JP2009047682A - 電気使用量報知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄に使用されている電気機器をユーザに報知し、電気使用量の節約を図る。
【解決手段】電気使用量取得部261は、各分岐ブレーカ12の電気使用量を取得する。組み合わせ情報記憶部265は、電力を無駄に使用していると推定される電気機器4の使用状態の組み合わせを記憶する。判断部262は、電気使用量取得部261により取得された各分岐ブレーカ12の電気使用量を基に、電気機器4の使用状態を判断し、使用状態が前記組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。モニタ装置5は、使用状態が無駄であると判断された電気機器4をユーザに報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気使用量を報知するための電気使用量報知システムに関するものである。
近年、家庭内で消費した電力を電力会社から送付される請求書以外でも確認することができる種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、家庭に設置された分電盤全体の交流消費電力をモニタリングし、モニタリング結果をWeb画面に表示する技術が開示されている。
特開2000−314752号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、分電盤全体の電気使用量をWeb画面を通じてユーザに報知するものであり、電気機器毎の電気使用量を報知することがなされていない。そのため、ユーザは、無駄に使用している電気機器が存在するか否かといった情報を得ることはできない。
本発明の目的は、無駄に使用されている電気機器をユーザに報知し、電気使用量の節約を図ることができる電気使用量報知システムを提供することである。
(1)本発明による電気使用量報知システムは、複数の分岐ブレーカと、各分岐ブレーカの電気使用量を取得する取得手段と、電力を無駄に使用していると推定される電気機器の使用状態の組み合わせを記憶する記憶手段と、前記取得手段により取得された各分岐ブレーカの電気使用量を基に、電気機器の使用状態を判断し、前記使用状態が前記組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断する判断手段と、前記判断手段により、使用状態が無駄であると判断された電気機器をユーザに報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、各分岐ブレーカの電気使用量が取得され、この電気使用量から電気機器の使用状態が判断され、電気機器の使用状態が、電力を無駄に消費していると推定される組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断され、使用状態が無駄であると判断された電気機器がユーザに報知される。
そのため、ユーザはこの報知結果から、例えば、照明がオフされて人物が居ないはずの部屋であるのに、床暖房がオンされており、床暖房が無駄に使用されているというような情報を認識することが可能となり、床暖房をオフするなどして、電気使用量を節約することができる。
(2)前記判断手段は、電気機器の使用状態が一定時間以上、前記組み合わせに該当する場合に、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することが好ましい。
この場合、電気機器の使用状態が電力の無駄な使用であると推定される組み合わせに一時的に該当するような場合に、当該組み合わせにかかる電気機器のユーザへの報知がなされないため、電力の無駄な使用が確実に発生してから、そのことをユーザに報知することができる。
(3)前記判断手段は、電気機器の使用状態が前記組み合わせに該当する回数が一定時間内に所定回数を超えた場合に、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することが好ましい。
この場合、電気機器の使用状態が電力の無駄な使用であると推定される組み合わせに一時的に該当するような場合に、当該組み合わせにかかる電気機器のユーザへの報知がなされないため、電力の無駄な使用が確実に発生してから、そのことをユーザに報知することができる。
(4)前記判断手段は、前記電気機器の使用状態が前記組み合わせに該当し、かつ、前記組み合わせにかかる電気機器の電気使用量が一定時間内に所定値を超えた場合、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することが好ましい。
この場合、電気機器の使用状態が電力の無駄な使用であると推定される組み合わせに一時的に該当するような場合に、当該組み合わせにかかる電気機器のユーザへの報知がなされないため、電力の無駄な使用が確実に発生してから、そのことをユーザに報知することができる。
(5)前記判断手段により、電気機器が無駄に使用されていると判断された場合、判断対象となった電気機器の使用状態の組み合わせを、判断対象から除外するためのユーザからの選択入力を受け付ける選択手段を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、電気機機器の使用状態の組み合わせが、デフォルトでは電力の無駄な使用に該当する場合であっても、ユーザにとっては、電力の無駄な使用でない場合も存在し、このような場合に、ユーザの要望に柔軟に対応することができる。
(6)前記記憶手段は、電力を無駄に使用していると推定される電気機器の使用状態の組み合わせを記憶すると共に、当該組み合わせにかかる電気機器の電気使用量を低減させるように電気機器を制御するための制御情報を記憶し、前記判断手段により、使用状態が無駄であると判断された電気機器を前記制御情報に従って制御する機器制御手段を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、無駄に使用されていると判断された電気機器の電気使用量が低減されるように当該電気機器が制御されるため、省エネ化を図ることができる。
(7)前記取得手段は、主幹ブレーカの電気使用量を取得し、前記取得手段により取得された主幹ブレーカの電気使用量を基に、今月の初日から今日までの電力量を算出する月別電力量算出手段と、予め定められた今月の電気代目標値と、前記月別電力量算出手段により算出された電力量とを基に、前記電気代目標値の未達成分の電力量を算出する未達成電力量算出手段とを更に備え、前記報知手段は、前記未達成電力量算出手段により算出された未達成分の電力量を報知することが好ましい。
この場合、今月の電気代を電気代目標値するための残りの電力量をユーザに報知することができる。
(8)前記未達成電力量算出手段により算出された未達成分の電力量を、今月の残り日数で割ることにより1日に使用することができる1日あたりの目標電力量を算出する目標電力量算出手段と、前記取得手段により取得された各分岐ブレーカの電気使用量を基に、各電気機器の平均消費電力を算出する平均消費電力算出手段と、前記平均消費電力算出手段により算出された各電気機器の平均消費電力を基に、節電対象となる節電電気機器を特定する電気機器特定手段と、前記目標電力量算出手段により算出された1日あたりの目標電力量と、前記平均消費電力算出手段により算出された平均消費電力とを基に、前記節電電気機器の1日あたりの節電時間を算出する節電時間算出手段とを更に備え、前記報知手段は、前記節電時間算出手段により算出された節電時間を報知することが好ましい。
