調和機3が配置された物件2から離れた遠隔監視センタ5内に配置される。管理装置6が行う管理の内容としては、異常監視、省エネ自動制御、報告書自動作成等がある。異常監視は、制御装置4から送られる空気調和機3の運転データから空気調和機3に異常が発生しているか否かを判断し、異常が発生している場合には物件2の管理者等に通知するという管理内容である。省エネ自動制御は、所定期間で一定量の消費電力が削減されるように所定期間に省エネルギ制御を自動的に行うという管理内容である。報告書自動作成とは省エネルギ制御の運用効果などをまとめた報告書を自動的に作成し定期的に物件2の所有者や管理者等に送るという管理内容である。
【0016】
以下、管理装置6について、特に、本発明において特徴的な省エネ自動制御について説明する。
〔管理装置の構成〕
管理装置6は、制御装置4から送られる運転データと気象会社8から送られる気象情報80とに基づいて、空気調和機3の省エネルギ制御のスケジュールを自動的に作成し、制御装置4へと送信する。この省エネルギ制御のスケジュールは、空気調和される室内環境の快適性をできるだけ損なわずに空気調和機3の消費電力を低減させることを目的としており、複数の制御方法を組合せたものである。この管理装置6は、毎日、最新の気象情報80と前日の運転データとから当日の省エネ制御スケジュールを作成して制御装置4へと送信する。この省エネルギ制御のスケジュールは、1年を通して目標とする電力量を達成するように作成される。すなわち、管理装置6は、気象情報80等からその日の天候にあった複数の制御方法を選定し、それらの中から消費電力をより低減することができる制御方法を選定して組合わせたスケジュールを作成することにより、快適性を維持しながらできるだけ消費電力を低減させる省エネ自動制御を行う。
図2に管理装置6の構成を表すブロック図を示す。
管理装置6は、積算電力量算出部60、要求制御率生成部61、不快指数算出部62、実施可能制御リスト生成部63、実施制御確定部64、省エネ制御スケジュール作成部65、制限期間設定部66および図示しない記憶部とを備える。
【0017】
〈積算電力量算出部〉
積算電力量算出部60は、制御装置4から送られる運転データ40に基づいて空気調和機3で消費された電力の起算日からの積算電力量を算出する。積算電力量算出部60は、算出した積算電力量を要求制御率生成部61へと送る。
【0018】
〈要求制御率生成部〉
要求制御率生成部61は、積算電力量と記憶部に記憶されている目標電力量M1との大小比較により要求制御率を求める。ここで、目標電力量M1とは、省エネルギ制御において目標とされる空気調和機3の消費電力量であり、基準日からの積算値である。要求制御率とは、目標電力量を達成するために要求される制御率であり、制御率とは空気調和機3の運転時間から実際の稼働時間を差し引いた値を運転時間で除した値を百分率で表したものである。従って、制御率が高くなるほど、実際の稼働時間は短くなる。例えば、ある日までの積算電力量が目標電力量を超えている場合は、その後の省エネルギ制御では高い制御率が要求され空気調和機3の稼働時間が制限される。なお、要求制御率は、高制御率、中制御率、低制御率の3段階に区分されており、高制御率では40%、中制御率では20%、低制御率では10%が要求制御率の設定値M2として記憶部に記憶されている。
【0019】
また、目標電力量M1は、次のようにして求められる。まず、基準年の各月の空気調和機3の消費電力量と目標削減率とから各月の目標削減電力量が求められる。目標削減率とは、基準年の消費電力量に対して目標とする消費電力量の削減率であり、物件の所有者等に対して遠隔監視センタ5が保証する消費電力量の削減率に所定のマージンを加えた値である。次に、各月の目標削減電力量と基準年の当該月の空気調和機3の消費電力量とから、各月の目標電力量が求められる。この各月の目標電力量を各月の日数で除することにより、1日あたりの目標電力量M1が求められる。そして、記憶部には、1日毎に1日あたりの目標電力量M1を積算した値が毎日の目標電力量M1として1年分記憶される。
【0020】
なお、要求制御率は、具体的には以下の判定条件式(1)及び(2)により求められる。
Fm(N−2)≧ Ft(N−2) (1)
Ft(N−2)> Fm(N−2)−50kWh (2)
Nは運用開始からの積算日数であり、省エネルギ制御が行われる当日を示す。また、Fm(N)はN日目までの積算電力量、Ft(N)はN日目までの目標電力量M1である。従って、Fm(N−2)は制御当日の2日前の積算電力量であり、Fm(N−2)は制御当日の2日前の目標電力量M1である。
【0021】
要求制御率は、図3に示すように、(1)式が満たされる場合は高制御率、(2)式が満たされる場合は中制御率、その他は低制御率とされる。要求制御率生成部61は、生成した要求制御率を実施制御確定部64へと送る。
〈不快指数算出部〉
