JP2011158117A - 空調機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の室内機を備えた空調機システムにおいて、予定消費電力量を計画的に使用する空調運転を行うための情報をユーザーに対して提示する機能を提供する。
【解決手段】電力量情報の種類を指定する電力量種類指定手段と、指定された電力量情報の種類に対応し、室内機に関する電力量を算出する電力量算出手段と、同電力量算出手段で算出した電力量の情報を表示する表示手段11aとを設ける。電力量算出手段は、管理装置4に備えられており、一ヶ月毎に1台の室内機の空調運転で消費する総電力量を記憶する機能と、この一ヶ月における室内機の運転での累計消費電力量を記憶する機能を備えている。そして電力量算出手段は、一日における室内機の運転開始前に、総電力量から累計消費電力量を減算し、これを稼働予定日数で除算して、一日における室内機の消費電力の目標電力量を算出して記憶し、これを表示手段11aへ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアコンを省エネ運転するためのアシスト機能に係わり、より詳細には、予め定めた予定電力量枠に収める運転を行う空調機システムに関する。
従来、省エネの観点から、空気調和機に予定消費電力量入力手段を設け、実際に使用した電力量をこの入力した予定消費電力量から減算し、予定消費電力量が空になった時点で空気調和機の運転を停止させるようにしたものが特許文献1 に開示されている。
この空気調和機には、予定消費電力量入力手段と、予定消費電力量入力手段から入力された予定消費電力量内で空調運転を指令する制御手段とが設けられており、今月の予定消費電力量を予め入力しておくと、その予定消費電力量を越えない範囲で空調運転ができるようになっている。
予定消費電力量入力手段で入力した予定消費電力量のデータは制御部内に記憶される。そして、この制御部は、予定消費電力量の入力時から実際に現在までの空調運転で消費した消費電力量と予定消費電力量とを比較し、予定消費電力量よりも消費電力量が大きくなった時点で空調運転を停止するように構成されている。
また、予定消費電力量を設定した後でも、従来の空気調和機と同様に、設定した温度による空調運転は行うことができる。但し、能力の高い空調運転を行うと累計消費電力量が増加するので、それだけ空調運転が可能な時間が短くなる。
しかしながら、例えば一ヶ月分の予定消費電力量を決定し、この枠内で使用するためには、ユーザーの経験や勘に頼わざるを得ず、月末に電力量の過不足が発生する場合があった。特にそれぞれ任意の温度設定を行う複数の室内機が存在する空調機システムでは、このような管理をユーザーが行うことは現実的に困難であった。
特開平11−101493号公報(第3−4頁、図4)
本発明は以上述べた問題点を解決し、複数の室内機を備えた空調機システムにおいて、予定消費電力量を計画的に使用する空調運転を行うための情報をユーザーに対して提示する機能を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、請求項1に係わる発明は、複数の室内機と、室外機と、同室内機と同室外機とを管理する管理装置とを備え、これらが通信線で接続された空調機システムであって、
電力量情報の種類を指定する電力量種類指定手段と、指定された前記電力量情報の種類に対応し、前記室内機に関する電力量を算出する電力量算出手段と、同電力量算出手段で算出した電力量の情報を表示する表示手段とを備え、
前記電力量算出手段は、第1の所定期間に前記室内機の空調運転で消費する総電力量を予め記憶し、前記第1の所定期間における前記室内機の運転で消費する電力量を累計消費電力量として積算し、
前記第1の所定期間を前記室内機の予定稼働回数で複数に区分した第2の所定期間における前記室内機の運転開始前に、
前記総電力量から前記累計消費電力量を減算して残総電力量を算出し、同残総電力量を前記第1の所定期間のうちで今後稼働予定の未稼働回数で除算して前記第2の所定期間における前記室内機の消費電力の目標電力量を算出し、
前記電力量種類指定手段で前記目標電力量が指定された場合、算出した前記目標電力量を前記表示手段へ出力することを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、
前記電力量算出手段に、前記第2の所定期間における前記室内機の運転で消費する消費電力量を積算する機能を設け、
前記電力量種類指定手段で前記目標電力量と実際に消費した前記消費電力量の差を示す過不足量の指定がされた場合、前記電力量算出手段は、前記目標電力量と前記消費電力量との差の値を前記過不足量として前記表示手段へ出力することを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、固定の目標値からなる固定目標電力量で管理する優先室内機と、前記残総電力量に対応して前記目標電力量を可変する非優先室内機とに前記室内機を予め区分し、
前記電力量算出手段は、前記第2の所定期間における前記室内機の運転開始前に、