この場合、1日あたりどの電気機器をどの程度節電すれば、今月の電気代を電気代目標値にすることができるかをユーザに提案することができる。
(9)ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段を更に備え、前記節電時間算出手段は、前記操作手段により前記節電電気機器のうち、いずれかの節電電気機器に対する1日あたりの節電時間を増減するための操作入力が受け付けられた場合、当該節電電気機器の節電時間の増減に連動させて、各節電電気機器の1日あたりの節電電力量の総和が一定となるように、残りの節電電気機器の節電時間を増減させることが好ましい。
この場合、ある節電電気機器の節電時間が増減された場合において、各節電電気機器の1日あたりの節電電力量の総和が一定となるように、残りの節電電気機器の節電時間をユーザに提案することができる。
(10)前記電気機器特定手段は、前記操作手段により受け付けられた複数の電気機器の中から節電電気機器を選択するためのユーザによる操作入力に従って、節電電気機器を特定することが好ましい。
この場合、ユーザは節電電気機器を選択することができる。
(11)前記操作手段は、各節電電気機器の節電時間の長さを規定するための優先度を指定するための操作入力を受け付け、前記節電時間算出手段は、前記優先度を更に用いて前記節電電気機器の1日あたりの節電時間を算出することが好ましい。
この場合、ユーザは選択した節電電気機器に対して節電の優先度を設定することができる。
本発明によれば、ユーザは、例えば、照明がオフされて人物が居ないはずの部屋であるのに、床暖房がオンされており、床暖房が無駄に使用されているというような電気機器の無駄な使用を認識することが可能となり、床暖房をオフするなどして、電気使用量を節約することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1による電気使用量報知システムについて説明する。図1は、本電気使用量報知システムの全体構成図を示している。本電気使用量報知システムは、分電盤1と、モニタ装置5とを備えている。分電盤1は、主幹ブレーカ、分岐ブレーカ等が含まれ、商用電源から供給される電力を各居室に配置された電気機器に供給する。分電盤1には、インターネット通信網や移動通信網といった所定のネットワークN3を介してセンターサーバ7が接続されている。センターサーバ7は、例えば、本電気使用量報知システムを運用する会社に設置され、分電盤1が各居室の電気機器に供給した電気使用量等をネットワークN3を介して収集し、蓄積する。また、センターサーバ7は、蓄積した電気使用量等に基づいてユーザが所有するモニタ装置8に種々の情報を送信し、ユーザに対して種々のサービスを提供する。
また、分電盤1には、ネットワークN3を介してモニタ装置8が接続されている。モニタ装置8は、携帯電話や、ノート型のパソコンといった装置から構成され、種々の情報をユーザに報知する。モニタ装置5は、各居室内に配置されたテレビや専用のモニタ装置から構成され、種々の情報をユーザに報知する。
図1の例では、各居室として、リビング、寝室、子供部屋が含まれ、リビングには、JJEM−A機器である照明装置41、エアコン42が配置されている。寝室には照明装置43が配置され、子供部屋には、照明装置44及びエアコン45が配置されている。照明装置43,44、及びエアコン45はJEM−A機器ではない通常の電気機器である。そして、分電盤1は商用電源から供給された電力をこれらの電気機器に供給する。
図2は、本電気使用量報知システムのブロック図を示している。本電気使用量報知システムは、分電盤1、電気機器4−1,4−2、及びモニタ装置5を主に備えている。なお、電気機器4−1,4−2を総称する場合は、電気機器に対して4の番号を付す。
分電盤1は、主幹ブレーカ11、エネルギーマネジメントユニット2、複数の分岐ブレーカ12、統合装置13、及びネットリモコン14を備えている。主幹ブレーカ11は、商用電源からの電力を分岐ブレーカ12を介して電気機器4に供給するものであり、主幹ブレーカ11を流れる電流のレベルが一定のレベル以上になるとオフして、分岐ブレーカ12への電力の供給を遮断する。
分岐ブレーカ12は、主幹ブレーカ11からの電力を分岐させて、各居室に配置された電気機器4に供給するものである。本実施の形態では、1つの分岐ブレーカ12には1つの電気機器4が接続されているものとする。そして、各分岐ブレーカ12は、流れる電流のレベルが一定のレベル以上になるとオフして、配下に接続された電気機器4への電力供給を遮断する。
エネルギーマネジメントユニット2は、主幹電圧検出部21、主幹電流検出部22、電力演算部23、分岐ブレーカ電流検出部24、演算装置25、制御装置26、及び一次分岐ブレーカ27を備えている。
主幹電圧検出部21は、主幹ブレーカ11における電圧の瞬時値である瞬時電圧値を所定のサンプリング間隔で検出する電圧検出回路から構成される。主幹電流検出部22は、主幹ブレーカ11における電流の瞬時値である瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で検出する電流検出回路から構成される。
電力演算部23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路から構成され、主幹電圧検出部21において検出された瞬時電圧値と、主幹電流検出部22により検出された瞬時電流値とを乗じ、主幹ブレーカ11から供給される電力の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で算出する。
分岐ブレーカ電流検出部24は、各分岐ブレーカ12に対応して複数存在し、分岐ブレーカ12に流れる電流を検出する電流検出回路から構成される。
演算装置25は、ASIC等の集積回路から構成され、電流積算値等を算出するものであり、計測値取得部251、積算部252、及び送信部253を備えている。
計測値取得部251は、電力演算部23により算出された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で順次取得する。また、計測値取得部251は、主幹電圧検出部21により検出された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を所定のサンプリング間隔で電力演算部23を介して順次取得する。また、計測値取得部251は、分岐ブレーカ電流検出部24により検出された瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で電力演算部23を介して順次取得する。
積算部252は、計測値取得部251により取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値を積算して積算電流値を所定のサンプリング間隔で算出する。
送信部253は、主幹電圧検出部21により検出された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値と、計測値取得部251により取得された主幹ブレーカ11の瞬時電力値と、積算部252により算出された各分岐ブレーカ12の積算電流値とを1つのパケットに格納し、通信線N1を介して所定のサンプリング間隔で制御装置26に送信する。
本実施の形態では、所定のサンプリング間隔として、2秒を採用するが、これは一例であって、1秒、3秒、5秒、10秒、1分というような他の値を採用してもよい。また、送信部253は、送信する瞬時電力値が主幹ブレーカ11によるものであり、また、送信する積算電流値がどの分岐ブレーカ12によるものなのかを識別するための識別情報を、瞬時電力値及び各積算電流値に関連付ける。