不快指数算出部62は、気象情報80に基づき不快指数を算出し、実施可能制御リスト生成部63へと送る。この気象情報80は、外気温度と外気湿度とにより構成されている。不快指数は、次式(3)により求められる。
【0022】
D=0.81×T+0.01×H×(0.99×T−14.3)
+46.3 (3)
Dは不快指数、Tは外気温度、Hは外気湿度を表す。
不快指数が70であれば一部の人が不快であり、75であれば半数の人が不快であり、80であれば全員が不快であるとされている。
【0023】
〈実施可能制御リスト生成部〉
実施可能制御リスト生成部63は、記憶部に記憶される制御方法切換条件M3と不快指数とに基づいて、種々の制御方法のうち実施可能な制御方法を列挙する実施可能制御リストを生成する。ここで、制御方法切換条件M3は、図4に示すように、種々の制御方法と、各制御方法における制御率と、各制御方法と制御率とを選択可能な不快指数の上限および下限との関係を示したものである。制御方法には能力制御と間欠制御とがある。能力制御とは能力を制限して運転を行う制御方法であり、例えば、能力制御上限40%の制御方法とは、定格能力の40%を上限として運転を行う制御方法である。能力制御も間欠運転もそれぞれ能力の上限や制御率によって、選択可能な不快指数の上限および下限が異なる。また、選択可能か否かは、室内環境が悪化するか、または、所定の電力削減効果が期待できないかによって定められ、開発者が予め設定する。
【0024】
実施可能制御リスト生成部63は、ある制御方法を実施して所定の室内環境を設定できる場合にのみその制御方法を実施可能制御リストに入れる。具体的には、制御方法の切換条件ごとに設定された不快指数の上限及び下限と不快指数算出部62で算出された不快指数に基づいて以下の判定条件式(4)を満たす制御方法を実施可能制御リストに入れる。
【0025】
A1≦D≦A2 (4)
A1は選択可能な不快指数の下限、Dは不快指数算出部62で算出された不快指数、A2は選択可能な不快指数の上限である。
この判定はすべての制御方法について行われ、図5に示すような実施可能制御リストが生成される。この実施可能制御リストでは、個々の制御方法に対して実施可能であれば○が、実施不可能であれば×が付されている。実施可能制御リストは、実施制御確定部64へと送られる。なお、実施可能制御リスト生成部63は、不快指数以外の外気の状況を示す指標に基づいて実施可能制御リストを生成してもよい。
【0026】
〈実施制御確定部〉
実施制御確定部64は、要求制御率と実施可能なすべての制御方法のリストから以下に示す優先順位に従って制御方法を確定する。
(I)、実施可能な制御方法から要求制御率に等しい制御方法を選ぶ。
(II)、要求制御率と等しい制御率の制御方法がない場合は、実施可能な制御方法の中で最も制御率の近い制御方法を選ぶ。
【0027】
(III)、(II)までで複数の制御方法が選ばれた場合は、能力制御を優先する。
(IV)、(III)までで複数の能力制御が選ばれた場合は、抑制効果の強い能力制御を選ぶ。
(V)実施可能制御リストに実施可能な制御方法がない場合は、非制御とする、すなわち省エネルギ制御を行わない。
【0028】
〈制限期間設定部〉
制限期間設定部66は、非制御すなわち省エネルギ制御を行わない制限期間の入力を受け付ける。制限期間設定部66は、図6に示すような制限期間入力画面660により制限期間の入力を受け付ける。この制限期間入力画面660は、制限期間表示欄661、制限期間の入力欄662、追加ボタン663、削除ボタン664などにより構成されている。制限期間表示欄661には、既に入力された制限期間が表示される。制限期間は年月日時間帯まで入力することができる。制限期間の入力欄662には、制限期間の年月日および時間帯が入力される。また、追加ボタン663を押すことにより、制限期間を入力した後にさらに別の制限期間を追加することもできる。さらに、既に入力されている制限期間を選択して削除ボタン664を押すことにより、既に入力されている制限期間を削除して一度設定された制限期間を解除することができる。なお、制限期間は、省エネルギ制御を全く行わない場合だけではなく、省エネ制御をゆるやかにする期間としてもよい。
【0029】
〈省エネ制御スケジュール作成部〉
省エネ制御スケジュール作成部65は、実施制御確定部64で確定された制御方法を用いてスケジュールを作成し、空気調和機3の制御装置4へとスケジュールを送る。ここで、制限期間設定部66が受け付けた年月日時間帯はスケジュールから削除される、すなわち、スケジュールからは制限期間が除かれている。
【0030】
省エネ制御スケジュール作成部65が作成したスケジュールの例を図7に示す。このスケジュールは、5月30日の8時から翌日5月31日の8時までのスケジュールである。このスケジュールでは、まず5月30日8時から同日18時までの日中は能力制限上限40%の制御方法が制御率10%で行われる。そして、5月30日18時から翌朝の31日8時までの夜間は制御率10%の間欠運転が行われる。