前記優先室内機と前記非優先室内機との前記総電力量の合計から、前記優先室内機と前記非優先室内機との前記累計消費電力量の合計と、前記固定目標電力量に前記未稼働回数を乗じた値とを減算して残総電力量を算出し、同残総電力量を前記未稼働回数と前記非優先室内機の台数とで除算して前記第2の所定期間における前記非優先室内機の消費電力の目標電力量を算出し、
非優先室内機の前記目標電力量の指定が行われた場合、算出した前記目標電力量を前記表示手段へ出力することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空調機システムによれば、
請求項1に係わる発明は、第2の所定期間における室内機運転の開始前に第2の所定期間における目標電力量を、残総電力量を元にして算出するため、過去の実績を踏まえた運転の目標を客観的にユーザーに提示できる。このため、ユーザーはこの運転の目標を指標として室内機の運転を行うことができ、当初の目標である総電力量を守る運転が容易にできる。
また、空調機システムはあくまでも目標電力量を提示するだけであり、システムが決定した運転条件を押しつけるのでなく、ユーザーの都合に合わせて柔軟な運転が可能である。
請求項2に係わる発明は、第2の所定期間における目標電力量と、実際に運転した結果の電力量との差を提示するため、ユーザーは第2の所定期間における運転が適正であったか否かを容易に判断できる。
請求項3に係わる発明は、室内機を優先室内機と非優先室内機とに区分して、優先室内機は目標にとらわれない任意の運転を行い、非優先室内機で目標に対する過不足を考慮した目標をユーザーに提示できるため、例えば同じ電力量の枠で管理される同一のテナント内で客フロアと事務所とを分けて管理した場合でも、当初の目標である総電力量を守る運転が容易にできる。
本発明による空調機システムの実施例を示すブロック図である。 本発明による空調機システムの実施例を示す室内機のブロック図である。 本発明による空調機システムの実施例を示す室内機リモコンの正面図である。 本発明による空調機システムの実施例を示す室内機リモコンの表示例である。 本発明による空調機システムの電力量の管理方法を説明する説明図である。 本発明による空調機システムの電力量の管理処理に用いられる管理テーブルを説明する説明図である。 本発明による空調機システムの電力量の管理処理方法を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空調機システムを説明するブロック図である。
ホテル1( ビル) 内に本発明による空調機システムが配置された場合を示しており、この空調機システムは、管理装置4と、冷媒系統5と冷媒系統6とにそれぞれ配置された複数の室内機や室外機が備えられている。各冷媒系統はほぼ同じ構成となっているため、ここでは1つの冷媒系統を説明する。なお、冷媒の配管については本発明と直接関係ないため図示と説明とを省略する。
冷媒系統5は、表示部11bを備えた室内機リモコン11aを接続した室内機11と、表示部12bを備えた室内機リモコン12aを接続した室内機12と、表示部13bを備えた室内機リモコン13aを接続した室内機13と、親室外機15と、これに接続された子室外機16とを備えており、以上の各機器は通信線7を介して相互に通信できるようになっている。
このように各機器が通信線7と管理装置4を通信可能に接続されているため、例えば室内機リモコン11aを操作して室内機11を制御するだけでなく、室内機リモコン11aを操作しての管理装置4への問い合わせや、管理装置4からの返答を室内機リモコン11aの表示部11bに表示できるようになっている。また、管理装置4は、各室内機の稼働時間や設定温度などの運転情報や、各室外機の稼働時間や室外機の消費電力量の情報などの運転情報を受信し、管理装置4内部に記憶するようになっている。
一方、冷媒系統6には室内機リモコン11aを接続した室内機11と、室内機リモコン13aを接続した室内機13と、親室外機15と、これに接続された子室外機16とを備えており、以上の各機器は通信線7を介して相互に通信できるようになっている。
なお、通信線7に接続された機器には、各機器専用の通信アドレスが割り当てられており、このアドレスを用いて互いに識別し、相互に通信可能になっている。
この空調器システムの室内機や室外機の各機器にはマイコンが搭載されている。さらに、管理装置4は、CPUを備えたパソコンやサーバであり、これらのマイコンやCPUが各機器内のプログラムを実行することで各種の処理を行い、種々の機能や手段を実現する構成になっている。
従って、後述する各機器毎の処理説明フローチャートにおける各機能は、これらのマイコンやCPUが処理手順に従って所定のプログラムステップを実行することで実現される。