通信線N1は、例えば、RS−485の通信ケーブルから構成される。しかし、これは一例であって、RS−232C、RS−422といった他の通信ケーブルを採用してもよい。
制御装置26は、ASIC等の集積回路から構成され、通信線N1を介して演算装置25と接続され、電気使用量取得部261(電気使用量取得手段)、判断部262(判断手段)、報知制御部263、ブレーカ情報記憶部264、及び組み合わせ情報記憶部265(記憶手段)を備えている。
電気使用量取得部261は、演算装置25から今回送信された各分岐ブレーカ12の積算電流値から1サンプリング間隔前に送信された各分岐ブレーカ12の積算電流値を減じ、得られた各値に、演算装置25から今回送信された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じて各分岐ブレーカ12の瞬時電力値を算出し、この瞬時電力値を各分岐ブレーカ12の電気使用量として算出する。
ここで、電気使用量取得部261は、演算装置25から送信される積算電流値に関連付けられた識別情報から、受信した積算電流値がどの分岐ブレーカ12によるものかを識別し、ブレーカ情報記憶部264に記憶されたブレーカ情報に従って、受信した積算電流値がどの電気機器4の積算電流値を示すかを特定する。図3は、ブレーカ情報記憶部264が記憶するブレーカ情報の一例を示した図である。図3に示すようにブレーカ情報は、分岐ブレーカ12の識別情報と、各識別情報に関連付けられた電気機器4を示す情報とから構成されている。図3の場合、分岐ブレーカ12の識別情報を示すA〜Eにはそれぞれ、子供部屋床暖房、子供部屋照明、子供部屋エアコン、廊下照明、リビング床暖房が関連付けられている。
したがって、電気使用量取得部261は、例えば受信した積算電流値に関連付けられた識別情報がAである場合、この積算電流値は子供部屋床暖房の積算電流値を表し、受信した積算電流値に関連付けられた識別情報がBである場合、この積算電流値は子供部屋照明の積算電流値を表すと判断する。
判断部262は、電気使用量取得部261により取得された電気使用量を基に、各電気機器4の使用状態を特定し、各電気機器4の使用状態が電力の無駄な使用と推定される所定の組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。
ここで、判断部262は、電気使用量取得部261により取得された各電気機器4の電気使用量からどの電気機器4がオンされ、どの電気機器4がオフされているかを特定することで、各電気機器4の使用状態を特定する。例えば、判断部262は、子供部屋床暖房の電気使用量の値がオフしていると判断できる値(例えば0)である場合、子供部屋床暖房の使用状態はオフであると判断し、子供部屋床暖房の電気使用量の使用状態はオンであると判断できる値(例えば0以外の一定の値)である場合、子供部屋床暖房の使用状態はオンであると判断する。
そして、判断部262は、各電気機器4がオンされているかオフされているかを示す電気機器4の使用状態を特定し、特定した電気機器4の使用状態が組み合わせ情報記憶部265に記憶された組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当するか否かを判断する。
図4は、組み合わせ情報記憶部265に記憶された組み合わせ情報の一例を示した図である。図4に示すように、組み合わせ情報には、電力を無駄に使用していると推定される電気機器4の使用状態の組み合わせが格納されている。図4の例では、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、電力が無駄に使用されていると推定され、子供部屋エアコンがオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、電力が無駄に使用されていると推定され、廊下照明がオンされ、子供部屋照明がオンされている場合、電力が無駄に使用されると推定され、リビング照明がオフされ、リビング床暖房がオンされている場合、電力が無駄に使用されていると推定されるように組み合わせ情報が規定されている。なお、図4に示す組み合わせ情報は、一例であり、他の組み合わせを含ませてもよく、組み合わせの内容も図4のものに限定されない。また、図3に示すブレーカ情報も一例であり、分岐ブレーカ12の個数や、電気機器4の種類及び個数は図3のものに限定されない。
したがって、判断部262は、例えば子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、子供部屋床暖房及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断し、子供部屋エアコンがオンされ、子供部屋照明がオフされている場合、子供部屋エアコン及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。
ここで、判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当する状態が一定時間以上継続した場合に、電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。例えば、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされているというように、電気機器4の使用状態が一定時間(例えば5分、10分等)継続された場合、判断部262は、子供部屋床暖房及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。
報知制御部263は、判断部262により電気機器4が無駄に使用されていると判断された場合、そのことをユーザに報知するための画像データを生成し、通信線N2を介してモニタ装置5に送信する。
ブレーカ情報記憶部264は、図3に示すような上記ブレーカ情報を記憶する。組み合わせ情報記憶部265は、図4に示すような上記組み合わせ情報を記憶する。
一次分岐ブレーカ27は、例えば太陽電池3により発電された電力を電気機器4に供給するブレーカから構成される。
統合装置13は、モデム等の通信装置から構成され、通信線N2を介して制御装置26と接続されると共に、ネットワークN3を介してセンターサーバ7と接続され、報知制御部263により生成された画像データ等をセンターサーバ7及び図1に示すモニタ装置8に送信する。
ネットリモコン14は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、電気機器4を制御する。ここで、ネットリモコン14は、制御装置26の制御の下、例えば電気機器4の電源をオン・オフ制御する。なお、通信線N2としては、LANケーブルが採用される。
電気機器4−1は、図1に示す照明装置41、エアコン42といったJEM−A規格による電気機器から構成される。電気機器4−2は、図1に示す照明装置43,44、エアコン45といったJEM−A以外の電気機器機から構成される。
コンセント6は、分岐ブレーカ12と電力線L1を介して接続されると共に、電力線L1を介して電気機器4と接続される。
モニタ装置5は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、タッチパネルや種々の操作ボタン等を備え、制御装置26から送信された画像データに従って、制御装置26から送信された無駄に使用されている電気機器4を示す画像を表示する。
図5は、本電気使用量報知システムの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、計測値取得部251は、分岐ブレーカ電流検出部24により検出された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で取得する。
