JP2003004281A - Ghp遠隔監視装置 - Google Patents

Ghp遠隔監視装置

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JP2003004281A
JP2003004281A JP2001191099A JP2001191099A JP2003004281A JP 2003004281 A JP2003004281 A JP 2003004281A JP 2001191099 A JP2001191099 A JP 2001191099A JP 2001191099 A JP2001191099 A JP 2001191099A JP 2003004281 A JP2003004281 A JP 2003004281A
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JP
Japan
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ghp
remote monitoring
monitoring device
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Application number
JP2001191099A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Taniguchi
圭仁 谷口
Masao Hattori
雅夫 服部
Masamichi Nakano
正道 中野
Kenichi Tanogashira
健一 田之頭
Taku Nakamura
卓 中村
Norimichi Murai
則通 村井
Katsuo Suzuki
勝雄 鈴木
Naoki Sugiyama
直樹 杉山
Yoshihiro Nakamura
由浩 中村
Satoru Suzuki
覚 鈴木
Katsumi Murai
克巳 村井
Fumio Aoi
文男 青井
Hiroshi Furumura
博 古村
Yutaka Inano
豊 稲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Yanmar Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/52Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速で的確な保守作業を促し,メンテナンス
コストの低減を図ることができるGHP遠隔監視装置を
提供すること。 【解決手段】 GHP遠隔監視装置1はアダプタ10と
無線電話端末2とを有する。アダプタ10は,中央演算
処理部11と記憶装置12と空調機接続端子13と回線
端末接続端子14とを有している。アダプタ10は,回
線端末接続端子14及び無線電話端末2を介して監視用
コンピュータと通信可能に構成されている。アダプタ1
0は,室外機81等の運転情報データを採取して記憶装
置12に格納する運転情報採取手段と,運転情報データ
の全ての種類のデータを高機能データとして監視用コン
ピュータに送信する高機能データ送信手段と,運転情報
データのうちの一部の種類のデータを標準データとして
監視用コンピュータに送信する標準データ送信手段とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,室外機と室内機とを有するガス
エンジンヒートポンプ型空調装置(GHP)を遠隔監視
するためにGHPに配設されるGHP遠隔監視装置に関
する。
【0002】
【従来技術】ガスエンジンヒートポンプ型空調装置(G
HP)は徐々に普及率が高まり,そのメンテナンス体制
をこれまで以上に充実させる必要がでてきた。従来は,
故障を顧客が発見し,その内容が電話連絡等により保守
担当者に知らされ,その後に実際の保守作業が行われる
という体制が主流であった。一方,GHPにGHP遠隔
監視装置を配置して,遠隔地に配置した監視用コンピュ
ータによって監視業務を行うことも検討されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,未だ,十分な
機能を有して,迅速で的確な保守作業を促し,メンテナ
ンスコストを低減できるGHP遠隔監視装置の開発がな
されているとはいえない。本発明は,かかる従来の問題
点に鑑みてなされたもので,迅速で的確な保守作業を促
し,メンテナンスコストの低減を図ることができるGH
P遠隔監視装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,室外機と室内機
とを有するガスエンジンヒートポンプ型空調装置(以下
GHPという)を遠隔監視するためのGHP遠隔監視装
置であって,該GHP遠隔監視装置は,上記室外機に接
続されるアダプタと,該アダプタに接続されていると共
に外部の監視用コンピュータと無線電話回線を介して接
続される無線電話端末とを有し,上記アダプタは,少な
くとも,中央演算処理部と,記憶装置と,1又は複数の
上記室外機と接続するための空調機接続端子と,上記無
線電話端末と接続するための回線端末接続端子とを有し
ていると共に,該回線端末接続端子及び上記無線電話端
末を介して上記監視用コンピュータと通信可能に構成さ
れており,1又は複数の上記室外機及び該室外機に接続
された1又は複数の上記室内機の運転情報データを,上
記空調機接続端子を介して一定時間毎に採取して上記記
憶装置に格納する運転情報採取手段と,所定の条件が成
立した際に,上記記憶装置に格納されている上記運転情
報データの全ての種類のデータを高機能データとして上
記監視用コンピュータに送信する高機能データ送信手段
と,所定の条件が成立した際に,上記記憶装置に格納さ
れている上記運転情報データのうちの一部の種類のデー
タを標準データとして上記監視用コンピュータに送信す
る標準データ送信手段とを有していることを特徴とする
GHP遠隔監視装置にある。
【0005】本発明のGHP遠隔監視装置は,上記のご
とく,アダプタと無線電話端末とを有してなる。また,
上記アダプタと上記無線電話端末とは,上記回線端末接
続端子を介して接続されている。そして,アダプタは,
上記無線電話端末によって遠隔地にある上記監視用コン
ピュータと無線電話回線を介してデータ通信を行えるよ
うになっている。そのため,上記GHP遠隔監視装置に
は,有線の電話回線を接続する必要がなく,設置コスト
を低減することができる。
【0006】また,上記アダプタは,上記運転情報採取
手段を有していると共に,上記高機能データ送信手段及
び標準データ送信手段という2種類のデータ送信手段を
有している。そのため,詳細にデータ分析をすることが
必要な場合には上記高機能データ送信手段を用いて比較
的大量のデータを送信する一方,一部の最低限の運転情
報がわかれば十分である場合には,上記標準データ送信
手段を用いてデータ送信量を低減することができる。そ
のため,全体の通信コストの低減,すなわちメンテナン
スコストの低減を図ることができる。
【0007】上記高機能データ送信手段および標準デー
タ送信手段としては,各データの最新データのみを送る
ようにすることができる。また,最新から過去に一定期
間遡った高機能データのトレンドを種類とデータ数を指
定して,送信するように構成することも可能である。
【0008】なお,上記高機能データ送信手段及び標準
データ送信手段を実行するための所定の条件としては,
後述するごとく様々な条件を採用することができる。そ
して,アダプタ自身により所定条件を管理する方法も採
れるし,上記監視用コンピュータからの指示を受ける方