なお、この実施例では室内機と室内機リモコンとを区別しているが、室内機リモコンは室内機の一部として機能しており、特に指定のない限り『室内機』とはこの2つを合わせたものを示す。また、図1に示すように空調グループ2は、室内機11〜13が、また、空調グループ3は、室内機11と室内機13とが、それぞれ1つの空調グループとして管理装置4で管理されるようになっている。このような空調グループは、ホテル1内のテナントや会社毎にまとめて複数の室内機を管理するために設定されている。従って、多くの場合、1つ顧客、つまり、テナントや会社毎にまとめてグループ化する。この空調グループに属する室内機のアドレスは管理装置4の内部で記憶されている。
図2は室内機12のブロック図である。このブロック図は他の室内機11や室内機13と同じ構成であるため、他の室内機についての説明は省略する。
図2に示すように室内機12は、図示しない赤外線リモコンから送信される赤外線信号を受信するリモコン受信部21と、室内の温度を検知する室温センサ27と、室温センサ27の検知信号を入力する室温センサ入力部25と、入力した指示に従ってブザー音や合成された音声を発生する報知部22と、送風ファンモータ23と、上下風向板の角度調節を行うステッピングモータ24と、通信線7を介して他の機器と通信を行う通信部29と、操作者のキー操作を受け付ける室内機リモコン12aと、これらを制御する制御手段である室内機制御部26とを備えている。なお室内機制御部26は接続線12dを介して室内機リモコン12aと通信を行うようになっている。
室内機リモコン12aは、室内機リモコン12aに備えられたキー操作部12cのキーが操作される毎に操作されたキーと対応するデータを、それぞれ室内機制御部26へ送信しており、室内機制御部26はこのデータに従って室内機12を制御したり、このデータが後述する省エネ運転に必要な電力量関連の種類を指定するものであれば、このデータを管理装置4へ転送したりしている。また、この室内機リモコン12aには表示部12b(表示手段)が備えられており、管理装置4から送信された各種電力量の情報を表示するようになっている。
以上説明した空調機システムは、電力量情報の種類を指定する電力量種類指定手段と、指定された電力量情報の種類に対応し、室内機に関する電力量を算出する電力量算出手段と、同電力量算出手段で算出した電力量の情報を表示する表示手段とを備えている。
電力量種類指定手段は、キー操作部12cから入力された電力量関連の種類指定データを管理装置4へ送信する機能であり、室内機リモコン12aに内蔵された図示しないマイコンが、この電力量関連の種類指定データを送信するプログラムを実行することで実現される。
また、電力量算出手段は、第1の所定期間、例えば一ヶ月毎に1台の室内機の空調運転で消費する総電力量(室外機が消費する電力量も含め、同じ冷媒系統の室内機の台数で按分したもの)を予め管理装置4に記憶する機能と、この一ヶ月における室内機の運転で実際に消費した電力量を累計消費電力量として積算して記憶する機能を備えている。
そして電力量算出手段は、一ヶ月を室内機の予定稼働回数、例えば30日で複数に区分した第2の所定期間、つまり、一日における室内機の運転開始前に以下の計算を行う。
まず、総電力量から累計消費電力量を減算して残総電力量を算出し、同残総電力量を一ヶ月のうちで今後の稼働予定日数(未稼働回数)で除算して、一日における室内機の消費電力の目標電力量を算出して記憶する。そして、室内機リモコンから電力量関連の種類指定データが送信された場合、算出して記憶した目標電力量を表示手段へ送信する。
また、電力量算出手段には、一日における室内機の運転で消費する消費電力量を積算する機能を設けている。そして、室内機リモコンで目標電力量と実際に消費した消費電力量の差を示す過不足量の指定がされた場合、電力量算出手段は、内部に記憶すている目標電力量と消費電力量との差の値を過不足量として算出し、この結果を表示手段へ送信する。
次に図3の説明図を用いて、表示部12bの表示内容について説明する。
表示部12bには電力量算出手段で算出した各種の電力量の値や、エアコンを制御するために必要な温度を表示する3桁の数値表示部12fと、複数の文字ブロックが表示できるようになっている。文字ブロックは各ブロック毎に表示の点灯/消灯が可能であり、これが点灯しているときに、文字ブロックで表される機能が有効であることを示す。文字ブロックは『冷房』、『暖房』、『除湿』、『kWh』、『℃』、『累』、『当』、『予定』、『実績』、『過不足』がある。
例えば『冷房』、『暖房』、『除湿』の文字ブロックは、操作部12cの運転モードキーを押下する毎に切り換えられ、また、文字ブロック『℃』が点灯しており、数値表示部12fで温度を表示中に電力量確認キー12gを押下すると、温度の数値表示から電力量の数値表示に切り換えられ、同時に『℃』の文字ブロックが消灯し、『kWh』の文字ブロックが点灯する。『kWh』の文字ブロックが点灯している場合、数値表示部12fは電力管理に必要な電力量の情報を表示している。
この『kWh』表示と共に選択的に表示される『累』は当月(一ヶ月)の電力量累計、『当』は当日、における電力量を数値表示部12fが表していることを示している。また、『kWh』表示と共に選択的に表示される『予定』は使用可能な電力量(目標電力量)、『実績』は当月または当日における現在までの消費電力量の実績、『過不足』は予定電力量から消費電力量の実績を差し引いた値であり、マイナスの場合は予定以上に消費した電力量を示している。ユーザーはマイナスが表示された場合、現在以降において消費電力を節約するような室温の温度設定が必要であることが認識できる。