次に、ステップS2において、積算部252は、計測値取得部251により取得された瞬時電流値を積算して各分岐ブレーカ12の積算電流値を所定のサンプリング間隔毎に算出する。次に、ステップS3において、送信部253は、積算部252により積算された各分岐ブレーカ12の積算電流値を所定のサンプリング間隔で、制御装置26に送信する。
次に、ステップS4において、電気使用量取得部261は、今回受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値から例えば1サンプリング間隔前に受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値を減じ、得られた各値に今回受信した主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じ、各分岐ブレーカ12の電気使用量を算出する。
次に、ステップS5において、判断部262は、ステップS4で算出された各分岐ブレーカ12の電気使用量から、各分岐ブレーカ12に接続された電気機器4の使用状態を特定する。
次に、ステップS6において、判断部262は、特定した電気機器4の使用状態の組み合わせが、組み合わせ情報に規定される組み合わせに該当するか否かを判断し、当該組み合わせ該当する場合(ステップS6でYES)、報知制御部263は、当該組み合わせにかかる電気機器4をユーザに報知するための画像データを生成し、モニタ装置5に送信し、モニタ装置5は、受信した画像データをタッチパネルに表示する(ステップS7)。ここで、モニタ装置5は、使用状態が無駄であると判断された電気機器4をタッチパネルに表示する。一方、報知制御部263は、ステップS6でNOと判断された場合、ステップS7の処理をスルーして処理を終了する。
このように、本電気使用量報知システムによれば、各分岐ブレーカ12の電気使用量が取得され、この電気使用量から電気機器4の使用状態が特定され、特定した電気機器4の使用状態が、電力を無駄に消費していると推定される組み合わせに該当する場合、モニタ装置5は、組み合わせにかかる電気機器4をタッチパネルに表示する。
そのため、ユーザはこの報知結果から、例えば、照明がオフされて人物が居ないはずの部屋であるのに、床暖房がオンされており、床暖房が無駄に使用されているというような電気機器4の無駄な使用を認識することが可能となり、床暖房をオフするなどして、電気使用量を節約することができる。
また、電気機器4の使用状態が一定時間(例えば5分、10分等)継続された場合、判断部262は、子供部屋床暖房及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断し、電気機器4の使用状態が無駄であると推定される組み合わせに一時的に該当するような場合に、当該組み合わせにかかる電気機器4のユーザへの報知がなされないため、電力の無駄な使用が確実に発生してから、そのことをユーザに報知することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2による電気使用量報知システムは、判断部262の判断処理の手法が実施の形態1とは相違する点を特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図、ブロック図、及びフローチャートは図1、図2、及び図5と同一である。
図2に示す判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当する回数が一定時間内に一定回数を超えた場合に、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。例えば、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされているという電気機器4の使用状態が一定時間(例えば5分、10分、1時間、2時間等)の間に、一定回数以上発生した場合、判断部262は、電力を無駄に使用していると判断する。具体的には、子供部屋床暖房がオンされている状態で、一定時間内に子供部屋照明のオン・オフが繰り返えされた場合が該当する。なお、一定回数としては、3回、5回、10回といった予め定められた値を採用することができる。
ユーザは、子供部屋床暖房がオンした状態で、何らかの理由で短期間のうちに子供部屋照明装置のオン・オフを繰り返すことも生じ得る。この場合、オン・オフが繰り返される毎に、モニタ装置5によって、無駄の報知が繰り返し行われると、ユーザにとって目障りになってしまう。そこで、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当する回数が一定時間内に一定回数を超えた場合に、無駄な使用を報知することで、ユーザに目障りとなるような報知を回避し、無駄な電力の使用が確実に発生してから、ユーザに報知することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3による電気使用量報知システムは、判断部262の判断処理の手法が実施の形態1、2とは相違する点を特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1、2と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図、ブロック図、及びフローチャートは図1、図2、及び図5と同一である。
図2に示す判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当し、かつ、この組み合わせにかかる電気機器4の一定時間内の電気使用量が所定値を超えた場合、電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。
詳細には、判断部262は、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報によって示される組み合わせに該当することを検知すると、この組み合わせにかかる電気機器4の電気使用量を一定時間積算し、得られた電気使用量が所定値を超えた場合、当該組み合わせにかかる電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。
例えば、判断部262は、子供部屋床暖房のオン、子供部屋照明のオフを特定すると、子供部屋床暖房の電気使用量を一定時間積算し、得られた電気使用量が所定値を超えた場合、子供部屋床暖房及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。
また、例えば、判断部262は、廊下照明のオン、子供部屋照明のオンを検知すると、一定期間内における廊下照明の電気使用量の積算値と子供部屋照明の電気使用量の積算値との和が、所定値を超えた場合、廊下照明及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断する。
このように、実施の形態3による電気使用量報知システムによれば、電気機器4の使用状態が組み合わせ情報により規定される組み合わせに一時的に該当したとしても、直ぐには無駄な使用がユーザに報知がなされず、組み合わせにかかる電気機器4の所定時間の電気使用量が所定値を超えた場合に、電気機器4の使用状態が無駄であるとことがユーザに報知されるため、無駄な使用が確実に発生してから、無駄な使用をユーザに報知することができ、不必要な報知を防止することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4による電気使用量報知システムは、判断部262が電力を無駄に使用していると判断した場合、判断対象となった電気機器4の使用状態の組み合わせを、判断対象から除外するためのユーザからの選択入力を受け付けることを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1〜3と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図、ブロック図、及びフローチャートは図1、図2、及び図5と同一である。