法を採ることもできる。
【0009】このように,本発明によれば,メンテナン
スコストの低減を図ることができるGHP遠隔監視装置
を提供することができる。
【0010】なお,上記の各接続端子としては,例え
ば,コネクタ式,圧着式,ネジ止め式,差込式,あるい
は半田接合式,その他の様々な端子構造を採用すること
ができる。
【0011】次に,請求項2の発明のように,上記アダ
プタは,上記高機能データ送信手段又は上記標準データ
送信手段のいずれか一方を,上記室外機の累積運転時間
が所定時間に達した際に実施する定期点検発呼手段を有
していることが好ましい。GHPのメンテナンス必要時
期は上記室外機の累積運転時間に依存する場合が多いの
で,これに応じてタイミング良く運転状態を上記監視用
コンピュータによって知ることができる。それ故,メン
テナンス時期の最適化などにも役立てることができる。
なお,上記高機能データ送信手段と標準データ送信手段
のいずれを実施するかは,予め上記アダプタの設定デー
タによって設定しておく方法がある。
【0012】また,請求項3の発明のように,上記所定
時間は,上記アダプタに任意に設定できる基準時間と猶
予時間とを用いて上記基準時間から上記猶予時間を引い
た時間とすることができる。この場合には,例えば上記
基準時間として定期点検に最適な時期に相当する時間を
設定しておき,かつ,上記猶予時間として適度な時間を
設定することにより,最適な定期点検の前に猶予期間を
つくることができ,GHPの定期点検の実施日を調整で
き,さらにきめ細かく対応することができる。
【0013】また,請求項4の発明のように,上記アダ
プタは,上記高機能データ送信手段又は上記標準データ
送信手段のいずれか一方を,所定期間ごとに実施する定
期間発呼手段を有していることが好ましい。この場合に
は,例えば1月ごと等の一定の期間毎に上記高機能デー
タ送信手段または標準データ送信手段を実施することに
より,一定期間毎に推移する運転状況のトレンドを容易
に把握することができる。
【0014】また,請求項5の発明のように,上記アダ
プタは,上記高機能データ送信手段又は上記標準データ
送信手段のいずれか一方を,所定時間ごとに実施する定
時間発呼手段を有していることが好ましい。この場合に
は,例えば24時間ごと等の一定時間ごとに上記高機能
データ送信手段または標準データ送信手段を実施するこ
とにより,一定時間ごとに推移する運転状況のトレンド
を容易に把握することができる。
【0015】また,請求項6の発明のように,上記アダ
プタは,上記運転情報データを採取した際に該運転情報
データに基づいて異常発生を判断する異常判定手段と,
異常発生時に上記高機能データ又は上記標準データのい
ずれか一方を上記監視用コンピュータに送信する異常発
呼手段とを有していることが好ましい。
【0016】この場合には,異常発生を上記監視用コン
ピュータに早急に伝えることができると共に,異常発生
時の運転状況を上記高機能データまたは標準データによ
り伝えることができる。すなわち,監視用コンピュータ
によって,異常発生の事実と異常発生時の運転状況を容
易に把握することができ,その後保守を早急かつ精度よ
いものにすることができる。
【0017】なお,上記アダプタにおける上記異常判定
手段としては,様々な手法を採用することができる。例
えば,上記室外機または室内機が異常な運転状態に陥っ
た際に発生される異常コードを上記運転情報データに含
んでおき,これを上記アダプタが受け取った際に,即異
常発生であると判断する方法,異常コードを複数回連続
して受け取った際に異常発生であると判断する方法,或
いは複数の異常コードの特定の組合せが生じた場合に異
常発生であると判断する方法などがある。また,異常コ
ードではなく,一般的な運転情報データを基にして,ア
ダプタ自身が異常を判定する判定回路を設けることも可
能である。
【0018】また,請求項7の発明のように,上記アダ
プタは,上記運転情報データを採取した際に該運転情報
データに基づいて将来の故障発生を予知する故障予知手
段と,故障予知時に上記高機能データ又は上記標準デー
タのいずれか一方を上記監視用コンピュータに送信する
故障予知発呼手段とを有していることが好ましい。
【0019】この場合には,将来故障発生が起こりうる
ことを上記監視用コンピュータに早急に伝えることがで
きると共に,故障予知時の運転状況を上記高機能データ
または標準データにより伝えることができる。すなわ
ち,監視用コンピュータによって,将来故障が起こりそ
うなことと運転状況を容易に把握することができ,その
後の故障発生前の事前保守等をとることもできる。それ
故,GHPの保守精度を向上させることができる。
【0020】なお,上記アダプタにおける上記故障予知
手段としては,様々な手法を採用することができる。例
えば,上記室外機または室内機が異常な運転状態に陥り
そうな時に故障予知コードを発生させ,これを上記運転
情報データに含んでおく。そして故障予知コードを上記
アダプタが受け取った際に,即,将来故障が起こりうる
と判断する方法,故障予知コードを複数回連続して受け
取った際に将来故障が起こりうると判断する方法,或い
は複数の故障予知コードの特定の組合せが生じた場合に
将来故障が起こりうると判断する方法などがある。
【0021】さらに,上記故障予知手段としては,上記
室外機が故障として異常コードを出力する前の猶予期間
に室外機が検知するプレトリップの有無,あるいは冷媒
圧力やエンジン冷却水温度などの状態量をみて,故障を
回避するようにエンジン回転数などを制御する回避運転
制御の有無などを上記運転情報データに含んでおき,こ
れらに基づいて故障予知を行う方法もある。
【0022】また,請求項8の発明のように,上記アダ
プタは,手動発呼スイッチを有していると共に,該手動
発呼スイッチをオンした際に通信テスト用のデータを上
記監視用コンピュータに送信する手動発呼手段を有して
いることが好ましい。この場合には,上記GHP遠隔監
視装置を設置した際の通信テスト,あるいは保守時の通
信テストを容易に行うことができる。なお,上記手動発
呼スイッチとしては,例えば,押しボタン式,スナップ
イン式,磁気カード挿入式その他の種々の構造のスイッ
チを適用することができる。
【0023】また,請求項9の発明のように,上記アダ
プタは,その機能の設定内容を示す設定データを上記記
憶装置に保存しており,上記監視用コンピュータから呼
出された際に上記設定データを上記監視用コンピュータ
に送信する設定データ着呼手段を有していることが好ま
しい。この場合には,上記アダプタの機能の設定内容を
上記監視用コンピュータによって容易に知ることができ
る。
【0024】また,請求項10の発明のように,上記ア
ダプタは,上記監視用コンピュータから呼出された際に
上記標準データ送信手段を実行する標準データ着呼手段
を有していることが好ましい。この場合には,上記監視
用コンピュータによっていつでも標準データを見ること
ができ,保守作業の利便性を向上させることができる。
【0025】また,請求項11の発明のように,上記ア
ダプタは,上記監視用コンピュータから呼出された際に
上記高機能データ送信手段を実行する高機能データ着呼
手段を有していることが好ましい。この場合には,上記
監視用コンピュータによっていつでも高機能データを見
ることができ,保守作業の利便性を向上させることがで
きる。
【0026】また,請求項12の発明のように,上記ア
ダプタは,通信禁止スイッチを有していると共に,該通
信禁止スイッチがオンされた際に上記アダプタと外部と
の通信を停止する通信禁止手段を有していることが好ま
しい。この場合には,保守担当者が上記GHP遠隔監視
装置あるいはGHP本体(室外機または室内機)を保守