なお、『累』、『当』と、『予定』、『実績』、『過不足』と各文字ブロックの表示は組み合わせて表示される。例えば『累』と『予定』とが同時に点灯している場合、数値表示部12fは当月における現在以降使用可能な予定電力量の合計を示しており、『当』と『実績』とが同時に点灯している場合、数値表示部12fは当日に消費した当日電力量を示しており、『当』と『過不足』とが同時に点灯している場合、数値表示部12fは当日の予定電力量と当日に実際に消費した消費電力量との差である当日の過不足電力量を示している。
次に図3を用いて室内機リモコン12aの動作を説明する。
室内機リモコン12aは、複数のキーからなる操作部12cを備えており、これらのキーを操作することで電源オン/オフや運転モード変更、風量の変更、設定温度の変更、各種設定や電力量の確認を行うことができる。この実施例では本発明に係わるキーである上下キー12eと電力確認キー12gについて説明する。なお、上下キー12eは温度設定に使用される設定温度のアップ/ダウンキーと兼用されている。
室内機リモコン12aは、通常、空調管理に必要な情報を表示している。例えば、数値表示部12fは設定温度を示し、文字ブロックは『冷房』、『暖房』、『除湿』のいずれか一つと『℃』とが表示されており、その他の文字ブロックは消灯している。
この状態で電力量確認キー12gを押下すると、文字ブロック『℃』が消灯し、代わりに『kWh』の文字ブロックが点灯する。同時に『当』と『過不足』との文字ブロックが点灯し、数値表示部12fは過不足の当日電力量の値を表示する。従ってユーザーは1日の終わりに電力量確認キー12gを押下することで、当日の運転が予定通りであったか、否か、また、過不足の電力量を確認できる。
電力量がマイナスの場合は予定より実績が超過しているので、明日以降に挽回を図るため設定温度を調整する。このように、デイリーで過不足が容易に確認できるため、所定期間、例えば一ヶ月の計画電力量の枠内に収める運転が可能である。また、特別な理由がある場合、ユーザーの判断で当日の電力量予定を上回る運転も可能であり、柔軟な運転が可能である。なお、このような場合、翌日以降の予定電力量が超過電力に対応して削減されるため、一ヶ月の最終日には当初計画した電力量に収めることが可能である。
一方、当日における過不足の電力量を表示している場合、再度、電力量確認キー12gを押下すると、文字ブロック『当』が消灯し、代わりに『累』の文字ブロックが点灯し、数値表示部12fは当月における累計の過不足電力量の値を表示する。この状態で電力量確認キー12gを押下すると、文字ブロック『℃』が点灯し、代わりに『kWh』の文字ブロックが消灯する。また、同時に『累』、『当』と、『予定』、『実績』、『過不足』の各文字ブロックは消灯する。つまり、室内機リモコン12aは、通常の空調管理に必要な情報を表示する。この状態で、再度、電力量確認キー12gを押下すると、前述した電力管理に必要な電力量の情報を表示する。
電力量確認キー12gを押下して電力管理に必要な電力量の情報を表示している場合、上下キー12eのいずれかを押下すると、『予定』、『実績』、『過不足』と各文字ブロックのいずれか一つが順次表示されて選択される。従って、電力量確認キー12gの押下と、上下キー12eのいずれかの押下とで、累計(当月)又は当日における『予定』、『実績』、『過不足』の各値を数値表示部12fに選択的に表示させることができる。
このように累計(当月)又は当日における『予定』、『実績』、『過不足』の各電力量を個々の室内機毎に確認できるため、きめ細やかな電力量管理が容易に可能となる。
図4は本発明による空調機システムの実施例を示す室内機リモコンの表示例である。
図4(A)は個別の室内機における予定電力量累計(当月の目標電力量累計)を、図4(B)は個別室内機の当日の予定電力量(目標電力量)を、図4(C)は個別室内機の当日実績電力量を、図4(D)は個別室内機の当日過不足電力量を、それぞれ示している。
図4(A)は所定期間、例えば一ヶ月単位で室内機13に割り当てられた使用可能な電力量の累計である。1時間で1kWh(キロワットアワー)で運転するように割り当てられており、1日当たり10時間、月に30日稼働し、合計が300kWhを使用することができる。なお、実際に消費した電力量はこの値から差し引かれ、常に残りの予定電力量を表示する。また、一ヶ月単位で割り当てた最初の予定電力量を総電力量と呼称する。
図4(B)は1日当たり10時間運転した場合の当日の予定電力量を示している。これは一ヶ月単位で室内機13に割り当てられた使用可能な電力量の累計を稼働日数で除したものである。ただし、所定期間における運用を開始した後は、使用可能な電力量の累計から、当月の稼働開始から現在までに消費した電力量を差し引き、この結果を残りの稼働日数で除したものである。ただし、空調グループ内では後述する所定の計算式で求めるため、各室内機でこの値が異なる場合がある。
