JP2015014411A - 空調管理システムおよび空調管理プログラム - Google Patents

空調管理システムおよび空調管理プログラム Download PDF

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寛子 樫本
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Abstract

【課題】空調空間の温度・湿度が所定範囲になった後で、空調空間の温度・湿度についての情報を使用者に知らせた場合には、空調空間にいる人が熱中症等になるのを十分に防止できない。【解決手段】空調管理システム1は、空調管理サーバ3と、端末装置4とを備える。空調管理サーバ3は、天気予報に基づいて空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることを予測して、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報を、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、端末装置4に供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、空調空間の温度・湿度を管理する空調管理システムおよび空調管理プログラムに関する。
従来の空気調和機には、例えば熱中症等になる室温になった場合に、室温を低下させる強制運転を自動的に開始するものがある。
特開2012−237481
従来の空気調和機のように、空調空間の温度・湿度が所定範囲になったときに強制運転を自動的に開始するのでなく、空調空間の温度・湿度についての情報を、使用者(ユーザ)の端末装置に供給して使用者に知らせることが考えられる。したがって、使用者は、空調空間の温度・湿度が、空調空間にいる人が熱中症等になるような状態であることを知ることができるので、使用者は、例えば端末装置から空調空間にある空気調和機に運転開始命令を供給することによって空気調和機の運転を開始できる。しかし、空調空間の温度・湿度が所定範囲になった後で、空調空間の温度・湿度についての情報を使用者に知らせた場合には、空調空間にいる人が熱中症等になるのを十分に防止できないことが考えられる。
そこで、本発明の目的は、空調空間にいる人が熱中症等になるのを確実に防止できる空調管理システムおよび空調管理プログラムを提供することである。
第1の発明にかかる空調管理システムは、管理装置と、前記管理装置から情報が供給され得る端末装置とを備え、前記管理装置は、天気予報の気象情報を記憶する気象情報記憶手段と、前記気象情報記憶手段に記憶された天気予報の気象情報に基づいて空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることを予測する予測手段と、前記予測手段によって空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報を、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に前記端末装置に供給する情報供給手段とを有していることを特徴とする。
第6の発明にかかる空調管理プログラムは、コンピュータを、天気予報に基づいて空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることを予測する予測手段と、前記予測手段によって空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報を、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に前記端末装置に供給する情報供給手段として機能させることを特徴とする。
この空調管理システムおよび空調管理プログラムでは、天気予報の気象情報に基づいて、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報が、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、端末装置に供給される。したがって、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、使用者は、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることを知ることによって、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるのを防止できる。よって、空調空間にいる人が熱中症等になるのを確実に防止できる。
第2の発明にかかる空調管理システムは、第1の発明にかかる空調管理システムにおいて、前記予測手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる時刻を予測するものであって、前記情報供給手段は、前記予測情報とともに前記予測時刻を前記端末装置に供給することを特徴とする。
この空調管理システムでは、予測情報とともに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる予測時刻(予測時間帯)が端末装置に供給されるので、使用者が、どの程度の時間が経過したときに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるかを考慮して、空気調和機の運転を変更できる。
第3の発明にかかる空調管理システムは、第1または第2の発明にかかる空調管理システムにおいて、空調空間にある空気調和機は、運転停止状態において所定時刻になったときに運転を開始する運転開始タイマー手段を有しており、前記予測手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる時刻を予測するものであって、前記情報供給手段は、前記予測時刻になったときに前記運転開始タイマー手段によって空気調和機の運転が開始されている場合は、前記予測情報を前記端末装置に供給しないことを特徴とする。