する際に,不用意な通信による不用意な動作の発生を確
実に防止することができる。
【0027】また,請求項13の発明のように,上記ア
ダプタは,接続しているGHP毎に上記アダプタと外部
との通信を停止する通信禁止手段を有していると共に,
該通信禁止手段により上記アダプタに上記アダプタと外
部との通信を停止または停止を解除する毎に,その通信
停止開始又は通信停止解除の情報を上記監視用コンピュ
ータに送信する通信停止発呼手段を有していることが好
ましい。
【0028】この場合には,上記通信禁止手段によっ
て,複数台設置のGHPの一部のGHPを保守する際
に、保守を行なうGHPのみを通信禁止にすることで,
保守を行なわないGHPの情報を確実を送信することが
できる。また,上記通信停止発呼手段によって,上記通
信禁止状態の開始と解除を上記監視用コンピュータによ
って把握することができる。これにより,例えば,監視
用コンピュータでは,どこの何号機のアダプタが通信マ
スクされ,何らかの作業が開始されたということと,ど
この何号機のアダプタが通信マスク解除され,何らかの
作業が終了したということ等を把握することができる。
【0029】また,請求項14の発明のように,上記ア
ダプタは,上記監視用コンピュータから上記運転情報デ
ータの種類と送信間隔とを含む連続モニター指令を受け
た際に,上記運転情報データを連続的に採取して上記記
憶装置に格納すると共に採取した上記種類の上記運転情
報データを連続データとして上記監視用コンピュータに
上記送信間隔で連続的に送信する連続モニター手段を有
していることが好ましい。
【0030】この場合には,指定された種類の上記運転
情報データを指定された送信間隔で連続的に上記監視用
コンピュータに送り続けることができる。これにより,
通信コストの低減と監視用コンピュータを用いた保守精
度を向上させることができる。
【0031】また,請求項15の発明のように,上記ア
ダプタは,その機能の設定内容を示す設定データを上記
記憶装置に保存するよう構成されており,該設定データ
は,上記監視用コンピュータによって設定変更可能に構
成されていることが好ましい。これにより,監視用コン
ピュータによって上記アダプタの機能を容易に選択する
ことができる。そのため,例えば,上述した定期点検発
呼手段等を採用した際に,上記高機能データ送信手段と
上記標準データ送信手段のどちらを実行するかの選択,
あるいはその他の細かい動作設定等を,上記監視用コン
ピュータによって容易に行うことができる。それ故,さ
らにきめ細かい保守作業を上記監視用コンピュータを用
いて行うことができる。
【0032】また,請求項16の発明のように,上記ア
ダプタは,上記GHPに供給される燃料ガスのガス流量
計に接続するためのガス流量計接続端子を有していると
共に,該ガス流量計接続端子から入力されたデータから
ガス使用量の積算値を算出すると共に上記記憶装置に記
憶するガス流量積算手段を有していることが好ましい。
この場合には,GHPのガス使用量データを様々な分析
に用いることができ,例えばGHPの省エネルギー化対
策立案やエネルギー管理などに役立てることができる。
【0033】また,請求項17の発明のように,上記ア
ダプタは,該アダプタに接続されている上記室外機が異
常運転時の異常コードを発信したままの状態を維持して
いる場合に,上記監視用コンピュータからの指示に従っ
て,上記異常コードの発信を停止して初期状態とする遠
隔リセット手段を有していることが好ましい。この場合
には,初期状態とするだけで対応できる保守作業を,上
記監視用コンピュータから容易に行うようにすることが
でき,保守の迅速性をさらに高めることができる。
【0034】また,請求項18の発明のように,上記ア
ダプタは,上記室外機に接続されている上記室内機に対
して,上記監視用コンピュータからの指示に従って各室
内機の運転設定を行う遠隔制御手段を有していることが
好ましい。この場合には,各室内機の起動・停止や温度
設定などを遠隔で操作することで,常に最適な運転状態
を提供することができる。
【0035】また,請求項19の発明のように,上記ア
ダプタは,上記運転情報データのうち特定の種類のデー
タ値が過去のデータ値と比べて最大又は最低の場合に,
上記特定のデータの最大値又は最低値として上記記憶装
置に保存すると共に同時に採取した全ての運転データを
上記記憶装置に保存するデータメモリ手段を有している
ことが好ましい。この場合には,特定の運転情報データ
に注目し,その最大値又は最低値と異常発生の関係を他
の運転情報データと共に分析することができる。それ
故,故障分析等の解析精度を高めることができる。
【0036】また,請求項20の発明のように,上記特
定のデータは,上記室外機における冷媒高圧データとす
ることができる。この冷媒高圧データは,具体的には上
記室外機における圧縮機から吐出される冷媒圧力のデー
タである。この冷媒高圧データが最大値の時には種々の
異常に結びつく場合が多いとされている。そのため,こ
の冷媒高圧データが最大値となった際の運転情報データ
を分析することにより,故障分析精度をさらに高めるこ
とができる。
【0037】また,請求項21の発明のように,上記ア
ダプタは,外部制御機器を接続するためのサービス端子
を有しており,該サービス端子に接続された外部制御装
置によって上記アダプタの少なくとも一部の機能を実行
できるよう構成されていることが好ましい。この場合に
は,保守時において,例えば携帯用パソコンを上記サー
ビス端子に接続することにより,上記携帯用パソコンを
用いて様々なデータ収集や室内外機操作を行うことがで
きる。また,試運転時には上記アダプタの初期設定を行
なうことができる。そのため保守時あるいは試運転時の
利便性を高めることができる。
【0038】また,請求項22の発明のように,上記ア
ダプタは,子機GHP遠隔監視装置を接続すための親子
接続端子を有しており,該親子接続端子に接続された上
記子機GHP遠隔監視装置と上記監視用コンピュータと
の無線電話回線を介した接続を上記無線電話端末によっ
て行うよう構成されていることが好ましい。
【0039】この場合には,上記無線電話端末を有する
GHP遠隔監視装置のアダプタに,上記子機GHP遠隔
監視装置を接続することにより,2つのアダプタを一つ
の無線電話端末によって監視用コンピュータに接続する
ことができる。さらに,子機GHP遠隔監視装置のアダ
プタに親子接続端子を設けた場合には,3以上のアダプ
タを上記一つの無線電話端末によって監視用コンピュー
タに接続することができる。これにより,各アダプタに
所定の複数の室外機を接続すると共に各室外機に複数の
室内機を接続して制御する構成をとることができる。そ
のため,複数のアダプタを用いるGHP遠隔監視システ
ムの装置コストを低減することができる。
【0040】また,請求項23の発明のように,上記ア
ダプタは,上記GHPの異常を検知した際に,特定の異
常コードのみを上記監視用コンピュータに送信しない異
常発呼マスク手段を有していることが好ましい。この場
合には,保守に無関係な異常コードの送信を禁止するこ
とで,データの通信量を低減することができる。
【0041】また,請求項24の発明のように,上記ア
ダプタは,上記GHPに供給される燃料ガスの消費量
を,上記高機能データを用いた演算により算出すると共
に上記記憶装置に記憶するガス消費量演算手段を有して
いることが好ましい。この場合には,GHPのガス消費
量データを様々な分析に用いることができ,例えばGH
Pの省エネルギー化対策立案やエネルギー管理などに役
立てることができる。
【0042】また,請求項25の発明のように,上記ア
ダプタは,少なくとも上記記憶装置の機能を維持するた