図2に示すモニタ装置5は、例えばタッチパネルを含み、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部51(選択手段)を備えている。操作部51は、判断部262が、電気機器4が無駄に使用されていると判断した場合、当該組み合わせを判断対象から除外するためのユーザからの選択入力を受け付ける。
モニタ装置5は、操作部51により上記選択入力が受け付けられると、そのことを通知するためのパケットを通信線N2を介して制御装置26に送信する。このパケットを受信した制御装置26は、ユーザにより判断対象から除外された組み合わせが、組み合わせ情報から削除されるように、組み合わせ情報を更新する。
図2に示す判断部262は、実施の形態2の判断手法と実施の形態3の判断手法とを併用して、電気機器4の使用状態が無駄であると判断する。
図6は、電気機器4の使用状態が無駄であることを報知する際にモニタ装置5に表示される画像の一例を示した図である。図6の上段には、上下2行に亘って、「廊下照明」、「子供部屋照明」と表示されており、廊下照明と子供部屋照明とが共にオンされ、電力の無駄な使用が発生していることが報知されている。図6の下段には、「以後、この組み合わせは表示しない」と記されたボタンが表示されている。このボタンがユーザにより押される、すなわち、操作部51により、廊下照明のオンと、子供部屋照明のオンとの組み合わせを、判断対象から除外するためのユーザからの選択入力が受け付けられると、制御装置26は、廊下照明のオンと、子供部屋照明のオンとの組み合わせを組み合わせ情報から削除する。これにより、以後、判断部262は、廊下照明のオンと、子供部屋照明のオンとを検知しても、電気機器4の使用状態が無駄であると判断しなくなる。
図6に示す画像の中段には、「廊下照明を消す」、「子供部屋照明を消す」と記されたボタンが表示されている。「廊下照明を消す」のボタンが押される、すなわち、操作部51が、廊下照明を消すための入力を受け付けると、制御装置26は、廊下照明がオフされるように、ネットリモコン14に指示し、ネットリモコン14は、廊下照明をオフする。また、「子供部屋照明を消す」のボタンが押された場合も、制御装置26は、同様にして、子供部屋照明をオフする。なお、図6に示す「メイン」と記されたボタンは、モニタ装置5に初期画像を表示させるためのボタンである。
図7は、電気機器4の使用状態が無駄であることを報知する際にモニタ装置5に表示される画像の他の一例を示した図である。図7の場合、1行目に「廊下照明」、「子供部屋照明」と表示されており、廊下照明がオン、子供部屋照明がオンされているため、廊下照明及び子供部屋照明の使用状態が無駄であることが報知されている。また、2行目には、「リビング照明」、「リビング床暖房」と表示されており、リビング照明がオフされ、リビングにユーザがいないにも関わらず、リビング床暖房がオンされ、リビング照明及びリビング床暖房の使用状態が無駄であることが報知されている。
また、「子供部屋照明」と記されたボタンの右隣には、「詳細設定」と記されたボタンが表示されており、「詳細設定」と記されたボタンの右隣には「無効」と記されたボタンが表示されている。また、「リビング床暖房」と記されたボタンの右隣にも「詳細設定」及び「無効」と記されたボタンが表示されている。
1行目の「無効」と記されたボタンがユーザにより押されると、制御装置26は、廊下照明のオンと、子供部屋照明のオンとの組み合わせを組み合わせ情報から削除する。これにより、以後、判断部262は、廊下照明のオンと、子供部屋照明のオンとを検知しても、廊下照明及び子供部屋照明の使用状態が無駄であると判断しなくなる。
また、2行目の「無効」と記されたボタンがユーザにより押されると、制御装置26は、リビング照明オフと、リビング床暖房のオンとの組み合わせを組み合わせ情報から削除する。これにより、以後、判断部262は、リビング照明のオフと、リビング床暖房のオンとを検知しても、リビング照明及びリビング床暖房の使用状態が無駄であると判断しなくなる。
図8は、図7の2行目の「詳細設定」と記されたボタンが押された場合に、モニタ装置5が表示する画像を示した図である。この画像には、「時間/回数」として「12時〜14時 6回」と表示されている。これは、12時〜14時の時間帯において、リビングの照明がオフされ、リビングの床暖房がオンされる電気機器4の使用状態が6回発生した場合、無駄な使用が発生していると判断されることを示している。なお、ユーザは、操作部51を操作することで、12時〜14時の時間帯を任意の時間帯に変更することができる。
また、「電気使用量」として「15W」と表示されている。これは、リビング照明がオフされ、リビング床暖房がオンされた状態において、一定期間内に、リビング床暖房の電気使用量の積算値が15Wを超えた場合、無駄な使用が発生していると判断されることを示している。なお、ユーザは、操作部51を操作することで、15Wの値を任意の値に変更することができる。
また、図7において、ユーザは1行目の「詳細設定」のボタンを押すと、図8と同様の、廊下照明と子供部屋照明との組み合わせにかかる詳細設定を行うための画像が表示される。
このように、実施の形態4による電気使用量報知システムによれば、デフォルトの設定では、電気機器4の使用状態の組み合わせが無駄に該当する場合であっても、ユーザにとっては、無駄に該当しない場合もあり、このような場合に、ユーザの要望に柔軟に対応することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5による電気使用量報知システムは、電力が無駄に使用されていると判断された場合、判断対象の電気機器4の電気使用量が低減されるように、電気機器4を制御することを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1〜4と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図及びフローチャートは図1及び図5と同一である。図9は、実施の形態5による電気使用量報知システムのブロック図を示している。図2との相違点は、制御装置26が機器制御部266を備え、電気機器4をJEM−A規格に準拠した電気機器にのみ構成した点にある。
組み合わせ情報記憶部265は、電力を無駄に使用していると推定される電気機器4の使用状態の組み合わせを記憶すると共に、当該組み合わせにかかる電気機器4の電気使用量を低減させるようにこれらの電気機器4を制御するための制御情報を組み合わせ情報として記憶する。
図10は、実施の形態5による組み合わせ情報を示した図である。図10に示す組み合わせ情報においては、子供部屋床暖房がオン、子供部屋照明がオフの電気機器4の使用状態の組み合わせにおいて、オンの子供部屋床暖房に対して制御情報が関連付けられている。この制御情報は、子供部屋床暖房の電気使用量を低減させるための情報である。具体的には、オンされている子供部屋床暖房をオフしたり、子供部屋床暖房を省エネモードで稼働させたりというような情報が含まれている。