この空調管理システムでは、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる予測時刻になったときに運転開始タイマーによって空気調和機の運転が開始されている場合は、予測情報を端末装置に供給しなくても、空調空間の温度・湿度が所定範囲外に変化すると考えられるので、予測情報を端末装置に供給しない。したがって、予測情報を供給する必要のない場合に、予測情報が供給されるのを抑制できる。
第4の発明にかかる空調管理システムは、第1−第3のいずれかの発明にかかる空調管理システムにおいて、前記情報供給手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に、前記予測情報を前記端末装置に複数回供給することを特徴とする。
この空調管理システムでは、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、予測情報が端末装置に複数回供給されるので、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることが予測されていることを、使用者に確実に知らせることができる。
第5の発明にかかる空調管理システムは、第1−第4のいずれかの発明にかかる空調管理システムにおいて、前記端末装置は、空調空間にある空気調和機に対して運転変更命令を供給できることを特徴とする。
この空調管理システムでは、予測情報を確認した使用者は、空調空間の温度・湿度が所定範囲内にならないように空気調和機の運転を変更できる。したがって、空調空間にいる使用者が熱中症等になることを防止できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1および第6の発明では、天気予報の気象情報に基づいて、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報が、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、端末装置に供給される。したがって、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、使用者は、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることを知ることによって、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるのを防止できる。よって、空調空間にいる人が熱中症等になるのを確実に防止できる。
第2の発明では、予測情報とともに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる予測時刻(予測時間帯)が端末装置に供給されるので、使用者が、どの程度の時間が経過したときに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるかを考慮して、空気調和機の運転を変更できる。
第3の発明では、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる予測時刻になったときに運転開始タイマーによって空気調和機の運転が開始されている場合は、予測情報を端末装置に供給しなくても、空調空間の温度・湿度が所定範囲外に変化すると考えられるので、予測情報を端末装置に供給しない。したがって、予測情報を供給する必要のない場合に、予測情報が供給されるのを抑制できる。
第4の発明では、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になる前に、予測情報が端末装置に複数回供給されるので、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になることが予測されていることを、使用者に確実に知らせることができる。
第5の発明では、予測情報を確認した使用者は、空調空間の温度・湿度が所定範囲内にならないように空気調和機の運転を変更できる。したがって、空調空間にいる使用者が熱中症等になることを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る空調管理システムの構成を示す図である。 室外温度および室外湿度と、室内温度および室内湿度との関係を示す図である。 第1実施形態における判定図である。 第1実施形態に係る空調管理システムの動作を説明する図である。 本発明の第1実施形態における端末装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の変形例における判定図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る空調管理システム1について説明する。
<空調管理システム1の全体構成>
図1に示すように、本実施形態の空調管理システム1は、空調空間の温度・湿度を管理するものであって、室内に設置される室内機2aおよび室外に設置される室外機を有する空気調和機2と、空調管理サーバ3と、空調管理サーバ3との間でそれぞれ情報の通信を行う複数の端末装置4を備えている。
空気調和機2は、自動運転、冷房運転、暖房運転、除湿運転、加湿運転、空気清浄運転及び送風運転のいずれかの運転が可能であって、リモコンや端末装置4によって、いずれかの運転を選択して運転開始操作や運転停止操作を行ったり、室内温度の設定温度を設定することができる。