めのバックアップ電源を有しており,該バックアップ電
源の異常を検知すると共に,検知した上記異常を上記監
視用コンピュータに送信するバックアップ電源異常通報
手段を有していることが好ましい。この場合には,上記
アダプタの異常を上記監視用コンピュータで自動的に知
ることができ,データや通信の信頼性を高めることがで
きる。
【0043】また,請求項26の発明のように,上記ア
ダプタは,接続するGHPに固有な型式等の情報を示す
型式データを上記記憶装置に保存しておく型式データ記
憶手段を有していることが好ましい。この場合には,上
記型式データを上記監視用コンピュータに送信すること
で,上記監視用コンピュータのデータ入力作業を軽減す
ることができる。
【0044】また,請求項27の発明のように,上記ア
ダプタは,上記高機能データを上記監視用コンピュータ
に送信する際に,接続されているGHPの型式等の情報
を示す型式データを同時に送信する型式データ送信手段
を有していることが好ましい。この場合には,GHPか
ら採取できるデータはメーカーと型式によって一意に決
まるため,これらのデータを含む上記型式データを上記
高機能データと共に送付することにより,上記監視用コ
ンピュータが有するGHPのメーカーおよび型式とデー
タを関連付けるテーブルを活用することができ,データ
の送信量を低減することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるGHP遠隔監視装置につ
き,図1〜図3を用いて説明する。本例のGHP遠隔監
視装置1は,図2に示すごとく,室外機81と室内機8
2とを有するガスエンジンヒートポンプ型空調装置(以
下GHPという)を遠隔監視するためのGHP遠隔監視
装置である。図1に示すごとく,GHP遠隔監視装置1
は,室外機81に接続されるアダプタ10と,該アダプ
タ10に接続されていると共に外部の監視用コンピュー
タ7(図2)と無線電話回線6を介して接続される無線
電話端末2とを有する。
【0046】本例におけるアダプタ10は,図1に示す
ごとく,中央演算処理部11と,記憶装置12と,1又
は複数の室外機81と接続するための空調機接続端子1
3と,上記無線電話端末2と接続するための回線端末接
続端子14とを有している。そして,アダプタ10は,
回線端末接続端子14及び無線電話端末2を介して上記
監視用コンピュータ7と通信可能に構成されている。
【0047】具体的には,図2に示すごとく,無線電話
回線6としてNTT社のパケット通信サービス「DoP
a(商品名)」を利用し,ルータ61,63及び専用線
(またはISDN)62及び社内LAN64を介して監
視用コンピュータ7を接続してある。
【0048】また,図1に示すごとく,アダプタ10
は,上記GHPに供給される燃料ガスのガス流量計41
に接続するためのガス流量計接続端子15を有している
と共に,外部制御機器(パソコン)42を接続するため
のサービス端子16を有している。さらにアダプタ10
は,子機GHP遠隔監視装置3(図2)を接続すための
親子接続端子17を有している。
【0049】また,アダプタ10及び無線電話端末2
は,一つの保護ケース19に収納されている。そして,
無線電話端末2に接続された小型アンテナ25は保護ケ
ース19の外部に配設されている。また,アダプタ10
は電源49が接続されて電力供給を受け,さらに,無線
電話端末2はアダプタ10から電源線492を介してD
C5Vの電力供給を受けている。また,無線電話端末2
の電源オンオフおよびリセット指令を出すためのリセッ
ト線493が接続されている。また,アダプタ10に
は,時計45が接続され,さらに後述の機能を実施する
ための手動発呼スイッチ46及び通信禁止スイッチ47
が接続されている。
【0050】アダプタ10は,図3に示すごとく,1又
は複数の室外機81及び室外機81に接続された1又は
複数の室内機82の運転情報データD1を,空調機接続
端子13(図1)を介して一定時間毎に採取して記憶装
置12に格納する運転情報採取手段S1を有する。本例
では,1分ごとに上記運転情報採取手段S1を実行し,
1時間に60回運転情報を採取できるように構成した。
また,記憶装置12においては,60回の運転情報を記
憶し,その後は最も古いデータを廃棄すると共に新しい
データを記憶するように構成した。
【0051】そして,本例では,監視用コンピュータ7
からアダプタ10に対して,データの種類と過去何回分
の回数が欲しいかを指示する指示を送信することによ
り,その特定のデータを上記記憶装置12から監視用コ
ンピュータ7に送信する手段を設けた。
【0052】また,アダプタ10は,同図に示すごと
く,後述する所定の条件が成立した際に,上記記憶装置
12に格納されている上記運転情報データD1の全ての
種類の最新データを高機能データD2として監視用コン
ピュータ7に送信する高機能データ送信手段S2を有す
る。また,後述する所定の条件が成立した際に,上記記
憶装置12に格納されている上記運転情報データD1の
うちの一部の種類の最新データを標準データD3として
上記監視用コンピュータ7に送信する標準データ送信手
段S3をも有する。
【0053】また,本例では,上記運転情報データD1
として,室外機81及び室内機82から採取可能なデー
タ全てを含めた。そして,これが高機能データD2でも
ある。一方,上記標準データD3としては,上記運転情
報データD1のうち,需要家ID,送信日時,室外機の
運転時間・発停回数,異常警報コード,故障予知コー
ド,ガス使用量積算値等を含めた。
【0054】そして本例では,上記アダプタ10が上記
高機能データ送信手段S2と上記標準データ送信手段S
3のいずれを機能させるかについては,アダプタ10の
設定データ(図示略)の内容により選択できるようにし
た。本例では,この設定データの内容を,上記サービス
端子16に接続されるパソコン42から設定できるよう
にした。なお,このアダプタ10の設定データは記憶装
置12に保存される。
【0055】また,上記高機能データ送信手段S2又は
上記標準データ送信手段S3のいずれか一方を実施する
条件としては,主に図3に示す各手段S4〜S6に定め
た。まずは,上記室外機81の累積運転時間が所定時間
に達した際に実施する定期点検発呼手段S4である。本
例では,上記室外機81の累積運転時間が定期点検時間
に達した際に高機能データ送信手段S2上記標準データ
送信手段S3のいずれか一方を実施するように設定し
た。これにより,累積運転時間に深く関係する定期点検
時期の最適化に役立てることができる。
【0056】さらに,上記アダプタに室外機81の最適
な定期点検時期を示す基準時間と猶予時間とを設定して
おき,その基準時間から猶予時間を引いた時間を所定時
間として,この所定時間に上記室外機81の累積運転時
間が達した際に,高機能データ送信手段S2と上記標準
データ送信手段S3のいずれか一方を実施するように設
定した。これにより,定期点検時期の前に猶予期間を設
定できるため,GHPの定期点検の実施日を調整でき,
さらにきめ細かく対応することができる。
【0057】また,定期間発呼手段S5も設けた。これ
は,高機能データ送信手段S2又は標準データ送信手段
S3のいずれか一方を,所定期間ごとに実施する手段で
ある。本例では,上記所定期間として,1ヶ月単位で設
定できるように定めた。これにより,1月ごとの運転情
報データの推移を容易に把握することができる。
【0058】また,定時間発呼手段S6も設けた。これ
は,高機能データ送信手段S2又は標準データ送信手段
S3のいずれか一方を,所定時間ごとに実施する手段で
ある。本例では,上記所定時間として1時間単位で設定
できるように定めた。これにより,日毎の運転状態の推