【0031】
<省エネルギ制御が行われるまでの手順>
管理装置6がスケジュールを作成し、空気調和機3で省エネルギ制御が行われる際の手順を示すフローを図8に示す。
まず、ステップS1において、積算電力量が運転データ40に基づいて算出される。算出された積算電力量は要求制御率生成部61へと送られ、ステップS2へと進む。
【0032】
ステップS2では、要求制御率が、積算電力量と目標電力量M1により生成される。生成された要求制御率は、実施制御確定部64へと送られる。
一方、ステップS3では、不快指数が気象情報80に基づいて算出される。算出された不快指数は、実施可能制御リスト生成部63へと送られ、ステップS4へと進む。
【0033】
ステップS4では、実施可能制御リストが不快指数と制御方法切換条件M3とに基づいて生成され、実施制御確定部64へと送られる。
ステップS5においては、ステップ2で生成された要求制御率とステップS4で生成された実施可能制御リストとから実施される制御方法が確定される。確定された制御方法は、省エネ制御スケジュール作成部65へと送られ、ステップS7へと進む。
【0034】
一方、ステップS6において、制限期間が入力されて受け付けられる。入力された制限期間は、省エネ制御スケジュール作成部65へと送られる。
ステップS7においては、ステップS5で確定された制御方法から省エネルギ制御のスケジュールが作成される。そして、作成されたスケジュールからは、ステップS6で入力された制限期間が削除される。作成されたスケジュールは、インターネット7を介して、制御装置4へと送られる(図1参照)。
【0035】
ステップS8では、スケジュールを受取った制御装置4がスケジュールの制御方法に従って空気調和機3を制御し、省エネルギ制御が実施される。
以上のような手順が、1年を通して毎日行われる。なお、この管理装置6では、1年間で目標削減率を達成するように1年を通して毎日スケジュールが作成されるが、スケジュールを作成する間隔や目標削減率を達成するための期間はこれらに限られるものではない。例えば、昼と夜のように1日よりも短い間隔や数日に1回のように1日よりも長い間隔でスケジュールが作成されてもよい。また、半年間のように1年よりも短い期間や数年のように1年よりも長い期間で目標削減率を達成するようにスケジュールを作成してもよい。
【0036】
<特徴>
(A)この設備機器管理システム1では、管理装置6が、気象情報80や運転データ40に基づいて自動的に省エネルギ制御のスケジュールを作成するため、環境を悪化させることを抑えながら最適な省エネルギ制御を行うことができる。そして、管理装置6では、制限期間設定部66が制限期間の入力を受け付け、省エネ制御スケジュール作成部65が制限期間を除いてスケジュールを作成する。このため、スケジュールに従って制御される空気調和機3では、制限期間中は省エネルギ制御が行われず、空気調和機3の能力を完全に発揮することができる。そして、制限期間中以外の期間は、空気調和機3は、省エネルギ制御のスケジュールに従って制御される。従って、物件2の使用者等は、省エネルギ制御を解除したい日時を管理装置6へ入力しておけば、その入力された日においては空気調和機3を完全に機能させることができる。例えば、夏期休暇明けの日は、休暇中に空気調和機3が停止していたために高温となっていることがある。この場合に省エネルギ制御が行われていると、空気調和機3の能力が抑えられて快適な環境を実現することが困難である。このような場合は、管理装置6に夏期休暇明けの日の午前中の時間帯を制限期間として入力しておけばよい。これにより、夏期休暇中に物件2内の温度が高温になっていても、夏期休暇明けの日の午前中に空気調和機3で強い冷房を行うことができ、快適な環境に短時間で戻すことができる。このように設備機器管理システム1によれば、省エネルギ制御を実施すると快適性が維持できない日をスケジュールから除き、省エネルギ制御が自動的に行われるために快適性が損なわれることを防止することができる。
【0037】
また、この設備機器管理システム1では、具体的に制限期間を入力することができるため、カレンダーを管理装置6に記憶させて空気調和機3のスケジュールを調整する場合と異なり、物件2に特有の休日にも対応することができる。
なお、設備機器管理システム1では、目標削減率としては、遠隔監視センタ5が保証する保証削減率に所定のマージンが加えられた値が用いられている。このため、制限期間に消費電力量が削減されなくても年間の削減率は保証削減率を達成することができる。従って、制限期間の存在によって保証削減率が達成できなくなる恐れは少ない。
【0038】