室内機2aは、情報の通信を行う通信部を有しており、空調管理サーバ3に情報を供給するとともに、端末装置4から供給された情報を受けることができる。また、図1に示すように、室内機2aは、制御部を有しており、制御部には、室内機2a(空気調和機2)に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、室内機2a(空気調和機2)の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、運転開始タイマー部20が形成されている。運転開始タイマー部20は、リモコンや端末装置4で設定された運転開始タイマー時刻を記憶しており、その運転開始タイマー時刻になったときに、室内機2a(空気調和機2)の運転を開始する。本実施形態では、運転開始タイマー部20に記憶された運転開始タイマー時刻は、空調管理サーバ3に供給されるように構成される。また、図1に示すように、室内機2aには、室内温度を検出する室内温度センサ21と、室内湿度を検出する室内湿度センサ22とが配置される。したがって、空気調和機2では、例えば室内温度センサ21や室内湿度センサ22で検出した温度や湿度を空調管理サーバ3に対して供給したり、端末装置4から供給された運転開始命令に基づいて運転が制御される。本実施形態では、室内温度センサ21で検出された室内温度や、室内湿度センサ22で検出された室内湿度は、空調管理サーバ3に供給されるように構成される。
空調管理サーバ3は、制御部50を有している。制御部50には、空調管理サーバ3に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、空調管理サーバ3の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、図1に示すように、気象情報記憶部51と、空調空間情報記憶部52と、予測部53と、判定部54と、情報供給部55とが形成されている。 また、制御部50は、通信部56に接続されている。本実施形態では、空調管理サーバ3が、本発明における管理装置に対応する。
気象情報記憶部51は、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になるか(室内温度や室内湿度が後述する判定図の情報供給ゾーン内になるか)を予測するときに使用する天気予報の気象情報を記憶する。天気予報の気象情報として、例えば、1か月間のそれぞれの1日における天気予報、最高気温や最低気温、予測気温、予測湿度などがある。本実施形態では、気象情報記憶部51は、空調管理サーバ3とは異なる気象情報サーバから供給された天気予報の気象情報を記憶する。
空調空間情報記憶部52は、空気調和機2の室内機2aから供給された空調空間の温度および湿度(室内温度センサ21で検知された室内温度と、室内湿度センサ22で検知された室内湿度)についての情報(空調空間情報)を記憶する。本実施形態では、空調空間情報は、空気調和機2の室内機2aから供給されるので、空調空間情報記憶部52に記憶された情報が更新される。
予測部53は、気象情報記憶部51に記憶された天気予報の気象情報と、空調空間情報記憶部52に記憶された空調空間情報とに基づいて、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になるか(室内温度や室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるか)を予測する。また、本実施形態では、予測部53は、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になる時刻を予測する。本発明において、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になる時刻が予測されるとは、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になる時間帯が予測される場合を含む。
本実施形態では、予測部53には、過去における室外温度および室外湿度と、空調空間の室内温度および室内湿度との関係を示すデータを記憶しており、予測部53では、室外温度および室外湿度が変化した場合に、室内温度および室内湿度がどのように変化するかを検知することができる。図2は、過去の1日における室外温度および室外湿度と、空調空間の室内温度および室内湿度との変化の一例を示している。したがって、天気予報の気象情報に基づいて、1日における室外温度および室外湿度の変化が予測されるので、その予測された室外温度および室外湿度と、過去のデータとに基づいて、室内温度および室内湿度がどのように変化するかを検知することができる。このようにして、予測部53では、天気予報の気象情報に基づいた1日における室外温度および室外湿度の変化から、室内温度および室内湿度の変化を検知して、室内温度および室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを予測する。このように、本実施形態では、予測部53は、1日ごとに、室内温度および室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを予測する。
本実施形態では、予測部53において空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になるかを予測する場合に、室内温度及び室内湿度についての判定図が使用される。判定図は、図3に示すように、縦軸は室内湿度(相対湿度)を示し、横軸は室内温度を示している。
図3は、予測情報を端末装置に供給するかを判定する判定図の一例であるが、この判定図には、情報供給ゾーンが設定される。情報供給ゾーンは、室内が高温状態や高湿状態であって、室内温度や室内湿度を低下させる必要がある領域である。したがって、情報供給ゾーンでない領域は、室内温度や室内湿度を低下させる必要がない領域であると考えられる。
図3の判定図において、A1点〜A3点は、下記の室内温度及び室内湿度である点を示す。
・A1点:室内温度が27度であり、室内湿度が100%である点
・A2点:室内温度が27度であり、室内湿度が70〜80%の間のyである点
・A3点:室内温度が33度であり、室内湿度が30%である点
図3の判定図では、A1点とA2点とA3点を接続した線Aの右上の領域(室内温度及び室内湿度が線A上にある場合を含む)である情報供給ゾーンが図示されている。したがって、室内温度及び室内湿度が情報供給ゾーンにある場合には、室内温度や室内湿度を低下させる必要があるとして、予測情報が端末装置4に供給される。