移を容易に把握することができる。
【0059】また本例では,異常判定手段S7と異常発
呼手段S8とを設けた。異常判定手段S7は,上記運転
情報データD1を採取した際に該運転情報データD1に
基づいて異常発生を判断する手段である。本例では,室
外機81または室内機82が異常な運転状態に陥った際
に発生される異常コードを運転情報データD1に含んで
いる。そのため,この異常コードを基にして異常発生有
無を判断している。具体的には,ある特定の異常コード
が発生された場合には,即異常発生であると判断する。
また,他の特定の異常コードの場合には,これを2回連
続して受け取った際に異常発生であると判断する。さら
に他の特定の異常コードについては他の特定の異常コー
ドと同時に発せられた際に異常発生であると判断する。
本例ではこれらの判断方法を組み合わせて上記異常判定
手段S7とした。
【0060】また,異常発呼手段S8においては,異常
発生時に上記高機能データ又は上記標準データのいずれ
か一方を上記監視用コンピュータに送信する手段であ
る。本例では,異常発生時に,高機能データ送信手段S
2を実施して最新の全ての高機能データを送信するよう
に構成した。上記異常判定手段S7と異常発呼手段S8
を設けたことにより,異常発生を上記監視用コンピュー
タ7に早急に伝えることができる。さらには,GHPの
異常発生時における運転状態も,上記高機能データD2
によって容易に監視用コンピュータ7側において把握す
ることができる。そのため,その後の保守作業を迅速か
つ精度の高いものにすることができる。
【0061】また,アダプタ10には,上記のごとく通
信禁止スイッチ47を設けた。そして,この通信禁止ス
イッチ47がオンされた際に上記アダプタ10と外部と
の通信を停止する通信禁止手段(図示略)を設けた。こ
の手段を実行することによって,例えば保守中における
不用意な通信が行われ不用意な動作の発生を確実に防止
することができる。
【0062】また,アダプタ10は,接続している上記
GHP毎に上記アダプタ10と外部との通信を停止する
通信禁止手段(図示略)を有している。これにより,複
数台設置されている上記GHPの一部の上記GHPを保
守する際に、保守を行なう上記GHPのみを通信禁止に
することで,保守を行なわない上記GHPの情報を確実
を送信することができる。
【0063】また,アダプタ10は,図1に示すごと
く,上記GHPに供給される燃料ガスのガス流量計41
に接続するためのガス流量計接続端子15を有してい
る。そして,ガス流量計接続端子14から入力されたデ
ータからガス使用量の積算値を算出すると共に上記記憶
装置12に記憶するガス流量積算手段(図示略)を設け
た。本例では,上記高機能データD2の一種として上記
ガス使用量の積算値を加えて取り扱った。これにより,
監視用コンピュータ側では,GHPのガス使用量データ
を様々な分析に用いることができ,GHPの省エネルギ
ー対策などに役立てることができる。
【0064】さらに,アダプタ10は,上記記憶装置1
2に記憶する上記高機能データD2を用いて上記GHP
が消費する燃料ガス量を上記中央演算処理部11により
演算して算出すると共に上記記憶装置12に記憶するガ
ス消費量演算手段(図示略)を設けた。本例では,上記
標準データD1の一種として上記ガス消費量を加えて取
り扱った。これにより,監視用コンピュータ側では,G
HPのガス消費量データを様々な分析に用いることがで
き,GHPの省エネルギー対策などに役立てることがで
きる。
【0065】また,アダプタ10は,上記のごとく手動
発呼スイッチ46(図1)を有している。そして,手動
発呼スイッチ46をオンした際に通信テスト用のデータ
を監視用コンピュータ7に送信する手動発呼手段(図示
略)を有している。これにより,GHPの保守時あるい
は試運転時において行う通信テストを非常に容易に行う
ことができる。
【0066】また,アダプタ10には,図1に示すごと
く,外部制御機器としてのパソコン41を接続するため
のサービス端子16を設けた。そして,サービス端子1
6に接続されたパソコン41によって上記アダプタ10
の少なくとも一部の機能を実行できるよう構成した。こ
れにより,GHPの保守作業,テストなどの作業や上記
アダプタの初期設定作業を容易にした。
【0067】また,本例では,図1に示すごとく,アダ
プタ10には,子機GHP遠隔監視装置3を接続するた
めの親子接続端子17を設けた。そして,図2に示すご
とく,アダプタ接続線23により複数の子機GHP遠隔
監視装置3を繋いだ。各子機GHP遠隔監視装置3に
は,親としての上記GHP遠隔監視装置1におけるアダ
プタ10とほぼ同機能を有するアダプタ30を設けてあ
る。各子機GHP遠隔監視装置3には無線電話端末が配
設されていない。
【0068】また,アダプタ10及び各アダプタ30に
は,GHP接続線21によって複数のGHP室外機81
が接続されている。また,各室外機81には,外内接続
線22によって複数の室内機82が接続されている。そ
して,全てのアダプタ10,30と監視用コンピュータ
7との通信は,親としてのGHP遠隔監視装置1におけ
る無線電話端末2を介して行うように構成されている。
【0069】このように,本例のGHP遠隔監視装置1
は,上記のごとく,アダプタ10と無線電話端末2とを
有し,アダプタ10と無線電話端末2とは,回線端末接
続端子14を介して接続されている。そして,アダプタ
10は,上記無線電話端末2によって遠隔地にある上記
監視用コンピュータ7と無線電話回線を介してデータ通
信を行えるようになっている。さらに子機GHP遠隔監
視装置3におけるアダプタ30は,上記親としてのGH
P遠隔監視装置1のアダプタ10及び無線電話端末2を
使って,無線電話回線を介したデータ通信を行えるよう
になっている。そのため,上記GHP遠隔監視装置1及
び子機GHP遠隔監視装置3には,有線の電話回線を接
続する必要がなく,設置コストを低減することができ
る。
【0070】また,アダプタ10,30は,運転情報採
取手段S1を有していると共に,上記高機能データ送信
手段S2及び標準データ送信手段S3という2種類のデ
ータ送信手段を有している。そのため,詳細にデータ分
析をすることが必要な場合には高機能データ送信手段S
2を用いて比較的大量のデータを送信する一方,一部の
最低限の運転情報がわかれば十分である場合には,上記
標準データ送信手段S3を用いてデータ送信量を低減す
ることができる。そのため,全体の通信コストの低減,
すなわちメンテナンスコストの低減を図ることができ
る。
【0071】また,アダプタ10,30は,上記室外機
81の異常または予知を検知した際に,特定の異常コー
ドのみを上記監視用コンピュータ7に送信しない異常発
呼マスク手段(図示略)を有している。そのため,保守
に無関係な異常コードの送信を禁止することで,データ
送信量を低減することができる。
【0072】また,アダプタ10,30は,上記記憶装
置12及び時計45の機能を維持するためのバックアッ
プ電源を有しており,該バックアップ電源の異常を検知
すると共に,検知した上記異常を上記監視用コンピュー
タに送信するバックアップ電源異常通報手段(図示略)
を有している。そのため,上記アダプタ10,30の異
常を上記監視用コンピュータ7で自動的に知ることがで
き,データや通信の信頼性を高めることができる。
【0073】また,上記アダプタ10,30は,上記高
機能データD2を監視用コンピュータ7に送信する際
に,接続されているGHPの型式等の情報(本例では,
メーカーと型式を示すデータ)を含む型式データを同時
に送信するように構成した。このため,GHPから採取
