JP2012007867A - 空調制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】GHPとEHPとが協調して被空調空間の空調を行い、GHPの定期保守の頻度を抑制することにより、全体としてのメンテナンスコストを抑制する。
【解決手段】コントローラ70は、GHPの運転時間を管理する運転時間管理部75bと、GHPの運転スケジュールであるGHP用運転スケジュールを作成するGHP用運転スケジュール作成部75cと、EHPの運転スケジュールであるEHP用運転スケジュールを作成するEHP用運転スケジュール作成部75dとを備える。GHPは、ガスエンジンの、保守満了期間の満了又は所定の第1運転時間への到達、のいずれか一方の条件が満たされることにより保守が行われる。GHP用運転スケジュール作成部75cは、保守満了期間と第1運転時間とに基づいてGHP用運転スケジュールを作成する。EHP用運転スケジュール作成部75dは、GHP用運転スケジュールに基づいてEHP用運転スケジュールを作成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空調制御装置に関する。
従来、圧縮機の駆動源にガスエンジンを用いるガスヒートポンプ空調機(以下、GHPという)と、圧縮機の駆動源に電気モータを用いる電気式ヒートポンプ空調機(以下、EHPという)とを居室等の被空調空間に混在して配置し、両者が連動して制御されることで、被空調空間の空調を行う空調制御システムが提案されている。
ここで、GHPに着目すると、GHPは、ガスエンジンで駆動するため、エンジンオイル等の定期的な交換・点検等の定期保守を行う必要がある。具体的には、GHPの定期保守は、特許文献1(特開2003−42519号公報)に開示のように、GHPの運転時間が所定時間に達することで行われるようになっている。
一般に、GHPのメーカーでは、上述したようなGHPの運転時間が所定時間に達するといった条件と、所定の期間を満了するといった条件とのいずれかの条件を満たした時に、定期保守を行うと定めている。
よって、GHPを頻繁に使う等計画性なしに運転すると、所定の期間の満了がくる前にGHPの運転時間が所定時間を超えやすく、定期保守の回数が多くなると考えられる。定期保守の回数が増えると、GHPのメンテナンスコストが増大することが懸念される。このため、GHP及びEHPが協調して空調を行う空調制御システム全体でのメンテナンスコストが増大することが懸念される。
そこで、本発明の課題は、GHPとEHPとが協調して被空調空間の空調を行うといった特性を生かして、GHPの定期保守の頻度を抑制することにより、全体としてのメンテナンスコストを抑制できる空調制御装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調制御装置は、ガスヒートポンプ空調機と電気式ヒートポンプ空調機とを制御する空調制御装置を前提とする。ガスヒートポンプ空調機は、ガスエンジンを動力源とする第1圧縮機を有し、被空調空間の空調を行う。電気式ヒートポンプ空調機は、電動機を動力源とする第2圧縮機を有し、ガスヒートポンプ空調機とともに被空調空間の空調を行う。そして、空調制御装置は、運転時間管理部と、第1運転スケジュール作成部と、第2運転スケジュール作成部とを備える。運転時間管理部は、ガスヒートポンプ空調機の運転時間を管理する。第1運転スケジュール作成部は、ガスヒートポンプ空調機の運転スケジュールである第1運転スケジュールを作成する。第2運転スケジュール作成部は、電気式ヒートポンプ空調機の運転スケジュールである第2運転スケジュールを作成する。そして、ガスヒートポンプ空調機は、ガスエンジンの、保守満了期間の満了又は所定の第1運転時間への到達、のいずれか一方の条件が満たされることにより保守が行われる。また、第1運転スケジュール作成部は、保守満了期間と第1運転時間とに基づいて第1運転スケジュールを作成する。また、第2運転スケジュール作成部は、第1運転スケジュールに基づいて第2運転スケジュールを作成する。
ここで、例えば、運転時間の管理には、累積運転時間の算出を含む。
本発明の第1観点に係る空調制御装置では、第1運転スケジュールを、保守満了期間と第1運転時間に基づいて作成することにより、ガスヒートポンプ空調機の保守が、おおむね保守満了期間毎に行うようにすることができる。すなわち、保守満了期間の満了による保守と、第1運転時間への到達による保守とが不定期に行われることを防止することが可能になる。よって、ガスヒートポンプ空調機の保守回数を抑制できる。なお、おおむね保守満了期間の満了毎に保守を行うために、ガスヒートポンプ空調機の運転を抑制した空調の分に関しては、電気式ヒートポンプ空調機の空調により補うことができ、これが第2運転スケジュールに反映される。よって、ガスヒートポンプ空調機と電気式ヒートポンプ空調機とが協調して被空調空間の空調を行うといった特性を生かして、ガスヒートポンプ空調機の保守の頻度を抑制でき、全体としてのメンテナンスコストを抑制できる。
本発明の第2観点に係る空調制御装置は、第1観点に係る空調制御装置であって、第1運転スケジュール作成部は、ガスエンジンの累積運転時間が第1運転時間に到達するより前に、保守満了期間が満了することがないように、第1運転スケジュールを作成する。
本発明の第2観点に係る空調制御装置では、ガスヒートポンプ空調機の保守をおおむね保守満了期間満了毎に行うことができ、保守回数及び保守コストを抑制できる。
本発明の第3観点に係る空調制御装置は、第1観点又は第2観点に係る空調制御装置であって、第1運転スケジュール作成部は、第1運転時間を保守満了期間で除することにより、年毎、月毎、日毎の少なくとも1つのガスヒートポンプ空調機の運転可能な運転可能時間を算出する。
本発明の第3観点に係る空調制御装置では、保守回数及び保守コストを抑制できる。
本発明の第4観点に係る空調制御装置は、第1観点〜第3観点のいずれかに係る空調制御装置であって、記憶部と保守要素算出部とをさらに備える。また、保守満了期間は、ガスエンジンの累積運転時間に関わらず予め設定された第1の保守満了期間である。記憶部は、ガスヒートポンプ空調機の予測される寿命期間である予測寿命期間を記憶する。保守要素算出部は、予測寿命期間に基づいて、ガスヒートポンプ空調機の最低必要になる保守回数である最低必要保守回数を算出し、最低必要保守回数に基づいて、第1の保守満了期間とは別の、予測寿命期間を略均等にするような第2の保守満了期間を算出する。そして、第1運転スケジュール作成部は、第1の保守満了期間又は第2の保守満了期間と、第1運転時間とに基づいて、第1運転スケジュールを作成する。
本発明の第4観点に係る空調制御装置では、全体としてのメンテナンスコストを抑制しながら、ガスヒートポンプ空調機の運転時間を多くとることができる。
本発明の第5観点に係る空調制御装置は、第1観点〜第4観点のいずれかに係る空調制御装置であって、第1運転スケジュール作成部は、ガス料金と、電気料金と、被空調空間の空調負荷と、ガスヒートポンプ空調機の機械特性と、電気式ヒートポンプ空調機の機械特性と、の少なくとも1つにさらに基づいて、第1運転スケジュールを作成する。