また、廊下照明がオン、子供部屋照明がオンの組み合わせに対しては両方の電気機器4がオンであるため、両方の電気機器4に対して制御情報が関連付けられている。オンの廊下照明に関連付けられた制御情報としては、廊下照明をオフしたり、廊下照明の光量を低下させたりというような情報が含まれ、子供部屋照明に関連付けられた制御情報としては、子供部屋照明をオフしたり、子供部屋照明の光量を低下させたりというような情報が含まれる。
機器制御部266は、判断部262により、電気機器4の使用状態が無駄であると判断された場合、判断対象の電気機器4を組み合わせ情報によって規定される制御情報に従って制御する。例えば、機器制御部266は、子供部屋床暖房がオンされ、子供部屋照明がオフされたため、判断部262により両電気機器4の使用状態が無駄であると判断された場合、オンされた子供部屋床暖房の制御情報をネットリモコン14に送信する。そして、ネットリモコン14は、受信した制御情報に従って電気使用量が低減されるように子供部屋床暖房を制御する。なお、判断部262は、実施の形態1〜4のいずれかに示す判断手法を用いて電力が無駄に使用されているかの判断を行うことができる。
このように、実施の形態5による電気使用量報知システムによれば、電気機器4の使用状態が無駄であると判断された場合、判断対象となった電気機器4の電気使用量が低減されるように電気機器4が制御されるため、省エネ化を図ることができる。
(実施の形態6)
実施の形態6による電気使用量報知システムは、今月の電気代目標値の未達成分の電力量をユーザに報知し、かつ、節電対象の電気機器4を特定し、1日あたりの節電時間をユーザに報知することを特徴としている。
なお、本実施の形態において、実施の形態1〜5と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図は図1と同一である。図11は、本発明の実施の形態6による電気使用量報知システムのブロック図を示している。図2との相違点は、制御装置26が計算部267、電気機器特定部268(電気機器特定手段の一例)、及び節電時間算出部269(節電時間算出手段の一例)を備えた点にある。
電気使用量取得部261は、実施の形態1に示すように、送信部253により送信された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で取得する。また、電気使用量取得部261は、実施の形態1に示すように、各分岐ブレーカ12の瞬時電力値を各電気機器4の瞬時電力値として算出する。
計算部267は、電気使用量取得部261により取得された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を用いて、今月の初日から今日までの電力量を算出する月別電力量算出処理(月別電力量算出手段の一例)を実行する。ここで、計算部267は、カレンダー機能を備え、このカレンダー機能を用いて、月、日を特定すればよい。また、計算部267は、例えば、今月の初日から今日までの主幹ブレーカ11の瞬時電力値を積算することで、今月の初日から今日までの電力量を算出すればよい。
また、計算部267は、予め定められた今月の電気代目標値と、月別電力量算出処理により算出された今月の初日から今日までの電力量とを基に、電気代目標値の未達成分の電力量を算出する未達成電力量算出処理(未達成電力量算出手段の一例)を実行する。ここで、計算部267は、例えば、今月の電気代目標値から、予め定められた演算式を用いて今月の電力量目標値を算出し、この電力量目標値から、今月の初日から今日までの電力量を減じて、未達成分の電力量を算出すればよい。また、電気代目標値は、デフォルト値を採用してもよいし、ユーザが操作部51を用いて設定した電気代目標値を採用してもよい。
また、計算部267は、未達成電力量算出処理により算出された未達成分の電力量を、今月の残り日数で割ることにより1日に使用することができる電力量である1日あたりの目標電力量αを算出する目標電力量算出処理(目標電力量算出手段の一例)を実行する。
また、計算部267は、電気使用量取得部261により取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電力値を基に、各電気機器4の平均消費電力を算出する平均消費電力算出処理(平均消費電力算出手段の一例)を実行する。ここで、計算部267は、今日から所定日数(例えば5日)前までにおいて、電気使用量取得部261により取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電力値の積算値と、各電気機器4がオンした時間の積算値とを算出し、前記積算値をオンした時間で割ることで、各電気機器4の平均消費電力を算出すればよい。
また、計算部267は、今日から所定日数前までにおいて、各電気機器4がオンした時間の積算値を所定日数で割ることで、各電気機器4の1日あたりの平均オン時間Tiを算出する。
電気機器特定部268は、平均消費電力算出処理により算出された各電気機器4の平均消費電力を基に、節電対象となる節電電気機器を特定する。ここで、電気機器特定部268は、例えば、平均消費電力の高いものから順番に所定個数の電気機器4を節電電気機器として特定すればよい。なお、所定個数としては、デフォルト値を採用してもよいし、操作部51を用いてユーザにより入力された値を採用してもよい。
節電時間算出部269は、目標電力量算出処理により算出された1日あたりの目標電力量と、平均消費電力算出処理により算出された節電電気機器の平均消費電力とを基に、節電電気機器の1日あたりの節電時間を算出する。
ここで、節電時間算出部269は、計算部267により算出された各電気機器4の1日あたりの平均オン時間Tiと各電気機器4の平均消費電力wiとから、例えば下記の演算により全ての電気機器4の1日あたりの消費電力量βを算出する。
β=w1・T1+w2・T2+・・・+wi・Ti+・・・+wn・Tn
但し、i=1〜nは各電気機器4を特定するための番号である。
また、節電時間算出部269は、1日あたりの消費電力量βから計算部267により算出された1日あたりの目標電力量αを減じ、1日あたりの節電電力量γを算出する。但し、γは、γ=β−α (β−α≧0)、γ=0 (β−α<0)である。
そして、節電時間算出部269は、各節電電気機器の平均消費電力をwi(i=1〜m:但しm<n)とすると、γ=t・(w1+w2+・・・+wm)により、1日あたりの各節電電気機器の節電時間tを算出する。この場合、tは各節電電気機器において同じ値を採用している。
報知制御部263は、未達成電力量算出処理により算出された未達成分の電力量をユーザに報知するための画像をモニタ装置5に表示させる。また、報知制御部263は、節電時間算出部269により算出された各節電電気機器の節電時間をユーザに報知するための画像をモニタ装置5に表示させる。
図12には、実施の形態6による電気使用量報知システムの処理を示すフローチャートである。まず、計算部267は、今月の初日から今日までの主幹ブレーカ11の瞬時電力値を積算することで、今月の初日から今日までの電力量を算出する(ステップS11)。ここで、今日の電力量としては、例えば、今日の0時から現在までの主幹ブレーカ11の瞬時電力値の積算値を採用すればよい。
次に、計算部267は、今月の電気代目標値から今月の電力量目標値を算出し、この今月の電力量目標値から、ステップS11で算出した電力量を減じて、未達成分の電力量を算出する(ステップS12)。
次に、計算部267は、ステップS12で算出された未達成分の電力量を今月の残り日数で割ることにより、1日あたりの目標電力量αを算出する(ステップS13)。
次に、計算部267は、今日から所定日数前までにおける、各分岐ブレーカ12の瞬時電力値から、各電気機器4の平均消費電力wi(但し、i=1〜n)を算出する(ステップS14)。