できるデータはメーカーと型式によって一意に決まるた
め,これらのデータを含む上記型式データを上記高機能
データD2と共に送付することにより,上記監視用コン
ピュータ7が有するGHPのメーカーおよび型式とデー
タを関連付けるテーブルを活用することができ,データ
の送信量を低減することができる。
【0074】実施形態例2 本例は,図4に示すごとく,実施形態例1をベースにし
て,さらに機能を付け加えたGHP遠隔監視装置1の例
である。本例のアダプタ10は,上記運転情報データD
1を採取した際に該運転情報データD1に基づいて将来
の故障発生を予知する故障予知手段S9を有する。本例
では,室外機81または室内機82が,近い将来,異常
な運転状態に陥ることを判定した予知情報を基にして予
知発生有無を判断している。具体的には,ある特定の予
知コードを検知した場合には,その検知回数の合計が設
定回数に達することによって予知発生であると判断す
る。
【0075】また,故障予知時に上記高機能データD2
又は標準データD3のいずれか一方を監視用コンピュー
タ7に送信する故障予知発呼手段S10を設けた。本例
では,故障予知時に上記高機能データ送信手段S2を実
施して高機能データD2を監視用コンピュータ7に送る
ように構成した。
【0076】この故障予知手段S9及び故障予知発呼手
段S10を設けることによって,将来故障発生が起こり
うることを監視用コンピュータ7に早急に伝えることが
できると共に,故障予知時の運転状況を高機能データD
2により詳細に伝えることができる。すなわち,監視用
コンピュータ7によって,将来故障が起こりそうなこと
と運転状況を容易に把握することができ,その後の故障
発生前の事前保守等をとることもできる。それ故,GH
Pの保守精度を向上させることができる。
【0077】また,アダプタ10は,その機能の設定内
容を示す設定データD4を記憶装置12に保存してお
り,上記監視用コンピュータ7から呼出された際に設定
データD4を監視用コンピュータ7に送信する設定デー
タ着呼手段S11を有している。この機能は,監視用コ
ンピュータ7におけるアダプタ呼出し手段S71を用い
て実施できるように構成した。この機能を用いることに
よって,監視用コンピュータ7によってアダプタ10の
現在の設定内容を容易に把握することができる。
【0078】そして,さらに本例では,記憶装置12内
の設定データD4を,監視用コンピュータ7によって設
定変更可能に構成した。これにより,監視用コンピュー
タ7がある遠隔地から,アダプタ10の設定内容を容易
に最適状態に変更することができる。
【0079】また,本例のアダプタ10は,監視用コン
ピュータ7から呼出された際に標準データ送信手段S3
を実行する標準データ着呼手段S12を有する。さら
に,アダプタ10は,監視用コンピュータ7から呼出さ
れた際に高機能データ送信手段S2を実行する高機能デ
ータ着呼手段S13を有している。
【0080】この場合の監視用コンピュータ7からの呼
出は,上記アダプタ呼出手段S71を用いて行うように
構成した。この場合には,監視用コンピュータ7によっ
ていつでも高機能データD2及び標準データD3を見る
ことができ,保守作業の利便性を向上させることができ
る。
【0081】また,上記アダプタ10,30は,接続す
るGHPに固有な型式や製造番号等の情報を示す設定デ
ータを上記記憶装置12に保存しておく記憶手段を有し
ている。この場合には,上記設定データD4を上記監視
用コンピュータ7に送信することで,上記監視用コンピ
ュータ7のデータ入力作業を軽減することができる。そ
の他は,実施形態例1と同様の作用効果が得られる。
【0082】実施形態例3 本例は,図5に示すごとく,実施形態例1,2にさらに
新しい機能を追加した例である。本例のアダプタ10に
は,監視用コンピュータ7から運転情報データD1の種
類と送信間隔とを含む連続モニター指令D5を受けた際
に機能する連続モニター手段S14を設けた。なお,連
続モニター指令D5は,監視用コンピュータ7の連続モ
ニター要求手段S72により発するように構成した。ま
た,本例では,上記送信間隔として,10秒,30秒,
1分,5分のいずれかを選択できるようにした。
【0083】連続モニター手段S14は,上記連続モニ
ター指令D5を受けた際に,上記運転情報データD1を
連続的に採取して上記記憶装置12に格納すると共に採
取した上記種類の上記運転情報データD1を連続データ
D6として監視用コンピュータ7に上記送信間隔で連続
的に送信する手段である。この連続モニター手段S14
を活用することによって,指定された種類の上記運転情
報データD1を指定された送信間隔で連続的に監視用コ
ンピュータ7に送り続けることができる。これにより,
通信コストが低減でき,監視用コンピュータ7を用いた
保守精度をさらに向上させることができる。
【0084】また,本例のアダプタ10は,アダプタ1
0に接続されている室外機81が異常運転時の異常コー
ドを発信したままの状態を維持している場合に,監視用
コンピュータ7からの指示に従って,異常コードの発信
を停止して初期状態とするリセット動作M1を促す遠隔
リセット手段S15を有している。この遠隔リセット手
段S15を活用することにより,初期状態とするだけで
対応できる保守作業を,監視用コンピュータ7から容易
に行うようにすることができ,保守の迅速性をさらに高
めることができる。
【0085】また,本例のアダプタ10は,室外機81
に接続されている室内機82に対して,監視用コンピュ
ータ7からの指示に従って各室内機82の運転設定M2
を行う遠隔制御手段S16を有している。この遠隔制御
手段S16を活用することにより,各室内機82の起動
・停止や温度設定などを遠隔で操作することができ,常
に最適な運転状態を提供することができる。
【0086】さらに本例のアダプタ10は,運転情報デ
ータD1のうち,室外機81の冷媒高圧データが過去の
データ値と比べて最大の場合に,冷媒高圧データの最大
値として記憶装置12に保存すると共に同時に採取した
全ての運転データD1を記憶装置12に保存するデータ
メモリ手段S17を有している。
【0087】このデータメモリ手段S17を活用するこ
とにより,冷媒高圧データの最大値と各種の異常発生の
関係や可能性を詳細に分析することができる。それ故,
故障や故障予知の分析精度をさらに高めることができ
る。その他は実施形態例1,2と同様の作用効果が得ら
れる。
【0088】なお,上記各実施例におけるアダプタ10
に実装される接続端子としては,コネクタ式,圧着式,
ネジ止め式,差込式,半田接合式,その他の公知の種々
の端子構造を採用することができる。
【0089】また,本発明のGHP遠隔監視装置は,上
記各実施例に示したごとく,GHPの遠隔監視に非常に
有効であるが,監視対象を電気式HP,エレベータ等に
変更して応用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,GHP遠隔監視装置の
構成を示す説明図。
【図2】実施形態例1における,GHP遠隔監視装置を
用いたGHP遠隔監視システムの例を示す説明図。
【図3】実施形態例1における,各種手段を示す説明
図。
【図4】実施形態例2における,各種手段を示す説明
図。
【図5】実施形態例3における,各種手段を示す説明
図。
【符号の説明】