本発明の第5観点に係る空調制御装置では、料金等を考慮することで、よりきめ細やかなスケジュールを作成できる。
本発明の第1観点に係る空調制御装置では、ガスヒートポンプ空調機と電気式ヒートポンプ空調機とが協調して被空調空間の空調を行うといった特性を生かして、ガスヒートポンプ空調機の保守の頻度を抑制でき、全体としてのメンテナンスコストを抑制できる。
本発明の第2観点に係る空調制御装置及び本発明の第3観点に係る空調制御装置では、保守回数及び保守コストを抑制できる。
本発明の第4観点に係る空調制御装置では、全体としてのメンテナンスコストを抑制しながら、ガスヒートポンプ空調機の運転時間を多くとることができる。
本発明の第5観点に係る空調制御装置では、よりきめ細やかなスケジュールを作成できる。
本発明の一実施形態に係る空調制御システムの概略適用図。 空調制御システムの概略構成図。 第1実施形態に係るコントローラの概略構成図。 第1実施形態に係るコントローラの処理の流れを示すフローチャート。 第3実施形態に係るコントローラの概略構成図。 第3実施形態に係るコントローラの処理の流れを示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る空調制御システム100について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<第1実施形態>
(1)空調制御システム100の全体の概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係る空調制御システム100の概略適用図である。
空調制御システム100は、図1に示すように、ビルBの各部屋を被空調空間Sとして、この被空調空間Sの空調を行うための制御システムである。なお、ビルBの階数等は図1に示すものに限られない。
空調制御システム100は、主として、ガスヒートポンプ空調機(以下、GHPという)10と、電気式ヒートポンプ空調機(以下、EHPという)40と、GHP10及びEHP40の監視及び制御を行うコントローラ70とを有している。
GHP10の室内機12及びEHP40の室内機42は、被空調空間Sの天井や壁に設置されている。すなわち、被空調空間Sには、GHP10の室内機12及びEHP40の室内機42が混在しており、これらが協調して被空調空間Sの空調を行っている。GHP10の室外機11及びEHP40の室外機41は、ビルBの屋外に設置されている。コントローラ70は、ビルBの統制室Cに配置されている。なお、GHP10の室内機12及びEHP40の室内機42の台数や配置等は、図1に示すものに限られず、被空調空間Sの広さや被空調空間Sの人数の多少等により種々の変更が可能である。
GHP10とコントローラ70とは、専用の通信線5を介して接続されており、双方向の通信が可能である。EHP40とコントローラ70とは、専用の通信線5を介して接続されており、双方向の通信が可能である。
この空調制御システム100では、以上のような構成の下、コントローラ70が、GHP10及びEHP40を監視及び制御することによって、被空調空間Sの空調、すなわち、被空調空間Sの冷暖房を行っている。
以下、空調制御システム100を主として構成する各部の構成について適宜図面を参照しながら説明する。
(2)各部の構成
(2−1)GHP10の構成
図2は、空調制御システム100の概略構成図である。
まず、GHP10の構成について図2を用いて説明する。
GHP10は、図2に示すように、主として、室外機11と、複数の室内機12(図2では、1ユニットのみを記載)と、室外機11と室内機12とを接続する冷媒配管13とを有している。室外機11及び室内機12は、それぞれ、室外側冷媒回路140a、室内側冷媒回路140bを有しており、これらが冷媒配管13によって接続されることで、1の冷媒回路14が形成されている。室外機11内には、圧縮機111、室外熱交換器112、四路切換弁113等の室外側冷媒回路140aを構成する機器や室外ファン114が収容されており、室内機12内には、室内熱交換器121、膨張弁122等の室内側冷媒回路140bを構成する機器や室内ファン123が収容されている。ここで、圧縮機111は、圧縮機本体111bに隣接するガスエンジン111aを動力源としている。ガスエンジン111aが外部から供給される燃料ガスによって駆動されることで圧縮機111は稼働する。圧縮機111は、開放型圧縮機であって、圧縮機本体111bとガスエンジン111aとは、直結又はベルトを介して連結されている。
なお、GHP10で空調されて冷やされた又は暖められた空気は、室内機12に形成される吹出口124を介して被空調空間Sに送られる。これにより、GHP10は、被空調空間Sの冷房又は暖房を行っている。なお、図2に示す中抜きの矢印は、吹出口124,424(後述する)を介して吹き出される空気流を示している。
GHP10の制御部(図示せず)は、室外機11の制御部(図示せず)と室内機12の制御部(図示せず)との集合体である。すなわち、室外機11の制御部と室内機12の制御部とは、専用の通信線を介して接続されており、互いに制御信号のやり取りが可能である。
また、GHP10の制御部とコントローラ70の制御部75(後述する)とが専用の通信線5を介して接続されていることにより、GHP10の制御部は、コントローラ70からの制御指令に基づいて、室外機11内や室内機12内に配置される各種機器の動作を制御している。ここで、制御指令とは、室内機12の運転/停止指令、室内機12の運転モードの変更指令等である。また、各種機器の動作の制御とは、圧縮機111、室外ファン114及び室内ファン123の回転数の調整や、膨張弁122の開度の調整等をいう。また、GHP10の制御部は、コントローラ70からの制御指令に応じて、GHP10の運転実績に関するデータ(以下、運転データという)をコントローラ70に送信する。GHP10の運転データには、室外機11の運転パラメータ(通常モード等)、室内機12の運転パラメータ(起動/停止の状態、設定温度、冷房/暖房/除湿等の運転モード等)、室外温度、室内温度、室外機11内及び室内機12内の各種機器の状態値(ファン114,123や圧縮機111の回転数、圧縮機111への入力電流等)、各種センサ15〜18の検出値等が含まれる。なお、各種センサ15〜18とは、室内機12の吸込口付近に設置され、被空調空間Sの温度(室内温度)を検出する室内温度センサ15と、室外機11の吸込口付近に設置され、室外機11の近傍の外気温度を検出する室外温度センサ16と、冷媒回路14の所定の位置に設置され冷媒温度を検出する冷媒温度センサ17と、冷媒回路14の所定の位置に設置され冷媒圧力を検出する冷媒圧力センサ18とである。