(B)省エネルギ制御を行わない非制御設定を手動で行う場合は、手間が増えて煩雑であるが、この設備機器管理システム1では、予め制限期間を入力しておけば制限期間には自動的に非制御とされるため手続きが簡単である。さらに、手動で非制御設定を行うと非制御設定から元に戻し忘れる恐れがあるが、この設備機器管理システム1では、制限期間が経過した後は、スケジュールに従って、再び省エネルギ制御が実施されるため、このような戻し忘れを防止することができる。
【0039】
(C)この設備機器管理システム1では、制限期間を追加または削除することができる。このため、制限期間を入力した後に省エネルギ制御を制限したい期間がさらに生じた場合には、制限期間を追加する入力をすることにより、省エネルギ制御を制限する期間をスケジュールに追加することができる。また、制限期間が入力された後にその期間に省エネルギ制御を制限する必要がなくなった場合には、制限期間を削除することにより、省エネルギ制御を制限する必要がなくなった期間には、省エネルギ制御が制限されないようにすることができる。これにより、この省エネ制御スケジュール作成装置は、スケジュールが作成された後の変更にも柔軟に対応することができる。
【0040】
<他の実施形態>
上記の実施形態では、スケジュールから制限期間の省エネルギ制御が削除されることにより、制限期間が除かれたスケジュールが作成されているが、スケジュールは一様に作成されるが制限期間はスケジュール中の省エネルギ制御が制限されるようにしてもよい。図9にこの場合の管理装置9の構成を示す。ここでは、省エネ制御制限部67が、制限期間設定部が受け付けた制限期間を基に、制限期間はスケジュール中の省エネルギ制御を行わないことを内容とする制御データを作成し、制御装置4へと送る。他の構成については管理装置6と同様である。制御装置4は、管理装置9から送られたスケジュールに従って空気調和機3の省エネルギ制御を行うが、制限期間中はスケジュール上の省エネルギ制御を行わない。
【0041】
このような管理装置9によっても上記の管理装置6の場合と同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に記載の設備機器管理装置では、制限期間設定手段が制限期間の入力を受け付け、スケジュール作成手段が1年を通して目標とする空気調和機の目標電力削減率を達成するように省エネルギ制御のスケジュールを定期的に作成する。制限期間を除いてスケジュールを作成する。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として制限期間設定手段に入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この設備機器管理装置によれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【0043】
請求項2に記載の設備機器管理装置では、制限期間設定手段が、制限期間を追加または削除する入力を更に受け付ける。このため、制限期間を入力した後に省エネルギ制御を制限したい期間がさらに生じた場合には、制限期間を追加する入力をすることにより、省エネルギ制御を制限する期間をスケジュールに追加することができる。また、制限期間が入力された後にその期間に省エネルギ制御を制限する必要がなくなった場合には、制限期間を削除することにより省エネルギ制御の制限を解除することができる。これにより、この設備機器管理装置は、入力後の変更にも柔軟に対応することができる。
【0044】
請求項3に記載の空気調和機の制御方法では、第5ステップで入力させた制限期間中は空気調和機の省エネルギ制御が制限され、制限期間中以外の期間は省エネルギ制御スケジュールに従って制御される。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この空気調和機の制御方法によれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【0045】
請求項4に記載の空気調和機の設備機器管理システムでは、空気調和機を管理する設備機器管理装置が、制限期間を受け付けて1年を通して目標とする空気調和機の目標電力削減率を達成するように制限期間を除いて省エネルギ制御のスケジュールを作成する。このため、省エネルギ制御が行われると快適性が損なわれる恐れのある期間を制限期間として入力することにより、制限期間の省エネルギ制御を制限することができる。これにより、この設備機器管理システムによれば、省エネルギ制御のために快適性が損なわれることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 設備機器管理システムの構成を示すブロック図。
【図2】 管理装置の構成を示すブロック図。
【図3】 要求制御率の生成の判断を示すグラフ。
【図4】 制御方法切換条件M3を示す表。
【図5】 実施可能制御リストを示す表。
【図6】 制限期間入力画面を示す図。
【図7】 管理装置が作成したスケジュールの例を示す図。