1...GHP遠隔監視装置, 10...アダプタ, 11...中央演算処理部, 12...記憶装置, 13...空調機接続端子, 14...回線端末接続端子, 15...ガス流量計接続端子, 16...サービス端子, 17...親子接続端子, 2...無線電話端末, 3...子機GHP遠隔監視装置, 6...無線電話回線, 7...監視用コンピュータ, 81...室外機, 82...室内機,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 311 311J 321 321E (71)出願人 000000011 アイシン精機株式会社 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 (71)出願人 000001889 三洋電機株式会社 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 (71)出願人 300034895 三洋電機空調株式会社 栃木県足利市大月町1番地 (71)出願人 000006208 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 (71)出願人 000006781 ヤンマー株式会社 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 (72)発明者 谷口 圭仁 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 服部 雅夫 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 中野 正道 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 田之頭 健一 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 中村 卓 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 村井 則通 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 鈴木 勝雄 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 杉山 直樹 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 中村 由浩 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 鈴木 覚 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 村井 克巳 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部 内 (72)発明者 青井 文男 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 古村 博 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 稲野 豊 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA02 AA04 CC19 DD06 EE01 EE22 3L061 BA05 BC04 BC05 BD03 5K048 AA08 BA08 DB01 DC01 DC07 EB08 EB12 GB08 HA01 HA02 5K101 KK13 LL01 LL11

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外機と室内機とを有するガスエンジン
    ヒートポンプ型空調装置(以下GHPという)を遠隔監
    視するためのGHP遠隔監視装置であって,該GHP遠
    隔監視装置は,上記室外機に接続されるアダプタと,該
    アダプタに接続されていると共に外部の監視用コンピュ
    ータと無線電話回線を介して接続される無線電話端末と
    を有し,上記アダプタは,少なくとも,中央演算処理部
    と,記憶装置と,1又は複数の上記室外機と接続するた
    めの空調機接続端子と,上記無線電話端末と接続するた
    めの回線端末接続端子とを有していると共に,該回線端
    末接続端子及び上記無線電話端末を介して上記監視用コ
    ンピュータと通信可能に構成されており,1又は複数の
    上記室外機及び該室外機に接続された1又は複数の上記
    室内機の運転情報データを,上記空調機接続端子を介し
    て一定時間毎に採取して上記記憶装置に格納する運転情
    報採取手段と,所定の条件が成立した際に,上記記憶装
    置に格納されている上記運転情報データの全ての種類の
    データを高機能データとして上記監視用コンピュータに
    送信する高機能データ送信手段と,所定の条件が成立し
    た際に,上記記憶装置に格納されている上記運転情報デ
    ータのうちの一部の種類のデータを標準データとして上
    記監視用コンピュータに送信する標準データ送信手段と
    を有していることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記アダプタは,上
    記高機能データ送信手段又は上記標準データ送信手段の
    いずれか一方を,上記室外機の累積運転時間が所定時間
    に達した際に実施する定期点検発呼手段を有しているこ
    とを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記所定時間は,上
    記アダプタに任意に設定できる基準時間と猶予時間とを
    用いて上記基準時間から上記猶予時間を引いた時間とす
    ることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記アダプタは,上記高機能データ送信手段又は上記標
    準データ送信手段のいずれか一方を,所定期間ごとに実
    施する定期間発呼手段を有していることを特徴とするG
    HP遠隔監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記アダプタは,上記高機能データ送信手段又は上記標
    準データ送信手段のいずれか一方を,所定時間ごとに実
    施する定時間発呼手段を有していることを特徴とするG
    HP遠隔監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において,
    上記アダプタは,上記運転情報データを採取した際に該
    運転情報データに基づいて異常発生を判断する異常判定
    手段と,異常発生時に上記高機能データ又は上記標準デ
    ータのいずれか一方を上記監視用コンピュータに送信す
    る異常発呼手段とを有していることを特徴とするGHP
    遠隔監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において,
    上記アダプタは,上記運転情報データを採取した際に該
    運転情報データに基づいて将来の故障発生を予知する故
    障予知手段と,故障予知時に上記高機能データ又は上記
    標準データのいずれか一方を上記監視用コンピュータに
    送信する故障予知発呼手段とを有していることを特徴と
    するGHP遠隔監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において,
    上記アダプタは,手動発呼スイッチを有していると共
    に,該手動発呼スイッチをオンした際に通信テスト用の
    データを上記監視用コンピュータに送信する手動発呼手
    段を有していることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項において,