一般に、GHPは、圧縮機がガスエンジンで駆動するため、定期的な保守(以下、定期保守という)を行う必要がある。よって、GHPは、一般に、所定の期間の満了又はGHPの所定の運転時間への到達のいずれかの条件によって定期保守が行われるようにメーカー等によって定められている。定期保守の内容は、具体的には、エンジンオイルやフィルタの点検や交換等が挙げられる。そして、本実施形態のGHP10においても、メーカーが指定する所定の期間(具体的には、ガスエンジン111aの点検が必要であると思われる期間)の満了、又は、GHP10の運転時間(具体的には、ガスエンジン111aの累積運転時間)のメーカーが指定する所定の運転時間への到達のいずれかの条件が満たされると定期保守を行うようにしている。ここでは、メーカーが指定する所定の期間をメーカー指定保守満了期間(第1の保守満了期間に相当)といい、メーカーが指定する所定の運転時間をメーカー指定運転時間(第1運転時間に相当)という。そして、本実施形態でのメーカー指定保守満了期間は、5年であり、メーカー指定運転時間は、1万時間である。なお、いずれかの条件が満たされて定期保守が行われると、これまでのGHP10の累積運転時間や、前回の定期保守からの経過期間又はGHP10の設置時からの経過期間はリセットされる。すなわち、定期保守が行われた時点を新たな開始点として、次回の定期保守に向けてのGHPの累積運転時間のカウント及び経過期間のカウントが開始される。
(2−2)EHP40の構成
次に、EHP40の構成について図2を用いて説明する。
EHP40は、主として、室外機41と、室内機42と、室外機41と室内機42とを接続する冷媒配管43とを有している。室外機41及び室内機42は、それぞれ、室外側冷媒回路440a、室内側冷媒回路440bを有しており、これらが冷媒配管43によって接続されることで、1の冷媒回路44が形成されている。室外機41内には、圧縮機411、室外熱交換器412、四路切換弁413等の室外側冷媒回路440aを構成する機器や室外ファン414が収容されており、室内機42内には、室内熱交換器421、膨張弁422等の室内側冷媒回路440bを構成する機器や室内ファン423が収容されている。ここで、圧縮機411は、電気モータ411aを動力源としている。電気モータ411aは、外部から電力の供給を受けて駆動されるようになっており、これにより圧縮機411が稼働する。
なお、EHP40で空調されて冷やされた又は暖められた空気は、室内機42に形成される吹出口424を介して被空調空間Sに送られる。これにより、EHP40は、被空調空間Sの冷房又は暖房を行っている。
室外機41の制御部(図示せず)と室内機42の制御部(図示せず)との集合体であるEHP40の制御部(図示せず)は、GHP10の制御部とほぼ同様の構成を採りほぼ同様の動作を行う。よって、説明を省略する。なお、図2では、EHP40に係わる各種のセンサを示していないが、GHP10と同様に設けられており、各種のセンサによる検出信号を受信しているものとする。
(2−3)コントローラ70の構成
図3は、第1実施形態に係るコントローラ70の概略構成図である。
以下、コントローラ70の構成について図3を用いて説明する。
コントローラ70は、図3に示すように、主として、通信部71と、記憶部72と、入力部73と、出力部74と、制御部75とを有している。
通信部71は、コントローラ70をネットワーク(専用の通信線5)に接続可能にするネットワークインターフェースである。
記憶部72は、ハードディスク等から構成されており、主として、保守条件データベース72aと、累積運転時間データベース72bと、スケジュールデータベース72cと、運転データベース72dと、制御指令データベース72eとを保持している。
(2−3−1)保守条件データベース72a
保守条件データベース72aには、メーカー指定保守満了期間及びメーカー指定運転時間が記憶されている。GHP10のメーカー指定保守満了期間及びメーカー指定運転時間は、管理者等が予め後述する入力部73を介してメーカー指定保守満了期間やメーカー指定運転時間を入力することによって、その入力情報が後述する制御部75によって受け付けられて、保守条件データベース72aに格納される。
(2−3−2)累積運転時間データベース72b
累積運転時間データベース72bは、後述する運転時間管理部75bによって算出されたGHP10の累積運転時間が記憶されている。
(2−3−3)スケジュールデータベース72c
スケジュールデータベース72cは、GHP用運転スケジュール及びEHP用運転スケジュール(いずれも後述する)のデータが格納されている。
(2−3−4)運転データベース72d
運転データベース72dには、後述するデータ収集部75aによって収集されたGHP10やEHP40の運転データが格納される。
(2−3−5)制御指令データベース72e
制御指令データベース72eには、後述する指令生成部75eによって生成されたGHP10やEHP40に対する制御指令のデータが格納されている。
入力部73及び出力部74は、タッチパネル式ディスプレイとして一体的に構成されるものである。ディスプレイ上に表示される管理者等の入力を受け付ける機能を有するボタン等に管理者等が触れることで、当該ボタンに対応する制御処理が制御部75によって実行されることになる。なお、入力部73及び出力部74は上述のように一体的に構成されたものではなく、別体であってもよい。例えば、入力部73は、マウスやキーボードから構成されるものであり、出力部74は、ディスプレイやスピーカーから構成されるものであってもよい。
制御部75は、CPU、ROM、RAM等から構成されており、記憶部72に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、データ収集部75a、運転時間管理部75b、GHP用運転スケジュール作成部75c、EHP用運転スケジュール作成部75d、指令生成部75e、指令送信部75f等として機能する。
(2−3−6)データ収集部75a
データ収集部75aは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、GHP10の制御部やEHP40の制御部から、それぞれ、GHP10の運転データ、EHP40の運転データを収集する。これらの運転データは、データ収集部75aによって、運転データベース72dに格納される。
(2−3−7)運転時間管理部75b
運転時間管理部75bは、GHP10の運転時間を管理している。運転時間管理部75bは、年毎、月毎、日毎のGHP10の累積運転時間を算出し、これらのデータを累積運転時間データベース72bに格納している。運転時間管理部75bによってGHP10の新たな累積運転時間が算出されて累積運転時間データベース72bに格納される度に、累積運転時間データベース72bに記憶されている古いGHP10の累積運転時間のデータは消去されて、新たなGHP10の累積運転時間のデータに書き換えられることになる。
(2−3−8)GHP用運転スケジュール作成部75c(第1運転スケジュール作成部に相当)
GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の運転スケジュール(GHP用運転スケジュールという、第1運転スケジュールに相当)を作成する。具体的なGHP用運転スケジュール作成部75cの動作については後述する。
(2−3−9)EHP用運転スケジュール作成部75d(第2運転スケジュール作成部に相当)