図4(C)は当日消費した電力量の実績である。なお、室外機は複数の室内機で共有されており、室内機の1台当たりの消費電力量とは、室外機で検出した消費電力量を各室内機へ按分して決定される。この按分方法としては、各室内機へ供給した冷媒量、室内機の電子膨張弁の開度とその状態での時間、設定温度とその状態での時間など、多数の電力按分方法が開示されており、適宜選択すればよい。
図4(D)は当日予定電力量(目標値)から実際に消費した当日消費電力量を差し引いた当日の過不足電力量を示している。マイナスの場合は予定より実際に消費した当日の電力量が多かったことを示しており、この結果、明日以降の当日予定電力量(目標値)が今日よりも少なくなることを意味している。
なお、室内機リモコン12aの操作で指示され、表示される各電力量の情報は、管理装置4で計算、記憶されており、室内機リモコン12aで電力量の種類を指示する操作が行われると、これに対応する通信データが室内機制御部26を介して管理装置4へ送信され、管理装置4は指示された種類の電力量を算出、もしくは、記憶している管理テーブルから関連データを抽出し、依頼した室内機へ抽出又は算出したデータを返信する。これを受信した室内機制御部26は室内機リモコン12aへ転送し、室内機リモコン12aはこれを表示部13bに表示する。
図6は管理装置4に記憶されている管理テーブルを説明する説明図である。なお、この実施例では、前述した電力量管理の他に、室内機を優先室内機と非優先室内機とに予め区分しておき、優先室内機は自由な電力量消費を、また、非優先室内機は厳格な電力量管理を行う機能も同時に説明する。
この管理テーブルで管理する項目は各機器毎に固有の値である機器のアドレス、室内機や室外機の種類、グループ番号、グループ内における優先/非優先、総電力量、累計消費電力量、当日予定電力量、当日消費電力量、運転状態、運転モード、設定温度、室温、風量、スケジュール運転などである。
グループ番号の項目はアドレス#1〜#3が空調グループ2として登録されている。また、アドレス#31、32が空調グループ3として登録されている。空調グループ2内では#1と#2とが優先室内機に、また#3が非優先室内機に設定されている。これらはシステムの設定として管理装置4で運用に先立って設定されるものである。
総電力量の項目は毎月月初めの室内機運転開始前に設定される値である。この値は管理者によって指示されるものであり、事前操作で管理装置4に記憶させていた値が用いられる。累計消費電力量は、後述する当日消費電力量を累計したものである。
当日予定電力量の項目は総電力量を稼働予定日数で除算したものである。稼働予定日数は管理者が設定してもよいし、図示しないスケジュール運転の管理テーブルを参照して決定してもよい。ただし、これは月初めの運転開始前に行われる計算である。優先室内機はこの値が一ヶ月の間で変化がない。非優先室内機は2日目以降の場合、後述する計算式で算出される。
当日消費電力量の項目は、対象となる室内機が属する冷媒系統に設置された室外機が計測する一日単位の消費電力から算出される。グループ番号が2(空調グループ2)の室内機は冷媒系統5に属しているため、#5の室外機が消費した電力量:31kWhを冷媒系統5に属する室内機で按分したものである。電力の按分方法は任意であり、按分された電力量に、室内機が直接消費する電力を予想して加算してもよい。この実施例では、各室内機の設定温度に対応して#5の室外機が消費した電力量:31kWhを12、10、9kWhに按分し、それぞれ#1〜#3の室内機へ割り当てている。
スケジュール運転の項目は、対象となる室内機が自動的に運転される時間を示すものであり、事前の設定で記憶される時間帯のデータである。例えば『毎日10:00〜20:00』と記憶されていれば、この時間帯でのみ毎日運転が行われる。ただし、この期間内では温度設定や風量などは自由にユーザーが変更可能である。
このスケジュール運転では任意の時間帯の運転を予め設定できるため、例えば時間A『毎日10:00〜13:00』、時間B『毎日13:00〜15:00』、時間C『毎日15:00〜20:00』などの3つの時間帯スケジュールを設定しておき、本発明による運転管理は時間Aと時間Cとの期間だけ行い、時間Bはデマンドの指示によるピークカット運転を行うように制限を設けてもよい。このようにスケジュール運転やタイマー運転などと組み合わせて省エネ運転の管理を行うことで、ユーザーの要望に答えつつ、ビル1 全体の電力量管理を行うことができる。勿論、デマンドの指示による運転中であっても、消費電力の計測や累計を記録しているため、本発明の機能を利用することができる。
図5は本発明による空調機システムの電力量の管理方法を説明する説明図である。
空調グループの室内機を管理する管理者、例えばテナントの責任者は、月初めの処理としてテナント全体で消費する一ヶ月の総電力量合計を決定する。この例では室内機が合計3台で900kWhを割り当てる。これは前年同月の使用電力量を用いたり、経費の関係で空調経費が指定されている場合であれば電力料金から使用可能な電力量を算出し、これを総電力量合計としてもよい。