    上記アダプタは,その機能の設定内容を示す設定データ
    を上記記憶装置に保存しており,上記監視用コンピュー
    タから呼出された際に上記設定データを上記監視用コン
    ピュータに送信する設定データ着呼手段を有しているこ
    とを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記監視用コンピュータから呼出
    された際に上記標準データ送信手段を実行する標準デー
    タ着呼手段を有していることを特徴とするGHP遠隔監
    視装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記監視用コンピュータから呼出
    された際に上記高機能データ送信手段を実行する高機能
    データ着呼手段を有していることを特徴とするGHP遠
    隔監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,通信禁止スイッチを有していると
    共に,該通信禁止スイッチがオンされた際に上記アダプ
    タと外部との通信を停止する通信禁止手段を有している
    ことを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,接続しているGHP毎に上記アダ
    プタと外部との通信を停止する通信禁止手段を有してい
    ると共に,該通信禁止手段により上記アダプタに上記ア
    ダプタと外部との通信を停止または停止を解除する毎
    に,その通信停止開始又は通信停止解除の情報を上記監
    視用コンピュータに送信する通信停止発呼手段を有して
    いることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記監視用コンピュータから上記
    運転情報データの種類と送信間隔とを含む連続モニター
    指令を受けた際に,上記運転情報データを連続的に採取
    して上記記憶装置に格納すると共に採取した上記種類の
    上記運転情報データを連続データとして上記監視用コン
    ピュータに上記送信間隔で連続的に送信する連続モニタ
    ー手段を有していることを特徴とするGHP遠隔監視装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,その機能の設定内容を示す設定デ
    ータを上記記憶装置に保存するよう構成されており,該
    設定データは,上記監視用コンピュータによって設定変
    更可能に構成されていることを特徴とするGHP遠隔監
    視装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記GHPに供給される燃料ガス
    のガス流量計に接続するためのガス流量計接続端子を有
    していると共に,該ガス流量計接続端子から入力された
    データからガス使用量の積算値を算出すると共に上記記
    憶装置に記憶するガス流量積算手段を有していることを
    特徴とするGHP遠隔監視装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,該アダプタに接続されている上記
    室外機が異常運転時の異常コードを発信したままの状態
    を維持している場合に,上記監視用コンピュータからの
    指示に従って,上記異常コードの発信を停止して初期状
    態とする遠隔リセット手段を有していることを特徴とす
    るGHP遠隔監視装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記室外機に接続されている上記
    室内機に対して,上記監視用コンピュータからの指示に
    従って各室内機の運転設定を行う遠隔制御手段を有して
    いることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記運転情報データのうち特定の
    種類のデータ値が過去のデータ値と比べて最大又は最低
    の場合に,上記特定のデータの最大値又は最低値として
    上記記憶装置に保存すると共に同時に採取した全ての運
    転データを上記記憶装置に保存するデータメモリ手段を
    有していることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において,上記特定のデー
    タは,上記室外機における冷媒高圧データであることを
    特徴とするGHP遠隔監視装置。
  21. 【請求項21】 請求項1〜20のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,外部制御機器を接続するためのサ
    ービス端子を有しており,該サービス端子に接続された
    外部制御装置によって上記アダプタの少なくとも一部の
    機能を実行できるよう構成されていることを特徴とする
    GHP遠隔監視装置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,子機GHP遠隔監視装置を接続す
    るための親子接続端子を有しており,該親子接続端子に
    接続された上記子機GHP遠隔監視装置と上記監視用コ
    ンピュータとの無線電話回線を介した接続を上記無線電
    話端末によって行うよう構成されていることを特徴とす
    るGHP遠隔監視装置。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記GHPの異常を検知した際
    に,特定の異常コードのみを上記監視用コンピュータに
    送信しない異常発呼マスク手段を有していることを特徴
    とするGHP遠隔監視装置。
  24. 【請求項24】 請求項1〜23のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記GHPに供給される燃料ガス
    の消費量を,上記高機能データを用いた演算により算出
    すると共に上記記憶装置に記憶するガス消費量演算手段
    を有していることを特徴とするGHP遠隔監視装置。
  25. 【請求項25】 請求項1〜24のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,少なくとも上記記憶装置の機能を
    維持するためのバックアップ電源を有しており,該バッ
    クアップ電源の異常を検知すると共に,検知した上記異
    常を上記監視用コンピュータに送信するバックアップ電
    源異常通報手段を有していることを特徴とするGHP遠
    隔監視装置。
  26. 【請求項26】 請求項1〜25のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,接続するGHPに固有な型式等の
    情報を示す型式データを上記記憶装置に保存しておく型
    式データ記憶手段を有していることを特徴とするGHP
    遠隔監視装置。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれか1項におい
    て,上記アダプタは,上記高機能データを上記監視用コ
    ンピュータに送信する際に,接続されているGHPの型
    式等の情報を示す型式データを同時に送信する型式デー
    タ送信手段を有していることを特徴とするGHP遠隔監
    視装置。
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