判定部54は、予測部53において空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になると予測された場合に、その予測情報および予測時刻を端末装置4に供給するか否かを判定する。本実施形態では、判定部54は、予測部53において予測された予測時刻と、空気調和機2の室内機2aから供給された運転開始タイマー時刻に基づいて、予測情報を端末装置4に供給するか否かを判定する。詳しくは、判定部54は、運転開始タイマー時刻が予測時刻の以前に設定されている場合には、予測時刻になったときに空気調和機2の運転が開始されているとして、予測情報を端末装置4に供給しないと判定する。一方、判定部54は、運転開始タイマー時刻が設定されてない場合や、運転開始タイマー時刻が予測時刻の後に設定されている場合には、予測時刻になったときに空気調和機2の運転が開始されてないとして、予測情報を端末装置4に供給すると判定する。
情報供給部55は、判定部54において予測情報を端末装置4に供給すると判定された場合に、予測情報とともに予測時刻を端末装置4に供給する。本実施形態では、情報供給部55は、予測部53において空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になると予測されたときに、予測情報および予測時刻を端末装置4に対して供給する。その後、情報供給部55は、予測情報および予測時刻を端末装置4に対して供給した後、所定時間おきに、予測情報および予測時刻を端末装置4に対して供給する。したがって、本実施形態では、情報供給部55は、予測時刻になる前に、予測情報および予測時刻を端末装置4に対して複数回供給するように構成される。本発明において、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になると予測される予測時刻とは、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になると予測される予測時間帯を含む。したがって、予測情報および予測時刻を端末装置4に対して供給するとは、予測情報および予測時間帯を端末装置4に対して供給する場合を含む。
端末装置4は、例えばスマートフォンなどの液晶端末であって、表示画面10を有している。端末装置4では、例えば、空調管理サーバ3から予測情報および予測時刻が供給された場合に、その予測情報および予測時刻を表示画面10に表示する。したがって、端末装置4の使用者は、表示画面10に表示された予測情報および予測時刻を見て、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になると予測されたことと、どの程度の時間が経過したときに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるかを知ることができる。また、端末装置4では、使用者が端末装置4に対して空気調和機2の室内機2aの運転を変更する操作を行った場合に、空気調和機2の室内機2aに対して運転変更命令(運転を開始する運転開始命令や、設定温度を変更する設定温度変更命令を含む)を供給する。本実施形態では、複数の端末装置4のいずれも、空気調和機2の室内機2aに対して運転変更命令を供給できるものである。
次に、空調管理システム1の動作について、図4を参照しつつ説明する。
まず、空調管理サーバ3は、他の気象情報サーバなどから、空調空間周辺における気象情報を取得する(ステップS1)。また、空調管理サーバ3は、空気調和機2の室内機2aから、室内温度センサ21で検知される室内温度や室内湿度センサ22で検知される室内湿度についての情報を取得する(ステップS2)。予測部53において、空調空間が冷房運転(または除湿運転)を開始する必要がある状態になるか(室内温度や室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるか)を予測する(ステップS3)。
その後、ステップS4において、室内温度や室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になると判断した場合には(ステップS4:YES)、判定部54において、予測情報および予測時刻を端末装置4に供給するか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において、予測情報および予測時刻を端末装置4に供給すると判定した場合には(ステップS5:YES)、予測情報および予測時刻が端末装置4に供給される(ステップS6)。図5は、予測情報および予測時刻が端末装置4に供給された場合に、端末装置4の表示画面10に表示される内容の一例を示している。その後、予測時刻になったか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7において、予測時刻になったと判定された場合には(ステップS7:YES)、予測情報の供給動作が終了する。
一方、ステップS4において、室内温度や室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内にならないと判断した場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に移行する。
また、ステップS6において予測情報および予測時刻が端末装置4に供給された後、ステップS7において、予測時刻になってないと判定された場合には(ステップS7:NO)、予測情報および予測時刻が端末装置4に供給されたときから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8において、所定時間が経過したと判定された場合には(ステップS8:YES)、ステップS6に移行して、再度、予測情報および予測時刻が端末装置4に供給される。
一方、ステップS8において、所定時間が経過してないと判定されたと判定された場合には(ステップS8:NO)、ステップS7に移行して、予測時刻になったか否かの判定を繰り返す。