EHP用運転スケジュール作成部75dは、EHP40の運転スケジュール(EHP用運転スケジュールという、第2運転スケジュールに相当)を作成する。具体的なEHP用運転スケジュール作成部75dの動作については後述する。
(2−3−10)指令生成部75e
指令生成部75eは、GHP10やEHP40に対する制御指令を生成する。この生成された制御指令のデータは、指令生成部75eによって制御指令データベース72eに格納される。
(2−3−11)指令送信部75f
指令送信部75fは、制御指令データベース72eに記憶されたGHP10やEHP10に対する制御指令のデータを、それぞれ、GHP10、EHP40に対して送信する。これにより、コントローラ70は、GHP10やEHP40の空調制御を行っている。
(3)コントローラ70での処理
図4は、第1実施形態に係るコントローラ70の処理を示すフローチャートである。
以下、コントローラ70での処理について図4を用いて説明する。
(3−1)GHP用運転スケジュールの作成処理について
まず、GHP10の設置時、及び、GHP10の設置時からメーカー指定保守満了期間を過ぎるまでの間に1年毎に(年計画で)、行われるその年のGHP用運転スケジュールの作成処理について説明する。
図4に示すように、ステップS1では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10のメーカー指定運転時間をGHP10のメーカー指定保守満了期間で除することにより、GHP10が年間に運転可能な年間運転可能時間を算出する。よって、本実施形態では、10000時間を5年で除することになるので、GHP10の年間運転可能時間は、2000時間となる。なお、このステップS1は、GHP10の設置時にのみ行われる動作であり、これから毎1年におけるスケジュール作成処理では、ステップS2から行われることになる。
ステップS2では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の年間余剰運転時間があるか否かを判定する。GHP10の年間余剰運転時間とは、GHP10の年間運転可能時間からその時点(すなわち、新たなスケジュールの作成時点)までのGHP10の累積運転時間を減算することによって算出される、スケジュール通りに使用されなかった年間当たりのGHP10の運転時間である。GHP10の年間余剰運転時間が0を超えればGHP10の年間余剰運転時間があると判定してステップS3に移行し、他方、GHP10の年間余剰運転時間が0であれば、GHP10の年間余剰運転時間がないと判定してステップS4へ移行する。
ステップS3では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、前年度のGHP10の年間運転可能時間に、GHP10の年間余剰運転時間を残りの年数(すなわち、メーカー指定保守満了期間から、GHP10の設置時からの経過期間又は前回の定期保守からの経過期間を減算した年数)で除した値(ここでは、加算用余剰運転時間という)を加算して、その年(今年度)のGHP10の年間運転可能時間を算出する。よって、例えば、スケジュールの作成時点がGHP10の設置時から3年が経過している場合(すなわち、メーカー指定保守満了期間までの残りの年数が2年の場合)で、GHP10の年間余剰運転時間が250時間の場合、250時間を2年で除した値である125時間をGHP10の加算用余剰運転時間としてGHP10の年間運転可能時間である2000時間に加算することにより、今年度のGHP10の年間運転可能時間を算出する。すなわち、この場合の今年度のGHP10の年間運転可能時間は、2125時間となる。
ステップS4では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、ステップS1又はステップS3で算出されたGHP10の年間運転可能時間から、GHP10が月に運転可能な月間運転可能時間を算出する。例えば、GHP10の年間運転可能時間が2100時間であれば、GHP10の月間運転可能時間は、2100時間を12月で除するので、175時間となる。
ステップS5では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の月間運転可能時間と、記憶部72の所定のデータベースに記憶されているGHP10の月間稼働日(その月の、GHP10を稼動すると考えられる日、例えば、ビルBに入っているテナントの営業日)のデータとに基づいて、GHP10が1日に運転可能な日間運転可能時間を算出する。例えば、GHP10の月間運転可能時間が175時間で、GHP10の月間稼働日が25日である場合、175時間を25日で除した値である7時間が、GHP10の日間運転可能時間となる。
ステップS6では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の日間運転可能時間と、記憶部72の所定のデータベースに記憶されている1日の稼働時間帯(その日1日の、GHP10を稼働すると考えられる時間帯、例えば、ビルBに入っているテナントの営業時間)のデータとに基づいて、1日のGHP10の運転時間帯(GHP運転時間帯という)を算出する。具体的には、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の日間運転可能時間を超えないようなGHP運転時間帯、例えば、日間運転可能時間が7時間であれば、8:00〜12:00及び13:00〜16:00にGHP10を運転させるといったようなGHP運転時間帯を算出する。そして、GHP用運転スケジュール作成部75cは、算出したGHP運転時間帯をスケジュールデータベース72cに格納する。
以上のように、第1実施形態では、年計画で、その年のGHP10の年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯が算出されることにより、GHP用運転スケジュールが作成されている。そして、GHP用運転スケジュールは、GHP10の年毎、月毎、日毎の運転時間がGHP10の年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間を超えないような、或いは、GHP10の年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間と同時になるような運転スケジュールである。
すなわち、GHP用運転スケジュールでGHP10を運転することによって、メーカー指定保守満了期間が満了するより前に、GHP10の累積運転時間(ガスエンジン111aの累積運転時間)がメーカー指定運転時間に到達することがないようにすることができる。よって、GHP10の定期保守を、メーカー指定保守満了期間の満了毎に行うことが可能になり、GHP10の保守回数を最小にすることができる。よって、GHP10の保守コストを抑制できる。従って、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストを抑制できる。
(3−2)EHP40の運転スケジュールの作成処理について