また、テナントの責任者は、このテナント内の客フロアに配置された優先室内機と、テナント内の事務所に配置された非優先室内機とを指定する。この実施例ではアドレス#1の室内機11とアドレス#2の室内機12とが優先室内機であり、アドレス#3の室内機13が非優先室内機である。優先室内機:2台には600kWhを、非優先室内機:1台には300kWhを割り当てるものとする。
客フロアについては顧客の快適性を重視するため、基本的に電力使用量についての制限を行わない。この客フロアで使用した電力量をテナント全体で消費する一ヶ月の総電力量合計から除外した残りの電力量で事務所の使用電力量を管理する。なお、グループ内の全ての室内機を非優先室内機の区分とすることで、全ての室内機を平等に管理することもできる。
以下の説明は空調グループ2に関して一カ月間の電力量管理を行う場合である。他の空調グループでも同様の管理を行ってもよいし、空調機システム全体に対する管理としてもよい。
テナントの責任者は管理装置4の操作により、優先室内機と非優先室内機の個別の総電力量の値と共に、優先/非優先室内機の区分を管理テーブルに記憶させる。なお、管理装置4で個別の総電力量を入力するのでなく、この区分毎に分割された総電力量合計が管理装置4の操作により入力された後、管理装置4が、この総電力量合計を区分毎の台数で除算し、1台毎の総電力量に分割して管理テーブルの対応する室内機の総電力量として記憶するようにしてもよい。この例では各室内機毎に300kWhの総電力量が記憶される。そして、管理装置4は予定する稼働日数、例えば30日で室内機毎の総電力量を除算し、この結果である10kWhを当日予定電力量として管理テーブルに記憶する。ここまでが図5における月初めの処理である。
なお管理装置4は、逐次、当月消費電力量と累計消費電力量を算出して管理テーブルの該当室内機の項に記憶する。また、日付が変わった時点で管理テーブルの当日予定電力量の項を更新すると共に当日の消費電力量の項をクリアする。
管理月内で1日目の運転が終了したらテナントの責任者は、前述した室内機リモコンの操作により、電力量における当日の予定(目標)に対する実績の過不足を確認する。
例えば室内機リモコン11aの操作により、当日過不足のデータ問い合わせが室内機11を介して管理装置4へ行われると、管理装置4は管理テーブルを参照し、問い合わせの有ったアドレス#1の室内機11の、当日予定電力量(10kWh)から当日実績電力量(12kWh)を差し引いて求めた当日の過不足電力量(−2kWh)を返信する。
これを室内機11を介して受信した室内機リモコン11aはこの値を過不足電力量として表示部11bに表示する。同様に室内機13の場合でも過不足電力量(1kWh)を表示させることができる。この値がプラスの場合は予定よりも節約したことを示す。このように各室内機では当日運転したことによる電力量の過不足が表示できるようになっており、テナントの責任者は、この結果に対応して翌日運転する設定温度を調整する。なおこの実施例では過不足電力量を表示しているが、これに限るものでなく、過不足電力量を元に算出した電力料金や推奨設定温度などでもよい。
一方、管理装置4は、内部に備えたタイマを確認し、午前零時のタイミングである場合、優先室内機と非優先室内機毎に、当日の予定電力量(目標)を算出し、管理テーブルに記憶する。優先室内機では、当日の予定電力量は過不足の計算にだけ使用されるために再計算せず、月初め当初に計画した当日予定(10kWh)の値が管理月の期間中、固定目標電力量として同じ値が用いられる。
一方、非優先室内機の処理では、優先室内機の運転による電力量の過不足も考慮して当日予定電力量が決定される。このため、管理装置4は、空調グループ内における一ヶ月の総電力量合計から、空調グループ内における全室内機が消費した消費電力量の累計を差し引いた残電力量から、空調グループ内における全ての優先室内機が今後使用予定の電力量を除外した使用可能な電力量を求める。そして、この使用可能な電力量を稼働予定の残日数(未稼働日数)と非優先室内機の台数とで除算し、1台分の当日予定電力量を求める。
例えば、予定稼働日数が30日であり、図6の管理テーブルが1日目の運転を終えた状態を示している場合、非優先室内機の1台分の当日予定電力量は、一ヶ月の総電力量合計(900kWh)から全室内機が消費した消費電力量の累計(31kWh)を差し引いた残電力量(869kWH)から、優先室内機が今後使用予定の電力量(10kWh×2台×29日=580kWh)を除外した使用可能な電力量(289kWh)を求める。そして、この使用可能な電力量を稼働予定の残日数(29日)と非優先室内機の台数(1台)とで除算し9.97kWhとなる。なお、計算結果が小数点以下を含む場合は、マージンを見込んで小数点以下の値を切り捨てて当日予定電力量を9kWhとする。この例では当日予定電力量の減少幅が少ないが、稼働予定日数が少ない場合や予定より電力量が大幅に超過した場合は、当日予定電力量が大きく変更される場合がある。
前述したように室内機リモコンからは、累計又は当日における『予定』、『実績』、『過不足』の合計6種類の情報を入手して表示できる。次にその計算方法について説明する。ただし、項目によっては優先室内機と非優先室内機とで計算内容が異なる物もあるため、非優先室内機の場合は項目番号にダッシュを付加して区別する。なお、式自体は図6にも記載する。