次に、計算部267は、今日から所定日数前までにおける、各電気機器4の1日あたりの平均オン時間Tiを算出する(ステップS15)。
次に、電気機器特定部268は、平均消費電力の高いものから順番に所定個数の電気機器4を節電電気機器として特定する(ステップS16)。
次に、節電時間算出部269は、計算部267により算出された各電気機器4の1日あたりの平均オン時間Tiと各電気機器4の平均消費電力wiとから、全ての電気機器4の1日あたりの消費電力量βを算出する(ステップS17)。
次に、節電時間算出部269は、β−αにより1日あたりの節電電力量γを算出する(ステップS18)。
次に、節電時間算出部269は、ステップS18で算出した節電電力量γと各節電電気機器の平均消費電力wiとから、各節電電気機器の1日あたりの節電時間tを算出する(ステップS19)。
次に、計算部267は、ステップS12で算出した未達成分の電力量と、ステップS16で算出した各節電電気機器の1日あたりの節電時間とを報知するための画像をモニタ装置5に表示させる(ステップS20)。
図13(a),(b)は、モニタ装置5により表示される画像の一例を示した図である。この画像の上方には、「目標電気代 10000円」と表示されており、今月の目標電気代が表示されている。また、その下には、「達成まであと、3600kw」と表示されており、今月の未達成分の電力量が3600kwであることが表示されている。なお、図13では、未達成分の電力量を便宜上、電力値であるkwの単位で表示している。
また、その下には、各節電電気機器の節電時間が横バーで表示されている。図13の例では、リビングエアコン、床暖房、子供部屋照明、及び寝室照明が節電電気機器として特定されている。そして、各節電電気機器の節電時間が横バーの長さによって表示されている。
なお、ユーザは操作部51を操作することで、いずれかの節電電気機器の節電時間を増減させることができる。この場合、節電時間算出部269は、節電時間の増減に連動させて、各節電電気機器の1日あたりの節電電力量γの総和が一定となるように、残りの節電電気機器の節電時間を増減させる。そして、報知制御部263は、各節電電気機器の節電時間によりモニタ装置5に表示された画像を更新する。
図13(b)の場合、リビングエアコンの節電時間が増大されており、この増大に連動して、各節電機器の節電電力量γの総和が一定となるように、残りの節電電気機器である床暖房、子供部屋照明、寝室照明との節電時間が、一律に減少されていることが分かる。
これを実現するために、節電時間算出部269は、γ=w1・t1´+(w2+w3+w4)・t2´からt2´を求めることで、残りの節電電気機器の節電時間を求めればよい。但し、w1〜w4はリビングエアコン、床暖房、子供部屋、及び寝室照明の平均消費電力を示し、t1´はリビングエアコン増大後の節電時間を示し、t2´は減少後の残りの節電電気機器の節電時間を示している。
このように、本実施の形態による電気使用量報知システムによれば、今月の電気代を電気代目標値するための残りの電力量をユーザに報知することができる。また、1日あたりどの電気機器をどの程度節電すれば、今月の電気代を電気代目標値にすることができるかをユーザに提案することができる。
(実施の形態7)
実施の形態7による電気使用量報知システムは節電候補となる電気機器4をユーザに選択させることを特徴としている。なお、本実施の形態において、実施の形態1〜6と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態の全体構成図及びブロック図は図1及び図11と同一である。
図11に示す操作部51は、節電電気機器を選択するためのユーザからの操作入力を受け付ける。また、操作部51は、各節電電気機器の節電時間の長さを規定するための優先度を指定するためのユーザ操作入力を受け付ける。
図14は、(a),(b)は、節電電気機器を設定する際にモニタ装置5に表示される画像の一例を示した図である。図14(a)に示す「変更」のボタンがユーザにより押されると、モニタ装置5は、図14(b)に示す画像を表示する。図14(b)において、「現在の選択」の欄には、現在特定されている節電電気機器がボタン表示されている。この場合、「リビングエアコン」、「床暖房」、「子供部屋照明」、及び「寝室照明」が節電電気機器として特定されている。
また、図14(b)において、「候補」の欄には、節電電気機器として選択することが可能な予め定められた電気機器4が表示されている。この場合、「寝室エアコン」、「IH」、「廊下照明」、「リビング照明」、「外灯」、「子供部屋エアコン」、及び「和室照明」がボタン表示されている。
そして、「候補」の欄に表示された電気機器の中からいずれかの電気機器のボタンがユーザに押されると、モニタ装置5は、押されたボタンに係る電気機器を「現在の選択」の欄に追加する。また、「現在の選択」の欄に表示された節電電気機器のうち、いずれかの節電電気機器のボタンがユーザに押されると、モニタ装置5は、押されたボタンに係る節電電気機器を「現在の選択」の欄から削除して「候補」の欄に追加する。
また、図14(b)において、「ランク付け」のボタンがユーザにより押されると、モニタ装置5は、図15(a)に示す画像を表示する。図15(a)は、節電電気機器に優先度を設定する際に表示される画像の一例を示した図である。図15(a)の左欄には、節電電気機器が表示されている。この場合、「リビングエアコン」、「床暖房」、「子供部屋照明」、及び「寝室照明」が節電電気機器として設定されている。そして、ユーザは、左欄に表示された節電電気機器のボタンを、優先度を高くする順番で押すことで、各節電電気機器の優先度を設定する。
図15(a)の例では、左欄に表示された節電電気機器のボタンが、「寝室照明」、「子供部屋照明」、「リビングエアコン」、及び「床暖房」の順に押されたため、右欄には、節電電気機器がこの順番で上から下に表示されている。また、右欄には、各節電電気機器に対して優先度が高い順に1〜4の番号が付されている。
図15(a)に示す「戻る」のボタンが押されると、制御装置26の節電時間算出部269は、ユーザによる節電電気機器と優先度との選択が確定されたとして、ユーザにより選択された節電電気機器と優先度とを用いて各節電電気機器の節電時間を算出し、算出した節電時間をモニタ装置5に表示させる。
ここで、節電時間算出部269は、例えば、以下のようにして節電時間を算出する。以下の説明度では、優先度がそれぞれ1〜3の3個の電気機器4が節電電気機器として選択されている場合を例に挙げて説明する。1日あたりの節電電力量をγ、3個の節電電気機器の平均消費電力をw1,w2,w3、1日あたりの基本節電時間をtとすると、節電時間算出部269は、γ=3t・w1+2t・w2+t・w3によりtを算出する。そして、節電時間算出部269は、優先度1の節電電気機器の節電時間を3t、優先度2の節電電気機器の節電時間を2t、優先度3の節電電気機器の節電時間をtとして算出する。
この場合、モニタ装置5には、図15(b)に示す画像が表示される。図15(b)は優先度を加味して算出された各節電電気機器の節電時間が表示された画像の一例を示した図である。なお、図15(b)では、節電電気機器の個数が4個とされている。
この場合、寝室照明、子供部屋照明、リビングエアコン、及び床暖房の節電時間の優先度がそれぞれ1〜4であるため、この順で節電時間が長くなるように表示されていることが分かる。
このように、実施の形態7による電気使用量報知システムによれば、ユーザは節電電気機器を選択し、かつ、節電電気機器に対する優先度を設定することができる。
なお、実施の形態7においては、ユーザに優先度を数値入力させて優先度を設定するようにしてもよい。