上述したようにGHP用運転スケジュール作成部75cによってGHP用運転スケジュールが作成されると、EHP用運転スケジュール作成部75dは、GHP用運転スケジュールと、1日の稼動時間帯とに基づいて、EHP用運転スケジュールを作成する。
具体的には、例えば、「8:00〜12:00、13:00〜16:00の時間帯において、GHP10を運転させる」といったGHP用運転スケジュールが作成された場合であって、1日の稼働時間帯が8:00〜20:00である場合、EHP用運転スケジュール作成部75dは、「12:00〜13:00、16:00〜20:00の時間帯において、EHP40を運転させる」といったEHP用運転スケジュールを作成する。そして、EHP用運転スケジュール作成部75dは、作成したEHP用運転スケジュールをスケジュールデータベース72cに格納する。
なお、GHP用運転スケジュール及びEHP用運転スケジュールが作成された後は、これらの運転スケジュールに基づいて、指令生成部75eが、GHP10及びEHP40に対する制御指令を生成して、これらの制御指令を制御指令データベース72eに格納する。そして、指令送信部75fは、制御指令データベース72eに記憶されたGHP10やEHP10に対する制御指令のデータを、それぞれ、GHP10、EHP40に対して送信する。これにより、コントローラ70は、GHP10及びEHP40のスケジュール運転を行っている。
以上のように、空調制御システム100では、GHP10の累積運転時間のメーカー指定運転時間への到達がメーカー指定保守満了期間の満了よりも前にこないようなGHP用運転スケジュールに基づいて、EHP用運転スケジュール作成部75dがEHP用運転スケジュールを作成している。よって、メーカー指定保守満了期間毎にGHP10の定期保守を行うことができる。また、空調制御システム100では、GHP10及びEHP40の両者を協調させて制御を行っているので、GHP10の累積運転時間のメーカー指定運転時間への到達がメーカー指定保守満了期間の満了よりも前にこないようにGHP10の制御された運転時間(空調)の分については、EHP40を運転させることで補うことができている。すなわち、被空調空間SにGHP10及びEHP40を混在させ且つ協調させて制御する特性を生かすことができている。
(4)特徴
従来、居室等の被空調空間に、GHPとEHPとが混在し、両者が協調して被空調空間の空調を行う空調制御システムが提案されている。
ここで、一般に、GHPは、圧縮機の動力源としてガスエンジンを使用しているので、エンジンオイル等の定期的な交換・点検等の定期保守を行う必要がある。そして、この定期保守の時期は、GHPのメーカーにより、通常、所定の期間毎、又は、GHPの累積運転時間が所定時間を超えた時(特開2003−42519号公報を参照)、とされている。このため、GHPを頻繁に使う等を行うと、所定の期間の満了前にGHPの累積運転時間が所定時間を超えやすく、定期保守の回数が多くなると考えられる。定期保守の回数が多くなると、保守コストが増大するため、コスト面からは好ましくない。また、定期保守を行う場合は、一時的にGHPを停止させる必要があるので、保守回数の増大は、ユーザの快適性の面でも好ましくないと考えられる。
そこで、第1実施形態では、メーカー指定保守満了期間と、メーカー指定運転時間とからGHP用運転スケジュールを作成している。具体的には、年毎、月毎、日毎の運転可能な運転可能時間である、年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を算出することによって、GHP用運転スケジュールを作成している。そして、このGHP用運転スケジュールから、EHP用運転スケジュールを作成している。
つまり、GHP10のメーカー指定保守満了期間が満了する前にGHP10の累積運転時間がメーカー指定運転時間を超えないように、或いは、GHP10のメーカー指定保守満了期間が満了する時とGHP10の累積運転時間がメーカー指定運転時間に到達する時とが同時にくるように、GHP10を計画的にGHP用運転スケジュールに基づいて運転させる一方で、GHP10の制御した運転時間の分については、EHP40を運転することで補っている。
これにより、GHP10の定期保守を、GHP10の寿命時期までメーカー指定保守満了期間毎に行うことができるので、GHP10の保守回数ひいては保守コストを最小にすることができる。なお、EHP40は、GHP10のように保守満了期間の満了又はメーカー指定運転時間の超過による保守は行われないので、EHP40を長く運転させてもメンテナンスコストにさほど影響は出ないと考えられる。以上のことから、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストを抑制できている。
(5)変形例
(5−1)変形例1A
GHP10の月間運転可能時間及びGHP10の日間運転可能時間の算出、GHP用運転スケジュールの作成は、上記のものに限られない。
例えば、GHP用運転スケジュール作成部75cは、ガス料金と、電気料金と、電力デマンド値と、被空調空間Sの空調負荷と、GHP10の機械特性と、EHP40の機械特性との少なくとも1つを考慮して、GHP10の月別の月間運転可能時間、GHP10の日別の日間運転可能時間、GHP運転時間帯の算出を行ってもよい。
具体的には、月間運転可能時間、日間運転可能時間及びGHP運転時間帯の算出を、季節等の外部状況に影響を受ける被空調空間Sの空調負荷(空調をあまり行わなくてもよいと考えられる中間期の月は低く、逆に、空調を多く行う必要がある夏季・冬季の月は高い等)を考慮したり、季節・時間帯別のガス料金及び電力料金の単価を考慮したりすることで行ってもよい。また、一般に、GHPは、エンジンの廃熱を有効利用して暖房を行っており、EHPよりも暖房運転に適しているということ、また、運転の立ち上がり時においてEHPよりも早く室内を暖めることができるといった特性があるので、これらの機械特性を考慮して上記の運転可能時間等を算出するものであってもよい。これらの場合、記憶部72の所定のデータベースに上述のようなデータを入力しておく必要がある。
また、記憶部72の運転データベース72dに、過去のGHPの運転実績のデータを蓄積させ、このGHP10の過去の運転実績のデータと、GHP10の年間運転可能時間とに基づいて、GHP用運転スケジュール作成部75cは、月別のGHP10の月間運転可能時間、日別のGHP10の日間運転可能時間及びGHP運転時間帯の算出を行ってもよい。
以上のような場合、より、GHP10の空調負荷を低減でき、省エネ及び省コストに貢献する。また、ユーザの生活に応じたスケジュール組みができ、ユーザの快適性もより向上する。
(5−2)変形例1B
上記実施形態では、月間運転可能時間を、単純に月間稼働日で除することにより、1日の平均の日間運転可能時間を算出しているが、これに限られるものではなく、例えば、曜日や、その日のイベント等を考慮して算出してもよい。