(1)当日予定電力量(優先室内機の場合)=総電力量/稼働予定日数
(1)’当日予定電力量(非優先室内機の場合)=累計予定電力量(非優先室内機の場合)/残稼働日数
(2)当日実績=当日消費電力量
(3)当日過不足=当日予定電力量−当日消費電力量
(4)累計予定電力量(優先室内機の場合)=当日予定電力量×残稼働日数
(4)’累計予定電力量(非優先室内機の場合)=(総電力量合計−累計消費電力量合計−優先室内機の当日予定電力量合計×残稼働日数)/非優先室内機の台数
(5)累計実績=累計消費電力量
(6)累計過不足=累計消費電力量合計−(優先室内機の総電力量合計+非優先室内機の総電力量合計)/稼働予定日数×稼働日数
室内機リモコン側からは、『累計』又は『当日』のデータと、『予定』、『実績』、『過不足』のいずれか1つの項目のデータの組合せで送信データが管理装置4へ送信される。管理装置4ではこの組合せと、送信元のアドレスで示される優先/非優先室内機の区分に従って下記の計算式の結果を送信元に返信する。なお、(1)’当日予定電力量(非優先室内機の場合)の計算結果は、日付が変わった直後に計算された結果が管理テーブルに記憶される。それ以外の場合は、計算結果のみが返信される。これは当日の過不足の算出に必要な『当日の予定電力量』の値を保持しておくためである。
室内機リモコン側からは、任意のタイミングでこれらの情報の入手が可能であるが、その日の運転が継続している間は、消費電力量が確定しないため参考値となる。また、累計関連の情報は稼働日数での合計値や稼働残日数での予測合計値であり、月単位で概略の管理状態を把握することができる。
以上説明したように、第1の所定期間、例えば一ヶ月の管理期間内で、第2の所定期間、例えば当日における室内機運転の開始前に当日(第2の所定期間)における目標電力量(予定電力量)を、残総電力量を元にして算出するため、過去の実績を踏まえた当日の運転目標を客観的にユーザーに提示できる。このため、ユーザーはこの運転目標を指標として室内機の運転を行うことができ、当初の目標である総電力量を守る運転が容易にできる。
また、空調機システムはあくまでも目標電力量を提示するだけであり、システムが決定した運転条件を押しつけるのでなく、ユーザーの都合に合わせて柔軟な運転が可能である。このため、異常な外気温となった場合や、急な来客であっても設定温度を任意に設定可能である。
また、当日における目標電力量と、実際に運転した結果の当日の消費電力量との差を過不足の電力量として提示するため、ユーザーは当日における運転が適正であったか否かを容易に判断できる。
また、室内機を優先室内機と非優先室内機とに区分して、優先室内機は目標にとらわれない任意の運転を行い、非優先室内機で目標に対する過不足を考慮した目標をユーザーに提示できるため、例えば同じ電力量の枠で管理される同一のテナント内で客フロアと事務所とを分けて電力量の管理が可能である。
次に図7のフローチャートを用いて空調機システムの動作を説明する。図7(A)は管理装置、図7(B)は室内機リモコンのそれぞれの処理を示している。なお、室内機については室内機リモコンと管理装置との間のデータ中継だけであるため、フローチャートでの説明を省略する。また、図7において、STはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を示す。また、図7中の『Y』はYesを、『N』はNoをそれぞれ示している。
なお、処理の条件として、優先/非優先室内機の区分設定と、一ヶ月の総電力量、および当日予定電力量の値の設定が完了しているものとする。
図7(A)の管理装置の処理において、管理装置4はまず最初に、自身に備えた時計機能により時刻の更新が有った場合、日付更新のタイミングか確認する(ST1)。日付更新のタイミングであれば(ST1−Y)、グループ内の全ての室内機の当日予定電力量の算出を実施し、その結果で管理テーブルを更新する(ST5)。そしてST1へジャンプする。
日付更新のタイミングでなければ(ST1−N)、室内機(室内機リモコン)からの電力量に関する問い合わせがあるか確認する(ST2)。室内機からの電力量に関する問い合わせが無い場合(ST2−N)、空調機システムの監視・制御などの通常処理を実施する(ST6)。そしてST1へジャンプする。
室内機からの電力量に関する問い合わせが有る場合(ST2−Y)、問い合わせは予定電力量か確認する(ST3)。問い合わせが予定電力量の場合(ST3−Y)、問い合わせ元の優先/非優先室内機の区別を問い合わせ元のアドレスで判別し、優先/非優先室内機の区別に対応した計算式で、当日又は累計に関する予定電力量を算出する。そしてその結果を問い合わせ元へ返信する(ST7)。そしてST1へジャンプする。
問い合わせが予定電力量でない場合(ST3−N)、当日又は累計に関する実績電力量、過不足電力量を算出、もしくは管理テーブルから検索する。そして、その結果を問い合わせ元へ返信する(ST4)。そしてST1へジャンプする。