本発明の実施の形態1〜5による電気使用量報知システムの全体構成図を示している。 本発明の実施の形態1〜4による電気使用量報知システムのブロック図を示している。 ブレーカ情報の一例を示した図である。 組み合わせ情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態1〜5による電気使用量報知システムの動作を示すフローチャートである。 電気機器の使用状態が無駄であることを報知する際にモニタ装置に表示される画像の一例を示した図である。 電気機器の使用状態が無駄であることを報知する際にモニタ装置に表示される画像の他の一例を示した図である。 モニタ装置が表示する画像を示した図である。 本発明の実施の形態5による電気使用量報知システムのブロック図を示している。 実施の形態5による組み合わせ情報を示した図である。 本発明の実施の形態6による電気使用量報知システムのブロック図を示している。 実施の形態6による電気使用量報知システムの処理を示すフローチャートである。 (a),(b)は、モニタ装置により表示される画像の一例を示した図である。 (a),(b)は、節電電気機器を設定する際にモニタ装置に表示される画像の一例を示した図である。 (a)は、節電電気機器に優先度を設定する際に表示される画像の一例を示した図であり、(b)は優先度を加味して算出された各節電電気機器の節電時間が表示された画像の一例を示した図である。
符号の説明
1 分電盤
2 エネルギーマネジメントユニット
3 太陽電池
4 電気機器
5 モニタ装置
6 コンセント
7 センターサーバ
8 モニタ装置
11 主幹ブレーカ
12 分岐ブレーカ
13 統合装置
14 ネットリモコン
21 主幹電圧検出部
22 主幹電流検出部
23 電力演算部
24 分岐ブレーカ電流検出部
25 演算装置
26 制御装置
27 一次分岐ブレーカ
51 操作部
251 計測値取得部
252 積算部
253 送信部
261 電気使用量取得部
262 判断部
263 報知制御部
264 ブレーカ情報記憶部
265 組み合わせ情報記憶部
266 機器制御部
267 計算部
268 電気機器特定部
269 節電時間算出部

Claims (11)

  1. 複数の分岐ブレーカと、
    各分岐ブレーカの電気使用量を取得する取得手段と、
    電力を無駄に使用していると推定される電気機器の使用状態の組み合わせを記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により取得された各分岐ブレーカの電気使用量を基に、電気機器の使用状態を特定し、前記使用状態が前記組み合わせに該当する場合、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断する判断手段と、
    前記判断手段により、使用状態が無駄であると判断された電気機器をユーザに報知する報知手段とを備えることを特徴とする電気使用量報知システム。
  2. 前記判断手段は、電気機器の使用状態が一定時間以上、前記組み合わせに該当する場合に、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することを特徴とする請求項1記載の電気使用量報知システム。
  3. 前記判断手段は、電気機器の使用状態が前記組み合わせに該当する回数が一定時間内に所定回数を超えた場合に、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することを特徴とする請求項1又は2記載の電気使用量報知システム。
  4. 前記判断手段は、前記電気機器の使用状態が前記組み合わせに該当し、かつ、前記組み合わせにかかる電気機器の電気使用量が一定時間内に所定値を超えた場合、当該組み合わせにかかる電気機器の使用状態が無駄であると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気使用量報知システム。
  5. 前記判断手段により、前記電気機器が無駄に使用されていると判断された場合、判断対象となった電気機器の使用状態の組み合わせを、判断対象から除外するためのユーザからの選択入力を受け付ける選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気使用量報知システム。
  6. 前記記憶手段は、電力を無駄に使用していると推定される電気機器の使用状態の組み合わせを記憶すると共に、当該組み合わせにかかる電気機器の電気使用量を低減させるように電気機器を制御するための制御情報を記憶し、
    前記判断手段により、使用状態が無駄であると判断された電気機器を前記制御情報に従って制御する機器制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気使用量報知システム。
  7. 前記取得手段は、主幹ブレーカの電気使用量を取得し、
    前記取得手段により取得された主幹ブレーカの電気使用量を基に、今月の初日から今日までの電力量を算出する月別電力量算出手段と、
    予め定められた今月の電気代目標値と、前記月別電力量算出手段により算出された電力量とを基に、前記電気代目標値の未達成分の電力量を算出する未達成電力量算出手段とを更に備え、
    前記報知手段は、前記未達成電力量算出手段により算出された未達成分の電力量を報知することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気使用量報知システム。
  8. 前記未達成電力量算出手段により算出された未達成分の電力量を、今月の残り日数で割ることにより1日に使用することができる1日あたりの目標電力量を算出する目標電力量算出手段と、
    前記取得手段により取得された各分岐ブレーカの電気使用量を基に、各電気機器の平均消費電力を算出する平均消費電力算出手段と、
    前記平均消費電力算出手段により算出された各電気機器の平均消費電力を基に、節電対象となる節電電気機器を特定する電気機器特定手段と、
    前記目標電力量算出手段により算出された1日あたりの目標電力量と、前記平均消費電力算出手段により算出された節電電気機器の平均消費電力とを基に、前記節電電気機器の1日あたりの節電時間を算出する節電時間算出手段とを更に備え、
    前記報知手段は、前記節電時間算出手段により算出された節電時間を報知することを特徴とする請求項7記載の電気使用量報知システム。
  9. ユーザからの操作入力を受け付ける操作手段を更に備え、
    前記節電時間算出手段は、前記操作手段により前記節電電気機器のうち、いずれかの節電電気機器に対する1日あたりの節電時間を増減するための操作入力が受け付けられた場合、当該節電電気機器の節電時間の増減に連動させて、各節電電気機器の1日あたりの節電電力量の総和が一定となるように、残りの節電電気機器の節電時間を増減させることを特徴とする請求項8記載の電気使用量報知システム。
  10. 前記電気機器特定手段は、前記操作手段により受け付けられた複数の電気機器の中から節電電気機器を選択するためのユーザによる操作入力に従って、節電電気機器を特定することを特徴とする請求項9記載の電気使用量報知システム。
  11. 前記操作手段は、各節電電気機器の節電時間の長さを規定するための優先度を指定するための操作入力を受け付け、
    前記節電時間算出手段は、前記優先度を更に用いて前記節電電気機器の1日あたりの節電時間を算出することを特徴とする請求項10記載の電気使用量報知システム。
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