具体的には、例えば、過去のGHP10の運転実績のデータ等から、月・水・金は、GHP10の運転時間が長くなり、火・木は、GHP10の運転時間は短くなるといったようなデータがあるような場合、また、毎月11日はビルBの閉館時間が早いと決まっていてGHP10の運転時間が短くなるといったようなデータがある場合、これらのデータを考慮して、日別の日間運転可能時間を算出してもよい。このような場合も、変形例1Aと同様の効果を奏する。
(5−3)変形例1C
上記実施形態では、年毎、月毎、日毎のGHP10の運転可能な時間である年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間を全て算出しているが、これに限られるものではなく、これらの少なくとも1つを算出するだけであってもよい。
この場合であっても、GHPのメーカー指定保守満了期間の満了時までに、GHPの累積運転時間がメーカー指定運転時間を超えないようにGHP用運転スケジュールを作成することができるので、メーカー指定保守満了期間毎にGHP10の定期保守を行うことができる。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成機器等については、同符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態の第1実施形態と異なる点について簡単に説明すると、第1実施形態では、年計画で、GHP10の年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間及びGHP運転時間帯の算出を行い、このようなGHP用運転スケジュールを基に、GHP10のスケジュール運転を行っているが、第2実施形態では、年間運転可能時間を年毎に修正できるだけでなく、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を、月毎、日毎、時間毎に作成・修正することができるようになっている。
すなわち、第1実施形態での月間運転可能時間、日間運転可能時間及びGHP運転時間帯は、1年を通して固定されているが、第2実施形態での月間運転可能時間、日間運転可能時間及びGHP運転時間帯は、月毎、日毎、時間毎に可変である。よって、日毎に使い切れなかったGHP10の運転時間である日間余剰運転時間を残りの日数で割り振り、月毎に使い切れなかったGHP10の運転時間である月間余剰運転時間を、残りの月で割り振ることができる。また、単位時間当たりに使いきれなかったGHP10の運転時間をその1日の残り時間で割り振ることもできる。
第2実施形態のコントローラ70の構成は、第1実施形態のコントローラ70の構成と同様であるため、以下では、第2実施形態と異なる具体的な制御について説明する。
(1)GHP用運転スケジュールの作成処理について
第1実施形態と同様に、まずは、年毎に、年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を算出している。
ここで、第2実施形態では、時間毎、日毎、月毎、年毎に、GHP運転時間帯、日間運転可能時間、月間運転可能時間、年間運転可能時間を修正できるので、GHP用運転スケジュール作成部75cは、1日の単位時間毎に、単位時間当たりに使い切れなかったGHP10の余剰時間を、残りの時間(1日の稼働時間から、その日における経過した時間を減算した時間)で割り振ることができる。すなわち、GHP用運転スケジュール作成部75cは、時間毎に、GHP運転時間帯を変更することが可能である。
また、第2実施形態では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、累積運転時間データベース72bに記憶されている前日までのGHP10の累積運転時間のデータに基づいて、当日のGHP10の日間運転可能時間を算出する。ここで、第2実施形態では、日間余剰運転時間を、残りの日数(その月の日数からその月における経過日数を減算した日数)で割り振って当日の日間運転可能時間を算出している。すなわち、GHP用運転スケジュール作成部75cは、日毎に、前日のGHP運転時間帯を修正して当日のGHP運転時間帯を新たに作成することができる。また、GHP用運転スケジュール作成部75cは、日毎に、前日の日間余剰運転時間に基づいて、新たな日の日間運転可能時間を修正して作成することができる。
また、第2実施形態では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、累積運転時間データベース72bに記憶されている前月までのGHP10の累積運転時間のデータに基づいて、当月のGHP10の月間運転可能時間を算出する。ここで、第2実施形態では、月間余剰運転時間を、残りの月数(その年の月数からその年における経過月数を減算した月数)で割り振って当月の月間運転可能時間を算出している。すなわち、GHP用運転スケジュール作成部75cは、月毎に、前月の月間余剰運転時間に基づいて、新たな月の月間運転可能時間を修正して作成することができる。
なお、第2実施形態では、月毎に使い切れなかったGHP10の運転時間である月間余剰運転時間を、残りの月数で割り振っているので、月初めの日においては、前日のGHP10の日間余剰運転時間の割り振りはなく、GHP10の月間余剰運転時間の割り振りを考慮した月間運転可能時間が算出されることによって、当該月初めの日の日間運転可能時間が算出されることになる。
以上のように、GHP用運転スケジュールが作成されると、第1実施形態と同様にして、EHP用運転スケジュール作成部75dによってEHP用運転スケジュールが作成されて、これらの運転スケジュールに基づいた制御指令がGHP10及びEHP40に送信されることになる。
(2)特徴
第2実施形態では、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を、月毎、日毎、時間毎に作成・修正することができるようになっている。これにより、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストの抑制に加えて、ユーザの生活に応じたスケジュール組みができる。よって、ユーザの快適性がより向上する。
また、第2実施形態では、月間運転可能時間、日間余剰運転時間を、残りの月数、残りの日数で割り振ることができる。また、単位時間当たりに使い切れなかった余剰時間を残りの時間で割り振ることができる。よって、余剰運転時間を減らすことが可能になり、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストを抑制しながら、GHP10の運転時間をより多くとることができる。
(3)変形例
(3−1)変形例2A
GHP用運転スケジュール作成部75cは、ガス料金と、電気料金と、被空調空間Sの空調負荷と、GHP10の機械特性と、EHP40の機械特性との少なくとも1つを考慮して、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を算出してもよい。