【図8】 省エネルギ制御が行われるまでの手続きフロー。
【図9】 他の実施形態にかかる管理装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 設備機器管理システム
3 空気調和機
4 制御装置
6 管理装置(設備機器管理装置)
9 他の実施形態にかかる管理装置(設備機器管理装置)
65 省エネ制御スケジュール作成部(スケジュール作成手段)
66 制限期間設定部(制限期間設定手段)
67 省エネ制御制限部(制限手段)
S1 第1ステップ
S2 第2ステップ
S4 第3ステップ
S5 第4ステップ
S6 第5ステップ
S7 第6ステップ
S8 第7ステップ

Claims (4)

  1. 空気調和機(3)に対して行われる省エネルギ制御のスケジュールを作成する設備機器管理装置であって、
    基準年の各月の前記空気調和機(3)の消費電力量と目標電力削減率とから各月の目標削減電力量が求められ、前記各月の目標削減電力量と基準年の当該月の空気調和機(3)の消費電力量とから各月の目標電力量が求められ、前記各月の目標電力量を各月の日数で除することにより1日あたりの目標電力量が求められ、1日毎に前記1日あたりの目標電力量を積算した値を毎日の目標電力量として1年分記憶する記憶部と、
    前記省エネルギ制御が行われる当日までの積算電力量と省エネルギ制御が行われる当日までの前記目標電力量との大小比較により、前記目標電力量を達成するために要求される要求制御率を求める要求制御率生成部(61)と、
    外気温度と外気湿度とに基づいて算出された不快指数が、種々の制御方法の切替条件ごとに設定された室内環境の不快指数の上限値以下であり且つ下限値以上となる制御方法を実施可能制御リストに入れる実施可能制御リスト生成部(63)と、
    前記実施可能制御リストの制御方法の中から前記要求制御率を満たす制御方法を、実施する制御方法として確定する実施制御確定部(64)と、
    前記省エネルギ制御を制限する制限期間の入力を受け付ける制限期間設定手段(66)と、
    1年を通して目標とする前記空気調和機の前記目標電力削減率を達成するように、前記実施制御確定部(64)で確定された前記制御方法を用いて前記制限期間を除いて前記スケジュールを作成し、且つ前記スケジュールを定期的に作成するスケジュール作成手段(65)と、
    を備える設備機器管理装置(6)。
  2. 前記制限期間設定手段(66)は、前記制限期間を追加または削除する入力を更に受け付ける、
    請求項1に記載の設備機器管理装置(6)。
  3. 空気調和機(3)に対して省エネルギ制御を行うための空気調和機(3)の制御方法であって、
    前記省エネルギ制御が行われる当日までの積算電力量が算出される第1ステップ(S1)と、
    基準年の各月の前記空気調和機(3)の消費電力量と目標電力削減率とから各月の目標削減電力量が求められ、前記各月の目標削減電力量と基準年の当該月の空気調和機(3)の消費電力量とから各月の目標電力量が求められ、前記各月の目標電力量を各月の日数で除することにより1日あたりの目標電力量が求められ、1日毎に前記1日あたりの目標電力量を積算した値が、毎日の目標電力量として記憶部に1年分記憶されており、前記省エネルギ制御が行われる当日までの前記積算電力量と省エネルギ制御が行われる当日までの前記目標電力量との大小比較により、前記目標電力量を達成するために要求される要求制御率が求められる第2ステップ(S2)と、
    外気温度と外気湿度とに基づいて算出された不快指数が、種々の制御方法の切替条件ごとに設定された室内環境の不快指数の上限値以下であり且つ下限値以上となる制御方法が実施可能制御リストに入れられる第3ステップ(S4)と、
    前記実施可能制御リストの制御方法の中から前記要求制御率を満たす制御方法が実施する制御方法として確定される第4ステップ(S5)と、
    前記省エネルギ制御を制限する制限期間を入力させる第5ステップ(S6)と、
    1年を通して目標とする前記空気調和機の目標電力削減率を達成するように前記実施制御確定部(64)で確定された前記制御方法を用いて前記制限期間を除いて前記省エネルギ制御のスケジュールを作成し、且つ前記スケジュールを定期的に作成する第6ステップ(S7)と、
    前記スケジュールに従って前記空気調和機の省エネルギ制御を行う第7ステップ(S8)と、
    を備える空気調和機の制御方法。
  4. 前記空気調和機(3)と、
    前記空気調和機(3)を制御する制御装置(4)と、
    前記制御装置と接続され前記空気調和機を管理する請求項1または2に記載の設備機器管理装置(6)と、
    を備える設備機器管理システム(1)。
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