<本実施形態の空調管理システムの特徴>
本実施形態の空調管理システム1では、天気予報の気象情報に基づいて、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報が、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になる前に、端末装置4に供給される。したがって、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になる前に、使用者は、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になることを知ることによって、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるのを防止できる。よって、空調空間にいる人が熱中症等になるのを確実に防止できる。
本実施形態の空調管理システム1では、予測情報とともに、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になる予測時刻が端末装置に供給されるので、使用者が、どの程度の時間が経過したときに、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるかを考慮して、空気調和機2の運転を変更できる。
本実施形態の空調管理システム1では、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になる予測時刻になったときに運転開始タイマーによって空気調和機2の運転が開始されている場合は、予測情報を端末装置4に供給しなくても、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン外に変化すると考えられるので、予測情報を端末装置4に供給しない。したがって、予測情報を供給する必要のない場合に、予測情報が供給されるのを抑制できる。
本実施形態の空調管理システム1では、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になる前に、予測情報が端末装置4に複数回供給されるので、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になることが予測されていることを、使用者に確実に知らせることができる。
本実施形態の空調管理システム1では、端末装置4が空調空間にある空気調和機2に対して運転変更命令を供給できるものであるので、予測情報を確認した使用者は、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内にならないように空気調和機2の運転を変更できる。したがって、空調空間にいる使用者が熱中症等になることを防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の第1実施形態では、予測部が、過去における室外温度および室外湿度と、空調空間の室内温度および室内湿度との関係を示すデータに基づいて室内温度および室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを予測する場合について説明したが、室内温度および室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを予測する方法は、その他の方法であってもよい。したがって、例えば、空気調和機の室外機に配置された室外温度センサで検出された室外温度や室外湿度センサで検出された室外湿度を使用して、過去における室外温度および室外湿度と空調空間の室内温度および室内湿度との関係を示すデータに基づいて、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になるかを予測してもよい。例えば、所定時刻において室外温度や室外湿度を検出して、その室外温度や室外湿度が天気予報の気象情報に基づいてどのように変化するかに基づいて、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になるかを予測してもよい。また、天気予報に基づいて日照時間を予測して、その日照時間に基づいて室内温度を検知して、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になるかを予測してもよい。このように、室外の温度よりも室内の温度が高い場合に、空調空間の温度・湿度が情報供給ゾーン内になるかを予測できる。また、予測部が、室内温度および室内湿度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを、1日ごとに予測するものでなく、他の期間ごとに予測するものでもよい。
また、上述の第1実施形態では、予測情報を端末装置に供給した後、所定時間おきに、予測情報を端末装置に供給することで、予測情報が予測時刻になる前に複数回供給される場合について説明したが、これに限定されない。したがって、予測情報が端末装置に1回だけ供給されてもよいし、例えば、判定図において、情報供給ゾーンより室内温度や室内湿度が低い側に(情報供給ゾーンの外側に)、複数の他のゾーンが設けられ、室内温度および室内湿度が複数の他のゾーン内になるたびに予測情報を端末装置に対して供給することで、予測情報が予測時刻になる前に複数回供給されてもよい。
また、上述の第1実施形態では、予測情報が予測時刻になる前に、予測情報および予測時刻が端末装置に供給される場合について説明したが、予測情報だけが端末装置に供給されて、予測時刻が端末装置に供給されなくてもよい。
また、上述の第1実施形態では、予測時刻になったときに運転開始タイマーによって空気調和機の運転が開始されている場合は、予測情報を端末装置に供給しない場合について説明したが、予測時刻になったときに空気調和機の運転が行われているか否かにかかわらず、予測情報を端末装置に供給してもよい。