例えば、冬季のガス料金が高い場合は、冬季に入ったときには、GHP用運転スケジュール作成部75cは、前日のGHP10の日間運転可能時間を1日の稼働時間に対して短く設定できる。また、例えば、1年を通してガス料金の単価に変動がない場合は、冬季においてGHP10の機械特性を生かすことができる。このような場合、GHP用運転スケジュール作成部75cは、GHP10の日間運転時間が1日の稼働時間に対して長くなるように設定できる。このような料金に基づくスケジュール組みを行う場合、急なガス料金の改定等があった場合の対応が困難であるが、月毎、日毎にスケジュールを作成できるので、第2実施形態ではこのような場合にも対応できる。
(3−2)変形例2B
時間毎におけるGHP用運転スケジュール作成部75cの修正は、電力デマンド値を考慮して行ってもよい。これにより、省エネ及び省コストに貢献する。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成機器等については、同符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態の第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について簡単に説明すると、まず、第1実施形態及び第2実施形態では、GHP10のメーカーが指定するメーカー指定保守満了期間とメーカー指定運転時間との関係を基に、GHP10の保守回数が最小となるようにGHP10を制御しているが、第3実施形態では、GHP10の予測される寿命期間である予測寿命期間から導くGHP10の最低必要になる最低必要保守回数から、GHP10の実際に設定される設定保守満了期間を算出し、この設定保守満了期間とメーカー指定運転時間との関係を基に、GHP10の保守回数が最小となるようにGHP10を制御している。
以下、第3実施形態の第1実施形態及び第2実施形態と異なる構成や制御処理について具体的に説明する。
(1)構成について
図5は、第3実施形態に係るコントローラ70の概略構成図である。
図5に示すように、第3実施形態では、記憶部72は、GHP10の予測される寿命期間である予測寿命期間のデータが記憶される予測寿命期間データベース72fをさらに有する。
また、制御部75は、保守満了期間設定部75gと、保守要素算出部75hと、判定部75iと、保守時期設定部75jとをさらに有する。これらの動作については、(2)制御について、の箇所で説明する。
(2)制御について
図6は、第3実施形態に係るコントローラ70の処理を示すフローチャートである。
以下、第3実施形態におけるコントローラ70での処理の流れについて図6を用いて説明する。
まず、ステップS31では、GHP10の予測寿命期間を設定する。具体的には、管理者等が入力部73を介してGHP10の予測寿命期間を入力することにより、予測寿命期間データベース72fにGHP10の予測寿命期間のデータが記憶される。
ステップS32では、GHP10のメーカー指定期間又は後述するステップS36で算出されたGHP10の別保守満了期間をGHP10の設定保守満了期間として設定する。具体的には、メーカー指定期間を設定する場合は、第1実施形態と同様に、管理者等が入力部73を介した入力操作により行う。ステップS36で算出された別保守満了期間を設定保守満了期間として設定する場合は、保守満了期間設定部75gが記憶部72内に確保される保守条件データベース72aに記憶される古い保守満了期間(メーカー指定保守満了期間又は設定保守満了期間)を新たに算出された別保守満了期間に書き換えることにより行う。
ステップS33では、保守要素算出部75hは、GHP10の最低必要保守回数を算出する。具体的には、保守要素算出部75hは、まず、GHP10の予測寿命期間を、ステップS32で設定した設定保守満了期間で除する。そして、保守要素算出部75hは、除法によって算出された値の商の部分を、最低必要保守回数として、算出する。
例えば、GHP10の予測寿命期間が13年で、設定保守満了期間が5年の場合は、13年を5年で除すると商が2、剰余が3となる。よって、この場合のGHP10の最低必要保守回数は、2回となる。
ここで、ステップS33において、GHP10の予測寿命期間が、設定保守満了期間で整除される場合は、保守要素算出部75hは、除法によって算出された値から1を減算することによって、GHP10の最低必要保守回数を算出する。例えば、GHP10の予測寿命期間が15年で、設定保守満了期間が5年の場合は、15年を5年で除すると、商は3、剰余は0となる。このとき、3から1を減算した値である2が、GHP10の最低必要保守回数となる。
ステップS34では、保守要素算出部75hは、GHP10の最終の保守である最終保守の時点からGHP10の予測寿命期間の満了時までの期間である、GHP10の最終保守後の運転期間を算出する。具体的には、保守要素算出部75hは、ステップS33の除法で算出された値の剰余の部分を、GHP10の最終保守後の運転期間として算出する。よって、予測寿命期間が13年の場合は、剰余は3であるので、3年がGHP10の最終保守後の運転期間となる。
ステップS35では、判定部75iは、GHP10の最終保守後の運転期間が、設定保守満了期間を2で除した値よりも小さいか否かを判定する。小さいと判定する場合は、ステップS36へ移行し、他方、小さくないと判定する場合は、ステップS37へ移行する。
ステップS36では、保守要素算出部75hは、設定保守満了期間から1を減算することによって、メーカー指定保守満了期間とは別の保守満了期間である別保守満了期間(第2の保守満了期間に相当)を算出する。
ステップS37では、判定部75iは、設定保守満了期間が、メーカー指定保守満了期間から1を減算した値以下である第1条件を満たし、且つ、GHP10の最終保守後の運転期間が、メーカー指定保守満了期間から1を減算した値以下である第2条件を満たすか否かを判定する。第1条件且つ第2条件を満たすと判定する場合は、ステップS38へ移行する。
ステップS38では、保守時期設定部75jは、初めて行なわれる保守の時期である初回保守時期を設定する。この初回保守時期は、保守時期設定部75jによって、保守条件データベース72aに格納される。
ここで、一般にGHPの保守を行う場合は、GHPを停止した状態で行う必要がある。よって、空調があまり必要のない(すなわち、被空調空間Sの空調負荷が小さい)中間期に保守時期を設定するのが望ましい。よって、ここでは、保守時期設定部75jは、設定保守満了期間を超えないように、且つ、設定保守満了期間に最も近づくような空調負荷が小さい中間期に、初回保守時期を設定している。
ステップS37で判定部75iが第1条件且つ第2条件を満たさないと判定する場合又はステップS38の処理を行った後は、設定保守満了期間とメーカー指定運転時間とから、第1実施形態又は第2実施形態と同様に、GHP用運転スケジュール及びEHP用運転スケジュールが作成される。