なお、ステップ1、ステップ3、ステップ4、ステップ5、ステップ7で示されるプログラムが管理装置4に内蔵されたCPUで実行されて実現される機能が電力量算出手段の一例である。
次に図7(B)を用いて室内機リモコンの処理を説明する。
室内機リモコンに内蔵された図示しないマイコンは、まず、キー操作が電力量情報の種類指定操作であるか確認する(ST11)。キー操作が電力量情報の種類指定操作でない場合(ST11−N)、管理装置4からの電力量情報の返信があるか確認する(ST12)。管理装置4からの電力量情報の返信があるか確認する(ST12)。管理装置4からの電力量情報の返信が無い場合(ST12−N)、操作されたキー操作と対応するデータを表示すると共に、室内機へ送信する(ST13)。そしてST11へジャンプする。
一方、キー操作が電力量情報の種類指定操作である場合(ST11−Y)、キー操作で指定された電力量情報の種類と対応するデータを室内機経由で管理装置4へ送信する(ST14)。そしてST11へジャンプする。また、理装置4からの電力量情報の返信が有る場合(ST12−Y)、管理装置4から受信した電力量情報と対応するデータを室内機リモコンの表示部で表示する(ST15)。そしてST11へジャンプする。
なお、ステップ11、ステップ14で示されるプログラムが室内機リモコンに内蔵されたマイコンで実行されて実現される機能が電力量種類指定手段の一例である。また、ステップ12、ステップ15で示されるプログラムが室内機リモコンに内蔵されたマイコンで実行されて実現される機能が表示手段の一例である。
なお、本発明は各機器が通信線で接続された空調機システムであるため、前述した各手段や機能ブロック、管理テーブルなどは、本実施例での記載に限らず、システム内の任意の機器に備えられていればよい。
1 ホテル
2 空調グループ
3 空調グループ
4 管理装置
5 冷媒系統
6 冷媒系統
7 通信線
11 室内機
11a 室内機リモコン
11b 表示部
12 室内機
12a 室内機リモコン
12b 表示部
12c 操作部
12d 接続線
12e 上下キー
12f 数値表示部
12g 電力量確認キー
13 室内機
13a 室内機リモコン
13b 表示部
15 親室外機
16 子室外機
21 リモコン受信部
22 報知部
23 送風ファンモータ
24 ステッピングモータ
25 室温センサ入力部
26 室内機制御部
27 室温センサ
29 通信部

Claims (3)

  1. 複数の室内機と、室外機と、同室内機と同室外機とを管理する管理装置とを備え、これらが通信線で接続された空調機システムであって、
    電力量情報の種類を指定する電力量種類指定手段と、指定された前記電力量情報の種類に対応し、前記室内機に関する電力量を算出する電力量算出手段と、同電力量算出手段で算出した電力量の情報を表示する表示手段とを備え、
    前記電力量算出手段は、第1の所定期間に前記室内機の空調運転で消費する総電力量を予め記憶し、前記第1の所定期間における前記室内機の運転で消費する電力量を累計消費電力量として積算し、
    前記第1の所定期間を前記室内機の予定稼働回数で複数に区分した第2の所定期間における前記室内機の運転開始前に、
    前記総電力量から前記累計消費電力量を減算して残総電力量を算出し、同残総電力量を前記第1の所定期間のうちで今後稼働予定の未稼働回数で除算して前記第2の所定期間における前記室内機の消費電力の目標電力量を算出し、
    前記電力量種類指定手段で前記目標電力量が指定された場合、算出した前記目標電力量を前記表示手段へ出力することを特徴とする空調機システム。
  2. 前記電力量算出手段に、前記第2の所定期間における前記室内機の運転で消費する消費電力量を積算する機能を設け、
    前記電力量種類指定手段で前記目標電力量と実際に消費した前記消費電力量の差を示す過不足量の指定がされた場合、前記電力量算出手段は、前記目標電力量と前記消費電力量との差の値を前記過不足量として前記表示手段へ出力することを特徴とする請求項1記載の空調機システム。
  3. 固定の目標値からなる固定目標電力量で管理する優先室内機と、前記残総電力量に対応して前記目標電力量を可変する非優先室内機とに前記室内機を予め区分し、
    前記電力量算出手段は、前記第2の所定期間における前記室内機の運転開始前に、
    前記優先室内機と前記非優先室内機との前記総電力量の合計から、前記優先室内機と前記非優先室内機との前記累計消費電力量の合計と、前記固定目標電力量に前記未稼働回数を乗じた値とを減算して残総電力量を算出し、同残総電力量を前記未稼働回数と前記非優先室内機の台数とで除算して前記第2の所定期間における前記非優先室内機の消費電力の目標電力量を算出し、
    非優先室内機の前記目標電力量の指定が行われた場合、算出した前記目標電力量を前記表示手段へ出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の空調機システム。
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