また、上述の第1実施形態では、空調管理サーバの気象情報記憶部が、空調管理サーバと異なる気象情報サーバから供給された天気予報の気象情報を記憶する場合について説明したが、例えば、使用者によって天気予報の気象情報が気象情報記憶部に対して登録されるものであってもよい。
また、上述の第1実施形態では、空調管理システムが、本発明における管理装置に対応する空調管理サーバと、端末装置とを有する場合について説明したが、本発明における管理装置は、天気予報の気象情報を記憶する気象情報記憶手段を有するものであれば、空調管理サーバ以外のものであってもよい。
また、上述の第1実施形態では、室内温度及び室内湿度に基づいて、室内温度及び室内湿度が情報供給ゾーンにある場合に予測情報が自動的に供給されるが、室内温度に基づいて、室内温度が情報供給ゾーンにある場合に空調空間情報が自動的に供給されてもよい。この場合、図6に示す判定図を使用する。図6の判定図には、図3と同様に、線Aより右側の領域は室内温度が27度以上の領域である情報供給ゾーンが設定される。この場合も、室内温度が情報供給ゾーンにある場合には、予測情報が供給される。この場合、予測部には、過去における室外温度と空調空間の室内温度との関係を示すデータを記憶しており、予測部では、室外温度が変化した場合に、室内温度がどのように変化するかを検知することができるものであることによって、天気予報の気象情報に基づいた1日における室外温度の変化から、室内温度の変化を検知して、室内温度が判定図の情報供給ゾーン内になるかを予測できる。そして、空調管理システムの動作は、第1実施形態において室内温度及び室内湿度に基づいて行われるのが、室内温度に基づいて行われる点で異なるが、その他は、第1実施形態と同様の方法で行われる。
また、上述の第1実施形態では、室内温度及び室内湿度に基づいて、室内温度及び室内湿度が情報供給ゾーンにある場合に予測情報が自動的に供給されるが、室内湿度に基づいて、室内湿度が情報供給ゾーンにある場合に空調空間情報が自動的に供給されてもよい。そして、空調管理システムの動作は、第1実施形態において室内温度及び室内湿度に基づいて行われるのが、室内湿度に基づいて行われる点で異なるが、その他は、第1実施形態と同様の方法で行われる。
また、上述の第1実施形態では、室内機に配置された室内温度センサ及び室内湿度センサで検出された室内温度及び室内湿度に基づいて予測情報が供給されるが、その他の空調空間(例えばリモコン)に配置された室内温度センサ及び室内湿度センサで検出された室内温度及び室内湿度に基づいて予測情報が供給されてもよい。
また、上述の第1および第2実施形態では、端末装置が、空調空間にある空気調和機に対して運転変更命令を供給できるものであるが、空調空間にある空気調和機に対して運転変更命令を供給できない端末装置であってもよい。
本発明を利用すれば、空調空間の温度・湿度が所定範囲内になるのを防止できる。
1 空調管理システム
2 空気調和機
3 空調管理サーバ(管理装置)
4 端末装置
20 運転開始タイマー部(運転開始タイマー手段)
52 予測部(予測手段)
55 情報供給部(情報供給手段)

Claims (6)

  1. 管理装置と、
    前記管理装置から情報が供給され得る端末装置とを備え、
    前記管理装置は、
    天気予報の気象情報を記憶する気象情報記憶手段と、
    前記気象情報記憶手段に記憶された天気予報の気象情報に基づいて空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることを予測する予測手段と、
    前記予測手段によって空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報を、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に前記端末装置に供給する情報供給手段とを有していることを特徴とする空調管理システム。
  2. 前記予測手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる時刻を予測するものであって、
    前記情報供給手段は、前記予測情報とともに前記予測時刻を前記端末装置に供給することを特徴とする請求項1に記載の空調管理システム。
  3. 空調空間にある空気調和機は、運転停止状態において所定時刻になったときに運転を開始する運転開始タイマー手段を有しており、
    前記予測手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる時刻を予測するものであって、
    前記情報供給手段は、前記予測時刻になったときに前記運転開始タイマー手段によって空気調和機の運転が開始されている場合は、前記予測情報を前記端末装置に供給しないことを特徴とする請求項1または2に記載の空調管理システム。
  4. 前記情報供給手段は、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に、前記予測情報を前記端末装置に複数回供給することを特徴とする請求項1−3のいずれかに記載の空調管理システム。
  5. 前記端末装置は、空調空間にある空気調和機に対して運転変更命令を供給できることを特徴とする請求項1−4のいずれかに記載の空調管理システム。
  6. コンピュータを、
    天気予報に基づいて空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることを予測する予測手段と、
    前記予測手段によって空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になることが予測された場合に、そのことを示す予測情報を、空調空間の温度および湿度の少なくとも一方が所定範囲内になる前に前記端末装置に供給する情報供給手段として機能させることを特徴とする空調管理プログラム。
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