すなわち、第1実施形態及び第2実施形態では、GHP用運転スケジュール作成部75cは、メーカー指定保守満了期間と、メーカー指定運転時間とから、年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を算出しているが、第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態と同様の方法で、設定保守満了期間とメーカー指定運転時間とから、年間運転可能時間、月間運転可能時間、日間運転可能時間、GHP運転時間帯を算出している。そして、この算出により、GHP用運転スケジュールが作成される。そして、第3実施形態でも、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、このGHP用運転スケジュールに基づいて、EHP用運転スケジュールが作成される。そして、このようなプログラムの下、GHP10及びEHP40の運転が行われる。
(3)特徴
第3実施形態では、まず、GHP10の予測寿命期間を設定し、この予測寿命期間と、メーカー指定保守満了期間とからGHP10の最低必要保守回数を算出する。次に、GHP10の最低必要保守回数から実際に設定される設定保守満了期間を算出する。そして、実際に設定される設定保守満了期間とメーカー指定運転時間との関係を基に、GHP用運転スケジュールが作成され、このGHP用運転スケジュールを基に、GHP10及びEHP40の運転が行われている。よって、GHP10の予測寿命期間において、保守回数を最小にすることができ、ひいては、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストを抑制することができる。
また、設定保守満了期間(別保守満了期間又はメーカー指定保守満了期間)は、GHP10の予測寿命期間を均等にするような、又は、均等に近いものにするような(略均等にするような)期間である。また、空調制御システム100では、メーカー指定運転時間の到達時が予定保守満了期間の満了時よりも前にこないように、望ましくは、予定保守満了期間の満了時とメーカー指定運転時間の到達時とが合うように、制御部75はGHP10を制御している。よって、空調制御システム100全体でのメンテナンスコストを抑制しながら、GHP10の運転時間を多くとることができるようになっている。
GHP10の運転時間を多めにとることができることで、GHP10の運転時間の制御による被空調空間Sにおけるユーザの快適度の低下を抑制できる。
また、第3実施形態では、初回保守時期を中間期に設定することができる。定期保守を行うにはGHP10を一時的に停止させなければならないが、中間期はあまり空調を行わなくてもよいと考えられるので、あまりGHP10を運転させなくてもよいと考えられる。よって、定期保守によるユーザの快適度の低下を避けることができる。
(4)変形例
上記実施形態では、保守時期設定部75jは、設定保守満了期間を超えないように、且つ、設定保守満了期間に最も近づくような空調負荷が小さい中間期に、初回保守時期を設定していると説明したが、これに限られるものではない。
例えば、最終保守後の運転期間がメーカー指定保守満了期間以内で延長する可能性があり、GHP10の予測寿命期間を超える場合は、初回保守時期を、設定保守満了期間を超えた、最初の中間期に設定する。
本発明は、被空調空間にGHPとEHPとが混在する種々の空調制御システムに適用可能である。
10 GHP(ガスヒートポンプ空調機)
40 EHP(電気式ヒートポンプ空調機)
70 コントローラ(空調制御装置)
72 記憶部
75 制御部
75b 運転時間管理部
75c GHP用運転スケジュール作成部(第1運転スケジュール作成部)
75d EHP用運転スケジュール作成部(第2運転スケジュール作成部)
75i 保守要素算出部
100 空調制御システム
111 圧縮機(第1圧縮機)
111a ガスエンジン
411 圧縮機(第2圧縮機)
411a 電気モータ(電動機)
S 被空調空間
特開2003−42519号公報

Claims (5)

  1. ガスエンジン(111a)を動力源とする第1圧縮機(111)を有した被空調空間(S)の空調を行うガスヒートポンプ空調機(10)と、電動機(411a)を動力源とする第2圧縮機(411)を有し、前記ガスヒートポンプ空調機(10)とともに前記被空調空間(S)の空調を行う電気式ヒートポンプ空調機(40)と、を制御する空調制御装置(70)であって、
    前記ガスヒートポンプ空調機(10)の運転時間を管理する運転時間管理部(75b)と、
    前記ガスヒートポンプ空調機(10)の運転スケジュールである第1運転スケジュールを作成する第1運転スケジュール作成部(75c)と、
    前記電気式ヒートポンプ空調機(40)の運転スケジュールである第2運転スケジュールを作成する第2運転スケジュール作成部(75d)と、
    を備え、
    前記ガスヒートポンプ空調機(10)は、前記ガスエンジン(111a)の、保守満了期間の満了又は所定の第1運転時間への到達、のいずれか一方の条件が満たされることにより保守が行われ、
    前記第1運転スケジュール作成部(75c)は、前記保守満了期間と前記第1運転時間とに基づいて前記第1運転スケジュールを作成し、
    前記第2運転スケジュール作成部(75d)は、前記第1運転スケジュールに基づいて前記第2運転スケジュールを作成する、
    空調制御装置(70)。
  2. 前記第1運転スケジュール作成部(75c)は、前記保守満了期間が満了するより前に、前記ガスエンジン(111a)の累積運転時間が前記第1運転時間に到達することがないように、前記第1運転スケジュールを作成する、
    請求項1に記載の空調制御装置(70)。
  3. 前記第1運転スケジュール作成部(75c)は、前記第1運転時間を前記保守満了期間で除することにより、年毎、月毎、日毎の少なくとも1つの前記ガスヒートポンプ空調機(10)の運転可能な運転可能時間を算出する、
    請求項1又は2に記載の空調制御装置(70)。
  4. 前記保守満了期間は、前記ガスエンジン(111a)の累積運転時間に関わらず予め設定された第1の保守満了期間であり、
    前記ガスヒートポンプ空調機(10)の予測される寿命期間である予測寿命期間を記憶する記憶部(72)と、
    前記予測寿命期間に基づいて、前記ガスヒートポンプ空調機(10)の最低必要になる保守回数である最低必要保守回数を算出し、前記最低必要保守回数に基づいて、前記第1の保守満了期間とは別の、前記予測寿命期間を略均等にするような第2の保守満了期間を算出する保守要素算出部(75i)と、
    をさらに備え、
    前記第1運転スケジュール作成部(75c)は、前記第1の保守満了期間又は前記第2の保守満了期間と、前記第1運転時間とに基づいて、前記第1運転スケジュールを作成する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調制御装置(70)。
  5. 前記第1運転スケジュール作成部(75c)は、ガス料金と、電気料金と、前記被空調空間(S)の空調負荷と、前記ガスヒートポンプ空調機(10)の機械特性と、前記電気式ヒートポンプ空調機(40)の機械特性と、の少なくとも1つにさらに基づいて、前記第1運転スケジュールを作成する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調制御装置(70)。
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